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2016年4月号
~家電業界向け技術情報誌~ デジタル放送宅配便 4月号 2016年 2016年度 全国放送公開番組等の予定 NHKでは一部の番組につい て、全国各地で公開放送(また は公開収録)を行っています。 テレビ・ラジオでおなじみの番 組を、お近くの会場でご覧いた だけます ※ 。機会がありました ら、是非ご参加ください。 ★2016年度 地域実施全国放送公開番組(東海・北陸分) ※多くの番組では事前申込が必要です。 ※調整中の番組があり、右表の他に追加 される場合があります。 (既に受付終了済みのイベントも含まれています。また上記以外に有料イベントがあります。) ★観覧申込など詳細は、下記HP(イベント・インフォメーション)を「早めに」チェック! https://pid.nhk.or.jp/event/ (名古屋局 K.N) ■NHKデジタル放送宅配便 掲示サイト http://www.nhk.or.jp/nagoya/nouhau/info/forbiz.html バックナンバーの一部もご覧いただけます。 【設置確認メッセージ消去用販売店様専用電話】 0120-500536 自動音声応答による24時間受付(年末年始は休み) ~家電業界向け技術情報誌~ デジタル放送宅配便 4月号 ご期待ください! BSでの4K・8K試験放送が始まります 地デジ難視対策のための衛星放送(衛星セーフティネット)で使用していたBS17チャンネルを利用して、 4K・8K試験放送を開始することが正式に決まりました。NHKと一般社団法人次世代放送推進フォーラム (NextTV-F)※が8Kと4Kを時分割で放送する予定です。 試験放送の概要 NHK : 2016年 8月1日開始予定。 8K放送が中心だが、月最終週の16時台は4K放送を実施。 NextTV-F : 2016年12月1日開始予定。 4K放送を中心に1日1時間。毎週1日は8K放送も10分程度盛り込まれる。 (出典元:平成28年2月17日 電波監理審議会(第1028回)会議資料 会長会見資料より) NHK受信公開でご体験下さい! 全国のNHK放送局に8K試験放送受信機器(85型液晶モニタ他)を設置し、試験放送を受信公開いたし ます。8月5日からのリオデジャネイロオリンピックの8K映像を、ぜひNHKで体感してください。 平成28年度 放送新技術セミナーを開催予定 テレビ受信向上委員会(後援・協力:NHK)では、平成28年度に放送受信の新技術セミナーを各県1会 場をめどに開催する予定です。4K・8K等の放送の最新動向の講演にあわせて、4K・8Kコンテンツをご 覧いただけるよう準備中です。詳細が確定しましたら、別途ご案内させていただきます。 ※次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)は、デジタル放送推進協会(Dpa)に合併され、本年4月1日「放送サービス高度化推進 協会」(A‒PAB)が発足することになりました。BSでの4K・8K試験放送は、A-PABが実施することになる見込みです。 (名古屋局 Y.O) 【デジタル放送など、NHKの放送受信に関するご相談窓口】 0570-00-3434 又は 050-3786-5006 (平日、土日祝日とも9時~20時) ホームページ「NHKデジタル」もご利用下さい http://www.nhk.or.jp/digital/ ~家電業界向け技術情報誌~ デジタル放送宅配便 4月号 ~連載・次世代メディアマスターへの道(25) 2018年4K・8K放送への制度整備案 Q A 2018年開始が予定されている4K・8 K放送の制度整備状況は? SHV実用放送に向けて、左旋電波の使用 を含む具体的な法改正案が示されました。 <解説>今年1月29日に総務省から放送法施行規則などを改正する省令案など(いわゆる制度整備の案)が示 され、2月29日まで意見募集が行われました。今後は、提出された意見と電波監理審議会への諮問・答申を踏 まえて、関係する省令などが制定される見込みです。 サービス開始までのスケジュール 今年の夏にハード(衛星を保有する衛星基幹放送局)の免許が、来年初頭にソフト(ハードを利用して放送 を行う認定基幹放送事業者)の認定が行われ、2018年に放送開始することとされています。 表1 BS/110度CSでの4K・8K実用放送開始に関するスケジュール チャンネル割り当て数の見通し ハードの免許の際に衛星の中継器(トランスポンダ、以 下トラポン)の周波数が割り当てられます。今回の制度整 備では、新たに左旋の電波がBS左旋では3トラポン分、 110度CS左旋では5トラポン分追加される見込みです (右表参照・3月4日執筆時点)。 表3 BS/110度CSでの放送番組数見込み(2018年時点) 表2 BS/110度CSでの中継器(トランスポンダ)の追加 なお、1ch(1トラポン)で、8K放送なら1番組、4 K放送ならBSは最大3番組(110度CSでは2番組)の伝 送を想定しています。2018年時点のBS/110度CSでの 放送番組数は、左表のようになる見込みです。 [ ]内はBS右旋で周波数再編が行われ、4K・8Kに2トラポンを充てる場合の番組数 ※NHKはBS右旋で4K、同左旋で4K・8K放送を行います。NHKでは既存のBS1・プレミアムと合わせて衛星の番組数が合計4に増えますが、 左旋の受信環境が整備され、SHV受信機が普及した段階で、番組数を見直すことが明記されました。 2・4・8K共存の時代へ! (関連情報) 総務省報道資料 ・衛星基幹放送による超高精細度テレビジョン放送の実用放送に関する今後のスケジュール(2015年12月25日付) ・衛星基幹放送による超高精細度テレビジョン放送の実用放送の実施等に向けた関係省令等の整備案に関する意見募集(2016年1月29日付) 4K (表は、上記総務省報道資料をもとに作成したものです) 8K 2K (名古屋局 O.T) 【NHKの放送受信料に関するお問い合わせ窓口】 0570-077-077 又は 050-3786-5003 (平日、土日祝日とも9時~20時) ホームページ「インターネット営業センター」もご利用下さい http://pid.nhk.or.jp/jushinryo/ ~家電業界向け技術情報誌~ デジタル放送宅配便 4月号 あけくれ ~連載・送受信akekure(12)~ この季節、フェージング混信障害にご注意! 今回は、季節的に発生する受信障害・フェージングによるテレビ電波の混信をご紹介します。 ■フェージング混信障害とは? 気温や湿度などの気象条件により、通常は届かない遠方のテレビ中継局の電波が強く到来することで、同 じチャンネルを使っている放送局に混信を与える障害のことです。ほとんどの場合は数分で治まりますが、 断続的に続くこともあります。季節としては春先や秋頃に発生することが多いと言われています。 フェージング混信の概要(例) 通常時 A局 13,14,15ch B局 13,16,17ch A局 13,14,15ch フェージング発生時 フェージングで 長距離伝搬 B局 13,16,17ch 通常届かないA局の電波がフェージングにより到達し、 B局を受信するお宅で13chが混信してしまう ■東海北陸地区でのフェージング発生地域と対策手法 東海北陸域内でフェージング発生を確認しているおもな地域とその対策案は下記の通りです。 ・石川県小松市、かほく市(CATV加入) ・静岡県伊豆市、西伊豆地区(高性能アンテナ受信) ・三重県志摩市、鳥羽市(志摩局受信) (名古屋局 K.S) 【本誌記事のお問合せ先】 受信料関係のお問合せは 前頁欄外をご覧下さい 名古屋放送局 技術部 TEL 052-952-7266 (平日9時30分~12時、13時~18時)