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6月7日からASP Summit Tokyo Spring開催

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6月7日からASP Summit Tokyo Spring開催
キープレーヤーに聞く
From:
ASP活用のユーザーメリットとビジネス展望
シトリックス・システムズ・ジャパン
From:
代表取締役所長
田 中 正 利
藤 原 洋
To:
日本経済新聞社
広 告 特 集
インターネット総合研究所
代表取締役社長
To:
メ ール
イ ン タ ビュ ー
日本経済新聞社
成長加速するASP市場
1月に開催された
「ASP Summit Tokyo Preview」
で600人近く
の参加者を集め、新しいビジネスモデルの構築に高い関心を集めた
ASP
(アプリケーション・サービス・プロバイダー)
。ASP市場の急成長
ASP活用の具体的メリットは?
ASP活用の具体的メリットは?
ASPサービスの基本原則は、利用者がアプリケーションを所有せず、必要な
●「エンドユーザーメリット」― 1)システム管理の外部委託による間接部門
アプリケーションを必要なときだけ使用し、その使用量に従って料金をASP事
の効率化 2)設備・ソフトウェアの更新作業からの開放によるシステム管理の
業者に支払うと言うことである。これにより様々な利用者側のメリットが考えら
簡素化 3)アプリケーション選択範囲の拡大 4)サーバの高機能化に伴う非
広がっている。日本ガートナーグループの発表では、日本国内の
れる。まず、アプリケーションの購入、維持・保守、アップデート等、数々の面倒か
PC機器利用による利用環境の簡素化 5)ITコストの低減
ASP市場規模は昨年の21億円から2004年には3000億円を超える
が続く米国では、ユーザー層のすそ野は大企業から中小企業まで、
またネットビジネスを展開する新興企業から既存の一般企業にまで
ら逃れられることである。これは、さらに所有しないことによる身軽さというメリ
●「ソフトベンダーメリット」― 1)直接契約による顧客ベースの確保 2)利
ットにつながる。つまり、所有してしまうと最新・最善のアプリケーションへの移
用状況の直接把握によるサービス品質の向上 3)顧客ニーズの直接把握によ
行は容易ではないが、ASP利用者にはその心配が無い。次に、ASPサービスに
る新しいサービス提供へのフィードバック 4)ネットワーク型ソフト販売体系導
にフォーカスした
「ASP Summit Tokyo Spring」
(主催:ソフトバンク
よってアプリケーションを使用する環境の制約が大幅に減少する。ASP事業が
入による更新管理と顧客管理の簡素化 5)ソフトウェア販売コストの低減
フォーラム、特別協賛:ASPインダストリ・コンソーシアム・ジャパン、協
実践される条件の一つに、端末と利用環境により幅広い選択肢を提供し、利用
環境の制限を可能な限り少なくするということがある。契約しているASP事業
貴社のASPビジネスの展望は?
者への接続さえできれば、端末の種類を意識する必要なく、また作業の場所を
選ばず、アプリケーションが使用できることになる。さらに、IT環境はASP事業
者により維持・管理されるので、利用者はそれを意識することなくサービスを利
用し、また必要であればいつでもプロによるサポートを受けることができる。
当社のASPビジネスは、
「創造型ASP起業支援事業」と呼ぶ新たなビジネス
モデルを基本としており、ASPの共通インフラ提供に始まり、段階的にコマー
スからファイナンスサービスへの発展を見据えた以下の具体的事業展開を行う。
1)ASP事業者に対する共通プラットフォームとしてのデータセンター設備提
供の合弁事業 2)データセンター設備提供会社に対する独自のトラフィックマ
貴社のASPビジネスの展望は?
と予測。21世紀のIT革命を先導するといえるだろう。このASP市場
力:日本経済新聞社/日経産業新聞)
が6月7∼9日まで、幕張メ
ッセで開催される。
そこで、開催を前に
「ASP Summit Tokyo Spring」
でプレゼン
テーションを行う有力4社
(シトリックス・システムズ・ジャパン、日本チボ
リシステムズ、日本ルーセント・テクノロジー、BMCソフトウェア)
とイン
ネジメント+セキュリティ技術に基づく運用技術支援事業 3)ASP事業者に対
ターネット運用技術を産業分野へ広く適応させ、理想的なネットワー
ク社会を創造するのを目的に設立されたインターネット総合研究所
現在の欧米ASP事業者の約70%が弊社のアプリケーション・ポータル技術
する24時間運用保守サービス提供の合弁事業 4)ASP事業者に対するコー
をインフラとして使用しており、ASPサイト構築のデファクトスタンダードとなっ
ルセンターを基本とした顧客サポートサービス提供の合弁事業 5)各産業分
ている。日本に於いてもASP事業者の支援を積極的に行い、ASP市場形成と
野における既存事業者に対するインターネット利用型新ビジネスモデル企画に
共にコンピューティングのパラダイムシフトを推進したいと考えている。
よる新たなASP合弁事業
の藤原洋代表取締役所長にメール・インタビューを試みた。ASP活
用の具体的メリットとASPビジネスの展望について答えてもらった。
ASP Summit Tokyo Spring
From:
BMCソフトウェア
From:
広 告 特 集
日本ルーセント・テクノロジー
From:
Mail Interview
日本チボリシステムズ
取締役副社長
サービス プロバイダー ネットワークス 市場開発部 部長
技術本部 本部長
製品企画本部 本部長
澤 辺 正 紀
古 市 克 典
岡崎正俊
澤 田 一 洋(写真)
To:
To:
日本経済新聞社
ASP活用の具体的メリットは?
To:
日本経済新聞社
ASP活用の具体的メリットは?
日本経済新聞社
ASP活用の具体的メリットは?
企業はASPの活用により、サーバの設置やミドルウェア、
アプリケーションの
ASPビジネスの登場により、より多くの組織(企業や社会)がインフォメーシ
運用管理ソリューションの側面から見るASP活用ユーザーが受けるメリット
カスタマイズ、その後の運用管理など、独自の開発やこれまでの導入手順を踏
ョン・テクノロジー(IT)発展の恩恵を受けられるようになります。これまで、シス
は、やはり安全かつ安定したITサービスを最小なコストで享受できる点と最新
まえることなくアプリケーションを利用できることとなり、
これによりIT投資の大
テム開発の膨大な初期投資に二の足を踏んでいた中小企業、システム開発に
IT技術を備えた戦略的ビジネス・アプリケーションをスピーディに手に入れる点
幅な削減、生産性の向上、業務の効率化が図られます。またネットワークを介し
必要な時間とマンパワーが捻出できずにいたベンチャー企業は、ASPサービス
であろう。複雑かつ高度なスキルを要する最新ITプラットフォームへの高品質
て必要なアプリケーションが提供されるため、短期間での新規ビジネスへの参
を活用して自社のIT装備を充実させていくでしょう。また、大企業にとっても
なシステム変更を自社で行わず、
ASP業者に要求できるのである。これらは、
特
入が可能となるでしょう。成長の著しい企業や大規模な企業においても、
ビジネ
ASPサービスにより、支社・支店のシステム管理を一元的に行えるメリットは極
に企業内に専任IT要員を確保しづらい中小企業や変化のスピードが求められる
スに求められる高度な機能を素早く利用することができるため、今後、
ビジネス
めて大です。ASPビジネスを支えるネットワーク技術(光波長多重やIP)、ソフ
新興企業にとって魅力あるメリットとなる。安定したサービスの提供と頻繁なシ
での大きなアドバンテージとなるスピードと柔軟性が保持できます。
トウェア技術(ERPやデータベース)の進歩は目覚ましく、今後ますますASP
ステム変更と言う一見相反する命題への果敢なチャレンジが、
サービス・レベル
サービスの利便性が向上していきます。
管理におけるベスト・プラクティスを求める。セキュリティ、
データ共有も含めた
統合運用管理ソリューションが益々お役に立つと考える。
貴社のASPビジネスの展望は?
一方で、ASP事業者はユーザからのより厳しいサービス・レベルの要求に対
貴社のASPビジネスの展望は?
(岡崎正俊)
貴社のASPビジネスの展望は?
し、高品質で継続的なサービスを提供しなければなりません。BMCでは、ASP
公衆網をベースに築かれたIP網上のASPビジネスは、早晩ユーザーニーズ
ASP事業に対する市場の注目度が急速に高まり、各社よりASP事業に参入
企業の複雑なシステム環境を常に最適な状態に保ち、
ノンストップでリアルタイ
に十分応えられなくなるでしょう。これからのネットワークは、音声を主に扱う公
する発表が、相次いで行われている。これは、従来型の企業における情報システ
ムなアプリケーションの可用性、パフォーマンス、
リカバリを保証するソリューシ
衆網から独立し、高速大容量のデータ伝送に最も適したものになっていきます。
ムの構築・運用・保守の考え方、情報産業におけるサービス構造を大きく変える
ョンを提供します。また、
これらBMC製品を利用するE-businessサイトが一定
具体的には、光技術(光波長多重化装置、光スイッチ、光アダプタ)
、第三世代無
きっかけになっており、
ネットを使用した新たな事業として確立しつつある。弊社
の基準を満たし、
ユーザに対して24時間×365日のサービス品質を保証する
線技術等により、メガビット、ギガビットクラスの伝送速度が当たり前になります。
においては、本年3月に発表したサービス・プロバイダ向けソリューションセット
サイトであることを認定するOnSiteプログラムを開始しました。この信頼性と
今後のASPビジネスはこのような次世代インフラ上で、全く新しいアプリケー
を皮切りにASPを含むサービス・プロバイダ事業に対し、最重要課題となる各
優位性を保証するOnSiteプログラムはUSでは既にInterliant社、Corio社な
ション・サービスを提供していくようになるでしょう。ルーセントは最先端の光技
事業者の顧客に向けた統合的なサービスレベル管理、及び、ASPを初めとした
ど多数のASP企業が導入しており、今後、日本国内においても諸条件が整備さ
術やセキュリティ技術等を駆使して、次世代のASPビジネスを強力にサポート
新たなネットビジネスの問題を根本から解決するソリューションを順次提供・支
れ次第、積極的に展開していく予定です。
していきます。
援体制を強化する。
(澤田一洋)
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