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参考説明書
GEE BEE 主翼 及び 尾翼(1) 1 主翼とエルロンのヒンジ ラインを予め目視で確認します。 2 必要であれば、輸送中のフィルムのたるみをフィルム アイロンで修正します。 3 キット同封のヒンジを準備します。 ヒンジ挿入口は予め工場加工済です。 4 ヒンジ面積の半分を主翼側へ先に挿入し、CA 瞬間接着剤で接着固定します。 5 エルロン側にヒンジを仮挿入後、主翼に対して前後左右のズレが無いか確認します。 6 問題がなければ、エルロン側ヒンジを CA 瞬間接着剤で接着固定します。 7 付属のエルロン ホーンを補強材位置に合わせてエポキシ接着剤を使用して接着固定しま す。 強度保持のため、必ずエポキシ接着剤を使用します。 8 各部品の緩みを予防し適切に固定するため、エポキシ接着剤を充分に塗布します。 9 キット付属の主翼保持材を準備します。 10 主翼保持材は木ネジ固定式ですが、耐久性と保持性を増加させるため、スタッド ネジ + ナイロン ナット式への改造を推奨致します。 後期 LOT 製品は改善されています。 11 保持材の胴体側及び主翼側取り付けは木ネジ式のため、先項に説明のスタッド ネジ + ナイロン ナット式への改造を推奨します。 後期 LOT 製品は改善されています。 12 後部保持材の取り付けにつきましても、同様にスタッド ネジ + ナイロン ナット式への改造を推奨します。 後期 LOT 製品は改善されています。 13 ネジ山に合わせて3mm径の〔頭なし〕ストレート ネジを約10mm埋め込み接合部は エポキシ接着剤で接着固定します。 保持材ネジ貫通部も同時に3.2mm程のドリルで 穴を開け、3mmナイロン ナットで止める方法を推奨します。 14 同様の改造を推奨します。 後期 LOT 製品は改善されています。 15 同様の改造を推奨します。後期 LOT 製品は改善されています。 16 同様の改造を推奨します。 後期 LOT 製品は改善されています。 17 保持材は主翼と胴体間に取り付く時、約35度の角度でネジ止めされます。 従いまして、ナイロン ナットの受け部は締め付け部が平面となるよう、5.5mm のドリルで締め付け部を少し“さらう”加工し、瞬間接着剤を数滴しみ込ませて加工部を 補強しますと万全です。尚、主翼は胴体下部の固定ボルトにより胴体に堅固に装着される 構造です。 保持材の固定時、それぞれナットをきつく締めて固定する必要はありません。 後期 LOT 製品は改善されています。 18 画像上面は胴体後部方向です。 主翼は2分割式で左右パネルを中央部合わせ式です。 従いまして、主翼下部フェアリングは脱着式となります。 オリジナル仕様は画像の通り 前後4箇所を木ネジ固定式ですが、先の主翼保持材の取り付け改造加工と同様、スタッド ネジ + ナイロン ナット式を推奨します。 径でも充分保持できます。 フェアリングの保持は3mm以下のネジ 飛行毎、機体の組み立て時に取り付ける附属品となります。 ネジ受け部の木部磨耗による緩みや脱落を防ぐため、少し工数を要しますが、前述の通り、 スタッド ネジ + ナイロン ナット式へ改造下さい。 19 主翼は下面よりナイロン ボルトによる固定式です。 20 エルロン サーボの搭載は標準的な左右分割搭載方法です。 必要に応じて延長コードを 準備の上、サーボ搭載作業を行います。ここではエルロン リンケージは未だ行いません。 GEE BEE 主脚 及び 尾輪 21 主脚は左右主翼下部にそれぞれ装備されます。 オレオ ダンパー式となっていますので ギアー支柱に大型の車輪ハウスを2分割にして組み込みます。 22 主脚ギアー支柱本体及び取り付け用部品です。 23 主脚ギアー支柱を仮分解します。 画像、左側は主翼下面へ取り付けます。 右側は車輪 ハウスへ挿入し固定します。 2分割して作業を行い、後に組み合わせます。 24 主翼下部への取り付けです。ネジ緩み防止のため、固定部はエポキシ接着剤を塗布します。 主翼下面はギアー受け用の溝、キャップボルト等、工場加工済です。 25 ギアー支柱後部の補助ストラットです。 ネジ固定用 丸穴が開いています。 26 画像の位置にネジ固定します。 27 28 固定用ネジはエポキシ接着剤を塗布します。 29 30 車輪ハウス 車輪側のU字ストラットを仮組みした状態。 オレオ 無いかどうか、仮組みにより、押し込み作動の確認をします。 ダンパーに不具合が 31 車輪用 アクスル軸です。 念のため外径を計測し、同一径のドリルを準備します。 32 車輪ハウスの車輪軸穴の指定位置にドリル穴開け加工します。ここにアクスル軸が 貫通します。車輪ハウス内部には付属のタイヤが入ります。 33 U字ストラットを取り外します。 車輪ハウス側のギアー支柱の挿入方向です。U字スト ラットを内側へ貫通挿入しギアー円柱部を回転させます。 34 33に同じ。車輪タイヤ ハウスの上部よりU字ストラットが挿入できるかどうか確認し ます。開口部が少しくらい硬くても問題ありません。 問題があればヤスリで研磨します。 35 車輪ハウスを主翼側パネルに挿入します。 次に車輪タイヤ ハウスを画像の位置より挿 入します。 36 主翼側パネルの取り付けは画像のようにネジ止め式の他、ワンタッチテープ止め式も可能 です。 37 車輪ハウス車輪側パネルを装着に問題がないことを確認後、主翼側ギアー支柱へU字スト ラットを組み付けます。 緩み防止のため、六角ねじにロックタイとを塗布します。 38 タイヤにアクスル軸を貫通させます。固定ネジ類を締めします。 39 車輪はアクスル軸を車輪ハウス内部に貫通させ、内・外のナットで固定する方法です。 車輪タイヤ ハウス本体が回転しないよう、片側2箇所、ネジ固定する構造です。 40 車輪が軽く回転する事を確認します。 車輪ハウス主翼側パネル周囲を画像の通り 黒の粘着バンドで化粧する事も可能です。 41 上下オレオ ダンパー式ギアーのため、組み立て後画像の通り、車輪側及び主翼側各パネ ルのすり合わせ部があります。 少しの隙間が開くよう型取りをしていますが、すり合わ せが硬い時は細かな目のサンドペーパーで“すり合わせのあたり”取り除いて下さい。 すり合わせサンディングは主翼パネル内側となります。 42 43 画像に示す胴体後部下の尾輪取り付けマウント部に安全と補強のため、エポキシ接着剤を 充分に盛り付けて接着固定します。 44 尾輪ASSYを画像の位置に付属のネジにより固定します。 キシ接着剤を塗布します。 画像の位置にラダー 及び ネジは緩み防止のためエポ エレベーター サーボを搭載し ます。 画像上がラダー、下がエレベーター サーボとなります。 胴体前部に搭載する RX受信機まで必要最小限長の長さの延長コードでサーボを接続します。 短い延長コー ド(例えば1本30cm)を複数本連続して接続し、長さを延長しますと、各コネクター 部で大きな抵抗が生じ、低電流により電池を満充電しても短時間でサーボが誤作動する危 険性があります。 必ず必要最低限1本長の延長コードを使用します。 サーボは充分にトルクがあり振動に堅固な高トルク型製品を搭載します。 重心位置は、主翼前縁中央部より後方120mmです。 部品・備品類 及び 製品組み立てに関するご質問先 : 〒278-0022 千葉県野田市山崎2784-1 RC DEPOT 電話 : 0471-97-2958 GEE BEE 水平尾翼 及び 垂直尾翼 (2) 1 胴体後部の水平尾翼取付位置にセンター ラインを罫書きます。 2 水平尾翼上部の垂直尾翼取付部を現物より検寸します。取付部分のフィルムを剥がします。 同時に上面にセンター ラインを罫書きます。 3 水平尾翼下部、胴体との取付部分を罫書きます。 4 罫書き線に合わせて、フィルムをカッターで切り取ります。 5 主翼を胴体に仮止めした状態で水平尾翼をピンで仮固定して水平度を確認します。 6 問題があれば、ここでサンドペーパーを使用して修正を行います。 問題が無ければセン ター ラインを合わせてエポキシ接着剤で水平尾翼を胴体に接着固定します。 7 水平尾翼が固定しましたら垂直尾翼を接着固定します。 三角定規を利用して垂直出しを 行います。 問題が無ければエポキシ接着剤で接着固定します。 8 強度保持のため、必ずエポキシ接着剤を使用します。 9 水平・垂直状態で接着固定を保持するため、マスキングテープなどを利用します。 10 水平尾翼に垂直尾翼が固定される曲面について、製造工程より出荷までの天候等の変化に より、組み合わせ部に僅かの隙間が生じる場合があります。 キット同封のリペアー用 フィルムをご利用の上、隙間部分をアイロンで補修して下さい。 11 12 補修フィルム貼付部分です。 13 補修フィルム作業後の画像です。 14 エルロンと同様の方法によりエレベーターに付属のヒンジを接着固定します。 15 16 エレベーターと同様の方法によりラダーに付属のヒンジを接着固定します。 17 エレベーター左右を水平尾翼に仮組します。 問題が無ければ、瞬間接着剤を使用して 接着固定します。 18 ラダーを垂直尾翼に仮組します。問題が無ければ、瞬間接着剤を使用して接着固定します。 GEE BEE 外装 (3) 1 垂直尾翼と水平尾翼はピアノ線で擬装します。 強度UP用の補助材ではありません。 画像の金属クリップを準備します。 2 画像に示す尾輪ASSY部に金属クリップを左右位置に2個装着します。 3 水平尾翼上面/前縁の補強材部に金属クリップ2個(両側4個)装着します。 ねじはエポキシ接着剤を塗布します。 4 垂直尾翼前縁及び後縁の補強材部に金属クリップ各1個(両側各2個)装着します。 ねじはエポキシ接着剤を塗布します。 5 水平尾翼及び垂直尾翼に装着した金属クリップの位置及び向きです。 6 各補強線の装着位置です。 補強線は3.0mm棒材です。 7 エンジンマウントの内側及び外側に燃料のしみ込みを防ぐためエポキシ塗料或いは ウレタン塗料を再塗布します。 8 エンジン マウントは本体が胴体内部を前後するスライド式です。 9 燃料タンク用保持マウントです。 10 燃料タンク保持用マウントです。 搭載タンクの形状に合わせて自作加工します。 11 燃料タンク内部の配管です。エアー抜き管はタンク取り付け状態で↑に向けます。 錘は機体が反転した時でも絶えず、タンク底面にあるようチューブ長さを調整します。 12 チューブ抜けは燃料供給不良となり飛行中のエンジン停止となります。 細いワイヤーで 抜け防止加工をします。 13 錘部にも同様に抜け防止加工をします。 14 15 充分に気密度の高い頑丈な燃料タンクを使用します。マウントに固定します。 16 マジックテープを使用する時、振動や横Gでタンク底面が左右にずれない様、タンク側面 に保持部にレールを設ける等、追加の安全加工をします。 17 30~50ccのガソリン エンジンを搭載します。短気等エンジンの搭載も 可能です。 18 エンジンのカウリング突き出し長調整はアルミ スタッドを利用すると便利です。 19 エンジンマウント上部にCDIユニットを搭載します。 20 プラグ コード、CDIの配線、燃料管等は、振動で破断しないよう、チューブ類で 保護の上、要所部で一まとめに半固定します。 21 説明書の機体にはSAITO社 エンジンを搭載しています。 22 カウリング 及び エンジン メーカー様指定サイズのプロペラを取り付けます。 23 他社40~50ccクラス エンジンの搭載が可能です。 24 風防を装着します。 スケールのパイロット人形はRC DEPOTより入手可能です。