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ニュースリリース
2013 年 10 月 1 日
※本リリースはドイツ本社 9 月 30 日発表英文リリースの抄訳です。
Merck KGaA、
東京ドイツ文化センターと共同で「かけはし」文学賞を創設
－ 日独の架け橋となる実績を残した翻訳家および作家を表彰 －
メルク株式会社（本社東京、会長兼社長カール・レーザー）およびメルクセローノ株式会社（本社東京、社長
パリス・パナヨトプロス）の親会社である Merck KGaA（ドイツ・ダルムシュタット市、会長カール-ルドウィッ
グ・クライ）は 9 月 30 日、東京ドイツ文化センター（ゲーテ インスティトゥート）と共同で、「かけはし」文学賞
を創設すると発表しました。
この賞は、ドイツの現代文学を日本に紹介するため、学術と経済の領域で日独の文学的、言語的、文化面
において架け橋的役割を果たした作家、翻訳家、出版者を表彰するものです。作品は散文、詩、ドラマ等な
ど幅広いジャンルから募り、受賞者は、作家部門および翻訳部門で各 1 万ユーロ の賞金が授与されます。
審査委員は、日本のドイツ文学者、ドイツの日本文学者、およびドイツ文化センターの代表者から構成され
ます。第一回目は、来年 2014 年より実施され、隔年で授賞式が行われます。
メルク の会長、カール・ルドウィッヒ・クライは、東京で開かれた同賞の創設を紹介するイベントで、次のよう
に述べています。「これまで日本では、ドイツの現代文学に接するのは一部の専門家に限られてきましたが、
今回の『かけはし』賞創設で文学を通じて、その垣根を取り払おうとする作家や翻訳者を高く評価したいと
考えています。リスクをとる勇気、パイオニア精神、視野の広さ、つまり新境地に足を踏み入れることが、革
新性を持ってグローバルな課題を解決する上で不可欠であると、長年にわたるメルクの歴史が教訓として
伝えています」。
メルク の企業文化に深く根付いている文学活動推進事業は、企業としての社会責任を果たす重要な活動
です。その一環として 1964 年以来、文学的批評、エッセイを対象とした メルク の文学賞、ドイツのヨハン・
ハインリッヒ・メルク賞の授賞式を、研究機関のドイツ アカデミーのフュア シュプラッハ ウンド ディヒトゥング
メルク株式会社
本社
〒153-8927
東京都目黒区下目黒 1-8-1
ｱﾙｺﾀﾜｰ 5F
広報グループ
電話 03 (5434) 6736
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と共に、ダルムシュタットで毎年開催しています。また、2003 年より、文学と科学の架け橋として貢献した作
家に贈られるプレミオ・レテラリオ賞にも協賛しています。さらに 2012 年には、ドイツとインドの文化交流を
推進するため、メルク・タゴール賞を創設しました。当賞は、アジア初のノーベル文学賞受賞者であるラビン
ドラナート・タゴールの名に由来しています。一方、メルクファミリーの一員であるエリザベス・ヴォルフ・メレ
ック氏も、彼の作品をドイツ語に翻訳しています。
メルク は、日本国内 6 カ所の事業所に 900 名の社員を有しています。メルクの製品は、20 世紀初頭から
日本で販売が開始され、1968 年には、事業拠点が日本に開設されました。日本は、販売拠点としてはもち
ろん、生産、研究、開発拠点として最も重要な市場です。
英文リリースは下記をご参照ください。
http://www.merckgroup.com/en/media/extNewsDetail.html?newsId=6243443B7A9FCA09C1257BF500653001&news
Type=1
メルクについて
Merck KGaA（メルク）はドイツのダルムシュタットに本社を置く世界的な医薬品・化学品・ライフサイエンス企業です。会社とし
ての起源は1668 年まで遡り、現在は世界66カ国で事業を展開しています。グループ従業員総数は約38,000人に上り、起業
家精神あふれる社員のイノベーションによって成功を収めてきました。2012年総売上高は約112億ユーロでした。Merck
KGaA の株式は全体の30%が市場で取り引きされており、残りの70%はメルクファミリーが合資会社を通じて保有しています。
なお1917年、当時の米国子会社Merck & Co.の資産が接収された後、同社はメルクからは完全に独立しています。
メルク株式会社はメルクの日本法人として1968 年に設立。液晶や顔料などの化学品の研究開発・製造・販売や、試薬・分析
機器などライフサイエンス関連製品・サービスを手がけています。2011年には日本ミリポア株式会社を吸収合併し、バイオサ
イエンス基礎研究から医薬品製造、創薬まで、ライフサイエンス分野の製品とソリューションを提供しています。
メルク株式会社についての詳細は、www.merck.co.jp をご覧ください。
メルクセローノ株式会社は、ドイツ、ダルムシュタット市にある本社Merck KGaAのバイオ医薬品事業部の日本法人です。メ
ルクセローノの本社は、がん治療薬、多発性硬化症治療薬、不妊、循環器・代謝疾患領域の治療薬、循環器代謝疾患治療
薬をはじめとする世界トップクラスの医療用医薬品を150カ国以上で販売しています。メルクセローノの子会社である米国とカ
ナダではEMDセローノとして事業展開をしております。
メルクセローノ事業部は化学および生物由来の医療用医薬品の研究開発、製造、市販しています。重点領域である神経変
性疾患、がん、自己免疫・炎症性疾患における革新的な治療法の提供に注力しています。
メルクセローノについての詳細はwww.merckserono.co.jp もしくはwww.merckserono.com をご覧ください。
本件に関するお問い合わせは下記まで
化学品事業： メルク株式会社 広報グループ ピンスカー （電話：03-5434-6736）
広報代理：クレアブ・ギャビン・アンダーソン株式会社 渡辺・大倉・笠原 （電話：03-5404-0640）
医薬品事業： メルクセローノ株式会社 コーポレート・コミュニケーション 正木 （電話：03-5424-8737）
メルク株式会社
本社
〒153-8927
東京都目黒区下目黒 1-8-1
ｱﾙｺﾀﾜｰ 5F
広報グループ
電話 03 (5434) 6736
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