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医薬品の物流 ~ジェネリック医薬品の普及を考える~

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医薬品の物流 ~ジェネリック医薬品の普及を考える~
医薬品の物流
~ジェネリック医薬品の普及を考える~
日本大学商学部
秋川ゼミナール
GENE4
1
1.現状・問題点
国民皆保険制度
崩壊の危機
2
1.現状・問題点
医療技術の進歩
3
国の医療費動向
1.現状・問題点
(兆円)
40
35
30
25
20
15
10
医療費が増え続けている…
5
0
4
出典:厚生労働省「平成22年度 国民医療費動向」
1.現状・問題点
次世代を担う子供たちに
これ以上負担を与え続けて
いいのでしょうか?
5
1.現状・問題点
国民に負担をかけず
医療費を削減!!
6
1.現状・問題点
ジェネリック医薬品
7
1.現状・問題点
ジェネリック医薬品とは
新薬
特許切れ
成分
同等
効果
同等
ジェネリック医薬品
開発費
莫大な費用
新薬に比べ安い
価格
薬価
新薬の約70%
新薬に比べて非常に安く、同じ成分で供給できる薬
8
ジェネリック医薬品の報酬制度
1.現状・問題点
使用促進のためにジェネリック医薬品を
調剤・処方した薬局に対して国からの報酬制度
ジェネリック医薬品を使うほど
後発医薬品調剤体制加算
薬局にメリットがある!
ジェネリック医薬品を月の調剤割合のうち
35%処方すると調剤報酬が最大となる
出典:厚生労働省「後発医薬品の使用促進について」
9
1.現状・問題点
利用者へのアンケート
 ジェネリック医薬品を自らの希望で先発薬に変更したことがあるか?
6.5%
いいえ
99.4%
44.8%
20.1%
7.1%
希望あり
10代以下
20代
30代
40代
50代
60代
70代
80代以上
14.3%
1.9%
2.6%
1.9%
アンケート:ヒアリング調査 サンプル数166
「ジェネリック医薬品の変更についてのアンケート」(2013年10月4日~11月7日実施)
10
1.現状・問題点
しかし、ジェネリック医薬品は
あまり普及していません
なぜでしょうか?
11
1.現状・問題点
普及しない原因
※後発医薬品=ジェネリック医薬品
0.0%
5.0%
10.0%
15.0%
20.0%
近隣の医療機関が後発医薬品の使用に消極的
8.2%
その他
8.2%
後発医薬品への変更希望確認前に薬を揃えている
5.6%
効果に疑問がある
5.1%
品質に疑問がある
4.6%
無回答
4.6%
納品までの時間がかかる
後発医薬品に関する患者への普及啓発が不足
4.1%
2.6%
2.0%
1.5%
後発医薬品使用増に伴う薬剤量減少に不安
0.5%
メーカー・卸が在庫を確保していない
0.5%
出典:「後発医薬品の使用状況調査 結果概要(速報)(平成23年度調査)」
35.0%
17.9%
説明に時間がかかる
副作用に不安がある
30.0%
32.7%
在庫管理の負担が大きい
情報提供体制に不備がある
25.0%
12
普及しない原因
1.現状・問題点
薬局のジェネリック医薬品の
在庫管理が難しい
医者のジェネリック医薬品の
処方に対する不安
13
1.現状・問題点
薬剤情報提供書
ジェネリック医薬品の
取り扱いが無いため
先発薬で処方
なぜ取り扱いがないのか?
14
1.現状・問題点
普及しない原因
ジェネリック医薬品は多種類
先発薬 ロキソニン錠
20.3円
6.5円
5.6円 10.3円 6.5円
7.0円
8.5円
ロキソニン錠のジェネリック医薬品
出典:「ジェネリック医薬品リスト」
8.5円 8.5円
8種類
15
1.現状・問題点
普及しない原因
ジェネリック医薬品は多種類
スペース
消極的
在庫不足
不良在庫
16
提案
2.提案
薬局の
ボランタリーチェーン化
17
提案
2.提案
提案のターゲットは
個人・法人の調剤薬局
18
2.提案
提案のターゲット
 全国の薬局36,610店舗のうち
約9割が
個人・法人の
調剤薬局
19
出典:経済産業省「平成19年商業統計表 第1巻 産業編(総括表)」
2.提案
ボランタリーチェーン化
ボランタリーチェーンの定義
多数の小売業者が
独立性を保持しつつ、
チェーン化をして
共同活動を行う組織
本部
加盟店1
加盟店3
加盟店2
20
ボランタリーチェーン化
2.提案
薬局のボランタリーチェーン化で可能なこと
薬剤師同士が話し合い、チェーンで扱う薬を1種類に選定
チェーンが一括で大量にジェネリック医薬品を仕入れる
薬局の仕入れ値を下げることが可能!
21
提案
2.提案
薬局の
ボランタリーチェーン化
共同倉庫の設置
22
2.提案
共同倉庫の流れ
共同倉庫
薬局
薬局
薬局
共同倉庫設置のメリット
2.提案
ロットサイズが小さくなる
共同倉庫からはシート単位で配送するため
リードタイムの短縮
地域密着型のため距離が短くなるため
発注間隔の短縮
薬局の在庫量を少なくし、在庫ロスを防ぐ
24
2.提案
角丸建設
医薬品物流センター
薬の共同倉庫と聞いて
大きいものを想像しませんか?
三菱倉庫
茨木3号配送センター
写真出典:角丸建設HP、三菱倉庫HP
25
薬の倉庫│条件
■
駐在の薬剤師を必ず1人設置
■
空調、温度管理、防塵、防湿ができれば
2.提案
細かい規定はない
■
輸送手段も軽自動車程度で十分
■
マンションやアパートで可能
低予算で運営可能
26
参考:「薬事法」
普及しない原因で述べた
ジェネリック医薬品の
種類が多い
仕入れる薬はどのように選べばいいのか?
27
選定表の利用
2.提案
実際に病院で使われている
「後発医薬品チェックシート」
ボランタリチェーンに
参加する薬局用の
「選定表」にアレンジ
薬剤師会と話し合い、
チェックする内容を決める
28
出典:「兵庫県後発医薬品チェックシート」
ジェネリック医薬品 選定表
価格
品質
情報提供
これらを重視し1つに選定
供給体制
ジェネリック医薬品の種類を少なくする
29
参考:「兵庫県後発医薬品チェックシート」
普及しない原因
2.提案
薬局のボランタリーチェーン化と
薬局のジェネリック医薬品の
共同倉庫の設置
在庫管理が難しい
医者のジェネリック医薬品の
処方に対する不安
30
2.提案
医者の意識
 医者が後発医薬品を基本的に処方しない理由
0.0%
※後発医薬品=ジェネリック医薬品
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
70.0%
後発医薬品の品質への疑問
71.2%
73.6%
後発医薬品の効果への疑問
54.5%
60.4%
後発医薬品の副作用への不安
納品まで時間がかかること
メーカー・卸が在庫を確保してないこと
後発医薬品に関する患者への普及啓発不足
80.0%
39.6%
51.5%
1.5%
1.9%
診療所
7.6%
11.3%
病院
3.0%
5.7%
医者への情報提供不足
後発医薬品の情報提供体制への不備
34.8%
28.3%
その他
無回答
27.3%
20.8%
3.0%
1.9%
出典:厚生労働省「後発医薬品の使用状況調査 結果概要(速報)(平成23年度調査)」
31
2.提案
アンケート調査
 薬剤師と医者との間でジェネリック医薬品に関する
薬剤の情報交換は行われているのか?
12.6%
1.0%
年12回以上
年7~11回
11.7% 年4~6回
26.2%
年1~3回
48.5%
無し
半数が医者と
情報交換を
行っていない
アンケート:秋川ゼミナールウェブ調査 サンプル数103
対象:薬剤師 「薬局に関するアンケート」(2013年8月20日~21日実施)
32
2.提案
選定表利用の流れ
医者
ボランタリーチェーン
チェーン本部
薬局
薬局
薬局
33
ジェネリック医薬品 選定表
 選定表を用いて多種類のジェネリック医薬品を
医者の不安感を解消!
1つに選定する
ジェネリック医薬品に対する
 薬剤の情報共有を薬剤師と医者で行える
意識改革へ!
=
品質等への安心、信頼が生まれる
34
参考:「兵庫県後発医薬品チェックシート」
お医者様へのインタビュー
2.提案
薬局との情報共有が難しい。
薬局が薬を決めてしまうので安心ができない。
だが、このようにしっかりと選定されていて
情報が分かれば品質は安心できる。
内科医Aさん
実際に使用できる項目である。
このようなチェックは実際に薬に対して行っている。
ただ薬剤師同士が話し合うというのはないので、
現実それが出来ればいいと思う。
内科医Bさん
調査:2013年10月28日、2013年10月30日 開業の内科医
35
普及しない原因
2.提案
薬局のボランタリーチェーン化と
共同倉庫の設置
医者のジェネリック医薬品の
選定表を用いて複数の薬剤師が
処方に対する不安
ジェネリック医薬品を選定する
36
3.検証
システムの検証
37
薬の倉庫│具体例
3.検証
 2LDKの賃貸
 管理薬剤師 1人
 アルバイト 2人
 運送車両 2台保有
写真出典:不動産・住宅情報 SUUMO
38
共同倉庫の間取り
3.検証
バ
ル
玄関
DK 6畳
保管棚を
6個設置
コ
ニ
ー
3.検証
共同倉庫の間取り
90cm
70cm
玄関
60cm
DK 6畳
60cm
バ
60cm ル
コ
ニ
60cm
ー
3.検証
共同倉庫の間取り
ピッキングの動線
玄関
DK 6畳
バ
ル
コ
ニ
ー
3.検証
保管棚
縦
70cm
横
90cm
高さ 150cm
 置ける薬は200品目
 薬局の在庫にすると
75店舗の3日分保持
3.検証
1か月の共同倉庫の運営費
区分
ドライ
項目
スペース費
倉庫(マンション)
固定人件費
人件費
変動人件費
合計
設備費
保管機器
WMS・TMS
水道光熱費
運営維持費
産廃処理
通信費
合計
車両費
車両維持費
配送費
運賃
管理費
合計
総合計
単価(万円)
数量
月間コスト
5.5
50
30
12.5
92.5
2.25
20
1
0.5
1
23
4
2.5
0
1.5
8
1
1
1
2
4
6
1
1
1
1
4
2
2
0
1
5
5.5
50
30
25
105
13.5
20
1
0.5
1
23
8
5
0
1.5
14.5
123
13
16143
3.検証
1か月の共同倉庫の運営費
スペース費
5.5万円
人件費
105万円
設備費
13.5万円
運営維持費
配送費
合計
23万円
14.5万円
161万円
44
3.検証
倉庫運営の損益分岐点
(万円)
280
280
240
240
200
200
160
160
120
固定費
120
80
1店舗増えるごとの利益
80
40
40
0
倉庫の固定費÷(1店舗の利益+年会費5千円)
161万円÷4.9万円=32.8店舗
⇒33
0
10
20
30 店舗 40
50
60
45
(店舗)
3.検証
アンケート調査
 私たちの提案に参加してみたいですか?
参加したくない
19%
参加したい
47%
34%
会費が安ければ
参加したい
薬剤師の53%の方が賛同してくれました!
アンケート:秋川ゼミナールウェブ調査 サンプル数103
対象:薬剤師 「薬局に関するアンケート」(2013年8月20日~21日実施)
46
3.検証
訪問調査
2013年5月10日(金)
厚生労働省
医政局経済課様
2012年10月31日(火)
2013年10月25日(金)
ヤマトロジスティクス株式会社
メディカル部門様
47
薬局在庫量のシミュレーションの前提条件
3.検証
 リードタイム、発注間隔、ロットサイズを変更した場合の平均在庫における変動を
測定することをシミュレーション目的とする
 午前・午後2回の出荷可能性があるため2期で1日となる
 ロットサイズより需要平均が小さい。1ロットの消費を5日(10期)に設定
 需要の発生の方法
需要は平均20とする(したがって、ロットサイズは100とする)
NtRandの乱数に基づくポアソン分布を用いる
 品切れ許容率を2%に設定
 品切れした場合は先発薬になるため、受注残はなし
 発注方式は補充点方式(固定補充点までの不足分を補充する方式)
 固定補充点は最低在庫量で品切れ許容率を満たす最適点を活用
 平均在庫の測定対象期間を、最初の100期を安定期間として、その後の1000期とする
48
在庫シミュレーション│グラフ
3.検証
(在庫量)
200
180
160
140
発注間隔
120
100
80
リードタイム
60
46
40
20
13
0
1
2
3
4
5
6
46,13=発注点
7
8
9
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37
従来のモデル
リードタイム,発注間隔,ロットサイズ変更
49 (期)
在庫シミュレーション│薬局在庫量の変化
2.提案
リードタイム
発注間隔
ロットサイズ
在庫量
最適発注量
減少率
2
2
200
99.7
46
0
+リードタイム
変更
1
2
200
95.8
26
4%
+発注間隔
変更
1
1
200
89.8
9
10%
+ロットサイズ
変更
1
1
100
20
13
80%
従来のモデル
共同倉庫によって従来の在庫の80%が削減可能に!
50
3.検証
削減額の計算方法




平成24年度全国の処方箋枚数 7億8986万枚
ジェネリック医薬品の普及率を35%とする
ジェネリック医薬品の価格は新薬の70%とする
ターゲットは全国の薬局の9割である個人・法人の調剤薬局なので、
計算に用いる全国の処方箋枚数も9割とする
 ジェネリック医薬品を35%普及した時の点数の差額の金額ベース433円
(7億8986万枚×9割の薬局×処方箋点数とジェネリック医薬品を
35%使用した時の点数の差額の金額ベース433円)
-
(国からの調剤報酬処方箋1枚あたり190円×7億8986万枚×0.9)
=
ジェネリック医薬品が35%普及し、
すべての薬局が提案を採用したとき国が削減できる金額
51
出典:経済産業省「平成19年商業統計表 第1巻 産業編(総括表)」,厚生労働省「後発医薬品の使用促進について」,「平成24年度 調剤医療費(電算処理)の動向」
3.検証
削減額
アンケート結果から、53%の薬局が参加すると仮定
全国で年間
914億4035万円
の薬剤料が削減可能!!
国民1人あたり約720円の薬剤料を削減!!
52
出典:統計局「人口推計 平成25年5月確定値」
3.検証
削減額
全国、全ての薬局で私たちの提案を採用すると仮定
全国で年間
1725億2897万円
の薬剤料が削減可能!!
国民1人あたり約1350円の薬剤料を削減!!
53
出典:統計局「人口推計 平成25年5月確定値」
システムによるその他のメリット
在宅医療の支援
3.検証
 病院・薬局・患者・介護施設間の
情報ネットワークの構築
 在宅医療へ薬を届ける拠点
 在宅医療によって医療費削減につながる
大衆薬と処方薬の通信販売拠点
 後発薬だけでなく大衆薬の拠点にも使用可
 将来的には処方薬の販売拠点として使用
災害時の物資提供
 災害時における医薬品不足解決
 医薬品等第二次集積所として使用可
54
3.検証
ジェネリック医薬品が普及することで
国の医療費負担を削減し
国民の負担額を下げることが可能
55
4.まとめ
次世代に負担をかけずに
すむのです!!
56
4.まとめ
ジェネリック医薬品の
普及を促進
薬局の不良在庫を
解消
国の
医療費削減
57
4.まとめ
より暮らしやすい社会へ!
58
参考文献
【一般雑誌・新聞記事】
・「診療所と病院の機能分担を明確化」
日経ヘルスケア,2012年4月号,p.21-p.23 2012年5月29日
・「診療報酬改定ポイント解説」
日経メディカル,2012年4月号,p.43 2012年5月29日
・「2012年 調剤報酬改定を読み解く」
日経ドラッグインフォメーション,2012年3月号,p.44-p.52 2012年6月12日
・「薬剤師500人に聞いた調剤報酬改定現場の声」
日経ドラッグインフォメーション,2012年5月号,p.14-p.17 2012年8月11日
・「時流超流 後発薬の普及に「待った」 “抵抗勢力”の巻き返しが活発に」
日経ビジネス,2006年12月号,p.14 2012年7月21日
・「薬ネット販売再開へ」
日本経済新聞朝刊 2013年1月12日朝刊,第1面
・三井健次,馬場大輔(2008)「日本のジェネリック市場と競争環境予測」
マネジメントジャーナル pp.4-pp.12 2013年7月17日
・「ジェネリック医薬品の更なる展開を目指して」
ジェネリック研究vol.7,日本ジェネリック医薬品学会,pp.62-pp.64 2013年7月6日
・「日本がもし1000人の村だったら~皆保険制度についてみんなで考えよう」
日本ジェネリック製薬協会,pp.4-pp.11 2013年6月5日
59
参考文献
【Webページ】
・「保険薬局用コンピューターファーネスⅡ 医療用・レセプトコンピュータの販売サポート」,
株式会社エムシーシステム,2012年9月13日,http://www.mc-system.co.jp/pharnes2.html
・「レセコン(レセプトコンピュータ)の調剤くん」,ネグジット総研,2012年9月25日,
http://www.chouzai.nextit.co.jp/chouzaikun/index.html
・「薬事日報【日本ジェネリック医薬品学会】後発品拡大で卸は悲鳴・在庫コスト膨らむ
(平成23年6月21日)」,2012年6月3日,http://www.yakuji.co.jp/entry23413.html
・「エーザイの医療関係者向けサイト はじめてのジェネリック後発医薬品の薬価の違い」,
2012年6月10日,
http://www.eisai.jp/medical/region/phar/nmp/system/generic/generic06.html
・「2012年度診療報酬改定」,株式会社日医工医業経営研究所,2012年6月6日,
http://www.nichiiko.co.jp/stu-ge/mps/pdf/20120308kaitei2012chouzaituuchi.pdf#search=
‘日医工MPI'
・「ジェネリック医薬品とは」,日本ジェネリック株式会社,2012年5月15日,
http://www.nihon-generic.co.jp/
・「安心してご利用いただくために。ジェネリックQ&A」,内閣府大臣官房政府広報室,
2012年5月25日,http://www.gov-online.go.jp/featured/201106_01/index.html
・東和薬品株式会社,2012年5月10日,http://www.towayakuhin.co.jp/
・沢井製薬,2012年5月10日,http://www.sawai.co.jp/
60
参考文献
【Webページ】
・「平成23年度 医療費の動向」,厚生労働省,2012年6月7日,
http://www.mhlw.go.jp/topics/medias/year/11/dl/iryouhi_data.pdf
・「物流weekly」,2012年9月7日,
http://www.weekly-net.co.jp/warehouse/post-7785.php
・「角丸建設」,2013年8月30日,
http://www.kakumaru.com/kentiku/koujou.html
・「三菱倉庫株式会社」,2013年8月30日
http://www.mitsubishi-logistics.co.jp/
・「SUUMO 関東版」,2013年7月20日,
http://suumo.jp/chintai/kanto/
・「ジェネリック医薬品への変更は果たして儲かるのか?」,2013年6月9日,
http://ne-ya.seesaa.net/article/263174070.html
・「都道府県別に見る薬局数ランキング」,2013年6月15日
http://todo-ran.com/t/kiji/12043
・「平成19年 衛生行政報告例」,2013年7月12日
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001035603
・「平成24年(2012)医療施設(動態)調査・病院報告の概況」,2013年8月11日
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/12/
61
参考文献
【Webページ】
・「平成19年度 国民医療費の概況」,厚生労働省,2013年5月27日,
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/07/index.html
・「平成20年度 国民医療費の概況」,厚生労働省,2013年5月27日,
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/08/index.html
・「平成21年度 国民医療費の概況」,厚生労働省,2013年5月27日,
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/09/
・「平成22年度 国民医療費の概況」,厚生労働省,2013年5月27日,
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/10/
【資料】
・「都道府県別医療施設数及び薬局数(平成21年)」,2012年11月9日
・「第5表 産業分類小分類別、年次別の事業所数(法人・個人別)及び増減率
(平成19年度)」,政府の統計窓口,2012年11月26日
・「平成24年度診療報酬改定について」,厚生労働省保健局,2012年11月30日
・「ジェネリック医薬品使用促進の先進事例等に関する調査(平成23 年度調査)」
三菱UFJリサーチ&コンサルティング,pp.50‐pp.72 2013年3月5日
・「平成24年度 後発医薬品の使用状況調査 結果概要(速報)」
厚生労働省,pp.5-pp.8,pp.25-pp.26,pp.70-72 2013年7月17日
・「後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ」,厚生労働省 2013年7月10日
62
参考文献
【取材先】
・ヤマトロジスティクス株式会社 2012年10月30日
久保田妙子様 大下剛様
・厚生労働省 2012年11月30日
医政局 総務課・経済課
医薬食品局
保健局 総務課・医療課・調査課
・ヤマトロジスティクス株式会社 2013年3月2日
久保田妙子様
・厚生労働省医政局経済課様
2013年5月10日
・日本ジェネリック医薬品学会 第7回学術大会 2013年7月6日~7日
・ヤマトロジスティクス株式会社様 2013年10月25日
・日本大学商学部の校医の方 2013年10月28日、2013年10月30日
【アンケート調査】
・マクロミル社委託 秋川ゼミナール独自ウェブ調査
2013年8月20~21日実施
「薬局に関するアンケート」,対象薬剤師
・ヒアリング調査 2013年10月4日~11月7日
「ジェネリック医薬品の変更についてのアンケート」
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Special Thanks
 ヤマトロジスティクス株式会社様
 厚生労働省 医政局経済課様
アンケートにご協力
いただきました、
全国の薬剤師の皆様
64
ご清聴ありがとうございました
65
資料
後発医薬品調剤体制加算
薬局には 後発医薬品調剤体制加算 というものがあります。
ジェネリック医薬品の調剤率に対する
加算点数
22%以上
5点(50円)
30%以上
15点(150円)
35%以上
19点(190円)
66
出典:厚生労働省「後発医薬品の使用促進について」
資料
ジェネリック医薬品の報酬制度
 仮に1ヶ月に1000枚の処方箋を扱う薬局とする
 薬価ベース、700万円分の調剤をすることとする
ジェネリック医薬品の
調剤率
22%以上
30%以上
35%以上
薬局の利益
-1.3万円
7.4万円
10.2万円
67
資料
ジェネリック医薬品の体制
90円で販売
卸
差額
薬
10円
局
100円で販売
患
者
消費者への
薬価は国が決定
薬の卸値は
それぞれ異なる
薬価差益
後発医薬品調剤体制加算
=
薬局の利益
68
資料
国民負担
増えていく国民への負担
消費税増税
医療費負担の増加
5%
1割
8~10%
2割
※後期高齢者が対象
69
出典:朝日新聞デジタル 2013年10月2日
資料
調剤報酬の加算点数が一番高い
ジェネリック医薬品の調剤率 35% に達すると
薬局の薬の仕入れ額
従来の薬局
提案反映後の薬局
(ジェネリック医薬品15%)
(ジェネリック医薬品35%)
671万円
639万円
月最大5%の仕入れコストダウン
出典:厚生労働省「平成24年度 後発医薬品の使用状況調査 結果概要(速報)」
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