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少額短期保険募集人試験問題用紙
平成20年12月期 少額短期保険募集人試験問題用紙 注 意 事 項 1.試験責任者の指示があるまで開かないで下さい。 2.試験用紙は問題用紙と解答用紙から成っています。 3.解答は、解答用紙に記載された注意事項に従って、すべて解答用紙に記入(マーク)して下さい (問題用紙に書いたものは無効です。)。 4.解答用紙には、所属事業者名・受験地区名・受験者姓名および受験番号を必ず記入して下さい (「受験票」の記載どおりに記入して下さい。)。また、受験番号をマークすることも忘れないで下 さい。 5.試験の解答時間は、正味60分です。 6.試験時間中の私語は厳禁とします。 7.資料(電卓等を含みます。)の持込み・使用は、いっさい認められません。 8.試験時間中は、携帯電話等の使用はいっさい認められません。あらかじめ電源を切っておいて下さ い。 9.解答用紙は必ず提出し、いかなる場合も持ち帰らないで下さい(問題用紙は持ち帰っても構いませ ん。)。 10.試験時間中は、「受験票」を机の上の見やすいところに出しておいて下さい。また、運転免許証やパ スポートなどの「本人確認書類」も一緒に出しておいて下さい。 なお、試験終了後、「受験票」は各自持ち帰り、所属事業者の指示に従って処分して下さい。 本試験における出題は、「少額短期保険募集人教育テキスト」【平成20年7月版】の記載 内容に基づいています。 特定非営利活動法人 日本少額短期保険協会 【保険の基礎知識】 (問題 1) 次の文章の に当てはまる最も適切なものを下記1.∼6.から選び、解答用紙の該当する番号の枠 を、それぞれ黒くぬりつぶして下さい。(解答番号 保険契約は、実務上、保険契約者が 業者が契約の引受を 1.締結し 4.保険証券 (問題 ウ. 3 1 ア. 1 ∼ 3 ) に所定の事項を記載して契約を イ. 2 、保険 することによって成立します。 2.媒介 5.申込み 3.承諾 6.保険契約申込書 2) 保険の種類(社会保険)に関する次の記載のうち、正しいものは解答用紙の解答欄の1の枠を、誤っている ものは解答用紙の解答欄の2の枠を、それぞれ黒くぬりつぶして下さい。(解答番号 4 ・ 5 ) ア.年金(保険)には、自営業者等を対象とする国民年金、一般サラリーマンを対象とする厚生年金保険、 公務員等を対象とする各種の共済年金があります。 4 イ.雇用保険では、労働者が失業した場合、求職活動を継続していれば、失業期間を問わず、失業給付金が 支給され続けます。 5 <1> 【少額短期保険業】 (問題 3) 少額短期保険業に関する次の記載のうち、正しいものは解答用紙の解答欄の1の枠を、誤っているものは解 答用紙の解答欄の2の枠を、それぞれ黒くぬりつぶして下さい。(解答番号 6 ・ 7 ) ア.少額短期保険業者は、専業を原則としており、他の少額短期保険業者または生命保険会社・損害保険会 社の業務の代理を行うことはいっさい認められていません。 6 イ.少額短期保険業は、保険業法に基づく規制・監督の対象となり、契約者保護を全うし、公正な競争ルー ルに則った保険募集を展開することが求められています。 7 (問題 4) 少額短期保険業では、保険契約の引受にあたって、被保険者1名あたりの保険金額に上限が設けられていま す。次の に当てはまる最も適切なものを下記1.∼5.から選び、解答用紙の該当する番号の枠を、 それぞれ黒くぬりつぶして下さい。なお、経過措置については考慮しないものとします。 (解答番号 ① 死亡保険(下記⑤を除く) ············ ア. 8 8 ∼ 10 ) 万円 ② 医療保険等 ···································· 80万円 ③ 重度障害保険(下記④を除く) ················ 300万円 ④ 傷害による重度障害保険 ·············· イ. 9 万円 ⑤ 傷害死亡保険(①を含む場合) ················ 600万円 ⑥ 損害保険 ···························· 1.100 (問題 2.300 ウ. 10 3.500 万円 4.600 5.1,000 5) 少額短期保険業に関する次の記載のうち、正しいものは解答用紙の解答欄の1の枠を、誤っているものは解 答用紙の解答欄の2の枠を、それぞれ黒くぬりつぶして下さい。(解答番号 11 ・ 12 ) ア.少額短期保険業者については、生命保険会社および損害保険会社と同様に、生損保兼営が禁止されてお り、生命保険と損害保険を一緒に取扱うことはいっさいできません。 11 イ.少額短期保険業については、少額短期保険業者の経営の安定を図るために供託金制度が設けられており、 業務開始時にはいかなる場合も5,000万円の供託金が必要です。 12 <2> 【コンプライアンス】 (問題 6) 少額短期保険募集人に関する次の記載のうち、正しいものは解答用紙の解答欄の1の枠を、誤っているもの は解答用紙の解答欄の2の枠を、それぞれ黒くぬりつぶして下さい。(解答番号 13 ∼ 15 ) ア.少額短期保険募集人の最も重要な仕事は、お客様と少額短期保険業者のパイプ役となり、お客様をさま ざまな危険から守るために最適な保険の提案を行い、契約を締結するまたは契約の締結に尽力すること です。 13 イ.少額短期保険募集人は、法令違反を起こさないようにするために、自らの責任で定期的にチェックする など、コンプライアンス体制を構築することが重要です。 14 ウ.少額短期保険募集人には、保険契約者のライフサイクルや生活環境に応じた保険を設計することが求め られますが、保険契約者の気がついていないリスクに備える保険を勧めてはいけません。 15 (問題 7) 次の文章の に当てはまる最も適切なものを下記1.∼4.から選び、解答用紙の該当する番号の枠 を、それぞれ黒くぬりつぶして下さい。(解答番号 16 ・ 17 ) 少額短期保険業者の委託を受けた者の役員・使用人が、少額短期保険募集人として生命保険の募集を行 うためには、行政庁への ア. 16 が必要です。 少額短期保険業者の役員・使用人が、少額短期保険の募集人として損害保険の募集のみを行う場合は、 行政庁への登録・届出はいずれも イ. 17 1.登録 (問題 2.届出 です。 3.必要 4.不要 8) 少額短期保険募集人の募集行為に関する次の記載のうち、正しいものは解答用紙の解答欄の1の枠を、誤っ ているものは解答用紙の解答欄の2の枠を、それぞれ黒くぬりつぶして下さい。(解答番号 18 ∼ 20 ) ア.保険募集の際、保険契約者または被保険者に、重要事項を説明すれば、所属少額短期保険業者名や所属 代理店名などを明らかにする必要はありません。 18 イ.電話で保険を募集する場合には、対面方式のように重要事項説明書を提示できないので、口頭での簡略 な説明を行なえば十分です。 19 ウ.保険契約者に対して説明しなければならない「重要事項」には、補償(保障)内容や引受条件に関する 事項のほか、クーリング・オフやセーフティネットに関する事項なども含まれています。 20 <3> (問題 9) 少額短期保険募集人の募集行為に関する次の記載のうち、正しいものは解答用紙の解答欄の1の枠を、誤っ ているものは解答用紙の解答欄の2の枠を、それぞれ黒くぬりつぶして下さい。(解答番号 21 ・ 22 ) ア.保険契約者等に対して、「少額短期保険業者の経営が破綻した場合、保険契約者保護機構の行う資金 援助等の措置がないこと」、「少額短期保険が保険契約者保護機構の補償対象契約に該当しないこと」 を記載した書面を交付し、説明を行う必要があります。 21 イ.意向確認書面の交付を必要としない保険商品の場合は、提供する保険商品が顧客のニーズに合致してい るかどうかをいっさい確認する必要はありません。 22 (問題 10) 少額短期保険募集人の募集行為に関する次の記載のうち、正しいものは解答用紙の解答欄の1の枠を、誤っ ているものは解答用紙の解答欄の2の枠を、それぞれ黒くぬりつぶして下さい。(解答番号 23 ∼ 25 ) ア.保険募集にあたり、いつ解約しても、払い込んだ保険料相当額を返還すると、顧客に説明する行為は禁 止されています。 23 イ.保険契約者に対し、補償(保障)内容が異なる他社の保険商品と比較して、自社の商品の有利な部分だ けを取り上げて説明することは、禁止されています。 24 ウ.共同保険契約については、幹事保険業者名を説明すれば、その他の引受保険業者名やそれぞれの引受割 合等についての説明は省略できます。 25 (問題 11) 少額短期保険募集人の募集行為に関する次の記載のうち、正しいものは解答用紙の解答欄の1の枠を、誤っ ているものは解答用紙の解答欄の2の枠を、それぞれ黒くぬりつぶして下さい。(解答番号 26 ∼ 28 ) ア.保険契約者等に対して、保険金が支払われる場合だけでなく、保険金が支払われない場合についても説 明しました。 26 イ.保険募集にあたり、保険契約者から保険料の端数を切り捨ててほしいとの申し出がありましたが、端数 の切り捨てはできないことを説明しました。 27 ウ.自社(代理店)と取引関係のある下請業者に対して、業務上の優位な地位を利用し、保険契約の締結を 取引維持の条件として提示し、保険加入を強制しました。 28 <4> (問題 12) 金融商品販売法および犯罪収益移転防止法に関する次の記載のうち、正しいものは解答用紙の解答欄の1の 枠を、誤っているものは解答用紙の解答欄の2の枠を、それぞれ黒くぬりつぶして下さい。 (解答番号 29 ∼ 31 ) ア.金融商品販売法は、金融サービスを利用する顧客の保護を図ることを目的として、金融商品販売業者等 の顧客に対する重要事項の説明義務やこれを怠ったことにより顧客に損害が生じた場合の金融商品販売 業者等の損害賠償責任などを定めている法律です。 29 イ.犯罪収益移転防止法により、顧客と金融機関等との間で100万円を超える現金(小切手を含む)取引が あった際には本人確認が必要となります。 30 ウ.犯罪収益移転防止法により、少額短期保険募集人は保険契約締結時に一度本人確認を行った顧客につい ては、次回の取引や既存の契約内容の変更時などに本人確認を行う必要はいっさいありません。 31 (問題 13) 個人情報保護法に関する次の記載のうち、正しいものは解答用紙の解答欄の1の枠を、誤っているものは解 答用紙の解答欄の2の枠を、それぞれ黒くぬりつぶして下さい。(解答番号 32 ∼ 34 ) ア.パソコン本体に記録され、特定個人を識別できる見込み契約者のデータは、個人情報保護法の対象とな る個人情報です。 32 イ.この法律の対象となる個人情報は、生存する個人に関する情報に限られるので、死者に関する情報は、 いっさいこの法律の対象外となります。 33 ウ.個人情報取扱事業者が個人情報の利用目的を公表する場合の方法としては、本人が利用目的を確認でき るようにホームページへの掲載あるいは事務所内の見やすい場所への提示などの方法があります。 34 (問題 14) 少額短期保険募集人の日常業務に関する次の記載のうち、正しいものは解答用紙の解答欄の1の枠を、誤っ ているものは解答用紙の解答欄の2の枠を、それぞれ黒くぬりつぶして下さい。(解答番号 35 ∼ 37 ) ア.新規の保険契約者に対する傷害保険の引受にあたり、過去における保険事故の有無や支払われた保険金 などについて保険契約者等に確認することは、必要とされていません。 35 イ.個人または企業が保険契約者および保険金受取人になり、保険契約者以外の者あるいは役員や従業員を 被保険者とする契約を行う場合には、保険契約申込書等の被保険者同意欄に被保険者本人が署名または 記名押印することなどにより被保険者の同意の確認を行う必要があります。 36 ウ.保険契約締結時には、保険契約者に保険契約申込書の写し等を交付する必要があります。 37 <5> (問題 15) 少額短期保険募集人の日常業務に関する次の記載のうち、正しいものは解答用紙の解答欄の1の枠を、誤っ ているものは解答用紙の解答欄の2の枠を、それぞれ黒くぬりつぶして下さい。(解答番号 38 ∼ 40 ) ア.保険料領収証は、いかなるときも、少額短期保険業者の所定のものを使用し、名刺や市販の領収証など を代用してはいけません。 38 イ.保険期間の中途において、保険契約締結時の内容に変更が生じた場合、すでに保険契約は成立している ので、保険契約者等から変更内容を少額短期保険業者に通知する必要はいっさいありません。 39 ウ.保険契約者から解約の申出があった場合は、できるだけ多くの時間をかけて解約理由の妥当性を追及し、 募集人自身が納得するまでは、解約手続きを行ってはなりません。 40 (問題 16) 少額短期保険募集人の日常業務に関する次の記載のうち、正しいものは解答用紙の解答欄の1の枠を、誤っ ているものは解答用紙の解答欄の2の枠を、それぞれ黒くぬりつぶして下さい。(解答番号 41 ・ 42 ) ア.保険契約者から保険事故発生の通知を受けた場合でも、今後の対応のしかたや保険金請求の手続きなど について説明する必要はありません。 41 イ.保険契約者等から保険事故発生の報告を受けた場合、保険金が支払われるか否かや保険金の支払額など について断定してはなりません。 42 <6> 【保険商品の概要】 (問題 17) 損害保険商品に関する次の記載のうち、正しいものは解答用紙の解答欄の1の枠を、誤っているものは解答 用紙の解答欄の2の枠を、それぞれ黒くぬりつぶして下さい。(解答番号 43 ・ 44 ) ア.火災保険のうち、住宅火災保険では、落雷によって保険の目的である建物に生じた損害に対しては保険 金を支払いません。 43 イ.自動車保険のうち、自動車事故で歩行者や自動車の同乗者、他の車の搭乗者などを死傷させたような場 合に備える保険を、対人賠償保険といいます。 44 (問題 18) 第三分野の保険に関する次の記載のうち、正しいものは解答用紙の解答欄の1の枠を、誤っているものは解 答用紙の解答欄の2の枠を、それぞれ黒くぬりつぶして下さい。(解答番号 45 ・ 46 ) ア.医療保険は、病気による入院・手術に備える保険であり、傷害による入院・手術は保障の対象になって いません。 45 イ.がん保険は、がんによる入院や手術に備える保険ですが、がんと診断されたときは、通常、診断給付金 が支払われます。 46 【保険の周辺知識】 (問題 19) 次の文章の に当てはまる最も適切なものを下記1.∼4.から選び、解答用紙の該当する番号の枠 を、それぞれ黒くぬりつぶして下さい。(解答番号 47 ・ 48 ) 死亡した人(被相続人)の財産上の一切の権利・義務を他の人が引き継ぐことを 相続人は、原則として遺留分を侵さない限り、 1.贈与 (問題 2.相続 イ. 48 3.協議分割 ア. 47 といい、被 で相続財産を自由に処分することができます。 4.遺言 20) 保険と税金に関する次の記載のうち、正しいものは解答用紙の解答欄の1の枠を、誤っているものは解答用 紙の解答欄の2の枠を、それぞれ黒くぬりつぶして下さい。(解答番号 49 ・ 50 ) ア.保険契約者と被保険者が同一人の生命保険契約で死亡保険金が支払われる場合、その保険金は相続税の 課税対象となります。 49 イ.火災保険金のように「モノ」に損害が生じたことにより支払われる保険金は、利得を生じないため、原 則として非課税となります。 50 <7>