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学生に取り組ませる インタビュー・プロジェクト
村井淳志 金沢大学学校教育学類 2015年3月13日 大学教育フォーラム 京都大学 初等社会科教育法 社会科の教師には インタビューの技が不可欠 社会科の教師には インタビューの技が不可欠 社会科の教師には インタビューの技が不可欠 漁民にインタビューしたことのな い教師 社会科の教師には インタビューの技が不可欠 漁民にインタビューしたことのな い教師 インタビューして新鮮なネタを仕 入れた教師 社会科の教師には インタビューの技が不可欠 漁民にインタビューしたことのな い教師 インタビューして新鮮なネタを仕 入れた教師 社会科の教師には インタビューの技が不可欠 漁民にインタビューしたことのな い教師 インタビューして新鮮なネタを仕 入れた教師 →答えは明白!! インタビュー課題を出す時に用意したもの 2008年ノーベル物理学賞受賞者、益川 敏英先生にインタビューしてきました! (実は私、純粋文系人間、超の付く物理学オンチです!) 益川先生、先生は なぜ、1972年の時 点で、授賞対象の 論文を書くことがで きたのですか? それは難しい質問 だな。実は当時み んな、素粒子を支 配している法則は、 「場の理論」ではな いだろうと考えてい たんだ。だけど僕 は「場の理論」にこ だわっていてね。 68年にワインバーグと サラムが電磁力と弱い 力の統一理論を出し、 71年にトフーフトが場 の理論でも繰り込み可 能だと証明します。な ぜその時点で皆さん、 場の理論が使えると考 えなかったのでしょう? うーん。実験的にサ ポートされていないこ とがひとつ。あと、物 理屋は、自分ですご い新理論を編み出し たいっていう気持ちが あるわけ。「場の理論」 なんて辛気臭いんだ よね。 では先生は、どうして場 の理論が使えると考え たのでしょう? 場の理論を前提に、4元 クォークモデルでいろい ろ考えてみたけどどうして もできない。それで「4元 じゃダメだ」という趣旨の 論文を書くことにしたら、 こだわりが消え、6元なら CPの破れを説明できるこ とに気づいたんだ。 先生の論文は、クォー テーション・インデックス ではずっと2位。1~5 位の他の方は全員受 賞済みです。小林・益 川へのノーベル賞授与 は遅すぎるという指摘 がありますが、いかがで すか? それは違う。僕らが正 しいことは、高エネ研 の2002~03年の実験 で証明されたんだ。複 雑な実験は確認するの にしばらく時間がかか る。2008年はちょうど 良いタイミングだと思う。 トップクォークが見 つかった96年でも よかったんじゃない でしょうか? それも違う。僕らはトッ プクォークの存在だけ じゃなく、その振る舞い 方まで言ってあるので、 それを検証しなければ ならなかった。やはり実 験から5年くらいがちょ うどいいよ。 しかし、小林益川 理論がおそらく正 しいだろうという物 理学者の共通認識 は、1970年代末に はすでに形成され ていましたよね? 78年の大規模カンファ レンスのサマリートーク で、南部先生が「CPの 破れ問題は小林益川 理論でいいだろう」と 言って下さった。でも 自然科学だから、実際 に実験で証明されない とね。 終