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糖質制限食 - 公立南丹病院

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糖質制限食 - 公立南丹病院
最近よく
最近よく聞
よく聞く糖質制限
糖質制限を良く聞きますが・・・
糖質制限ダイエット
糖尿病の血糖値管理に
糖質制限を・・・・など
穏やかな糖質制限
~最近の考え方・無理なく楽しみながら~
H25・第7回
糖尿病教室
管理栄養士
公立南丹病院
畑 千栄子
『糖質制限食』
糖質制限食』とは?
とは?
『糖質制限食』
糖質制限食』ぽいんと・・
ぽいんと・・抜粋
・・抜粋
*
*血糖値を上昇させる、唯一の栄養素は糖質
*
*
『できるだけ糖質の摂取を低く抑えて
食後高血糖を防ぐ』が基本です。
*
簡単に言えば、主食を抜いておかずばかり食べる
イメージになります。
*
*
抜く必要がある主食は、米飯、麺類、パンや
イモ類などです。
資料 糖質制限食とは?
*
タンパク質や、油脂が主成分の食品は
しっかり食べてよい
糖質、特に白パン、白米、麺類、菓子
白砂糖などの精製糖質の摂取は控える。
主食を取るときは未精製の穀類が望ましい
(玄米、全粒粉のパンなど)
飲料は牛乳、果汁は飲まず、成分未調整豆乳
水、番茶、麦茶はよい
糖質含有量の少ない野菜、海草、キノコ類は
適量OK 果実は少量にとどめる。
オリーブオイルや魚油(EHA.DHA)は
積極的にとる。
間食や、おつまみはチーズ類ナッツ類を中心に
菓子類、ドライフルーツは不可など
京都高雄倶楽部
資料
注意事項もあります
注意事項もあります
*経口血糖値効果剤の服用やインスリン注射をして
おられる方は『低血糖』の心配があります。
*腎障害、活動性の膵炎、肝硬変の場合は適応に
なりません(高たんぱく、高脂肪食のため)
糖質制限食とは?
京都高雄倶楽部
穏やかな糖質制限
やかな糖質制限の
糖質制限の
糖尿病の
糖尿病の食事プラン
食事プランは
プランは・・・
* 1日の分の炭水化物(糖質)摂取量を決める。
* 毎食の食事や間食の糖質を偏らないよう
分けておく
では、食事全体に占める炭水化物の割合を
40~50%にすると
それでも・・・
* 食後の血糖上昇は炭水化物(糖質)によるもの。
糖尿病の方が炭水化物(糖質)をある程度
制限するのは必要なことです。
1800Kcalで
1600Kcalで
*
約180~225g
約160~200g
(100~135g)
(96~120g)
実際はイモや果実、乳製品にも炭水化物が
含まれますので、これらにも割当てます。
主食にはこの60%程度が適当と言われています
糖質120g前後のご飯は330gで1食分は約110gです。
糖質制限から
糖質制限から学
から学ぶ事は
食事注意としては
食事注意としては・・・
としては・・・
*
糖質食品を良く知ることで『糖質』を怖がらない。
バランスの良い食事が大切です。
(主食 主菜・たんぱく質の多いおかず・副菜)
*
高エネルギー源の糖質をむやみに減らすことで
なく、糖質食品を計画通りに必要量を取る。
*
糖尿病の糖質制限・・・・
ヘルシーな糖質食品(炭水化物)を選び、
外部インスリンあるいは自分の体の
インスリン分泌能に合う糖質摂取量を
各食事で守ることが大切ではないでしょうか
他にもある『
にもある『糖質制限』
糖質制限』?
糖質に係る表示 ~ 約8種類ほど
『糖質ゼロ』 『糖類ゼロ』 『ノンシュガー』
『シュガーレス』 『砂糖ゼロ』
『無糖』
『微糖』 『低糖』
糖質は次の物の総称
≪糖類・多糖類・糖アルコール≫
1番少ないのが『糖質ゼロ』次に
『糖類ゼロ・ノンシュガー・
シュガーレス』『砂糖ゼロ』
Q&A 食事療法の
食事療法の違いは
『糖尿病食品交換表』
適正エネルギーでバランスの良い献立つくりが可能
指示エネルギーが守りやすい
『糖質制限食』
血糖値を上げる『糖質』取らない食事方法
血糖値は下がるが『高タンパク質・高脂肪食』に
なるため適応条件がある。
『カーボカウント』
主に1型糖尿病向き食事療法。炭水化物の量を把握
調整することは食後高血糖に有効が基本
『食べる順番法』
食物繊維の多い野菜から食べることで食後高血糖
が抑えられることに着目した食事療法。
現在、どの食事療法にも取り入れている。
1回の糖質摂取量を決めておきます。
(例 1食糖質50g 1日糖質150gなど)
過剰に肉や脂肪を取ると血液中の脂質が
増えすぎ、腎臓への負担が高まります。
(魚、肉、卵、大豆製品、牛乳などから適量に)
食べる順番も大切です。(野菜から食べます。増量可)
ゆっくり良く噛んで食べます。(過食防止)
『ゼロ』『
ゼロ』『ノン
』『ノン』『
ノン』『微
』『微』『低
』『低』の意味は
意味は・
これらは含有量の違いです。
『無』 『ゼロ』『ノン』『レス』『フリー』
含有量100g当り 0.5g未満
『微』『低』
含有量100g当り 5g 以下
100ml当り 2.5g以下
(消費者庁 栄養表示基準より)
*
表示は100g・100mlですが
中身は倍以上に入っています。
例 500ml 350ml 250mlなど
* 夏場の暑い時期、栄養表示を見ての利用が大切
その他
その他にもある血糖管理
にもある血糖管理
GI~グライセミックインデックス
血糖の上がり方を数値にしたもの。低いほど血糖値が
上がりにくい。低GI食品を活用して食事療法に
活かす働きがある。
スローカロリー『糖質の吸収速度』
糖質が小腸でゆっくり消化吸収される
ことで、血糖値の上昇が穏やかになる。
スローカロリー食品
パラチノースがありリスクの低い
糖質エネルギー源として菓子・
食品に使用されている。
資料
糖尿病ネット資料集
糖質制限食と糖尿病(AllAbout)
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