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勅使川原様資料(PDF形式:1317KB)
資料 9 ⼈事組織コンサルタント 勅使川原 真⾐ 議論の前提(⼩職の⼟俵) • コンサルファーム時代に育児との両⽴でドロップアウト。労働市場から去らざる を得ない⼨前から、フリーランスになることで“救われた”当事者である • ⽂系就職者につき、エンジニア業界視点には⽋ける • 教育社会学修⼠出⾝につき、現労働市場の課題は、教育との結節点まで 遡って考える傾向にある • 現業のコンサルティングテーマが⼈材の⾒極め・開発にあるので、視点が⼈材 開発に寄る傾向にある ⼤⽅針 • 「保護」という⽬線が⼊った途端に、フリーランスの弱い⽴場をかえって強化し てしまうパラドクスに陥ることが最も怖い 調査結果でショートしている部分を補てんする施策ではなく(困っている部分を聞き出し て⽀援の端緒を掴むのではなく)、 今いま、3プレーヤーに必要なこと ・⽴ち上がり期の運転資⾦ローン ・専⾨性⽀援は論外、フリーランスでの成⻑を⽀ える固有のコンピテンシーの開発 Ex. 短期に成果を⽬に⾒えて出すTips (組織認識⼒ほか) ・属⼈的業務の整理= ジョブディスクリプション整備 ・社員のプロファイリング= タレントマネジメントシステム ⽔平的整合性 ・ワーカー⾒極め/企業理解の両輪をスキルアッ プ ・左記、個⼈と企業の両者へ求めていることを⼀ 定レベル、プラットフォーマーが⽀援できることが、 最もフィージブルか? 即時的効果は⾒込めないが、 ⻑期的視点で不可⽋なこと • 全国⺠を対象とした“働く”新概念の啓蒙 • 機会としては、恐らくは初等教育から⾼等教育、⽣涯教育に⾄るまで よい学校、よい会社 =よい⼈⽣、の終焉 仕事は(義務とはいえ) 与えられるものではない ⻑寿時代において、 ライフワークを⾒つけ、 磨き続けるって幸せ appendix フリーランスの成否を分かつコンピテンシー? 仮説)主要コンピテンシーは雇⽤者と恐らく同様だが 瞬発⼒ ある意味での短視眼さ 出典:Hay Group