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第2回平取町総合教育会議資料1
資料1 第 6 次平取町総合計画説明資料 ~ 目 次 ~ 1.これまでの経過・・・・・・・1 2.計画の構成・・・・・・・・・1 3.計画の基本的な事項・・・・・1 4.基本構想・・・・・・・・・・3 5.地域別ビジョン・・・・・・・8 6.基本計画・・・・・・・・・・12 7.財政推計と予想される事業・・20 8.今後の予定 平成 27 年 10 月 平取町 まちづくり課 地域戦略係 1.これまでの経過 (1)平成 26 年 1 月~2 月 まちづくり町民アンケート(町民、中高生) (2)平成 26 年 9 月 30 日 第 6 次総合計画について町長から諮問、策定方針確認 (3)平成 27 年 2 月 24 日 第1回策定委員会一斉部会(教育、保健福祉、産業、まちづくり部会) (4)平成 27 年 6 月 第 2 回策定委員会各部会 (5)平成 27 年 9 月 第 3 回策定委員会各部会 (6)平成 27 年 10 月 13 日 第 4 回策定委員会 (7)その他 2.計画の構成 この計画は、 「計画の基本的な事項」 、 「基本構想」、 「地域別ビジョン」 、 「基本計画」、 「事業実 施計画」で構成します。 ★計画の基本的な事項 計画の目的や位置づけ、期間、策定方法、進行管理など、計画としての基本的な事項を記 載していきます。 ★基本構想 平取町のめざすまちの将来像を実現するために、基本計画を実施する際の理念とまちづ くりの方向性を示すのが「基本構想」であって総合計画の根幹となるものです。 ★地域別ビジョン 今後の地域の将来人口を示し、それらに基づく「地域の課題」「今後の取り組みの方向」 「地域のありたい姿」等、地域別懇談会などを開催し、その結果をもとに、とりまとめを行 います。 ★基本計画 基本構想で描かれた将来像・目的を達成するために基本目標を掲げ、必要な施策を分野別 に定め、その施策等の達成目標を示すとともに、限られた資源・財源を有効に活用するため の重点施策を設定しています。また、この計画は、事業実施計画の基礎となる指針としての 位置付けるものです。 ★事業実施計画 基本計画に基づきその手段の具体的な進め方を明示したものが「事業実施計画」で、年度 毎に見直すローリング方式とします。 3.計画の基本的な事項 (1)計画の名称 計画の名称は「第 6 次平取町総合計画」とします。 (2)計画策定の目的 平取町では、昭和42年度~46年度の第1次総合計画から平成27年度までの第5次総合 計画まで計画的なまちづくりを進めてきました。各計画の計画策定時には、それぞれの課題を抱 えながら、将来に向けてどのようなまちづくりを進めていくのか、議論の末に出来上がったもの と考えますが、特に第5次総合計画策定時は、国の三位一体改革、平成の大合併などの状況の中 から、平成16年9月に合併をしない判断をし、あわせて、町民が主体的にまちづくりに取り組 み、住民自治の進展と協働によるまちづくりの進展により、安心して住みよい町をつくるために 「平取町自治基本条例」 (平成20年3月)を制定しました。 しかし、人口減少や少子化、高齢化の進行、経済の低迷、情報化の進展、東日本大震災の経験、 地球温暖化による異常気象や災害の多発、経済の一層のグローバル化など、国内外の社会情勢は 大きく変化をしています。 このような状況のなかで、次代に向かって中長期的視点からめざすべき将来像、基本目標を町 民・議会・行政で共有しともに取り組み、総合的かつ計画的な町政運営を図るために本計画を策 定します。 (3)計画の位置づけ ○まちづくりの方向を示す計画 平取町が未来に向かって持続的な発展ができるよう、長期的視点からめざすべき将来像や基 本目標を設定し、推進すべき基本的な取り組みの方向を示す計画です。 ○まちづくりの最上位の計画 町で策定されている大小各種計画(ビジョン等を含む)がありますが、その中で最上位の計画。 ○行政各分野の基本的方向性を示す指針的計画 行政分野には、法令に基づく計画や独自に策定した計画など様々なものがありますが、これら 個別行政分野における基本的方向性を示す指針的計画となります。 ○総合計画策定の根拠 平取町自治基本条例第17条に基づき策定 計画体系概念図1 平取町町民憲章 平取町自治基本条例 第6次平取町総合計画 ●●計画 ●●計画 ●●計画 ●●計画 ●●計画 ●●計画 (4)計画期間 ○計画期間 平成28年度(2016年度)を初年度とし平成37年度(2025年度)の10ヵ年 ○計画期間の前期と後期 前半5年間(平成28年度~平成32年度)を前期計画、後半5年間(平成33年度~平成 37年度)を後期計画(展望計画) (5) 計画の進行管理と評価 「計画(P)→実行(D)→評価(C)→見直し(A)」のサイクルを確立 ①計画の実行と評価、そして予算編成を連動させ、一体的に進めます。 ②基本計画の分野ごとに各年度の事業内容をまとめた事業実施計画を作成し、進行管理を行い 公表します。 ③個々の事業を予算化する際の基準として、あらかじめ優先度を明記します。 ④事業の評価は、毎年度分析・検証し、その結果を事業実施計画に反映し公表します。 ⑤進行管理・評価について、定期的に総合計画審議会委員などを構成メンバーとする外部委員会 に対して、事業の追加・廃止・変更・改善にかかる意見を求めます。 ⑥基本構想及び基本計画を含む総合計画全体の評価については平成32年度に実施します。 (6)計画の変更手続き 社会情勢の変化が激しい昨今の状況などから、本計画が時代に適合しなくなる事態も想定さ れ、新たな課題へも対応しなければならない可能性もあります。このようなことから、本計画で は、計画の変更手順を定めます。 【変更手順】 ◎基本構想と基本計画の変更 ○社会情勢の変化に伴う変更 審議会の答申を受け議会議決 ○選挙公約に伴う変更 〃 ◎事業実施計画の事業内容の変更及び新規事業 ○毎年実施するローリング(3 ヵ年) 審議会の答申を受け議会報告→予算議決 ○社会情勢の変化に伴う変更 〃 ★変更手続が必要な事項とは 事業内容の大幅な変更、町の財政に大きな影響を与える重要事業が変更となる場合 ○選挙公約に伴う変更 審議会の答申を受け議会報告→予算議決 4.基本構想 (1)平取町の現状 ①位置・地勢 平取町は、日高管内の沙流郡(平取町・日高町)に属し、日高町の日高地区と門別地区に挟ま れ、東側はむかわ町と隣接しています。町の総面積は 743.09k㎡で東西 52.8km南北 41.1km とやや三角形に似たまちとなっており、市町村合併後においても北海道市町村内面積ランキン グでは25番目となっています。また、苫小牧市中心地まで 1 時間弱、新千歳空港まで 1 時間、 札幌市中心地まで 1 時間 30 分という位置となっています。 ②歴史・沿革 大正 8 年 9 村のうち、幌去村岩知志渡船場以北が分離して右左府村戸長役場(旧日高町)が 設置されました。右左府分村の背景には、この地域の行政を担当する平取他8か村戸長役場が行 政範囲の余りの広さに困窮し、十分な行政事務を行なえないという平取側の要求によって起こ されたものでした。 平成の市町村合併は人口 1 万人以下の町村をできる限り解消を目指すもので、その目標達成 の時期を平成 17 年 3 月としました。これを受けて北海道は、平成 12 年 9 月に合併のパターン を示し、その後、平成 14 年 11 月には日高西部 3 町の任意協議会を設立、平成 15 年 1 月には 穂別町、同年 2 月に鵡川町も協議会に加入し協議が行なわれ、同年 10 月に鵡川町が離脱、平成 16 年 3 月に穂別町が離脱、同年 9 月に平取町がめざす合併の協議ができなくなったことを主な 理由として自立を選択。 ③人口・就業人口 【人 口】 平成 22 年に実施した国勢調査での平取町の人口は 5,596 人、平成 12 年度の 6,503 人と比 べ 14%減少し 907 人となっています。国勢調査は 5 年ごとに行なわれる調査ですが、平成 17 年と平成 22 年を比較すると△9.3%となっており、昭和 50 年以降の調査の中では最も高い減 少率となっています。平取町の人口が最も多かったのは昭和 35 年の 13,387 人でその後減少 を続けています。 人口の推移 昭和 50 年 昭和 55 年 昭和 60 年 少年人口(0歳~14 歳) 2,444 2,056 1,685 1,370 生産年齢人口(15 歳~64 歳) 6,108 5,503 5,085 老年人口(65 歳以上) 780 935 9,332 8,494 計 平成 2 年 平成 7 年 平成 12 年 平成 17 年 平成 22 年 1,160 989 887 719 4,850 4,402 4,016 3,695 3,263 997 1,132 1,321 1,498 1,591 1,614 7,767 7,352 6,883 6,503 6,173 5,596 ④財政状況 【財政状況】 (歳出決算状況、基金と地方債現在高、各指数状況) ○平取町の一般会計の予算規模 決算額で平成18年度に66億9,800万円 平成26年度の予算では57億6,200万円 ○地方交付税 普通交付税は平成22年度から25年度まで29億円から30億円台の交付 平成26年度の普通交付税額は平成25年度の交付額を平成26年度比で8%下回る交付 ○基金積立金(町の貯金) 第 5 次計画スタート時には 10 年後は基金が底をつく 平成25年度末には26億円を超える状況 ○地方債の現在高(町の借金) 平成17年度末で91億円 平成26年度末 → 平成25年度末には57億となり大きく減少 60億を超える 【行政改革】 平成18年度から第3次行財政改革大綱 平成23年度から第 4 次行財政改革大綱 【広域連携】 日高西部消防組合、平取町外2町衛生組合、胆振東部日高西部衛生組合、 日高管内地方税滞納整理機構 (2)平取町の課題 ①町民アンケートの結果 アンケートからは、重要度が高く、満足度が低い項目が「今後改善が必要な項目」と読み取 れ、項目としては「バスなどの交通の利便性」 「日常の買い物や通院などの利便性」 「企業誘致と 就業機会・雇用の確保」 「医療機関の整備や医療体制の充実」となっています。満足度が低く重 要度が多少低い項目については、「現状を維持か改善を検討すべき項目」となっており、「消費 者ニーズに対応した商工業の活性化」「再生可能エネルギー利用の実践や環境配慮」「住宅・宅 地の整備」の項目となっています。 ②中高生アンケート結果 保健医療福祉が充実した町を希望、交通機関の充実とにぎわいのある町を希望 ③今後 10 ヵ年の課題 ・人口減少による少子化・高齢化・過疎化 ・地域産業の向上と新たな産業の創出 ・町民と行政との協働と行政の効率化 (3)平取町の将来人口 ○人口の推計 平成27年に5,372人 → 平成37年には4,538人 15.5%減少 10年後の3区分の割合 年少人口10.8% 生産年齢人口53.6% 高齢者人口35.6% 人口の推移 (単位:人) 平成2年 平成7年 平成12年 平成17年 平成22年 平成27年 平成32年 平成37年 年少人口(0歳~14歳) 1,370 1,160 989 887 719 597 541 491 生産年齢人口(15歳~64歳) 4,850 4,402 4,016 3,695 3,263 3,010 2,672 2,431 老年人口(65歳以上) 1,132 1,321 1,498 1,591 1,614 1,765 1,733 1,616 計 7,352 6,883 6,503 6,173 5,596 5,372 4,946 4,538 (4)将来像 第5次総合計画でも示されていたように人口の減少は続いているものの、農業分野での特産品 トマト、びらとり和牛、教育・文化分野では、アイヌ文化など他のまちと比べ大きな特色を持って います。 将来に向けては、恵まれた自然と暮らしやすい環境の立地条件、びらとりが持っているアイヌ 文化を生かし、混迷する社会情勢等に対応する新しいまちづくりに進む必要があります。 第6次総合計画では、これまで築いた社会基盤や文化、自然環境を最大限生かし、地域の魅力 を高めていくことが必要です。 計画の推進にあたっては、平取町自治基本条例に基づき推進することとし、また、まちづくり では、「子ども達に夢を!」「住んでいる人々に生きがいと安心を!」と感じてもらえるような平 取町の将来像を定めます。 ★まちづくりのテーマ 「 」 ★目標人口 10年後の推計4,538人 → 目標 4,800人 (5)財政予測 ①計画期間中の歳出額 ※事業実施計画と整合性を図る ②計画期間中の歳入予測 〃 ③計画期間中の財政判断指数 〃 ④計画期間中の基金の積立額とその考え方 歳入の大幅な減収や災害等の不測の財政支出など年度間の財源不足に備えた基金について は、当初予算編成時には必要額を計上するものの、最終的には年度末の決算見込みにより取り 崩しを極力抑制し、減債基金と合わせて15億円以上維持します。 ⑤計画期間中の起債残高の目標 事業実施にあたっては、国の経済対策等による予算を有効に活用し、翌年度事業を前倒しに 実施するなど、国道支出金等特定財源の確保を図りながら、町債の発行については、交付税措 置のあるものを最大限活用し、原則単年度借入額を4億円とします。 また、町債の償還については、支払利息を含めた総支払い額の削減を重視し、据置期間の見 直しが可能なものは廃止をしながら、年間支払い額6億円を基本とした償還となるよう検討 します。 起債残高の目標については、世代間の負担の公平を保つため、平成27年度の1人あたり起 債残高1,154千円を基本に、平成37年度の人口推計値4,538人で推計し16%以上 (起債残高52億円)減少させることを目標とします。 根 拠 平成 27.1.1 住基人口 5,416人、26年度末起債残高 6,252,111 千円 1人あたり 平成 37 年 1,154千円 人口推計値 4,538人 4,538 人×1,154 千円=5,236,852 千円 16%減少させる。 ⑥計画期間中の財政計画の公表 (6)各分野のテーマと基本目標 第1編 テーマ「豊かな心を育むまちづくり」 (教育・文化) 基本目標 社会・経済環境の変化、価値観の多様化など、地域社会や、家庭環境が大きく変化するなか、 子どもたちが心身ともに健やかに成長し、ふるさとへの愛着心と他者への思いやり、平取町の 歴史文化を愛し、また、生涯各期において健康で明るく、生きがいと心の豊かさとゆとりをも って暮らせるよう、 「豊かな心を育むまち」をめざします。 (1) 学校教育の推進 (2)社会教育事業の推進 (4)図書活動の充実 (5)アイヌ文化の振興 (3)スポーツの振興 (6)文化財の保護と活用 第2編 テーマ「健やかに暮らせるまちづくり」 (保健・医療・介護・福祉) 基本目標 少子化・高齢化が進む中、地域においてお互いが支えあうことが必要になってきます。誰も が安心して子どもを産み育てられる環境を整え、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし 続けることができる「健やかに暮らせるまち」をめざします。 (1) 保健・健康づくり (6)障がい者支援 第3編 (2)医療 (3)社会保障 (7)アイヌ福祉 (4)子育て支援 (5)高齢者支援 (8)地域福祉 テーマ「活力を生むまちづくり」 (産業) 基本目標 これまで育んだ「平取ブランド」のさらなる進化をめざし、農業・林業・観光など豊かな地 域資源を生かしながら、食・環境で自立した平取町を確立し、今よりさらに魅力のある地域 を創造し「活力を生むまち」をめざします。 (1) 農業 第4編 (2)林業 (3)商工業 (4)観光 (5)雇用対策 テーマ「快適に暮らせるまちづくり」 (生活環境) 基本目標 めぐまれた自然環境と雪が少なく温暖で暮らしやすい地域の特徴を生かしながら、環境に やさしい、人にやさしい生活環境の確保を図るため、情報通信基盤の充実、道路交通網の整 備など社会基盤の充実を図りながら愛着を持って住み続けたい、住んでいてよかったと思 える、「快適に暮らせるまち」をめざします。 (1) 土地利用の推進 (6)住宅 第5編 (2)生活基盤の整備 (7)環境対策 (3)町民生活 (4)防災 (5)消防・救急 (8)景観・公園・緑地 テーマ「みんなで歩む協働のまちづくり」(町民活動・行政活動) 基本目標 人口減少社会に入り地域の在りようが大きく変わろうとしています。まちづくりの主役は 町民であるという認識のもと、誰もが平等に参加の機会やまちの情報を容易に手にでき、互 いに助け合いながらまちづくりに参加ができるよう、 「みんなで歩む協働のまち」をめざし ます。 (1)協働のまちづくり (2)人権・男女共同参画 (3)行政運営 (4)財政運営 5.地域別ビジョン (1)役割 人口が減少する見込みがあるという状況の中で、地域の課題を地域住民と行政の適切な役割分 担のもとで、地域の多様性を尊重したまちづくりを進めます。地域別ビジョンはその実現に向け て、地域ができること、役場ができることを共に考え地域のまちづくりの将来像・方向性を示すも のです。 (2)地域区分と人口推計 〈地域区分〉 平取町は、行政区域では役場本庁舎がある本町と支所がある振内町、貫気別の 3 地区が拠点 と言えます。また、字名では17地区ありますが、自治会では会員規模は異なるものの15自治 会で活動が行われています。この地域別ビジョンでの地域区分については、拠点といえる3地 区に合わせ 3 区分とします。なお、行政区域では、本町地区に荷負地区が入っておりますが、 自治会活動や社会教育活動を共に行っている貫気別地区に含めることにします。 ○本町地区―川向、紫雲古津、去場、荷菜、本町、小平、二風谷 ○振内地区―長知内、幌毛志、振内町、岩知志、仁世宇、豊糠 ○貫気別地区―荷負、貫気別、芽生、旭 〈地区の人口推計〉 (3)地区の公共的資源 3 地区の公共的資源を羅列 (4)地区の現状と課題 ○本町地区 ○振内地区 ○貫気別地区 (5)各地区の住民意識 町民アンケート結果の中で、特に地区によって特徴が出されている項目のみを提示 ○医療機関の整備や医療体制の充実 ○保育サービスや子育て支援体制の充実 ○グループホームなど高齢者福祉施設の整備 ○在宅福祉・介護サービスなどの充実 ○畜産・酪農に対する基盤整備や振興策 ○特産品の充実と開発及びピーアール ○消防や大雨・台風などに対する防災体制 ○道路の整備について ○除雪や草刈りなど道路の維持管理 本町地区では保育・医療・高齢者福祉で満足度が低く、貫気別地区では、防災・道路施設等に おいて満足度が他の二つの地区と比較して低くなっています。 (6)各地区懇談会での意見 ○本町地区 ・地域の交通網の整備が大切になってくる。(小回りの利く交通網が必要) ・人口集中地域に施設を集中すると、集中地区から離れた地域が寂れてくる。 ・高齢化で自治会役員の交代要員に苦慮している。地域再編、自治会再編を考えてはどうか。 ・人口減で商店街も歯抜けになっており寂しい状況である。 ・自治会役員が高齢化しているので、自治会行事などの運営に支援が必要である。 ・田舎にいても子育てを助ける政策がなければ若い人も帰って来ないし、入っても来ない。 ・公通面では、千歳空港へ行く交通機関が有効ではないか。千歳から札幌は非常に便利。 ○振内地区 ・地区の人口が増える事を町でもバックアップして欲しい。 ・生産人口の中に独身の後継者がいる。後継者への対策を充実すべきである。 ・高齢化により自治会運営が大変である。 ○貫気別地区 ・公営住宅の除雪は各個人で実施することになっているが、地区の人口ピラミッドを見ると手 助けをしてもらいたい人が圧倒的な数である。大雪の場合は地域別で現状を把握し、お手伝い いただければと思う。 ・人口が減少している中で、公営住宅の空き住宅の利用を求めても所得制限で難しいので、 町の実情に合わせて制度を検討すべき。 ・75歳以上の高齢者が増えており、車に乗るなという風潮になっているが、デマンドバス 等の交通手段を考えていく必要がある。 ・地域に住環境があれば労働力の確保は可能だと思う。 ・公営住宅がない地区でも新たに建設しても良いと思う。 (7)各地区に関する基本計画の単位施策 基本計画で計画されている単位施策を羅列 (8)各地区課題への対応の方向性 〈方向性〉 自治会連合組織である「自治振興会」制度の活用と活性化を図る。 近隣自治会との更なる連携を進めるため、地区協議会(仮称)の組織化を検討する。 自治会と行政の連携・情報提供のために、地区担当制度や連絡員制度の充実を図る。 この他、災害・事故に備えた必要な制度を構築し地域の安全・安心を守る。 (9)めざすべき地域像 本町地区 → 平取町の中心地区としての役割 産業では稲作・施設野菜、軽種馬も引続き 維持向上、観光では拠点の整備とソフト面のサービス向上をめざす。 振内地区 → 貫気別地区 新規就農者の受け入れ、新産業の誘致、活気ある地域をつくる。 → 一次産業の中心地、新規就農者の受け入れ、平取和牛の生産中心地、交通 施設の充実で安心な地域をつくる。 6.基本計画 【施策の体系】 ー テ 編 テーマ 1.学校教育の推進 「 マ 」 政策(章) 基本施策(節) 教育内容の充実 他3節 2.社会教育事業の推進 家庭教育・幼児教育の充実 他4節 第1編 教育・文化 第2編 3.スポーツの振興 スポーツ活動の推進 他1節 4.図書活動の充実 図書館・読書活動等の充実 5.アイヌ文化の振興 二風谷アイヌ文化博物館の整 備充実 他5節 6.文化財の保護と活用 有形・無形文化財等の保護推進 他3節 1.保健・健康づくり 健康づくり活動の推進 他3節 2.医療 医療体制の維持・充実 3.社会保障 国民健康保険・後期高齢者医 療制度の適正な運用 他2節 「健やかに 保健・医療 4.子育て支援 ・介護・福祉 暮らせるまちづくり」 5.高齢者支援 第3編 産業 第4編 生活環境 第5編 「豊かな心を 育むまちづくり」 「活力を 生むまちづくり」 保育サービスの充実 他3節 介護予防の推進 他6節 6.障がい者支援 障がい者自立支援の充実 他2節 7.アイヌ福祉 アイヌ福祉施策の推進 8.地域福祉 総合的福祉サービスの充実 他2節 1.農業 農地の維持・保全 他4節 2.林業 森林整備の促進 他3節 3.商工業 地元商工業の育成 他1節 4.観光 観光基盤の整備 他3節 5.雇用対策 雇用拡大と労働環境の向上 他1節 1.土地利用の促進 総合的な土地利用の推進 2.生活基盤の整備 道路の整備 他7節 3.町民生活 犯罪の防止と交通安全 他2節 4.防災 防災体制の整備 他1節 「快適に 暮らせるまちづくり」 5.消防・救急 消防施設・設備の充実 他2節 6.住宅 住環境づくりと定住の促進 他1節 7.環境対策 省エネルギー・新エネルギー の推進 他3節 8.景観・公園・緑地 景観の維持・整備 他1節 1.協働のまちづくり 広報・広聴活動の充実 他3節 2.人権・男女共同参画 人権意識の啓発 他1節 「みんなで歩む 町民活動・ 行政活動 協働のまちづくり」 3.行政運営 効率的な行政組織の運営 他3節 4.財政運営 堅実な財政運営 他2節 6.基本計画 第1編 教育・文化 テーマ 豊かな心を育むまちづくり 基本目標 社会・経済環境の変化、価値観の多様化など、地域社会や、家庭環境が大きく変化するな か、子どもたちが心身ともに健やかに成長し、ふるさとへの愛着心と他者への思いやり、平 取町の歴史文化を愛し、また、生涯各期において健康で明るく、生きがいと心の豊かさとゆ とりをもって暮らせるよう、「豊かな心を育むまち」をめざします。 政策(章) 基本施策(節) 1教育内容の充実 1. 学校教育の推進 2学校運営の推進 3学校施設・教育環境の充実 4地域とともに歩む高校教育の支援 1家庭教育・幼児教育の充実 2青少年教育の充実と健全育成の推進 2. 社会教育事業の推進 3成人教育の充実 4社会教育活動の環境整備 5芸術・文化活動の充実 3. スポーツの振興 4. 図書活動の充実 1スポーツ活動の推進 2スポーツ環境の整備 1図書館・読書活動等の充実 単位施策 確かな学力の向上他5施策 めざすべき目標値 学力学習状況調査全 道平均以上他 地域に根ざした学校運営の 推進他2施策 特別支援学校への支援の充 学校給食町産、道産 実他10施策 食材導入割合他 生徒確保対策の支援及び検 町内中学卒業生平高 討他1施策 入学率他 家庭教育の充実他3施策 子育て講座の実施 年 5 回を継続 芸術文化に触れる機会の充 児童・生徒の芸術鑑 実他3施策 賞会年 1 回他 学習活動の充実他2施策 町民講座の開設年 12 回他 地区公民館の管理・運営他 公民館の利用数 3施策 年 17000 人→20000 人 文化団体の支援と活性化他 指導者育成講座年 2 回 1 施策 魅力ある生涯スポーツの充 各種スポーツ教室開 実他2施策 催数年 1 回→年 2 回 スポーツ施設・設備の整備 体育施設利用者数 充実他1施策 46000 人→47000 人 資料提供の充実他3施策 図書館利用数 10000 人→12000 人 1二風谷アイヌ文化博物館の 博物館を活用した学習機会 博物館入館者 18500 人→22000 人 5. 整備充実 アイヌ文化の振興 2アイヌ文化の理解促進及び アイヌ文化の理解促進他1 シシリムカ文化大学 普及啓発 の提供他4施策 施策 年 6 回を継続 政策(章) 基本施策(節) 単位施策 めざすべき目標値 3アイヌ文化伝承活動団体へ 伝承団体への支援と協力他 チプサンケ会場への来訪 の支援と協力 者数 5 年後 3%アップ 2施策 4イオル空間等における伝統 イオル整備推進事業他2施 イオル空間の利活用 文化や活動の推進 5000 人→10000 人 策 5実践的な調査・研究と保全・ 文化環境アセスメントの継 地域文化調査の実施 保護の推進 続的な実施他 2 施策 6先住民族国際交流の推進 国際交流の推進 通年実施 海外先進地視察研修 年1回 1有形・無形文化財等の保護 有形文化財の保護と活用他 博物館情報のアクセ 6. ス数 5 年後 3%アップ 推進 3施策 2文化的景観の保護推進 文化的景観の保護推進 文化財の保護と活用 3埋蔵文化財の保護と活用 4開拓財産の整備と活用 重要文化的景観の選 定 4381ha→9181ha 埋蔵文化財包蔵地カード等の 年間入館者数 20000 整備他6施策 人→22000 人 開拓財産の整備と活用 展示物の更新点数他 第2編 保健・医療・介護・福祉 テーマ 健やかに暮らせるまちづくり 基本目標 少子化・高齢化が進む中、地域においてお互いが支えあうことが必要になってきます。誰 もが安心して子どもを産み育てられる環境を整え、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし 続けることができる「健やかに暮らせるまち」をめざします。 政策(章) 基本施策(節) 1健康づくり活動の推進 1. 2母子保健の充実 保健・健康づく り 3健診体制・保健指導の強化 4食育の推進 2.医療 1医療体制の維持・充実 単位施策 健康意識の啓発他3施策 めざすべき目標値 健診事後教室年間参 加者率 20%→30% 妊産婦・新生児訪問指導の 親子教室受講者率 推進他5施策 40%→50% 健診受診率の向上他1施策 40 歳無料健診利用 率 40%→60% 食を通じた健康づくりの推 朝食を食べる人を増 進他1施策 やす(中学生)95% 町内外医療機関の連携他5 町内の医療機関数 5 施策 箇所 1国民健康保険・後期高齢者 国民健康保険の安定運営他 特定健康診査 3.社会保障 医療保険制度の適正な運用 3施策 2国民年金制度の啓発 国民年金制度の啓発 3介護保険制度の適正な運営 介護保険制度の安定運営 受診率 44%→66% 保険料収納率 99% 政策(章) 基本施策(節) 単位施策 めざすべき目標値 1乳幼児期の教育・保育の提 各へき地保育所の運営他2 待機児童数 0 人 供 施策 2子育て支援体制の整備・充 子育て支援事業の計画的な 待機児童数 9 人→0 4.子育て支援 実 3療育体制の充実 4ひとり親家庭の支援の充実 1介護予防の推進 推進他 7 施策 人 平取町地域療育推進協議会 療育指導体制の整備 の充実他2施策 0 人→1 人 相談支援体制の充実他 1 施 策 新しい介護予防事業の体制 整備と推進 介護予防・日常生活 支援総合事業の参加 高齢者割合 10% 2生活支援・介護予防サービ 地域包括支援センターの機 総 合 相 談 受 理 件 数 スの充実 3認知症施策の推進 5.高齢者支援 4在宅医療・介護連携の推進 能強化他7施策 620 件→800 件 家族の支援と介護人材育成 認知症サポータ養成 他2施策 数 350 人→700 人 在宅医療との連携強化他2 施策 訪問介護看護サービ ス提供事業所指定数 0→1 5高齢者のニーズに応じた住 高齢者の多様な住まいの確 高齢者の住まいの確 まいの確保 保他1施策 保 0→20 戸 6高齢者が積極的に参加する 高齢者の就業機会の確保他 高齢者事業団登録者 地域づくり 2施策 7高齢者福祉サービスの充実 敬老事業の推進他 5 施策 1障がい者自立支援の充実 6. 障がい者支援 2障がい者福祉の充実 障がい者(児)支援サービス の安定的な供給他1施策 身体障害者福祉協会の運営 支援他3施策 3障がい者の社会参加と相互 障がい者の交通移動の確保 理解の促進 7.アイヌ福祉 1アイヌ福祉施策の推進 1総合的福祉サービスの充実 8.地域福祉 2ボランティア活動の推進 3生活の安定と自立支援 他 1 施策 組織活動の充実及び連携強 化他2施策 平取町社会福祉協議会への 支援他1施策 ボランティア活動の推進 生活安定に向けた自立支援 体制の充実他1施策 数 61 人→80 人 第3編 産業 テーマ 活力を生むまちづくり 基本目標 これまで育んだ「平取ブランド」のさらなる進化をめざし、農業・林業・観光など豊かな 地域資源を生かしながら、食・環境で自立した平取町を確立し、今よりさらに魅力のある地 域を創造し「活力を生むまち」をめざします。 政策(章) 基本施策(節) 1農地の維持保全 2農業経営の安定・強化 1.農業 3担い手確保・育成 4食の安全・安心・環境にやさ しい農業の推進 5びらとりブランドの発信 1森林整備の促進 2循環型森林経営の推進 2.林業 3民有林の経営安定の推進 4路網等施設整備の促進 1地元商工業の育成 3.商工業 2商工業団体の支援 1観光基盤の整備 4.観光 2観光資源の活用 3観光情報の発信 4観光体制の強化 単位施策 めざすべき目標値 中山間地域等直接支払制度 中山間地域等直接支 の推進他4施策 払制度の推進1集落 認定農業者等の認定他 8 施 認定農業者及び認定 策 新規就農者数 203 名 新規参入者の受入推進他4 新規参入者の確保 2 施策 戸4名 土づくりの推進他2施策 農業支援センター土壌診 断実施点数 1200 点 農産物加工場の管理他3施 農畜産物 PR イベント 3 策 回以上 山火事予消防の推進他1施 策 町有林の適正管理と造成他 2施策 民有林活性化の推進事業他 1施策 町有林の適正管理と 造成(累計)255ha →3700ha 民有林活性化推進事 業(累計)440ha→ 4400ha(10 年累計) 林道の維持管理他2施策 林道の管理 13 路線 中小企業への融資支援他2 起業化支援 2 件/年 施策 商工会団体の運営支援他2 施策 観光拠点施設の充実他1施 観光客入込数 23 万 策 人→25 万人 誘客イベントの充実他1施 各イベント集客数 策 20000 人→22000 人 観光情報受発信の強化 観光推進体制の強化他1施 近隣町村連携ツアー 策 32 回→40 回(H32) 政策(章) 5.雇用対策 基本施策(節) 単位施策 1雇用拡大と労働環境の向上 雇用拡大の推進他1施策 2企業誘致の推進 企業誘致の推進 めざすべき目標値 企業誘致件数 0 件→ 1 件/年 第4編 生活環境 テーマ 快適に暮らせるまちづくり 基本目標 めぐまれた自然環境と雪が少なく温暖で暮らしやすい地域の特徴を生かしながら、環境に やさしい、人にやさしい生活環境の確保を図るため、情報通信基盤の充実、道路交通網の整 備など社会基盤の充実を図りながら愛着を持って住み続けたい、住んでいてよかったと思え る、「快適に暮らせるまち」をめざします。 政策(章) 1. 土地利用の促進 基本施策(節) 1総合的な土地利用の推進 1道路の整備 2情報通信の維持・活用 3交通ネットワークの推進 2. 4水道施設の整備 生活基盤の整備 5水道事業の健全経営 めざすべき目標値 土地利用関係ビジョンの策 未利用地有地の解消 定他3施策 0 箇所→2 箇所 道路維持の推進他2施策 3施策 1 地区→0 地区 小中学生・高校生の通学手 段の確保他3施策 便 性 の 満 足 度 15.6%→25.0% 簡易水道目標有収率 他3施策 50%→60% 水道事業経営健全化の推進 水道料の徴収率 他1施策 80%→90% 河川維持の推進他1施策 3環境衛生の促進 バスなどの交通の利 小規模給水施設維持の推進 7河川の整備 2消費者保護 →70.0% 携帯電話不感帯地区 施設維持の推進他2施策 1犯罪の防止と交通安全 道路舗装率 65.9% 情報通信設備の維持管理他 6生活雑排水の整備 8水源地域の整備 3.町民生活 単位施策 施設整備計画達成率 72%→94% 堆積土砂除去箇所の 確保 6 箇所以上 平取ダム建設の促進他1施 とよぬか山荘利用者 策 数 900 人→1100 人 防犯協会の活動支援他5施 町内犯罪件数 10 件 策 →5 件 消費者被害防止の情報提供 情報の提供 2 回以上 他1施策 有害駆除体制の推進他4施 エゾシカ駆除頭数 策 3000 頭→2000 頭 政策(章) 基本施策(節) 1防災体制の整備 4.防災 2治山・治水対策の強化 1消防施設・設備の充実 2組織の強化と消防団の活性 5.消防・救急 6.住宅 化 単位施策 めざすべき目標値 災害時の連絡体制の充実他 自主防災組織の組織 3施策 率 90%→100% 公共治山事業の推進他1施 公共治山事業年 3 箇 策 所 消防施設等の整備他2施設 車両更新台数 12 台 消防体制の整備他1施策 3防火意識・救命知識の向上 予防対策の推進他2施策 1住環境づくりと定住の促進 分譲宅地の提供他4施策 2公営住宅の計画的な整備 公営住宅建替事業の推進 消防職員の充足率 92%→98% 住宅用火災警報器普 及率 79%→100% 2 件→10 件 建替事業の整備 0 戸 →50 戸 1省エネルギー・新エネルギ 環境保全に対する意識の高 木質バイオマス活用 ーの推進 2環境保全対策の推進 7.環境対策 8. 施設 0 箇所→4 箇所 苦情・相談体制の充実他1 公害防止啓発件数 4 施策 回 3ごみ減量化・リサイクルの ごみ問題の意識啓発の推進 推進 他3施策 4緑化活動 地域緑化事業他1施策 1景観の維持・整備 景観・公園・緑 地 揚他2件 2公園の維持・整備 ごみ排出量(衛生組 合 全 体 ) 1348t → 1234t 地域緑化事業 継続 実施 景観の維持・保全の推進他 1施策 公園の適正な管理・運営の 推進他1施策 公園利用者(二風谷 ファミリーランド)7800 人→8200 人 第5編 町民活動・行政活動 テーマ みんなで歩む協働のまちづくり 基本目標 人口減少社会に入り地域の在りようが大きく変わろうとしています。まちづくりの主役は 町民であるという認識のもと、誰もが平等に参加の機会やまちの情報を容易に手にでき、互 いに助け合いながらまちづくりに参加ができるよう、「みんなで歩む協働のまち」をめざし ます。 政策(章) 基本施策(節) 1広報・広聴活動の充実 1. 協働のまちづく り 2自治会・町内会・コミュニテ ィ活動の促進 単位施策 情報提供の充実他2施策 自治会との連携他2施策 めざすべき目標値 HP アクセス数 18 万 件→22 万件 コミュニティ活動支 援数 14 団体 3ボランティア・NPO 団体等 NPO 団体等の活動支援他 活動支援数 1 件 の支援 1施策 4多様な交流・協力活動の推 海外の少数民族との交流他 国際交流事業参加者 進 2. 1人権意識の啓発 人権・男女共同 参画 2男女共同参画意識の醸成 1効率的な行政組織の運営 3.行政運営 4.財政運営 2職員の資質の向上 2施策 数 5 人を継続 人権意識高揚の推進他1施 人権相談の実施 2 回 策 /年を継続 家庭・地域・学校における意 男女共同参画基本計 識の浸透と啓発他 2 施策 画策定 効率的な行政機構の編成他 行財政計画実施率 4施策 90% 職員の能力開発と資質の向 外部研修への参加 上 15 名/年 3住民サービス体制の拡充 組織機構の構築他2施策 4広域行政の推進 広域連携事務・事業の推進 1堅実な財政運営 財政計画の策定他6施策 2公有財産の適正な運用 3公営企業会計の健全化 策定→実行 組織機構改革の構築 継続実施 実質公債費比率 8.6%→9.0% 行政財産の適正な管理・運 公有財産適正管理方 用他2施策 針の策定→実施 新公立病院改革プランの策 外来患者 100 人/日 定他1施策 入院患者 40 人/日 7.財政推計と予定されている事業 (1)平成25年度及び平成26年度決算状況 平成25年度 平成25年度決算額(歳入) 地方債(臨財債含む) 12% その他7% 町税8% 繰入金0% 地方交付税54% 財産収入・寄付金1% 国・道支出金15% 町税 地方交付税 分担金・負担金 使用料・手数料 国・道支出金 財産収入・寄付金 繰入金 地方債(臨財債含む) その他 合計 使用料・手数料2% (単位:千円) 決算額 構成比 501,344 8.0% 3,416,011 54.4% 29,716 0.5% 121,314 1.9% 959,351 15.3% 73,957 1.2% 6,486 0.1% 732,980 11.7% 437,249 6.9% 6,278,408 100% 分担金・負担金1% 町税 分担金・負担金 国・道支出金 繰入金 その他 地方交付税 使用料・手数料 財産収入・寄付金 地方債(臨財債含む) ・町税は歳入の8%(約 5 億)※自主財源と言えるものは町税・使用料・財産収入など ・地方交付税は歳入の 5 割(普通交付税約 29 億 5 千万円、特別交付税約 4 億 5 千万円) ・地方債(投資的事業へ約 5 億 3 千万円) (単位:千円) 平成25年度決算額(歳出) その他7% 投資的経費 31% 人件費16% 物件費・維持補 修費14% 補助費等9% 繰出金8% 公債費13% 積立金2% 人件費 補助費等 積立金 投資的経費 物件費・維持補修費 公債費 繰出金 その他 ・投資的経費 19 億円 ・人件費約 10 億円 ・物件費・維持補修費約 9 億円 ・公債費(起債償還費)約 8 億 ・繰出金(病院・水道・各保険会計へ)約 5 億 1 千万 人件費 物件費・維持補修費 補助費等 公債費 積立金 繰出金 投資的経費 その他 合 計 平成25年度 決算額 構成比 991,056 16.0% 885,086 14.3% 565,684 9.1% 803,512 13.0% 106,098 1.7% 508,716 8.2% 1,904,484 30.8% 423,289 6.8% 6,187,925 100.0% 地方債(臨財債含 む)19% その他7% 町税8% 地方交付税49% 繰入金1% 財産収入・寄付金1% 国・道支出金13% 使用料・手数料2% 分担金・負担金0% 町税 分担金・負担金 国・道支出金 繰入金 その他 ・地方交付税 (単位:千円) 決算額 構成比 町税 502,299 7.8% 地方交付税 3,128,657 48.7% 分担金・負担金 28,147 0.4% 使用料・手数料 138,141 2.2% 国・道支出金 831,879 13.0% 財産収入・寄付金 63,804 1.0% 繰入金 57,360 0.9% 地方債(臨財債含む) 1,219,333 19.0% その他 450,841 7.0% 合計 6,420,461 100.0% 平成26年度 平成26年度決算額(歳入) 地方交付税 使用料・手数料 財産収入・寄付金 地方債(臨財債含む) 前年と比べ約 2 億 8 千万減額 ・地方債(投資的事業へ 10 億 4 千万円※前年より 5 億増加) ・繰入金 5 千 7 百万 (単位:千円) 平成26年度決算額(歳出) 人件費16% その他7% 物件費・維持 補修費14% 投資的経費 34% 物件費・維持補修費 補助費等9% 繰出金8% 公債費12% 積立金0% 人件費 補助費等 積立金 投資的経費 人件費 物件費・維持補修費 公債費 繰出金 その他 ・投資的経費約 21 億 8 千万円 ・人件費約 10 億円 ・物件費・維持補修費約 9 億円 ・公債費(起債償還費)約 7 億 8 千万円 ・繰出金(病院・水道・各保険会計へ)約 5 億円 補助費等 公債費 積立金 繰出金 投資的経費 その他 合 計 平成26年度 決算額 構成比 1,003,696 15.8% 873,474 13.8% 578,938 9.1% 780,784 12.3% 5,206 0.1% 498,888 7.9% 2,176,176 34.3% 430,454 6.8% 6,347,616 100.0% (2)今後 10 ヵ年の歳入歳出の主な項目の推移 【町税と地方交付税】 町税と地方交付税の推移 4,000 3,000 2,000 1,000 0 3,066 474 2,876 471 2,783 471 2,837 468 2,741 468 町税 2,742 468 2,700 465 2,689 465 2,671 465 2,652 462 2,674 462 地方交付税 (単位:百万円) H27年度 H28年度 H29年度 H30年度 H31年度 H32年度 H33年度 H34年度 H35年度 H36年度 H37年度 町税 474 471 471 468 468 468 465 465 465 462 462 地方交付税 3,066 2,876 2,783 2,837 2,741 2,742 2,700 2,689 2,671 2,652 2,674 ・町税は H27 年度の 3%程度減少 ・地方交付税は約 13%程度減少 要因:国勢調査人口の減少、交付税の制度的な変更も想定 【主な歳出の推移】 主な歳出の推移 1,200 1,000 800 600 1,046 890 1,076 1,022 1,022 1,058 1,000 997 986 968 963 908 908 908 908 908 908 908 940908 908 890 657 656616 645627 624647 643 624 627615 635 594 594641 581629 554 547 541 528 494 400 200 0 人件費 人件費 公債費 物件費・維持補修費 繰出金 公債費 物件費・維持補修費 繰出金 (単位:百万円) H27年度 H28年度 H29年度 H30年度 H31年度 H32年度 H33年度 H34年度 H35年度 H36年度 H37年度 1,046 1,076 1,022 1,022 1,058 1,000 963 997 968 940 986 657 594 554 624 627 635 656 645 624 594 581 890 890 908 908 908 908 908 908 908 908 908 528 494 643 547 615 541 616 627 647 641 629 ・人件費は人員配置計画に基づき推計、公債費は既存の借入額の償還の他、今後も過疎債、公住 債、一般単独債、臨時財政特例債を含め 3 億~4 億借入すると想定し償還額を推計、繰出金は国保 病院建設により増加すると推計しています。 第6次平取町総合計画 実施計画 【一般会計】 № 事 業 内 容 事 業 名 学校給食施設は、平成7年度~平成9年度にかけて整備され、既に20年を経過しているため、計画的な備品の更新が 求められている。また、学校統廃合による児童生徒の変更もあったことから、学校規模による備品等の更新が必要で ある。 1 学校給食用備品整備事業 2 Windows XPのサポートが終了することから、各小中学校児童・生徒用パソコンをWindows 7に更新し、ウイルス感染等 小中学校児童・生徒用パソコン更 の防止を強化する(※償還金)。また、これまでデスクトップ型を活用していたが、普通教室及び特別教室、更には屋外 新事業 等でも使用可能なタブレットパソコンとし、電子黒板とも連動したICT教育の推進を図るものである。 3 小中学校教科書指導書購入事業 学習指導要領に基づく指導を推進するため、教師用指導書を購入する。また、今後予定されている道徳・外国語の教 科化に向けて対応するものである。 4 社会科副読本更新事業 平取町の歴史・文化・伝統・産業など地域理解教育を推進するため、社会科副読本「びらとり」を定期的(3年に1度)に 作成するものである。 5 これまで教職員が私物で対応していたパソコンを、校務上必要不可欠であることから、平成24年度に各小中学校全教 小中学校校務用パソコン整備事業 職員に校務用パソコンを導入した。その導入費用の支払いについては、単年度に極端に負担が生じないよう、低利な 資金を調達し5ヵ年で償還するものである。 6 ふるさと親子留学住宅建設事業 ふるさと親子留学用住宅として、平成17年・18年・19年に建設されたログハウス3棟については、年間1棟60万円を 限度に10年間助成する。(H29完了) 7 学校トイレ改修事業 各学校の児童生徒用トイレ及び教員用トイレを和式から洋式へ改修する。 8 中学校施設整備事業 平取中学校のパソコン教室に設置されている校務用及び教育用パソコンサーバーが高温となり、教室のみならず機器 の故障に繋がる恐れがあるためクーラーを設置して対策を図る。 9 振内中学校校舎・屋体整備事業 生徒減に伴い、教育条件整備方針に基づき平取中学校への統合を計画していたが、地域との協議が進まず、校舎の 老朽化が進み、生徒・教職員の安全を確保することが困難になってきたため、耐震診断を実施し、その結果に基づき校 舎・屋体の改修等を行い、生徒・教職員の安全を確保するものである。 10 学校グラウンド整備事業 各学校のグラウンドは建設後、ほぼ改修等が行われていないため、排水機能の低下や表土の悪化により、水はけや 状態が悪く、授業、少年団活動、部活動に支障を来たしている状況となっており、使用頻度、利用状況に基づき、計画 的に整備を図るものである。 11 学校施設LED照明整備事業 学校施設は授業や校務を行う上で、常時照明が点灯していることが多く、特に利用頻度、コストが大きいと思われる教 職員室及び夜間学校開放事業を行っている体育館をLED照明にすることで、コストの軽減を図るとともに、環境に配慮 した施設整備を行うものである。 12 教員住宅整備事業 教職員も持ち家者が多くなったこと、さらには老朽化した住宅が多いことが要因となって、管理職を除き通勤者が増加 している傾向であるが、学校職員にはできるだけ児童生徒の住んでいる地域で居住することが望ましいことから、内部 改修や浄化槽を設置しトイレの水洗化を図るものである。 13 教員住宅解体事業 学校統合等により教職員住宅の空家が多くなっているため、使用するに耐えがたい住宅を解体するものである。 14 スクールバス更新事業 スクールバスのリース期間満了及び購入車両の走行距離等に対応して順次更新するものである。 15 学校暖房機整備事業 各学校のボイラーは老朽化により、毎年相当の維持費用がかかっており、合わせて配管の整備も必要となってくること から、個別暖房に移行するとともに、重油地下タンクを廃止し、管理しやすい環境と効率化を図る。 16 児童・生徒芸術劇場開催事業 幼児、小中学生に芸術や生活文化に対する関心を高めるため生の芸術の定期的な鑑賞機会の充実を図るものであ る。 17 町有バス新規購入事業 現在運行のバスは平成13年、14年に購入したもので、既に走行キロも30万を超え故障により運行に支障を来たすこと があり、最小限の修繕において運行を行っている状況であることから、順次更新し安定的な運行を図るものである。 18 中央公民館整備事業(LED整備) 公民館内の照明をLED化することで、コストの軽減を図るとともに、特に大ホールの照明については、高所の作業でも あり取替えに時間を要することから、整備することで環境と維持管理の負担軽減を図るものである。 19 中央公民館整備事業 公民館を町民に多く利用してもらうために、計画的に必要箇所を整備し、利便性を図る。また、耐震診断及び耐震補強 は必要ではあるものの、他の公共施設から比較し建設年次が新しいため、状況により今後計画を検討する。 20 芸術鑑賞開催事業 町民に多くの舞台芸術の鑑賞機会を提供するため、優れた音楽家、演劇家を招聘し隔年で鑑賞機会の提供を行うもの である。 23 第6次平取町総合計画 実施計画 【一般会計】 № 事 業 名 事 業 内 容 21 町民グランド改修事業 平成16年にバックネット、フェンス、バックスクリーン、得点版等を整備したが、限られた予算であったことから、グランド の表土、暗渠については未実施となっている。今回の事業を実施するにあたり日本スポーツ振興会の振興くじ助成金 を充てることとしているが、大規模改修であれば2/3の助成を受けることができることから、全面改修を行うものである。 22 町民体育館改築事業 現在の町民体育館は昭和45年に建設されたもので、現在は一般大人、少年団、中学校の部活動、柔剣道などで利用 されており、今後においては、子どもから高齢者まで広く町民が、スポーツや健康づくりに利用できる拠点施設として整 備するものである。 23 平取町町民プール整備事業 本町、貫気別、振内の3地区の町民プールは施設の老朽化が進み、築25年を超えている状況となっている。毎年計画 的に維持修繕を行っているが、年々費用が増加し大規模な改修が必要となっている。今回の事業により、3地区のプー ルを統合し、1施設とし効率化を図るとともに、利用しやすい環境を図ることとする。 24 町民総合グランド夜間照明施設整 利用者のニーズもあり、本町におけるスポーツ・レクリェーション拠点として更なる活用を図るため、町民グランドに夜間 備事業 照明を整備するものである。 25 振内青少年会館改修事業 現体育館は、昭和46年に開設した地区スポーツ活動の拠点として役割を担ってきたが、44年を経過し施設の老朽化が 進んでいるため、耐震改修が必要である。 26 貫気別町民センター改修事業 現体育館は、昭和46年に開設した地区スポーツ活動の拠点として役割を担ってきたが、44年を経過し施設の老朽化が 進んでいるため、耐震改修が必要である。 27 図書館整備事業 図書をはじめとした資料の提供を通じて、町民の教養・レクリェーション・調査研究等様々な要求に応え、蔵書の購入の 増刷、DVD、CD等をできる限り新しいものに切り替え図書館サービスの充実に努める。 28 図書館システム等整備事業 図書館システムを活用し充実した情報提供と図書館活用を推進する。システムは、運用サポート、システム保守、パッ ケージ利用の内容となっている。 29 二風谷アイヌ文化博物館普及啓 発事業 30 二風谷アイヌ博物館特別展 31 二風谷アイヌ文化博物館屋外展 示施設補修事業 博物館の運営理念に沿った普及啓発事業として、各種講座、公開セミナー、現地説明会等を実施する。また、地域住 民との意見交換により、博物館活動・文化財保護活動を充実させる。 博物館を窓口とした新たな情報公開を行うため、アイヌ文化にかかる調査・研究事業の成果や収蔵資料を活用した テーマ展示を毎年、一定期間開催するものである。 チセ(家)を主としたアイヌの伝統的な建造物を適正に管理し、屋外展示・体験学習施設として活用するものである。建 造物の多くはヨシ・ササなどの自然素材を用いているため、数年毎の改修・改築を行いながら、安全を確保していくもの である。 32 シシリムカ文化大学運営事業 アイヌ文化に関する基礎的な知見の講義や、平取ダム地域文化調査事業、イオル再生事業等よるアイヌ文化保全・保 護・活用対策の実施概況の報告及びアイヌ文化情報センター事業の実施状況報告、更にアイヌ先住民研究センター主 催のサテライト講座として地域住民を対象とした学習会を開催する。 33 大学間連携共同推進事業 東日本広域圏の国公私立の大学等が連携し、効率的かつ実質的な教育の場の確立することを目的としている。地域 の人たちと一体となって現地体験型ワークショップを北海道-山形-首都圏-海外で開設し、広い視野と社会性を身 につける。 34 重要文化的景観保護推進事業 平成19年7月に文化庁から重要文化的景観の選定を受け、関係機関や企業と連携を取りながら、2次選定及び更な る追加選定をめざしその調査と、選定地区の保存整備・活用策、及び普及啓発を図るため都市住民との交流を通して 地域住民の意識改革と振興策との連動を図ろうとするものである。 アイヌ文化に関わる所産が明らかになり、それぞれ情報が蓄積されているが、それらをデータベース化するとともに、 35 アイヌ文化データベース整備事業 管理システムを構築し、平取町アイヌ文化情報センターを拠点施設として、きめ細かな情報が町民をはじめ広く国民、 世界に発信するものである。 36 アイヌ文化博物館体験学習事業 毎年、7月末~8月後半に開催期間を設け、アイヌ文様の制作体験として木彫コースター作りを行い、夏休み期間にお ける地域住民、観光客に対するアイヌ文化体験学習の機会を提供する。チプサンケ当日は講師を増員し、無料体験と することで、広くアイヌ伝統文化の普及啓発を図るものである。 37 イオル整備事業 平成28年度よりアイヌ財団で提案される新たな中期的展開方針に関する報告書に基づき、各空間の整備方針を決定 し推進しているが、イオル事業として実施できない施設整備等や国に示していくための施策、普及啓発事業等を展開す るものである。 38 21世紀アイヌ文化伝承の森推進 事業 39 かわまちづくり支援事業 40 アイヌ文化環境保全対策事業 「21世紀・アイヌ文化伝承の森」プロジェクト推進会議設置要領及び「21世紀・アイヌ文化伝承の森再生計画」~コタン コロカムイの森づくり~推進のための協定書に基づき、プロジェクト構想の実現に向けた協議、検討、現地調査等を実 施するものである。 地域の資源を活用し地元の意見を取り入れた水辺の整備・利用の推進について、河川管理者が支援する制度(かわま ちづくり支援制度)により水辺空間形成を図るものである。 沙流川総合開発事業に伴い失われるアイヌ文化や自然的・社会的環境面への影響に関する調査と、それに基づく保 全対策の提案を行うものである。 24 第6次平取町総合計画 実施計画 【一般会計】 № 事 業 名 事 業 内 容 41 二風谷地区再整備事業 二風谷地区の中心市街地について、アイヌ文化博物館周辺を拠点とした二風谷地区再開発のための基本計画・実施 計画の策定及び整備を行うものである。 42 アイヌ伝統工芸品産業支援事業 アイヌの伝統工芸家の高齢化が進み、伝統工芸技術が途絶える危機的な状況にあることから、生業に結びつく支援 と後継者の育成を視野に入れた対策が必要なため、需要開拓、原材料の確保、従事者育成、都市消費者との交流を 推進するとともに、地域における工芸品プロデューサー制度の確立を目指すものである。 43 平取町民芸品共同作業場整備事 平成25年3月の伝統的工芸品の指定を契機に、伝統的な技術・技法を保ちつつ、人材育成、ブランド化、新たな商品開 発などを行いながら、伝統工芸に係る産業の振興を図るため、平取町民芸品共同作業場を新築するものである。 業 44 実践型地域雇用創造事業 平成27年7月に国の実践型地域雇用創造事業を受託し、豊かな自然・文化資源と地場産業を生かした持続的産業の 創造を重点分野を定め図ると共に、担い手の育成と起業家を支援する。また、農林業の経営基盤をより強化にしていく と共に、産業の六次化と様々な地域資源を活かした交流人口の拡大を図るものである。 鵡川・沙流川WAKUWAKU活性化 45 事業 沙流川・鵡川流域には、豊かな自然、美しい景観、新鮮な農水産物、代々受け継がれてきた伝統工芸や馬産地風景な ど様々な資源がある。しかし、道東自動車道の開通で、交通量が極端に減少し、沿線商工観光関係者は、危機に直面 している。この様な状況を打破すべく平取町、日高町、むかわ町が一致協力して道央圏との交流により、文化産業等の 振興を図ろうとするものである。 46 地域遺産を生かした地域活性化 事業 地域や人々の暮らしの中に埋もれている文化遺産等も数多く残っていることと思われ、その価値が見いだされないまま 失われつつあります。このような状況を鑑み、多様な文化遺産等を周辺環境と一体的に捉え総合的に把握し、その価 値を見直し、多様な文化遺産等を核とした地域づくりを進めていくものである。 47 沙流川流域が生み出した文化資源や地域資源等を活かし、都市との交流人口の促進を図り、集落等活性化対策、移 地域文化資源等ネットワーク形成 住・交流・若者の定住促進対策、地域文化伝承対策を推進するとともに、横断的な地域ガイド等人材のネットワーク形 事業 成して、当町の活性化につなげるものである。 48 アイヌ文化国際交流事業 地域・自治体レベルの先住民族施策に関する比較研究を推進するとともに、交流により関係団体等の活動を促し、そ の担い手の資質向上を図りながら、地域の潜在力を引き出し、活力を高め、アイヌ文化の振興に寄与するものである。 49 名勝ピリカノカ保護推進事業 平成18年度より、北海道内に所在するアイヌの物語・伝承、祈りの場、言語に彩られた優れた名勝を「ピリカノカ」(美 しい・形)と総称して、国文化財に指定する施策が進められている。平成27年度末現在において、平取町の2件を含 め、道内では10件のピリカノカが指定されているが、指定後の取り組みとして視点場の確保、整備、普及啓発資料の 作成などが求められ、今後、町として視点場の確保と解説看板の設置を行い、文化的景観解説シート・博物館ホーム ページ等と合わせて普及を進めていくものである。 50 文化的景観保護推進事業 平取町文化的景観保全委員会を運営するとともに、選定区域内の調査及び普及啓発事業、住民主体の活用策(山づ くり、水辺資源の利用など)を促進する。また、計画的に重要文化的景観の視点場整備(サイン計画)を進め、地域住民 等への理解促進に努めるものである。 51 沙流川歴史館活動事業 毎年地域に関連したテーマで企画展を開催し、歴史館での企画展終了後は三地区の移動展として広く町民へも啓蒙 普及するとともに、特別展関連事業として会期中に外部講師を招き、町民の文化意識向上のための講座を開催する。 また、沙流川歴史館の概要、一年間の事業成果・実績を記録として保存し、印刷物として公開する。 52 平取町開拓財産整備事業 町民から寄贈 された近・現代の開拓資料(農林業・生活全般・学校等)が、振内青少年道場(旧振内高等学校)に収めら れているが、近年、施設の老朽化が著しく、早期に移設展示を行う必要があるため、新たな展示場所に移設するととも に周囲への安全配慮から旧施設については解体撤去するものである。 教育・文化 計 53 食育推進事業 54 健康管理システムサーバー更新 事業 食を大切にする心を育み、食を通じた健康づくりと地産地消を推進するため、栄養改善教室・指導などの地域における 食生活改善の取組や保育所・小中学校給食や飲食店における地元食材を活用したニシパランチの取組、料理教室な どの食を通じた地域づくりを推進する。 妊婦・乳幼児・予防接種などの台帳管理、検(健)診結果管理、保健指導・訪問記録管理など、さまざまな住民に関する 健康管理を行うとともに、国などへの報告のための統計や集計作業の軽減等、健康管理システムを更新し住民の保健 サービスの充実を図るものである。 55 子育て支援医療費還元事業 子育て支援と町内経済の活性化を図るため、義務教育までの子どもの医療費の自己負担分を町内取扱店での買い物 等に利用できる「平取町金券」で還元する。 56 生活支援ハウス整備事業 高齢者世帯の増加に伴い、居宅において生活することに不安のある方が、住み慣れた地域で安心して健康で明るい 生活ができる住まいを確保ために、医療等の利便性を考慮し、本町市街地に高齢者向けの共同住宅を建設する。2ユ ニット(1ユニット 9戸+管理人1戸) 57 老人福祉寮やすらぎ寮整備事業 高齢者施設にスプリンクラーを設置することにより、火災発生時の延焼を抑制するものである。 58 ケアハウスしずか整備事業 社会福祉法人が運営している高齢者施設に対し、火災発生時の延焼を抑制するために設置する、スプリンクラーに対 し助成を行うものである。 25 第6次平取町総合計画 実施計画 【一般会計】 № 事 業 名 59 平取かつら園維持補修事業 事 業 内 容 社会福祉法人が運営している介護施設に対し、部屋や廊下等のクロスが傷んでいることから施設の維持を目的とし て、事業費の一部を補助するものである。 60 社会福祉法人が運営しているデイサービスセンターの中間浴器機(入浴時において、職員及び利用者の負担軽減の びらとりデイサービス中間浴機改 ための機器)が、これまで何度か修繕を繰り返しながら維持してきたが、器機の部品の調達が困難となることから更新 修事業 する必要があり、そのための事業費を町が補助するものである。 61 障がい者支援施設すずらん福祉 園整備事業 社会福祉法人が運営している障がい者施設に対し、火災発生時の延焼を抑制するために設置する、スプリンクラーに 対し助成を行うものである。 保健・医療・介護・福祉 計 62 農地の維持と耕作放棄地の発生予防と中山間地域のもつ多面的機能の確保を図るため、集落等を単位に、農用地を 中山間地域等直接支払交付金事 維持・管理していくための取決め(協定)を締結し、それにしたがって農業生産活動等を行う場合に、面積に応じて一定 業 額を交付する。(農家負担の軽減(土地改良区賦課金)、農道・水路等の保全及び維持管理、多面的機能増進のため の環境美化活動、農作業委託の促進など) 63 害獣防止電気柵整備事業 64 農業振興地域整備計画は、道の農業振興地域整備基本方針の見直しがあった場合や概ね5年ごとに行う基礎調査の 農業振興地域整備計画変更調査 結果に応じて、全体的な見直しを行うこととされているが、平取町では平成元年以降実施されていないことから、農業 事業 振興地域計画の全体見直しに必要な作図、現況確認データ更新、現況図、計画図等を作成するものである。 65 第3者継承就農支援事業 66 ヒグマやエゾシカなどの有害獣により農作物被害は拡大していることから、有害獣防止のための電気柵設置経費に対 し助成する。なお、鹿柵の設置に伴い、今後、有害獣による農作物等の被害状況を勘案して、本事業を進める。 後継者がいない農家の担い手の確保を図ることを目的として、後継者がいないため、活用可能な農地や農資材がある にも関わらず高齢等により離農をする農家に対して、第三者への移譲の意向があるかを確認し、継承希望者を募り行 政、JA、農委、普及機関等がコーディネートを行いマッチングを行う事業で、その際に継承希望者に対する財政的な助 成を行うことで、タイミングを逸することのない事業の推進を図るものである。 平取南地区は、本町及び一部日高町までをエリアとした総延長役17kmの大規模な幹線用水路を中心とした地区で形 農地整備事業(中山間地域型)平 成されており、古くから水田農業が営まれており、水稲、トマト、牛肉を主軸とした生産がなされている。農号用用排水 取南 や農道等の整備により生産基盤を重点的に整備し、更なる生産性の向上を図るものである。 67 農業施設等整備事業 国営明渠排水及び関連する排水溝などの土砂浚渫、除草などを継続的に実施し、施設等の維持管理を強化するもの である。 68 経営所得安定対策事業 販売価格が生産費を恒常的に下回っている作物を対象として、その差額を交付することにより、農業経営の安定と国 内生産力の確保を図る事業であるが、その経営所得安定対策直接支払推進事業交付金を申請するための事務、現地 確認などの事業である。 69 実践農場管理委託事業 栽培技術の向上、農業新規参入者を新規就農者へ育成し担い手を確保することを目的とし、就農の前年に800坪規模 のトマトハウスにおいて実践的な営農を体験し、施設野菜等における農業新規参入者の研修の場としての実践農場 (紫雲古津地区と振内地区)の運営管理料である。(受託:農業支援センター) 70 就農促進対策事業 新規就農者及び農業後継者の確保により、平取町農業の活性化を図ることを目的とし、施設ハウス及び附帯施設、畜 舎等の新増改築など規模拡大に必要な設備投資に対する補助である。 71 農業研修生受入対策事業 担い手の確保を目的とし、農業研修生を受け入れ指導する農家に対する報償費及び、研修中の農業機械高度利用研 修等の就農に必要な機械技術等の研修受講費用の助成を行うものである。 72 新規就農者用リース農場整備事 業 73 青年就農給付金事業 74 経営体育成支援事業 75 農業振興事業 新規就農者に対する施設整備等の支援を充実させるため、JAが事業主体となって整備を行いそれに対して町が助成 するものである。 就農三年目でリース形式で施設を取得し、1,200坪規模での本格営農開始となる。 担い手の確保を目的とし、北海道における青年の就農意欲の喚起と就農後の定着を図るため、就農前の研修期間(2 年以内)及び経営が不安定な就農直後(5年以内)の所得を確保するための青年就農給付金について、予算の範囲内 で補助するものである。 担い手の確保、農業経営の安定強化を目的とし、農業用機械等の導入に対する補助で、中心経営体等が融資等を受 け、農業用機械等を導入する際、融資残について補助金を交付することにより、主体的な経営展開を支援する国の施 策である。実施主体は市町村となっており、新規就農者を中心に主体的な経営展開をする農業者の支援策として定着 している。 消費者ニーズに応えられる農業を推進するため、実証試験ほ場の設置経費補助、クリーン農業推進のため推進協議 会への活動費補助、その他の試験的取組費用に対する補助各種試験研究及び研修を促進するものである。 26 第6次平取町総合計画 実施計画 【一般会計】 № 事 業 名 事 業 内 容 76 町営牧野整備事業 牧野の老朽化施設等の改築整備、水道設備改修や作業機・車両の更新、草地整備を計画的に行い、町営牧野運営の 円滑化と牧場利用者の利便性を図るものである。 (牛舎の改築、水道設備改修、堆肥舎整備(攪拌・送風設備含む)、作業機・車両の更新、草地整備) 77 町営牧野鹿柵整備事業 有害獣侵入防護柵整備事業が着手されたことにより、周辺地域が鹿柵で囲われる中で、町営牧野への鹿の侵入を防 ぐため鹿柵を設置し、草地等の食害を防止する。 78 「びらとり和牛」ブランドの維持のため、優良肉用牛繁殖素牛の導入に対する助成など出荷拡大のための支援を行うも 優良肉用牛繁殖素牛導入及びび のである。 らとり和牛ブランド拡大支援事業 繁殖素牛導入助成20頭(戸)*100,000円(JA+50,000)、年間200頭*45,000円(A5:50,000 A4:40,000) 79 特産物消流対策事業 ブランドの定着と更なる消費・流通販路の拡大を図ることを目的とし、特産物であるびらとり和牛及びびらとりトマトとそ れらの加工品等を札幌圏等でPRするものである。 80 畜産公社補助事業 「びらとり和牛」の知名度の向上及び牧野利用者の費用負担軽減を図るため、公社が係わる牛肉消流対策、消費者交 流、食育活動、放牧牛ダニ熱予防対策に支援を行うものである。 81 町有林の適正管理と造成事業 森林は、水源のかん養、洪水・土砂崩壊など災害防止、気象緩和・風害防止など生活環境の保全、保健休養の場の提 供、木材や林産物の供給などいろいろな面で人々の生活に関わり、特に大気中の二酸化炭素を吸収し、地球温暖化を 防止する重要な役割を担っている。しかし、森林が生長するためには長い年月を必要とする。このことから、町有林循 環型経営計画基づき町有林40,475ha内の人工林1,430haを中心とした森林施業を実施するものである。 相続放棄等による民有林売買における林地荒廃に歯止めをかけることを目的とし、林地売買において、伐採後、植栽 82 水源涵養・環境林の維持経営事業 を行わず天然更新で放置される森林を未然に防ぐため、相続等が困難な森林や大規模所有者が経営を放棄する森林 を町有林として購入し経営を図るものである。 83 カラマツ材利用促進事業 戦後拡大造林で植えられたカラマツが標準伐期齢(30年以上)を向かえており、カラマツ材利用促進事業補助金交付 要綱(平成18年4月1日施行)に基づき、カラマツ材を住宅用建材として利用拡大するため一般材との価格差を埋めカラ マツ利用を促進するために実施するものである。 50,000円/m3の助成を行う(上限は100万円) 84 民有林活性化推進事業 民有林の公益的機能の拡大と人工林の計画的な造林事業の推進、森林所有者の経営安定を目的とし、平取町民有 林活性化事業補助要綱(平成27年4月1日改正)の基づき実施するものである。(植栽:標準経費の26%、間伐(搬出 有)@30,000/ha(搬出無)@18,000/ha、下刈(1回)@11,000/ha(2回)@16,000/ha、枝打ち@15,000/ha、天然林除伐@ 10,000/ha。) 85 林道開設事業 現在町内の林地には、間伐作業等に利用した幅員が3m程度の作業路が多く、運材車に対応が困難でフォワーダー等 による作業でコストがかかっており、運材に対応した林道の整備が求められている。伐期を向かえたカラマツを中心と した人工林を皆伐するためにも、今までの作業路では運材車に対応が出来ないことから、作業路を林業専用道に格上 げし事業費コストを下げ、また林地残材のバイオマス等に活用も可能である。 86 林道改良事業 林道は現在規格相当を含めて15本40,000mあり毎年、草刈等の維持管理を実施している。老朽化による大規模な路面 改良や災害に至らない山腹崩壊の処理は維持管理は困難で補助事業による対応が求められている。戦後拡大造林で 植栽された人工林が伐期をむかえており、昭和40年代に整備された林道が老朽化や小災害等により十分に活用され ていないため、路面改良等の実施により森林施業の推進にあたる。 (オユンベ線の改良を実施) 87 地場産業振興融資事業 平取町の産業振興を図るため、地域の特性に根ざした地場産業の育成及び地域の活性化を推進する団体・個人に対 して、融資制度の創設と特産品開発の試験研究等に要する経費への資金援助制度。 88 中小企業振興対策事業 平取町内における中小企業の育成振興及び経営の合理化を推進するための設備投資、経営資金を融資するための 制度。融資のための苫信への預託金、それに係る利子補給金。 89 店舗改装補助事業 観光客誘引を目的とし、お客が利用しやすいよう店舗の改装費の一部を補助することにより、集客数の増加を目指す ものである。 90 空き店舗活用事業 商店街にある空き店舗の利活用により賑わいづくりを目的とし、現在使われていない空き店舗に新たに営業を行う場 合、店舗の改装費用の一部を補助、空き店舗を賃貸借により借りて営業を開始する場合は賃貸借料を一定期間助成 する。 91 起業化支援対策事業 産業及び雇用の創出を図り、移住・定住促進につなげることを目的とし、町内で起業・創業しようとする者に対し、1,000 千円を上限とし対象経費の1/2を助成するものである。 92 商工業振興対策事業 地元商工業の活性化と振興、商店街の環境美化により販売等を促進し地域全体の経済活性化を図るため、商工業活 性化事業、販売促進対策、商店街美化に対し助成するものである。 93 地域商品券発行事業 平取町における経済状況は依然として厳しく、消費の低迷が続いていることから、町民に対する生活支援と町内消費 の拡大を図り地域振興に寄与するべく、地域商品券を発行して町内消費者への消費喚起及び支援を行うものである。 94 平取町商工会館改修事業 地域の事業者を支援し、経営を改善・向上させることで地域経済の発展、商工業の充実のために商工会会館は必要で ある。今回、商工会会館が経年劣化により外壁補修が必要となり、商工会としても地域の事業者の負担を抑えるため 少ない会費で運営していることから、町としても地域経済の振興発展には不可欠な施設であることから負担をするもの である。 95 すずらん公園整備事業 日本一の野生すずらん群生地の保全に向けて、観賞道を清掃、整備することで観光客が観賞道以外に入り込まないよ う対策し、また、常時監視によりすずらんの盗掘を防ぐものである。 27 第6次平取町総合計画 実施計画 【一般会計】 № 事 業 名 事 業 内 容 96 フラワータウンフェスタ事業 管理花を植栽することにより空間に彩りを加え、さらに町全体のイメージアップを図るため、本町地区バイパス沿線の 植樹枡への花植栽し地域一体となり花づくりを通して地域コミュニティの増進と環境美化を図るものである。 97 ファミリーランド施設整備事業 二風谷ファミリーランドは、昭和53年に建設以来、既に30年以上が経過しており、施設等の老朽化が著しいため、維持 管理に要する修理費を計上する。また、再整備計画も検討する。 98 義経公園整備事業 義経神社と隣接する義経資料館、義経神社には春先の桜時期及び紅葉時期に大型バスでの来場が増加傾向にある が、トイレが義経資料館内に1基(男女兼用)と鳥居に簡易トイレの設置となっていることから、鳥居周辺にトイレを新設 し観光客の利便性を高めるものである。 99 旧びらとり温泉利活用検討事業 平成26年7月よりびらとり温泉「ゆから」がオープンし、これまで利用していた旧温泉施設は未使用の状態となっており、 この旧温泉施設の利活用について早期の検討が求められている。 100 町有林整備事業(雇用対策) 冬期間の雇用創出を目的に平成20年度より森林施業(枝打ち、蔓きり、枝条巻き)を森林組合に委託し緊急的に実施 しているものである。平成25年度より当初予算で計上し当初24人の雇用から平成26年度には70人を雇用している。 101 企業立地促進対策事業 人口減少や高齢化などにより、地域の活力が低下しつつある中で、町内に事業場を設置する者等に対して事業用地 取得、雇用の奨励、操業支援等を行うことにより、企業の立地を促進し、民間活力を生かした新たな振興策を実施し、 雇用の機会の拡大と地域経済の活性化を図る。 産業 計 102 町道整備事業 道路の路面及び排水施設等の破損箇所を整備し、加えて、通行に影響となる線形等を整備することで、安全通行を確 保するものである。 103 道路施設整備事業 町民が安心して通行できるよう日常の道路維持を継続することを目的とし、道路のパトロール強化と、補修箇所の修 繕、冬季間の除雪を実施するものである。 104 土木積算システム等運用事業 工事発注等の基準が北海道に準じていることから、電算システム運用経費を自治体負担で行わなければ、発注業務 の効率化が図られないため、運用費用を計上するものである。 105 道路台帳電子化事業 昭和55年に、改正された道路法により、整備を行った道路台帳図があるが、資料として古くなり今後修正を重ねるに しても、図面を手書きできる職人が北海道に2名しか居らず、その2名も高齢化してきていることから、今後近い将来に 既存の図面も使用できなくなることが予想されることから、電子化を行うものである。 106 紫雲古津神社牧場線舗装事業 平成4年に改良されたこの路線は、むかわ町と農道を経由して当路線と連絡されており、交通量が多くなっていること から、改良済み未舗装の区間1,000mの舗装を実施し、地域間交通網の整備を行うものである。 107 川向町界線舗装事業 平成24年度から未舗装区間の舗装を実施しており、下河辺牧場入り口までとしていたが、地域の要望と、砂利道まま にしておくことで、道路の劣化が進行することから、改良済み未舗装区間について、舗装を行い路盤流出や洗掘を防止 すると共に、牧場や畑に道路の埃が舞うことを抑えることを目的とする。 108 川向学校シラウ川線改良舗装事 業 川向地区と紫雲古津地区を結ぶ川向紫雲古津線が完成し、交通量が増加したことから、現状の路面は老朽化し、路肩 は狭いことから、冬季間のすれ違い通行に支障を来たしており、危険な状況であることから、路肩を拡幅し、劣化した 路盤及び舗装を入れ替え併せて平面線形並びに縦断線形を改良するものとする。 109 荷負本村線改良舗装事業 この路線は、定期バス並びにスクールバスの路線であることおから、冬季の凍上により路面に凸凹ができ、幅員も狭い ことから、すれ違いに支障を来たしていた。幅員を拡げ道道交差部の拡幅等を行い、安全な通行を確保するものであ る。 110 荷負市街線拡幅事業 国道から貫気別方面に向かう路線で、車両が交差できない状況であることから、車道部を拡幅し待避場を設け、スムー ズな走行の確保を行うものである。 111 振内市街川沿線道路整備事業 振内の中心住宅内を通過する道路であるが、排水性能が劣化していることから、排水設備の設置と、老朽化した路面 を補修し、住環境を向上させるものである。 112 荷菜牧場線改良舗装事業 国道から320mは改良舗装済であるが、高台に5件の住宅が建ち380mの砂利道を通行しなければならず、傾斜が きつい事から路面の砂利が雨等により流され、舗装されている部分の路面にも悪影響を与えていることから、道路の 整備を行うものである。 113 荷菜田村線(仮称)改良舗装事業 町道に認定をし、雨水の影響を受ける住民の安心と環境向上を目的とする。、 114 荷菜三浦分譲1号線・2号線改良舗 未改良路線である当該路線の改良舗装事業を行い、周辺居住者への住環境の向上と、交通アクセス向上を目指す。 装事業 115 ペナコレ川沿線改良舗装事業 平成17年度に町道認定がされてより、地元地権者から改良舗装の要請があることから、事業を実施し生活環境向上に 資することを目的とする。 28 第6次平取町総合計画 実施計画 【一般会計】 № 116 事 業 名 事 業 内 容 荷菜三塚鹿糠線(仮称)改良舗装 荷菜牧場線から荷菜鹿糠分譲1号線につなげる道路を整備し、近年住宅が立ち並ぶ区域の交通アクセスを向上され、 地域の住環境を向上させる。 事業 国道から二風谷神社までの136mの改良舗装について平成13年頃地元自治会の要請により、町道の計画(実測線 117 二風谷教員住宅線改良舗装事業 調査)を作成したが地権者への協力が得られず、計画が先送りされてきている。再度、地権者に協力依頼を確認し、実 施に向けて計画するものである。 118 幌毛志川向線道路整備事業 平成13年に発生した幌毛志川向地区の地すべりは北海道の事業で対策を行い、平成25年までに完了していることか ら、道路部の変状についての修復は平取町として行うこととなっており、今回、道路部の補修を行うものである。 119 平成13年に供用開始して以降、小規模修繕にて対応してきているが、ふれあいセンター前をはじめとして、全線にわ みどりが丘中央線歩道平板ブロッ たり段差が目立ち始め、更には車両出入り口については、破損が著しい状況であることから、計画的に取替を行い、安 ク取替事業 全確保するものである。 120 二風谷資料館平板ブロック布設替 平成16年に完成したこの路線も、歩道部の劣化が著しく、観光客や園児の通行に危険な状況となっており、舗装材は そのまま使用できることから、再度設置しなおすものである。 事業 121 町道改良舗装事業 町道の老朽化並びに未改良路線の改良舗装事業を実施し、道路網整備並びに交通アクセス向上と生活環境向上にむ け実施するものである。 122 通学路交通安全対策事業 通学路における、痛ましい事故が全国的に発生していることから、平取町においてもそのような危険な箇所がないか を、教育委員会等関係機関で『平取町通学路安全対策協議会(仮称)』を設立し危険箇所の対策を行うものである。 123 道路照明灯のLED化を行い、高騰する電気量の抑制を行うと共に、電球の長寿命化を行いランニングコスト抑制を目 的とする。紫雲古津地区より、実施しているところであるが、本町地区、二風谷地区、振内地区と継続して事業を行うも のである。 道路照明灯LED化事業 124 道路ストック点検事業 社会資本の老朽化により、全国的に尊い人命が奪われる事故が度々起こっていることから、国の重点施策となってお り、平取町においても、施設の点検を実施し健全度の把握を行い修繕が必要なものは、計画的に修繕を行っていくもの とする。 125 橋梁長寿命化修繕事業 アメリカの橋梁落下事故を受け、国の主導により橋梁点検の義務化が明記され、更に平成26年6月以降における点 検の手法が、近接目視点検を5年に1回実施することが道路法施行令により義務化されたことにより、道路管理者であ る町として、その責務を全うし、修繕が必要な箇所の修繕を行うものである。平成21年度から遠望目視による点検を行 い、平成25年3月に橋梁長寿命化修繕計画を国に提出し、修繕25年度から進めているが、今後も計画に基づき、修 繕を行い大規模な予算が伴わないよう修繕を行っていくものである。 126 道路ストック点検に基づく補修事 業 127 地域情報通信基盤整備事業 128 社会資本の老朽化に伴う、効率的かつ効果的な修繕を行い、ランニングコストの軽減と、民生安定を目的とする。 PDCAサイクルを道路資本に適用し、安全安心な通行を確保することが必要である。 新たに発生したサービスを享受できない世帯の情報格差を解消するため、設備(光ファイバー等)の増設を図る。また、 振内にてNHK共聴を利用している世帯について、設備更新により多額の費用負担が発生することから、平取町ケーブ ルテレビへの移行を行う。 平取町携帯電話鉄塔施設整備事 小平地区の一部が携帯電話の不感地帯となっていることから、国の補助事業を活用し、町の光ケーブルを伝送路とし 業 た携帯鉄塔を整備し、携帯不感地帯解消を図る。 129 バス運営費補助事業 生活交通路線を確保するため、路線バスを運行している道南バスに対して、運営経費の赤字分について補助金を支出 し、地域の公共交通を維持・確保する。 130 地域公共交通活性化事業 バス停が遠く路線バスの利用が難しい住民の足の確保と、路線バスの運行を効率化を図るため見直しについて「平取 町地域公共交通活性化協議会」で協議を行っており、その運営費及びデマンドバス運行事業費である。 131 生活雑排水処理施設整備事業 町内にある18生活雑排水処理施設について、計画的に施設を改修することにより、処理能力の維持を図る。隔年毎に 回転円板装置交換、配管、電気設備の改修等を実施。 132 生活雑排水処理施設移設事業 (道道平取静内線拡幅工事) 133 生活雑排水処理施設新設事業 134 道道平取静内線の拡幅工事に伴い、生活雑排水管が支障となったため移設補償工事を実施する。 本町地区の雑排水処理施設に接続するためのポンプ所を新設することで、既存の生活雑排水処理施設の適正な維持 を図る 生活雑排水管路システム・PC更新 生活雑排水管の埋設位置や管種等を管理するため、PC本体及び管理システムの更新を行うものである。 事業 135 浄化槽設置整備事業 平成6年度から実施し平成8年度からは平取町排水処理基本計画に基づき、生活雑排水による公共用水域の水質汚 濁を防止することにより防臭を図り、衛生的で快適な生活を推進するため、既設家屋のトイレを浄化槽へ改修する費用 に対して助成するものである。 136 河川整備事業 町が管理する普通河川の土砂浚渫及び維持補修を実施し、減災対策を行い地域住民の安全確保を図るものである。 137 長知内ヤマダの沢改修事業 整備後、数十年が経過した当該河川の河道は老朽化し、破損が著しく、また上流域の開墾が進み大雨の際には、現在 の断面では排水できない状況であることから、河道を整備し災害時に人家等への影響を抑えるよう対策するものであ る。 138 タンノの沢河川改修事業 タンノの沢付近での分譲宅地の計画があり、大雨のたびに、河岸が決壊していることから、護岸を行い整備すること で、河岸決壊を防止し住民の生活環境を向上させるものである。 29 第6次平取町総合計画 実施計画 【一般会計】 № 事 業 名 事 業 内 容 139 貫気別市街地排水路整備事業 道道平取静内線の改良工事に伴い、現在の排水断面及び横断位置が改良となることから、道道の整備に併せて、排 水断面を改修し、雑排水処理施設までの排水を整備することで、大雨時の被害を最小限に食い止めることができるも のである。 140 体育館前排水路整備事業 設置後数十年経過し、老朽化が著しいことから改修を行い、安心して生活できる環境を確保するものである。実施箇 所については、旧社協から黒川宅までの排水路を整備し、速やかな排水を確保するものである。 141 オバウシナイ川護岸改修事業 準用河川の整備を昭和57年から63年まで実施しているが、その当時から既存にあった護岸が老朽化している状況か ら、老朽化著しい100mの区間(左岸)を改修するものである。 142 振内排水路整備事業 旧鉄道敷き方向から設けられている排水路であるが、振内山手線横断部より下流が排水路の老朽化により、水が滞 留し、生活環境に影響を与えていることから生活環境向上に向けて整備を行うものである。 143 赤石の沢河川改修事業 国道を横断し、平取幹線用水路を横断して荷菜ケナシ排水路に流入する河川であるが、幹線用水路の改修に伴い、横 断部の改修がされることから、町としての改修を行い、速やかな排水を行うことを目標とする。 144 オサツナイ沢川河川整備事業 平成4年災害以降、護岸の老朽化が進行し、古い護岸については倒壊している状況が見受けられることから、計画的 に、整備を行い農業経営の安定を確保するものである。 145 ミズグチの沢改修事業 道道横断部の改修、貫気別川樋門の改修と北海道に要請を行ってきたが、道道部の横断函改修のみが実施予定と なったことから、地権者との調整に時間を要したが、町施工部の提案等で地権者の了解が得られたことから、道道横 断改修と併せ、河川の改修を実施するものとする。 146 河川改修事業 河川整備区間の施設老朽化対応及び、社会基盤整備の観点から、継続的に維持・保全を行うものとする。 147 旧豊糠小中学校体育館整備事業 旧豊糠小中学校の体育館について、屋根の老朽化が進んでいることから葺替を行い施設の利活用を図る。 148 糠平・幌尻林道シャトルバス運行 事業 幌尻岳登山観光客が利用できるシャトルバスを運行させることでニーズに対応し、登山事故防止を目的とし、一般車両 は規制により通過できないため、ゲートを通過できるバス運行を委託する。 149 防犯灯LED整備事業 省エネ電球の長寿命により電気料金、電球取替経費等の大幅な削減を図ることを目的とし、防犯灯をLED化するもの である。 150 エゾシカ捕獲事業委託事業 全道的に増加しているエゾシカの捕獲事業を推進することで個体数の減少を図ため、エゾシカ捕獲奨励金の支出、処 理施設(新冠町・北海道食美樂)への運搬費並びに解体処理手数料について支出する。 151 特定外来生物防除事業 農業被害や生活環境への被害が急増していることから、特定外来生物であるアライグマの排除を目指すため、防除業 務を猟友会沙流川支部に委託し実施するものである。 152 平取町要援護者システム導入事 業 平成25年度に災害対策基本法の一部改正により、新たに避難行動要支援者名簿の作成、名簿情報の避難支援等関 係者等が規定されたことにより台帳を整備する必要があり、そのシステム導入するものである。 153 平取町防災備蓄購入事業 役場及び指定避難所に食料、トイレ、オムツ、救急箱等の「衛生備蓄品」、発電機、照明器具等の「避難所設営」備品を 計画的に整備する。(全人口の20%対応) 154 公共治山事業 既存治山施設等の維持機能及び治山施設設置に伴う附帯施設の整備を図る。 155 消防組合負担金 消防庁舎については、役場庁舎も含めて検討することとし、消防分団詰所について計画的に改修工事を実施する。消 防自動車については、概ね25年から30年で計画的に更新やオーバーホールを実施する。また、消防団防火服、職員 用耐火服についても計画的に更新を実施する。 156 小規模治山事業 治山施設設置により土砂流出を防止し、林地の保全及び地域住民の生活安全の確保を図る。 安全で安心して暮らせる国土づくりのため、山地災害の防止とこれによる被害の軽減を図ることを目的とし、保安林指 定の困難地など国庫補助対象とならない荒廃林地を対象に治山事業の実施し、また、公共治山事業実施に伴う流路 工の実施をする。 157 空家等対策の推進事業 人口減少や既存住宅・建築物の老朽化により、未使用住宅が増加する可能性があることや、既に廃屋化している空家 が増加していることから、地域住民の生活環境の改善と地域資源として空家を有効に活用する。利活用可能な空家に ついて、利用の促進を図るための補助制度の創設と既存住宅の付加価値を高めるための住宅リフォームへの補助制 度の継続、廃屋化となった空家について、良好な景観、安全安心な地域づくりために除去促進のための補助制度の創 設を図る。 158 地域おこし協力隊事業 現在、都市に住む人たちが様々な理由で豊かな自然環境や歴史、文化等に恵まれた「地方」に注目している。 人口減 少や高齢化等の進行を防ぐ見地から、地域外人材を誘致し定住を進めることで、担い手の育成を図り起業家創造を協 力的に支援する。 159 民間賃貸共同住宅整備費助成事 町内には、移住者又は単身者が入居出来る住宅が少なく、入居者の住宅ニーズを満たした住宅等がないため、新たに 民間による共同住宅の建設に対し助成制度を創設する。 業 160 公営住宅建設事業 平取町公営住宅長寿命化計画に基づく公営住宅の建替と老朽化した公営住宅の解体を実施し快適な居住環境及び 公共賃貸住宅の確保を図る。 30 第6次平取町総合計画 実施計画 【一般会計】 № 事 業 名 事 業 内 容 161 公営住宅小規模改修事業 公営住宅の長寿命化のため、また、住環境の向上のため、外部塗装、物置改修、トイレ臭気筒など小規模改修事業を 計画的・継続的に進める。 162 公営住宅大規模改修事業 公営住宅の長寿命化のため、また、住環境の向上のため、内部改修、浴場改修、屋根葺替、外壁張替、浄化槽設置 等、大規模改修事業を計画的・継続的に進める。 163 新エネルギー導入関連事業 (太陽光発電等施設整備事業) 平取町新エネルギービジョンに基づいて、地球環境保全のための積極的な太陽光発電の導入を推進するため、住宅 用太陽光発電の導入を促進するとともに、公共施設へ太陽光発電設備を導入することで温暖化ガス(CO2)の削減を 図る。 164 新エネルギー導入関連事業 (木質系バイオマス等普及事業) 平取町新エネルギービジョンに基づいて、地球環境保全のために木質バイオマスの導入を推進するため、木質バイオ マスを燃料としたペレットストーブの導入の促進を図り、CO2削減に寄与する。 165 みどり豊かな環境整備事業 平取町における自然環境の適正な保全と回復育成を総合的に推進し、町民の健康で文化的な生活の確保に寄与する ことを目的とし、平取町みどり豊かな環境条例に基づき、植樹祭の開催や地域緑化のため緑化木の配布を実施する。 166 ゴミステーション助成事業 各自治会で設置しているごみステーションの老朽化に伴い、ごみ収集ボックスの新設費用を助成する。 167 ニセウエコランド改修事業 ニセウエコランド内の施設、備品等を計画的に改修、整備し維持管理を行う。 168 振内鉄道記念公園改修整備事業 国鉄富内線廃止に伴う事業として昭和62・63年度において整備されたが老朽箇所が多々あり、計画的に改修を進めて いくものである。 169 衛生組合負担金 焼却処理施設では、既存建築物(煙突含む)の保全、排ガス処理設備改良(電気集塵機⇒バグフィルター)、各種設備 の機能保全整備を行うこととする。最終処分場については、既存建築物及び各種設備の機能保全整備と日高最終処 分場の埋立終了整備を実施し、給水施設については、既存施設が年々水量が減少しまた浄化施設も築42年を経過し ていることから劣化が激しく、このままでは焼却施設で使用する冷却水の確保が困難な状況が想定されるため、焼却 施設の安定的な運転を維持することを目的そして水浄化設備の取水管、凝集沈殿濾過設備、電気計装設備等の整備 と平取町水道水の引込工事(L=5000m)を実施するものである。 生活環境 計 170 町勢要覧発行更新事業 171 平成19年に作成された現在の町勢要覧は、既に無くなっている内容が掲載されているなど情報が古く、外部等に提供 する書籍物としては厳しい状況となっていることから、町勢要覧の内容を最新のものに全更新して発行し、さらなる町 のPRとイメージアップを図る。 平取町プロモーション映像製作事 これまで映像は、ビデオテープでしか配信手段がなかったが、インターネットサービス使うことで世界中どこへでも町の 映像を配信することが出来るようになった。これらを活用し町のプロモーション映像を制作して各種のPRを図る。 業 172 ホームページ改修事業 平成26年に改修したホームページの内容を、動画や予約受付システムなど更に充実した内容として改修し、利用者の 利便性向上と情報発信の強化を図る。 173 アイヌ住宅改良資金貸付事業 アイヌ住民の住環境の改善を図ることを目的として、「住宅改修」「住宅新築」「住宅敷地購入」の資金を低利で貸付す る。 174 ふれあいセンター改修事業 ふれあいセンター開設から15年以上が経過し、施設の老朽化が目立ち始めたことから屋上防水工事及び外壁改修工 事を年次計画により補修する。 175 振内町民センター改修事業 町民ニーズにより2階での催し物に高齢者や障がい者の負担軽減を図るためにエレベーター及び障がい者トイレを設 置するものである。 176 ふれあいセンター照明LED化事業 ふれあいセンターの各室をLED照明にすることで将来的なランニングコストの削減を図る。 177 芽生生活改善センター改修事業 178 昭和46年に建築してから、相当年数が過ぎており、増築・改修している部分もまた、劣化により傷んでいるため、劣化 の著しい箇所を早急に改修する。 長知内ふれあいセンター周辺環境 ふれあいセンターの入口の道路取り付け部分は整備したが、その延長及びその周りの駐車場等の環境整備をする。 整備事業 179 貫気別生活館整備事業 生活館の葬儀の利用も多く、高齢化により高齢者には和式トイレは負担であるため洋式(手摺)に改修する。また、音 響施設については、施設建設から、相当年数が経過しており、当初よりメンテナンスがされていないことから不良箇所 が発生してきているため、、一括交換を実施予定としている。 180 沙流川アート館大規模改修事業 昭和28年に建築してから、相当年数が過ぎており、改修している部分もまた、劣化により傷んでいるため、大規模改修 を実施する。 31 第6次平取町総合計画事業実施計画【病院会計】 № 事 業 名 事 業 内 容 病院施設は昭和38年に建設され、平成9年に大規模改修を行っ てはいるものの、建設から50年が経過している。町民の健康を守 1 平取町国民健康保険病院改築事業 り、安心・安全で快適な医療環境を提供するため医療機器を含め た病院機能の充実、また耐震構造も備えた災害時の医療提供施 設としての役割を果たすための施設整備を図る。 第6次平取町総合計画事業実施計画【簡易水道会計】 № 事 業 名 1 平取町簡易給水施設補助事業 事 業 内 容 浄水場及び配水管等の老朽化が進む小規模給水施設や無水地 区の施設整備・更新を支援する事業。 布設より50年以上経過した、配水管を補助事業(畑総単独営農用 2 去場地区簡易水道配水管整備事業 水事業)を使い整備し安定した飲料水を確保する。 配水管布設替事業 全長約2,590m 3 配水管整備事業 4 量水器更新事業 布設より25~38年経過し漏水も多いことから、布設替えを行い安 定した飲料水を供給する。 貫気別・振内・本町地区配水管等布設替事業 水道メーター(量水器)は、計量法に基づき使用期限が製造 から 8年間と定められているため、更新期限内に計画的に量水器更新 荷菜高台地区の住宅の増加により、水圧低下が起こり給水に支 5 荷菜地区増圧ポンプ場整備事業 障がでているため、増圧ポンプを設置し、水圧を低下を防ぐことを 目的とする。 6 水道施設計装整備事業 水道施設を管理・監視するうえで、10年以上経過した物も多く、部 品提供が困難なことから計画的に整備し、安定した飲料水を提供 する。 7 振内橋配水管移設事業 振内橋の建設により橋梁に添架している配水管の移設撤去。 安全・安心な飲料水を提供するために、水道施設機器の管理・監 視を行うために必要な機材を整備する。 8 水道施設監視システムPC更新事業 岩知志浄水場 PC×1台、サーバ×1台 本庁舎 PC×1台、サーバ2台 9 水道管路システム・PC更新事業 水道管埋設位置・管種等を管理するため、管路システム更新、P C更新 第6次平取町総合計画事業実施計画【消防組合】 № 事 業 名 事 業 内 容 1 消防庁舎、分団詰所改築事業 各種施設の改修 シャッターの改修、待機宿舎の大規模改修、各分団詰所の改修 2 消防自動車更新事業 消防自動車の計画的な更新及びオーバーホールを実施する。 3 資器材整備事業 火災防禦資器材、救急高度シミュレーター、救助資器材、半自動式除 細動器等各種資器材の計画的な更新 4 消防団防火服、職員耐火服購入事業 職団員の耐火服及び防火服の計画的な更新 第6次平取町総合計画 実施計画 【一般会計】 № 事 業 名 181 町民税1%まちづくり事業 事 業 内 容 町民に町税とまちづくりについて関心を持ってもらい、町民活動や地域コミュニティの活性化を図るため、住民と行政が 協働して行うまちづくり活動に対して支援することを目的とし、平取町内において地域の活性化を図り特色を活かせる 事業、安全・安心な地域づくりを推進する事業、地域の福祉の向上に寄与する事業、公共性のある事業をまちづくり会 議にて審議し、30万円を限度に補助するものである。 職員間の連絡や、データ送信等を迅速に行うため、平成21年度に庁内ネットワークを構築した。職員が使用する庁内 182 庁舎内ネットワーク端末更新事業 ネットワーク端末機器を更新し、突然の破損を未然に防ぎ、円滑な業務を目指すこととし、単年度の負担を軽減するた め、5ヵ年のリース契約で実施してる。 183 戸籍総合システム整備事業 平成20年1月19日に導入した戸籍総合システムを計画的に機器を更新し、機器及びソフトウェアの安定運用とセキュ リティ維持、システムOS更新への対応のため、リース・保守料等の経費を計上する。 初期導入(平成13~14年度)した住基ネットシステムは、機器の安定運用とセキュリティ維持を図るため、平成21年度 に機器を更新し、リース・保守料・サポート料を計上していたが、住民コードと4情報(氏名・性別・生年月日・住所)の管 理、本人確認情報、公的個人認証等の事務に対応した機器に更新するためのリース・保守料等の経費を計上する。 184 住基ネットワークシステム機器整 備事業 185 総合行政ネットワーク(LGWAN)更 国や地方公共団体を相互に接続する行政専用ネットワークである総合行政ネットワーク(LGWAN)機器の更新を定期 新事業 的に行っており、中継サーバ及び専用端末等リース料(5年毎)を計上する。 186 行政システム更新事業 住民基本データや税等の行政システム(STARS)を運用するにあたり、定期的に行政システム機器を更新し、突然の 破損を未然に防ぎ、円滑な行政システム稼動をするために定期的に機器を更新し、そのリース料を計上している。 187 庁内LANケーブル更新事業 設置から10年以上が経過しているLANケーブルについて、断線等の突然のトラブルを未然に防ぐため、行政システム 用LANケーブル、庁内ネットワーク用LANケーブルを更新する。 188 庁舎内LANサーバ等更新事業 平成20年度に庁舎内LANを整備し、職員間や関係機関との迅速な対応、セキュリティー強化等を図りましたが、その 中枢の庁内LANサーバ機器を更新し、突然の破損を未然に防ぎ、職員間の迅速な業務対応を実現する。 189 行政システム機器更新事業 行政システム機器は、平成18年度に更新しておりますが、既に7年が経過し、機器の更新時期を迎えているため、 Windows XPからWindows 7へ更新し、新しい行政システム(クラウド)を導入し、メインサーバについては、データセン ター(札幌)に設置することにより、情報のセキュリティ、利便性の向上を図る。 190 公文書管理事業 自治基本条例の原則である情報共有には、公文書管理が要となる。このため、公文書のスピーディーな検索を可能 とする管理を行なう必要があることと加え、既存書庫は依然としてB判サイズであり、A判対応と耐重性の強化が求めら れるため、文書管理システムの導入と書庫の改修を行なうものである。 191 庁舎新築事業 役場庁舎は老朽化のため、外壁の損壊、事務室天井の一部崩落など、耐久性の低下が見られる。ボイラー、浄化槽な どの大型設備についても更新の必要性が高まるなど、災害時の本部としての機能が著しく低下している現状にある。ま た、行政機能が分散し、町民の利便性の低下、行政コストの増嵩などを招いているため準備基金を積立ながら町民の 利便性の向上を図るものである。 192 貫気別中学校統合関連事業 平成23年度に統合した貫気別中学校校舎及び附属施設について、平取ダム建設作業員宿舎として平成32年まで活 用をするが、老朽化が進む事から解体するものである。 193 職員住宅解体事業 職員住宅等は、築後40~50年のものが最も多く老朽化が著しく、また、職員数の減少により長期にわたって不用となっ ている住宅もあり、周囲への安全性を考慮し、解体すべきものは解体する。 194 平成22年総務省通達により、完成後40年経過したタンクは腐食の恐れがあるため、内部コーティング等、一定の処理 振内合同庁舎地下タンク貯蔵所改 をしなければならないが、新たに地上にタンクを設置するほうが負担が軽く経済的である為、ボイラーの灯油仕様・灯 修事業 油タンク設置・地下タンク廃止処理を行うものである。 195 振内合同庁舎消防用設備改修事 屋内消火栓設備の非常用電源装置である内燃機関を起動させるための蓄電池が、使用不能となっていることから、交 業 換して停電時においても消防用設備を有効に使用できるようにする。 196 振内合同庁舎照明LED化事業 振内合同庁舎(支所・消防)の照明(蛍光灯)をLEDに交換することにより明るい仕事環境と電気料を削減を図る。 197 職員住宅大規模改修事業 職員住宅等は、築後40~50年のものが最も多くなっており、この間、改修は行なってきているが、風雨にさらされる屋 根や外壁については、早めの維持補修が町寿命化につながるため、計画的に改修を行なう必要がある。また、トイレの 水洗化は現代において、生活に必要な最低限の設備であるため、早期の整備を実施するものである。 198 庁舎浄化槽改修事業 庁舎浄化槽は老朽化により浄化機能の低下が見られるため、浄化槽の更新改修により浄化機能の保全を行なう。 199 町有建物整備事業 入居希望者のない、老朽化した一般建物住宅を年次計画的に解体し、周辺の環境整備を図る。 町民活動・行政活動 計 合 計 32