...

サノフィパスツール 世界保健機関(WHO)による新型インフルエンザの

by user

on
Category: Documents
27

views

Report

Comments

Transcript

サノフィパスツール 世界保健機関(WHO)による新型インフルエンザの
2009 年 6 月 15 日
本資料は、サノフィ・アベンティス社(フランス、パリ)が 6 月 11 日(現地時間)に発表したプレスリリースを
日本語に翻訳・編集したものです。本資料の正式言語はフランス語・英語であり、その内容および解釈については
両言語が優先します。http://www.sanofi-aventis.com をご参照ください。
サノフィパスツール
世界保健機関(WHO)による新型インフルエンザの
パンデミック警戒レベルのフェーズ6への引き上げを受け、
国際的な公衆衛生活動へのサポート体制準備を完了
フランス・リヨンおよびペンシルベニア州スウィフトウォーター-2009年6月11日-サノフィ・アベンティスグループ
(EURONEXT:SANおよびNYSE:SNY)のワクチン事業部門であるサノフィパスツールは、世界保健機関(WHO)が
パンデミック警戒レベルをフェーズ5からWHOの世界的なインフルエンザ対応計画における最高の警戒レベルで
あるフェーズ6に引き上げる決定を下したことを受けて、新型インフルエンザA型(H1N1)に対する公衆衛生活動へ
のサポート体制の準備が整ったことを発表しました。
サノフィパスツールの社長兼CEOのウェイン・ピサノは、次のように述べています。「サノフィパスツールは、新型イン
フルエンザA型(H1N1)ウイルスに対するワクチンの開発・供給に取り組むことによって、WHO、米国保健福祉省
(HHS:Department of Health and Human Services)と米国疾病管理予防センター(CDC:Centers for Disease
Control and Prevention)、ヨーロッパの各機関、フランス保健省、および各国保健当局や国際機関の主導によるパ
ンデミックインフルエンザ対策の支援を行います。サノフィパスツールは、これらの保健当局と継続的に調整を図り、
各国の公衆衛生におけるニーズに対応していきます」
サノフィパスツールは現在、世界最大のインフルエンザワクチンメーカーとして、社内でも新型インフルエンザに対
応するための取り組みを実施しており、最短期間で最大数のワクチンを製造することによって、新型インフルエンザ
の脅威に対応すると同時に、他の疾患を予防するワクチンも引き続き製造することによって、公衆衛生上の使命を
果たしていきます。
サノフィパスツールは、新型インフルエンザA型(H1N1)のウイルス株をWHO国際リファレンス・センターから入手し、
ワクチン製造用株の作製に着手しました。現時点では、4~6カ月以内に初回分のワクチンバルクを用意できる見通
しです。ワクチン接種が開始できる時期は、承認が得られる時期によります。
サノフィパスツールは、2009年5月25日に米国保健福祉省(HHS:Department of Health and Human Services)か
ら新型インフルエンザA型(H1N1)ワクチンの供給要請を受けました。
サノフィパスツールは、新型インフルエンザA型(H1N1)ウイルスの出現に対し、インフルエンザワクチン製造に関し
て柔軟性を保ちつつ対応します。WHOからの勧告に従い、北半球における2009~2010年インフルエンザシーズ
ン分の季節性インフルエンザワクチンの製造を継続します。季節性インフルエンザは年間25万~50万人が死亡す
1/3
〒163-1488 東京都新宿区西新宿 3-20-2 東京オペラシティタワー
www.sanofi-aventis.co.jp
る原因となっている非常に深刻な疾患であるため、季節性インフルエンザワクチンの製造は現在でも優先されるべ
きものとなっています。
サノフィパスツールでは、新型インフルエンザA型(H1N1)ウイルスの出現に対する当社の対応について情報を提
供するため、インターネットサイト(www.pandemic.influenza.com)にパンデミック情報を掲載し、継続的に更新し
ていきます。
***
サノフィパスツールのインフルエンザワクチン製造について
サノフィパスツールは、ペンシルベニア州スウィフトウォーターとフランスのヴァル・ド・ルイユでインフルエンザワクチ
ンを製造しています。全てのサノフィパスツールのインフルエンザワクチンの製造施設は、季節性インフルエンザワ
クチンの製造からパンデミックインフルエンザワクチンの製造に切り替えることができるように設計されています。
サノフィパスツールは、スウィフトウォーターに2つの認可されたインフルエンザワクチン製造施設を保有しています。
2009年5月6日、米国FDAは、スウィフトウォーターに建設されたサノフィパスツールの新しいインフルエンザワクチ
ン製造施設を認可しました。フル稼働で操業した場合、この新施設は年間約1億回接種分の季節性インフルエンザ
ワクチンを製造する能力があります。すでに稼動しているもう一つのスウィフトウォーターの施設は、年間5,000万回
接種分の製造能力を備え、現在は2009~2010年シーズン分のワクチンを製造しています。どちらの施設もフル稼
働した場合、米国では年間約1億5,000万回接種分の3価季節性インフルエンザワクチンを製造できることになりま
す。スウィフトウォーターのどちらの施設でも、A型(H1N1)ワクチンを製造することができます。
サノフィパスツールのヴァル・ド・ルイユの製造施設は、年間1億2,000万回接種分の製造能力を備え、現在は2009
~2010年シーズン向けの3価季節性インフルエンザワクチンの製造を進めています。ヴァル・ド・ルイユの製造施設
では、A型(H1N1)ワクチンの製造も可能です。
サノフィパスツールは、世界中で販売されるインフルエンザワクチンの約40%を製造しており、米国で2008~2009
年インフルエンザシーズン向けに販売されたインフルエンザワクチンの45%以上を製造しました。また、米国で承認
された最初にして唯一のヒト用トリインフルエンザワクチンも開発しました。サノフィパスツールのパンデミック対策に
ついては、www.pandemic.influenza.comをご参照ください。
サノフィ・アベンティスについて
世界をリードする製薬企業の一社であるサノフィ・アベンティスは、医薬品の創薬発見・開発・販売を通じて、
人々の生活の質の向上に取り組んでいます。
サノフィ・アベンティスは、パリ(Euronext: SAN)およびニューヨーク(NYSE:SNY)に上場しています。
サノフィパスツールはサノフィ・アベンティスグループのワクチン事業部門で、2008年には16億回接種分以上のワク
チンを提供しました。これは世界中で5億人以上の人々に対してワクチンを接種したことになります。ワクチン業界に
おける世界的リーダーとして、サノフィパスツールは、20もの感染症から人々を守る多くのワクチンを提供しています。
「命を守る ワクチンを創る」という会社の伝統は、一世紀以上の歴史を有しています。サノフィパスツールはワクチン
に特化したメーカーとして世界最大級の企業であり、日々、研究開発に100万ユーロ以上を投資しています。詳しく
はwww.sanofipasteur.com または www.sanofipasteur.us をご覧ください。
今後の見通しに関する記述
このプレスリリースには、1995年民間有価証券訴訟改正法(修正を含む)でいう「今後の見通しに関する記述」が
含まれています。今後の見通しに関する記述とは、歴史的事実を述べるものではない記述です。これらの記述には、
財務計画と予測ならびにそれらの根拠となる前提、将来の事象、事業、製品およびサービスに関する計画、目標、
意向および期待に関する記述、ならびに、将来の実績に関する記述が含まれます。一般的に、今後の見通しに関
する記述は、「予想」、「期待」、「見込み」、「予定」、「予測」、「計画」などの表現によって識別されます。サノ フィ・
アベンティスの経営陣はそのような今後の見通しに関する記述に反映された予想を妥当と考えますが、投資家
2/3
は今後の見通しに関する情報と記述がさまざまなリスクと不確実性の影響を受けやすく、それらの多くが予測困難
であり、通常サノフィ・アベンティスが制御できず、そのために実際の結果と進展が、今後の見通しに関する情報と
記述の中で表現された、暗示された、または予測されたものとは大幅に異なる可能性があることに注意して下さい。
これらのリスクおよび不確実性には、サノフィ・アベンティスの2008年12月31日終了事業年度フォーム20-F年次報
告書の「リスク要因」および「今後の見通しに関する記述」項目を含む、サノフィ・アベンティスが作成したSECおよび
AMFに対する公の届け出の中で議論されているかまたは特定されているものに付随する不確実性とその他の事項
が含まれます。サノ フィ・アベンティスは、適用法によって義務付けられている場合を除き、今後の見通しに関す
る情報または記述の更新または見直しを行う義務を負うものではありません。
3/3
Fly UP