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結果の概要(平成20年平均)
結果の概要(平成20年平均) 当該報告書は、総務省が毎月実施している労働力調査について、 平成18年から平成20年までの沖縄県の結果をまとめたものである。 1 15歳以上人口と労働力人口 主な活動状況別人口の推移 平成20年平均の15歳以上人口は 1,126千人で対前年比較で6千人 千人 1200 (0.5%)増加した。 15歳以上人口 男女別にみると男性は546千人、 女性は580千人で、対前年比較で 1000 男性は2千人(0.4%)増加し、女 性は3千人(0.5%)増加となっ 800 た。15歳以上人口の対前年比較の 労働力人口 推移をみると、昭和46年以来一貫 して増加傾向にあったが、平成19 600 就業者 年平均は37年ぶりに減少してい 非労働力人口 た。平成20年平均は再び増加と なった。 400 労働力人口(男) 基本的に男女とも増加傾向にあ り、男性は平成7年の477千人に比 労働力人口(女) 200 べ平成20年には546千人となり、69 千人(14.5%)増え、女性は平成 7年の509千人に比べ、平成20年に 0 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20年 は580千人となり、71千人(13.9%) 増と、ともに増加している。 平成20年平均の労働力人口は648千人で前年に比べ9千人(1.4%)増加した。男女別にみると男性は 374千人、女性は275千人で、対前年比較で男性は3千人(0.8%)増加し、女性は6千人(2.2%)増加し た。 労働力人口は基本的に増加傾向にあり、平成20年は平成7年の571千人に比べ77千人(13.5%)増と なっている。 -1- 2 労働力人口比率 労働力人口比率 労働力人口比率 % 85 は、 平成20年平均で 57.5%で、対前年と比 80 べ0.4ポイント上昇して いる。男女別にみると、 75 全国 男 男性は68.5%、対前年 比較で0.3ポイント上 昇、女性は47.4%で 沖縄 男 70 65 0.8ポイント上昇した。 労働力人口比率の動 全国 男女計 60 きをみると、平成20年 は、平成7年の57.9%と 比べ0.4ポイント低く なっている。 ちなみに、全国の平 沖縄 男女計 55 全国 女 50 45 沖縄 女 成20年平均の労働力 人口比率は60.2%で 40 対前年比較で0.2ポイ ント低くなっている。 35 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20年 3 就業者 平成20年平均の就業者は600千人で対前年比較で8千人(1.4%)増加している。 就業者の動きをみると、平成20年は平成7年の538千人に比べると62千人(11.5%)の増加となって いる。 男女別にみると、男性は343千人で前年に比べて3千人(0.9%)の増加となっており、女性は258 千人で前年に比べて6千人(2.4%)の増加となっている。 就業者のうちの雇用者は505千人となっており、形態別では常雇407千人、臨時89千人、日雇 9千人となっている。男女別にみると、男性は280千人となっており、形態別では常雇244千人、 臨時30千人、日雇6千人となっている。女性は225千人となっており、形態別では、常雇162千人、 臨時59千人、日雇4千人となっている。 -2- 就 業 者 の 推 移 千人 600 男女計 500 400 男 300 女 200 100 0 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20年 4 産業別就業者 産業別就業者を平成20年平均でみると農林業就業者は28千人で対前年比較で3千人(12.0%)増加 となっており、全産業に占める割合は、4.7%となっている。非農林業就業者は572千人で対前年比 で5千人(0.9%)の増加となっており、全産業に占める割合は95.3%となっている。 このうち、「製造業」は32千人、「建設業」は68千人、「卸売・小売業」104千人、「飲食 店、宿泊業」48千人、「金融・保険業」・「不動産業」は20千人で、「電気・ガス・熱供給・水 道業」3千人、「運輸業」・「情報通信業」は45千人、「医療、福祉」・「教育、学習支援業」 は105千人、「サービス業」・「複合サービス業」は105千人となっている。産業別就業者の構成 比を3部門に分けてみると、第1次産業は全体に占める割合が5.5%、第2次産業が16.7%、第3次産 業が77.5%となっている。 ちなみに、全国の平成20年平均の産業別就業者の構成比を3部門に分けてみると、第1次産業 は全体に占める割合が4.2%、第2次産業が26.4%、第3次産業が68.2%となっている。 -3- 産 業 別 就 業 者 の 割 合 1次産業 平成18年 4.9 2次産業 分類不能な産業 0.3 3次産業 17.3 77.6 0.7 平成19年 5.1 16.9 77.0 0.3 平成20年 5.5 16.7 77.5 1.2 全 (全国) 平成20年 4.2 0% 26.4 10% 68.2 20% 30% 分類不能な産業 0.3% 40% 50% 70% 80% 90% 100% 産業別就業者の構成比(平成20年) 漁業 0.8% 公務 5.8% 農林業 4.7% 建設業 11.3% サービス業 複合サービス事業 17.5% 1次 産業 5.5% 2次産業 16.7% 総数 600千人 100% 医療・福祉 教育・学習支援業 17.5% 60% 製造業 5.3% 情報通信業 運輸業 7.5% 3次産業 77.5% 卸売・小売業 17.3% 飲食・宿泊業 8.0% 金融・保険業 不動産業 3.3% -4- 電気・ガス 熱供給・水道業 0.5% 5 職業別就業者 職業別就業者を平成20年平均で構成別にみると、専門的・技術的職業従事者94千人 (15.7%)、管理的職業従事者14千人(2.3%)、事務従事者120千人(20.0%)、 販売 従事者75千人(12.5%)、 農林・漁業作業者33千人(5.5%)、運輸・通信従事者24千人 (4.0%)、製造・制作・機械運転及び建設作業者101千人(16.8%)、労務作業者40千人 (6.7%)、保安職業、サービス職業従事者98千人(16.3%)となっている。 職 業 別 就 業 者 の 割 合 13.6 5.0 4.2 16.9 6.7 16.2 19.8 13.2 5.2 4.2 16.7 6.6 16.0 2.3 20.0 12.5 5.5 4.0 16.8 6.7 16.3 2.7 20.2 管従 理 的事 職 業者 事 務 従 事 者 平成18年 15.6 2.8 18.9 平成19年 15.4 2.4 平成20年 15.7 (全国) 平成20年 14.9 0% 10% 20% 30% 販 売 従 事 者 13.6 40% 農作 運従 林 漁 業 輸 通 業 4.1 3.1 50% 60% 労 務 作 業 者 21.9 70% 5.9 80% 保サ職 安 業 従 職ビ事 業ス者 ー 業者 信者 製機及作 造械び ・ 業 製運建 作転設者 専技 門術 的的 職 業 12.4 90% 100% 6 完全失業者 平成20年平均の完全失業者は48千人で対前年比較で1千人(2.1%)増加となっており、 完全失業率は7.4%で、前年と同率となっている。 ここ数年の完全失業者数をみると、平成16年は49千人で前年と同数となっており、平成 17年は51千人で前年に比べ2千人(4.1%)の増加となった。平成18年は50千人で前年に 比べ1千人(2.0%)の減少となっており、平成19年は47千人で前年に比べ3千人 (6.0%)の減少となっている。 完全失業者を男女別にみると、男性は31千人で前年と比べ1千人(3.3%)増加してお り、女性は17千人で前年と同数としている。 ちなみに、全国の平成20年平均の完全失業率は4.0%で、これを男女別にみると、男性 は4.1%女性は3.8%となっている。 -5- 完 全 失 業 率 ( 原 数 値 ) の 動 向 (%) 10 沖縄 全国 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 1 6 平成 17 年 12 1 6 12 1 平成 18 年 年 6 平成 19 年 12 1 6 12 平成 20 年 7 非労働力人口 平成20年平均の非労働力人口は478千人となっている。その内訳は家事176千人(36.8%)、 通学94千人(19.7%)、その他207千人(43.3%)の構成となっている。非労働力人口を男女別 にみると、男性は172千人で全体の36.0%を占め、対前年比較で1千人(0.6%)減少しており、 女性は305千人で、全体の63.8%を占めており、対前年比較で3千人(1.0%)減少となって いる。 -6- 統 計 表 統計表を見る上での注意 1. 統計表の年平均は、1~12月の数値の単純平均である。 2.統計表の数字については、単位未満は四捨五入、又は総数に分類不能の数を含めたため、 総数と内訳の合計とは必ずしも一致しない。 3.増減数及び増減率、構成比などの比率は、表章単位の数値から算出している。 4.統計表中「0」、「0.0」は、集計した数値が表章単位に満たないものである。 5.統計表中の「-」印は該当数字のない箇所である。 6.統計表中「※」印は、分母が小さい(1万人未満)ために比率を計算していない箇所である。 7.沖縄県分の結果の公表については、復帰後、沖縄開発庁が統計法の所定の手続きを経て 毎月行っていたが、調査結果を直接地方に還元するために関係省庁が協議した結果、昭和 59年7月分の調査結果からは沖縄県が公表することとなった。 8.日本標準産業分類の改訂にともない、労働力調査においては平成20年12月までは平成14年3月 改訂の産業分類、平成21年1月以降は平成19年11月改訂の産業分類により表彰されたので、 時系列比較には注意を要する。 9.労働力調査は標本調査であることから、特に表彰数値の小さい実数については、標本誤差に 留意する必要がある。 -7-