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自治体における高齢者を対象としたスポーツ振興 事業に関する質的

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自治体における高齢者を対象としたスポーツ振興 事業に関する質的
The Development of Qualitative Assessment on the Promotional Projects for Sports
of the Elderly Population in Local Governments
自治体における高齢者を対象としたスポーツ振興
事業に関する質的アセスメントの開発
平成 12~13 年度科学研究費補助金
(基盤研究 C2:12680030)
研究成果報告書
Kobe University
Faculty of Human Development
神戸大学発達科学部
長ヶ原
誠
平成 14 年3月
はじめに
本報告書は平成12年度文部科学省科学研究費(基盤研究 C2:課題番号 12680030)の補
助を受け、「自治体における高齢者を対象としたスポーツ振興事業に関する質的アセスメ
ントの開発」
(研究代表者:神戸大学発達科学部助教授・長ヶ原 誠)の研究成果としてま
とめたものである。
1999年の国際高齢者年から新世紀に突入し、中年期と高齢期の総称である「サード
エイジ」と呼ばれる新用語が世界的に広まりつつある。このサードエイジは、子ども時代
や成人時代に蓄積してきた経験と知識を十分に活用することによって、人生の中で最良の
ライフスタイルを楽しむことができる「開花期」の意味を含蓄するものである。スポーツ
も決して例外ではなく、高齢になるほど喪失していく先細り型の生涯(障害)スポーツの
イメージから脱却して、加齢と共に様々なスポーツ経験や機会を享受しそれが生き甲斐と
なっていく末広がり型の、生涯(生甲斐)スポーツへの転換期を迎えようとしている。
高齢期までを視野に入れた生涯スポーツ文化の振興を目指し近年、人々の運動習慣や定
期的スポーツ実施の向上を目標とした運動・スポーツ振興計画が国内外において立案・展
開されてきている。我が国では、文部科学省のスポーツ振興基本計画において「スポーツ
人口を現在の35%から欧米なみの50%に上昇させる」、また厚生労働省の健康日本21では
「運動習慣者率を2010年までに男性39%以上、女性35%以上に増加させる」という数値目
標が打ち出されており、今後はこれらの目標を達成するために、各自治体が独自のスポー
ツ振興戦略を立案・展開する地方計画の時代を迎える。高齢化人口の増加に伴って各自治
体では必然的に運動・スポーツ活動を高齢期のライフスタイルに定着させることを可能に
するだけの論理的かつ革新的な振興政策のシナリオを作成する能力が問われることとなる。
しかしながらこの政策のシナリオ作りをサポートする科学的理論やモデル、あるいは研究
知見は我が国では立ち後れているのが現状である。
本研究では生涯スポーツのプロモーションに関する科学的知見やこれまで取り組まれて
きた高齢者に対する国内外のスポーツ振興事業を総集し、成功事例に見られるシナリオを
明らかにした上で、今後の計画と評価に活用されうるアセスメント法の開発を目指した。
方法論的に未だ不十分な点は多いが、本報告書が生涯スポーツ振興のために何らかの参
考になればこれ以上の喜びはない。最後に、研究にご協力頂いた都道府県教育委員会、都
道府県健康増進主幹課、総務省統計労働局人口統計室、そして本研究に関わって頂いた全
ての皆様に対して深く感謝の意を表する次第である。本報告書に対して忌たんのないご意
見ならびにご助言を頂ければ幸いである。
平成14年3月
神戸大学発達科学部助教授
研究代表者
長ヶ原
誠
目次
序論
1.
2.
3.
4.
研究の概要..
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研究組織
研究の目的
研究の経緯
研究発表
第1章 高齢者スポーツ振興の効果と意義に関する文献分析..
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第2章 高齢者スポーツ人口と生涯スポーツ人口の統計的分析..
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第3章 高齢者スポーツ振興事業の海外先進事例に関する文献分析.
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第4章 スポーツ振興事業の計画と評価に関する研究のレビューと
アセスメント方法の概念枠組み..
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第5章 都道府県レベル振興事業アセスメント..
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第6章 市区町村レベル振興事業アセスメント..
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第7章 スポーツ振興事業評価に関する今後の課題..
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資料
1
3
9
15
21
25
30
42
社会生活基本調査二次分析結果..
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. 45
序論
研究の概要
1.研究組織
1)研究組織のメンバー
研究代表者:
長ヶ原
誠(神戸大学助教授)
研究分担者:
山口
泰雄(神戸大学教授)
研究協力者:
間野
義之(早稲田大学助教授)
研究協力機関:各都道府県教育委員会生涯スポーツ係
各都道府県健康増進主幹課健康づくり係
総務省統計労働局人口統計室
調査協力者:
石澤 伸弘、伊藤 克広(神戸大学総合人間科学研究科博士課程)
松下 直行、福本 直子(神戸大学総合人間科学研究科修士課程)
楠本 恭子、駒田 亜希子、佐藤 仁美、高山 裕介、寺田 友香
仲村 圭太郎、成瀬 剛史、彦次 佳、山崎 真哉、山下 陽平
(神戸大学発達科学部成人学習論講座学部生)
2)研究プロジェクトの連絡先
〒657-8501 神戸市灘区鶴甲3-11
神戸大学発達科学部 長ヶ原研究室
Phone & Fax: 078-803-7731
Email: [email protected]
3)研究経費
平成12年度
平成13年度
計
直接経費
2,100 千円
1,200 千円
3,300 千円
間接経費
0
0
0
1
合計
2,100 千円
1,200 千円
3,300 千円
2.研究の目的
近年北米においては自治体が行うヘルスプロモーション事業の効果と質的妥当性が重要
視され始め、これまでの施設、指導者、プログラムの充実度・完備度といった量的妥当性
に加え、プロモーション事業が自治体の組織や人資源を巻き込みながら地域生活圏の中で
活性化し、ターゲットグループに対して包括的に十分な影響を及ぼしているかといった“社
会生態学的妥当性”(socio ecological validity)という新たなコンセプトが注目を集めてい
る。本研究プロジェクトでは、その概念を包含し、ヘルスプロモーションの著名な理論で
あるプレシード・プロシードモデル(PRECEDE-PROCEED MODEL)を適用して、各都
道府県における高齢者を対象としたスポーツ振興事業の質的アセスメントを行うため
の「プロモーション評価法」の開発を目指す。この評価法により自治体におけるスポー
ツ振興事業の内容と効果を総合的に評価した上で、振興事業計画策定と評価方法につい
ての問題点と我が国における高齢者スポーツならびに生涯スポーツ振興に関する今後
の課題を明らかにする。
3.研究の経緯
<平成12年度>
1)高齢者スポーツ振興・生涯スポーツ振興事業アセスメントの基礎的情報を得るため、
①高齢者スポーツの意義と価値の文献分析、②高齢者スポーツ人口の統計的分析、③高
齢者スポーツ振興事業の海外先進事例に関する文献分析、④スポーツ振興事業の計画と
評価に関する研究レビューを行い、効果的な振興事業の主要ポイントを統合・整理した。
2)プレシード・プロシードモデル(以下PPモデルと略す)の翻訳、事前調査および改
善:英文プロトコールの日本語版を作成した後、その結果と関連研究のレビューに基づい
てアセスメント方法の修正と改善を行った。
3)インタビュー調査および資料分析:全国都道府県における教育委員会および健康増進
課の運動・スポーツ推進担当者への直接面接による聞き取り調査を実施した。インタビュ
ーアセスメント項目を主体にして、各事業における振興目標、ターゲット集団、事業期間、
実施場所、事業プログラム内容、人資源、財政、参加団体・機関、参加者規模についての
事例データと、担当者の事業に対する感想や評価などについて詳細な言語データを収集す
る。これと同時に各都道府県の生涯スポーツ振興やスポーツ運動習慣推進事業に関する計
画について情報収集を行い内容分析を行った。
<平成13年度>
1)全国都道府県の教育委員会および健康増進課における運動・スポーツ振興計画の内容
分析により抽出された、効果指標、行動指標、条件指標、事業指標をもとに、市区町村レ
ベルを対象としたアセスメント指標と評価項目を開発した。
2)平成12年度に実施したスポーツ人口統計分析を発展させ、さらに自治体レベルの詳
細な評価と現状を把握するために、総務省統計局が実施している「社会生活基本調査」の
全国データを二次分析し、各年齢層の運動・スポーツ頻度レベル別人口と運動・スポーツ
活動平均時間を地方自治体ごとに集計した。
3)全国市区町村における教育委員会および健康増進課の運動・スポーツ推進担当者へ都
道府県を通じてアセスメント調査票を配布し、各事業における振興目標、ターゲット集団、
事業期間、実施場所、事業プログラム内容、人資源、財政、参加団体・機関、参加者規模
についての事例データと、担当者の事業に対する感想や評価などについて詳細な言語デー
2
タを収集し、効果指標、条件指標、事業指標を検討した。これらの評価・統計データを集
約して、スポーツ振興の事業評価や地域格差分析に基づく統合的なアセスメント方法を提
案し、今後の高齢者スポーツ振興ならびに生涯スポーツ振興事業の課題を検討した。
4.研究発表
口答発表
1)長ヶ原 誠:PRECEDE-PROCEED モデルによるスポーツ振興戦略の評価分析、
第2回日本生涯スポーツ学会プログラム抄録集(p.36)、2000
2)長ヶ原 誠:体育・スポーツ社会学研究のニューパラダイム:実証的見地の立場から、
日本体育学会第51回大会号(p81)、2000
3)Makoto Chogahara:Evaluation of Sports Promotion Plan at the Level of Japan’s
Prefecture: Application of PRECEDE-PROCEED Model
第1回国際スポーツ社会学会プログラム抄録集(p.23)、2002
出版物
1)長ヶ原 誠:社会的健康から見た高齢者の運動・スポーツ「高齢者のヘルスプロモー
ション(竹島伸生編著)」
、(PP.148-155)メディカルレビュー社、2002
3
第1章
高齢者スポーツ振興の効果と意義に関する文献分析
1.レビューの範囲
高齢者の運動・スポーツは様々な研究領域からアプローチされてきた。ひとつは、運動
科学、スポーツ科学、レクリエーション科学、レジャー科学などの「身体活動科学」とし
ての研究領域であり、身体活動が個人や社会にもたらす便益に注目している。また健康心
理学、公衆衛生学、社会医学、健康増進科学などを含む「健康科学」においても運動によ
る健康的効果が多く報告されている。さらに近年に見られる学問的特徴として、図 1-1 に示
すように、従来の身体活動科学と健康科学の関わりの中に、“加齢”や“高齢者”あるいは
“高齢社会”というテーマに重点を置いた「老年学」の接近が挙げられる。この分野にお
いても高齢者の運動・スポーツの効果や価値に注目した研究数の増加がみられ、身体活動
科学と健康科学との連携が強まっている。したがって高齢者の運動・スポーツがもたらす
社会的メリットを掌握するには、これらの分野に関する研究論文、文献、報告書、資料な
どを包括的にレビューする必要があろう。国内外におけるこの3分野に関連する学術誌は
合計して 140 誌にものぼり、特に引用頻度が高いものは、Journal of Aging and Physical Activity,
Medicine & Sciences in Sports and Exercise, Journals of Gerontology, The Gerontologist, Canadian
Journal of Gerontology, Research on Aging, International Journal of Aging and Human Development,
American Journal of Health Promotion, Health Psychology, Health Promotion International,
American Journal of Public Health, Preventive Medicine などである。また諸外国においては、
様々な公共・民間のスポーツ・健康推進機関(例:Active Living Coalition for Older Adults:
カナダ、Sports Council:イギリス、Hillary Commission:ニュージーランド)によって、高齢者
の運動・スポーツの便益や効果に関する情報誌が多数発行されている。
身体活動科学(Physical Activity Sciences)
運動科学
スポーツ科学
レクリエーション科学
レジャー科学
健康心理学
加齢
公衆衛生学
社会医学
健康増進科学
高齢者
高齢社会
老年学(Gerontology)
健康科学(Health Sciences)
図 1-1.身体活動科学、健康科学および老年学の研究領域マップ
これらの関連研究領域における文献・資料を包括的にレビューした結果、表 1-1 に示すよ
うな「社会的健康(メリット)」の項目が抽出された。表中の「+」は身体活動の参加によ
って増加する項目を示し、逆に「-は」身体活動の参加によって減少する項目を表してい
る。
4
表 1-1.高齢者の運動・スポーツがもたらす社会的メリット
(効果指標項目)
(運動・スポーツとの関連)
生活満足度
+
主観的幸福感
+
生きがい
+
孤独感
-
対人的サポートの受容
+
ライフイベントへの適応
+
役割の維持と新たな役割の取得
+
社会ネットワークの規模
+
社会的交流の頻度
+
新たな交友関係
+
世代間交流
+
コミュニティへの関心
+
地域への愛着度
+
社会的活動への積極性
+
労働意欲
+
生産性
+
地域活性化
+
文化的交流
+
否定的な加齢感・ステレオタイプ
-
以上の項目の内容は以下の7つにまとめることができる。1)QOL:生活満足度、主観
的幸福感、生きがい、2)適応:孤独の軽減、対人的サポートの受容、ライフイベントへ
の適応、役割の維持と新たな役割の取得、3)コミュニケーション:社会ネットワークの
規模、社会的交流の頻度、新たな交友関係、世代間交流、4)コミュニティモラール:コ
ミュニティへの関心、地域への愛着度、5)社会貢献:社会的活動への積極性、労働意欲、
6)社会活性化:生産性、地域活性化、文化的交流、7)社会規範:否定的な加齢感・ス
テレオタイプの軽減。これらは、高齢者の運動・スポーツによる心理学的、社会心理学的、
社会学的、また文化学的レベルでの様々なメリットを表している。つまり、高齢者の身体
活動は、高齢者個人の生活の質と適応力、人的交流や地域への帰属意識や関与を維持・向
上させ、さらには周りの地域や社会のシステムの活性化につながり、そして従来の高齢者
や加齢に対する暗いイメージを打破するといった多種多様な効果を示している。また、医
療費、介護経費、病院利用率・医療機関受診率、入院率や入院期間、独立性維持と介護負
担、デイケアセンター利用率の減少などの社会経済学的メリットについても確認された。
2.社会科学における実証的研究
これまで述べてきた社会的健康(便益やメリット)に関する項目の多くは、変数の操作
定義や数値化、あるいは社会フィールドにおける実験研究の困難性などの問題があるため、
実証レベルの研究報告は少ない。この中で主観的幸福感、生活満足度、生きがいなどの QOL
(Quality of Life)項目に関しては測定指標の開発が進み、社会科学の分野では運動・スポ
ーツ活動、身体的レジャー・レクリエーション活動との関連性が実証されてきている。
日本では、高齢期の主観的幸福感、生活満足度、生きがいに対する運動・スポーツの重
要性は、谷口(1988)1)、多田ら(1994)2)、坪井(1996)3)、青木ら(1996)4)、山口ら(1996)
5)
、岡山ら(1999)6)、池田ら(1999)7)によって研究されている。例えば山口らはスポーツ・
余暇活動と生活満足度の関係をパス解析を用いて分析した結果、中年男性ではスポーツ以
外の余暇活動の頻度が生活満足度に強く影響し、高齢男性においてはスポーツ実施によっ
て生活満足度が高まることを実証した。池田らはウォーキングイベントに参加した者と在
5
宅高齢者の主観的幸福感(生活満足度尺度K)と生きがい(PIL テスト)のレベルを比較し、
イベント参加者の方が幸福感や生きがいの得点が高いことを明らかにしている。運動プロ
グラムによる生活満足度の変化を分析した実験的研究が非常に少ない中で、坪井は、風船
バレー、ベンチサッカー、ボール回し、ボックス玉入れ、輪投げ、ボーリング、机上サッ
カーなどの1年間のレクリエーションプログラムを追跡し、参加を継続した高齢障害者は、
非参加者に比べ生活満足度の上昇がみられることを実証した。また、運動プログラムを継
続した者と中止した者を比較した岡山らの研究では、継続群の方が中止群に比べて生活満
足度が上昇し、この傾向は男女共に認められることが明らかとなった。
ヘルスプロモーションの分野ではこれまであまり注目されてこなかったが、身体的レジ
ャー活動やレクリエーション活動と生活満足度の関連を分析した社会科学的研究は世界的
に数多く行われてきた。特に 1980 年代から始まった北米やヨーロッパ諸国における研究活
動が量的にも質的にも注目される。これらをレビューすると、中高齢期におけるレクリエ
ーション活動の維持・増加が生活満足度や生活の質を向上させるという見解は完全に立証
されている 8)9)10)。例えば、レクリエーション活動がサクセスフルエイジングに与える影響
は強く、中高齢期においてレクリエーションに関与する時間が、教育レベルや職業への満
足度と同じレベルで生活満足度に影響を及ぼしていることが縦断的視点から実証されてお
り 11)、高齢者のレクリエーション活動に消費する時間が多いほど生活満足度の増加がみら
れる 12)。このような量的側面だけではなく、質的側面と生活満足度との関連を分析した研
究も行われてきており、例えば、Guinn (1999)13)は、高齢者の内発的なレクリエーション
動機と生活満足度との関連を分析し、内発的レクリエーション動機を構成する「自己決定」、
「能力」、「チャレンジ」が生活満足度を高めるための重要な条件であることを報告してい
る。特に自己の限界を探求し新しい刺激を求めていこうとする「チャレンジ」の要素は生
活満足度を高めるのに必要不可欠な条件であることが確認された。これと同じ研究視点で、
時間や能力などの自己投資が大きいレクリエーションほど「楽しさ(フロー)」のレベルが
高くなり、これが生活満足度を向上させることが Mannell(1993)14)の研究により明らかと
なっている。また身体的レクリエーションの質的側面に関しては、その活動のもつ社会的
側面にも注目した研究も多い。例えば、Mishra (1992)15)は 720 人の退職者へのインタビ
ュー調査を実施し、友人との接触が大きいレクリエーション活動ほど生活満足度が高くな
る傾向を実証した。また、女性の方が男性に比べて友人とのレクリエーション活動が生活
満足度に影響を及ぼすことが明らかとなった 16)。Purcell & Keller(1989)17)は身体的レクリ
エーション活動の「協同性」、「新規性」、「非日常性」、「表現」、「統制感」、「相互交流」が
生活満足を高めるキーコンセプトであることを質的研究から確認している。このような視
点から、Riddick & Stewart(1994)18)は運動・レクリエーションプログラムのもつ要素の「多
様性」が生活満足度を高めるための重要な条件であることを提起した。例えば長期療養施
設や福祉施設における高齢者に対する研究の中で、様々な身体的レクリエーションに参加
し、またそのプログラムに参加する動機が多い高齢者ほど生活満足度が上昇したというい
う報告が見られる 19)。
加齢と身体活動および生活満足度の関連については加齢に伴う身体活動からの離脱と、
それに影響される生活満足度の低下という見解が一般的である。その理由としては、高齢
に伴う健康レベルの低下と交通手段の利用の低下が、参加できる身体活動の種類を制限し、
これが全体の生活満足度にマイナスの影響を及ぼしていることが縦断的研究から説明され
ている 20)。特に加齢に伴う身体機能の低下や障害は身体活動の大きな阻害要因であり、
Husaini & Moore (1990)21)は関節炎が運動・レクリエーション活動頻度を減少させ、これ
が結果的に生活満足度を低下させていることを明らかにした。最近ではこのような運動・
レクリエーション活動からの離脱と、それに伴う生活満足度の低下という考えに対抗する
アプローチとして、中高齢期における活動の「トレーナビリティ」が注目を集めてきてい
る。例えば、高齢者の自己統制感の向上を目的としたメンタルトレーニングは、運動やレ
クリエーション活動への参加を高め、その結果、生活満足度を上昇させた 22)。また、Searle
ら(1998)23)は、高齢期におけるレクリエーション教育のプログラム終了後4ヶ月後の時点
6
でもレジャー活動能力に関する自信や自律心は維持・向上し、これが生活満足度を高める
というキャリーオーバー効果を実証している。
このような生活満足度や主観的幸福感、生きがいなどに代表される QOL 項目がこれまで
の社会的健康に関する実証的研究領域の主流であるが、若干ながら社会心理学的変数を用
いて運動・スポーツ行動との関連を分析した研究も見られるようになってきた。例えば、
鈴木ら(1997)24)は、スポーツや運動を通して友人や仲間関係の拡充を努力していることが、
友人関係に対する満足度に強く影響していることを確認した。また、長ヶ原(1999)25)は、
Marcus ら(1992)26)が提示した身体活動のステージモデルをカナダに在住する日系人中高
齢者に適用し、社会ネットワーク変数との関連を検証した。5つの身体活動ステージ、す
なわち、1)無関心期:運動・スポーツをしておらず、今後6ヶ月以内に始める意志もな
い、2) 関心期:運動・スポーツをしていないが、今後6ヶ月以内に始めてみたい、3)
準備期:運動・スポーツをしているが、定期的ではない、4)実行期:定期的な運動・ス
ポーツを過去6ヶ月以内に始めた、5)維持期:定期的な運動・スポーツを6ヶ月以上継
続して行っている、という5つのグループによって、それぞれの社会ネットワークの違い
を分析した結果、身体活動のステージが高まるにつれて友人との親密度、交流頻度、人数
規模が高くなる傾向が示された。このような社会集団的効果に関しては、運動・スポーツ
プログラムへの参加が、プログラムの中の人的交流だけでなく、参加メンバーの家族や友
人とも知り合うことによって対人交流の規模と頻度が増加したという報告も見られる 27)。
3.高齢者スポーツ振興事業への応用的課題
社会的効果(メリット)に関する効果指標の多くは、項目の数値化や、社会フィールド
における実験研究の困難性から明確な因果関係を説明するレベルには到っていない。今後
は社会フィールドの中でプログラムを展開し様々な社会的影響を評価する社会的アクショ
ン・リサーチ(Social Action Research)の実践が不可欠となろう。これまでの地域プログラ
ムでは事業や仕事をどれだけ実施したかという運営評価だけに止まることが多かったが、
今後はプログラム実施(運営評価)→促進条件・要因の改善(プロセス評価)→運動・ス
ポーツ参加促進(影響評価)→個人・社会的便益の向上(結果評価)という一連のプログ
ラム効果を評価していく必要がある。これらの評価研究を社会フィールドの中で厳密に行
っていくことによって、これまで仮説的にしか述べられてこなかった様々な社会的効果を
検証し、高齢期における運動・スポーツの意義や価値を社会にアピールする努力が求めら
れよう。高齢者スポーツ振興においてこの社会的効果に注目することは計画の段階におい
ても重要な役割を有する。高齢者スポーツ振興によって期待できる個人的・社会的便益や
メリット(身体的、心理的、教育的、労働的、経済的、集団的、文化的効果)を計画の最
終ゴールとして位置づけることにより、スポーツ振興計画が単にスポーツ人口の増加に止
まらず、個々人や社会全体に対して様々な価値をもたらすが強調され、計画の重要性と社
会的意義をアピールすることができる。
<参考文献一覧>
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7
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among Black people. Health and Social Work, 15(4), 253-260.
22) Menec, V.H., Chipperfield, J.G. (1997). Remaining active in later life: The role of locus of
control in senior’s leisure activity participation, health and life satisfaction. Journal of Aging
and Health 9(1), 105-125.
23) Searle, M.S., Mahon, M.J., Iso-Ahola, S.E., Sdrolias, H.A., & vanDyck, J., (1998).
Examining the long term effects of leisure education on a sense of independence and
psychological well-being among the elderly. Journal of Leisure Research, 30(3). 331-340.
24) 鈴木征男(1997)高齢者の対人ネットワークの構築とその要因(2):ネットワー
クの変化とその規定要因、LDIReport、5-28
25) 長ヶ原 誠(1999). カナダ日系人移民中高齢者の健康レベルとその規定要因の分析.大和
證券ヘルス財団助成研究業績集、191-196.
26) Marcus, B.H., Rossi, J.S., Selby, V.C., Niaura, R.S., & Abrams, D.B. (1992). The Stages and
processes of exercise adoption and maintenance in a worksite sample. Health Psychology, 11,
386-395.
27) O’Brien Cousins, S. (1998). Exercise, aging, and Health: Overcoming barriers to an active old
age. Philadelphia: Taylor & Francis
8
第2章
高齢者スポーツ人口と生涯スポーツ人口の統計的分析
1.自治体レベルにおける高齢者のスポーツ実施率格差
スポーツ振興基本計画及び健康日本21の国家政策目標として、「国民の誰もが、それぞ
れの体力や年齢、技術、興味・目的に応じて、いつでも、どこでも、いつまでもスポーツ
に親しむことができる生涯スポーツ社会を実現する」及び「健康の維持・増進のために意
識的に運動をしている人の割合の増加」というような成人の定期的運動・スポーツ実施者
率の全国的増加が掲げられているが、各自治体では振興施策を推進していく指針となる運
動・スポーツ実施率データが不足し、男女別、特に年齢階級別のスポーツ参加率の集計が
不明確であり、男女世代別に対応したスポーツ振興施策の立案・展開に支障をきたしてい
る。したがって生涯スポーツ人口の主要な位置を占める高齢者スポーツ人口についても自
治体間での比較が困難であり、自治体レベルにおけるスポーツ人口の面での全国的なアセ
スメントは現在のところ実施されていない。自治体独自で人口調査を実施していたとして
も運動・スポーツ習慣者率を測定する上で重要なスポーツ頻度やスポーツ行動時間に関す
るデータは自治体で異なり、都道府県間の比較を困難にしている。したがって、自治体間
の比較が可能であり、性別・年齢階級ごとの詳細な運動・スポーツ習慣者に関する統計情
報の支援が、全国都道府県における運動・スポーツ振興施策展開のために急務となってい
る。
本章では、自治体分析を可能にする質の高い調査データを用いるために、総務庁統計局
が実施している社会生活基本調査の平成8年度のデータを二次分析し、運動・スポーツ頻
度レベル別人口と運動・スポーツ活動平均時間を地方自治体別および年齢階級別に分析し、
わが国の高齢者のスポーツ実施の現状を明らかにした。自治体については都道府県別と県
庁所在地別に集計を行った(全集計結果については資料1を参照)。集計にあたっては乗率
を使用せず入力データをそのまま用いて全ての分析を実施している。以下、スポーツ基本
調査の目標数値として最も重要性の高い成人人口(20 歳以上)と高齢者人口(60 歳以上)
のスポーツ頻度の分析結果を、都道府県別、県庁所在地別に列挙した。
9
成人(20歳以上)人口週1回以上スポーツ実施率
41.8
埼玉
41.6
神奈川
大分
40.9
千葉
40.7
40
宮崎
東京
39.9
愛媛
39.6
兵庫
39.6
福岡
38.7
静岡
38.7
群馬
38.7
愛知
38.6
大阪
38.3
滋賀
38.1
長野
37.9
山梨
37.9
香川
37.7
37.6
三重
鹿児島
37.2
熊本
37.2
徳島
37
岐阜
37
広島
36.9
京都
36.8
山口
36.7
茨城
36.7
奈良
36.5
栃木
36.4
沖縄
36.3
35.7
島根
長崎
35.6
岡山
35.3
北海道
34.2
富山
34.1
高知
34
鳥取
34
和歌山
34
福島
33.8
33.6
宮城
32.7
石川
福井
31.9
佐賀
31.8
31.7
新潟
山形
30.1
岩手
30
秋田
28.6
27.9
青森
0
10
10
20
30
40
50
60歳以上人口週1回以上スポーツ実施率
45.9
埼玉
44.9
神奈川
大分
44.3
43.8
愛媛
福岡
43.3
兵庫
43.1
千葉
42.4
宮崎
42.2
東京
40.8
愛知
40.6
香川
40.4
大阪
40.3
群馬
40.1
静岡
39.9
熊本
39.6
山梨
39.2
広島
39.1
岐阜
39
鹿児島
38.5
滋賀
38.5
北海道
38.2
長崎
38
高知
37.5
長野
37.2
岡山
36.9
徳島
36.8
栃木
36.8
奈良
36.7
36.3
山口
京都
36.2
沖縄
36
三重
36
茨城
35.6
宮城
34.1
佐賀
34
島根
34
福島
33.9
32.4
和歌山
31.4
石川
富山
30.2
鳥取
30
秋田
28.7
岩手
28.6
新潟
28.4
福井
28.2
27.8
山形
25.5
青森
0
10
11
20
30
40
50
47県庁所在地成人人口の週1回以上スポーツ実施率
44.3
43.5
43.1
大分市
宮崎市
甲府市
42.1
42.0
42.0
41.9
41.2
40.9
40.8
40.7
浦和市
千葉市
横浜市
神戸市
鹿児島市
大津市
高松市
津市
40.5
40.1
40.1
40.0
39.7
39.6
39.6
39.6
宇都宮市
熊本市
奈良市
松山市
名古屋市
前橋市
静岡市
松江市
39.0
38.7
38.7
38.7
38.4
38.3
38.3
38.2
水戸市
広島市
高知市
東京都区部
新潟市
仙台市
岐阜市
福島市
38.0
38.0
37.9
37.8
37.4
37.2
36.8
36.5
長崎市
和歌山市
福岡市
佐賀市
長野市
山口市
徳島市
岡山市
36.4
36.4
36.4
36.2
36.2
35.0
34.9
34.7
京都市
大阪市
札幌市
那覇市
富山市
秋田市
山形市
鳥取市
34.1
33.6
33.3
32.3
盛岡市
福井市
金沢市
青森市
0
10
12
20
30
40
50
47県庁所在地60歳以上人口週1回以上スポーツ実施率
51.9
大分市
50.9
甲府市
49.8
宮崎市
浦和市
48.4
鹿児島市
48.3
神戸市
48.0
熊本市
47.3
高知市
47.1
45.8
大津市
横浜市
45.6
広島市
45.5
福岡市
45.4
松山市
45.4
44.4
千葉市
名古屋市
43.9
宇都宮市
43.8
奈良市
42.9
長崎市
42.6
札幌市
42.4
前橋市
42.1
岐阜市
41.9
津市
41.5
秋田市
41.3
水戸市
40.9
佐賀市
40.8
福島市
40.7
40.1
静岡市
40.0
高松市
新潟市
39.7
仙台市
39.6
東京都区部
38.6
長野市
38.6
和歌山市
38.1
山口市
37.7
大阪市
37.6
盛岡市
37.6
徳島市
37.5
岡山市
37.5
那覇市
36.6
松江市
36.4
34.7
京都市
富山市
33.9
鳥取市
33.8
33.3
金沢市
32.8
山形市
福井市
31.3
31.2
青森市
13
0
10
20
30
40
50
60
定期的実施率に注目して都道府県と県庁所在地を高い順から並べてみると、高齢者人
口の週1回以上の実施率が高い自治体ほど、成人全体の定期的スポーツ実施率も高くな
る傾向が見られる。すなわちアクティブな高齢者人口の多い自治体ほど、運動やスポー
ツ活動が盛んな自治体であることが推察される。
また各自治体に共通して、年齢が高くなるほど1年に全く運動やスポーツを実施しな
い「非実施者人口」も増加することが分かる。これらの結果を統合すると、高齢期にな
るほどスポーツ非実施者が増加すると同時に、規則的なスポーツ実施者も増加するという
高齢人口の中で2極化が進むことが分かる。この加齢に伴う規則的スポーツ人口と非実施
人口の2極化は、社会生活基本調査データ分析による各自治体で共通の傾向を示した。こ
の2極化は高齢期におけるスポーツ振興の2つの目標を示唆している。1つは、わが国の
スポーツ振興基本計画や自治体計画が目標として掲げているような、「定期的スポーツ参
加者」の増加であり、これはスポーツ参加者を対象にした「継続化と習慣化」への支援で
ある。しかしながらこの目標については、高齢者の増加に伴って定期的スポーツ実施率は
増加することから、特に今後高齢社会を迎えるわが国においては達成される可能性が高い。
わが国で注目されなければならないのは、高齢化とともに増加する非実施者の増加であり、
過去1年間全く運動やスポーツを行わなかった「スポーツ非実施者の減少」という目標で
ある。この非実施者に対して運動やスポーツ活動への参加を促がす「開始」への支援は、
スポーツ実施者を対象とした継続化・習慣化への支援とは異なることは容易に想像できる
ことであり、意欲向上や動機付けを主体としたよりパワフルで積極的な事業やプログラム
が必要であろう。わが国においては高齢者人口の急速な増加により将来の非実施人口がさ
らスピードアップして増加していくことが予想されることから、全国あるいは自治体にお
いてスポーツ非実施者率の減少を可能にする革新的な支援事業・プログラムの在り方を検
討する時代に来ている。したがって振興事業の評価のポイントしては、単に定期スポーツ
実施者が増加したというレベルだけではなく、非実施者がどれだけ減少したかという点が
重要であると考えられる。
最後に社会生活基本調査はこれまでの自治体では不可能であった男女世代別のスポーツ
実施率を把握できる日本で唯一のデータであることから、これを基礎にして男女世代別の
振興事業を立案することが可能である。また、都道府県別のスポーツ実施率が示されてい
ることから定期的なモニターや目標達成評価など、スポーツ振興事業における貴重な行政
評価指標として今後重要視されるべきであろう。
14
第3章
高齢者スポーツ振興事業の海外先進事例に関する文献分析
高齢期における活動的ライフスタイルの確立は全世界に共通して見られる個人的かつ社
会的課題であり、この実現を目指して中高齢期を対象とした様々な振興事業やプログラム
が全世界で展開されてきている。特に、2つの振興課題であるスポーツ実施者の継続化・
習慣化だけではなく、非実施者も対象とした積極的な支援事業・プログラムが諸外国の全
国レベル、市町村レベル、あるいは施設・組織レベルにおいても試みられている。この中
から特に高齢者スポーツ振興分野でその成果が報告されている事業・プログラムに注目し、
1)啓発・教育キャンペーン事業、2)地域サポーター育成事業、3)健康関連サービス
提供者連携事業の3分野から分析を行い、スポーツ振興事業成功のポイントを明らかにす
る。
(1)啓発・教育キャンペーン事業
1) アメリカ
アメリカにおいては情報戦略に基づく啓発・教育キャンペーンが様々なレベルで展開さ
れてきており、高齢者を対象にした事業も非常に多い。例えば自治体レベルでは、ミネソ
タ州の Minnesota Heart Health Program、カリフォルニア州の The California Active
Aging Project (CAAP)、ニューヨーク州の Move for Life! などがあり、いずれも様々なコ
ミュニケーション・チャンネルを用いて地域住民、特に運動非実施者をターゲットとして
啓発メッセージを発信している。ルイジアナ州は、多くのローカルネットワークの気象情
報士と提携し、天気予報の中でその日の天気に適した運動やスポーツ種目を紹介するユニ
ークなマスメディアキャンペーンを展開しているいる。全国レベルでは、全米レクリエー
ション公園協会(NRPA)が、「Leisure and Aging」と呼ばれるキャンペーンを実施し、連
邦政府保健福祉省からの補助を受けながら、レジャー・レクリエーション施設における高
齢者のアクセスやプログラムのあり方について関係諸団体を対象に啓発活動を行っている。
2) カナダ
「Active Living」というスローガンのもと、
「Age is no barrier(年齢はバリアではあり
ません!)」というキャンペーンメッセージを発信している。カナダ運動生理学会が中心と
なり、高齢者の身体活動ガイドを作成し、持久力、柔軟性、筋力の3つの体力を高めると
同時に、身体的に不活発な行動を抑制するためのプロモーションキットを作成している。
この啓発キャンペーンのもう1つの主要な事業が「Active Living Coalition for Older
Adults(ALCOA)」であり、経済的に恵まれていない高齢者、介護施設にいる高齢者、原
住民の高齢者という身体的に不活発な3つのグループをターゲットとして設定し、これら
の人々に関係する機関や組織、指導者、医療福祉従事者を対象とした運動プログラムのカ
ウンセリング・マニュアルを提供している。
3)イギリス
イギリスにおいても運動非実施者に対して「Active to life」というマスメディアによる啓
発キャンペーンが健康教育庁の主導により展開された。興味深いのはメッセージの内容や
情報チャンネル(媒体)の評価分析を行っていることで、主要な分析結果として、1)運動そ
のものではなくその運動実施がもたらす便益や効果を具体的に述べたもの、2)登場人物がテ
レビ・映画スターやヒーロー、あるいは役割モデルになっている内容、3)質問をして情報を
得ることができる双方向のコミュニケーションであること、以上の3つがメディアキャン
ペーンの成功要因であったことを報告している。
4)オランダ
現在、高齢者を対象にした振興キャンペーンで最も注目を集めているが、オランダの
「Netherlands on the move(NOM)」である。これはオランダ・オリンピック委員会、オラン
ダ・スポーツ連盟、オランダ心臓財団、オランダ癌協会により 55 歳以上の国民の身体活動
を促進するために 1995 年に開始されたキャンペーンで、現在はサブプログラムとして高齢
者をターゲットにした運動・スポーツ振興の国家プロジェクト「55-plus on the move」が実
15
践されている。このプロジェクトは国立高齢者運動促進財団(MBvO)の主導のもと、オラ
ンダ応用科学研究組織(TNO)、グロニンゲン大学人間身体運動学部(RUG)、オランダ心
臓財団(NHS)がサポートする共同振興事業であり、現在まで8つの全国プロジェクトが展開
されてきている。特に、
「グロニンゲンアクティブ・リビング・プロジェクト」は非活動的
な高齢者を活動的にするという目標を全面に打ち出した国家政策であり、州レベルのスポ
ーツ審議会や国立高齢者運動促進財団の担当者による指導のもと、地域グループが自ら運
営・実践を行っている。このモデルは、プロジェクトへの加入を勧誘する「導入期」と、
運動の継続化を促す「継続期」という2つの段階から構成されている。導入期における勧
誘は直接電話で行い体力テストを受けてもらうというもので、この方法は従来のビデオ、
新聞広告、集団面接などの勧誘方法に比べて4倍の成功率が確認されている。継続期では
様々な運動・スポーツ種目において 12 週間と 30 週間のプログラムが地域のスポーツクラ
ブで実施され、地域のスポーツ審議会が管理している。これまでのところ 200 箇所の自治
体がこのプロジェクトを実践している(全国の自治体の約 30%)。他の7つの高齢者に対す
るプロジェクトも成功を収めており、今後、高齢者を対象とした運動スポーツ振興におけ
る先駆的なモデル事業として世界的に注目されよう。
5)オーストラリア
オーストラリアにおいても「Active Australia」という全国フレームワークのもと、数値目
標設定による様々なマスメディアキャンペーンを展開している。オーストラリアスポーツ
審議会が主導している高齢者向けのキャンペーンとして、
「never too late!(遅すぎるという
ことはありません!)」というメッセージが用いられており、これが様々な情報媒体により
発信されている。テレビ番組も活用しており、不活発的な雰囲気を象徴したブリキ人形の
姿をした1人の高齢者が運動をするようになり、そのブリキがだんだん外れていき、健康
的な高齢者に変身していく物語である。このようなメッセージのストーリー化が人々の記
憶に残る刺激的な情報になるのであろう。
(2)地域サポーター育成事業
1)カナダ
1988 年に、ケベック州政府は運動・スポーツ推進機関である Kino-Quebec と、ケベック
高齢者市民連合の開発で、高齢者ボランティアネットワーク機関「VIACTIVE」を発足した。
このネットワークメンバーは、運動・スポーツの指導サービスをする高齢者ボランティア
であり、1998 年には 60 歳以上の高齢者ボランティア3万5千人の機関に成長し、平均して
1週あたり約 3000 人のボランティアが 1500 の組織に対して指導を行っている。このよう
な地域の人的資源をベースにした振興方法は、アメリカの教会における高齢者に対する運
動教室にもよく見られる。高齢者はこれまでサポートの受益者として捉えられることが多
かったが、今後はこのようなサポートの提供者として活躍し、運動やスポーツを「教える
楽しさ」という、従来の高齢者スポーツではあまり注目されなかった楽しみ方を開拓でき
るものと思われる。さらにケベック州においては「Un pas vers la sante (よりよい健康への第
1ステップ)」という Kino Quebec による高齢者をターゲットしたキャンペーンも行われて
おり、ニーズ調査で明らかになったウォーキング、サイクリング、カヌー、カヤック、ハ
イキングという人気種目を中心に定期プログラムやイベントを開催している。
2)スイス
スイスにおいてもボランティアによる高齢者スポーツ振興が行われており、スイスシニ
アスポーツ同盟とスイスオリンピック協会の「Allez Hop(さあ、体を動かそう!)」という
キャンペーンが実施され、ウォーキング、室内エクササイズ、水泳、テニスに重点を置い
たプログラムで、地域ボランィアの育成事業を拡大させながら、運動非実施者のうち1年
間で2万人を運動実施者に変えることに成功している。
(3)健康関連サービス提供者連携事業
1)アメリカ、カナダ、イギリス
16
高齢期になると医療機関に行く機会が増え、健康に関する意識も高くなるため、医療保
健従事者からの影響度は強くなる。これに着眼して医療保健従事者の運動に対するカウン
セリング技術を高めようとするプログラムが実施されている。アメリカでは
「Physician-based Assessment and Counseling for Exercise (PACE)」、カナダでは「PACE Canada」、
イギリスでは「Promoting Physical Activity in Primary Health Care」と言われるプログラムが存
在する。この3つに共通するのは、運動無関心者、運動に関心があるが実施していない者、
実施者の3タイプを事前にチェックリストで把握し、それぞれのステージごとに開発・作
成された動機づけやサポートテクニックを活用しながら入院・通院者のライフスタイルの
改善を目指している点であり、運動関連サービス職者が健康関連サービスに対し情報・技
術的なバックアップを行っていることにある。
2)ニュージーランド
ニュージーランドでは「Green Prescription」と呼ばれるプログラムを各地域で実践してお
り、このプログラムに加入すれば、前述した3ヶ国のような医療保健従事者からの直接的
なカウンセリングサービスに加えて、「0800ACTIVE」と呼ばれる無料電話サービスによっ
て地域のスポーツ・運動指導者にアクセスすることができ、直接的・間接的サポートを得
るシステムとなっている。つまり地域の医療保健従事者とスポーツサービス提供者のネッ
トワーク支援プログラムであり、「健康部門」と「スポーツ部門」の連携が弱いわが国のよ
うな体制には大いに参考になる革新的プログラムであろう。
以下はその他の著名な高齢者を対象としたスポーツ振興事業・キャンペーンを示した。
表3-1.運動・スポーツ参加率向上に成功した自治体・組織レベルの高齢者スポーツ振
興事業・キャンペーン
<自治体レベル>
1. Home Support Exercise Program (HSEP)
The Centre for Activity and Ageing (CAA), Canada
2. Seniors’ Fitness Instructors Course (SFIC)
The Centre for Activity and Ageing (CAA), Canada
3. Stanford/Sunnyvale Health Improvement Project (SSHIP)
King et al., USA
4. Bone, Estrogen, and strength Training (BEST)
Going et al., USA
5. Health Stages Program
OASIS, USA
6. Daniel’s Eights
Daniel et al., USA
7. OSTEOFIT
Riddle et al., CANADA
8. Unlock The Door to Better Health, Physical Activity Is the Key
Braatz et al., USA
9. The California Active Aging Project (CAAP)
Hooker et al., USA
10. Off Your Rocker
Smith, USA
11. Seniors Participating in Activities Relating to Health at Kennesaw State
Garbe et al., USA
12. The Groningen Active Living Model (GALM)
Stevens et al., The Netherlands
13. Physical Activity Autonomy Program (PAAP)
Okuma et al., Brazil
14. The Community Healthy Activities Model Program for Seniors
17
Stewart et al, USA
15. The Evergreen Project
Heikkinen et al., Finland
16. Operation ABLE
Williams et al., Canada
17. Active in Age
O’Neill, New Zealand
18. The Community Healthy Activities Model Program for Seniors
Stewart et al, USA
19. 55-plus on the move
Kres, The Netherlands
20. Imagine Action Campaign
Marcus et al., USA
21. Green Prescription
Hillary Commission, New Zealand
22. The Activity Counseling Trail (ACT)
Margitie, USA
23. The Healthy Worker Project
Schmitz, USA
24. San Diego Medicare Preventive Health Project
Mayer, USA
25. Jump Start to Health
Marcus, USA
26. So Much Improvement with a Little Exercise(SMILE)
Hickey, USA
27. The Wellness Intervention Study for Elders (WISE)
Coleman, USA
28. HealthNet New Mexico
Leonard, USA
29. German CINDI Area Study
Wiesemann, German
30. Healthy Dubek Project
Komarek, Czech Republic
31. Slangerup
Osler, Denmark
<組織・団体レベル>
1. Home Support Exercise Program (HSEP)
The Centre for Activity and Ageing (CAA), Canada
2. Seniors’ Fitness Instructors Course (SFIC)
The Centre for Activity and Ageing (CAA), Canada
3. Stanford/Sunnyvale Health Improvement Project (SSHIP)
King et al., USA
4. Bone, Estrogen, and strength Training (BEST)
Going et al., USA
5. Health Stages Program
Older Adults Services and Information Systems (OASIS), USA
6. Daniel’s Eights
Daniel et al., USA
7. OSTEOFIT
Riddle et al., CANADA
8. Unlock The Door to Better Health, Physical Activity Is the Key
Braatz et al., USA
9. The California Active Aging Project (CAAP)
18
Hooker et al., USA
10. Off Your Rocker
Smith, USA
11. Seniors Participating in Activities Relating to Health at Kennesaw State
(SPARHKS) Garbe et al., USA
12. The Groningen Active Living Model (GALM)
Stevens et al., The Netherlands
13. Physical Activity Autonomy Program (PAAP)
Okuma et al., Brazil
14. The Community Healthy Activities Model Program for Seniors (CHAMPS1)
Stewart et al, USA
15. The Evergreen Project
Heikkinen et al., Finland
16. Operation ABLE
Williams et al., Canada
17. Active in Age
O’Neill, New Zealand
18. The Community Healthy Activities Model Program for Seniors (CHAMPS2)
Stewart et al, USA
19. 55-plus on the move
Kres, The Netherlands
20. Imagine Action Campaign
Marcus et al., USA
21. Green Prescription
Hillary Commission, New Zealand
22. The Activity Counseling Trail (ACT)
Margitie, USA
23. The Healthy Worker Project
Schmitz, USA
24. San Diego Medicare Preventive Health Project
Mayer, USA
25. Jump Start to Health
Marcus, USA
26. So Much Improvement with a Little Exercise(SMILE)
Hickey, USA
27. The Wellness Intervention Study for Elders (WISE)
Coleman, USA
28. HealthNet New Mexico
Leonard, USA
29. German CINDI Area Study
Wiesemann, German
30. Healthy Dubek Project
Komarek, Czech Republic
31. Slangerup
Osler, Denmark
3.海外成功事例の共通性と日本における高齢者スポーツ振興の今後の課題
効果的な事業に見られる共通点として、プロモーション(事業)→ライフスタイルの先
行条件(要因)の変化→ライフスタイルの変化→健康状態の変化→生活の質の向上、とい
う一連の連鎖反応が観察できる。事業策定にあたってはこの流れを計画の段階でシナリオ
化する能力、つまり成功のシナリオを事前に作成する能力が求められる。また評価を行い
19
次の計画に活用している点も注目される。前述した海外における高齢者スポーツ振興の成
功は文化的理由もあるが、長年にわたり国レベルだけではなく自治体レベルあるいは組織
レベルにおいて計画と評価に基づく振興努力を続け、そのサイクルが生み出した成果でも
ある。現在、政策は国レベルのものいう固定観念から脱却し、政策の作成、実践、評価が
地方分権化(decentralization)していることが世界に共通して見られる傾向である。わが
国でも地方自治体ごとのユニークな高齢者の運動・スポーツ振興を推進していく事業開
発・実践能力が今後より一層問われる時代となろう。
20
第4章 スポーツ振興事業の計画と評価に関する研究のレビューと
アセスメント方法の概念枠組み
本章ではスポーツ振興事業の計画・評価において発展が見られる海外の文献をレビュー
し、本研究で開発を目指すアセスメントの概念枠組を検討する。収集した海外の文献は以
下の通りである。
<諸外国の運動・スポーツ振興ガイドラインおよび関連文献・参考資料一覧>
(カナダ)
1. Canadian Fitness and Lifestyle Research Institute (1997). Foundation for joint action:
Reducing physical inactivity. (共同事業の原則:身体的非活発性の減少)CFLRI: Ontario.
2. Active Living Canada (1995) Active living communities: Five pilot sites demonstrate what
works. Avtive Living Canada: Ontario. (アクティブ・リビング・カナダ「アクティブリ
ビング・コミュニティズ:5つの地域における事前プロジェクトの成功事例」)
3. Active Living Canada (1995) Active living communities: Highlights for decision makers.
Active Living Canada: Ontario. (アクティブ・リビング・カナダ「アクティブリビング・
コミュニティズ:意志決定者のためのハイライト」)
4. Active Living Canada (1995) communicating active living: Collective strategies and activities.
Active Living Canada: Ontario. (アクティブ・リビング・カナダ「アクティブリビング
の普及:集合的戦略と活動」)
5. Active Living Canada (1995) Active living communities: Report on the formative evaluation.
(アクティブリビング・コミュニティズ:形成評価レポート)Active Living Canada.
Ontario
(イギリス)
6. Health Education Authority (1995). Promoting Physical Activity: Guidance for commissioners,
purchasers and providers. Health Education Authority: London.(健康教育局「身体活動推
進:振興委員およびプログラム推進関係者・提供者のためのガイダンス」
7. Health Education Authority (1996). Promoting Physical Activity in Primary Health Care:
Guidance for the Primary Healthcare Team. Health Education Authority: London.
8. Sports Council (1998). National demonstration projects: Major lessons and issues for sports
development. Ancient House Press, Ipswich.(スポーツ審議会「全国デモンストレーショ
ン・プロジェクト:スポーツ振興に関する教訓と課題」)
9. Sport England. (1999). The value of sport to regional development. Keldia Printing Campany:
London.(スポーツ・イングランド「地域開発に対するスポーツの価値」)
10.Sport England (1999). Case studies.(事例研究)Ancient House Press: England
(オーストラリア)
11. Hinrichsen, G., & Craythorn, E. (2000). Active communities: A collection of innovative
physical activity initiatives by communities in western NSW. (「アクティブ・コミュニティ
ズ:ニューサールズウェールズ州の各地域における革新的な身体活動増進プログラム・
コレクション」)
12. NSW Sport and Recreation Community Development Unit (2000). Regional Physical Activity
Partarships (身体活動増進のための地域パートナーシップ), NSW Sport and Recreation.
13. D.R. Owen (1994). Social marketing and population interventions. In Dishman R(ed.)
Advances in exercise adherence. Champaign, IL: Human Kinetics.
(ニュージーランド)
21
14.Hillary Commission (1998) A General Practitioner’s Guide to Prescribing Green. Hillary
Commission: Wellington
(フィンランド)
15.The European Network for the Promotion of Health-Enhancing Physical Activity (2000).
Guidelines for Health-Enhancing Physical Activity Promotion Programmes. The UKK Institute
for Health Promotion Research. (健康を促進する身体活動プロモーションのためのヨー
ロッパ・ネットワーク「健康を促進する身体活動プロモーションに関わるプログラマ
ーのためのガイドライン」)
16. Ilkka, V. Olavi. P., & Pekka, O. (1998). How to develop local physical activity promotion
programs with national support: The Finnish experiences.(どのように自治体の身体活動プ
ロ モ ー シ ョ ン プ ロ グ ラ ム を 開 発 す る か ? ) Patient Education and Counseling 33,
S111-S120.
(アメリカ)
17. U.S. Department of Health and Human Services (1999). Promoting Physical Activity: A guide
for community action (身体活動のプロモーション:地域事業のガイド)Human Kinetics:
Champaign.
18. Sallis J., Bauman A, Pratt M. (1998) Environmental and Policy interventions to promote
physical activity. American Journal of Preventive Medicine. 15(4),
19. Winett, R., Moore J., & Anderson E. (1991). Extending the concept of social validity:
behavior analysis for disease prevention and health promotion. Journal of Applied Behavior
Analysis. 24(2): 215-230.
(組織・機関)
20. World Health Organization. (1999). Health Promotion evaluation: recommendations to policy
makers. Report of the WHO European Working Group on Health Promotion Evaluation.
これらの情報に共通して見られる点は、欧米諸国においてはヘルスプロモーションの分
野の発展に伴い、目標達成型の地域健康増進計画づくりと評価に関して科学的知見が蓄積
されてきており、この分野の主要理論である PRECEDE-PROCEED(PP)モデルが基本概念
になっていることが指摘される。特に各国のガイドラインとなっている「身体活動のプロ
モーション:地域事業ガイド(米)」、「アクティブ・リビングの普及(カナダ)」、「ヨーロ
ッパスポーツ振興理論(オランダ)
」、「身体活動プロモーションのガイドライン(フィンラ
ンド)」、身体活動のプロモーション:提供者のためのガイダンス(イギリス)」「身体活動
プロモーションの地域戦略(オーストラリア)
」にはPPモデルのロジックとコンセプトが
多く引用されている。しかしながら、運動・スポーツ分野におけるこのモデルの実証的レ
ベルでの研究報告はまだ少ない。
<PRECEDE-PROCEED モデル>
人々のライフスタイル改善を促すことは容易なことではない。これを事業として行う行
うにはどのように影響を及ぼすかという戦略的発想が不可欠である。現在ヘルスプロモー
ションの分野で最も頻繁に活用されているプレシード・プロシード
(PRECEDE-PROCEED)モデルはライフスタイル改善を目的とした計画・評価理論であ
る。Green と Kreuter が開発しその後、公衆衛生学やヘルスプロモーション分野では最も
有名なモデルである。様々なライフスタイル改善を対象とした自治体・組織レベルでの応
用例が多くその有効性が認められている(PRECEDE とは、Predisposing, Reinforcing, and
22
Enabling Constructs in Educational /Environmental Diagnosis and Evaluation 、
PROCEED とは、Policy, Regulatory, and Organizational Constructs in Educational and
Environmental Development の略語)。効果的な事業とは、プロモーション(事業)→ラ
イフスタイルの先行条件(要因)の変化→ライフスタイルの変化→健康状態の変化→生活
の質の向上、という一連の連鎖反応であり、事業策定にあたってはこの流れを計画の段階
でシナリオ化する能力が求められる。スポーツ振興の場合では、運動やスポーツ参加が住
民自身や社会にもたらす健康・生活の質に関するベネフィット(便益)のゴールを明確に
し(第1・2段階)、そのゴールのために住民のどのようなスポーツ行動をどの程度促進し
たいのかを明確にし(第3段階)、そのスポーツ活動を促す要因や条件が明確にされ(第4
段階)、そして最後にこれらの要因や条件の改善を可能にする事業やプログラムの内容が決
定される(第5段階)。言い換えればスポーツ振興事業やプログラムはいきなり始まるので
はなく、スポーツ参加の便益と条件を把握して作成される論理的シナリオだと言える。そ
してそれらの事業を実行に移し(第6段階)、その後、計画段階で設定したスポーツ促進条
件、スポーツ参加、スポーツ参加による便益がそれぞれどのように改善されたかを評価す
る。これらの情報を現場サイドに伝えることを目的として本研究では下図のようにビジュ
アルに計画と評価の全体の流れを表した。
運動・スポーツ振興の計画・評価モデル
プロモーション
(事業内容)
行動条件
(内的・外的)
ライフスタイル
(行動)
個人・社会的効果
条件改善事業は?
プッシュ事業 内的条件は? 行動目標は? 個人・社会的ゴールは?
(後押し)
プル事業 (引きつけ)
運営評価 外的条件は?
過程評価 影響評価 結果評価
すなわち計画とはシナリオ作成として4つのドミノの因果関係をうまく配列するこ
とで表され、個人・社会的ゴールの達成のためにスポーツ参加に影響を及ぼそうとする
目標を立てるわけである。しかしながらスポーツ参加に変化を及ぼすことは容易ではな
いことから、住民自身の動機や意識などの内的要因をそれを実現する受け皿(施設・プ
ログラム・指導者等)の外的要因からなる条件改善目標を設定し、これらの条件改善を
目標とした事業を立案・実践する。この場合、内的要因の改善事業は住民に直接支援す
ることからプッシュ事業と呼ばれ(教育キャンペーン等)、外的要因の改善事業は、施
設、プログラム、指導者などの魅力づくりであることからプル事業と呼ばれる。そして
23
目標化した事業、条件、行動、便益がそれぞれどのような改善が見られたのかを、運営
評価、過程評価、影響評価、結果評価をいうように計画の重要な4つのコンセプトごと
に評価を行い、計画という因果関係の検証を実践していくわけである。
本研究では、最初にこれらの事業、条件、行動、便益というコンセプトがこれまでの
高齢者を対象としたスポーツ振興事業の中でどのように捉えれているかという点を、自
治体の資料分析とインタビュー分析によって明らかにし、最終的に効果的事業を目指す
ための質的アセスメントを提案する。
24
第5章
都道府県レベル振興事業アセスメント
第1節 資料分析
全国都道府県における教育委員会および健康増進課の生涯スポーツ振興や運動習慣推進
事業に関する以下の計画・資料について情報収集を行い内容分析を行った。
都道府県教育委員会のスポーツ振興に関する計画の現状について(平成11年12月1日時点)
注)単:スポーツ単独の計画、総:総合計画の一部
北海道
青森
岩手
秋田
山形
福島
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
神奈川
新潟
山梨
長野
静岡
富山
石川
福井
岐阜
愛知
三重
大阪
奈良
鳥取
島根
広島
山口
香川
愛媛
高知
福岡
佐賀
1998「第3次北海道教育長期総合計画(総)」、スポーツ北海道
1994「青森スポーツプラン(単)」、文化創造システム推進構想
1992「新岩手県生涯スポーツ振興計画(単)」、岩手県スポーツ振興
計画(平成 11-22 年度)
1999「スポーツ振興審議会建議:21 世紀のスポーツ秋田楽しさはずむスポーツ
王国(単)」
1995「第4次山形県教育振興計画:感情豊かな教育と文化の創造(単)」山形県教
育振興計画(生涯スポーツ振興)
1993「第4次福島県長期総合教育計画:福島県体育・スポーツ振興計画(総)」
1999「茨城県長期総合計画(総)」
1996「栃木新時代創造計画(総)」
1996「ぐんまスポーツプラン(単)
」群馬県教育総合計画(生涯スポーツの振興)
1999「埼玉県スポーツ振興計画:彩の国スポーツプラン 2010(1999-2010)(単)」
1996「第8次千葉県体育・スポーツ振興計画(単)
」
1997「神奈川新総合計画 21(総)」
1994「新潟県スポーツ振興プラン(単)
」
1994「やまなしスポーツプラン(総)」
1996「長野県中期総合計画:地球時代に輝く信州を目指して(総)」
1999「新世紀教育計画(総)
」、スポーツ振興基本計画(1995-2004)
1991「生涯スポーツプラン(単)」
1991「スポーツ振興審議会答申:石川国体後における本県の体育・スポーツの振
興方策について(単)」
1998「21 世紀を展望した福井県スポーツ振興プラン(単)」
1995「ぎふスポーツ振興計画(単)
」
1993「21 世紀に向けた県民総スポーツ計画(単)」
1997「第3次三重県スポーツ振興計画(単)」
1996「大阪府生涯スポーツ社会づくりプラン(単)
」
1999「県民総スポーツ運動推進計画(単)」
1996「第7次鳥取県総合計画『公園都市鳥取県』(総)」
1997「島根県生涯スポーツ振興プラン(単)」
1997「広島県スポーツ振興計画(単)」
1990「生涯スポーツプラン(単)」 文化・スポーツ創造夢戦略(1998-2001)
1996「香川県 21 世紀長期構想(総)」
1995「生活文化県政新プラン 21(総)」
1997「生涯スポーツの推進計画(第2次)(単)」
1997「ふくおか新世紀計画(総)」
1997「佐賀県新総合計画(総)」
25
長崎
熊本
大分
鹿児島
1995「ながさきスポーツビジョン(単)
」
長崎県長寿社会対策推進長期計画(プラン 2000)
1993「熊本県総合計画 豊かさ多彩「生活創造」くまもと(総)」
1994「大分県スポーツ推進計画 ネオ・スポルコス(単)」
1998「鹿児島県総合基本計画(第3次実施計画)(総)」
ドミノモデルの効果指標、行動指標、条件指標、事業指標に相当する概念を内容分析から
抽出した結果は以下の通りである。
26
第2節 インタビュー調査
以上の4つの抽出指標を基に、それぞれの指標のシナリオ(因果関係)がどのように考慮
されているかを評価するために以下の質問項目を中心に調査票をを用いインタビューを各
都道府県で実施した。
表5-1.都道府県インタビューで使用された調査項目
1.運営評価(事業内容)
過去5年間に貴都道府県が実施した身体活動・運動・スポーツ振興のための重点施策につ
いてお尋ねします。下の欄に特に成果が現れたと思われる施策について、それぞれ誰を対
象にどのような事業を実施したのかをお書き下さい。右の3つの各欄には、各施策による
具体的成果や効果について過程・影響・結果評価の中で該当すると思われる内容をご記入
下さい(できる限り事例や調査データを挙げて下さい。)
2.過程評価
それらの事業は運動・スポーツ参加を促すためのどのような条件や要因を改善できたと思
いますか?(例:運動・スポーツへの関心・意欲の高まりなどの内的要因や、指導者、施
設、プログラム、機会の充実などの外的要因の改善や変化)
3.影響評価
それらの事業は誰のどのような運動・スポーツ行動や参加をどれくらい促進できたと思い
ますか?(例:定期的スポーツ参加者数、運動教室やイベント参加者数の増加、スポーツ
クラブ所属率の増加などで表される県民の運動・スポーツ行動や参加状況に関する成果)
4.結果評価
それらの事業が促進した運動・スポーツ参加はどのような個人的、集団的、地域的、ある
いは社会的便益や効果をもたらしたと思いますか?(例:健康や医療費、生きがい、家族
や地域への影響、教育的・経済的効果など)
インタビューによる分析の結果、事業→条件→行動→効果の中で、行動→効果について
は因果関係の明確性が支持されたが、事業→条件→行動の部分において、各事業がどのよ
うな条件(事業目的)を改善しながらスポーツ参加を促進するかという点が不明確であっ
た。以下の表の括弧の数値は、それぞれの事業の目的(改善条件)が明確であると判断さ
れた都道府県数を示している。
都
都 道
道 府
府 県
県 ス
ス ポ
ポ ー
ー ツ
ツ 振
振 興
興 事
事 業
業 ト
トッ
ッ プ
プ 2
25
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ス
整
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備
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置
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4
4
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4
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3
3
3
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6
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3
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1
1
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(
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(
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2
2
2
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2
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27
ス
資
既
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ス
体
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ス
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ス
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ポ
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ポ
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事
業
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団
誘
団
活
ム 導 入
体 支 援
致
体 連 合 化
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大
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業
2
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
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1
0
7
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5
5
4
4
3
2
1
(11)
( 8)
(12)
(11)
( 8)
( 5)
( 2)
( 5)
( 4)
( 8)
( 3)
( 7) また、高齢者の運動・スポーツ参加に影響を及ぼすと想定されている行動条件指標の頻
出度を見てみると以下の傾向を示す。すなわち、県民の意識や動機づけに注目した内的条
件の改善を目標にした事業が少ない一方で、施設、プログラム、指導者などの外的条件改
善に注目した事業が圧倒的に多いことがうかがえる。
都道府県スポーツ振興計画に見られる条件指標
①内的要因
スポーツ参加意欲
11
スポーツ意識 7
②
身
多
ス
親
気
利
魅
自
適
外
近
様
ポ
し
軽
用
力
由
切
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な
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手
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施
種
ツ
や
加
続
る
加
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入
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入
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導
い
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ロ
で
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プ
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施
き
簡
グ
き
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の
設
る
単
ラ
る
ム
スポーツの興味・関心 5
スポーツ便益の知識 4
ボ
簡
使
快
そ
実
ス
医
保
46
グ ラ ム 46
指 導 46
41
団体
41
な 施 設 38
ム 35
団体
24
19
ラ
単
い
適
の
施
ポ
師
健
ン
な
や
な
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の
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6
士
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ま
栄
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収集手続き
17
施設
16
16
条件)
14
の 交 流 14
クター 4
し 2
養士 1
35%から50%にスポーツ実施率を上昇させるということは、現在の成人人口の1
5%のスポーツ非実施者を週1回以上の定期的スポーツ実施者に変えるということである。
スポーツ行動は他の健康行動の改善(禁煙や食習慣など)と同様、容易には変化しない行
動習慣であり、スポーツ振興計画の策定にあたってはこの可変性の低い行動を誘発するだ
けのパワーを持つシナリオを描かなければならない。そのパワーとはPPモデルが示すよう
な内的条件と外的条件のバランスのとれた事業であり、これがアンバランスになると下図
が示すような事業を実践しても、行動を変えるための条件設定が不十分であったために、
行動変容に影響を及ぼすことができないという結果を招く危険性がある。
事 業
行 動
条 件
28
効 果
効果的事業とは、プロモーション(戦略)→スポーツ行動を起こす先行条件・要因の変
化→スポーツ行動の変化という確実な「ドミノ効果」がある事業と定義づけられる。先行
条件とは、スポーツに対する好ましい態度や価値観、あるいは信念を強化させるターゲッ
トグループの内的条件、そして人々を取り巻く家族、友人、指導者などのサポート、スポ
ーツ参加の欲求を実現する機会や場所などの外的条件の2つであり、スポーツ振興の成功
事業ではこれらの全てにバランスよくプロモーション戦略を計画・実施している傾向が見
られる。条件目標の設定に関しては、スポーツ非実施者の行動開始を誘発するような内的
条件と外的条件ができるだけ網羅されて目標化されることが望ましい。スポーツ非実施者
がスポーツを開始するためには、スポーツ施設が近くにあるということ以上に、その当事
者の欲求と動機づけが喚起されることが絶対条件であり、この意味からキャンペーン事業
への重要性が今後の日本の都道府県レベルでも高まってくると考えられる。
29
第6章
市区町村レベル振興事業アセスメント
本章では、全国市区町村レベルの高齢者スポーツ振興事業の情報を収集し、振興事業に
ついてのアセスメントを行う。全国市町村の教育委員会および健康増進課から収集された
高齢者スポーツ振興事業は以下の通りである。
教育委員会による高齢者を対象としたスポーツ振興事業(数値は頻度を示す)
<大会・イベント>
● ボーリング大会
● 市民スマイルボーリング大会
● ニチレクボール大会
● ミニバレー大会
● ソフトバレーボール大会
● 全国ソフトバレーボール交流大会(ね
んりんピック記念行事)
● ゲートボール大会………95
● 室内ゲートボール大会
● リフレッシュゲートボール大会
● しあわせ老人ゲートボール大会
● スポーツフェスタ ゲートボール大
会(老人クラブ対抗)
● グラウンドゴルフ大会………75
● 村長杯グラウンドゴルフ大会
● 佐原市民グラウンドゴルフ大会
(16ホールを作り、上位20名は千
葉県東部五市大会の選手とした)
● 室内グラウンドゴルフ大会
● グラウンドゴルフフェスティバル
● スポーツフェスタ グラウンドゴル
フ大会(地区ごとに選手を選出)
● かんぽグラウンドゴルフ大会(郵便局
と共催のグラウンドゴルフ大会)
● クロッケー大会………7
● クロリティー大会
● ユニカール大会
● 市民輪投げ大会
● ペタンク大会………11
● 市民ペタンク大会
● シニアペタンク大会
● BAGGO大会
● 四半的弓道大会………2
● ウォーキング大会
● 秋のさわやかウォーキング大会(青ヶ
島島内にてオリエンテーリング)
● シルバーウォーキング大会
● 飯塚市歩こう大会
● ウォークラリー大会………2
<種目名称のみの事業>
● ボーリング
● ビーンボウリング………2
● カローリング
● ビーチバレー
● シルバーバレーボール(55 才以上対
象)
● ワンバウンドバレー
● 風船バレーボール
● ゲートボール………20
● ゲートボール活動
● グラウンドゴルフ………21
● クロッケー………2
● ペタンク
● 太極拳
● 四半的
● 登山
● 高齢者ハイキング
● さわやかハイキング
● シルバーハイキング
● 水中運動
● アクアビクス
● ウォーキング………5
● ウォーキング大学
● ウォークラリー
● ターゲットバードゴルフ………2
● エアロビクス
● エンジョイエアロ
● 健康体操………6
● 健康体操(ストレッチと3B体操。年
10回)
● シニア健康体操
● ボール体操
● レクリエーションダンス
● ニュースポーツ
● 軽スポーツ
30
● 健脚大会
● あるけあるけ大会
● ウォーキングツアー(町内ウォーキン
グコースによるウォーキングの体験)
● ふるさと巡り(町内の名勝地を散策す
る)
● ファミリーウォーク
● ハイキング大会
● ターゲットバードゴルフ大会……3
● マレットゴルフ大会………4
● スティックゴルフ大会
● パークゴルフ大会………2
● オリエンテーリング大会
● ジョギング大会
● 体力づくりマラソン大会
● 今治市老人クラブ連合会シャッフル
ボード大会
● 運動会………15
● 運動会(老人クラブ連合本部役員が中
心となり、町内にあるケアハウスに入
っている老人も一緒に、町内の全老人
を対象に運動会を開催する)
● ミニ運動会
● さわやか運動会(65 才以上対象)
● 老人会運動会
● 町民体育大会(グラウンドゴルフの部
を開設)
● 町民球技大会(ゲートボール、グラウ
ンドゴルフ)
● 高齢者運動会………8
● 高齢者大運動会(体育館で行う)
● 老人クラブ運動会
● 老人クラブ運動会(老人でも負担のな
い簡単なものを体育館で、半日行って
いる)
● 老人クラブ連合会運動会(老人クラブ
連合会会員によるレクリエーション
型運動会)
● 今治市老人クラブ連合会室内運動会
● 福祉運動会(簡単な道具、軽スポーツ
を使った運動会)
● 福祉運動会(町内の高齢者、障害者を
対象に年1回運動会を実施)
● 近隣市町村との交歓運動会
● 老人クラブスポーツ大会
● すこやかおせんしスポーツ大会
● ニュースポーツ大会………9
● ニュースポーツ交流会
31
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
高齢者オリンピック大会……・2
ねんりんピック
しらおい年輪ピック
スポレクの集い
レクリエーション大会………3
高齢者福祉レクリエーション大会
高齢者レクリエーション大会
スポーツ大会………2
スポーツ大会(15 種目レクスポーツ)
高齢者スポーツ大会………3
高齢者スポーツ大会(レクリエーショ
ン)………4
● シルバースポーツ大会
● 老人スポーツ大会………2
● 老人スポーツ大会(クロッケー、ゲッ
トボール、グラウンドゴルフ)
● 軽スポーツ大会………5
● 軽スポーツ交流会………2
● 老人軽スポーツ大会(ゲーム形式)
● スポーツ交流大会(輪投げ、ダーツ、
シャッフルボード、ターゲットバード
ゴルフ大会への参加)
● 老人体育祭
● スポーツの祭典
● スポレク祭………3
● スポーツレクリエーション祭(ゲート
ボール)
● スポレクフェスタふくえ(グラウンド
ゴルフ、ペタンク、レクリエーション
スポーツ)
● 老人大学運動会
● 長寿大学運動会
● 寿大学体育大会(65 歳以上対象の地
区対抗運動会)
● 三世代ゲートボール大会
● 世代交流ゲートボール大会(高齢者と
小・中学生でチームを編成し、競技す
る)
● ファミリーナイターグラウンドゴル
フ大会
● 市民グラウンドゴルフ大会………3
● ふれあいグラウンドゴルフ大会
(高齢者と小学生がグラウンドゴル
フを行う)………3
● 小学生とグラウンドゴルフで交流
● 西播磨グラウンドゴルフ交流大会
● グラウンドゴルフ大会(身障者を含
む)
● 三世代グラウンドゴルフ大会……2
● 高齢者と子どものグラウンドゴルフ
大会
● 健康づくりグラウンドゴルフ大会
(一般男女、初心者を対象としたグラ
ウンドゴルフ大会)
● ふれあい運動会
● ふれあいスポーツ大会
● ふれあいスポーツ祭(体育の日)
● 小学生と高齢者のスポーツ交流会
● 老人・幼児ふれあいスポーツ大会
● 高齢者子ども交流スポーツ大会(老人
クラブ連合会、子ども会連合会で実
施)
● 高齢者と少年のレクの集い
● ジュニア&シニアスポーツフェステ
ィバル(小学生とお年寄りを対象に開
催。ニュースポーツを通して世代間交
流をはかる)
● 婦人会運動会
● 老人・婦人スポーツ大会(町内の老人
と婦人合同のスポーツ大会を毎年実
施)
● 高齢者のみを対象とした事業はない
が、ウォーキング大会やグラウンドゴ
ルフ大会などの高齢者でも気軽にで
きるような事業は行っている。参加者
は高齢者が多数。
● 猿鬼歩こう走ろう健康大会(老若男女
を問わず、歩こうの部、走ろうの部の
いずれかに参加できる)
● さわやか健康スポーツデー
● ウォーキングタイム(財団事業で実
施)
● さわやかウォークの日「歩こうDA
Y」(各小学校区に設定したウォーキ
ングコースを活用して、小学校区単位
を基本に)
● 高松市民スポーツフェスティバル
(小学校区対抗競技大会、レクリエ
ーション、スポーツ大会、マラソン)
● 小松市民スポーツレクリエーション
祭
● いきいきシルバーレクリエーション
祭
● 卓球まつり
● 健康まつり
<体力テスト関連>
● 体力テスト………3
● 新体力テスト………3
● 高齢者等健康体力相談
<スポーツ教室関連>
● ニチレクボール教室
● ゲートボール教室………2
● グラウンドゴルフ教室………7
● いきがい事業(グラウンドゴルフ教
室)
● 太極拳教室………3
● 気功教室
● 自彊術教室
● 体操教室
● 卓球教室………2
● 高齢者ピンポン教室(60 才以上)
● 社交ダンス教室
● シニアテニス教室
● バウンドテニス教室
● 初心者ゴルフ教室
● シニアゴルフ教室(高齢者の余暇開発、
健康増進)
● 歩くスキー教室
● エアロビクス教室
● アクアビクス教室………2
● ペタンク教室………5
● ユニカール教室
● 水泳教室………3
● 高齢者水泳教室
● シルバー水泳教室
● 水中散歩教室
● 水中ウォーク教室
● 水中ウォーキング教室………3
● シニア健康水泳教室(健康と体力の維
持増進を図り、基本泳法を習得。一期
10回)
● 水中健康教室
● 水中運動教室(水中歩行や軽いアクア
ビクス)
● ウォーキング教室………2
● ウォーキング教室(景色の良いルート
を選択し、ウォーキングの指導を行
う)
● 壮年区民ハイキング教室
● ニュースポーツ教室………5
● ニュースポーツ教室(ユニカール、シ
ャッフルボード)
● 高齢者ニュースポーツ教室(ユニカー
32
●
●
●
●
●
●
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●
●
●
ル)
熟年軽体操教室
シルバー体操教室
高齢者音楽体操(音楽体操)
高齢者健康体操教室(自主活動として、
レクリエーションダンス、軽スポー
ツ)
簡単なストレッチやゴムなどを使っ
た体操教室
スポーツ教室………3
スポーツ教室(水泳)
スポーツ教室(水泳、体操)
スポーツ教室(水中運動)
スポーツ教室(軽スポーツ)
スポーツ教室(ペタンクなど)
スポーツ教室(ペタンク、グラウンド
ゴルフ、輪投げ、ダーツ、フォークダ
ンス)
スポーツ教室(65 歳以上を対象とし
た、健康スポーツ事業)
軽スポーツ教室
軽スポーツ教室(週 1 回)
シルバー軽スポーツ教室
たのしもう軽スポーツ
実年運動教室
高齢者スポーツ教室………4
高齢者スポーツ教室(ストレッチ、体
操、軽スポーツ)
高齢者スポーツ教室(健康づくり講座、
ニュースポーツ体験など)
高齢者健康スポーツ教室(筋力トレー
ニングを中心とした健康増進を目標
に事業を展開)
シルバースポーツ教室(ペタンク、グ
ラウンドゴルフ、ゲートボール)
シルバースポーツ教室(卓球、ラージ
ボール、歩くスキーの指導)
シルバーチャレンジスポーツ(主に
55 才以上を対象に、卓球をする)
出前スポーツ教室(ニュースポーツの
紹介)
熟年スポーツ教室
健康スポーツ教室
シニアスポーツ教室
いきいきスポーツ教室
さわやかスポーツ教室(50 歳以上を
対象としたレクリエーション・スポー
ツ活動)
すこやかスポーツ教室(前期・後期そ
33
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
れぞれ 7 回開催。ニュースポーツを
中心とした内容)
ふれあい健康教室(自主活動として、
ミニバレー)
なかよし健康教室(自主活動として、
卓球、ミニバレー)
健康塾(リフトエアロビクスほか)
健康教室(週1回、年40回。ストレ
ッチ、レクダンス、軽スポーツ他)
健康教室(健康福祉課主体)
(軽スポーツ、太極拳、ダンスなどの
講習と実技指導)
さわやかシルバー教室
中高年スポーツ教室(全3回で、中高
年向けのスポーツを体験)
高齢者いきいき教室(健康に関する講
話、軽スポーツ)
はつらつ健康スポーツ教室(市内各地
区に出向き、老人クラブとタイアップ
して行う軽スポーツ教室)
体力トレーニング教室
いきいき元気運動教室(高齢者筋力ト
レーニング教室)
いきいき健康づくり教室(「みんなの
体操」やキンボールなど気軽に継続し
て取り組めるメニューを実施し、運動
に親しんでもらう)
活き活き体操教室(町内温泉施設を会
場に、体操と入浴血圧測定を実施)
ゆったりスポーツ教室(軽スポーツ中
心、毎月 1 回ペース)
いきいきライフ(体操、ニュースポー
ツなど)
いきがい「ニュースポーツ&レクリエ
ーション」(50 歳以上の方を対象に
ニュースポーツ、レクリエーションを
行う)
高齢者限定ではないが、各種スポーツ
教室を一般市民対象として実施
主にニュースポーツ系の事業に参加
が多く見られる
<スポーツ講習会・講座関連>
● グラウンドゴルフ講習会………3
● 健康水泳講習会(夏期プールを利用し
て、主に高齢者を対象)
● ニュースポーツ講習会
● ニュースポーツ講習(フライングディ
スク、ターゲットバードゴルフ)
● 山登りの普及・啓発
● ウォーキングの普及・啓発
● ニュースポーツの普及(ペタンク、グ
ラウンドゴルフ)
● ニュースポーツの普及と指導
● 軽スポーツの普及
● 軽スポーツ普及(グラウンドゴルフな
ど)
● 生涯スポーツ普及(フォークダンスな
ど)
● ゲートボール協会
● 歩けあるけ………2
● 歩く会
● グラウンドゴルフクラブに補助
● 町老人クラブのゲートボール&ペタ
ンク大会の手伝い
● ニュースポーツ講習会(フライングデ
ィスク、グラウンドゴルフ、クロリテ
ィなど)
● ニュースポーツ体験講習会
● ニュースポーツ体験広場
● 中高年スポーツ講習会(傷害予防、ス
トレッチ)
● 高齢者スポーツ学科
● フォークダンス講習会
● トレーニング講習会
● 生涯スポーツ講座
● 軽スポーツ講習会
● 軽スポーツなどの講習
● シニア健康づくり教室(レクリエーシ
ョン+ニュースポーツ)
<健康教室>
● 肩こり教室
● 健康教室………4
● 老人健康教室
● シルバー健康教室………2
● シニア健康教室
● 若返り健康教室
● 健康クラブ教室
(年齢 65 才以上、会員70名)
● 高齢者教室
● 高齢者教室(保育園児とともに外部講
師を招いて軽スポーツ教室を実施)
● 高齢者なごやか教室
● にこにこ教室
(保健婦、栄養士、体育主事と連携し
て、栄養指導、運動指導を行う)
<指導者養成・育成>
● 高齢者スポーツ指導者研修会
● 生涯スポーツ指導者講習会(県と共
催)
<スポーツクラブ育成>
● グラウンドゴルフの集い
● マレットゴルフ月例会
● 健康クラブ
● 七ヶ浜町ニュースポーツクラブ
● 生き生きスポーツクラブ
● 生き活きシルバースポーツクラブ
(各地区を定期的に回り、軽スポーツ
などを行う)
● 教育委員会および福祉かにて「オリン
ピック」「さわやかスポーツ」など、
高齢者によるスポーツサークルが数
多く設立され、活発な活動が行われて
いる。
<健康に関する講習会・講座>
● いきいきセミナー
● 健康づくり講習会
● 老人クラブ健康講座(町内老人クラブ
を対象とした体力測定)
● 地区健康づくりセミナー
● 健康相談
<高齢者学級・高齢者大学>
● 高齢者学級
● シルバー大学での軽スポーツの開催
(ディスクゴルフ)
● 高齢者学級でのレクリエーション・ス
ポーツ活動
● 高齢者スポーツ学級(気軽に行えるス
ポーツやレクリエーションの実施)
● 高齢者学級の講座の中での取り組み
● せっこ塾(高齢者学級)のスポーツコ
ース(無理なく楽しめるレクリエーシ
<普及・協会設立などの支援>
● ゲートボール普及推進
● グラウンドゴルフの普及(協会設立支
援)
● グラウンドゴルフ普及推進………2
● ペタンクの普及
34
●
●
●
●
ョンスポーツやニュースポーツの紹
介)
高齢者大学、趣味の講座「ニュースポ
ーツ」(グラウンドゴルフ、ペタンク、
囲碁ボールなどのニュースポーツを
楽しむ)
健康大学
あけぼの大学(高齢者対象の事業)で
のスポーツ交流
京都SKY大学スポーツ専科
(ファミリーバドミントン教室)
<スポーツ機関・団体>
● 高齢者スポーツ大学
● シニアスポーツカレッジ
(スイミング、フィットネスコース)
● ヘルシースポーツカレッジシルバー
コース(60 歳以上の方を対象とした
健康指導)
● さわやかスポーツ大学(週 1 回、ニ
ュースポーツを通じての体力づくり)
● ヤングシニアスクール(冬季間のスク
ール、15 日間実施、ウォーキング、
リズム体操など)
<事業開発>
● 健康づくり事業
● 健康クラブ事業
● 生きがい活動
● ウォーキング推進事業(市ウォーキン
グ協会に対する、月 1 回の例会の実
施委託)
● 高齢者生涯スポーツ事業(高齢者の多
い2つの小学校を利用して 4 種目3
2教室を実施)
● 生涯スポーツ振興事業の一環として、
年2回程度、ニュースポーツ教室およ
び大会などを計画・実施している。
35
● 高齢者の生きがいと健康づくり事業
1.健康づくり―――高齢者スポ
ーツ大会の開催
2.生きがいづくり―――趣味ク
ラブ、生きがい教室
3.高齢者クラブの指導育成
● 総合型地域スポーツクラブ育成・活動
支援事業
● スポーツ施設使用料免除
<高齢者のみが対象ではない講座>
● 市民教室
● ふれあい学級
<その他>
● 町健康クラブが独自で火、金曜に運営
している
● 敬老健康麻雀大会(頭のスポーツとし
て)
● 総合型地域スポーツクラブ事業で検
討………2
● いつまでも元気大会
● おひさまサンサンフェスティバル
2.健康増進課における高齢者を対象とした身体活動促進事業
<スポーツ名称のみの事業>
○ ウォーキング………3
○ 健康ウォーク………2
○ 高齢者ハイキング
○ ゲートボール………2
○ 健康体操………4
○ 体操(デイケア内)
○ 老人体操
○ チェア体操
○ タオル体操
○ 健康銭太鼓体操
○ 生命の貯蓄体操
○ 転倒骨折予防体操(シニア教室の中
で)
○ 地区リハビリ(B型)
○ 歩け歩け運動
○ 水中ウォーキング(水の中による運
動で、腰痛や膝痛があっても行え、
筋力づくりにも役立つ)
○ シルバーアクア(水中運動)
<大会・イベント>
○ 運動会………2
○ 高齢者福祉運動会
○ 老人連合会運動会
○ 高齢者わくわく運動会
○ 健康のつどい(運動会)
○ 老人運動会
○ スポーツ大会
○ 老人スポーツ大会
○ 老人スポーツ大会(老人クラブに呼
びかけ、各地区の老人クラブが一緒
に競技を楽しむ)
○ シルバースポーツ大会
○ 高齢者スポーツ大会………3
○ 高齢者健康づくりスポーツ大会
○ 老人クラブいきいきスポーツ大会
○ 軽スポーツ大会
○ 各種軽スポーツ大会
○ 高齢者ウォーキング大会
○ ゲートボール大会………10
○ 高齢者クラブゲートボール大会
○ グラウンドゴルフ大会………5
○ ペタンク大会
○ クロッケー大会………3
○ 歩こう大会(近隣の史跡巡り)
36
○ ふる里探検隊ウォーキング事業
(市内のモデルコースを歩く、県内
里山登山など)
○ ニュースポーツフェスティバル
○ レクリエーションスポーツフェス
タ
<運動教室・講座>
○ 気功教室
○ ゲートボール教室
○ 水中運動教室………2
○ 高齢者水泳教室
○ アクアエクササイズ教室(水中運
動)
○ 運動遊園(運動教室)
○ 筋力アップ教室(健康チェック、運
動の実践、レクリエーション、体力
測定)
○ プール大学
○ 水中運動教室 (保険センターの歩
行浴を使って、インストラクターに
よる指導。冬季間 6 回位)
○ ホットシルバークラブ(温水プール
を使った高齢者のアクアビクス教
室)
○ ウォーキング(上手な歩き方、くつ
の選び方)
○ 体操教室(老人クラブ内)
○ 健康体操教室
○ 健康体操教室(レクリエーションワ
ーカーによる、ゲーム感覚でできる
体操や腰痛予防体操)
○ 若返り体操教室
○ けんこつ体操教室
○ すこやか体操
○ のびのび体操
○ にこにこ健康講座(気軽にできる体
操の普及)
○ ふれあいいきいきサロン(ストレッ
チ、いきいきヘルス体操など)
○ いきいき健康体操教室(週 1 回。
60 才以上の健康な人を対象)
○ いきいき体操教室(体操実技を通し
て運動習慣を)
○ はつらつ教室(ミニ体操)
○ 生命の貯蓄体操(毎週 1 回、体操
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
を実施し、ねたきり予防につなげて
いく)
はつらつシルバー教室
健康教室(老人クラブ対象、口腔・
顔面体操)
老人健康教室(ウォーキングや体操
などの指導)
シルバー健康づくり講座(教育委員
会と共催、老人クラブ会員対象に食
事について講話、運動レクリエーシ
ョンの実技)
長生き教室(65 才以上の希望者対
象。体育指導員によるストレッチ、
軽体操を実施)
シルバー健康体力づくり講座(60
歳以上の高齢者を対象に 1 年を通
じて健康体力づくりを行う。100 名
前後)
ヤングシルバー(健康体操教室。各
個人の体力を考慮し、リズム体操を
中心に運動を行う)
ヘルスアップ教室(個人にあった運
動プログラムや栄養に関する指導
を行う)
60 歳からの健康体力づくり教室
(老年期での健康維持・増進をめざ
し、体力づくりを中心とした教室)
転倒予防教室………10
転倒予防教室(転倒予防を目的とし、
健脚度測定、筋力トレーニングなど
の実施、バランス能力の向上を目指
す)
転倒予防
転倒予防(町内の老人クラブ 30 箇
所を回り、体操・講話・体力テスト
を実施)
転倒予防教室(運動)
転倒予防教室(筋力アップ運動)
転倒予防教室 (社会教育との連携
で、老人クラブ 5 団体を対象に実
施)
ストレッチ体操教室(転倒予防教
室)
ヘルシー運動教室(転倒予防教室)
B型機能訓練による転倒予防教室
転倒予防講座
転倒予防教室(地区単位で、講義と
実技指導)
転倒予防教室
37
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
(高齢者の転倒、骨折を予防するた
めの生活習慣改善を目指す)
転倒予防教室(専門家に作ってもら
った下肢筋トレ、ストレッチ、バラ
ンス訓練など、1 回 3 分の体操)
健康運動教室(転倒予防のため、月
2回実施)
骨折転倒予防教室(筋力アップ教
室)各地区公民館巡回
転倒骨折予防教室(介護予防大学、
老人保健大学)
老人クラブでの運動指導
老人クラブ健康教室(転倒予防の話
と体操)
介護予防教室 (自立高齢者に筋力
アップ体操、3B体操、レクリエー
ションなど)
健康教育(転倒防止)………3
すこやか教室(老人会を対象に、転
倒予防を目的とし、筋力トレーニン
グなどの実施、意識啓発)
地域リハビリ教室………2
リハビリ教室………2
リハビリ教室(A型)
リハビリ教室(3 回実施。うち 1 回
は自主活動)
町民健康ほっと健康教室(温泉を利
用し、食事、運動を取り入れた教室。
国保との連携事業)
国保らくらく温泉活用教室
機能訓練
機能訓練(集団リハ)
機能訓練教室
B型リハビリ
B型リハビリ教室での運動指導
B型機能訓練………3
B型機能訓練(寝たきり度ランクJ
程度の虚弱者などを対象に、軽スポ
ーツ、レクリエーション)
こすもす教室(多くのボランティア
の協力による機能訓練教室。町内 3
箇所で月 1 回実施。希望により送
迎も実施)
肥満・高脂血症予防改善教室(教室
内容に随時運動や体操を取り入れ
ている。健康運動指導士の活用)
閉じこもり予防教室(ゲームや軽い
体操の実施)
若返り教室「日本一周五ヶ年計画」
○
○
○
○
○
○
(5 年を目標に、老人クラブが中心
組織となって、万歩計を貸し出し、
健康づくりに役立てている)
元気体操教室(特に高齢者を対象と
してはいないが、身体にあまりふた
んとならない有酸素運動を中心と
したメニューで、1 クール 4 回、週
1 回実施)
生きがいデイサービス(介護予防事
業として軽運動、レクリエーション
を取り入れて実施)
生きがいデイサービスにて、健康運
動指導士などによる実技指導
ミニデイサービスの中で、運動実施
(ストレッチなど)
生きがい講座(ダンス、囲碁)
転ばぬ先の杖教育
<体力テスト>
○ 地区巡回による生活体力測定
<健康教室・講座>
○ 健康教室
○ 老人健康教育(転倒予防について)
○ 老人会健康教室
○ 出前健康教室
○ 健康ライフ教室
○ 健康教育………2
○ 高齢者健康教育(老人クラブを対象
に年 1~5 回実施)
○ 高齢者教室
○ 若返りセミナー
○ にこやか健康講座
○ 歯周病予防講座
○ 町民健康講座
○ 骨粗鬆症予防講習
○ ぼけないための生活講座
○ 元気いきいき講座(中高年対象)
○ 高齢者大学
○ 老人大学
○ 地区高齢者学級(毎年テーマを決め
て)
○ いきいきふれあい学級
<クラブ・同好会>
○ 老人クラブ
○ 老人クラブ時の運動指導(年3~4
回)
○ 一歩会(歩く会)
○ げんき倶楽部
○ シニア健康スポーツクラブ
○ ゲートボールなどを通じての交流
会(老人クラブの会員)
○ 友愛の会(痴呆予防、健康づくり教
室)
○ まるみ会(介護保険にならない高齢
者の健康づくりレクリエーション
事業。本人は月 2 回参加)
○ ふれんどの会(介護予防事業)①転
倒防止のための運動 ②体力テス
ト ③レクリエーション
○ 痴呆予防対策事業(講習会、体操な
ど)
○ はつらつクラブ〈B型機能訓練事
業〉(閉じこもり予防として 75 才
以上の方を対象に月 1 回集まり、
軽体操や音楽、物を作ったりして生
き生きとした生活にする)
○ ミニデイサービス(生きがい支援事
業)
○ かくしゃく 100 歳事業
○ 健康学習会
○ 地域リハビリ事業
○ 介護予防事業
○ ふれあい入浴事業(社協主催)
○ 高齢者食生活改善事業(65 才以上
の本人、又はその家族を対象に食事
についての話、調理実習又は訪問を
行う)
○ 生活習慣改善事業(65 歳以上の元
気老人を対象。転倒・骨折予防を目
的とし、予防に必要な運動、歩き方
を学習する)
○ ペタンクの推進
○ ゴールデンシュー運動(40 才以上
を対象。日常生活に医学的に処方さ
れた歩行運動を取り入れることに
より、健康保持増進につとめる。新
規加入者検診による健康チェック
や運動処方。加入者交流会など)
○ 健康増進事業において、高齢者向き
の教室を開催。内容はストレッチ、
ウォーキング、軽スポーツなど)
<その他>
○ 在宅高齢者会食サービス
○ ふれあい昼食会
○ 若返りオリエンテーリング
38
人の集い)
○ 料理教室
○ 福祉ネットワークなどの教室
○ 生き生き健康21
○ 生きがいデイサービス
○ ミニデイサービス時の健康チェッ
クに協力
○ いきいきサロン………3
○ いきいきクラブ(介護保険の自立老
これらの振興事業について、同じ調査票に掲載した質問項目(計画づくり体制・方法、
既存データ等利用等)のデータを参考に評価分析を行った。評価基準としてプレシード・
プロシードモデルのチェック項目を採用し、事業計画づくりに関して具体的な質的内容を
評価分析した。評価者は筆者が以下の 11 項目を基に行った。
(事業計画づくりの質的評価基準)
1.
0 級= 問題点や母集団に関するデータ収集の試みが殆どあるいはまったくない。
1 級= データ収集の試みは幾分みられるが、データを固めたり使用したりする試
みはまったくない。あるいは、母集団に関するデータは収集されているが問題点
に関するデータ収集はない、もしくは、問題点に関するデータは収集されている
が母集団に関するデータ収集はない。
2 級= 母集団の性格と問題点の両者に関して、有用な情報源からデータを収集し
たりそのデータを固めたりする、適度な努力がみられる。
2.
0 級= 問題点に関する科学的文献を、計画に先立って真摯に再確認したという形
跡はない。
1 級= 計画に先立って科学的文献を再確認した若干の形跡を認めるが、それが計
画段階では記録されていないか使用されていない;あるいは、母集団に関しては体
系だって文献が確認されているが、問題点に関してはされていない、もしくは、
問題点にしては確認されているが母集団に関してはされていない。
2 級= 問題点と母集団に関するそれまでの研究と経験が書類にまとめられている。
3.
0 級= 問題点について以前に経験している可能性がある地域社会の(当該)機関代表
者と会談する努力が認められない。
1 級= 他者と会談する幾分かの努力は認められるが、明らかな(対象者の)除外や、
明らかに無駄な(対象者の)重複が見られる。
2 級= 地域社会の中で(当該する)問題点についての経験を有する有用な情報源や
個人に対する、比較的包括的な調査。
4.
0 級= 特異的なデータ、文献、情報、あるいは経験が欠けている場合に、国家・地
域機関に相談する努力がみられない。
1 級= 幾分助力や助言を受けてはいるが、それは積極的に得たものではないか、
計画段階に至るまで得られなかった。
2 級= 特異的なデータ、文献、情報、あるいは経験が欠けている場合に、相談が
成されている。
5.
0 級= プログラム(計画)の対象者あるいはプログラムを伝達(遂行)する責任者につ
いて、はっきりした理解や合意がない。
1 級= 対象者の、地理的境界、人種集団、社会経済団体、年齢層の各項目に関し
て、全てについてではないがいくつかについての合意がある。
2 級= 特異的な対象集団と(プログラムを)伝達する集団について、書類で確立され
ている。
6.
0 級= 対象集団及び伝達側の集団それぞれの代表者が、計画に積極的に参加して
いない。
39
7.
8.
9.
10.
11.
1 級= 対象集団及び/或いは伝達側の集団それぞれの代表者が計画に形式的に参加
しているが、それは決定に影響を及ぼすのに十分な数ではないか、その地位にな
い: あるいは計画の決定には遅すぎる参加であった、あるいは彼らの提案が無視
されたか破棄された。
2 級= 対象集団及び伝達側の集団それぞれの代表者が、適切かつ積極的に早期か
ら参加がしている。
0 級= 計画に上級“スタッフ”のみが参加しており、各層を代表する“スタッフ”の参
加がない。
1 級= 中級レベルのスタッフの参加はあるが下級レベルからの参加はない、ある
いは下級レベルのスタッフは名ばかりの(形式的)参加にとどまる。
2 級= 各レベルのスタッフ代表者が適切かつ積極的に早期からの参加している。
0 級= 計画の目的が明白に述べられていない。
1 級= 計画の目的が、計画立案機関側からの見通しのみで述べられている、ある
いは非常にあいまいな表現でのみ述べられている。
2 級= 目的は具体的で、数字で表現されており、また対象集団の目標として述べ
られている。
0 級= 目的には暗黙の優先性がない(あるいは目標が述べられていない)。
1 級= 目的には明白な優先順位がない。
2 級= 目的は同意に基づく優先性に従って明白に段階化されている。
0 級= 計画段階において関係機関代表者の参加がない。
1 級= 形式的な参加のみ。
2 級= 計画の全期間を通じて、関係機関が適切かつ積極的に早期から参加してい
る。
0 級= 関係者に対する通知は、計画が完成するまで全く行われない。
1 級= 計画の全期間を通じて、中級上級レベルの関係者に対してのみ通知が継続
されている。
2 級= 計画の全期間を通じて、関係者に対して十分な通知が継続されている。
主要な結果は以下の点に集約される。
1)地域のオリジナル性の高い事業については計画づくりの内容とプロセスにおいて質的
に高く評価できる傾向が見られる。
2)事業計画を行う前に自治体独自で地域調査を実施している所は非常に少なく、その理
由として、労力の問題や財政的問題が圧倒的に多かったが、「経験的に把握できる」といっ
た調査の必要性がないという回答も多く見られた。労力の問題や財政的な問題に関しては
今後の効率的な調査方法に関する情報支援や、大学・研究所からのバックアップが検討さ
れるべきであろう。
3)事業計画策定に関して、科学的文献や情報を活用する点は薄いが、他の自治体におけ
る報告書に関してはレビューの量は多い。科学的情報を現場に活用できる情報の加工を検
討すべきであろう。
4)事業計画を策定にあたっては、住民代表団体や運動・スポーツ関連団体と提携してい
る努力が伺える。しかし、行政内の教育委員会と健康増進課との連携事業は非常に少なく、
また住民の直接の意見を収集するシステムも開発されていない。
5)事業計画においては計画の目的が明確に述べられているものとそうでないものが2分
されている。しかし計画目的を述べているものでも運動やスポーツ参加を促進するといっ
た行動指標に直接影響を与えるといった事業や、施設・プログラムの充実といった面が重
要視される一方で、住民自身の意識向上に着目したものは県レベル同様少ない。
40
6)事業の優先順位については健康増進に関する事業においては他の健康行動に関する事
業の中で述べられているが、生涯スポーツ振興関係では明確ではない。また行動指標につ
いても「誰の何を向上させるか」といった目標設定とその優先順位は見られず、
今後の高齢者人口増加を反映した「不活発者を減少させる」という目標は見られない。
今後、超高齢社会の到来によって身体的不活発者(カウチポテト人口)は増加することは
必然的であることから、現在運動やスポーツを実施していない中高齢者人口にいかに働き
かけていくかが大きな課題となろう。
7)高齢者スポーツ振興事業に関して評価を実施している自治体は少なく、今後の評価方
法に対する情報支援の必要性が明確となった。PPモデルの4つの評価要素である、事業
過程評価、条件改善評価、行動改善評価、結果評価の中で行動改善評価と結果評価に関す
る評価の視点が事業の中で考慮されていないことが明らかとなった。質的に高齢者スポー
ツ振興事業の成果を分析した結果、事業の目的が高齢者自身の意識や態度と同時に、その
周りの人的資源や社会的・物理的環境にも向けられている方が単一の目的をもつ事業より
も効果的である傾向が示された。したがって今後の事業の方向性としてこれまでの施設・
プログラム重視の受け皿を準備するだけの支援事業ではなく、高齢者自身の動機づけやエ
ンパワーメントに注目したキャンペーン事業を含めた総合的事業を展開していく必要があ
ろう。
41
第7章
スポーツ振興事業評価に関する今後の課題
本研究では、ヘルスプロモーションの著名な理論であるPRECEDE-PROCEED(PP)モデル
を適用して、自治体における高齢者を対象としたスポーツ振興事業の質的アセスメントを
行うための「プロモーション評価法」を開発し、自治体のスポーツ振興事業の内容と効果
を総合的に評価した上で、振興事業計画策定と評価方法についての問題点と今後の課題を
明らかにした。研究方法として、これまでのスポーツ振興事業の資料分析による評価を行
い、全都道府県のスポーツ振興課と健康増進課に訪問面接調査を実施し、その評価方法の
妥当性と実用性を検証すると共に、都道府県・市町村においては具体的な質的分析を行っ
た。また、諸外国の評価指標について広く情報収集とレビューを行っていく中で、欧米・
オセアニア諸国における多くの自治体から振興事業計画や評価データを得た。日本の自治
体で得られたデータは、これらの諸外国の先進自治体からの情報と比較検討を行いプロモ
ーション評価法により導き出された結果を国際比較の視点から補助分析を行った。その結
果、1)全地域において高齢化に伴い定期的スポーツ実施率の増加とスポーツ非実施率の
増加という2極化が進んでいるため、定期的スポーツ実施率向上という数値目標に加えて
スポーツ非実施率の低下という数値目標も設定し、この非実施層の態度変容を促すような
振興戦略が今後必要となる、2)事業の目的となる条件指標が振興計画と評価の中で考慮
されておらず、事業がどのようにスポーツ参加にに影響を及ぼせるのかというプロセスが
明確ではない、3)諸外国の自治体計画に比べ、施設・指導者・プログラムにを関する外
的な条件整備面での事業が主流であり、運動やスポーツ活動に対する意欲や関心などの内
的条件の改善は事業計画の中で軽視される傾向があるため、今後はこの住民の内定条件改
善にも影響をおよぼすことができる啓発・教育キャンペーン事業やその評価方法の採用が
必要である、4)PPモデルに基づくプロモーション評価法は段階的な事業評価方式を採
用しているため、担当者が事業づくりのシナリオ性をチェックしながら振興計画の問題点
と課題を発見しやすく、実用面においてその妥当性が期待できることが確認された。
近年、人々の定期的なスポーツ実施の向上を目標としたスポーツ振興計画が国内外にお
いて立案・展開されてきている。我が国でも、スポーツ振興基本計画において「スポーツ
人口を現在の 35%から欧米なみの 50%に上昇させる」という数値目標が設定され、今後は
超高齢社会によって急増する中高齢者を対象に自治体自らが数値目標を設定し独自のスポ
ーツ振興戦略を立案・展開していく、地域主体の計画策定と評価の時代を迎える。しかし
ながら、この分野におけるわが国の政策科学的な情報支援は立ち遅れており、例えば、1)
目標値設定型の振興事業の計画化と評価方法を具体的に述べたガイドラインやモデルが見
当たらない、2)定期的なスポーツ実施率を実際に増加させることに成功した地域スポー
ツ育成事業や啓発キャンペーン事業に関する先進モデルが見当たらず、これらの事業をと
りこんだ具体的な計画化とその評価方法に関する情報が不足している、3)50%の定期
的スポーツ実施率を実現するためには高齢者人口のどのような条件をどこまで改善させる
べきかという事業目標値の設定が難しい、4)特にスポーツに関心をもたない中高齢者に
働きかける啓発事業の計画化と評価方法に関するアイディアが不足している、などに代表
されるスポーツ振興関係者からの戸惑いと悩みの声が多く聞かれる。一方、定期的なスポ
ーツ実施率を高水準まで増加させてきた欧米諸国では、研究サイドから地域に対してスポ
ーツ振興(プロモーション)に応用できる政策科学的な情報支援が精力的に行なわれてき
た。実例として、カナダ、フィンランド、オランダ、イギリス、オーストラリアでは、国
内外を問わず様々な地域レベルの振興事業とスポーツ人口推移に関する情報の収集・分析
に基づき、具体的な成功事例や定期的スポーツ実施率向上を実現させうる共通点を列挙し
ながら、事業計画・評価プロセスモデルを作成しそのアイディアを地域行政に発信してい
る。日本においても推進主体である自治体に対して、今後の重要課題である定期的スポー
ツ人口率向上を目標とした地域振興事業の計画策定とその評価方法に関する研究者サイド
からの政策科学的な情報支援が急務である。特に本研究の評価基準の4要素である、事業、
42
条件、行動、効果についての科学的情報支援によって効果的な計画シナリオづくりに貢献
が可能であると思われる。
わ が 国 の 都 道 府 県 ・市 町 村 に お け る ス ポ -
ツ振 興 の シ ナ リオ とは ?
事 業 条 件 行 動 効 果
ス ポ ー ツ 振 興 を 支 え る 研 究 活 動
35%から50%にスポーツ実施率を上昇させるということは、現在の成人人口、これ
から急増する中高齢者人口の15%のスポーツ非実施者を週1回以上の定期的スポーツ実
施者に変えるということである。スポーツ行動は他の健康行動の改善(禁煙や食習慣など)
と同様、容易には変化しない行動習慣であり、スポーツ振興計画の策定にあたってはこの
可変性の低い行動を誘発するだけのパワーを持つ革新的シナリオを描かなければならない。
そのためには、同じようにスポーツ非実施者を実施者にする目標を掲げ、その目標到達
において成功を収めてきている諸外国のスポーツ振興戦略(プログラム、キャンペーン、
インターベンションなど)を分析する方法が有効である。例えば、国レベルでは、Healthy
People 2000(米国)、Active Living(カナダ)、Active Australia (豪州)、Active for Life(英)、
The Netherlands on the Move(オランダ)、Sports for Life (シンガポール)、Allez Hop(スイ
ス)、Rumania 2000(ルーマニア)などであり、州レベルでは、Groningen Active Living Model
(オランダ)
、Evergreen Project(フィンランド)、California Active Aging Project(米国)Operation
ABLE(カナダ)、Active in Age(ニュージーランド)、The Community Healthy Activities Model
Program for Seniors:CHAMPS2(米国)などが挙げられる。これらの戦略をレビューすると、
科学的知見が計画策定の段階で十分に反映されることによって何が何に影響を及ぼすかと
いう論理的構想が形成され、プロモーション(戦略)→スポーツ行動を起こす先行条件・
要因の変化→スポーツ行動の変化という確実な「ドミノ効果」が生まれていることが共通
して見られる。すなわち、短絡的に戦略→行動変容という図式ではなく、過去の戦略モデ
ル事業の成果や科学的所見に基づいて確実にスポーツ行動を生起させるような「先行条件
に注目したシナリオ作り」が入念に作成され、そして最終段階でそのシナリオにふさわし
い戦略が開発・実施されているわけである。その先行条件とは、スポーツに対する好まし
い態度や価値観、あるいは信念を強化させるターゲットグループの心理的要因や、人々を
取り巻く家族、友人、指導者などのサポートなどの人的要因、そしてスポーツ参加の欲求
を実現する機会や場所の充実させる状況要因であり、スポーツ振興の成功事業ではこれら
の全てにバランスよくプロモーション戦略を計画・実施している傾向が見られる。また、
単にスポーツ参加率の向上だけではなく、これらの先行条件についても数値的に目標化さ
れていることが注目される。例えば頻繁に見られる条件目標は以下ような内容が挙げられ
る。1)国民の身体活動に対する好ましい身体的・心理的効果の認知度を最低 95%にまで
増加させる(心理的目標)。2)国民に対して適切な運動・スポーツの頻度、時間、強度を
指導できる健康関連従事者の割合を最低 50%のレベルまで増加させる(人的目標)。3)運
43
動・スポーツプログラムを備えたスポーツ・保健医療福祉施設を国民 100 人あたり最低1
箇所に増加させる(状況的目標)。つまりスポーツ参加実施率の向上に表される「行動目標」
だけではなく、その行動目標を実現するための「条件目標」が明示されており、スポーツ
振興戦略に携わる人々がスポーツ参加振興に向けてどのような仕事をすべきなのかという
明白なコンセンサスが存在するわけである。日本においても「スポーツ参加人口を 50%」
という行動目標だけではなく、これまでの全国調査や研究成果、あるいはモデル事業を整
理・統括し、主要な「条件目標」を国家レベルで設定するべきではなかろうか。
条件目標の設定に関しては、スポーツ非実施者の行動開始を誘発するような心理的、人
的、状況的な条件ができるだけ網羅されて目標化されることが望ましい。日本のこれまで
のスポーツ振興戦略は3)の状況条件の整備が主流であった。しかしながら欧米諸国では
日本に比べて1)の心理的目標に重点が置かれている。スポーツ非実施者がスポーツを開
始するためには、スポーツ施設が近くにあるということ以上に、その当事者の欲求と動機
づけが喚起されることが絶対条件であり、これが伴わなければ行動変容は決して起こらず、
例え強制的に実施を促されても継続しないう科学的知見に基づいているからである。した
がってこのスポーツ欲求と動機が起こりうるような戦略が開発されることが我が国におい
ても求められてくるが、戦略の重要ポイントとして、スポーツ非実施者というこれまで手
の届かなかった人々(hard to reach population)に対していかに様々なチャンネルを使って影
響を及ぼせるかという「戦略効果の到達性」が問われることとなる。これまでのこの種の
成功戦略の例は、1)情報・キャンペーン戦略、2)地域開発戦略、3)インフォーマル組
織開発戦略、4)フォーマル組織開発戦略、5)イベント戦略、6)プログラム・プロダ
クト開発戦略、7)社会生態学的戦略、8)ネットワーク戦略などが挙げられる。国家戦
略としてはこれら全てを乱射したり1つの戦略のみに偏るのではなく、ターゲットグルー
プであるスポーツ非実施者層に対して、確実かつ頻繁に啓蒙的メッセージを伝えることを
可能にする効果的・効率的な複数戦略の組み合わせ(戦略のパッケージ化)を検討し、ス
ポーツ振興計画の中でそれらの具体的内容を講じる必要があろう。
44
資料
社会生活基本調査二次分析結果
(スポーツ行動)
45
1.スポーツ頻度レベル別人口割合×性・年齢階級
―
都道府県別
(全体、男性、女性は 20 歳以上の成人のみを分析対象とした)
1.北海道(サンプル数=6,250 標本調査区数=184)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
年 1~11 日
25.3%
19.0%
30.9%
5.9%
14.5%
18.1%
24.3%
35.3%
39.6%
54.4%
14.5%
14.4%
14.6%
5.5%
23.0%
23.3%
21.5%
10.1%
6.9%
3.0%
2.青森(サンプル数=4,752
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
35.0%
26.3%
42.9%
6.8%
18.3%
22.8%
33.3%
46.3%
58.5%
68.0%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
20.2%
9.9%
5.5%
24.7%
23.6%
10.6%
5.5%
26.9%
17.1%
9.2%
5.4%
22.7%
16.3%
9.9%
7.3%
55.0%
28.2%
11.5%
4.7%
18.1%
28.0%
10.8%
3.7%
16.1%
23.0%
9.1%
4.7%
17.3%
18.3%
10.6%
4.5%
21.2%
13.2%
9.1%
7.3%
23.9%
7.1%
7.3%
7.1%
21.1%
標本調査区数=120)
年 1~11 日
13.1%
13.6%
12.7%
5.6%
21.0%
24.1%
18.6%
9.7%
7.2%
2.1%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
16.7%
7.8%
4.9%
22.5%
20.5%
8.2%
5.3%
26.1%
13.2%
7.5%
4.5%
19.2%
10.8%
9.9%
6.2%
60.7%
30.0%
9.3%
4.7%
16.6%
25.2%
9.9%
3.6%
14.4%
21.0%
9.0%
4.1%
14.0%
13.5%
6.5%
5.2%
18.9%
8.4%
5.3%
4.8%
15.8%
5.0%
3.6%
6.1%
15.3%
3.岩手(サンプル数=4,831 標本調査区数=120)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
30.3%
22.7%
37.0%
3.6%
17.7%
20.5%
26.3%
37.1%
47.4%
61.8%
年 1~11 日
14.3%
14.0%
14.6%
5.3%
19.3%
20.8%
21.7%
16.1%
9.9%
4.9%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
18.6%
8.8%
4.9%
23.1%
21.2%
9.5%
5.0%
27.5%
16.2%
8.2%
4.8%
19.2%
12.7%
9.2%
5.7%
63.5%
29.5%
10.8%
4.9%
17.7%
29.5%
10.6%
4.2%
14.5%
22.8%
9.4%
4.0%
15.8%
15.5%
7.1%
5.8%
18.5%
11.0%
7.6%
5.9%
18.3%
8.5%
7.2%
3.9%
13.7%
46
4.宮城(サンプル数=5,891
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
年 1~11 日
28.7%
23.1%
33.8%
7.3%
16.0%
18.8%
25.2%
36.3%
45.1%
58.9%
13.4%
12.9%
13.8%
6.7%
19.9%
22.2%
19.0%
14.1%
6.8%
3.2%
5.秋田(サンプル数=5,126
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
14.3%
14.6%
14.0%
6.2%
21.1%
23.3%
22.4%
11.3%
9.1%
5.1%
6.山形(サンプル数=5,427
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
32.6%
25.1%
39.5%
5.6%
14.6%
16.9%
26.4%
41.3%
52.7%
63.6%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
18.3%
8.3%
5.4%
25.9%
21.2%
9.5%
5.5%
27.8%
15.7%
7.3%
5.3%
24.2%
13.3%
8.0%
5.5%
59.3%
28.6%
10.7%
6.2%
18.6%
28.1%
9.7%
3.6%
17.6%
23.1%
10.2%
4.3%
18.3%
14.9%
7.0%
5.3%
22.4%
11.5%
6.0%
6.3%
24.3%
6.6%
5.9%
7.3%
18.2%
標本調査区数=120)
年 1~11 日
32.5%
24.8%
39.4%
6.8%
17.1%
15.4%
27.5%
43.3%
52.2%
61.8%
非実施者
標本調査区数=136)
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
18.4%
7.8%
4.7%
22.3%
21.5%
8.9%
4.2%
26.0%
15.7%
6.8%
5.1%
19.0%
11.5%
7.2%
4.9%
63.4%
30.4%
12.5%
3.2%
15.7%
34.9%
7.8%
5.0%
13.5%
23.9%
7.6%
3.0%
15.6%
14.2%
9.0%
4.7%
17.5%
8.6%
5.3%
6.5%
18.3%
6.0%
6.2%
5.4%
15.4%
標本調査区数=120)
年 1~11 日
12.9%
13.2%
12.6%
5.5%
19.8%
23.1%
19.7%
12.2%
7.4%
3.0%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
18.1%
9.3%
4.8%
22.4%
21.1%
10.9%
5.0%
24.8%
15.4%
7.8%
4.7%
20.1%
11.6%
10.1%
5.8%
61.4%
31.4%
14.0%
4.1%
16.1%
29.2%
13.2%
3.0%
14.6%
24.8%
8.3%
4.3%
16.5%
14.3%
7.8%
4.5%
20.0%
10.7%
6.9%
5.7%
16.6%
7.2%
6.2%
6.4%
13.7%
47
7.福島(サンプル数=5,723
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
27.3%
21.1%
32.9%
6.4%
15.2%
17.8%
23.3%
35.9%
42.8%
56.9%
標本調査区数=128)
年 1~11 日
12.9%
12.9%
12.9%
4.9%
18.5%
20.6%
18.1%
14.8%
8.4%
4.4%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.0%
9.7%
5.2%
25.9%
20.7%
10.4%
5.1%
29.8%
17.5%
9.1%
5.2%
22.3%
11.7%
9.3%
6.6%
61.1%
28.3%
11.9%
5.7%
20.3%
29.5%
11.6%
4.5%
16.0%
23.5%
11.1%
4.0%
20.0%
19.1%
8.1%
3.3%
18.7%
12.1%
8.3%
5.9%
22.5%
8.2%
7.3%
6.4%
16.9%
8.茨城(サンプル数=5,817 標本調査区数=136)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
27.4%
21.6%
32.6%
8.1%
16.2%
17.3%
26.1%
30.4%
45.4%
57.6%
年 1~11 日
12.2%
11.8%
12.5%
5.3%
17.9%
22.5%
16.1%
12.2%
5.1%
3.1%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
18.3%
9.9%
5.3%
26.9%
20.8%
10.8%
5.0%
30.1%
16.0%
9.2%
5.6%
24.0%
13.3%
9.5%
6.6%
57.2%
28.3%
11.7%
4.9%
21.0%
27.5%
11.2%
4.6%
16.9%
21.0%
11.3%
4.5%
20.9%
16.6%
9.0%
4.4%
27.4%
10.6%
8.6%
6.5%
23.9%
7.5%
7.0%
6.4%
18.4%
9.栃木(サンプル数=5,469 標本調査区数=128)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
24.9%
20.2%
29.3%
10.6%
15.5%
13.1%
21.0%
28.9%
40.9%
55.9%
年 1~11 日
13.4%
13.0%
13.8%
6.5%
20.5%
21.2%
18.4%
14.5%
6.9%
2.0%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.7%
9.3%
5.3%
27.4%
22.9%
10.2%
4.6%
29.0%
16.6%
8.4%
5.9%
25.9%
11.5%
7.3%
6.5%
57.7%
29.9%
10.4%
5.4%
18.4%
29.5%
13.1%
3.2%
19.9%
26.2%
11.6%
3.9%
18.9%
15.3%
8.9%
5.4%
27.0%
12.8%
6.5%
5.5%
27.4%
8.3%
5.6%
8.1%
20.2%
48
10.群馬(サンプル数=5,261 標本調査区数=128)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
23.2%
17.8%
28.5%
6.4%
13.3%
13.3%
20.6%
26.8%
38.3%
52.3%
年 1~11 日
13.7%
13.8%
13.6%
7.9%
18.2%
21.6%
18.7%
14.1%
8.1%
3.1%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.4%
9.9%
5.8%
28.0%
21.8%
10.0%
5.8%
30.8%
17.1%
9.7%
5.7%
25.3%
11.9%
6.2%
5.8%
61.8%
29.0%
12.2%
5.4%
21.9%
31.7%
13.3%
4.4%
15.6%
22.5%
11.6%
5.1%
21.5%
17.8%
9.8%
5.9%
25.7%
10.5%
8.3%
6.2%
28.6%
8.1%
6.0%
8.5%
21.9%
11.埼玉(サンプル数=7,210 標本調査区数=184)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
20.3%
16.1%
24.5%
4.4%
14.5%
14.9%
17.8%
25.0%
33.3%
51.3%
年 1~11 日
13.1%
13.9%
12.4%
6.6%
16.2%
21.4%
17.4%
11.9%
6.6%
2.5%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
20.2%
11.3%
6.1%
28.9%
21.7%
11.9%
5.6%
30.7%
18.8%
10.7%
6.6%
27.0%
13.8%
10.4%
5.3%
59.4%
29.1%
13.7%
5.8%
20.7%
29.5%
12.1%
4.7%
17.5%
23.9%
12.0%
5.6%
23.4%
16.0%
12.1%
6.1%
28.9%
10.9%
8.3%
8.3%
32.6%
5.2%
7.2%
9.0%
24.9%
12.千葉(サンプル数=6,487 標本調査区数=168)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
22.7%
18.0%
27.3%
8.4%
13.3%
17.7%
21.5%
25.5%
37.2%
53.8%
年 1~11 日
12.7%
12.6%
12.8%
6.6%
17.5%
19.0%
18.1%
10.9%
5.9%
2.8%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.2%
10.3%
6.2%
28.9%
21.9%
10.5%
5.7%
31.3%
16.5%
10.0%
6.7%
26.6%
11.4%
9.0%
7.1%
57.5%
30.5%
12.9%
5.9%
19.8%
28.5%
13.1%
4.6%
17.1%
19.9%
11.1%
5.4%
24.0%
17.5%
10.3%
6.1%
29.7%
11.5%
6.3%
7.7%
31.4%
5.1%
5.5%
8.1%
24.7%
49
13.
東京(サンプル数=8,873 標本調査区数=280)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
22.8%
18.0%
27.3%
7.0%
13.3%
12.4%
21.4%
27.0%
36.4%
53.0%
年 1~11 日
13.8%
13.7%
13.8%
7.0%
19.3%
20.2%
18.9%
12.6%
7.6%
3.6%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.8%
10.4%
6.4%
26.9%
22.8%
10.6%
6.2%
28.7%
16.9%
10.2%
6.6%
25.2%
15.1%
10.2%
7.2%
53.5%
29.1%
11.7%
5.5%
21.1%
29.4%
13.0%
5.9%
19.1%
21.7%
11.5%
5.5%
21.1%
16.3%
10.1%
6.5%
27.4%
12.1%
9.1%
7.3%
27.5%
7.0%
4.2%
8.1%
24.1%
14.神奈川(サンプル数=8,986 標本調査区数=240)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
20.0%
15.7%
24.2%
5.6%
12.3%
15.3%
19.2%
22.2%
31.6%
49.8%
年 1~11 日
13.6%
13.0%
14.1%
8.2%
18.3%
21.6%
16.3%
12.1%
6.2%
4.1%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
20.7%
11.2%
5.7%
28.8%
22.9%
11.2%
5.6%
31.6%
18.7%
11.2%
5.8%
26.0%
14.3%
9.9%
6.5%
55.7%
30.2%
12.3%
4.6%
22.2%
27.8%
11.9%
5.4%
17.9%
24.5%
11.6%
6.0%
22.4%
17.1%
13.2%
5.9%
29.5%
13.3%
9.4%
6.0%
33.6%
6.8%
7.7%
6.4%
25.1%
15.新潟(サンプル数=5,565 標本調査区数=128)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
31.1%
25.0%
36.8%
7.0%
15.5%
17.2%
23.5%
40.5%
50.6%
64.7%
年 1~11 日
14.1%
13.9%
14.4%
6.8%
19.5%
24.5%
22.2%
13.2%
8.2%
3.7%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
17.2%
9.3%
5.0%
23.3%
20.2%
9.8%
4.8%
26.4%
14.3%
8.8%
5.3%
20.3%
13.3%
8.8%
5.9%
58.4%
27.4%
13.6%
5.0%
19.1%
26.8%
11.9%
4.4%
15.3%
22.0%
10.8%
4.5%
17.0%
14.3%
8.3%
4.5%
19.2%
9.1%
6.6%
5.4%
20.1%
7.4%
5.3%
5.7%
13.3%
50
16.富山(サンプル数=5,284 標本調査区数=120)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
26.6%
19.9%
32.6%
4.4%
12.7%
13.8%
23.0%
29.3%
43.3%
64.7%
年 1~11 日
14.4%
13.4%
15.3%
6.7%
20.5%
25.5%
17.9%
14.5%
8.5%
4.2%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.5%
10.1%
5.4%
24.0%
21.6%
11.4%
5.9%
27.8%
17.6%
9.0%
4.9%
20.7%
11.4%
11.4%
6.2%
59.9%
31.3%
12.0%
4.9%
18.6%
28.7%
12.2%
4.2%
15.7%
23.4%
10.8%
5.3%
19.7%
17.9%
10.3%
5.8%
22.2%
12.2%
8.6%
5.5%
21.9%
7.1%
4.5%
5.6%
13.8%
17.石川(サンプル数=4,957 標本調査区数=120)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
27.0%
20.6%
32.8%
6.5%
13.7%
14.9%
22.2%
35.6%
44.9%
61.2%
年 1~11 日
14.9%
14.3%
15.5%
9.0%
20.1%
24.8%
19.8%
16.1%
5.4%
5.2%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.4%
10.1%
5.1%
23.5%
22.1%
11.0%
4.9%
27.1%
17.0%
9.3%
5.2%
20.2%
10.4%
9.8%
6.0%
58.3%
29.7%
13.5%
6.4%
16.6%
29.1%
13.2%
3.2%
14.8%
25.5%
11.5%
4.1%
17.0%
15.4%
9.1%
3.7%
20.1%
13.0%
7.6%
6.8%
22.4%
8.4%
4.3%
6.1%
14.7%
18.福井(サンプル数=5,439 標本調査区数=120)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
28.1%
22.1%
33.7%
4.6%
13.0%
14.4%
19.8%
38.4%
48.8%
64.3%
年 1~11 日
14.9%
13.9%
15.9%
8.5%
20.5%
22.5%
22.8%
14.1%
7.7%
4.4%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.0%
9.3%
4.6%
24.1%
21.2%
10.7%
5.2%
26.9%
16.9%
8.1%
4.0%
21.4%
10.1%
8.5%
6.6%
61.7%
29.8%
13.8%
4.2%
18.7%
29.7%
11.9%
4.2%
17.3%
23.1%
11.4%
3.3%
19.7%
18.5%
7.6%
4.4%
16.9%
10.8%
6.2%
4.8%
21.7%
7.7%
4.6%
5.3%
13.7%
51
19.山梨(サンプル数=4,933 標本調査区数=120)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
21.6%
15.9%
26.9%
3.9%
14.2%
13.5%
17.1%
26.0%
34.9%
47.8%
年 1~11 日
14.1%
14.1%
14.1%
4.9%
19.2%
20.7%
20.5%
15.2%
8.9%
5.3%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
20.8%
10.2%
5.8%
27.5%
24.1%
11.1%
5.6%
29.2%
17.7%
9.3%
5.9%
26.1%
13.1%
9.3%
7.4%
61.3%
28.9%
13.3%
4.2%
20.3%
31.9%
11.2%
4.8%
17.8%
24.7%
13.2%
3.9%
20.6%
18.5%
9.7%
5.8%
25.0%
14.7%
7.4%
7.4%
26.7%
10.3%
5.5%
7.9%
23.2%
20.長野(サンプル数=5,443 標本調査区数=128)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
22.8%
17.5%
27.6%
4.7%
13.0%
11.4%
15.7%
25.3%
33.5%
54.2%
年 1~11 日
13.9%
14.1%
13.7%
9.0%
16.8%
19.2%
18.4%
15.6%
11.9%
5.4%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
21.0%
10.7%
5.4%
26.3%
23.8%
10.9%
5.2%
28.4%
18.3%
10.5%
5.6%
24.3%
13.4%
11.4%
5.6%
55.8%
32.2%
14.3%
5.0%
18.6%
32.7%
13.5%
4.5%
18.8%
29.6%
11.3%
4.7%
20.4%
17.0%
9.9%
5.9%
26.3%
14.0%
7.7%
6.5%
26.5%
7.0%
7.0%
5.5%
20.8%
21.岐阜(サンプル数=5,641 標本調査区数=128)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
24.7%
19.2%
29.7%
6.2%
15.1%
12.5%
20.9%
32.2%
39.0%
53.3%
年 1~11 日
12.9%
12.6%
13.2%
7.6%
19.3%
22.3%
17.2%
12.9%
5.3%
3.4%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.9%
10.8%
5.6%
26.0%
22.4%
11.5%
5.8%
28.5%
17.7%
10.2%
5.5%
23.7%
12.0%
10.4%
5.7%
58.1%
32.6%
11.6%
5.3%
16.1%
29.2%
12.1%
6.1%
17.9%
23.6%
13.2%
5.9%
19.3%
18.0%
11.1%
4.6%
21.2%
13.3%
9.6%
5.0%
27.7%
8.0%
6.2%
7.1%
21.8%
52
22.静岡(サンプル数=6,079 標本調査区数=144)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
25.5%
20.4%
30.3%
7.8%
14.6%
14.1%
23.6%
29.9%
41.5%
52.9%
年 1~11 日
12.7%
12.4%
13.1%
6.3%
18.4%
20.9%
18.2%
13.1%
5.3%
3.7%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
17.6%
9.6%
5.9%
28.7%
19.8%
10.7%
5.1%
31.7%
15.6%
8.6%
6.6%
25.9%
9.5%
9.3%
5.7%
61.4%
26.7%
13.4%
5.6%
21.3%
26.5%
12.8%
6.0%
19.7%
21.7%
9.0%
4.9%
22.6%
18.8%
9.6%
5.9%
22.8%
9.2%
6.8%
6.1%
31.0%
8.0%
5.9%
7.6%
21.9%
23.愛知(サンプル数=7,088 標本調査区数=184)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
24.7%
19.0%
30.3%
7.7%
15.1%
14.4%
24.1%
29.2%
40.9%
55.1%
年 1~11 日
13.1%
12.7%
13.5%
7.6%
18.2%
22.0%
18.4%
9.7%
6.7%
2.2%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.2%
10.5%
5.3%
27.1%
22.1%
10.8%
5.3%
29.9%
16.3%
10.2%
5.4%
24.3%
12.8%
9.4%
5.7%
56.7%
30.7%
13.0%
4.0%
18.9%
29.8%
12.2%
3.7%
17.8%
19.4%
12.3%
5.2%
20.7%
17.4%
11.0%
6.6%
26.2%
9.4%
7.7%
7.5%
27.8%
5.2%
4.6%
5.4%
27.5%
24.三重(サンプル数=5,293 標本調査区数=128)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
26.0%
19.8%
31.7%
6.2%
16.4%
16.3%
20.6%
31.9%
44.4%
59.1%
年 1~11 日
12.5%
12.1%
13.0%
6.0%
18.7%
22.4%
17.8%
10.6%
6.0%
2.1%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
18.1%
10.0%
5.5%
27.8%
20.8%
10.3%
5.2%
31.7%
15.6%
9.7%
5.8%
24.2%
11.5%
9.6%
6.8%
59.8%
27.9%
12.5%
4.5%
20.1%
24.6%
11.9%
3.9%
21.0%
25.2%
10.9%
5.5%
19.9%
14.6%
10.4%
5.7%
26.8%
11.3%
7.0%
6.7%
24.6%
5.9%
6.4%
5.5%
21.0%
53
25.滋賀(サンプル数=5,134 標本調査区数=120)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
21.9%
15.4%
27.7%
3.8%
11.5%
12.9%
17.9%
28.7%
39.4%
53.8%
年 1~11 日
14.2%
13.6%
14.8%
5.6%
19.1%
23.3%
20.7%
13.4%
8.0%
3.8%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.5%
9.9%
5.6%
28.9%
21.9%
11.3%
5.5%
32.4%
17.4%
8.6%
5.8%
25.8%
11.7%
9.3%
6.2%
63.4%
30.8%
10.7%
5.3%
22.7%
30.3%
11.3%
5.4%
16.8%
22.5%
12.4%
4.0%
22.5%
17.0%
9.6%
5.1%
26.2%
10.4%
8.7%
6.0%
27.6%
8.4%
4.6%
8.9%
20.5%
26.京都(サンプル数=5,314 標本調査区数=136)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
25.5%
19.7%
30.7%
7.6%
16.2%
15.8%
22.2%
29.6%
36.9%
59.2%
年 1~11 日
13.7%
13.9%
13.5%
7.5%
18.4%
23.0%
18.1%
14.0%
8.2%
3.0%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.1%
10.0%
5.4%
26.4%
22.0%
10.7%
5.3%
28.5%
16.5%
9.3%
5.5%
24.4%
13.2%
11.1%
5.7%
54.8%
28.5%
12.6%
4.4%
19.7%
28.0%
10.0%
4.5%
18.7%
20.7%
11.8%
5.8%
21.5%
18.4%
9.2%
5.8%
23.0%
13.4%
7.4%
4.9%
29.1%
7.5%
5.4%
6.6%
18.3%
27.大阪(サンプル数=8,144 標本調査区数=216)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
22.4%
16.6%
27.7%
7.6%
12.9%
16.7%
19.7%
28.6%
34.6%
55.9%
年 1~11 日
15.0%
14.0%
15.9%
7.5%
22.3%
24.1%
18.7%
11.4%
8.4%
3.4%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.8%
10.6%
5.3%
26.9%
23.4%
11.5%
5.5%
29.1%
16.5%
9.9%
5.1%
25.0%
13.8%
10.3%
6.6%
54.2%
25.9%
13.5%
5.5%
19.9%
27.1%
11.6%
3.5%
17.1%
24.2%
11.3%
4.1%
22.0%
18.7%
9.8%
5.7%
25.9%
12.7%
8.4%
5.9%
30.0%
5.9%
6.6%
6.3%
21.9%
54
28.兵庫(サンプル数=6,260 標本調査区数=168)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
22.8%
17.5%
27.7%
6.5%
13.6%
16.2%
20.7%
27.3%
34.0%
52.4%
年 1~11 日
14.2%
14.4%
14.0%
8.0%
21.9%
22.9%
18.1%
14.6%
6.5%
2.2%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
18.5%
10.2%
5.6%
28.7%
21.3%
10.6%
5.0%
31.2%
15.9%
9.8%
6.2%
26.5%
13.2%
11.1%
5.5%
55.7%
28.1%
13.3%
4.2%
18.9%
24.3%
12.7%
4.4%
19.5%
22.2%
11.1%
5.3%
22.5%
17.1%
9.4%
6.1%
25.5%
11.7%
7.7%
6.7%
33.4%
8.2%
3.4%
7.7%
26.1%
29.奈良(サンプル数=5,200 標本調査区数=120)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
24.5%
18.3%
29.9%
6.0%
12.9%
14.4%
22.9%
30.1%
40.0%
59.3%
年 1~11 日
14.3%
14.1%
14.5%
7.9%
22.4%
20.2%
19.0%
13.3%
8.7%
2.8%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.1%
10.9%
5.6%
25.7%
22.0%
11.1%
5.7%
28.8%
16.5%
10.7%
5.5%
22.9%
11.4%
11.3%
7.7%
55.8%
30.9%
12.7%
3.0%
18.2%
30.5%
12.5%
5.6%
16.9%
21.8%
12.5%
4.3%
19.5%
15.9%
10.8%
6.6%
23.3%
10.9%
7.8%
6.6%
25.8%
6.0%
6.5%
6.2%
19.2%
30.和歌山(サンプル数=4,746 標本調査区数=120)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
31.2%
23.1%
38.6%
7.7%
19.3%
19.0%
27.0%
36.7%
49.3%
59.4%
年 1~11 日
13.0%
13.5%
12.5%
7.4%
20.4%
21.0%
18.6%
11.3%
6.9%
3.9%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
16.9%
8.7%
5.3%
24.8%
20.2%
8.9%
5.2%
29.1%
13.9%
8.6%
5.4%
21.0%
13.6%
9.3%
6.4%
55.6%
26.1%
9.9%
3.9%
20.4%
27.9%
10.3%
5.0%
16.8%
18.0%
10.8%
6.3%
19.2%
16.5%
7.9%
3.6%
24.0%
9.7%
6.7%
6.0%
21.4%
6.4%
5.7%
6.1%
18.5%
55
31.鳥取(サンプル数=5,130 標本調査区数=120)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
29.0%
21.2%
36.1%
6.2%
14.7%
15.6%
24.1%
35.5%
48.4%
61.6%
年 1~11 日
12.4%
11.5%
13.2%
6.4%
17.7%
21.4%
16.8%
12.1%
7.3%
4.9%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
18.2%
9.6%
4.8%
26.0%
21.9%
9.9%
4.2%
31.2%
15.0%
9.2%
5.3%
21.3%
12.2%
9.6%
5.2%
60.5%
30.0%
13.8%
5.2%
18.5%
27.7%
11.0%
4.5%
19.9%
23.3%
12.0%
4.1%
19.7%
17.4%
9.3%
4.8%
20.7%
10.7%
5.8%
5.6%
22.0%
6.9%
5.1%
4.2%
17.2%
32.島根(サンプル数=4,896 標本調査区数=120)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
27.9%
19.6%
35.3%
4.2%
15.2%
14.0%
20.9%
32.0%
43.2%
58.4%
年 1~11 日
13.2%
13.3%
13.1%
5.5%
19.5%
19.9%
22.3%
13.6%
8.1%
4.3%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
17.3%
9.0%
5.5%
27.1%
20.0%
10.4%
5.8%
30.9%
15.0%
7.7%
5.2%
23.7%
11.4%
8.0%
7.1%
63.8%
23.5%
13.2%
5.3%
23.3%
30.0%
10.8%
4.0%
21.4%
22.8%
9.4%
4.9%
19.7%
18.5%
8.3%
5.3%
22.2%
11.3%
7.6%
5.5%
24.3%
6.6%
6.6%
6.2%
17.9%
33.岡山(サンプル数=5,396 標本調査区数=136)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
28.0%
22.7%
32.6%
6.7%
17.6%
16.9%
23.9%
36.4%
43.6%
56.6%
年 1~11 日
13.6%
13.2%
13.9%
6.0%
21.5%
24.6%
17.4%
13.6%
6.0%
3.7%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
17.6%
9.2%
5.1%
26.5%
19.9%
9.3%
5.0%
29.8%
15.5%
9.2%
5.2%
23.5%
13.1%
10.9%
5.4%
57.8%
26.2%
11.1%
3.5%
20.2%
26.8%
10.6%
4.2%
16.8%
23.4%
10.2%
5.1%
20.0%
13.7%
8.0%
5.2%
23.2%
9.7%
7.2%
7.4%
26.0%
6.8%
6.0%
5.2%
21.7%
56
34.広島(サンプル数=4,918 標本調査区数=136)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
23.8%
18.1%
28.9%
6.8%
11.8%
14.1%
22.2%
30.4%
40.0%
54.3%
年 1~11 日
14.6%
13.7%
15.5%
8.1%
22.5%
23.8%
18.2%
15.6%
6.7%
2.0%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.4%
9.6%
5.9%
26.7%
21.9%
10.4%
5.8%
30.1%
17.2%
8.8%
5.9%
23.6%
14.4%
10.6%
7.4%
52.7%
32.6%
10.1%
3.7%
19.4%
27.7%
13.1%
5.0%
16.3%
22.6%
10.9%
5.6%
20.5%
14.6%
7.1%
5.9%
26.4%
9.9%
8.8%
7.4%
27.2%
9.4%
4.7%
6.7%
22.8%
35.山口(サンプル数=4,558 標本調査区数=128)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
26.9%
19.6%
33.3%
7.1%
15.3%
13.3%
25.0%
29.9%
43.1%
57.5%
年 1~11 日
13.0%
11.6%
14.3%
5.0%
21.7%
23.8%
19.8%
9.7%
6.7%
2.9%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
17.7%
8.8%
5.3%
28.2%
20.7%
9.5%
5.2%
33.5%
15.1%
8.3%
5.4%
23.6%
12.3%
9.7%
6.1%
59.7%
27.1%
11.6%
5.5%
18.8%
28.3%
9.5%
5.3%
19.7%
21.1%
8.4%
4.4%
21.3%
16.9%
8.9%
3.8%
30.8%
10.7%
7.8%
5.6%
26.1%
7.1%
5.8%
6.5%
20.2%
36.徳島(サンプル数=4,722 標本調査区数=120)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
30.6%
23.7%
36.8%
7.8%
20.5%
18.5%
25.8%
35.4%
47.8%
53.1%
年 1~11 日
11.5%
11.3%
11.7%
7.4%
16.1%
23.2%
16.4%
11.6%
4.6%
2.9%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
16.3%
9.3%
6.0%
26.3%
18.8%
10.1%
6.4%
29.7%
14.1%
8.7%
5.6%
23.2%
14.3%
8.5%
6.3%
55.8%
23.8%
11.9%
6.5%
21.3%
22.8%
14.2%
3.7%
17.6%
21.5%
12.3%
5.1%
18.9%
15.1%
8.6%
6.4%
22.9%
10.0%
6.2%
7.2%
24.2%
8.1%
4.1%
6.6%
25.2%
57
37.香川(サンプル数=4,801 標本調査区数=120)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
26.4%
20.5%
31.7%
8.8%
16.4%
15.2%
26.3%
32.1%
38.3%
55.8%
年 1~11 日
12.4%
11.7%
13.0%
7.4%
19.2%
21.7%
16.6%
10.7%
5.5%
2.6%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
18.3%
9.0%
6.1%
27.8%
21.7%
9.5%
5.9%
30.7%
15.3%
8.5%
6.3%
25.2%
13.4%
7.5%
5.9%
57.0%
27.4%
12.3%
4.5%
20.2%
28.5%
10.5%
6.7%
17.4%
21.7%
11.1%
4.7%
19.7%
17.4%
8.2%
6.7%
24.9%
11.2%
7.2%
9.2%
28.7%
6.0%
4.6%
6.5%
24.6%
38.愛媛(サンプル数=4,542 標本調査区数=120)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
26.3%
20.0%
31.8%
6.3%
20.0%
16.5%
24.0%
30.7%
41.3%
48.9%
年 1~11 日
11.2%
10.7%
11.6%
6.8%
18.3%
21.3%
16.0%
9.3%
4.0%
1.8%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
17.7%
10.0%
5.4%
29.4%
20.7%
10.5%
5.8%
32.3%
15.0%
9.7%
5.0%
26.9%
12.7%
10.2%
5.2%
58.8%
27.5%
11.2%
5.5%
17.6%
27.5%
12.8%
3.8%
18.0%
22.3%
10.8%
5.3%
21.6%
16.6%
9.7%
6.4%
27.3%
9.9%
8.6%
5.7%
30.6%
6.7%
6.7%
6.0%
30.0%
39.高知(サンプル数=4,177 標本調査区数=120)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
32.7%
25.4%
39.1%
9.3%
19.4%
21.1%
34.4%
36.5%
45.5%
60.0%
年 1~11 日
12.2%
12.7%
11.7%
7.6%
24.6%
22.6%
15.8%
9.2%
4.7%
2.0%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
16.2%
8.9%
5.6%
24.4%
19.7%
9.4%
5.6%
27.2%
13.1%
8.4%
5.7%
22.0%
14.2%
11.1%
5.6%
52.2%
25.2%
10.8%
4.4%
15.6%
28.3%
9.9%
4.9%
13.1%
18.2%
9.2%
5.8%
16.7%
15.8%
9.6%
6.0%
22.9%
8.1%
6.3%
6.5%
29.0%
5.4%
5.4%
6.1%
21.3%
58
40.福岡(サンプル数=7,527 標本調査区数=216)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
25.7%
18.4%
32.2%
8.4%
17.8%
18.0%
22.4%
32.8%
37.0%
52.7%
年 1~11 日
12.4%
12.0%
12.7%
6.4%
20.9%
19.0%
17.5%
10.7%
6.1%
2.1%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
18.2%
9.7%
5.7%
28.3%
21.9%
10.5%
5.0%
32.2%
14.9%
9.0%
6.3%
24.9%
13.2%
10.8%
6.0%
55.3%
26.6%
12.1%
4.3%
18.3%
30.6%
9.5%
5.2%
17.7%
22.0%
11.2%
5.9%
21.0%
14.9%
9.1%
5.6%
26.8%
9.3%
7.6%
5.9%
34.1%
7.1%
6.0%
7.1%
25.0%
41.佐賀(サンプル数=5,005 標本調査区数=120)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
29.4%
22.1%
35.7%
9.5%
16.8%
22.6%
26.0%
36.8%
41.7%
56.9%
年 1~11 日
14.8%
15.0%
14.7%
7.9%
23.2%
22.8%
21.6%
14.4%
9.3%
4.8%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
17.6%
8.8%
4.4%
25.1%
19.7%
9.0%
4.3%
29.9%
15.7%
8.7%
4.4%
20.8%
11.1%
7.9%
5.4%
58.3%
28.4%
11.6%
3.5%
16.4%
24.9%
10.4%
3.9%
15.4%
24.6%
9.3%
4.0%
14.4%
13.9%
8.2%
4.0%
22.7%
11.1%
7.4%
4.9%
25.7%
8.6%
7.1%
4.8%
17.9%
42.長崎(サンプル数=4,572 標本調査区数=120)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
29.3%
22.3%
35.2%
8.4%
21.0%
21.3%
27.2%
35.5%
44.9%
52.0%
年 1~11 日
12.6%
12.0%
13.1%
6.9%
20.4%
21.8%
17.2%
12.7%
6.1%
2.3%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
16.9%
9.3%
5.4%
26.4%
20.1%
10.2%
5.0%
30.4%
14.1%
8.6%
5.7%
23.1%
13.3%
8.8%
5.6%
56.9%
26.1%
10.5%
2.8%
19.2%
23.6%
9.5%
5.7%
18.1%
21.7%
11.5%
4.3%
18.2%
13.2%
9.8%
6.8%
22.0%
11.5%
8.4%
5.9%
23.2%
7.3%
6.1%
7.0%
25.4%
59
43.熊本(サンプル数=5,148 標本調査区数=128)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
25.3%
18.4%
31.3%
6.9%
18.8%
15.5%
21.3%
32.4%
37.0%
52.9%
年 1~11 日
13.1%
12.7%
13.5%
6.3%
21.2%
20.5%
19.7%
11.1%
8.7%
3.1%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
17.7%
9.6%
5.6%
28.7%
20.1%
9.7%
5.4%
33.7%
15.6%
9.5%
5.7%
24.3%
9.2%
7.7%
6.9%
63.1%
26.5%
9.8%
4.8%
18.9%
28.1%
13.6%
4.0%
18.3%
22.9%
10.9%
5.2%
20.0%
17.8%
9.9%
5.2%
23.6%
11.3%
9.4%
5.2%
28.5%
8.1%
5.4%
7.5%
23.1%
44.大分(サンプル数=4,470 標本調査区数=120)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
25.2%
17.6%
31.7%
7.3%
15.8%
17.5%
22.8%
31.0%
33.5%
52.8%
年 1~11 日
12.4%
12.2%
12.6%
7.4%
23.8%
20.0%
16.5%
10.4%
6.4%
2.1%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
16.6%
9.4%
5.7%
30.7%
19.7%
10.3%
5.1%
35.2%
14.0%
8.7%
6.1%
26.9%
12.6%
7.6%
6.3%
58.9%
24.1%
12.2%
4.2%
19.9%
26.8%
10.5%
4.2%
21.0%
20.9%
11.0%
4.9%
23.8%
13.7%
8.9%
6.9%
29.2%
10.5%
9.7%
6.8%
33.1%
7.1%
5.8%
6.2%
25.9%
45.宮崎(サンプル数=4,399 標本調査区数=120)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
24.6%
18.4%
30.1%
5.8%
16.3%
16.7%
20.4%
30.2%
41.8%
49.4%
年 1~11 日
12.0%
12.0%
11.9%
5.6%
21.7%
21.8%
15.4%
9.5%
5.3%
3.1%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
17.5%
10.2%
6.2%
29.5%
20.8%
10.7%
5.4%
32.8%
14.5%
9.8%
7.0%
26.7%
10.5%
6.8%
7.7%
63.6%
27.2%
13.2%
4.7%
17.0%
27.4%
13.3%
4.4%
16.4%
24.0%
12.1%
4.9%
23.2%
13.9%
9.6%
7.1%
29.7%
9.4%
7.6%
6.6%
29.2%
6.9%
8.8%
9.2%
22.7%
60
46.鹿児島(サンプル数=4,322 標本調査区数=128)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
24.7%
18.8%
29.8%
5.5%
16.9%
13.5%
21.8%
32.0%
43.3%
50.9%
年 1~11 日
12.8%
11.8%
13.7%
7.6%
17.1%
21.9%
17.1%
12.7%
7.8%
2.9%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.1%
9.9%
6.3%
27.2%
20.7%
10.3%
5.4%
33.0%
17.8%
9.6%
7.0%
22.2%
12.3%
9.0%
6.3%
59.2%
28.2%
12.8%
5.2%
19.8%
30.4%
11.3%
5.6%
17.4%
25.6%
11.5%
4.4%
19.6%
15.3%
9.0%
5.3%
25.6%
10.9%
7.8%
8.0%
22.2%
7.1%
6.9%
10.2%
22.0%
47.沖縄(サンプル数=4,717 標本調査区数=120)
非実施者
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
31.0%
23.9%
37.4%
9.6%
16.5%
20.3%
26.9%
34.1%
46.8%
55.2%
年 1~11 日
13.1%
12.4%
13.8%
7.5%
18.6%
19.6%
16.2%
10.6%
4.9%
2.2%
年 12~50 日 51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.6%
10.3%
5.7%
20.3%
22.7%
12.4%
6.0%
22.7%
16.8%
8.4%
5.4%
18.2%
14.4%
7.9%
8.0%
52.6%
27.2%
13.2%
5.0%
19.4%
28.2%
12.1%
4.2%
15.7%
20.5%
12.1%
5.3%
19.1%
15.8%
8.7%
5.5%
25.4%
12.1%
6.0%
6.4%
23.8%
6.7%
6.9%
8.9%
20.0%
61
2.スポーツ頻度別人口と割合(20 歳以上人口)×性
―
県庁所在地別
1.札幌市(サンプル数=2,063 標本調査区数=72)
非実施者
全
男
女
体
性
性
24.4%
18.0%
30.1%
年 1~11 日
17.5%
17.8%
17.2%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
21.7%
10.5%
5.8%
20.1%
25.4%
12.1%
6.2%
20.5%
18.5%
9.1%
5.4%
19.8%
2.青森市(サンプル数=1,850 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
34.6%
26.6%
41.4%
年 1~11 日
13.1%
13.2%
13.0%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
20.0%
8.6%
5.2%
18.5%
24.9%
10.2%
5.7%
19.5%
15.9%
7.4%
4.8%
17.6%
3.盛岡市(サンプル数=1,629 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
27.7%
20.8%
33.9%
年 1~11 日
16.2%
15.5%
16.8%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
21.9%
10.4%
5.1%
18.6%
25.4%
12.1%
5.1%
21.2%
18.9%
9.0%
5.1%
16.4%
4.仙台市(サンプル数=1,875 標本調査区数=64)
非実施者
全
男
女
体
性
性
25.1%
18.3%
31.1%
年 1~11 日
14.3%
12.0%
16.3%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
22.3%
10.2%
5.2%
22.9%
26.4%
12.0%
6.1%
25.1%
18.6%
8.5%
4.5%
21.0%
5.秋田市(サンプル数=1,739 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
27.0%
17.7%
34.7%
年 1~11 日
15.1%
15.0%
15.2%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
22.9%
9.7%
5.9%
19.4%
27.8%
11.0%
4.9%
23.5%
18.9%
8.5%
6.6%
16.0%
6.山形市(サンプル数=1,985 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
32.5%
25.4%
38.9%
年 1~11 日
12.4%
12.8%
12.1%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
20.1%
9.2%
5.5%
20.3%
23.9%
10.6%
6.4%
20.8%
16.7%
7.9%
4.7%
19.7%
62
7.福島市(サンプル数=1,943 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
26.5%
21.0%
31.3%
年 1~11 日
14.0%
13.5%
14.4%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
21.3%
11.3%
4.6%
22.3%
23.8%
11.4%
4.8%
25.5%
19.1%
11.2%
4.5%
19.50
8.水戸市(サンプル数=1,791 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
26.6%
19.7%
32.6%
年 1~11 日
13.9%
13.2%
14.5%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
20.4%
10.4%
5.2%
23.4%
25.5%
11.0%
4.6%
26.0%
16.1%
10.0%
5.7%
21.2%
9.宇都宮市(サンプル数=1,880 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
24.8%
19.7%
32.6%
年 1~11 日
12.8%
13.2%
14.5%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
21.9%
9.8%
5.7%
25.1%
25.5%
11.0%
4.6%
26.0%
16.1%
10.0%
5.7%
21.2%
10.前橋市(サンプル数=1,902 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
24.9%
18.8%
30.7%
年 1~11 日
15.1%
16.2%
14.1%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
20.3%
10.0%
6.3%
23.3%
23.8%
9.9%
6.5%
24.8%
17.1%
10.2%
6.0%
22.0%
11.浦和市(サンプル数=1,747 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
21.0%
17.9%
24.0%
年 1~11 日
13.9%
15.2%
12.7%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
23.0%
12.3%
7.4%
22.4%
24.6%
13.5%
6.8%
22.1%
21.5%
11.2%
7.9%
22.7%
12.千葉市(サンプル数=2,046 標本調査区数=64)
非実施者
全
男
女
体
性
性
22.7%
19.0%
26.4%
年 1~11 日
14.5%
14.7%
14.3%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
20.8%
11.6%
5.3%
25.1%
23.9%
11.9%
4.7%
25.7%
17.7%
11.3%
5.9%
24.4%
63
13.東京都区部(サンプル数=4,683 標本調査区数=176)
非実施者
全
男
女
体
性
性
26.9%
21.3%
32.0%
年 1~11 日
14.1%
14.0%
14.1%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
20.2%
10.3%
5.9%
22.5%
24.4%
10.6%
6.0%
23.6%
16.5%
10.0%
5.8%
21.6%
14.横浜市(サンプル数=2,846 標本調査区数=88)
非実施者
全
男
女
体
性
性
23.4%
18.5%
28.0%
年 1~11 日
14.5%
14.8%
14.3%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
20.1%
11.9%
5.4%
24.6%
24.2%
11.9%
5.2%
25.5%
16.3%
12.0%
5.7%
23.7%
15.新潟市(サンプル数=1,805 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
28.0%
22.0%
33.6%
年 1~11 日
14.8%
15.4%
14.2%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
18.8%
10.7%
6.7%
21.0%
22.8%
11.8%
6.4%
21.6%
15.2%
9.6%
7.0%
20.4%
16.富山市(サンプル数=2,008 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
27.9%
21.5%
33.5%
年 1~11 日
14.5%
13.7%
15.3%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
21.3%
10.5%
6.0%
19.7%
24.9%
11.7%
6.8%
21.4%
18.3%
9.5%
5.4%
18.2%
17.金沢市(サンプル数=1,824 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
25.3%
18.7%
31.1%
年 1~11 日
18.0%
16.7%
19.1%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
23.4%
11.0%
5.0%
17.3%
26.9%
12.7%
5.2%
19.9%
20.2%
9.6%
4.9%
15.0%
18.福井市(サンプル数=2,053 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
30.6%
24.2%
36.5%
年 1~11 日
15.8%
15.1%
16.4%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
20.1%
10.3%
4.7%
18.6%
23.1%
11.9%
5.3%
20.4%
17.2%
8.8%
4.2%
16.9%
64
19.甲府市(サンプル数=1,778 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
22.4%
15.9%
28.1%
年 1~11 日
14.7%
14.9%
14.6%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.8%
10.7%
6.2%
26.2%
23.8%
12.5%
6.0%
26.9%
16.2%
9.2%
6.4%
25.5%
20.長野市(サンプル数=1,997 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
25.7%
20.6%
30.3%
年 1~11 日
13.8%
14.1%
13.6%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
23.1%
10.1%
5.2%
22.0%
25.9%
10.2%
5.4%
23.8%
20.6%
10.0%
5.0%
20.5%
21.岐阜市(サンプル数=1,979 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
26.0%
21.3%
30.1%
年 1~11 日
14.4%
13.7%
14.9%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
21.3%
11.9%
6.0%
20.4%
25.6%
12.9%
5.9%
20.6%
17.6%
11.0%
6.0%
20.3%
22.静岡市(サンプル数=1,812 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
27.1%
20.7%
32.7%
年 1~11 日
13.7%
13.5%
13.9%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.6%
10.6%
5.2%
23.8%
23.3%
12.1%
4.5%
25.9%
16.3%
9.3%
5.9%
21.9%
23.名古屋市(サンプル数=2,290 標本調査区数=80)
非実施者
全
男
女
体
性
性
27.8%
21.5%
33.9%
年 1~11 日
12.2%
11.8%
12.7%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
20.3%
10.6%
5.2%
24.0%
24.1%
10.9%
5.8%
25.9%
16.6%
10.3%
4.5%
22.1%
24.津市(サンプル数=1,852 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
26.0%
19.4%
31.9%
年 1~11 日
14.7%
13.5%
15.9%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
18.6%
11.3%
5.6%
23.9%
23.6%
12.3%
5.6%
25.6%
14.0%
10.3%
5.5%
22.3%
65
25.大津市(サンプル数=1,847 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
22.4%
16.7%
27.4%
年 1~11 日
14.8%
15.3%
14.4%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
22.0%
10.6%
5.7%
24.6%
24.9%
11.5%
5.5%
26.1%
19.4%
9.7%
5.8%
23.3%
26.京都市(サンプル数=2,234 標本調査区数=72)
非実施者
全
男
女
体
性
性
29.4%
23.1%
35.1%
年 1~11 日
15.4%
15.8%
15.1%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
18.7%
9.4%
5.3%
21.7%
22.9%
9.9%
5.2%
23.1%
14.9%
9.1%
5.4%
20.4%
27.大阪市(サンプル数=2,636 標本調査区数=88)
非実施者
全
男
女
体
性
性
28.1%
22.6%
33.1%
年 1~11 日
15.4%
15.6%
15.2%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
20.1%
10.1%
4.9%
21.5%
24.2%
11.2%
5.0%
21.5%
16.3%
9.0%
4.8%
21.5%
28.神戸市(サンプル数=2,114 標本調査区数=72)
非実施者
全
男
女
体
性
性
23.4%
18.1%
28.0%
年 1~11 日
15.0%
15.4%
14.7%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.7%
10.4%
5.8%
25.8%
23.0%
11.5%
4.6%
27.3%
16.7%
9.3%
6.8%
24.4%
29.奈良市(サンプル数=1,904 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
23.0%
16.8%
28.3%
年 1~11 日
15.2%
14.7%
15.6%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
21.7%
11.7%
5.5%
23.0%
25.3%
12.6%
5.0%
25.6%
18.6%
10.9%
5.9%
20.7%
30.和歌山市(サンプル数=1,841 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
31.0%
23.0%
38.1%
年 1~11 日
14.0%
15.2%
13.0%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
17.0%
9.4%
4.9%
23.7%
22.2%
10.3%
4.8%
24.6%
12.5%
8.6%
5.0%
22.9%
66
31.鳥取市(サンプル数=2,208 標本調査区数=64)
非実施者
全
男
女
体
性
性
31.6%
23.6%
38.6%
年 1~11 日
14.0%
13.4%
14.6%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.7%
9.7%
4.8%
20.2%
26.1%
10.0%
4.1%
22.8%
14.1%
9.5%
5.4%
18.0%
32.松江市(サンプル数=1,797 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
26.9%
19.2%
33.6%
年 1~11 日
14.9%
14.0%
15.7%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
18.6%
10.2%
6.2%
23.2%
22.6%
11.0%
6.6%
26.7%
15.2%
9.5%
5.8%
20.1%
33.岡山市(サンプル数=2,081 標本調査区数=64)
非実施者
全
男
女
体
性
性
28.7%
21.7%
34.7%
年 1~11 日
15.4%
15.1%
15.6%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.4%
10.4%
5.2%
20.9%
21.8%
11.4%
5.8%
24.3%
17.4%
9.5%
4.7%
18.0%
34.広島市(サンプル数=1,784 標本調査区数=64)
非実施者
全
男
女
体
性
性
21.6%
16.0%
26.5%
年 1~11 日
16.6%
16.1%
17.1%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
23.0%
10.5%
5.9%
22.4%
26.6%
11.9%
4.8%
24.6%
20.0%
9.2%
6.8%
20.4%
35.山口市(サンプル数=1,641 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
28.2%
19.1%
35.9%
年 1~11 日
14.5%
14.0%
15.0%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
20.0%
9.3%
5.3%
22.7%
24.9%
9.8%
5.5%
26.7%
16.0%
8.8%
5.2%
19.2%
36.徳島市(サンプル数=1,765 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
33.5%
25.2%
40.6%
年 1~11 日
11.9%
12.4%
11.4%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
17.8%
9.2%
5.6%
22.0%
21.1%
10.8%
6.7%
23.8%
15.0%
7.8%
4.7%
20.5%
67
37.高松市(サンプル数=1,725 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
26.9%
19.6%
33.5%
年 1~11 日
12.2%
12.6%
11.9%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
20.1%
9.9%
6.0%
24.9%
24.0%
11.0%
6.1%
26.8%
16.6%
8.8%
5.8%
23.3%
38.松山市(サンプル数=1,672 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
26.7%
20.8%
31.6%
年 1~11 日
13.7%
12.9%
14.3%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.6%
10.0%
5.5%
24.4%
24.0%
11.6%
5.7%
24.9%
16.0%
8.8%
5.4%
24.0%
39.高知市(サンプル数=1,774 標本調査区数=64)
非実施者
全
男
女
体
性
性
29.5%
21.3%
36.4%
年 1~11 日
13.5%
13.2%
13.7%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
18.3%
9.9%
5.8%
23.1%
24.0%
11.2%
5.3%
24.9%
13.4%
8.7%
6.2%
21.5%
40.福岡市(サンプル数=1,830 標本調査区数=72)
非実施者
全
男
女
体
性
性
25.0%
18.6%
30.6%
年 1~11 日
15.5%
14.6%
16.2%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
21.7%
10.2%
5.2%
22.5%
25.8%
10.8%
4.7%
25.5%
18.1%
9.6%
5.7%
19.8%
41.佐賀市(サンプル数=1,690 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
29.2%
21.3%
36.0%
年 1~11 日
15.0%
16.4%
13.8%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
18.0%
10.8%
4.2%
22.8%
21.2%
11.6%
3.9%
25.7%
15.3%
10.1%
4.5%
20.3%
42.長崎市(サンプル数=1,688 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
30.2%
21.9%
37.0%
年 1~11 日
13.9%
12.8%
14.8%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
17.9%
9.8%
4.7%
23.4%
23.2%
11.5%
4.0%
26.6%
13.6%
8.5%
5.4%
20.8%
68
43.熊本市(サンプル数=1,996 標本調査区数=64)
非実施者
全
男
女
体
性
性
25.3%
17.5%
31.7%
年 1~11 日
14.5%
13.4%
15.4%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
20.0%
10.3%
5.3%
24.5%
23.4%
10.8%
5.8%
29.2%
17.3%
10.0%
4.9%
20.7%
44.大分市(サンプル数=1,649 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
22.7%
14.4%
29.8%
年 1~11 日
14.9%
15.8%
14.2%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
18.1%
9.9%
5.7%
28.7%
22.0%
11.8%
5.4%
30.6%
14.8%
8.3%
5.9%
27.1%
45.宮崎市(サンプル数=1,656 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
22.8%
16.4%
28.2%
年 1~11 日
13.0%
14.3%
11.9%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
20.7%
12.0%
6.7%
24.8%
25.1%
13.3%
5.8%
25.1%
17.1%
10.9%
7.4%
24.6%
46.鹿児島市(サンプル数=1,816 標本調査区数=64)
非実施者
全
男
女
体
性
性
23.2%
16.7%
28.8%
年 1~11 日
13.6%
13.8%
13.4%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
22.0%
11.4%
6.2%
23.7%
23.5%
11.8%
5.6%
28.7%
20.7%
11.1%
6.7%
19.4%
47.那覇市(サンプル数=1,712 標本調査区数=56)
非実施者
全
男
女
体
性
性
32.4%
25.7%
38.1%
年 1~11 日
11.8%
11.6%
11.9%
年 12~50 日
51~100 日 101~150 日 151 日以上
週1回程度 週2回程度 週3回以上
19.6%
10.0%
6.7%
19.5%
23.0%
12.0%
6.8%
20.8%
16.7%
8.4%
6.6%
18.3%
69
3.スポーツ行動者平均時間(分)×性・年齢階級
―
都道府県別
(全体、男性、女性は 20 歳以上の成人のみを分析対象とした)
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
北海道
149
179
125
182
187
155
155
160
121
126
山形
130
169
143
213
148
167
129
132
107
118
埼玉
141
169
135
193
181
167
139
136
114
118
富山
165
183
161
196
165
173
196
173
134
130
青森
岩手
131
161
120
168
184
147
146
138
100
94
福島
宮城
142
169
134
184
136
185
148
153
115
127
茨城
127
159
143
190
164
160
146
108
100
106
千葉
東京
石川
145
176
135
206
186
166
164
148
115
91
福井
151
182
149
201
175
178
175
142
125
123
70
136
165
143
187
177
171
169
122
104
98
栃木
143
168
141
182
189
185
133
128
100
139
150
184
145
216
175
166
156
153
115
129
秋田
148
179
151
208
180
179
172
123
114
108
132
166
145
204
163
174
146
105
99
136
神奈川
135
168
141
212
162
159
138
142
108
93
山梨
144
177
145
201
175
186
168
130
110
110
133
176
135
204
158
152
152
134
93
119
群馬
140
169
152
211
149
183
153
136
107
120
新潟
146
172
140
183
159
163
177
133
126
126
長野
137
166
134
190
163
189
155
123
98
109
岐阜
静岡
136
163
135
184
152
179
173
118
99
108
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
京都
大阪
163
185
166
207
178
215
172
176
125
116
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
鳥取
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
兵庫
島根
徳島
131
169
143
214
166
170
142
123
109
98
160
179
158
199
183
203
182
155
125
111
71
151
194
148
224
196
200
166
128
115
102
広島
132
169
141
217
152
181
165
118
104
81
愛媛
129
170
131
200
159
166
159
120
97
82
滋賀
139
172
142
206
196
171
147
120
118
100
奈良
岡山
香川
125
156
126
192
152
169
146
117
102
92
三重
139
170
132
197
166
183
153
136
100
100
146
170
138
187
178
172
162
136
123
106
135
174
131
201
158
167
162
139
101
107
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
愛知
141
177
140
208
178
194
155
144
99
111
141
181
120
184
196
168
163
125
109
107
高知
130
162
134
189
159
184
150
122
103
101
121
158
129
199
130
182
131
102
95
105
157
180
158
200
169
174
177
156
135
135
和歌山
146
180
153
221
170
197
154
133
122
110
山口
136
165
143
193
168
203
136
113
119
108
福岡
128
161
135
212
138
183
163
123
85
106
佐賀
長崎
129
160
137
187
156
169
148
126
92
129
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
鹿児島
全体
男性
女性
10~19 歳
20~29 歳
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70 歳以上
熊本
132
162
135
189
169
169
158
117
93
109
沖縄
137
164
139
180
181
197
168
120
103
94
130
157
138
181
138
151
160
127
105
103
72
大分
147
170
144
184
188
186
171
130.
101
137
宮崎
128
165
128
195
164
152
143
137
91
120
143
176
149
208
164
204
149
142
106
116
4.スポーツ行動者平均時間(分)
(20 歳以上人口)×性・年齢階級
全体
男性
女性
全体
男性
女性
全体
男性
女性
全体
男性
女性
全体
男性
女性
全体
男性
女性
全体
男性
女性
全体
男性
女性
全体
男性
女性
全体
男性
女性
札幌市
149
177
106
山形市
136
142
127
浦和市
140
151
121
富山市
169
176
161
岐阜市
127
147
104
京都市
161
171
148
鳥取市
110
131
84
徳島市
122
138
105
佐賀市
125
138
110
鹿児島市
149
163
132
青森市
139
175
84
福島市
112
121
100
千葉市
152
175
119
金沢市
148
165
124
静岡市
147
163
126
大阪市
144
154
131
島根市
141
150
129
高松市
135
154
110
長崎市
129
141
112
那覇市
131
138
118
73
盛岡市
139
149
126
水戸市
137
153
120
東京都区部
146
171
115
福井市
139
162
107
名古屋市
142
155
125
神戸市
137
162
107
岡山市
138
157
112
松山市
118
129
108
熊本市
140
150
127
―
仙台市
146
157
130
宇都宮市
128
140
112
横浜市
142
156
122
甲府市
126
145
100
津市
132
151
105
奈良市
161
182
136
広島市
147
177
111
高知市
120
140
92
大分市
132
155
106
県庁所在地別
秋田市
136
162
94
前橋市
134
150
108
新潟市
150
168
124
長野市
127
144
107
大津市
153
158
146
和歌山市
148
170
119
山口市
135
143
124
福岡市
130
143
112
宮崎市
132
147
114
Fly UP