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第17回『主婦の消費行動に関するアンケート』結果

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第17回『主婦の消費行動に関するアンケート』結果
第17回「主婦の消費行動に関する
アンケート」結果
共立総合研究所では、毎年、岐阜・愛知・三重・滋賀県
などに在住の主婦を対象に「主婦の消費行動に関する
(1)主婦の景気判断
最初に、
消費行動を左右する景況感と物価観を概観する。
アンケート」を実施している。
2014年4月に消費税が増税され、
その駆け込み需要の
反動の影響は夏ごろには薄らぐと当初は見られていたが、
A.主婦の景況感
「現在(2014年)の景気は、1年前と比べてどうなったと
夏の天候不順などの影響もあって消費の回復が遅れ、生産
感じていますか」
と尋ねたところ、
「良くなった」は全体の
も緩やかな回復に留まっている。
こうした消費税の増税や金
5.2%と前年から▲6.0ポイント低下、
「悪くなった」は31.3%
融緩和に伴う円安での輸入価格上昇などにより、
物価が上昇
と前年から17.2ポイントと大幅に上昇した
(図表1)。
する中で、
この地域の主婦がどのような消費行動をしている
のか、
以下ではその実態をアンケート結果から明らかにする。
ほぼ全ての年代・住所・就業形態において、
「良くなった」
は低下、
「悪くなった」は上昇している。唯一、
60歳以上の年
代において「良くなった」が0.7ポイントだけ上昇しているが、
図表1 主婦の景況感
(全体)の推移
良くなった
(年)
本調査の概要は以下のとおりである。
(2)調査方法:大垣共立銀行本支店(東京・大阪を除く)
に来訪した主婦
(※)
798名にアンケート用紙を配布・回収
1.7
47.2
(4)
回答者属性
3.7
53.6
0.7
4.5
48.8
46.1
11.2
2013
69.9
14.1
4.8
20歳代
8.5%
30歳代
18.9%
40歳代
30.2%
50歳代
27.7%
60歳以上
14.7%
岐阜県
59.9%
愛知県
37.4%
三重県
1.8%
20歳代
6.1 (▲20.9) 66.7
滋賀県
0.8%
30歳代
4.1 (▲9.1) 68.7 (▲9.8) 18.4
(16.7)
8.8
(2.2)
その他
0.1%
40歳代
3.4 (▲6.3) 58.5 (▲13.3) 33.3
(18.4)
4.7
(1.1)
50歳代
7.0 (▲2.9) 49.3 (▲19.0) 35.8
(18.0)
7.9
(3.9)
6.1
(0.7) 44.7 (▲21.5) 43.9
(21.6)
5.3 (▲0.9)
岐阜県
5.8 (▲3.1) 54.8 (▲17.6) 33.8
(19.3)
5.6
(1.4)
愛知県
4.5 (▲10.4) 58.3 (▲7.1) 29.0
(15.1)
8.3
(2.5)
専業主婦
7.6 (▲1.0) 54.6 (▲19.5) 30.3
(20.8)
7.6 (▲0.2)
正社員
5.2 (▲10.2) 57.1 (▲8.8) 31.1
(17.1)
6.6
(1.9)
パート
4.1 (▲4.1) 57.8 (▲15.4) 30.7
(15.2)
7.4
(4.4)
専業主婦
15.3%
正社員・公務員・自営業
37.2%
パートタイマー
43.7%
内職・その他
3.7%
(注)
数値は四捨五入の関係で合計が100%にならない場合がある
(以下同じ)
※本調査における
「主婦」
とは、既婚女性で子供の有無や就業形態は問わない。
2014 5.2
56.6
0
20
31.3
40
60
7.0
80
100
(%)
図表2 主婦の景況感
(属性別)
良くなった
全体
60歳以上
変わらない
(%)
悪くなった
5.2 (▲6.0) 56.6 (▲13.3) 31.3
(注)
括弧内は、前年差を示す。
35
47.9
40.7
2011
2012
(3)有効回答数:776名(有効回答率97.2%)
就業形態
わからない
1.9
(1)調査時期:2014年11月25日~12月1日
住所
悪くなった
3.2
2010
年代
変わらない
(5.9) 16.7
(17.2)
わからない
7.0
(2.2)
(9.9) 10.6
(5.2)
総務省の消費者物価指数を見ると2014年4月以降、
消費
景況感はほぼ全ての属性で悪くなっている
(図表2)。
また、景況D.I.(「良くなった」―「悪くなった」の回答率
税増税および円安による輸入価格の上昇の影響で、2%
の差)
は、前年の▲2.9%ポイントから大幅に悪化し▲26.1%
超の物価上昇が続いており、主婦の物価観もこれと同じく
ポイントであった
(図表3)。消費税増税の影響からの回復が
物価高を強く感じている。
遅れていることがこの地域の主婦の景況感にも表れている。
(2)家計について
B.主婦の物価観
次に、
家計の収支動向を見てみたい。
「現在(2014年)の物価は、1年前と比べてどうなったと
A.家計の収入
感じていますか」
と尋ねたところ、
「高くなった」が全体の
83.5%と前年から22.6ポイントの大幅上昇、
「安くなった」
「2014年の家計収入は、2013年と比べてどうなりました
か」
と尋ねたところ、
「 増えた」は前年から2.1ポイント上昇し
は前年から0.6ポイント低下し、0.3%となった
(図表4)。
13.7%だった一方、
「減った」は2.5ポイント低下し29.9%だった。
全ての年代・住所・就業形態において、
「高くなった」は
大幅に上昇した一方、
「変わらない」が大幅に低下し、「安く
アベノミクスを推進する政府による働き掛けで昨年の春闘で
なった」は60歳以上を除く年代でゼロだった
(図表5)。
は賃上げが大企業を中心にある程度広がった一方で、
多くの
世帯では未だ家計収入は厳しいことがうかがえた
(図表7)。
また、物価D.I.(「高くなった」―「安くなった」の回答率の
年代別では、20歳代において「増えた」が前年より10.8
差)
は83.2%ポイントと前年から23.2ポイント上昇した
(図表6)。
図表3 主婦の景況D.
I.
の推移
良くなった
好転 悪化
(%ポイント)
20
図表2 主婦の物価観
図表5
(属性別)
悪くなった
高くなった
景気D.I.(「良くなった」-「悪くなった」)
83.5
(22.6) 14.6 (▲20.9)
0.3 (▲0.6)
77.3
(24.6) 15.2 (▲30.7)
0.0
(0.0)
7.6
30歳代
80.3
(15.8) 19.0 (▲11.6)
0.0
(0.0)
0.7 (▲4.3)
40歳代
84.2
(26.1) 14.5 (▲24.2)
0.0 (▲1.6)
1.3 (▲0.3)
50歳代
85.4
(20.1) 13.1 (▲18.6)
0.0
(0.0)
1.4 (▲1.6)
60歳以上
86.0
(25.5) 11.4 (▲22.7)
1.8 (▲0.5)
0.9 (▲2.2)
岐阜県
83.2
(20.6) 14.9 (▲19.0)
0.4 (▲0.5)
▲40
1.5 (▲1.2)
愛知県
84.4
(25.6) 13.5 (▲23.6)
0.0 (▲1.0)
2.1 (▲1.0)
専業主婦
81.5
(30.2) 17.6 (▲26.7)
0.0 (▲1.7)
0.8 (▲1.8)
正社員
81.9
(20.4) 14.6 (▲20.2)
0.7
(0.0)
2.8 (▲0.2)
パート
85.5
(21.5) 13.3 (▲19.6)
0.0 (▲0.6)
1.2 (▲1.2)
(▲45.4)
(▲51.7)
(▲69.7)
▲80
(▲26.1)
(▲44.7)
(▲32.8)
(▲39.9)
▲60
(▲2.9)
(▲17.9)
(▲63.2)
(▲75.4)
(▲86.8)
▲100
00
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14(年)
図表4 主婦の物価観
(全体)の推移
(年)
高くなった
変わらない
わからない
45.1
40.8
29.0
9.5
60.9
5.7
83.5
0
20
2.7
35.5
0.3
2014
40
1.7
14.6
60
80
83.2
80.2
60.0
40
0.9
2013
物価D.I.(「高くなった」-「安くなった」)
92.3
60
7.6
55.8
安くなった
80
12.7
47.4
高くなった
(%ポイント)
100
上昇 低下
2012
(6.2)
図表6 主婦の物価D.
I.
の推移
安くなった
4.3
2011
1.7 (▲1.0)
(注)
括弧内は、前年差を示す。
4.1
38.1
2010
わからない
全体
0
(▲1.9)
安くなった
20歳代
(7.2)
(▲19.3)
▲20
(%)
変わらない
25.4
20
0
14.3
▲4.3
▲60
19.5
12.9
▲18.7
▲20
▲33.0
▲33.0
▲40
100
(%)
18.4 21.7
33.2
00
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14(年)
36
ポイント上昇して27.0%となり、30歳代も
「増えた」が前年
の低下となった
(図表9)。
より▲1.4ポイントと低下したものの21.1%で、
いずれも
「増え
年代・住所・就業形態別に見ると、
「増えた」はいずれでも
た」が「減った」
よりも多かった
(図表8)。一方、40歳代以上
上昇、一方「減った」は唯一40歳代を除き、他全てで低下し
においては、
「減った」が30%前後から50%以上と
「増えた」
ている
(図表10)。物価が上昇し、
家計の支出は確実に増加
よりも多かった。
していることがうかがえる。
また、
住所別に見ると、
岐阜、
愛知両県とも
「増えた」は14%
前後だった一方、
「減った」は約30%と倍以上だった。
岐阜県
では「減った」が前年から▲4.9ポイント低下し、
「増えた」が
3.4ポイント上昇した一方、
愛知県では「減った」が3.0ポイント
上昇し、
「増えた」が▲0.2ポイント低下した。岐阜、
愛知両県
C.家計支出の費目別動向
それでは、
家計支出の費目別の動向はどうだろうか。以下
に詳しく見てみたい。
(a)支出増加費目/支出減少費目
「2014年の家計支出を考えたとき、
2013年より支出が増え
の収入に関する感じ方の差がほぼなくなった。
た費目は何ですか
(あてはまるものを全て選択)」
と尋ねたと
B.家計の支出
ころ、「食費」(65.0%)がトップとなり、
ついで「光熱・水道費」
一方、
「2014年の家計支出は、2013年と比べてどうなりま
(45.2%)
、
「交通・通信費」
(37.0%)
となった
(図表11)。
したか」
と尋ねたところ、
「増えた」は全体の73.5%と前年から
支出増加上位4費目は2013年と同じだったが、
「食費」の
9.9ポイントの上昇、
「減った」は4.2%と前年から▲2.4ポイント
2013年からの上昇が特に大きかった。年代・住所・就業形態
図表7 家計収入
(全体)の推移
増えた
(年)
2010
10.6
2011
12.3
2012
13.7
変わらない
41.0
減った
45.6
増えた
2010
41.5
2011
40.7
2012
55.9
家計支出(全体)の推移
(年)
48.4
46.2
11.6
2013
図表9
32.4
変わらない
57.6
56.5
61.3
2013
減った
30.6
11.8
32.7
10.8
28.6
63.6
10.1
29.8
6.6
4.2
2014
13.7
56.4
0
20
40
60
80
100
(%)
図表8 家計収入
(属性別)
増えた
73.5
0
20
13.7
(2.1)
56.4
(0.5)
29.9
27.0
(10.8)
63.5
(2.7)
9.5
30歳代
21.1
(▲1.4)
62.6
(▲ 0.7)
40歳代
12.0
(▲0.6)
58.8
50歳代
9.9
(3.9)
40
増えた
(▲2.5)
22.3
60
80
100
(%)
図表10 家計支出
(属性別)
減った
全体
(%)
変わらない
減った
全体
73.5
(9.9)
22.3
(▲7.5)
4.2
(▲2.4)
(▲13.5)
20歳代
69.8
(7.6)
28.6
(▲5.2)
1.6
(▲2.5)
16.3
(2.1)
30歳代
76.2
(9.0)
22.4
(▲4.5)
1.4
(▲4.5)
(0.3)
29.2
(0.3)
40歳代
84.5
(12.0)
12.0
(▲12.2)
3.4
(0.1)
55.4
(4.9)
34.7
(▲8.8)
50歳代
67.5
(10.7)
25.5
(▲5.7)
7.1
(▲5.0)
7.1
(1.5)
41.1
(▲ 8.5)
51.8
(7.0)
60歳以上
60.7
(6.3)
33.9
(▲5.3)
5.4
(▲1.0)
岐阜県
13.3
(3.4)
56.1
(1.6)
30.7
(▲4.9)
岐阜県
75.2
(11.8)
21.1
(▲9.1)
3.7
(▲2.7)
愛知県
14.3
(▲0.2)
56.1
(▲ 2.9)
29.6
(3.0)
愛知県
71.4
(7.6)
23.7
(▲5.6)
4.9
(▲2.0)
専業主婦
17.1
(8.3)
45.3
(▲ 8.2)
37.6
(▲0.1)
専業主婦
69.2
(9.4)
25.6
(▲9.2)
5.1
(▲0.3)
正社員
14.8
(1.3)
61.3
(2.7)
23.9
(▲4.0)
正社員
73.9
(12.8)
22.6
(▲7.8)
3.5
(▲4.9)
パート
11.8
(0.6)
55.6
(0.3)
32.5
(▲1.0)
パート
76.3
(8.4)
19.8
(▲7.0)
3.8
(▲1.5)
(注)
括弧内は、前年差を示す。
37
(%)
変わらない
20歳代
60歳以上
2014
29.9
(注)
括弧内は、前年差を示す。
見てみたい。
別に見てもいずれでも
「食費」が1位だった
(図表12)。
2014年は円安に伴い輸入価格が上昇し、小麦粉、食用
「2014年の家計支出を考えたとき、今以上に切り詰めた
油、乳製品など食品値上げが相次いだためと思われる。同
い費目は何ですか(3つまで選択)」
と尋ねたところ、1位は
じく円安に伴う燃料費等の上昇による電気・ガス料金の引上
「食費」
(42.6%)、2位は「光熱・水道費」
(37.4%)、3位は
げが続き、
「光熱・水道費」
も大きく上昇した。
「外食費」
(35.4%)
となった
(図表15)。
また、
「2014年の家計支出を考えたとき、2013年より支出
上位3費目は8年連続でトップ3を占めているが、
「食費」が
が減った費目は何ですか
(あてはまるものを全て選択)」
と尋
前年から4.0ポイント上昇した一方、
「光熱・水道費」は同▲8.1
ねたところ、1 位「レジャー費 」
( 3 9 . 2%)、2 位「 外 食 費 」
ポイントと大幅に低下しており、
円安による燃料費等輸入価格
(31.3%)、3位「衣料費」
(29.7%)
となった
(図表13)。
これら
の上昇で切り詰めるのにも限界があることがうかがえる。
上位3費目はいずれもリーマンショック直後の2010年の水準
これに対して、
「2014年の家計支出を考えたとき、今以上
近くまで上昇しており、2014年の消費税増税や輸入価格の
に支出を増やしていきたい費目は何ですか
(3つまで選択)」
上昇に伴う物価上昇の影響の大きさがうかがえる。
と尋ねたところ、1位「レジャー費」
(46.1%)、2位「教育費」
年代別では20歳代と60歳以上で「衣料費」が「レジャー
(22.3%)
、
3位「教養娯楽費」
(19.0%)
となった
(図表16)。
費」
よりも減った割合が高かった
(図表14)
。
上 位 3 費目は5 年 連 続でトップ3を占めている。ただし、
(b)今以上に切り詰めたい費目/増やしたい費目
「レジャー費」は前年から▲2.9ポイント、
「教養娯楽費」が
続いて、
今後の消費についてどのように考えているのかを
図表11 支出が増えた費目の推移
(上位7費目)
(%)
70
食費
光熱・水道費
交通・通信費
衣料費
家電・家具購入費
交際費
※複数回答
(%)
60
65.0
50
45.2
40
37.0
30
28.6
20
21.4
20.0
19.9
レジャー費
外食費
衣料費
教養娯楽費
交際費
理容・美容費
※複数回答
家電・家具購入費
50
40
39.2
30
31.3
29.7
20
15.8
14.8
13.0
12.3
10
10
00
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
図表12 支出が増えた費目
(上位7費目)
食費
全体
図表13 支出が減った費目の推移
(上位7費目)
教育費
60
0
同▲2.6ポイントと低下した一方、
「 教育費」は同1.5ポイント
光熱・水道費 交通・通信費
教育費
衣料費
11
12
13
14(年)
※複数回答
(%)
家電・家具購入費
0
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
図表14 支出が減った費目
(上位7費目)
交際費
65.0 (25.0)45.2 (6.2) 37.0 (4.8)28.6 (1.9)21.4 (8.8)20.0 (▲0.3)19.9 (0.9)
00
レジャー費
全体
外食費
衣料費
家電・家具購入費 教養娯楽費
11
12
13
14(年)
※複数回答
(%)
交際費
理容・美容費
39.2 (5.9)31.3 (5.3) 29.7 (6.4)15.8 (▲2.0)14.8 (3.8)13.0 (3.9)12.3 (▲1.0)
20歳代 66.1 (14.0)35.5(▲2.9) 40.3 (18.4) 1.6 (▲5.2)22.6 (13.0)29.0 (9.8)24.2 (14.6)
20歳代 28.6 (2.8)20.4(▲0.6) 36.7 (9.3) 8.2(▲11.2) 6.1 (1.7) 6.1 (▲2.8)10.2 (▲1.1)
30歳代 77.9 (26.6)37.9(▲0.2) 29.7(▲2.2)42.1 (2.3)31.7 (7.8)14.5 (▲4.1) 9.7 (▲1.8)
30歳代 36.5(▲1.0)24.3(▲2.8) 20.0 (10.6)21.7 (2.9) 8.7 (▲1.1)12.2 (2.4)13.0 (▲4.7)
40歳代 63.3 (20.4)46.7 (5.4) 44.1 (7.0)57.6 (6.3)24.0 (9.4)16.2 (▲1.3)12.2 (▲2.4)
40歳代 47.4 (11.8)39.3 (10.9) 25.0 (4.4)11.7 (▲8.4)14.3 (5.0)12.8 (3.0)13.3 (▲0.1)
50歳代 55.8 (22.3)46.6 (7.9) 41.8 (8.3)10.1 (0.7)18.8 (9.4)25.5 (0.9)26.4 (0.2)
50歳代 34.4 (4.5)30.1 (6.0) 29.5 (3.6)19.1 (2.4)22.4 (7.0)11.5 (2.3)13.1 (2.8)
60歳以上 68.2 (41.8)54.5 (18.1) 20.9(▲6.4) 0.9 (▲4.1) 6.4 (1.4)20.0 (▲1.5)34.5 (5.6)
60歳以上 40.2 (4.8)30.9 (3.8) 47.4 (12.0)14.4 (0.9)13.4 (3.4)20.6 (14.3) 9.3 (▲6.3)
岐阜県 63.4 (23.5)46.1 (6.0) 38.2 (3.7)28.0 (2.4)21.2 (8.4)18.8 (▲0.8)20.1 (1.9)
岐阜県 39.2 (5.3)32.9 (6.1) 28.2 (4.1)16.1 (0.1)16.8 (6.5)13.4 (4.7)14.7 (1.1)
愛知県 67.9 (26.5)44.3 (6.1) 36.1 (7.9)29.6 (2.8)21.1 (8.2)22.5 (1.1)18.9 (▲1.1)
愛知県 39.1 (7.4)28.4 (3.2) 31.7 (10.0)16.0 (▲4.9)11.9 (▲0.8)12.3 (2.1) 9.5 (▲3.1)
専業主婦 66.4 (32.2)44.2 (9.1) 26.5 (2.2)24.8 (5.0)19.5 (8.7)15.9 (▲4.8)17.7 (▲0.3)
専業主婦 35.4 (8.4)25.0 (3.7) 34.4 (6.3)12.5 (▲4.4)14.6 (5.1)15.6 (3.7) 6.3 (▲3.8)
正社員 65.2 (21.6)44.4 (1.5) 35.1 (4.0)23.3 (5.0)20.1 (6.3)18.6 (0.3)22.6 (4.6)
正社員 38.3 (5.2)26.9 (2.4) 32.6 (6.5)17.6 (▲1.2)14.1 (4.1)14.1 (5.5)14.5 (0.6)
パート
64.4 (25.2)46.4 (10.2) 42.8 (6.6)33.8 (▲4.4)23.7 (11.7)21.9 (▲0.4)18.3 (▲0.5)
(注1)
■は、各属性における最も回答率の高い費目。
(注2)
括弧内は、前年差を示す。
パート
39.7 (5.1)36.0 (6.4) 25.7 (8.0)15.4 (▲1.9)15.1 (2.8)11.3 (2.9)13.0 (▲0.8)
(注1)
■は、各属性における最も回答率の高い費目。
(注2)
括弧内は、前年差を示す。
38
上昇している。上位3費目を増やしたいという気持ちはある
年は「家具・インテリア」に変わった
(図表18)。
それ以外では、
「国内旅行」が前年に続き1位だったもの
ものの、物価上昇の影響で「レジャー費」や「教養娯楽費」
を増やしたいという気持ちは抑えられているようである。
(c)高額商品の購入
の、50歳代を除いて全世代で低下した。一方、2位の「自動
車の購入・維持」は30歳代、
60歳以上を除く世代で上昇した。
年代別に見ると20歳代で「自動車の購入・維持」が13.0
次に、
高額商品の購入状況について見てみたい。
「2014年、1商品10万円以上する買物をしましたか」
と尋
ポイント、
「一般家電」が10.2ポイント前年より上昇しており、
ねたところ、図表にはないが全体の61.2%が「購入した」、
消費税増税前の駆け込みと思われるが、それ以外には、
38.8%が「購入しなかった」
と回答、約6割が高額商品を
駆け込み需要の顕著な動きはみてとれない。
購入しており、
この割合は例年と変化がなかった。
また、
高額
商品を
「購入した」
と回答した人に、
「具体的にどんな買物を
D.家計管理の工夫について
しましたか
(あてはまるものを全て選択)」
と尋ねたところ、
「国
内旅行」
(35.4%)
が最も多く、
次いで「自動車の購入・維持」
(31.5%)
、
「一般家電」
(28.1%)
となった
(図表17)
。
が上昇するなど物価が上がる中、主婦はどのように家計
管理を工夫しているのだろうか。
上位5品目をみると、図表にはないが2013年は消費税
「家計管理をする中で、工夫していることは何ですか(自
増税前の住宅購入・リフォームの駆け込み需要の影響か
由回答)」
と尋ねたところ、
「特売品・安価商品を購入する」
ら5位に「住宅の購入・維持」があがっていたものの、2014
が37.4%でトップとなり、次いで「家計簿をつける」
(26.9%)、
図表15 今以上に切り詰めたい費目
(上位7費目)
食費
全体
光熱・水道費
外食費
衣料費
※複数回答
(%)
42.6 (4.0)37.4(▲8.1) 35.4(▲0.5)24.8 (0.7)17.5 (2.9)15.7 (1.9)13.0 (1.2)
30歳代 48.9(▲2.0)41.5(▲8.5) 42.2 (0.2)20.7 (3.7)14.8 (5.0)17.8 (▲1.0) 7.4 (▲0.6)
40歳代 45.7 (3.4)42.0(▲4.7) 35.2(▲1.8)20.1 (2.0)20.5 (2.9)17.4 (5.1)11.9 (0.0)
50歳代 35.5 (1.6)34.5(▲10.9) 32.0 (1.4)31.0 (4.2)15.2 (▲0.6)15.2 (▲0.1)15.7 (5.9)
60歳以上 34.7 (16.8)32.7(▲4.9) 27.6(▲2.3)29.6(▲12.3)20.4 (4.2)11.2 (1.8)19.4 (1.5)
岐阜県 43.1 (3.7)36.9(▲9.7) 36.2 (0.4)26.8 (2.8)17.4 (2.0)15.5 (3.2)14.4 (3.6)
愛知県 42.0 (3.7)37.1(▲6.9) 34.8(▲1.3)20.8 (▲2.1)18.2 (4.7)16.7 (0.5)10.6 (▲1.8)
専業主婦 33.7(▲0.6)36.5 (3.2) 37.5 (4.2)26.0 (▲1.6)23.1 (6.0)19.2 (10.6)14.4 (4.9)
正社員 44.2 (1.8)34.6(▲13.4) 36.2 (0.7)24.6 (2.3)15.4 (4.2)13.8 (0.0)12.7 (▲1.1)
パート 45.0 (8.0)38.8(▲9.1) 33.8(▲3.5)25.0 (0.9)18.1 (0.7)16.3 (0.9)11.9 (0.6)
(注1)
■は、各属性別における最も回答率の高い費目。
(注2)
括弧内は、前年差を示す。
全体
教育費
教養娯楽費
住居費
食費
(%)
70
※複数回答
(%)
外食費
自動車の購入・維持
海外旅行
家具・インテリア
※複数回答
一般家電
50
40
35.4
31.5
28.1
30
20
16.3
10.5
10
00
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
図表18 購入した高額商品
(上位5品目)
家電・家具購入費
46.1(▲2.9)22.3 (1.5)19.0 (▲2.6)13.1 (1.4)10.8 (0.9)10.4 (1.6)10.1 (▲2.7)
国内旅行
60
0
図表16 今以上に支出を増やしたい費目
(上位7費目)
レジャー費
図表17 購入した高額商品の推移
(上位5品目)
レジャー費 交通・通信費 家電・家具購入費
20歳代 53.3(▲0.2)28.3(▲19.6) 45.0(▲1.5)23.3 (5.0)15.0 (8.0)13.3 (▲0.8)10.0 (▲2.7)
国内旅行
全体
自動車の購入・維持
35.4 (▲2.0)31.5
一般家電
12
13
14(年)
※複数回答
(%)
海外旅行
家具・インテリア
(2.6)28.1 (▲1.0)16.3 (▲0.1)10.5
(1.1)
20歳代 51.7(▲0.6)12.1(▲3.3)22.4 (5.5) 8.6 (5.5)12.1 (▲0.2) 3.4 (▲2.8) 8.6 (4.0)
20歳代 14.0 (▲3.0)27.9 (13.0)44.2
(4.6)34.9
(9.4)
30歳代 38.6(▲4.1)51.2 (4.6)22.8 (5.3) 4.7 (1.8) 6.3 (▲1.5) 6.3 (▲1.5) 3.9 (▲9.7)
30歳代 46.6 (▲9.0)37.5 (▲6.9)15.9 (▲10.5)10.2 (▲0.9)13.6
(3.9)
40歳代 39.0(▲4.9)32.3 (1.6)14.9 (▲7.5)13.8 (5.5) 9.2 (▲2.0) 9.7 (▲0.1)13.8 (0.1)
40歳代 33.8 (▲3.6)37.4
(5.0)28.1
(0.8) 7.2 (▲2.2) 5.8
(2.2)
50歳代 53.8(▲0.7) 4.9 (1.7)18.5 (▲6.2)18.5 (▲1.6)12.0 (3.6)14.1 (5.7)12.5 (▲1.1)
50歳代 36.3
(2.5)32.6
(8.5)32.6
(2.5)16.3 (▲1.0) 7.4 (▲0.1)
60歳以上 52.9(▲2.8) 1.1(▲3.0)21.8 (▲0.9)14.9 (▲5.7)17.2 (6.9)14.9 (4.6) 6.9 (▲7.5)
60歳以上 36.1 (▲3.1) 9.8(▲15.5)24.6 (▲5.8)19.7
岐阜県 44.3(▲4.9)22.3 (2.7)19.0 (▲2.3)11.1 (▲3.0)10.4 (1.8)10.9 (0.7) 7.8 (▲4.9)
愛知県 47.1(▲0.1)23.1 (2.2)20.2 (▲3.2)16.8 (7.9)10.5 (▲2.7)10.1 (2.9)14.3 (1.1)
専業主婦 45.9(▲4.1)19.4(▲6.7)26.5 (9.5) 5.1 (▲1.7) 8.2 (▲3.2) 7.1 (▲0.9)11.2 (▲4.7)
(0.8)34.0
(10.2)53.5
(7.0) 6.6 (▲6.1)
(3.0)25.3 (▲4.6)13.6 (▲1.9) 8.7 (▲1.6)
岐阜県
35.5
愛知県
35.3 (▲5.6)28.9
(4.0)31.0
(1.7)19.8
(1.0)13.4
(5.7)
専業主婦 33.3 (▲16.0)26.7
(2.8)26.7
(1.3)22.7
(1.8)12.0
(3.0)
(2.4)
正社員 48.2 (0.1)20.4 (2.0)16.7 (▲4.6)16.7 (6.2)10.6 (0.1)10.2 (2.7) 7.3 (▲3.6)
正社員
34.7
(0.3)25.3
(1.7)30.6 (▲0.2)25.3
(0.7)14.7
43.1(▲6.7)25.4 (2.3)17.7 (▲5.0)12.0 (▲1.9)12.0 (2.8)12.0 (2.1)12.4 (▲0.8)
パート
36.5 (▲0.1)37.9
(2.3)25.6 (▲3.2) 7.4
(0.6) 5.9 (▲0.9)
パート
(注1)
■は、各属性別における最も回答率の高い費目。
(注2)
括弧内は、前年差を示す。
39
それでは、消費税が増税されたり、
円安に伴い輸入価格
(注1)
■は、各属性別における最も回答率の高い商品。
(注2)
括弧内は、前年差を示す。
「必要なものだけを購入する」
(17.6%)
となった
(図表19)。
間に140.8回
(2.6日に1度)
の頻度で利用されている。
年代別に見ると、
「家計簿をつける」が20歳代と60歳以
今回調査では、
「コンビニエンスストア」の利用回数が年
上で例年と同じく高かった。
また、
「必要なものだけを購入
9.2回伸びており、
目立って大きかった。2013年に利用回数が
する」が50歳代では他世代よりも多い一方、20歳代では顕
大きく上昇した「ドラッグストア」は減少しているものの3位の
著に低かった
(図表20)。
ままである。
また、
「ディスカウントストア」の利用回数は上昇し、
「ホームセンター」
を抜いて5位になった。
E.買物場所について
年代別では、60歳以上の世代以外で「コンビニエンス
では、主婦は実際に商品を購入する場所をどのように
選択し、利用しているのであろうか。
ストア」
と
「ディスカウントストア」の利用回数が上昇している。
また、
「通信販売」の利用は特に20歳代、30歳代で顕著
(a)
買物場所の選択基準 だが、他世代でも回数が増加している。若い世代に限らず、
まず、
「あなたが買物場所を選択するにあたり、重視する
点は何ですか(3つまで選択)」と尋ねたところ、
「価格」
が全体の74.4%と最も高く、次いで、
「品揃え」
(47.8%)、
「品質」
(47.4%)
となった
(図表21)。
例年と同様に、「価格」の回答率が他の項目を大きく引き
離している。その他は「品質」
と
「品揃え」において順位の
インターネットやスマートフォンからモノを注文することが
当たり前になりつつあることがうかがえる。
図表20 家計管理で工夫していること
(上位6項目、年代別)※複数回答
36.1
36.4
特売品・安価商品を
購入する
33.3
入れ替えはあったものの回答率に大きな増減はない。
20.6
家計簿をつける
(b)
買物場所の利用頻度
上記の選択基準をふまえて、実際に主婦はどのような
5.9
15.5
17.6
必要なものだけを
購入する
店を利用しているのであろうか。
間の平均利用回数に換算した結果である。
主婦が最もよく利用する店は従来通り
「スーパー」で、
1年
※複数回答
まとめ買いをする
26.9
家計簿をつける
12.7
0
12.1
まとめ買いをする
9.8
光熱・水道費の節約を心がける
クレジットカード・商店の
ポイント券を活用する
6.1
外出を控える
ガソリン代を節約する
(自転車・徒歩などで買物に行く)
品質
2.1
距離
現金をあまり持ち歩かない
0.9
0.7
30
10
15
※複数回答
47.4
38.5
23.6
22.4
14.7
営業時間の長さ
20
25
30
35
40
(%)
40
(%)
74.4
サービスの質
5
60歳以上
16.7
47.8
駐車場の有無
10.2
0
50歳代
20
一カ所で全てが揃う便利さ
その他
40歳代
10
2.1
リサイクル・リフォームを利用する
30歳代
価格
1.8
預貯金に努める
20歳代
品揃え
3.6
外食を減らす
37.5
図表21 買物場所の選択基準
7.0
格安店で購入する
23.5
16.5
9.8
8.2
7.9
10
水道・光熱費の
節約を心がける
17.6
必要なものだけを購入する
特売日・特売時間に買物をする
11.5
12.9
4.2
37.4
特売品・安価商品を購入する
37.3
29.9
13.7
13.4
12.7
11.8
13.9
特売日・特売時間に
買物をする
13.7
図表19 家計管理で工夫してしていること
(全体)
39.4
23.5
16.7
図表22は、主婦の買物場所(11業態)
の利用頻度を1年
39.2
0
7.7
20
40
60
80
(%)
40
時事調査:
「健康」について
(22.6%)
など体の手入れや体調に気をつける割合も高かった。
もっとも
「栄養バランス」や「食べ過ぎ」など食事に気をつける
近年、健康志向が高まる一方、政府や健康保険組合も
項目が上位に来ているが、同じく
「食事」に関することでも
「健
メタボ対策、生活習慣病予防などに取り組み、多くの人が
康食品やサプリメントを取る」は22.2%と他の項目と比べてあまり
食事や普段の生活で健康を意識することが増えてきた。
この
高くなく、
「有機野菜など質で食材を選ぶ」は7.4%と低かった。
ような中、主婦は健康に関してどのような消費行動をしてい
また、
「ウォーキングなど家庭で運動する」
(13.9%)
や「移
るのかについて調査した。
動ではなるべく歩いたり、階段を使う」
(10.3%)、
「スポーツ
ジムなど施設で運動する」
(7.5%)
など体を動かすことは
(1)健康への関心
いずれもあまり高くなかった。
最初に、
「ご自身の健康について、
あなたは普段どの程度
年代別に見ると、
20歳代では「健康診断を定期的に受け
気をつけていますか」
と尋ねたところ、
全体では「適度に気を
る」
(6.2%)が他の世代に比べて圧倒的に低い一方、
「十
つけている」が69.1%と最も高く、
「とても気をつけている」の
分な睡眠を取る」
(44.6%)が高い。一方、50歳代や60歳以
12.7%と合わせて80%を超えた
(図表23)。
上では「十分な睡眠を取る」がそれぞれ21.0%と25.7%と
年代別では、
30歳代で「適度に気をつけている」が63.2%
比較的低い。
「栄養バランス」や「食べ過ぎ」に気をつけたり、
と全世代の中で最も低い一方、
「どちらとも言えない」が
「健康食品やサプリメントを取る」や「有機野菜など質で
11.8%、
「あまり気をつけていない」が14.6%といずれも
食材を選ぶ」など食事に関する項目は年代が上がるととも
全世代の中で最も高かった。30歳代は子育て世代であり、
に高まっている。
また、
「ウォーキングなど家庭で運動する」
特に子どもがまだ幼かったり、
自分の体力もまだある世代の
や「移動ではなるべく歩いたり、階段を使う」はほぼ年代が
ため、
自分の健康への関心が後回しになっていると思われる。
上がるとともに高まる傾向が見られる。
(2)健康のために普段行っていること
(3)健康のために使っている金額(月額)
次に「ご自身の健康のために、
あなたが普段行っていること
「ご自身の健康のために、1ヵ月平均どのくらいお金を使って
は何ですか
(3つまで選択)」
と尋ねたところ、
全体では「食事の
いると思いますか」
と尋ねたところ、
「なし」が28.0%で最も高く、
栄養バランスに気をつける」が45.8%と最も高く、次いで「食べ
ついで「1,000円以上5,000円未満」が26.4%、
「5,000円以上
過ぎない」が34.0%で食事に関して気を使う割合が高かった
10,000円未満」が22.1%、
「 10,000円以上50,000円未満」が
(図表24)。
また、
「健康診断を定期的に受ける」
(32.9%)
や「十
20.7%だった
(図表25)。30%近くの人が健康のためにお金をか
分な睡眠を取る」
(30.2%)、
「 体重・体脂肪を定期的に測る」
けていない一方、
月額1万円以上かけている人も20%以上いた。
図表22 買物場所の年間平均利用回数
スーパー
全体
コンビニエンスストア ドラッグストア
140.8 (▲4.7) 71.4
(単位
(「利用頻度」
を除く)
:回/年)
複合型SC
ディスカウントストア ホームセンター 100円ショップ
(9.2) 41.0 (▲1.6) 24.1 (▲0.4) 21.1
20歳代
103.8
30歳代
114.4(▲21.4) 88.6 (19.6) 43.4
(3.2) 117.3 (37.7) 43.6 (▲5.5) 31.8 (▲1.7) 28.5
40歳代
50歳代
通信販売
商店街
家電量販店
(2.0) 6.9 (▲1.5) 6.8 (▲1.0) 4.6 (▲0.1)
(7.8) 10.8
(3.2) 16.9
(5.0) 14.3
(5.1) 1.2 (▲1.6) 8.6
(0.9) 4.9 (▲1.2)
(0.4) 24.7 (▲1.2) 20.8
(5.8) 11.3 (▲3.5) 17.4
(0.8) 18.2
(1.0) 4.3 (▲0.9) 4.5
(0.5) 4.4
(0.1)
151.6 (▲0.4) 70.7
(2.2) 44.6 (▲0.4) 22.3 (▲0.3) 25.4
(8.4) 16.6 (▲1.7) 15.5
(0.1) 8.8
(0.9) 4.2
(1.2) 3.6 (▲0.4) 5.4
(0.6)
160.2
(4.3) 36.8 (▲4.1) 26.2
(4.7) 16.0 (▲0.1) 11.9 (▲2.9) 9.0
(0.6) 56.7
(0.2) 20.1
(2.0) 10.3 (▲0.5) 10.8 (▲1.1) 4.3 (▲0.4)
139.3 (▲7.5) 48.5 (▲0.7) 35.0
(0.1) 17.3 (▲0.5) 8.9 (▲5.6) 17.5 (▲7.2) 15.2 (▲3.4) 5.5
(2.5) 13.2 (▲9.1) 9.5 (▲3.3) 3.9
(0.1)
岐阜県
131.9 (▲6.0) 68.2
(0.2) 23.7 (▲1.8) 24.2
(6.6) 15.7 (▲1.9) 15.0 (▲0.4) 10.2
(1.4) 7.2 (▲2.4) 5.2 (▲0.6) 4.9
(0.0)
愛知県
152.6 (▲6.3) 77.1 (14.0) 38.4 (▲5.7) 24.5
(0.9) 14.6
(0.6) 13.9 (▲2.9) 14.3 (▲2.2) 11.9
(3.9) 6.5 (▲0.5) 9.3 (▲1.6) 4.3 (▲0.2)
専業主婦
134.7(▲24.3) 68.1 (20.0) 44.4 (▲0.3) 29.5
60歳以上
(6.8) 42.6
(4.2) 19.1
(3.1) 16.6 (▲3.3) 15.9 (▲1.1) 12.0
(3.2) 13.2
正社員
121.9 (▲1.7) 86.1
(8.0) 36.2 (▲3.1) 24.4 (▲0.2) 21.5
(6.1) 14.2 (▲2.5) 12.8 (▲1.6) 11.8
(0.7) 6.6 (▲2.3) 6.9 (▲2.6) 4.2
(0.4)
パート
163.8
(7.8) 43.4 (▲2.5) 22.9 (▲1.1) 22.2
(5.3) 15.6 (▲0.7) 16.7
(2.8) 5.3 (▲2.4) 5.4 (▲0.2) 5.2
(0.2)
利用頻度(注1)
2.6
(2.2) 60.8
(0.1)
5.1 (▲0.8)
8.9
(0.3) 15.1
(0.2) 17.3 (▲5.2) 24.2
(3.2) 24.6
(0.9) 9.2
(1.3) 34.3 (▲7.8) 53.1
(5.2) 11.0
(9.4) 53.3
(注1)
「利用頻度」
とは、
「全体」
において、
それぞれの業態に訪れる間隔を日数単位で表したものを示す。
スーパーであれば2.6日に1回利用するとの意味。
(注2)
括弧の中の数字は、
前年利用回数および前年利用頻度との差を示す。
41
百貨店
(4.9) 15.1 (▲2.3) 14.8 (▲0.8) 10.7
(1.6) 5.0 (▲1.4)
(6.7) 79.8
(0.9)
年代別にみると、30歳代、40歳代では「なし」が40%近
高くなかった「健康食品やサプリメントを取る」や「スポーツ
いが、50歳代、60歳以上では「10,000円以上」が30%を超
ジムなど施設で運動する」は健康のために使っている金額
えた。20歳代は「なし」が30%以上ある一方、
「10,000円以
が増えるほど割合が高くなっている。
また、
「食べ過ぎない」
上」
も約20%で、
お金をかけている割合が50歳代、60歳以
や「体重・体脂肪を定期的に測る」は健康のために使って
上ほどではないが一定数に上った。
いる金 額にはあまり関 係ない。総じて、多くの人が普 段
行っていることは、
あまりお金をかけずに済むことが主である。
平均金額は全体で5,352円で、年代別に見ると20歳代が
5,702円、30歳代4,243円、40歳代3,361円、50歳代6,831円、
(4)健康診断の受診頻度
60歳以上7,576円と、
30歳代、
40歳代が低かった。
30、40歳代は子育て世代であり、
自身の健康よりも子ども
健康のために普段行っていることの3位にも挙がった
などにかけるお金を優先しているためと思われる。
「健康診断」について、
「あなたは普段の健康チェックとして、
「健康のために使っている金額(月額)」ごとに先述の
どれくらいの頻度で健康診断を受けていますか」
と尋ねた
「健康のために普段行っていること」の割合を見てみると、
普段行っている割合が高かった「栄養のバランスに気をつ
ところ、
「年に1回程度」が82.2%だった
(図表27)。
年代別に見ると60歳以上が77.5%と他世代と比べて若
ける」や「健康診断を定期的に受ける」、
「十分な睡眠を取
干低いが、
それ以外はいずれも8割以上だった。
る」などは健康のために使っている金額が増えるほど割合
年代別では大きな差はなかったが、就業形態別に見てみる
が低くなっている
(図表26)。一方、普段行っている割合が
と専業主婦では「年に1回程度」が69.7%と他の就業形態と
図表23 健康への関心
(年代別)
図表25 健康のために使っている金額
(月額・年代別)
とても気をつけている
適度に気をつけている
あまり気をつけていない
まったく気をつけていない
どちらとも言えない
なし
1円以上1,000円未満
1,000円以上5,000円未満
5,000円以上10,000円未満
10,000円以上50,000円未満
50,000円以上
0.9
全体
12.7
69.1
6.7
28.0
全体
10.6
1.7
26.4
22.1
20.7
1.1
19.3
1.8
3.1
20歳代
10.8
66.2
10.8
33.3
20歳代
9.2
21.1
0.7
30歳代
9.7
63.2
11.8
39.5
30歳代
14.6
1.7
40歳代
8.7
50歳代
70.7
15.0
4.4
70.0
6.1
60歳以上
21.4
0
10
30
40
50
60
80
図表24 健康のために普段行っていること
(年代別)
90
15.5
22.3
28.0
23.5
22.0
100
(%)
※複数回答
28.3
8.7
60歳以上
70
31.0
9.3
1.6
13.4
29.0
1.6
1.8
73.2
20
1.6
17.7
50歳代
8.9
3.6
2.2
38.5
40歳代
14.4
24.6
3.1
0
10
20
27.2
30
40
50
34.8
60
70
80
1.1
90
100
(%)
図表26 健康のために普段行っていること(健康のために使っている金額(月額)別) ※複数回答
食事の栄養バランスに気をつける
食べ過ぎない
健康診断を定期的に受ける
食事の栄養バランスに気をつける
食べ過ぎない
十分な睡眠を取る
体重・体脂肪を定期的に測る
健康食品やサプリメントを取る
十分な睡眠を取る
体重・体脂肪を定期的に測る
健康食品やサプリメントを取る
ウォーキングなど家庭で運動する
移動ではなるべく歩いたり、階段を使う
スポーツジムなど施設で運動する
ウォーキングなど家庭で運動する
移動ではなるべく歩いたり、階段を使う
スポーツジムなど施設で運動する
有機野菜など質で食材を選ぶ
お酒やたばこをひかえる
有機野菜など質で食材を選ぶ
お酒やたばこをひかえる
特に何もしていない
全体
20歳代
30歳代
40歳代
50歳代
60歳以上
0
特に何もしていない
その他
10.3
7.4
1.1
9.4
22.6 22.2 13.9
30.2
32.9
34.0
45.8
7.5
6.7
9.2
6.2
4.6 10.8
21.5 15.4 13.8 9.2 13.8 1.5
44.6
27.7
35.4
9.1 4.9 9.8
10.5
30.1 20.3 16.1
34.3
28.0
39.9
6.3 4.9
8.3
6.1
0.4
12.7
21.4 22.3 16.2
36.7
34.9
34.1
45.9
12.4 4.4 5.2
8.6 6.2
2.4
23.8
11.9
21.0 29.0
37.1
37.6
51.9
10.5 11.0
6.2 4.6
0.9
21.1 17.4
10.1
25.7 16.5 31.2
34.9
38.5
47.7
4.6
20 40 60 80 100 120 140 160 180 200 220 240 260 280
(%)
健康診断を定期的に受ける
7.2
20.0
2.8 9.1 9.1
54.5
9.1
45.5
45.5
18.2 9.118.2 9.1 9.1
7.7 4.2
7.1
47.6
35.7
38.1
33.3 21.4 29.2 12.5 7.7 8.9
10.8 7.2
4.3
47.5
36.7
34.5
29.5 22.3
34.5 15.8 11.5 5.8
10.9
11.6
3.9
44.2
29.5
27.9 21.7 26.4
43.4
12.4 20.2
6.2
14.3
14.3
28.6
42.9
57.1
14.3
14.3
14.3 28.6
なし
38.9
1円~1,000円
1,000円~5,000円
5,000円~10,000円
10,000円~50,000円
50,000円以上
0
20
31.7
40
60
29.4
37.2
1.1 10.6
25.6 15.0
80 100 120 140 160 180 200 220 240 260
(%)
42
比べて低く、
「2~3年に1回程度」
(9.2%)
や「定期的には受け
就業形態別に見ると、
パートタイマーで「お金がかかる」
ていない」
(18.5%)が他と比べて高かった
(図表28)。健康診
(45.7%)や「面倒くさい」
(41.2%)が他に比べて高かった
断は勤め先の健康保険組合などを通して受けることが多く、
(図表30)。パートタイマーで働いている人にとっては、特に
専業主婦では健康診断を受ける機会が少ないためと思われる。
お金や時間を健康診断に使うことには他の就業形態の人よ
り抵抗があるのかもしれない。
また、専業主婦では「きっかけ
(5)健康診断受診の障害
がない」
(27.4%)
が他よりも比較的高かったことは、
先述した
「健康診断を受けるのに障害となることは何ですか(3つ
とおり、健康診断を受ける場合、勤め先の健康保険組合な
まで選択)」
と尋ねたところ、
「面倒くさい」が37.2%と最も高く、
どを通して受けることが多いため、専業主婦では健康診断
次いで「お金がかかる」が37.0%、
「きっかけがない」が
を受ける機会が少ないことがうかがえる。
24.0%となった
(図表29)。
(6)健康維持のために希望すること
年代別に見ると、
20歳代では「お金がかかる」
(42.2%)
や
「きっかけがない」
(54.7%)が他世代よりも高かった一方、
「あなた自身が健康を維持していくために、
あったらいい
「病気が発覚するのが怖い」
(3.1%)は顕著に低かった。
なと思うことは何ですか(3つまで選択)」と尋ねたところ、
「病気が発覚するのが怖い」は年代が上がるにつれて増え
「ワンコイン
(500円)
の健康診断」が40.9%で最も高く、
次いで
る一方、
「お金がかかる」は年代が上がるにつれて減って
「健康維持のための休暇制度」が39.0%、
「健康に配慮した
いる。子育て世代の30歳代では「子育てが忙しい」
(38.7%)
レシピの無料共有webサイト」が18.3%だった
(図表31)。
が他世代に比べて極めて高かった。
図表29 健康診断受診の障害
(年代別)
面倒くさい
図表27 健康診断の受診頻度(年代別)
年に1回程度
2~3年に1回程度
定期的には受けていない
特に健康で気になることがない
4~5年に1回程度
子育てが忙しい
過去に1度も受けたことがない
全体
82.2
20歳代
81.5
0.8
10.9
5.0
1.2
全体
30歳代
0.7
5.5 10.3
82.8
40歳代
80.2
60歳以上
77.5
0
20
40
2.2
0.9
11.8
0.9
1.8
13.5
0.9
6.1
6.3
60
0.7
0.4
8.3
3.1
86.0
50歳代
13.8
80
100
(%)
2~3年に1回程度
定期的には受けていない
9.2
パートタイマー
84.0
0.7
43
20
40
5.4
60
35.5
0
20
16.3
38.8
20.4
40
80
19.5
28.1
16.1
60
20.5
24.7
23.7
80
100
2.6
15.8
19.5
23.0
29.0
3.5
7.0
38.7
2.2
25.8
1.1
12.9
140
160
120
1.1
11.6
1.7
7.9
3.9
1.1
19.1
180
図表30 健康診断受診の障害
(就業形態別)
全体
37.2
0.8
専業主婦
33.0
1.1
正社員・公務員・
自営業
34.7
11.7
0.6
0
60歳以上
1.2
18.5
2.8
83.7
37.1
39.5
16.9 10.6 8.5
きっかけがない
病気が発覚するのが怖い
どこで受診できるか分からない
37.0
24.0
病院に行きたくない
介護が忙しい
その他
21.1
18.6
0.9
16.9 14.5
27.4
20.8
18.9
19.0
16.5 14.9 14.5
19.8
5.2
32.3
25.8
0.8
9.7
2.8
パートタイマー
100
(%)
1.9
4.7
17.9
1.5
8.5
9.0
2.8
30.2
41.2
0
20
45.7
40
60
80
200
(%)
※複数回答
お金がかかる
10.9
1.7
正社員・公務員・
自営業
43.7
50歳代
21.1
20.4
その他
3.9
18.6 16.9 14.5 9.0
0.9 3.1
3.1
21.9
9.4 15.6 10.9
54.7
40.1
病院に行きたくない
介護が忙しい
3.9
5.0
69.7
35.2
40歳代
24.0
42.2
子育てが忙しい
過去に1度も受けたことがない
82.2
専業主婦
37.0
特に健康で気になることがない
4~5年に1回程度
0.8
全体
30歳代
病気が発覚するのが怖い
面倒くさい
図表28 健康診断の受診頻度
(就業形態別)
年に1回程度
25.0
きっかけがない
どこで受診できるか分からない
37.2
20歳代
4.6
※複数回答
お金がかかる
0.7
21.1
22.8
19.7
17.3 13.1 9.3
100
120
140
160
180
200
(%)
年代別に見ると、60歳以上では、他の世代で比較的順
につれ増え、
それとは逆に「インターネット」は年代が上がる
位の低い「健康に関する無料の個別相談」が27.7%と2位
につれ減っている。
スマートフォンの普及により、若い年代で
だった。50歳代以下では「健康維持のための休暇制度」
は健康に関する情報を得るのに、
新聞、
雑誌、
本に代わって
や「家族の協力による健康維持の時間確保」などが高く、
インターネットが広く浸透していることがうかがえる。
健康維持のために何らかの方法で時間を確保したいとい
う希 望がうかがえた。
また、2 0 歳 代、3 0 歳 代では「 託 児
サービス付きの健康診断」がそれぞれ16.9%と21.5%で、
子育て世代ならではの希望がうかがえた。
今回の調査結果から明らかになった主婦の消費行動の
特徴について、
以下の3点に絞ってまとめてみたい。
(7)健康に関して主に利用する情報源
第1に消費税増税およびアベノミクスの影響が顕著に
「あなたが普段、
一番利用する健康に関する情報の入手
見られた。前年にアベノミクスの影響で大きく改善した景況
先は何ですか」
と尋ねたところ、
「テレビやラジオ」が55.0%と
感は、2014年は消費税増税とともに、
アベノミクスの金融
最も高く、
次いで「新聞、
雑誌、
本」が15.7%、
「インターネット」
緩和による円安に伴う輸入価格の上昇で物価上昇が強く
が13.7%だった
(図表32)。
意識され、
景況感が大きく後退した。
また、
アベノミクスの家計
年代別に見るとテレビやラジオは全年代にわたって40~
への影響としては、家計収入はわずかに増える傾向が見え
60%と最も高かった。
「新聞、
雑誌、
本」はほぼ年代が上がる
る一方、家計支出は物価上昇にともなって大きく増え、食費
や光熱・水道費など生活必需品への支出増加が目立った。
図表31 健康維持のために希望すること
(年代別)
ワンコイン(500円)の健康診断
健康維持のための休暇制度
※複数回答
家族の協力による健康維持の時間確保
健康グッズの配布
健康に関する無料の個別相談
個別で対応してくれるなどVIP待遇の健康診断
健康器具のレンタルサービス
健康維持の取り組みで貯まるポイント制度
家事代行サービスによる健康維持の時間確保
全体
40.9
20歳代
46.2
30歳代
40.3
40歳代
41.2
50歳代
41.5
60歳以上
36.2
0
20
第2に健康に関しては、健康への関心は全ての世代で
健康に配慮したレシピの無料共有webサイト
高いことがうかがえた。普段、
健康のために行っていることは
食事の栄養バランスやその量などの管理や体調管理など
健康に配慮した食材の宅配
だった。一方、運動するなど積極的な健康づくりに取り組む
その他
託児サービス付きの健康診断
6.8
6.7
39.0
18.3 17.2 15.6 13.5 10.4 10.0 10.0 8.9
1.9
4.6
6.2
1.5
60.0
20.0 9.2 9.2 9.2 7.7
18.5 16.9
6.3
6.3
5.6
2.8
46.5
10.4 20.1 11.1 6.3 11.1 9.0 21.5
5.9
2.3
0.9
42.1
17.6 16.3 20.8 11.8 9.0 11.8 10.4 11.3
6.3
1.0
1.9
37.2
23.2
19.8 17.9 15.5 13.5 8.7 10.17.2
5.3
9.6 20.2 14.9 9.6
27.7
14.9 18.1 9.6 10.6 4.3
40
60
80
100
120
140
160
180
200
ことまでは普段行っていなかった。
第3に普段健康のために行っていることは、
いずれもお金
をかけずに済むことが主であった。
この傾向は、
健康維持の
ために希望することでも、
「ワンコイン
(500円)
の健康診断」
220
(%)
図表32 健康に関して主に利用する情報源
(年代別)
新聞、雑誌、本
インターネット
医師・薬剤師などの指示・アドバイス
口コミ
ドラッグストアなどの店内掲示
県や市町村の広報紙
その他
55.0
15.7
45.5
20歳代
55.4
30歳代
40歳代
59.9
50歳代
58.5
9.2
17.1
0
10
20
1.0
23.3
30
40
50
60
7.3
70
「有機野菜など質で食材を選ぶ」などを行うようになり、健康の
1.8
1.5
0.8
3.1 3.1 0.8
26.2
16.0
42.7
60歳以上
34.5
ただし、
年代が上がるとともに「健康食品やサプリメントを取る」、
1.9
1.3
2.5
8.5
1.4
13.7
10.9
1.4
3.3
1.9
3.3
2.6 0.5 2.6
0.5
11.4
1.0
1.0
3.9 4.9 1.9
13.7
6.2
21.4
80
の無料共有webサイト」などお金のかからないことが上位を
しめたことからも認められた。
テレビやラジオ
全体
や「健康維持のための休暇制度」
、
「健康に配慮したレシピ
90
100
(%)
ためにある程度お金をかける割合が高くなることがうかがえた。
以上、家計収入があまり増えない一方で、消費税増税や円
安に伴う輸入価格の上昇などによる物価上昇もあり、家計支出
は増加しており、健康維持への関心は高いものの、
できるだけ
お金をかけずに済まそうとする主婦の消費行動がうかがえた。
(2015.2.2) 共立総合研究所 調査部 市來 圭
中島 奈美
44
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