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「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」に基づく 子どもの体力向上支援事業実施要項 香川県教育委員会事務局 保 健 体 育 課 1 目 的 「平成22年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査報告書」や「平成23年度 香川県体力・運動能力調査結果」によると、本県の子どもの体力は、25年前の 子どもの体力と比べると依然低い状況にあるとともに、積極的に運動をする子ど もとそうでない子どもの二極化が顕著に認められ、特に女子においてその傾向が 顕著である。 このため、子どもが積極的に運動遊び等を通じてスポーツに親しむ習慣や意欲 を養い、体力の向上を図る。 2 事業内容 (1)子どもの体力向上支援委員会の設置・運営 教育委員会関係者、学校教育関係者、学識経験者等から構成される子ど もの体力向上支援委員会を設置し、「全国体力・運動能力、運動習慣等調 査」の結果等を分析するとともに、県内市町における子どもの体力向上に 係る施策の改善や学校における体育・健康に関する指導の改善につなげる ための支援を行う。 (2)「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」や「香川県体力・運動能力調査」 の結果を踏まえて課題が見られる地域や学校等への出前講座の開催 (3)実技指導者講習会(幼児期の体力向上指導者研修会)の実施 (4)啓発資料(リーフレット等)の作成と配付 3 「子どもの体力向上支援委員会」について (1)委員の構成 ・学識経験者(保健体育・幼児教育) ・幼稚園長会代表(幼稚園長会) ・小・中学校長会代表(小・中学校体育連盟) ・幼稚園保護者代表(幼稚園PTA連絡協議会) ・小・中学校保護者代表(PTA連絡協議会) ・スポーツ団体代表(県スポーツレクリエーション協会) ・幼稚園代表(幼稚園教育研究会) ・小・中学校体育・保健体育科教諭各代表(各教育事務所より推薦) ・養護教諭代表(各教育事務所より推薦) ・栄養教諭代表(各教育事務所より推薦) ・県教育委員会(義務教育課長・保健体育課長) (2)委員の任期 委員の任期は、「委嘱を受けた日~平成25年2月28日」とする。 「子どもの体力向上支援委員会」は年間2回開催する。 「子どもの体力向上支援委員会」委員名簿 No. 名 前 等 所 属 等 1 学識経験者(保健体育) 山神 眞一 香川大学教育学部 教 授 2 学識経験者(幼児教育) 藤元 恭子 香川大学教育学部 准教授 3 スポーツ栄養士 小泉 博幸 学校法人大麻学園四国医療専門学校 教務部学科主任 4 幼稚園長会代表 木村 マチ子 さぬき市立寒川幼稚園 園 長 5 小学校長会代表 梶野 雅義 高松市立亀阜小学校 校 長 6 中学校長会代表 荒木 康良 高松市立牟礼中学校 校 長 7 幼稚園保護者代表 安井 一博 8 小・中学校保護者代表 小林 康則 香川県PTA連絡協議会 会 長 9 スポーツ団体代表 川田 礼子 香川県レクリェーション協会 常任理事 10 幼稚園教育部会代表 香川 真弓 三豊市立麻幼稚園 園 長 11 小学校体育部会代表 山根 光宏 高松市立香西小学校 教 諭 12 小学校体育部会代表 前谷 智仁 丸亀市立岡田小学校 教 諭 13 中学校体育部会代表 沖田 淳也 高松市立協和中学校 教 諭 14 中学校体育部会代表 石川 貴義 三豊市立高瀬中学校 教 諭 15 養護教諭部会代表 赤松 亮子 高松市立亀阜小学校 養護教諭 16 養護教諭部会代表 高橋 貴美子 観音寺市立観音寺中学校 養護教諭 17 栄養教諭部会代表 中尾 しのぶ 多度津町立多度津小学校 栄養教諭 18 栄養教諭部会代表 高尾 隆子 さぬき市立大川第一中学校 栄養教諭 19 教育委員会 鈴木 文孝 義務教育課 課 長 20 教育委員会 高井 信一 保健体育課 課 長 香川県国公立幼稚園PTA連絡協議会 スポーツ部長 ※ 事務局 香川県教育委員会保健体育課(学校体育・保健グループ) 石田 佳二 平成24年度 子どもの体力向上支援事業出前講座実施要項 1 目 的 本事業は、 「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」等の結果を踏まえ、各学校(園)や PTA の研修会、校種単位で開かれる研修会等へ講師を派遣し、日常的に運動をしない、運 動が不得意な児童・生徒への働きかけを念頭に置いた運動プログラムの提供や幼児・児童 期に求められる運動指導、望ましい生活習慣や食習慣等についての講義や実技指導を行う ことで、各校(園)における体育・健康に関する課題解決に向けての方策を支援するとと もに、教員の指導力の向上を図る。 2 事業内容 (1) 対象(原則として) ① 各校(幼稚園・小・中学校)における体力向上に係る校内研修 ア 教職員研修として イ 幼児・児童・生徒に対して ② 各幼稚園・小・中学校PTAの研修会 ③ 幼稚園研究会、香川県小学校教育研究会、香川県中学校教育研究会、校種単位で開か れる各郡市・各支部研修会 (2) 内容 ① 日常的に運動をしない、あるいは運動の不得意な児童・生徒への働きかけを念頭に置 いた運動プログラムの企画・立案や運動指導について ② 運動発達の観点から幼児・児童期に求められる運動指導について ③ スポーツをする児童・生徒に対する栄養補給等について ④ 望ましい生活習慣、食習慣を確立するための取組について (3) 会場 講師派遣を依頼する研修会実施団体又は幼稚園・小・中学校が準備する場所 (4) 時間 1回につき60分~120分程度(相談により変更可) (5) 進行 申請校(園)又は研修会実施団体 (6) その他 同一団体又は学校(園)等への派遣は原則として年1回とする。 3 派遣予定期間 平成24年6月中旬 ~ 平成25年1月下旬 4 派遣回数 15回~20回程度 5 謝金及び旅費等 講師派遣に関する謝金及び旅費は、香川県教育委員会事務局保健体育課が負担する。 平成24年度 ★ 子どもの体力向上支援事業出前講座実施校(園) 小豆島町 月 日 7月 9日 申請校(園)及び団体 小豆島町立安田幼稚園 講 小豆総合事務所保健福祉課 栄養士 10月 ★ 2日 小豆島町立池田幼稚園 山口 美和子 子どもの体育研究会 澤 宜英 東かがわ市 月 日 9月25日 申請校(園)及び団体 東かがわ市立福栄幼稚園 講 10月21日 東かがわ市立白鳥小学校 藤元 東かがわ市立三本松幼稚園 3日 東かがわ市立誉水幼稚園 片山 昭彦 県レクリエーション協会 能祖 11月 恭子 四国学院大学 准教授 10月27日 師 香川大学教育学部 准教授 秋奈 ダンスインストラクター 金﨑 県教委 ★ 師 明子 石田 佳二 さぬき市 月 日 6月14日 申請校(園)及び団体 さぬき・東かがわ小学校教育研究会 講 県教委 石田 師 佳二 体育部会 7月11日 さぬき市立天王中学校 四国医療専門学校 スポーツ医療学科 学科長 1月23日 さぬき市立中央幼稚園 礼子 三木町 月 日 申請校(園)及び団体 講 師 9月13日 三木町立平井幼稚園井上分園 子どもの体育研究会 澤 9月14日 三木町立氷上幼稚園 県レクリエーション協会 元木 9月14日 11月 2日 11月16日 宜英 倫子 三木町立平井幼稚園池戸分園 子どもの体育研究会 澤 宜英 三木町立平井幼稚園 子どもの体育研究会 澤 宜英 三木町 PTA 連絡協議会 ダンスインストラクター 幼稚園部会研修会 金﨑 県教委 ★ 順子 県レクリエーション協会 川田 ★ 花房 明子 石田 佳二 坂出市 月 日 1月20日 申請校(園)及び団体 坂出市立川津幼稚園 講 師 子どもの体育研究会 澤 宜英 ★ 高松市 月 日 6月11日 申請校(園)及び団体 高松市立新番丁小学校 講 香川大学教育学部 学部長 8月 師 山神 眞一 8日 高松市立弦打幼稚園 子どもの体育研究会 10月10日 高松市立田井幼稚園 四国学院大学 准教授 10月22日 高松市立川岡幼稚園 片山 澤 宜英 昭彦 県レクリエーション協会 能祖 秋奈 10月25日 高松市立円座幼稚園 子どもの体育研究会 澤 11月28日 高松市立香川第一中学校 四国医療専門学校 宜英 鍼灸マッサージ学科・鍼灸学科 主任 ★ ★ 日 申請校(園)及び団体 講 綾川町立昭和小学校 県教育委員会 石田 佳二 11月29日 綾川町立保幼小中一貫性教育研究会 県教育委員会 石田 佳二 善通寺市 月 日 8月 1日 申請校(園)及び団体 善通寺市立筆岡小学校 講 師 県教育委員会 石田 佳二 多度津町 日 10月 4日 申請校(園)及び団体 多度津町立白方小学校 講 師 香川大学教育学部 准教授 藤原 章司 三豊市 月 7月 日 8日 申請校(園)及び団体 三豊市立詫間幼稚園 講 11月16日 三豊市立勝間幼稚園 1月27日 秋奈 県レクリエーション協会 元木 11月18日 師 県レクリエーション協会 能祖 ★ 師 6月27日 月 ★ 博幸 綾川町 月 ★ 小泉 倫子 三豊市立辻幼稚園 子どもの体育研究会 澤 宜英 三豊市立大野幼稚園 子どもの体育研究会 澤 宜英 観音寺市 月 11月 日 6日 申請校(園)及び団体 観音寺市立柞田小学校 講 師 香川大学教育学部 准教授 藤原 章司 幼児期の体力向上指導者研修会参加者のアンケートより ★ 子どもと関わる中で、課題だと考えていることは何ですか。 ・ 様々な遊びに興味を持つが、長続きしなかったり、すぐに他の遊びに移った り、また、できないとすぐにあきらめてしまったりする子が多い。 ・ 戸外に出て遊んでいると、すぐに「しんどい」や「つかれた」と言い出す子 どもが増えている。 ・ 親が保育所や幼稚園に頼りすぎの傾向が強い。親の子育てへの関心が低い。 ・ 親と子どもとのコミュニケーションが不足している。親がイライラして子ど もをゆっくりと育てられていない。 ・ やる気がない、無気力の子どもが増えている中、どのような手立てで遊びを 工夫し、体力づくりにつなげていけばいいのか。 ・ 遊びに行くのにも車を使うことが多く、日常的に身体を動かすことができて いない。 ・ 子どもたちが遊びの中で自然と体力づくりができるように興味・関心に基づ いた環境作りが大切。 ・ 体力がなく、やりたくないことはしないという子どもが増えている。外遊び をすることが減っている。 ・ 放課後、外で遊ぶ子どもの姿を見かけない。運動経験不足と集中力の欠如で 「できない」のではなく「しようとしない」子が増えている。 ・ 基本的な生活習慣が身に付いて生活リズムが整うことで十分に体を動かして 遊んだりできる。保護者と連携しながら生活リズムについて考えていきたい。 ・ 生活習慣の確立、バランスのとれた食事、睡眠時間等保護者に対する支援が 必要。家庭と連携して共に子育てをしていく。 ・ 幼稚園教育の中で、遊びを通して楽しく運動する機会を積極的につくり、環 境を整えていくことが大切である。 ・ 途切れ途切れの遊びが合わさった保育しかできていないと思うので、流れの ある保育や遊びが発展していけるような保育をしていかなければならない。 ・ 子どもたち自身が遊び方を知らない。知っていても周りとうまくルールを共 有できずにトラブルになる。 ・ 生活経験の違いからか小学校に入学前から能力に差がでている。 ・ 「その時」にしかできない年齢や季節に応じた環境や遊びの提供と便利にな りすぎた生活環境の中で、どう身体能力を身に付けていくのか。 ・ 子ども同士の関わりの中で、自分から進んで遊びを広げていけることが大切 だと思う。自分で考えながら、友達とコミュニケーションを取りながら遊びが 考えられる子どもを育てたい。 ・ 学力だけでなく体力も二極化していると思う。スポーツを習っている子とそ うでない子で運動に対する技能の差があり過ぎる。 ・ 遊びが大切で幼児期は生活そのものと言っても過言ではない。遊びを通して も社会性も身に付くし、人間関係も築くことができる。 ・ 野菜嫌いが多く、自分の好きなものしか食べない。体力をつけるためにはバ ランスのとれた食事が大切。 ・ 子どもが楽しいと思える遊びを提供すること。そして、その遊びの中に体を 動かせて体力が向上するものやその遊びに適した環境を用意すること。 ・ 子どもが楽しめる環境づくりをどのように工夫していくか。 ・ 楽しい遊びを通して、自然と体力が向上するようなしかけを大切にしたい。 ・ 朝食を食べていなかったり、夜遅くまで起きていたりする子どもが多い。生 活習慣の改善を保護者に呼びかける必要がある。 ・ 子どもが遊び方を知らない。 ・ 環境の中から遊びにつなげる。生活習慣を大切にし、遊びが楽しくなるよう にする。保護者との連携を密にする。 ・ 体を使ってしっかりと遊ぶには生活のリズムを整えることが必要。 ・ スポ少などで進んで取り組む種目もある一方で、鉄棒やのぼり棒等には一切 触れない子どもが男子の中に多く見られる。 ・ 幼稚園の時期にしか身に付かない能力もあることを保護者に伝えたい。 ・ 生活習慣の中で協調性が欠けている子どもが増えている。 ・ 同年齢や家の近所の仲間が少ない。集団遊びを多く体験させたい。 ・ 外遊びを好まない、疲れたとすぐ口にする、食べることに関心が薄い、そし ゃく力が弱い、忍耐力に欠けるなど生活習慣が体力と関係がある。 ・ 肥満傾向の子が多く、運動に限界がある。 ・ なわとびのように体全体のバランスが十分に働かせられない子どもが増え、 その子どもたちは学力、人間関係においても課題がみられる。 ・ 歩くことの大切さを保護者に伝える。遊びが偏っている。生活の中に運動を 取り入れる。 ・ 生活習慣の乱れはすべての力(学力、体力等)の低下につながる。 ・ 姿勢の悪い子どもが多い。 ・ 体育教室に通っている子がいたり、全く体を動かさない子もいる。環境の違 いから運動経験の差がある。 ・ 子どもが自然に体を動かせていけるような遊びの環境が必要。 ・ 遊びの経験が少ない。今後、運動経験や運動能力の二極化がさらに進むと思 う。学校教育の役割がさらに大切になってくると思う。 ・ 子どもの体力低下に関する保護者の認識不足を感じる。 ・ 早寝、早起き等生活習慣の改善が必要。 ・ 少し体を動かせるとしんどいという子が多い。好きな遊びを楽しむ中で、し っかりと体を動かすことの楽しさやおもしろさを味わわせるにはどうしたらよ いか。家庭との連携をしっかり図っていきたい。 ・ 何をしてもすぐに飽きてしまう子どもが多い。何かをやってみようという意 欲がみられない子どもも多い。保護者も保育士も自ら遊んで楽しんでいる姿を 子どもに見せたい。 ・ 祖父母と同居の有無、核家族で地域とのかかわりが少ない等家庭環境におけ る個人差が激しい。社会性の欠如が問題である。 ・ 家族での関わりの差が大きいと思う。普段から歩いている子ども、ベビーカ ーや抱っこされている子どもなど 1 歳児でも差が出ている。 ・ 遊びに没頭できない子どもが多い。一つの遊びをしていてもなかなか続かず、 すぐに、疲れた、暑いなどと言う子が増えてきている。 ・ ・ 休み時間に遊びが選べない。外遊びに慣れていない。 体を使わない遊びを好む子どもをどのようにして外に出させるようにすれば いいのか。環境整備とともに家庭に協力をお願いしていく。 ・ 保護者が子どもの行動について、自分の子どもがよくて相手が悪いような見 方をする。よその子どもと競争しているように思う。 ・ 遊びを通して人間形成をどう育てていけばよいか。 ・ 年齢に応じて、その時期にしか経験できないことを体験させるようにする。 ・ 基本的生活習慣の乱れ。歩いて登下校しない子どもが多い。 ・ 姿勢の悪い子ども、手先や指先の力の弱い子どもが増えている。家庭への啓 発の仕方を考えていかないと協力がなかなか得られない。 ・ 肥満傾向の子どもの割合が高くなっている。投げる力が弱い。 ・ 子どもが自由に遊ぶことができる環境が整えばよい。子ども同士のかかわり、 コミュニケーション不足を感じる。子どもの姿を素直に受け入れない保護者が 多い。集中力や持続力、がまんする力等が十分でない。 ・ 教師自身が遊びを楽しめていない。 ・ 子どもの生活が大人の生活に合わされている。すぐ疲れる。身体がうまく使 えない。経験不足。 ・ 難しい課題に直面すると、すぐにあきらめる子どもが多い。 ・ 保護者を巻き込んだ子育て支援が必要。体力向上のかぎは、正しい生活習慣 だと思う。 ・ 保護者の意識が体力よりも学力を問題にしている。 ・ 遊びの経験不足を感じる。特定のスポーツしかできない。戸外で集団で遊ん でいるように見えるが、実際は、カードやゲームで個人が遊んでいる。保護者 の教育力の低下も体力低下の大きな原因である。 ・ 教師自身がしっかり子どもと遊ぶ。 ・ 保護者の意識の違いがある。遊びは大切であり、遊びに没頭することの必要 性をよく理解されている方と遊びより早めに読み書き計算などした方がよいと 考えている方もいる。 ・ 子どもが遊び方を知らない。考えなくても遊べるものが増えてきた。 ・ 保護者の二極化。子どもに関して過保護・過干渉と無関心。 ・ 保護者同士の人間関係が悪い。子どもの活気が見られない。 ・ スポ少などで進んで取り組む種目もある一方で、鉄棒やのぼり棒等には一切 触れない子どもが男子の中に多く見られる。 ・ 生活習慣の中で協調性が欠けている子どもが増えている。 ・ 遊びの経験不足が体力低下の原因であると思う。 ・ 同年齢や家の近所の仲間が少ない。集団遊びを多く体験させたい。 ・ 外遊びを好まない、疲れたとすぐ口にする、食べることに関心が薄い、そし ゃく力が弱い、忍耐力に欠けるなど生活習慣が体力と関係がある。 ・ 体を動かす機会の減少による基本的な動きの不足、自分勝手な遊びをしがち である、立つ座る姿勢の持続不足。 ・ 歩くことの大切さを保護者に伝える。遊びが偏っている。生活の中に運動を 取り入れる。 ・ 生活習慣の乱れはすべての力(学力、体力等)の低下につながる。 ☆ 全国における二極化対策の取組 ① <子どもの体力向上のための取組ハンドブックより> 運動の日常化への取組の在り方(下線は石田の加筆による) ア 体を動かす「時間」の創出 ・ 小・・・ 始業前、業間、放課後等を利用して多くの身体活動の時間を創り出すことが望 ま れる。例えば、登校後すぐに体育着に着替えることにより、児童が体を動かしやす くなり、それによって動きたいと意欲を持てるようになる。また、日中も体育着で いることで、その意欲が学校全体に拡大したり、年間を通した業間などの休み時間 の利用によって、様々な種類の運動を遊び感覚で行ったり、昼休みや夏休みに各種 スポーツ(遊び)教室を実施したりすることで、運動の苦手な児童にも体を動かす ことやスポーツの楽しさを味わう機会を提供することができる。 限られた時間をいかにして運動にあてるかの工夫が大切である。また、運動を 継 中・・・ 続的に行うためには、負担になり過ぎない運動時間と実施しやすい時間帯の設定も 必要となる。例えば、年間を通して授業終了後などに全校生徒が一斉に運動のでき る時間を確保することで、生徒は体力づくりという同じ目標を持って時間を共有す ることができ、運動の苦手な生徒についても運動促進を図ることができる。また、 部活動を総合型地域スポーツクラブなどと連携して行うことなどにより、運動やス ポーツを実施する機会を平日の夜や土・日曜日にまで拡大することができ、体を動 かす新たな時間の創出につながることが考えられる。 イ 体を動かす「空間」の創出 小・・・ 運動をする場は、運動場や体育館が中心であるが、そこで行われる内容や設定 方 法を工夫することで独自の空間を創り出し、児童の興味・関心を向上させることが できる。例えば、Gボール、竹馬、一輪車などは新たな遊び空間をつくり出すこと ができる。既存の運動がうまくできなかった児童は、普段と違った空間や種目でチ ャレンジする気持ちが刺激され、コツや技能を習得しようと積極的に体を動かすよ うになる。 中・・・ 授業時とは異なる空間を設定したり、校庭を芝生化するなど、体を動かす環境 を 改善することにより、生徒が体を動かすことに対する動機を一層高めることができ る。また、総合型地域スポーツクラブなどで活動することにより、学校に加えて 様々な体育施設を運動やスポーツの実施場所として活用することは、自らの体力に 応じて種目等を選択できるため、自己の体力評価や体調管理にもつながることが期 待できる。 ウ 楽しく遊び、ともに体を動かす「仲間」つくり 小・・・ 遊びの空間は、教室での日常生活とは異なった空間である。したがって、そこで 一人一人の児童は教室内とは異なる役割を担うことになる。いろいろな遊びの空間 を設けることで、児童が果たす様々な役割を通しての相互理解が深まり、仲間が増 えて遊びの輪が広がる。また、始業前や業間に全校児童が同じ場所で自由遊びをす れば、クラスや学年の枠にとらわれない幅広い仲間づくりが促進される。子どもた ちが主体的に構成した異年齢集団での活動が、遊びを通じた運動習慣の定着に貢献 するとともに、社会性の向上にもつながっていく。また、活動に参加する教員に加 え、外部から招いた地域のスポーツ指導者や大学生と一緒に遊んだり指導を受けた りすることにより、年代を超えた遊びの仲間の輪が一層広がり、体を動かすことの 楽しさを深めることができる。 中・・・ 運動・スポーツをする上でともに体を動かす仲間の存在は欠かせない。日頃とは異 なる仲間と活動することは、新しい時間や空間の創出にもつながる。また、仲間と一 緒に運動しながら喜びや達成感を共有することは、運動を継続する大きな動機とな る。学年やクラスの枠を取り払った全校生徒が一斉に行う活動や、1 年生から3年生 が混在した縦割りでの活動を実施することで、上級生が下級生の指導役や目標となる ことが考えられる。また、総合型地域スポーツクラブなどと連携すれば、地域社会に 根ざした多世代での活動を実施することができ、生涯にわたつての運動・スポーツを 実施することに発展していくことが期待される。 エ 児童生徒の自主的な活動としての位置付け 小・・・ 自らが活動を運営する立場で関わることは、児童の活動に対する興味関心を高め、 活動の継続と定着を促進すると考えられる。児童会や実行委員会などの児童の自主組 織を活用してスポーツ教室などを実施することで、運営する児童はもちろん、参加者 の活動意欲も高められ、運動の苦手な児童の積極的な参加を引き出すことができる可 能性がある。 中・・・ 生徒自らが体育委員やリーダーを務めることにより、活動する生徒全員が連帯感を 持って、積極的な態度で運動やスポーツに取り組むことができる。中学校期には、運 動やスポーツを行うことが単に楽しいだけでなく、自分の健康にも貢献しているとい うことへの自発的気付きを促したい。 オ 目標を持った活動・課題や目標を設定した活動 小・・・ 「できるようになった」「以前よりうまくなった」などの達成感は、その活動を継 続する上での意欲をより一層高めることができる。例えば、小学校におけるチャレン ジスポーツや体育学習カードなどは、児童が自らの努力の結果を評価できる有効な方 法である。また、「○○名人」などのような目標を設定することで、児童それぞれが 得意な遊びや運動に、 より一層熱心に取り組 む態度を育てることが できる。ある い は、運動が得意な児童が先生役になることで、子ども同士で教え合う感覚を刺激した り、お互いが身近な目標としての役割を果たすこともできる。 中・・・ 体力向上に関わる活動や新体力テストの結果を個人カードなどを用いて継続的に評 価することにより、生徒の運動やスポーツに対する動機付けがなされる。また、ソー ランや長なわ跳び、駅伝大会などクラス全体が共通の課題を持って取り組み、その成 果を体育祭で披露したり、地域のスポーツクラブなどが主催するスポーツフェスティ バルにおいて他の集団と交流するなど、課題や目標を設定し発表の場を設けることで 活動を一層充実させることができる。 取組事例 ※ ★ 普段の学校生活の中で運動時間の拡大を図る取組 ・ 毎日の学校生活での休み時間などを利用して、運動の習慣化を図る。 ・ 体育的行事を通じた体力向上の取組とともに、体育委員会の活動として休み時間に体育 館やグラウンドを積極的に利用するよう体力づくりの啓発を生徒自らが呼びかける。 ★ 友達と関わる楽しさについて工夫された取組 ・兄弟学級や異年齢集団など様々な集団で運動する。 ★ 地域・家庭との連携による運動時間の拡大への取組 ・ 県内や市内等各種イベント、社会体育行事などと連携し、いろいろな校外の大会に出場 できるような指導体制を整える。 ★ 部活動の活性化への取組 ・ すべての部活動において、活動や出席に関する目標や具体的な方策を立てて活動する。 ② 生活習慣改善の取組の在り方 これまでの全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果から、運動実施頻度(毎日する者 と全くしない者)が体力に大きな影響を及ぼしていることが示されている。そのため、体力 向上にとって日常的な運動時間の確保が重要であるといえる。そして、運動を生活の中に取 り入れていく(日常化する)ためには、生活習慣全般を見直していく必要があると言える。 また、これまでの全国体力調査の結果などから示された生活習慣と体力の関連性は、朝食 摂取、睡眠時間、テレビ等視聴時間のそれぞれを改善すれば体力が向上するという直接的な ものではなく、規則正しい生活習慣が体調の良い健康的な体を育み、日常の学校を中心とし て活動に意欲的に参加することができることにより、結果として体力の向上に結び付いてい ることが考えられる。 体力向上の観点からは、運動習慣の確立による日常的な運動時間の増加が最も重要である が、運動が苦手で体力の低い児童生徒に対して運動習慣を身に付けさせることは容易なこと ではない。しかし、生活習慣の一部である朝食摂取、睡眠時間、テレビ等視聴時間について は、工夫次第で児童生徒全員が改善している事例がみられる。そして、そうした生活習慣の 改善を通して体力の向上につなげている事例がある。そのため、運動が苦手で体力の低い児 童生徒に対しては、生活習慣の改善に関する取組が初期段階の取組として有効である。 生活習慣改善の取組は家庭(保護者)を巻き込んだ取組となっているのが特徴である。 特に、小学校においては、学校と家庭の連携が体力向上に関わる成果を上げる重要な視点 であると言える。また、中学校においては、家庭との連携とともに生徒が主体的に活動す ることが重要な視点であると言える。また、学校内の活動については、総合的な学習の時 間、ホームルーム、生徒会活動などの様々な機会を使って、チェックシートなどにより生 活を見つめ直し、自己管理を促し、改善を実践することで大きな成果を上げている。そこ では、養護教諭・栄養教諭・保健体育教諭、そして地域住民や専門家など多くの人材の協 力体制を確立し、学校教育活動全般と関連付けながら推進することが重要である。 ※ 取組事例 ★ 生活習慣チェックシートの活用 ・ ★ 単に記録させることにとどまらず、家庭と連携を図りながら、情報を共有する。 生徒会活動での取組 ・ 生徒会において「生活向上週間」を設定するなど、生徒が主体となって行われる委員 会活動を活用する。 ・ 保健委員会による生活習慣に関するアンケート調査(年2回)を行い、その結果を保 健集会やお便りで報告したり、給食委員会による「今日の献立と栄養」の校内放送や月 ごとのキャンペーンを行う。 ・ 生活習チェックシートを活用する場合にも、生徒が企画運営することで、健康的な体 つくりへの意識付けがより身近に感じられるようになる。 ★ 学級活動や家庭科での取組 ・ 児童が記入した生活習慣チェックシートを定期的に確認し、実態の把握とともに賞賛 や励ましのコメントを書く。 ★ 家庭との連携 ・ 保護者や児童生徒向けの講演会を実施する。 ・ 児童が家庭での食事の手伝いをしたり、食事づくりに親子で挑戦する。 ★ 人材の活用 ・ 栄養教諭による食育指導、養護教諭による健康に関する資料掲示を行う。 ・ 栄養士や食生活改善委員会との連携により食育講座を開催する。 ③ 学校と家庭・地域及び学校間で連携する取組の在り方 児童生徒は、平日の昼間は学校に長時間滞在するが、放課後や週末、長期休業中は家庭 や地域で活動するため、家庭や地域での影響を大きく受けることになる。学校が家庭や地 域と連携して、子どもが運動やスポーツに参加する機会をどのようにつくり出していくこ とができるかが大切である。また、子どもの発達の段階を考えた場合、単独の学校におけ る取組だけでなく、その前後に接続する学校(例えば、小学校においては幼稚園や中学 校)と連携した継続的な取組が体力の向上に効果を上げていることがわかる。 家庭を巻き込んで取り組めるような仕組みづくりを工夫したり、無理なく保護者が取組 に参加したり、体力の向上を意識したりできるようになっていることが大切である。その 結果、保護者の意識が変わり、主体的に子どもの体力向上の取組に関わるようになり、や がて積極的に推進していくようになる。子どもの体力向上に関わる活動を家庭や地域に普 及・啓発するには時間を要するが、学校の粘り強い働きかけが取組の成功とその後の継続 のためのポイントになる。 ※ 取組事例 ★ タイムリーな情報提供と情報共有 ・ ホームページを活用して即時に水泳記録会の結果を発表したり、新体力テストの結果を 保護者にも伝えて情報を共有したりする方法で、家庭との連携を図っている。 ・ 取組カードを通して親子で食育の課題を達成していくことで児童と家庭が成果と課題を 明確化し共有している。 ★ 家庭との協力で成立する目標づくり ・ ★ 親子で無理なく取り組める健康スローガンを作成して運動の日常化を目指している。 保護者を巻き込んだ組織づくりと継続性 ・ 各クラブに保護者や指導者で構成する組織をつくり、学校・保護者・指導者で指導方針 の共通理解を図って円滑な運営を行っている。 ・ 子どもが卒業しても保護者OBとして組織に関わり続けることができる仕組みを持ち、 組織の継続に重要な役割を果たしている。 ★ 人材の活用 ・ 保護者ボランティアである「おやじの会」と地域ボランティアが協力して、始業前や業 間運動の実施を促進する遊び場の管理をしている。 ・ 公益財団法人日本陸上競技連盟との連携でトップアスリートの指導を仰いだり、大学と の共同事業で、大学の関係者が児童生徒の授業や体力測定をサポートする取組をしている。 ★ 地域行事の活用 ・ 3世代交流グランドゴルフ大会には、地域の高齢者と保護者と児童がチームになって参 加をすることになっている。 ・ ★ 勤労体験(林業や農業)による体力づくりを行う。 体力テスト結果の継続的活用 ・ 体力テストを幼稚園から実施し、その情報を受けて小学校においても1年生から新体力 テストを実施している。さらに「運動遊び習慣づくり」というプログラムによって、小学 生になっても幼稚園時代からの延長上で運動遊びができる環境を整えている。 ★ 体育の専門性を生かした合同体育授業 ・ 同地域の中学校と連携をして小中一貫の9年間カリキュラムを考案し、体力づくりを目 指している。また、中学校区で体力向上会議を立ち上げて話し合いの場を設けている。 ・ 小中学校の協力でカリキュラムがつくられ、中学校の保健体育科教員の専門性を生かし た合同授業を実施している。 ☆ 本県における二極化対策の取組( H25.2実施のアンケート結果より) 【運動の日常化へ向けて】 幼 園内環境の工夫に重点を置いている。一年間を通して一輪車やなわとび、ボール遊び、 鬼ごっこ等に親しめるように時間をとっている。(坂出市) 幼 幼児の運動嫌いは、親や周りの環境要因が大きく影響する。「遊びたい、なんべんもや りたい。」と夢中になれる場・時間・仲間を保証する。(宇多津町) 幼 全園児で取り組んだり、園児同士の交流を行うことで自分もやってみようという気持 ちにさせる。苦手な園児が、挑戦した時にはしっかりとほめ、失敗しても大丈夫という 安心感をもたせるように言葉かけをする。(さぬき市) 幼 体力の違い等があるので、複数の運動を経験させ、得意な運動に取り組ませることで 劣等感を取り除くようにする。(善通寺市) 幼 ぞうきんがけや支持運動など体幹を鍛える動きを遊びの中に取り入れる。(高松市) 幼 「友達に認められるうれしさ」「友達と競うおもしろさ」「集団遊びならではのスリル 感」を味わえるようなクラス全体で遊ぶ機会を設ける。(高松市) 小 昼休みに体育委員が中心となり、スポーツレクリエーションを全校生に呼びかけ、「片 手新聞紙丸め」「めんこ」「押し棒」などを実施した。(高松市) 小 運動をしたがらない子どもは、運動の仕方を知らない場合が多い。個に応じた練習内 容を重視して指導している。(小豆島町) 小 児童会行事として異学年でかかわりを深める遊びを企画した。運動の日常化につなが る遊びをきっかけに、運動が苦手な子どもも外遊びをするようになった。(綾川町) 小 全校生で一緒に運動することで、運動の苦手な児童も体を動かす機会が増え、みんな でがんばろうという意欲につながっている。(坂出市) 小 全ての教員の体力向上に向けた意識改革と指導方法の共有を図る。(東かがわ市) 小 運動を苦手とする児童のつまずきを分析し、できる喜びを味わわせる機会を多くつく る。(まんのう町) 小 校内スポーツ大会などみんなで楽しめる行事を工夫する。(土庄町) 小 体つくり運動領域の授業に重点を置き、家庭でもやれる内容を実践する。(善通寺市) 小 チャレンジカードなど自分の進歩の様子がわかるようにし、運動が苦手な児童もめあ てをもって取り組めるようにしている。(高松市) 小 体育委員会や児童会がスポーツ大会などを企画し、みんなで運動する喜びが味わえる ようにしている。(三木町) 中 体力づくりの大切さに気付かせるような保健体育の授業開発と家庭においてもテレビ を見ながらでもできるトレーニングの紹介。(坂出市) 中 新体力テストの結果を活用した授業の推進と部活動での補強トレーニングの積極的な 実施。(高松市) 中 生徒会と連携を図り、生徒会行事としてレクリエーション大会を年に数回取り入れて いる。(観音寺市) 中 体育の授業の初めの5分間を使って、馬跳び、コアトレーニング、倒立などの補強運 動を継続して毎時間行う。特に、運動の苦手な生徒のレベルに合わせるようにする。で きる喜びを味わわせるように心がける。(綾川町) 中 委員会活動を通して、運動することで期待できる効果について新聞を制作し、全校生 に配付することで生徒の意識を高める。(三木町) 【生活習慣改善に向けて】 幼 親子学級を週4回行っている。その中で、「早寝・早起き・朝ごはん・外遊び」の大切 さを話している。早い時期からの生活習慣づくりに努めている。(高松市) 幼 食生活・生活習慣の改善は親の意識改革が必要。(丸亀市) 小 学校保健委員会で食事バランスガイドを使って、主食・副菜・主菜をとることや朝ご はんを食べて脳のはたらきをよくすることを学んだ。(高松市) 小 栄養教諭の指導のもと、「3色食べ」(野菜類・肉類・炭水化物類)を保護者に啓発し ている。(多度津町) 小 「 生 活 チ ェ ッ ク 週 間 」 を 毎 月 1 週 間 設 定 し 、 年 間 を 通 し て 取 り 組 ん で い る 。「 早 寝 」 「早起き」「朝食」「朝の排便」を家庭でチェックしている。(三豊市) 小 個別指導を重視している。保護者との話し合いを密にしている。(三豊市) 小 親子料理教室を開催し、親子で食育について考える機会をもつ。(土庄町) 中 保健分野(体の発育・発達、呼吸器・循環器の発達等)で中学生期の発育・発達に運 動は欠かせないという学習の中で、運動の大切さを意識させる。(高松市) 中 養護教諭や保健委員会と連携して、バランスのとれた食事や朝食を摂ることの大切さ を伝えていく。(高松市) 中 栄養教諭との連携を強化し、体力向上のために有効な食生活について学ぶ。(高松市) 中 「自分の朝食を見直そう」というテーマで学級指導を行い、朝食への意識を高めた。 保護者にも関心をもってもらえるように、学校保健委員会での啓発を行った。(三豊市) 【学校(園)と家庭や地域との連携に向けて】 幼 保護者ボランティアによる体操教室を実施している。(高松市) 幼 保護者連携を深めるために行事の工夫をしている。(坂出市) 幼 運動が苦手と思っている園児に“友達と体を動かすことが楽しい”と感じられるよう な場を設定し、その姿を保護者に見せる。(綾川町) 幼 個人差を踏まえ、カードなど目に見える教材・教具を活用する。保護者との連携や支 援をする上でも効果的である。(東かがわ市) 幼 園として体力づくりのプログラムを作成し、家庭と協力して行っている。(高松市) 幼 地域を歩くオリエンテーリングを行う。(高松市) 幼 地域の自然環境を保育に積極的に取り入れる。(三豊市) 小 校内マラソン大会に向けて、オリンピック選手を招いて、陸上(長距離)教室を開催 した。いつもとは違う雰囲気の中で走ることの意欲化につながった。(多度津町) 小 親子で行える家庭体力向上(文科省:元気アッププログラムの活用)プログラムの作 成を検討するとともに推進している。(高松市) 小 保護者参観日を利用し、一緒に運動する機会を増やす。(さぬき市) 小 ダンス教室を計画し、体育・スポーツの実践者を招き一緒に運動する。(高松市) 小 自ら運動をしようとしない児童には、運動がしたくなる環境作りが大切。運動に対し てプラスイメージがもてるよう学校・家庭・地域が協力していく。(高松市) 小 学校行事などを家庭や地域を巻き込んだ内容にしている。(東かがわ市) 中 小中連携、部活動とスポーツ少年団の交流、小学生の中学校部活動参加体験などを実 施している。(高松市) 中 生徒会活動を核とし、体力づくりへの意欲化・地域連携・リーダー育成をめざした体 育祭の実施(三豊市)