...

平成28年度「グリーン貢献量認証制度等基盤整備事業(J -クレジット

by user

on
Category: Documents
8

views

Report

Comments

Transcript

平成28年度「グリーン貢献量認証制度等基盤整備事業(J -クレジット
平成28年度「グリーン貢献量認証制度等基盤整備事業(J
-クレジット制度推進のための中小企業等に対する東北地域
におけるソフト支援等事業)」仕様書
1 . 事業の目的(概要)
J-クレジット制度に係る各種支援を実施することで、J―クレジット制度の一層の普及啓発を
図り、中小企業等の省CO2、省エネルギー対策を加速させることを目的とする。
2. 事業内容
以下の(1)~(7)の内容について事業を実施し、その結果を報告書にまとめること。
なお、受託事業者は、以下の全ての業務の実施に際して、各々事前に東北経済産業局(以下「当
局」と言う。
)の担当官と相談・協議の上、その指示に従うこと。
(1)プロジェクト計画書の無料作成支援
J-クレジット制度のプロジェクト登録を希望する事業者に対し、プロジェクト計画書の無料作
成支援を行う。
また、必要に応じプロジェクト計画書の審査を審査機関へ依頼する際に必要となる関係書類の準
備、審査過程で審査機関から問合せ等があった場合の対応、プロジェクト計画書の修正作業等、審
査にかかる一連の対応業務についても支援を行う。(目標件数:5件)
[支援対象要件]
原則として、「J-クレジット制度推進のための中小企業等に対する東北地域におけるソフト支
援等事業(25~27年度)」において当局でプロジェクト計画書作成の支援・提案を行った事業
者が行う、排出削減量/吸収量が100t-CO2/年以上の事業に限る。ただし、J-クレジッ
ト制度事務局から支援案件として紹介があった場合や、その他当局が特に必要と認める場合は上記
によらず支援を行うものとする。
[留意事項]
・計画書作成支援は28年度中に完了する(認証委員会への申請を翌年度に持ち越さない)こと。
・支援対象者が次回以降、自ら計画書を作成できるような形で指導を行うこと。
(2)モニタリング報告書の無料作成支援
J-クレジットの創出を希望する事業者に対し、モニタリング報告書の無料作成支援を行う。
また、必要に応じモニタリング報告書の審査を審査機関へ依頼する際に必要となる関係書類の準
備、審査過程で審査機関から問合せ等があった場合の対応、モニタリング報告書の修正作業等、審
査にかかる一連の対応業務について支援を行う。(目標件数:4件)
[支援対象要件]
原則として、「J-クレジット制度推進のための中小企業等に対する東北地域におけるソフト支
-1-
援等事業(25~27年度)」において当局でプロジェクト計画書またはモニタリング報告書の作
成支援を行った事業者が行う、排出削減量/吸収量が60t-CO2/年以上(国内クレジット制
度由来は100t-CO2/年以上)の事業に限る。ただし、J-クレジット制度事務局から支援
案件として紹介があった場合や、その他当局が特に必要と認める場合は上記によらず支援を行うも
のとする。
[留意事項]
・報告書作成支援は28年度中に完了する(認証委員会へ申請を翌年度に持ち越さない)こと。
・支援対象者が次回以降、自ら報告書を作成できるような形で指導を行うこと。
(3)モニタリング報告書作成支援フォロー
「J-クレジット制度推進のための中小企業等に対する東北地域におけるソフト支援等事業(2
5~27年度)」において当局でモニタリング報告書の無料作成支援を行った事業を対象に、現在
のモニタリング状況を電話等により確認し、必要に応じモニタリング報告書の作成方法について指
導を行う。ただし、J-クレジット制度事務局から支援案件の紹介があった場合は、当該案件を支
援対象に含める。(目標件数:2件)
[支援対象要件]
原則として、「J-クレジット制度推進のための中小企業等に対する東北地域におけるソフト支
援等事業(25~27年度)」において、当局でモニタリング報告書の作成支援を行った事業に限
る。ただし、J-クレジット制度事務局から支援案件として紹介があった場合や、その他当局が特
に必要と認める場合は上記によらず支援を行うものとする。
(4)国内クレジット制度からの移行手続き支援
J-クレジット制度事務局より、国内クレジット制度からの移行者に対し具体的な支援が必要と
して案内があった場合、(1)~(3)ただし書のとおり支援を行う。
なお、移行手続きの支援自体についてはJ-クレジット制度事務局が行う。
(5)クレジット活用先の開拓
「J-クレジット制度推進のための中小企業等に対する東北地域におけるソフト支援等事業(2
5~27年度)」において当局でクレジット活用の支援・提案を行った事業者のうち、クレジット
償却量の多い事業者を中心に電話等によりクレジット活用の意向を確認し、活用を希望する者に対
し活用方法の提案や各種手続の支援を行う。ただし、J-クレジット制度事務局から支援案件とし
て紹介があった場合や、その他当局が特に必要と認める場合は上記によらず支援を行うものとする。
(目標償却量:1000t-CO2)
[支援対象要件]
原則として、「J-クレジット制度推進のための中小企業等に対する東北地域におけるソフト支
援等事業(25~27年度)」において、当局でクレジット活用の支援・提案を行った事業に限る。
-2-
(6)制度説明会
J-クレジット制度の普及を目的とした制度説明会を東北地域において1回開催する。
[委託業務内容]
全体の企画、会場の手配、外部講師等の調整、チラシ作成、参加者のとりまとめ、説明資料作成、
アンケート作成、当日の運営
等
[留意事項]
・会場の選定にあたっては費用や交通の便等を考慮すること。
・説明会情報の周知にあたっては、東北経済産業局ホームページの他、J-クレジット制度ホーム
ページ、地方公共団体や商工会議所等のホームページやメールマガジンを活用する等、集客効果
の高い方法を検討すること。
(7)地域ネットワークの維持・拡大
①J-クレジット東北地域推進協議会の運営
東北地域におけるJ-クレジット制度の普及方法等を協議する「J-クレジット東北地域推進
協議会(事務局:東北経済産業局)」の会議を年2回程度開催する。
また、カーボン・オフセットを行った東北管内の事業者に対し、「カーボン・オフセット証明
書」を随時発行する。
[委託業務内容]
会場の手配、外部講師等の調整、開催案内、出席者とりまとめ、各種資料作成、当日の運営
等
[留意事項]
・協議会は委託事業期間の前半と後半に1回ずつ、計2回行う。
・会場の選定にあたっては、費用や交通の便等を考慮すること。
・「他地域の優良事例」若しくは「東北地域の優良事例」について情報提供を行うこと(両方で
も可)。なお、必要に応じ外部講師を手配しても構わないが、必要性・必要人数に留意するこ
と。
②東北地域カーボン・オフセットグランプリの実施
東北地域におけるカーボン・オフセットの普及を目的として創設された「東北地域カーボン・
オフセットグランプリ」を実施し、優良事例の表彰を行う。
[委託業務内容]
公募要領等の修正、応募案件に係るヒアリング及び(必要に応じ)現地調査、審査資料の作成、
選考委員会の開催、表彰状の作成、表彰式配布資料(概要図含む)の作成、表彰式の運営
3. 事業実施期間
委託契約締結日
~
平成29年3月31日
-3-
等
4. 成果物の作成及び納入
事業報告書60部、実施報告書電子媒体一式
5. 納入場所
東北経済産業局エネルギー対策課
6. その他
事業の詳細は事業提案書による。
-4-
Fly UP