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十島村定住希望者向け情報誌05(農林水産業 支援

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十島村定住希望者向け情報誌05(農林水産業 支援
産業(農業)
トカラの温暖な気候を利用した「早だしビワ」については、近年後継者不足が深刻ですが、露地ものでは九州で
最も早い「トカラビワ」として出荷されています。
また、霜が発生しない十島村の気象条件を活かした花卉(サンセベリア)も生産出荷しています。サンセベリア
については、観賞用のほか、お盆シーズンのお墓用の花として市場に出荷しています。
平成22年度からは、中之島高尾地区の遊休農地を耕作可能な農地へ転換させ、ほ場整備、平張施設などの施設化
を推進し、Ⅰターン者を中心に組織された生産組合が柑橘及びショウガ、ニンニク等を作付し、出荷しています。
また、宝島などでは、砂丘地を利用し、島らっきょうなども作付、出荷されています。
村では、遊休農地の解消に積極的に取り組み、UIターン者に貸付けを行なっています。
就農体験
に関する支援策等
検討事項
農 業 体 験
・体験したい品目の選定
・島の選定
・体験日程の決定
から始めたい
就農
に関する支援策等
検討事項
資金について
独立して農業を始めたい
ある
①作付を行う品目の選定
②島の選定
農業機械を揃えたい
③住宅確保
④移住希望日の決定
⑤借受農地の決定
肥料を購入したい
あまりない
11
十島村定住者向け情報誌
相談窓口
支援制度等
十島村役場地域振興課
定住対策室に相談する
就業者育成事業奨励金
支援制度等
経営計画策定後、就農
農林水産業振興支援補助金
新規就業者支援
及び
就業者育成奨励金
産業振興貸付資金
就農計画策定
生産施設整備補助金
※生産規模や
収支計画を策定
土壌改良促進事業補助金
※上記の支援制度等※
※ P17 ~ 20 参照
十島村定住者向け情報誌
12
産業(畜産)
十島村の基幹産業は畜産です。村の畜産は、温暖な気候と広大が原野を利用した周年放牧体系の肉用子牛の生産
です。
現在、約70戸の農家が約630頭の繁殖雌牛を飼養し、年間約400頭を本土の鹿児島中央家畜市場に出荷していま
す。
各島で活動する人工授精師が母牛群の改良及び適切な交配を実施していることから繁殖雌牛の改良が進み、第10
回全国和牛能力共進会に村産の牛が出品されるなど購買者・市場関係者からの評価も上がっています。
家畜の導入(子牛セリから購入)
ない
地元畜産農家での研修
就業者育成奨励金の活用
農事組合法人トカラ畜産組合への加入
就農
新規就業者への認定、就業者育成奨励金及び共同畜舎の活用
ある
就農計画査定(飼養計画、施設整備、機械購入等)
畜産業の経験
経営計画査定
ない
就業者育成奨励金の活用
ある
自己資金について
①技術やノウハウの習得、②資金の確保、③住宅の確保、④農地の確保、⑤機械や施設の確保
・島の下見
・ホームページやパンフレット等で情報を集める
・十島村役場地域振興課定住対策室へ相談。
畜産業を始めたい
十島村定住者向け情報誌
13
へのアプローチ
畜産
情報収集
25 ヵ月程度
9ヵ月齢の繁殖雌牛を購入してから1頭の子牛を出荷するまでに約 万円の経費が掛ります。
子牛:約 万円、母牛:約 万円の年間経費が掛ります。
子牛を購入してから約 ヵ月後に収入を得ることができます。
月齢が
ある
25
人工授精を実施(妊娠後)から約
ヵ月後に分娩
50
飼養開始農
家畜導入事業を利用しての購入
※導入事業を利用して購入した
牛 に つ い て は、 5 年 後 に 購 入
費用の償還が必要となります。
③優良繁殖雌牛導入事業
②特別導入基金事業
①県有貸付牛(特定離島)
肉用繁殖雌牛貸付導入事業の活用
ない
産業振興貸付資金の活用
生産施設整備補助金の活用
農林水産業振興支援補助金の活用
畜産振興対策事業補助金の活用
農地利活用事業の活用
土壌改良促進事業補助金の活用
ヵ月齢で人工授精を実施。(各人工授精師が実施)
10
家畜の飼養に係る運営資金
15
14
十島村定住者向け情報誌
※ P17 ~ 20 参照
20
子牛セリに出荷(約9ヵ月齢)
10
ヵ月~
自己資金での購入
14
産業(水産業)
四方を海に囲まれている十島村。好条件な漁場として広く知られていますが、周辺海域には波が荒いことで有名
な七島灘のため、出漁の日数が限られるなど、日帰り漁業が中心です。
漁法としては、5月から7月にかけて「トビウオの流し刺し網漁」と昔ながらの「ホロ引き漁」が行われ、カツ
オやキハダマグロ、サワラ、シイラなどの中・大型魚を対象とした漁が行なわれています。これらの他、素潜りに
よるイセエビ漁やイカ漁、高級魚を対象とした底のも漁などがあります。
平成22年度からは急速凍結機を活用し、傷みが早く鮮魚として出荷し得なかったものや、規格外のものなどに付
加価値を付けて出荷する取組みも民間企業と協力しながら進めています。
漁師
へのアプローチ
あなた
の希望
操業準備
ある
技術は?
ある
ない
ない
就業者育成奨励金の利用
産業振興貸付資金の利用
就業者育成奨励金の利用
経営計画策定(魚種や漁法を決定)
操業資金は?
地元漁師の船に乗り、技術を習得したい
(体験)
十島村定住者向け情報誌
・島の下見
・ホームページやパンフレット等で情報を集める
・十島村役場地域振興課定住対策室へ相談。
漁師になりたい
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すぐに漁師として操業したい
情報収集
操 業
一人前の漁師
産業振興貸付資金の利用
漁 船 の 購 入
※漁協活動への参加
※船舶免許等の取得
日以上)
農林水産業振興支援補助金及び新規就業者認定及び支援制度の利用
十島村漁業協同組合へ加入(加入要件:年間漁業日数が
90
※ P17 ~ 20 参照
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十島村定住者向け情報誌
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