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第2部 障害者施策の状況

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第2部 障害者施策の状況
第2編
障害者施策に関する基礎資料
第2部
障害者施策の状況
平成15年度 障害者の日ポスター優秀賞(内閣官房長官賞)受賞
ゆうべつ
ゆうべつ
うちやまりょう や
北海道・湧別町立湧別小学校3年 内山 諒 哉さんの作品
第2編●第2部
1 障害者施策の総合的取組
(1)国における障害者施策
●図表2-2-1 各省庁別にみた主な障害者施策一覧
内 閣 府
分 類
関係法令等
障害者基本計画の策定,啓発広報(障害 障害者基本法
者の日・記念の集い,障害者施策総合推
進地方会議,心の輪を広げる障害者理解
促進事業等)など
警 察 庁
信号機への視覚障害者用付加装置等の設 社会資本整備重点計画法,交通安全施設
置,駐車禁止規制除外措置,自動車運転 等整備事業の推進に関する法律,道路交
適性相談など
通法など
総 務 省
NHK放送受信料の減免,視覚障害者の利
用に配慮したATM等の設置,福祉用電
話機器の提供など
税制上の配慮(地方税)
法 務 省
人権相談所の設置(各法務局・地方法務
局及びその支局に常設)など
障害者リハビリテーション関係分野に対 国際協力機構法
する技術協力
税制上の配慮(国税)
所得税法,消費税法,相続税法,租税特
別措置法,関税定率法など
特別支援教育など
学校教育法,盲学校・聾学校及び養護学
医療・福祉関連機器の委託開発
校への就学奨励に関する法律,学校保健
法など
障害の予防,早期発見・治療,各種の福 母子保健法,児童福祉法,身体障害者福
祉措置,生活保障,医療措置など
祉法,知的障害者福祉法,精神保健及び
雇用対策,職業訓練,労働者災害補償な 精神障害者福祉に関する法律,特別児童
ど
扶養手当等の支給に関する法律,戦傷病
者特別援護法,生活保護法,国民年金法,
厚生年金保険法,国民健康保険法など
障害者の雇用の促進等に関する法律,雇
用対策法,職業安定法,職業能力開発促
進法,労働者災害補償保険法など
障害者に配慮した農山漁村の生活環境整
備,障害者の食生活環境の改善
外 務 省
財 務 省
文部科学省
厚生労働省
農林水産省
放送法,有線テレビジョン放送法,電気
通信事業法,身体障害者の利便の増進に
資する通信・放送身体障害者利用円滑化
事業の推進に関する法律
地方税法
経済産業省
福祉関係機器の開発,機器の標準化など 工業標準化法,福祉用具の研究開発及び
普及の促進に関する法律
国土交通省
公共交通施設の改善など
障害者向け公営住宅の供給,公団公庫住
宅にかかる優遇措置,官庁施設及び道路
等の改善,有料道路の通行料金割引措置
など
土砂災害特別警戒区域における災害時要
援護者関連施設等の開発行為に対する許
可制
143
高齢者,身体障害者等の公共交通機関を利
用した移動の円滑化の促進に関する法律
高齢者,身体障害者等が円滑に利用できる
特定建築物の建築の促進に関する法律
公営住宅法,都市基盤整備公団内規,住宅
金融公庫法など
土砂災害警戒区域等における土砂災害防止
対策の推進に関する法律
第
2
部
障
害
者
施
策
の
状
況
(2)地方公共団体における障害者施策
●図表2-2-2 都道府県・指定都市における障害者施策に関する計画(基本計画)の策定状況一覧
(平成15年3月末現在)
計画等の名称
策定年月
○
北 海 道 北海道障害者基本計画
15.3
15∼24
青 森 県 新青森県障害者計画
15.3
15∼24
○
○
岩 手 県 岩手県障害者プラン
13.3
12∼22
○
○
宮 城 県 みやぎ障害者プラン
10.3
10∼17
○
○
秋 田 県 あきた2010チャレンジ・プラン
13.3
13∼22
○
○
山 形 県 第3次山形県障害者計画∼新輝きの福祉プラン∼
15.3
15∼24
○
○
6.3
6∼15
茨 城 県 いばらき障害者いきいきプラン
15.3
15∼24
○
○
栃 木 県 とちぎ障害者プラン21
15.3
15∼19
○
○
群 馬 県 群馬県障害者計画∼バリアフリーぐんま障害者プラン2∼
13.3
13∼17
○
○
埼 玉 県 彩の国障害者プラン21
15.3
15∼19
○
○
7.4
7∼16
10.4
9∼17
○
○
6.1
6∼15
○
○
新 潟 県 新潟県健康福祉計画
13.3
13∼17
○
○
富 山 県 富山県民新世紀計画
13.4
13∼22
○
○
石 川 県 いしかわ障害者プラン2002
14.3
14∼18
○
○
福 井 県 福井県第三次障害者福祉長期計画
12.3
12∼21
○
○
6.3
6∼15
14.2
14∼23
7.3
7∼16
静 岡 県 ふじのくに障害者プラン21
15.3
15∼19
愛 知 県 21世紀あいち福祉ビジョン
13.3
13∼22
三 重 県 三重県障害者プラン
15.3
15∼22
滋 賀 県 滋賀県障害者施策長期構想2010
13.7
13∼22
○
8.3
7∼16
○
大 阪 府 第3次大阪府障害者計画
15.3
15∼24
○
○
兵 庫 県 兵庫県障害者福祉新長期計画
13.9
13∼17
○
○
奈 良 県 奈良県障害者福祉に関する新長期計画
7.3
7∼16
○
和 歌 山 県 第2次障害者にかかる和歌山県長期行動計画
6.3
6∼15
○
鳥 取 県 鳥取県障害者計画
6.3
5∼14
○
島 根 県 障害者対策に関する島根県新長期計画
5.5
4∼14
○
15.3
15∼22
福 島 県 福島県障害者計画
千 葉 県 千葉県障害者施策新長期計画
東 京 都 ノーマライゼーション推進東京プラン−東京都障害者計画−
神 奈 川 県 第二次障害福祉長期行動計画
山 梨 県 山梨県障害者幸住計画
長 野 県 長野県障害者プラン
岐 阜 県 岐阜県障害者基本計画
京 都 府 京都府障害者基本計画
第
2
編
●
第
2
部
計画年度 数値目標 精神障害
岡 山 県 岡山県障害者長期計画∼第2期実施計画∼
144
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
第2編●第2部
計画等の名称
策定年月
計画年度 数値目標 精神障害
○
6.1
6∼15
山 口 県 やまぐち障害者いきいきプラン
15.3
15∼21
徳 島 県 徳島県障害者施策新長期計画
15.3
15∼24
香 川 県 かがわ障害者プラン
15.3
15∼22
7.3
7∼16
10.3
5∼14
福 岡 県 福岡県障害者福祉長期計画
7.3
6∼15
○
佐 賀 県 佐賀県障害者施策に関する新長期行動計画
6.3
6∼15
○
長 崎 県 長崎県障害者福祉に関する新長期行動計画
7.3
7∼16
○
15.3
15∼22
7.3
6∼15
13.2
13∼22
鹿 児 島 県 鹿児島県新障害者対策長期計画
7.3
7∼16
○
沖 縄 県 沖縄県障害者福祉長期行動計画
6.6
6∼15
○
札 幌 市 札幌市障害者保健福祉計画
15.3
5∼24
○
○
仙 台 市 仙台市障害者保健福祉計画
15.3
15∼19
○
○
千 葉 市 千葉市障害者保健福祉推進計画
13.3
13∼17
○
○
横 浜 市 ゆめはま2010プラン
6.12
6∼22
○
○
9.6
9∼22
○
○
名 古 屋 市 名古屋市障害者福祉新長期計画
6.11
6∼15
京 都 市 京都市障害者施策推進プラン
15.3
15∼24
大 阪 市 大阪市障害者支援計画
15.3
15∼24
神 戸 市 神戸障害者保健福祉計画2010
14.2
14∼22
○
○
広 島 市 広島市障害者基本計画
10.3
9∼18
○
○
8.4
8∼17
12.3
12∼22
広 島 県 障害者に関する第二次広島県長期行動計画
愛 媛 県 愛媛県障害者計画
高 知 県 高知県障害者福祉に関する新長期計画
熊 本 県 くまもと障害者プラン
大 分 県 障害者施策に関する新大分県長期行動計画
宮 崎 県 宮崎県障害者計画
川 崎 市 かわさきノーマライゼーションプラン
北 九 州 市 北九州市障害者施策推進基本計画
福 岡 市 福岡市保健福祉総合計画
合
計
59
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
有 35
有 59
資料:内閣府
145
第
2
部
障
害
者
施
策
の
状
況
●図表2-2-3 都道府県・指定都市における障害者施策に関する実施計画の策定状況一覧
(平成15年3月末現在)
計画等の名称
策定年月
北 海 道 北海道障害者基本計画前期実施計画
15.3
山 形 県 第3次山形県障害者計画∼新輝きの福祉プラン∼
15.3
15∼24
○
○
9.8
9∼15
○
○
埼 玉 県 彩の国障害者プラン21
15.3
15∼19
○
○
東 京 都 ノーマライゼーション推進東京プラン−東京都障害者計画−
10.4
9∼17
○
○
富 山 県 とやま障害者自立共生プラン
9.11
9∼17
○
○
山 梨 県 やまなし障害者プラン
10.2
10∼15
○
○
岐 阜 県 岐阜県障害者プラン
10.2
10∼16
○
○
静 岡 県 ふじのくに障害者プラン21
15.3
15∼19
○
○
愛 知 県 21世紀あいち福祉ビジョン第2期実施計画
15.3
15∼19
○
○
福 島 県 福島県障害者施策推進行動計画
9.6
9∼14
○
○
京 都 府 京都府障害者基本計画後期実施計画
13.3
12∼16
○
○
和 歌 山 県 紀の国障害者プラン実施計画
10.3
10∼15
○
○
鳥 取 県 鳥取県障害者計画7か年重点計画
9.3
8∼14
○
○
島 根 県 しまね障害者プラン
9.9
9∼14
○
○
広 島 県 広島県障害者プラン
10.3
10∼15
○
○
山 口 県 やまぐち障害者いきいきプラン
15.3
15∼21
○
○
徳 島 県 徳島県障害者施策新長期計画重点施策の実施計画
15.3
15∼19
○
○
香 川 県 かがわ障害者プラン
15.3
15∼22
○
○
愛 媛 県 愛媛県障害者施策重点実施計画
15.3
15∼19
○
○
福 岡 県 ふくおか障害者プラン
11.2
11∼15
○
○
佐 賀 県 佐賀県障害者プラン
10.1
10∼15
○
○
長 崎 県 長崎県障害者プラン
9.3
8∼14
○
○
10.3
10∼14
○
○
12.3
11∼15
○
9.3
9∼14
○
○
10.3
10∼15
○
○
横 浜 市 横浜市中期政策プラン
14.12
14∼18
○
○
川 崎 市 川崎新時代2010プラン
11.4
11∼15
○
○
滋 賀 県 淡海障害者プラン
大 分 県 大分県精神障害者プラン
大分県身体・知的障害者施策実施計画
鹿 児 島 県 鹿児島いきいき障害者プラン
沖 縄 県 沖縄県障害者プラン
12.9
12∼15
○
○
大 阪 市 大阪市障害者支援プラン
10.4
10∼14
○
○
北 九 州 市 「北九州市障害者施策推進基本計画」実施計画
8.11
8∼17
○
○
福 岡 市 福岡市保健福祉総合計画
12.3
12∼22
○
○
有 33
有 32
名 古 屋 市 名古屋市新世紀計画2010
第
2
編
●
第
2
部
計画期間
数値目標 精神障害
(年度)
○
15∼19
○
合
計
第1次実施計画
策定済み 33
資料:内閣府
146
第2編●第2部
●図表2-2-4 市区町村における障害者施策に関する長期計画の策定状況(都道府県別)
(平成15年3月末現在)
都道府県
市区町村数
対 象
策定済
策定予定
検討中
市区町村
(率・%) 15’中 16’以降
都道府県
市区町村数
対 象
策定済
策定予定
検討中
市区町村
(率・%) 15’中 16’以降
北 海 道
211 123(58.3)
22
8
58
京 都 府
43 43(100.0)
−
−
−
青 森 県
67 65(97.0)
2
0
0
大 阪 府
43 43(100.0)
−
−
−
岩 手 県
58 58(100.0)
−
−
−
兵 庫 県
87 86(98.9)
0
0
1
宮 城 県
70 70(100.0)
−
−
−
奈 良 県
47 46(97.9)
1
0
0
秋 田 県
69 69(100.0)
−
−
−
和歌山県
50 46(92.0)
1
0
3
山 形 県
44 37(84.1)
5
1
1
鳥 取 県
39 39(100.0)
−
−
−
福 島 県
90 87(96.7)
1
1
1
島 根 県
59 59(100.0)
−
−
−
茨 城 県
83 63(75.9)
3
2
15
岡 山 県
78 75(96.2)
3
0
0
栃 木 県
49 46(93.9)
0
1
2
広 島 県
81 76(93.8)
0
1
4
群 馬 県
70 43(61.4)
5
1
21
山 口 県
56 55(98.2)
1
0
0
埼 玉 県
90 90(100.0)
−
−
−
徳 島 県
50 50(100.0)
−
−
−
千 葉 県
79 69(87.3)
5
0
5
香 川 県
39 35(89.7)
2
1
1
東 京 都
62 54(87.1)
3
0
5
愛 媛 県
70 56(80.0)
3
1
10
神奈川県
35 21(60.0)
1
4
9
高 知 県
53 47(88.7)
6
0
0
新 潟 県
111 111(100.0)
−
−
−
福 岡 県
95 91(95.8)
2
0
2
富 山 県
35 33(94.3)
2
0
0
佐 賀 県
49 24(49.0)
0
0
25
石 川 県
41 38(92.7)
3
0
0
長 崎 県
79 73(92.4)
3
0
3
福 井 県
35 35(100.0)
−
−
−
熊 本 県
94 94(100.0)
−
−
−
山 梨 県
63 62(98.4)
0
1
0
大 分 県
58 58(100.0)
−
−
−
長 野 県
120 119(99.2)
1
0
0
宮 崎 県
44 44(100.0)
−
−
−
岐 阜 県
99 96(97.0)
3
0
0
鹿児島県
96 95(99.0)
0
1
0
静 岡 県
74 74(100.0)
−
−
−
沖 縄 県
52 44(84.6)
1
1
6
愛 知 県
87 87(100.0)
−
−
−
合
80
24
172
三 重 県
69 68(98.6)
1
0
0
滋 賀 県
50 50(100.0)
−
−
−
計
3,223
2,947
(注)1 指定都市は計上していない。
2 障害者計画として単独に策定したものだけでなく,総合計画等の一部として策定している計画を含む。
資料:内閣府
147
第
2
部
障
害
者
施
策
の
状
況
2 相互の理解と交流
●図表2-2-5 啓発広報の概要
障害者の日(毎年12月9日)
障害者問題についての国民の理解と認識を更に深め,障害のある人の福祉の推進を図
ることを目的として,国民及び地方公共団体は,障害者団体等の協力を得て「障害者
の日・記念の集い」等の記念行事並びに啓発広報を実施
記念日・週間・月間等
における啓発広報
障害者週間(毎年12月3日∼9日)
障害のある人に対する障壁を除去し,障害のある人の「社会参加」
を推進していくため,
障害者問題に対する国民一人ひとりの理解と認識を深めるための啓発広報を実施
人権週間(毎年12月4日∼10日)
「障害のある人の完全参加と平等を実現しよう」を強調事項の一つに掲げ,人権擁護
機関(法務局,地方法務局等)を通じた啓発広報を実施
障害者雇用促進運動(毎年)
障害のある人の雇用の促進と職業の安定を図ることを目的として,障害者雇用促進大
会等の各種行事を実施
精神保健福祉普及運動等(毎年)
精神障害者に対する早期かつ適切な医療の提供及び社会復帰の促進等について国民の
理解を深めることを目的とした精神保健福祉普及運動(10月下旬の一週間),精神保
健全国大会等を実施
マスメディアによる
啓発広報
ポスター等による
啓発広報
視覚・聴覚障害者に
配慮した啓発広報
テレビ・ラジオ
障害のある人への理解,障害のある人の福祉に関する広報番組を放送
新聞・雑誌
障害のある人への理解,障害のある人の福祉に関する広告を掲載
ポスター
障害者問題に関する啓発ポスターを全国に配付
体験作文等の募集
障害のある人とない人が,学校や社会生活,社会活動の中で相互の心のふれあいの体
験等を内容とする「心の輪を広げる体験作文」及び「障害者の日」を広く国民に周知
することを目的とした「障害者の日のポスター」の募集を実施
手話・字幕放送等
広報テレビ番組に手話を挿入,文字多重放送の実施(「ご存じですか」,「まちかど税
相談」等)
点字・録音広報
政府関連情報等の点字図書・録音テープ等を作成
(「障害者対策に関する新長期計画」
,
「心の輪を広げる体験作文入選作品集」
,「世界の動き」
,「私たちの税金」等)
学校教育
障害のある子どもに対する理解認識を深める教育を推進
福祉教育による
啓発広報
第
2
編
●
第
2
部
ボランティア活動
子どものころから社会福祉に対する理解を深めるために,小・中・高校生を対象とし
て「学童・生徒のボランティア活動普及事業」等を実施
地域住民等の理解
市民会議や福祉展の開催,啓発映画やパンフレットの作成,精神保健福祉知識の普及
啓蒙等
障害者施策
推進地方会議
地域における障害者施策の総合的な推進に資することを目的として,地方公共団体におい
て障害者福祉,障害者雇用,特別支援教育,建築・土木・交通等の障害者施策に関係する
幅広い部門で働く職員が一堂に会し意見交換等を実施
148
第2編●第2部
第
2
部
障
害
者
施
策
の
状
況
●図表2-2-6 技術協力の状況
①個別技術協力
年度
種別
平成13年度 平成14年度 平成15年度
知的障害者福祉コース(人)
8
9
11
補装具製作技術コース(人)
4
4
4
9
10
8
障害者リーダーコース(人)
10
9
10
障害者スポーツ指導者コース(人)
11
12
12
喉頭摘出者発声指導者養成コース
(アジア諸国)
(人)
5
6
5
聾者のための指導者コース(アジ
ア・大洋州諸国)
(人)
6
8
8
視覚障害者用支援技術コース(ア
ジア・大洋州諸国)
(人)
10
9
7
セルプ事業による障害者自立(人)
9
8
8
医学リハビリテーション専門家研
修(人)
8
0
―
8
8
9
9
3
5
リハビリテーション専門家コース
(人)
研
修
員
受
入
れ
︵
注
︶
精神科チーム医療指導者研修
(アジア)
(人)
専
門
家
・
ボ
ラ
ン
テ
ィ
ア
派
遣
専
門
家 (派遣先)(人)
(カンボディア,(フィリピン,バ (ボスニア・ヘル
ウ ル グ ア イ , イ ングラディシュ) ッェゴビナ,イン
ンドネシア,タ
ドネシア)
イ,フィリピン)
ボ 青年海外協力隊派遣(作業療法士,
ラ 理学療法士等)
(人)
ン
テ
ィ
ア シニア海外ボランティア(人)
供与先国
機
材
供
与
金額(千円)
44
67
0
6
5
ネパール
―
―
7,113
0
0
―
―
視覚障害者
の自立支援
機材
事業名
(注)
39
研修員受入れについては,複数年度連続で実施している集団研
修,一般特設研修を対象として記載。このほかにも,国別特設
研修,カウンターパート研修,第二国研修,第三国研修等によ
る障害者分野協力実績がある。
②プロジェクト方式技術協力
事業名
年
度
区分
平成12年
13
14
15
チリ国立身体障害者
リハビリテーションプロジェクト
専門家
研修員
機材供与
派 遣
受 入
9
12
9
9
2
7
3
3
48
37
23
22
中国リハビリテーション
専門職養成プロジェクト
専門家
研修員
機材供与
派 遣
受 入
2
7
16
6
0
3
51
18
13.7
アジア太平洋障害者センター
専門家
派 遣
研修員
受 入
機材供与
10
14
4
7
10
2
(注)機材供与(単位:百万円)
資料:外務省
149
●図表2-2-7 無償資金協力の状況
①一般無償資金協力
年 度
供与先
金 額
事 業 内 容
千円
平成13年度
アゼルバイジャン
412,000 リハビリテーションセンター機材整備計画
平成14年度
ボスニア・ヘルツェゴビナ
地域密着型リハビリテーションセンター整備
593,000 計画
平成15年度
タ イ
491,000 アジア太平洋障害者センター建設計画
②草の根無償資金協力
供与先
金額
平成13年度
供与先
千円
アゼルバイジャン(2件)
ウ ズ ベ キ ス タ ン
グルジア(3件)
タ ジ キ ス タ ン
イ ン ド ( 7 件 )
インドネシア(8件)
ベ
ト
ナ
ム
カンボジア(2件)
タ
イ
中 国 ( 4 件 )
バ ン グ ラ デ シ ュ
供与先
14,155
5,405
23,207
4,573
40,210
54,077
9,132
13,902
8,370
38,370
9,971
金額
第
2
編
●
第
2
部
7,761
18,998
2,604
11,815
9,884
13,243
19,852
16,807
1,490
1,803
2,673
供与先
千円
マ レ ー シ ア
ミャンマー(2件)
モ ル デ ィ ブ
モンゴル(2件)
ガ
ー
ナ
ケ
ニ
ア
ス ワ ジ ラ ン ド
南 ア フ リ カ
フ
ィ
ジ
ー
イエメン(2件)
エジプト(3件)
平成14年度
供与先
千円
ア ゼ ル バ イ ジ ャ ン
グルジア(3件)
タ ジ キ ス タ ン
イ ン ド ( 3 件 )
イ ン ド ネ シ ア
タ イ ( 2 件 )
中 国 ( 2 件 )
パキスタン(2件)
フ ィ リ ピ ン
マ レ ー シ ア
ガ
ー
ナ
金額
6,251
11,252
9,602
4,839
4,901
1,523
1,297
4,190
8,043
9,238
12,984
千円
ヨルダン(2件)
シ
リ
ア
チュニジア(5件)
モ
ロ
ッ
コ
レバノン(2件)
ガ
イ
ア
ナ
コ ロ ン ビ ア
ス
リ
ナ
ム
セ ン ト ル シ ア
ボ
リ
ビ
ア
メキシコ(2件)
金額
供与先
千円
コ
ン
ゴ
南アフリカ(2件)
ブルガリア(3件)
フ
ィ
ジ
ー
イ
ラ
ン
エ
ジ
プ
ト
シ
リ
ア
チュニジア(5件)
パレスチナ(3件)
レバノン(2件)
エ ク ア ド ル
150
4,261
4,513
11,559
5,508
6,062
4,454
4,963
22,044
20,937
12,230
1,696
金額
10,595
6,288
17,288
2,089
9,416
4,309
9,759
4,601
1,641
7,278
18,266
金額
千円
コ
ス
チ
ド
ニ
ハ
ブ
ボ
ホ
ロ ン ビ ア
リ
ナ
ム
リ ( 2 件 )
ミニカ(2件)
カ ラ グ ア
イ
チ
ラジル(4件)
リビア(2件)
ン ジ ュ ラ ス
9,970
3,535
15,178
7,433
8,985
7,291
15,020
13,663
9,332
第2編●第2部
供与先
金額
平成15年度
供与先
千円
ア ル メ ニ ア
ウクライナ(2件)
ウズベキスタン(2件)
グ ル ジ ア ( 3 件 )
イ ン ド ( 2 件 )
イ ン ド ネ シ ア
カ ン ボ ジ ア
タ イ ( 3 件 )
中
国
バ ン グ ラ デ シ ュ
フィリピン(4件)
ベ ト ナ ム ( 3 件 )
マレーシア(2件)
モ
ン
ゴ
ル
エ チ オ ピ ア
9,914
7,901
9,700
17,215
10,088
1,908
366
22,478
9,986
9,525
23,593
25,855
5,717
5,876
9,912
金額
供与先
千円
ケ
ニ
ア
タ ン ザ ニ ア
マ ダ ガ ス カ ル
南アフリカ(2件)
ル
ワ
ン
ダ
ブルガリア(3件)
マ ケ ド ニ ア
キ
リ
バ
ス
フ
ィ
ジ
ー
アフガニスタン(2件)
イエメン(2件)
イ
ラ
ク
イ
ラ
ン
エ ジ プ ト ( 3 件 )
シ リ ア ( 3 件 )
8,560
4,958
5,386
17,425
7,737
11,627
9,463
7,078
5,669
19,573
57,415
5,101
4,847
19,758
26,678
金額
千円
チュニジア(2件)
ト
ル
コ
パレスチナ(2件)
レ バ ノ ン ( 5 件 )
ウ ル グ ア イ
エ ク ア ド ル
コ ス タ リ カ
チ リ ( 2 件 )
ニカラグア(7件)
パ ラ グ ア イ
ブ
ラ
ジ
ル
ペ
リ
ー
ズ
ペ
ル
ー
メ
キ
シ
コ
10,895
8,367
19,383
33,718
9,760
9,799
8,259
22,034
44,089
8,104
3,764
9,181
5,874
8,860
(注)草の根・人間の安全保障無償資金協力により,障害者のためのリハビリテーション施設・教育施設・職業訓練施
設整備などに対する支援を行っている。
資料:外務省
151
第
2
部
障
害
者
施
策
の
状
況
●図表2-2-8 NGO事業補助金による支援状況
年度
平成13年度
補助金額
7,837
7,966
4,567
586
対象国
カンボジア
パキスタン
タイ
インド
468 インドネシア
2,290 クロアチア
3,420 ウクライナ
4,550 ベトナム
4,745 モンゴル
1,418 タイ
平成14年度
6,719 カンボジア
485 バングラデシュ
449 マレイシア
6,911 セルビア・モンテ
ネグロ
2,863 ウクライナ
1,158 カンボジア
(単位:千円)
内 容
・障害者に対する無料診察及び予防教育
・障害者に対する巡回診察及び保健衛生教育
・障害者施設での歯科診療
・咽頭ガン患者の発声リハビリテーション及びインスト
ラクターの養成
・咽頭ガン患者の発声リハビリテーション及びインスト
ラクターの養成
・障害者に対する職業訓練と障害者・障害児及びその保
護者に対する心理セラピー
・原発被災者支援,事故処理中の被爆による後遺症で障
害者となった住民への支援
・枯葉剤等による先天異常を訴える住民への検診
・聾学校,国立病院耳鼻咽喉科への補聴器等の医療機器
の提供
・地域における障害者サービスのコーディネーター育成
研修を実施
・障害者に対する診療所の運営と巡回診療
・咽頭ガン患者の発声リハビリテーション及びインスト
ラクターの養成
・咽頭ガン患者の発声リハビリテーション及びインスト
ラクターの養成
・障害を持つ児童等へのケア
・原発被災者支援,事故処理中の被曝による後遺症で障
害者となった住民への支援
・知的障害CBR(開発途上国の農村地域における知的
障害者サービス)コーディネーター育成研修
(注)草の根無償資金協力により,障害者のためのリハビリテーション施設・教育施設・職業訓練施設整備などに対する
支援を行っている。
資料:外務省
●図表2-2-9 平成14年度 日本NGO支援無償資金協力
第
2
編
●
第
2
部
年度
平成14年度
補助金額
対象国
3,046 マケドニア
2,212 タジキスタン
1,205 タジキスタン
(単位:千円)
内 容
・聴覚・言語障害児リハビリテーション施設への診断・
治療機材の供与
・障害者リハビリテーション総合病院への診断・治療機
材の供与計画
・国立障害児特殊寄宿学校への暖房器具及び冬物衣類の
供与計画
資料:外務省
152
第2編●第2部
3 社会参加へ向けた自立の基盤づくり
(1)障害のある子どもの教育・育成
ろう
●図表2-2-10 盲・聾・養護学校の学校数,在学者数及び教職員数―国・公・私立計―
(平成15年5月1日現在)
学校数
区 分
盲
学
校
学
知 的 障
肢 体 不 自
病
小
校
害
由
弱
計
計
71 校
106
523
199
96
818
995
ろう
聾
養
護
学
校
合
在 学 者 数(人)
小学部
中学部
高等部
639
508
2,463
2,092
1,171
2,012
18,444
14,147
30,721
7,701
4,434
6,330
1,437
1,382
1,145
27,582
19,963
38,196
30,313
21,642
42,671
幼稚部
272
1,430
70
72
3
145
1,847
計
3,882
6,705
63,382
18,537
3,967
85,886
96,473
本 務
教員数
3,401
4,915
34,429
14,754
3,595
52,778
61,094
本 務
職員数
1,863
1,984
7,882
3,662
726
12,270
16,117
資料:文部科学省
●図表2-2-11 特殊学級数,特殊学級在籍児童生徒数及び担当教員数―国・公・私立計―
(単位:学級,人,平成15年5月1日現在)
区 分
知
肢
病
弱
難
言
情
合
的 障 害
体 不 自 由
弱 ・ 虚 弱
視
聴
語 障 害
緒 障 害
計
小学校
中学校
合 計
学級数
児童数
学級数
生徒数
学級数
学級
人
学級
人
学級
人
12,170
36,406
6,002
18,489
18,172
54,895
1,440
2,594
475
747
1,915
3,341
579
1,205
261
455
840
1,660
146
183
42
54
188
237
421
803
187
342
608
1,145
児童生徒数
311
1,151
28
48
339
1,199
6,317
17,077
2,542
6,379
8,859
23,456
21,384
59,419
9,537
26,514
30,921
85,933
担当教員数
中学校
小学校
22,692
10,245
(注)中等教育学校の特殊学級はなし
合 計
32,937
資料:文部科学省
ろう
●図表2-2-12 盲・聾・養護学校重複障害学級設置率―国・公・私立計―
(平成15年5月1日現在)
小・中学部
高等部
38.6%
13.7%
聾学校
24.2%
14.3%
養護学校
53.4%
44.4%
全 体
51.1%
40.4%
盲 学 校
ろう
資料:文部科学省
153
第
2
部
障
害
者
施
策
の
状
況
ろう
●図表2-2-13 盲・聾・養護学校中学部及び中学校特殊学級卒業者の進路―国・公・私立計―
(単位:人,%,平成15年3月卒業者)
進 学 者
区 分
卒業者 高校等 高等部
A
人
盲
計
B
人
人
人
教育訓練機関等入学者
B/A 専修
(%) 学校
各種
学校
職業
能力
開発
人
人
人
計
C
児童福祉施設・
医療機関入所者
就職者
C/A
(%)
人
D
D/A
(%)
人
E
E/A
(%)
人
その他
F
F/A
(%)
人
学
校
174
3
168
171
98.3
─
─
─
─
─
─
─
2
1.1
1
0.6
学
校
596
24
568
592
99.3
─
─
─
─
─
─
─
1
0.2
3
0.5
275 5,908 6,183
96.1
11
─
2
13
0.2
7
0.1
148
2.3
86
1.3
ろう
聾
養 護 学 校 6,437
知的障害 4,592
13 4,401 4,414
96.1
─
─
─
─
─
5
0.1
131
2.9
42
0.9
肢体不自由 1,372
31 1,304 1,335
97.3
3
─
─
3
0.2
─
─
14
1.0
20
1.5
434
91.8
8
─
2
10
2.1
2
0.4
3
0.6
24
5.1
302 6,644 6,946
96.4
11
─
2
13
0.2
7
0.1
151
2.1
90
1.2
中学校特殊学級 9,248 2,171 5,904 8,075
87.3
176
48
113
337
3.6
293
3.2
病 弱
合 計
473
7,207
231
203
543人 5.9%
(注)1 高校等…………高等学校本科・別科,高等専門学校
2 高等部…………盲・聾・養護学校高等部本科・別科
3 職業能力開発…職業能力開発校,障害者職業能力開発校等
4 児童福祉施設・医療機関入所者……児童福祉施設,身体障害者養護施設,病院,療養所等
5 中学校特殊学級卒業者その他には,児童福祉施設・医療機関入所者を含む。
6 四捨五入のため,各区分の比率の計は必ずしも100%にならない。
ろう
資料:文部科学省
ろう
●図表2-2-14 盲・聾・養護学校高等部(本科)卒業者の進路―国・公・私立計―
(単位:人,%,平成15年3月卒業者)
進 学 者
区 分
卒業者 大学等 専攻科
A
計
B
教育訓練機関等入学者
B/A 専修
(%) 学校
各種
学校
職業
能力
開発
人
人
人
人
計
C
社会福祉施設・
医療機関入所者
就職者
C/A
(%)
D
D/A
(%)
E/A
(%)
F/A
(%)
人
人
人
校
337
39
123
162
48.1
1
2
9
12
3.6
40
11.9
82
24.3
41
12.2
校
470
88
159
247
52.6
9
4
38
51
10.9
120
25.5
38
8.1
14
3.0
養 護 学 校 11,480
84
91
175
1.5
73
9
308
390
59.4 1,881
16.4
知的障害 9,210
4
91
95
1.0
28
1
227
256
肢体不自由 1,895
33
─
33
1.7
11
6
69
86
4.5
114
12.8
38
学
人
F
人
盲
人
E
その他
人
ろう
聾
学
375
47
─
47
12.5
34
2
12
48
合 計 12,287
211
373
584
4.8
83
15
355
453
病 弱
第
2
編
●
第
2
部
3.4 2,219
19.3 6,815
2.8 2,067
22.4 5,388
3.7 2,379
6.0 1,275
10.1
152
19.4 6,935
58.5 1,404
15.2
67.3
387
20.4
40.5
90
24.0
56.4 1,936
15.8
(注)1 大学等…………大学学部・通信教育部・別科,短期大学本科・通信教育部・別科
2 専攻科…………盲・聾・養護学校高等部専攻科,高等学校専攻科
3 職業能力開発…職業能力開発校,障害者職業能力開発校等
4 進学者及び教育訓練機関等入学者には,それぞれ就職しながら進学した者,入学した者を含む。
5 社会福祉施設・医療機関入所者……社会福祉施設,身体障害者養護施設,病院,療養所等
6 四捨五入のため,各区分の比率の計は必ずしも100%にならない。
資料:文部科学省
ろう
154
第2編●第2部
●図表2-2-15 通級による指導を受けている児童生徒数
区 分
小学校
言
語
障
害
情
緒
障
害
弱
視
難
聴
肢
体
不
自
由
病弱・身体虚弱
合
計
(平成15年5月1日現在)
中学校
27,599人
(84.3%)
3,619
(11.1%)
150
(0.5%)
1,348
(4.1%)
0
(0.0%)
6
(0.0%)
32,722
(100.0%)
119人
(12.8%)
565
(60.8%)
12
(1.3%)
233
(25.1%)
1
(0.1%)
0
(0.0%)
930
(100.0%)
計
27,718人
(82.4%)
4,184
(12.4%)
162
(0.5%)
1,581
(4.7%)
1
(0.0%)
6
(0.0%)
33,652
(100.0%)
(注)四捨五入のため,各区分の比率の計は必ずしも100%にはならない。
資料:文部科学省
155
第
2
部
障
害
者
施
策
の
状
況
(2)雇用・就労の促進施策
●図表2-2-16 障害者雇用施策の体系
障害のある人が障害のない人と同様に,その能力と適性に応じた雇用の場に就くことができるよう
な社会の実現をめざし,障害者の雇用施策を総合的に推進
①事業主に対する指導・援助
○ 障害者雇用率制度
・法定雇用率
民間企業=一般の民間企業 1.8%,特殊法人 2.1%
国・地方=2.1%(一定の教育委員会 2.0%)
・雇入れ計画作成命令等による雇用率達成指導の実施
○ 障害者雇用納付金制度等による事業主支援等
・障害者雇用納付金・調整金による事業主負担の調整
・障害者雇用のための施設・設備等の改善,介助者の配置,住宅・通勤
に対する配慮,中途障害者の雇用継続等を行う事業主に対する助成
・特定求職者雇用開発助成金による賃金助成
○ 障害者雇用に関するノウハウの提供
・障害者雇用に関する好事例や雇用管理ノウハウの提供
(
障
障
害
者
基
本
計
画
・
重
点
施
策
実
施
5
か
年
計
画
害
総
合
的
者
な
雇
障
用
害
対
者
雇
策
用
基
施
本
策
の
方
針
)
推
進
②障害者の特性を踏まえたきめ細かな職業リハビリテーション,職業
能力開発の実施
○ 公共職業安定所における障害者の態様に応じた職業相談・職業紹介,
職場定着指導の実施
○ 障害者職業センターにおける職業評価等の専門的な職業リハビリテー
ションの実施(独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構が運営)
・ジョブコーチによる職業適応のための人的支援の実施
○ 多様かつ効果的な職業能力開発の推進
○ 身近な地域における就業・生活支援の一体的推進
○ 医療,福祉等の関係機関との連携強化
③障害者雇用に関する啓発
第
2
編
●
第
2
部
○ 試行雇用による事業主の障害者雇用のきっかけづくりの推進
○ 障害者雇用促進運動の実施
○ 障害者団体と連携した広報啓発活動の実施
資料:厚生労働省
156
第2編●第2部
第
2
部
障
害
者
施
策
の
状
況
●図表2-2-17 障害者の雇用促進施策の概要
障 害 者
公 共 職 業 安 定 所
都道府県労働局職業対策課
厚生労働省
都道府県雇用対策主管課
障害者雇用
支援センター
障害者就業・生活
支援センター
障害者職業総合センター
広
域
障
害
者
職
業
セ
ン
タ
ー
独立行政法人
高齢・障害者
雇用支援機構
国立職業リハ
ビリテーショ
ンセンター
国立吉備高原職
業リハビリテー
ションセンター
せき髄損傷者職業
センター(総合せき
損センター)
地
域
障
害
者
職
業
セ
ン
タ
ー
求職登録
職業相談
職業評価
職業指導
︵
雇
用
率
達
成
指
導
︶
︵
障
害
者
雇
用
に
関
す
る
相
談
・
援
助
︶
︵
特
定
求
職
者
雇
用
開
発
助
成
金
等
の
支
給
︶
障害者職業能力開発校
職業紹介
職場定着指導
都道府県障害者
雇用促進協会
納付金の徴収
雇用開発協会
( 総 合 雇 用 推 進 会)
事 業 主
調整金・報奨金の支給
各種助成金の支給
( )
資料:厚生労働省
157
●図表2-2-18 一般の民間企業における産業別障害者の雇用状況
①
区 分
企業
A
B
重度障害者
重度障害者
常用労働者数
(常用) (常用)以外
の障害者
人
人
人
④
⑤
実雇用率 法定雇用率
C÷② 未達成企業
×100
の割合
C
計
A×2+B
人
%
%
128
18,815
63
183
309
1.64
46.1
業
46
7,685
28
73
129
1.68
45.7
農,林,漁業
鉱
③障 害 者 の 数
②
企業数
(平成15年6月1日現在)
建
設
業
1,968
514,386
1,938
3,022
6,898
1.34
54.7
製
造
業
19,508
5,838,598
27,105
44,850
99,060
1.70
45.7
電気・ガス・
163
185,223
867
1,605
3,339
1.80
54.6
2,707
3,391
11,943
2,012
935,244
855,969
3,122,099
1,324,500
2,898
3,210
9,224
4,754
4,270
8,056
17,718
8,056
10,066
14,476
36,166
17,564
1.08
1.69
1.16
1.33
82.5
49.5
71.3
71.6
1,860
429,347
1,415
2,885
5,715
1.33
63.7
6,225
1,137
910,404
240,905
5,244
865
7,893
1,358
18,381
3,088
2.02
1.28
46.9
60.2
1,019
309,910
904
1,937
3,745
1.21
66.1
熱供給・水道業
情報通信業
運
輸
業
卸売・小売業
金融・保険・
不動産業
飲食店・宿泊
業
医療・福祉
教育・学習
支援業
複合サービス
事業
サービス業
産
第
2
編
●
第
2
部
業
計
8,918
2,055,879
61,025
16,748,964
(60,938) (16,749,384)
7,137
13,883
65,652
115,789
(65,179) (115,926)
28,157
247,093
(246,284)
1.37
1.48
(1.47)
62.9
57.5
(57.5)
(注)1 常用労働者数とは,常用労働者総数から除外率相当数(身体障害者及び知的障害者が就業することが困難である
と認められる職種が相当の割合を占める業種について定められた率を乗じて得た数)を除いた法定雇用障害者
数の算定の基礎となる労働者数である。
2 A欄の「重度障害者(常用)」には短時間労働者の数は含まれていない。B欄の「重度障害者(常用)以外の障
害者」には重度障害者である短時間労働者の数が含まれている。
3 障害者の数とは,身体障害者と知的障害者の計である。A欄の重度障害者(重度身体障害者及び重度知的障害者)
については法律上,1人を2人に相当するものとしており,ダブルカウントを行っている。
4 ( )内は平成14年6月1日現在の数値である。
資料:厚生労働省
158
第2編●第2部
●図表2-2-19 特殊法人等における障害者の雇用状況
①
区 分
障 害 者 の 数
②
A
B
重度障害者
重度障害者
常用労働者数
(常用) (常用)以外
の障害者
法人数
法人
特殊法人
(2.1%)
(平成15年6月1日現在)
人
人
③
④
実雇用率 法定雇用率
C÷② 未達成法人
×100
の割合
C
計
A×2+B
人
人
%
%
137
263,010
947
3,600
5,494
2.09
34.3
(134)
(89,912)
(376)
(1,011)
(1,763)
(1.96)
(40.3)
(注)1 常用労働者数とは,常用労働者総数から除外率相当数(身体障害者及び知的障害者が就業することが困難であ
ると認められる職種が相当の割合を占める業種について定められた率を乗じて得た数)を除いた法定雇用障害
者数の算定の基礎となる労働者数
2 A欄の「重度障害者(常用)」には短時間労働者の数は含まれていない。B欄の「重度障害者(常用)以外の障
害者」には重度障害者である短時間労働者の数が含まれている。
3 障害者の数とは,身体障害者と知的障害者の計。A欄の重度障害者(重度身体障害者及び重度知的障害者)に
ついては法律上,1人を2人に相当するものとしており,ダブルカウントを行っている。
4 ( )内は平成14年6月1日現在の数値
資料:厚生労働省
●図表2-2-20 障害部位・程度別常用労働障害者数の推計数
障害種類
身
体 障
視 覚 障
聴 言 障
肢 体 不 自
内 部 障
重 複 障
不 知 的 障
精 神 障
人数(千人)
害
害
害
由
害
害
明
害
害
396
43
60
214
59
15
5
69
51
重 度
33.3
35.1
54.0
19.5
62.1
33.6
18.7
28.5
中 度
(単位:%)
軽 度
38.2
27.0
26.9
45.2
34.3
37.6
18.3
24.5
36.2
12.5
33.0
0.5
10.1
36.5
63.0
不 明
4.0
1.7
6.7
2.3
3.2
18.7
26.4
8.3
(注)1 表中の数は,平成10年度に行った5人以上規模の事業所を対象とした標本調査の結果を基礎とした推計値
2 身体障害における障害程度は,
「重度」:身体障害者等級1∼2級,「中度」:同3∼4級,「軽度」:同5級以下
3 知的障害における障害程度は,「重度」:療育手帳において「重度(A判定)」であると判定されたもの及び地
域障害者育成センターにおいて「重度知的障害者」と判定されたもの,
「中級」:「重度」以外のもの
4 「精神障害」とは,精神分裂病,躁うつ病もしくは,てんかんにかかっている者,又は精神保健福祉手帳の交
付を受けている者であって,症状が安定し就労が可能な状態にある者
5 表中の人数は100人以下を,また,割合については小数2位以下を四捨五入しているため,合計と積み上げが一
致しない。
資料:厚生労働省「障害者雇用実態調査」(平成10年度)
159
第
2
部
障
害
者
施
策
の
状
況
●図表2-2-21 身体障害者の雇用上の配慮(複数回答)
(%)
80
60
40
20
職場での移動や作業を容易に
する施設・設備・機器の改善
33.8
フレックスタイム制の導入等
労働時間の弾力化
18.1
4.7
通勤に配慮した住宅の確保
送迎バス,
専用駐車場の確保
等通勤手段への配慮
20.9
工程の単純化等職務内容の
配慮
49.9
手話通訳の配慮等コミュニケ
ーション手段への配慮
11.8
業務遂行を指導,
援助する者
の配置
34.5
職業生活に関する相談員の配
置・委嘱
17.0
6.0
10.4
職業以外を含めた生活全般に
関する相談員の配置・委嘱
研修・教育訓練の実施等能力
開発への配慮
休養の確保,
カウンセリングの
実施等健康管理面の配慮
18.8
8.3
その他
(注)
「配慮している」とする事業所を100とする。
資料:厚生労働省「障害者雇用実態調査」(平成10年度)
第
2
編
●
第
2
部
160
第2編●第2部
●図表2-2-22 特例子会社一覧表
特例子会社
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
シャープ特選工業!
オムロン太陽!
明和工業協同組合 菱信データ!
松下精工共栄!
電気硝子興産!
※ 吉備松下!
ソニー太陽!
ホンダ太陽!
物産サービス!
※ 播磨三洋工業!
※ 交野松下!
!ダイキ
アビリティーズ・ジャスコ!
エプソンミズベ!
三菱商事太陽!
デンソー太陽!
!あおばウオッチサービス
※ !東京都データシステムズ
!旭化成アビリティ
オムロン京都太陽!
※ 希望の里ホンダ!
!アストロ
※ 阪神友愛食品!
日製サービス!
※ 東京都ビジネスサービス!
伊藤忠ユニダス!
※ !千葉データセンター
※ 愛知玉野情報システム!
!秀光製作所
!リクルートプラシス
※ !広島情報シンフォニー
!博報堂アイ・オー
※ !エイ・ピー・アイ
SMBCグリーンサービス!
※ 九州地理情報!
!長谷工システムズ
!カローラテック
@リベルタス興産
※ !長野協同データセンター
!サンライン
ワイピービジネスサービス!
!マーノ
!ダックス
ホンダアールアンドデー太陽!
※ 東京グリーンシステムズ!
!JTBデーターサービス
(平成16年3月)
所在地
親会社
大阪
大分
兵庫
東京
大阪
滋賀
岡山
大分
大分
東京
兵庫
大阪
兵庫
宮城
長野
大分
愛知
東京
東京
宮崎
京都
熊本
愛知
兵庫
東京
東京
神奈川
千葉
愛知
神奈川
東京
広島
東京
静岡
大阪
福岡
東京
宮城
山口
長野
福岡
静岡
東京
千葉
大分
東京
東京
シャープ㈱
オムロン㈱
大和製衡㈱!
三菱信託銀行!
松下精工!
日本電気硝子!
松下電器産業!
ソニー!
本田技研工業!
三井物産!
三洋電機!
松下電器産業!
!ダイヘン
イオン!
セイコーエプソン!
三菱商事!
!デンソー
セイコー!
国際航業!
旭化成!
オムロン!
本田技研工業!
富士機械製造!
生活協同組合コープこうべ
日立ハイテクノロジーズ!
カテナ!
伊藤忠商事!
東洋エンジニアリング!
玉野総合コンサルタント!
!秀光
!リクルート
!中国サンネット
!博報堂
!駿河銀行
!三井住友銀行
東亜建設技術!
!長谷工コーポレーション
トヨタカローラ宮城!
宇部興産!
!長野協同測量社
!ゼンリン ヤマハ!
!マルエツ
!エフピコ
!本田技術研究所
!CSK
!ジェイティービー
161
所在地
承認
年月
大阪
京都
兵庫
東京
大阪
滋賀
大阪
東京
東京
東京
大阪
大阪
大阪
千葉
長野
東京
愛知
東京
東京
東京
京都
東京
愛知
兵庫
東京
東京
東京
千葉
愛知
東京
東京
広島
東京
静岡
東京
福岡
東京
宮城
山口
長野
福岡
静岡
東京
広島
埼玉
東京
東京
52. 3
52. 12
53. 3
54. 7
55. 4
55. 9
56. 5
56. 12
57. 5
57. 5
58. 1
58. 2
58. 7
58. 7
59. 2
59. 4
59. 6
59. 7
60. 10
61. 3
61. 7
62. 4
62. 5
62. 7
62. 9
62. 12
63. 3
元. 4
元. 5
2. 5
2. 5
2. 5
2. 6
3. 4
3. 5
3. 6
3. 7
4. 1
4. 1
4. 3
4. 4
4. 5
4. 5
4. 5
5. 3
5. 3
5. 3
第
2
部
障
害
者
施
策
の
状
況
特例子会社
第
2
編
●
第
2
部
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
!アドバンス
松尾電気!
※ 千代三洋工業!
エーエヌエー・ウィングフェローズ!
※ 東京都プリプレス・トッパン!
@化成フロンティアサービス
身体障害者雇用促進研究所!
!ニッセイ・ニュークリエーション
!富士電機フロンティア
リコーエスポアール!
※ !サンアクアトートー
※ !サン・シング東海
※ !ダイキンサイライズ摂津
※ !ビー・ピー・シー
@エヌ・エス・グリーン
※ !かんでんエルハート
富士通エフサス太陽!
!エルアイ武田
!テルベ
※ 滋賀松下電工!
!ジャルサンライト
※ プリマルーケ!
スリーエムフェニックス!
!愛生
ヤマトテキスタイル!
共生産業!
日通ハートフル!
山武フレンドリー!
!クレール
!ケイシー
@杏友精器
!ハロー
!ダックス四国
三洋ハートエコロジー!
!スタンレーウェル
!フロンティア日建設計
!ファンケルスマイル
!舞浜ビジネスサービス
YKK六甲!
グローリーフレンドリー!
!三愛エスポアール
東友インテックス!
横河ファウンドリー!
!ヒューマングリーンサービス
!オレンジジャムコ
!障害者支援センター
!日立ゆうあんどあい
所在地
親会社
所在地
承認
年月
埼玉
広島
鳥取
東京
東京
福岡
東京
大阪
神奈川
神奈川
福岡
岐阜
大阪
福岡
兵庫
大阪
大分
大阪
北海道
滋賀
東京
長崎
神奈川
鹿児島
奈良
神奈川
東京
神奈川
滋賀
愛媛
宮城
埼玉
高知
大阪
神奈川
東京
神奈川
千葉
兵庫
兵庫
埼玉
東京
東京
東京
東京
埼玉
神奈川
!コーセー
スタンレー電気!
鳥取三洋電気!
全日本空輸!
凸版印刷!
三菱化学!
テンプスタッフ!
日本生命保険(相)
富士電機!
!リコー
東陶機器!
!トーカイ
ダイキン工業!
!ベスト電器
!日本触媒
関西電力!
富士通サポートアンドサービス!
武田薬品工業!
!イトーヨーカ堂
松下電工!
日本航空!
プリマハム!
住友スリーエム!
!岩田屋
マルコ!
三栄商事!
日本通運!
山武!
参天製薬!
!キクノ
東洋刃物!
日立金属!
!エフピコ
三洋電機!
スタンレー電気!
!日建設計
!ファンケル
!オリエンタルランド
YKK!
グローリー工業!
!三愛
!トーメン
横河電機!
!アサンテ
!ジャムコ
!福祉葬祭
!日立製作所
東京
東京
鳥取
東京
東京
東京
東京
大阪
東京
東京
福岡
岐阜
大阪
福岡
大阪
大阪
東京
大阪
東京
大阪
東京
東京
東京
福岡
奈良
神奈川
東京
東京
大阪
愛媛
宮城
東京
広島
大阪
東京
大阪
神奈川
千葉
富山
兵庫
東京
東京
東京
東京
東京
埼玉
東京
5. 3
5. 10
5. 11
5. 12
5. 12
6. 1
6. 2
6. 3
6. 5
6. 5
6. 5
6. 5
6. 6
6. 11
7. 5
7. 6
7. 10
7. 10
7. 12
8. 3
8. 4
8. 7
9. 12
10. 1
10. 1
10. 2
10. 5
10. 5
10. 5
10. 5
10. 7
10. 8
10. 9
10. 11
11. 3
11. 4
11. 5
11. 5
11. 5
11. 5
11. 5
11. 6
11. 9
11. 10
11. 10
11. 12
12. 2
162
第2編●第2部
特例子会社
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
!スタッフサービス・ビジネスサポート
富士ソフト企画!
日東電工ひまわり!
!ニコンつばさ工房
!西友サービス
日豊オノダ!
大黒友愛紙工!
!九段パルス
!スワン
!九電工フレンドリー
!スミセイハーモニー
!エム・エル・エス
!エコライフ土佐
UFJビジネスエイド!
!ニッパツ・ハーモニー
ソニー光!
ソラン・ピュア!
オーク・フレンドリーサービス!
上磯興業!
㈲旭硝子サンスマイル
㈲エプソンスワン
!JSPモールディング
!テクノサービス・ビジネスサポート
ジョブサポートパワー!
小川化工!
中電ウイング!
!ビジネス・チャレンジド
ピアサポート!
NECフレンドリースタフ!
!三幸舎ランドリーセンター
!ビジネスプラス
※ !三重データクラフト
エヌケーケー福山サービス!
!エヌケーケーアップル
!パソナハートフル
クボタワークス!
!京急ウィズ
!ウェルハーツ小田急
十信ビジネスサービス!
!サンエー・ロジスティクス
ソニー希望!
!マルイキットセンター
名古屋三越クチュール!
富士リネン!
!キューピーあい
!フジサワ・プログロース
!ラミNOVA
承認
年月
所在地
親会社
神奈川
神奈川
愛知
神奈川
埼玉
大分
愛媛
東京
東京
福岡
大阪
埼玉
高知
愛知
神奈川
東京
東京
東京
北海道
神奈川
山形
栃木
神奈川
東京
東京
愛知
東京
神奈川
東京
大阪
東京
三重
広島
神奈川
東京
大阪
神奈川
神奈川
大阪
東京
栃木
埼玉
愛知
岐阜
東京
大阪
大阪
!スタッフサービス・ホールディングス 東京 12. 8
神奈川 12. 9
富士ソフトABC!
大阪 13. 2
日東電工!
東京 13. 3
!ニコン
東京 13. 3
!西友
東京 13. 3
太平洋セメント!
愛媛 13. 3
大黒工業!
東京 13. 5
!小学館
東京 13. 8
ヤマト運輸!
福岡 13. 10
!九電工
大阪 13. 11
住友生命保険相互会社
東京 13. 12
!松屋フーズ
高知 14. 1
!サニーマート
愛知 14. 1
!UFJ銀行
神奈川 14. 4
日本発条!
東京 14. 5
ソニー!
東京 14. 5
ソラン!
東京 14. 5
!大林組
東京 14. 7
太平洋セメント!
東京 14. 7
旭硝子!
山形 14. 9
東北エプソン!
東京 14. 12
!JSP
!スタッフサービス・ホールディングス 東京 15. 3
東京 15. 3
マンパワー・ジャパン!
東京 15. 3
!トンボ鉛筆
愛知 15. 4
中部電力!
東京 15. 4
!みずほフィナンシャルグループ
東京 15. 4
セントケア!
東京 15. 5
日本電気!
!吉野家ディー・アンド・シー 東京 15. 5
東京 15. 5
!もしもしホットライン
東京 15. 5
JFEエンジニアリング!
東京 15. 5
JFEスチール!
東京 15. 5
JFEスチール!
東京 15. 6
!パソナ
大阪 15. 6
!クボタ
東京 15. 9
京浜急行電鉄!
東京 15. 10
小田急電鉄!
大阪 15. 10
十三信用金庫
東京 15. 10
!サンエー・インターナショナル
東京 15. 11
ソニー!
東京 15. 11
!丸井
東京 15. 12
!三越
岐阜 15. 12
カネコ!
東京 15. 12
キューピー!
大阪 16. 1
藤沢薬品工業!
大阪 16. 3
!ノヴァ
所在地
(注)※は地方公共団体と民間企業とが共同出資して設置した第3セクター方式による重度障害者雇用企業
資料:厚生労働省
163
第
2
部
障
害
者
施
策
の
状
況
4 日々の暮らしの基盤づくり
(1)生活安定のための施策
●図表2-2-23 障害者在宅福祉施策の概要
障害者の軽減・補完,診
査・更生相談対策
補装具,日常生活用具の給付等
在宅介護対策
更生医療の給付
身体上の障害を軽くしたり除いたりするための医療
関節形成術,角膜移植術,穿孔閉鎖術,人工透析,ペースメーカーのうめ込み手術等
訪問診査,更生相談
医療,生活,職業等の各種の相談,施設への紹介等
補装具の交付,修理
身体上の障害を補うための用具の交付,修理
(視覚障害)盲人安全つえ,義眼,眼鏡,点字器
(聴覚障害)補聴器
(肢体不自由)義肢,装具,座位保持装置,車いす,電動車いす,歩行器,頭部保護帽,収尿器,歩行補助つえ
(音声・言語機能障害)人工喉頭
(ぼうこう又は直腸障害)ストマ用装具
日常生活用具の給付等
重度障害者の日常生活がより円滑に行われるための用具の給付等
(下肢・体幹障害)浴槽,湯沸器,便器,特殊マット,特殊寝台,特殊尿器,入浴担架,体位変換器,
入浴補助用具,移動用リフト,歩行支援用具,居宅生活動作補助用具
(上 肢 障 害)特殊便器,パーソナルコンピューター
(意 志 伝 達)重度障害者用意志伝達装置,携帯用会話補助装置
(視 覚 障 害)盲人用テープレコーダー,時計,点字タイプライター,電卓,電磁調理器,音声式
体温計,点字図書,体重計,拡大読書器,歩行時間延長信号機用小型送信機,視覚
障害者用活字文書読上げ装置
(聴 覚 障 害)聴覚障害者用屋内信号装置,聴覚障害者用通信装置,聴覚障害者用情報受信装置
(視覚・聴覚障害)点字 ディスプレイ
(じん臓機能障害)透析液加温器
(呼吸器機能障害)酸素ボンベ運搬車,ネブライザー,電気式たん吸引器
(共 通)火災警報器,自動消火器
(貸 与 品 目)福祉電話,ファックス
(共 同 利 用)視覚障害者用ワードプロセッサー
特別障害者手当等の支給
在宅の重度障害者で,日常生活において常時特別の介護を要する状態にある者に対し,特別障害者手当等を支給する。
・特別障害者手当 (月額)26,520円,障害児福祉手当 (月額)14,430円
・福祉手当(経過措置分)
(月額)14,430円
身体障害者居宅介護等事業
身体障害者につき,居宅において行われる入浴,排せつ及び食事等の介護,調理,洗濯及び掃除等の家事生
活等に関する相談及び助言並びに外出時における移動の介護その他の生活全般にわたる援助を提供する。
身体障害者短期入所事業
居宅においてその介護を行う者の疾病等の理由により施設への短期間の入所を必要とする身体障害者につき,
施設に短期間の入所をさせ,必要な保護を行う。
身体障害者相談員の設置
身体障害者の更生相談に応じ,必要な指導を行うとともに福祉事務所など関係機関の業務に対する協力,援護思想の普及を行う。
市町村障害者生活支援事業
在宅の障害者やその家族が地域の中で普通に生活していくことを支援するために在宅福祉サービスの利用
援助,社会資源の有効活用の支援,社会生活訓練プログラムの実施,当事者相談等を総合的に実施する。
障害者社会参加総合推進事業
障害のある人が社会の構成員として,地域で共に生活できるよう,また,自己表現,自己実現,社会参加を通じて
生活の質的向上が図れるよう,生活訓練,コミュニケーション手段の確保等必要な社会参加推進施策を実施する。
市町村障害者社会参加促進事業
障害者の社会参加の促進を図るため,点字広報の発行,重度身体障害者移動支援事業,情報支援事業を実施する。
社会参加促進,在宅リハビリ
テーション対策等
第
2
編
●
第
2
部
バリアフリーのまちづくり活動事業
障害者や高齢者などの社会参加の基盤となるバリアフリーのまちづくりの整備を進めるため,当事者自らが実地に点検・調査を行い,
これを反映させたバリアフリーのまちづくりに関する基本計画を策定するとともに,これに基づく必要な環境整備事業を実施する。
身体障害者デイサービス事業
身体障害者又はその介護を行う者につき,身体障害者福祉センター等に通わせ,入浴,食事の提供,創
作的活動,機能訓練,介護方法の指導,社会適応訓練,更正相談,レクリエーション等を提供する。
身体障害者自立支援事業
公営住宅,身体障害者福祉ホーム等に居住する5人以上の重度の身体障害者を対象として,専任ケア
グループによる安定的な介助サービスを提供する。
在宅重度障害者通所援護事業
就労の機会が得難い在宅重度障害者を対象に小規模な通所による軽作業等の援護事業に対する補助
身体障害者通所授産施設
雇用困難又は生活に困窮する人を対策とし,必要な訓練を行い,職業を与えて自活させる施設
身体障害者福祉ホーム運営事業
身体上の障害のために家庭で日常生活を営むのに支障のある者に対し,その日常生活に適するような
居室その他の設備を利用させて自立した生活を営む施設に対する運営費の補助
身体障害者スポーツの振興
身体障害者の健康の維持,機能の回復,体力の向上等の効果を上げるとともに,社会生活への適応性の向上を図る。
障害別福祉事業(委託事業)
視覚障害者福祉事業(点字・声の図書事業等)
,聴覚・言語障害者福祉事業(手話通訳指導者養成研修事
業等)視覚・聴覚(重複)障害者福祉事業(盲ろう者向通訳養成研修事業),福祉機器開発普及等事業,全
国身体障害者総合福祉センター運営事業等
資料:厚生労働省
164
第2編●第2部
●図表2-2-24 身体障害者施設福祉施策の概要
(平成14年10月1日現在)
肢体不自由者更生施設
36か所(1,483人)
障害の程度のいかんにかかわりなく相当程度の作業能力を回復しうる見込みのある人を対象と
し,更生訓練を行う施設
更
生
施
設
視覚障害者更生施設
14か所(1,374人)
あんまマッサージ指圧師,はり師及びきゅう師等職業についての知識技能,訓練を行う施設
聴覚・言語障害者更生施設
更生に必要な治療及び訓練を行う施設
3か所(160人)
内部障害者更生施設
6か所(398人)
医学的管理の下に更生に必要な指導,訓練を行う施設
生
活
施
設
施
設
福
祉
施
策
身体障害者療護施設
427か所(24,833人)
身体上の著しい障害のため常時介護を必要とするが,家庭ではこれを受けることの困難な最重度
の障害者を入所させ,医学的管理の下に必要な保護を行う施設
身体障害者福祉ホーム
58か所(725人)
身体上の障害のため家庭において日常生活を営むのに支障のある身体障害者が自立した生活を営む施設
身体障害者授産施設
80か所(3,679人)
雇用困難又は生活に困窮する人を対象とし,必要な訓練を行い,職業を与えて自活させる施設
作
業
施
設
身体障害者通所授産施設
277か所(7,193人)
身体障害者授産施設の一種であり,内容は身体障害者授産施設と同じであるが,利用者は通所者に限られる
身体障害者小規模通所授産施設
61か所(983人)
通所施設である授産施設であって,常時利用する者が20人未満10人以上であるもの
身体障害者福祉工場
36か所(1,758人)
生産能力があっても,通勤事情等のため,一般の企業に就職することの困難な車いす障害者等のための工場
身体障害者福祉センター(A型)
41か所
身体障害者の各種の相談に応ずるとともに,健康の増進,教養の向上,スポーツ,レクリエーシ
ョンなど保健・休養のための施設
身体障害者福祉センター(B型)
215か所
在宅重度障害者が通所して,創作活動,軽作業,日常生活訓練等を行うための施設
在宅障害者デイサービス施設
417か所
身体障害者デイサービス事業を行うための施設
地
域
利
用
施
設
障害者更生センター
9か所(620人)
障害者,家族,ボランティア等が気軽に宿泊,休養するための施設
点字図書館
72か所
視覚障害者の求めに応じて点字刊行物や声の図書の閲覧貸出しを行う施設
点字出版施設
点字刊行物を出版する施設
13か所
聴覚障害者情報提供施設
26か所
字幕(手話)入りビデオカセットの製作貸出し,手話通訳者の派遣,情報機器の貸出し等を行う施設
補装具製作施設
補装具の製作又は修理を行う施設
22か所
盲人ホーム
28か所(556人)
あんまマッサージ指圧師,はり師,きゅう師免許を有する視覚障害者の職業生活の便宜を図るた
めに施設を利用させ,技術の指導を行う施設
(注):(
)内は定員数
資料:厚生労働省「社会福祉施策等調査」
165
第
2
部
障
害
者
施
策
の
状
況
●図表2-2-25 障害児・知的障害者在宅福祉の概要
【障害児施策】
早期発見
早期療育
【知的障害者施策】
・ 先天性代謝異常等検査等
・ 健康診査(乳幼児,1歳6か月児,3歳児)
・ 育成医療の給付
・ 障害児各種通園施設・通園事業
通所事業
通園事業
18歳以上の知的障害者又はその介護を行う者につき,知
的障害者デイサービスセンター等に通わせ,創作的活動,
社会適応訓練,介護方法の指導等の便宜を提供する
・ 重症心身障害児(者)通園事業
在宅
サービス
・ 知的障害者援護施設(通所)
・ 知的障害者デイサービス
・ 補装具の交付・修理
・ 日常生活用具の給付等
・ 居宅介護等事業
日常生活を営むのに支障のある障害児・
者のいる家庭にホームヘルパーを派遣し
て必要な介護,援助を行う。
・短期入所(ショートステイ)事業
障害児・者を介護している家族が疾病等に
よって家庭における介護が困難となった
場合に施設に一時的に保護する。
・障害児(者)地域療育等支援事業
・同左
・ 同左
・ 同左
・ 同左
・ 同左
社会参加
知的障害者地域生活援助事業
(グループホーム)
知的障害者に対する日常生活上の援護を
行い,地域での自立生活を援助する。
・ 知的障害者生活支援事業
・ 知的障害者社会活動総合推進事業
・ 知的障害者スポーツの振興
・ 知的障害者通所援護事業
通所による援護事業(小規模作業所)に
対し助成する。
就労関連
・職親制度
事業経営者等が知的障害者を自己の下に
預かり必要な訓練を行うことにより,自
立更生を図る。
総合的
サービス
・ 療育手帳制度
知的障害児・者に対し一貫した指導・相
談を行うとともに,各種援助措置を受け
やすくするために手帳を交付する。
・ 相談指導(福祉事務所等)
・ 相談指導(児童相談所等)
資料:厚生労働省
第
2
編
●
第
2
部
166
第2編●第2部
●図表2-2-26 障害児・知的障害者施設福祉施策の概要
(平成14年10月1日現在)
知的障害児施設
266か所(13,968人)
知的障害の児童を入所させて,保護するとともに,独立自活に必要な知識技能を与える施設
自閉症児施設
7か所(338人)
自閉症を主たる症状とする児童を入所させて保護するとともに,独立自活に必要な知識技能を与える施設
知的障害児通園施設
240か所(8,862人)
知的障害の児童を日々保護者のもとから通わせて,保護するとともに,独立自活に必要な知識技能を与える施設
児
童
の
た
め
の
施
設
児
童
福
祉
施
設
盲児施設
13か所(338人)
盲児(強度の弱視児を含む)を入所させて保護するとともに,独立自活に必要な指導又は援助をする施設
ろうあ児施設
15か所(497人)
ろうあ児(強度の難聴児を含む)を入所させて保護するとともに,独立自活に必要な指導又は援助をする施設
難聴幼児通園施設
25か所(848人)
強度の難聴の幼児を保護者のもとから通わせて指導訓練を行う施設
肢体不自由児施設
66か所(5,969人)
上肢,下肢又は体幹の機能障害のある児童を入所させて治療するとともに,独立自活に必要な知識技能を与える施設
肢体不自由児通園施設
88か所(3,500人)
上肢,下肢又は体幹の機能障害のある児童を通所させて治療するとともに,独立自活に必要な知識技能を与える施設
肢体不自由児療護施設
6か所(360人)
病院に入院することを要しない肢体不自由のある児童であって,家庭における養育が困難なものを入所させる施設
重症心身障害児施設
101か所(9,838人)
重度の知的障害及び重度の肢体不自由が重複している児童を入所させて保護するとともに,治療及び日常生活の指導をする施設
施
設
福
祉
施
策
心身障害児総合通園センター
16か所
心身障害の相談・指導・診断・検査・判定等を行うとともに,時宜を失することなくその障害に応じた療
育訓練を行う施設,複数の児童福祉施設の複合体
障害児通園(デイサービス)事業
市町村が通園の場を設けて,障害児に通園の方法により指導を行い,地域社会が一体となって育成助長を図る事業
国立療養所等
進行性筋萎縮症児病床
進行性筋萎縮症児・者を入院させて治療するとともに,独立自活に必要な知識技能を与える。
重症心身障害児病床
重度の知的障害及び重度の肢体不自由が重複している児童を入所させて,治療及び日常生活の指導を行う。
知的障害者デイサービスセンター
198か所
18歳以上の知的障害者又はその介護を行う者につき,知的障害者デイサービスセンター等に通わせ,入浴,
食事の提供,創作的活動,機能訓練,介護方法の指導等を提供する施設
知
的
障
害
者
の
た
め
の
施
設
知
的
障
害
者
援
護
施
設
知的障害者更生施設(入所)
1,389か所(91,610人)
知的障害者を入所させて,保護するとともに,その更生に必要な指導訓練を行う施設
知的障害者更生施設(通所)
384か所(15,164人)
知的障害者を通所させて,保護するとともに,その更生に必要な指導訓練を行う施設
知的障害者授産施設(入所)
227か所(14,254人)
知的障害者で雇用されることが困難な者を入所させて,自活に必要な訓練を行うとともに,職業を与えて自活させる施設
知的障害者授産施設(通所)
1,058か所(40,207人)
知的障害者で雇用されることが困難な者を通所させて,自活に必要な訓練を行うとともに,職業を与えて自活させる施設
知的障害者小規模通所授産施設
141か所(2,255人)
通所施設である授産施設であって,常時利用する者が20人未満10人以上であるもの
知的障害者福祉ホーム
72か所(895人)
就労している知的障害者が,家庭環境,住宅事情等の理由により住居を求めている場合に低額な料金で入
居させ,社会参加の助長を図る施設
知的障害者通勤寮
124か所(2,902人)
就労している知的障害者を職場に通勤させながら一定期間通所させて対人関係の調整,余暇の活用,健康
管理等独立自活に必要な指導を行う施設
知的障害者自活訓練事業
知的障害者援護施設の入所者に地域での自立生活に必要な基本的生活の知識・技術を定期間集中して個別
的指導を行うことにより,知的障害者の社会参加の円滑化を図る事業
知的障害者福祉工場
57か所(1,624人)
一般企業に就労できない知的障害者を雇用し,社会的自立を促進する施設
(注):(
)内は定員数
資料:厚生労働省「社会福祉施設等調査」等
167
第
2
部
障
害
者
施
策
の
状
況
●図表2-2-27 精神保健福祉施策の概要
【1.医療施策】
【2.地域精神保健福祉施策】
国 民
心
の
健
康
づ
く
り
精神病院等
医療機関
精神科通所リハビリ
(デイケア)施設
精神科救急
措
置
入
院
医任
療意
保入
護院
入等
院・
通
院
医
療
定員50人:30人
昼間の生活指導を
必要とする場合
特
定
相
談
精
神
保
健
福
祉
相
談
性
に
関
す
る
心
の
悩
み
相
談
精
神
保
健
福
祉
相
談
精神保健福祉センター(61か所)
社
会
復
帰
の
促
進
心
の
健
康
づ
く
り
特
定
相
談
入院患者
精
神
保
健
福
祉
相
談
通
所
リ
ハ
ビ
リ
︵
デ
イ
ケ
ア
︶
老
人
精
神
保
健
相
談
保 健 所
訪ク
問ラ
指ブ
導等
・育
患成
者
精
神
保
健
福
祉
相
談
・
指
導
性
に
関
す
る
心
の
悩
み
相
談
通
所
リ
ハ
ビ
リ
︵
デ
イ
ケ
ア
︶
社
会
復
帰
相
談
指
導
精 神 障 害 者 約258万人(平成14年推計)
【3.社会復帰・福祉施策】
精神障害者居宅生活支援事業
障害のため独立
して日常生活が
できず生活の場
のない者
一定の活動能力
を有するが家庭
環境等の理由に
より住宅の確保
が困難な者
相当程度の作
業能力を有す
る者(通所)
かつ,住宅の
確保が困難な
者(入所)
精神障害者授
産施設の訓練
を終えた者等
であって,一
般雇用が困難
な者
精神障害者
生活訓練施設
精神障害者
福祉ホーム
精神障害者
入所授産施設
精神障害者
福祉工場
精神障害者地域
生活支援センター
246か所
5053人
159か所
1962人
28か所
764人
14か所
388人
318か所
精神障害者
通所授産施設
定員20人以上
定員20人以上 定員10人以上
日常生活に支
障のある者
居宅で介護等
を受けること
が一時的に困
難になった者
共同生活に
支障のない者
精神障害者短期
精神障害者居宅
精神障害者地域
入所事業
介護等事業
生活援助事業
(ホームヘルプ) (ショートステイ) (グループホーム)
精 神 障小
害規
者模
作
業
所
208か所
4849人
在宅での処理
が一時的に困
難となった者
精神障害者
小規模通所
授産施設
精 神 障社
害会
者適
応
訓
練
事
業
精
神
保
健
福
祉
士
関連援
助施策
精神障害者
に対する相
談,助言,指
導その他日
常生活の適
応のための
訓練
定員おおむ
ね5人以上
109か所
2077人
短期入所(ショー
トステイ)施設
第
2
編
●
第
2
部
地域で生活
している者
精
神
障
害
者
保
健
福
祉
手
帳
通所定員20人以上
入所定員20人以上30人以下
ただし,小規模通所に
あって20人未満10人以上
一定期間の
宿泊提供
生活機能回復訓練
一定期間の
宿泊提供
作業訓練
就労訓練
最低賃金の保証
日常生活支援
相談への対応
地域交流活動の
支援
情報提供
居宅における
介護等の提供
一時的な入所
による介護等
の供与
共同生活によ
る介護等の供
与
作業
訓練
社会適
応訓練
精神障害者社会復帰促進センター(社会復帰のための訓練・指導等処遇方法の研究開発等の調査研究,普及啓発等)
(注):〔
〕内は,平成14年10月1日現在の施設数及び定員数
168
資料:厚生労働省
第2編●第2部
●図表2-2-28 障害者の所得保障等の制度の沿革
【昭和61年3月以前】
【昭和61年4月∼】
【平成16年4月∼】
(85,675円)
特別障害者手当
(64,875円)
(20,800円)
(109,278円)
特別障害者手当
(82,758円)
(26,520円)
○20歳以上
〔障害福祉年金受給者〕
〈1級〉 (51,050円)
福祉手当
(11,250円)
(39,800円)
障害福祉年金(1級)
(39,800円)
障害基礎年金(1級)
(64,875円)
障害基礎年金(1級)
(82,758円)
障害基礎年金(2級)
(51,900円)
障害基礎年金(2級)
(66,208円)
〈2級〉
障害福祉年金(2級)
(26,500円)
国年拠出制・厚年等
〔 〕
の障害年金受給者
〈1級〉
(61,817円)
障害年金
(拠出制)
(国年1級61,817円)
(85,675円)
特別障害者手当
(64,875円)
(20,800円)
(109,278円)
特別障害者手当
(82,758円)
(26,520円)
障害基礎年金(1級)
(64,875円)
障害基礎年金(1級)
(82,758円)
障害基礎年金(2級)
(51,900円)
障害基礎年金(2級)
(66,208円)
障害児福祉手当
(11,550円)
障害児福祉手当
(14,430円)
特別児童扶養手当
1級 40,800円
2級 27,200円
特別児童扶養手当
1級 50,900円
2級 33,900円
〈2級〉
障害年金
(拠出制)
(国年2級49,450円)
○20歳未満
〈本人〉
福祉手当
(11,250円)
〈父母等養育者〉
特別児童扶養手当
1級 39,800円
2級 26,500円
資料:厚生労働省
169
第
2
部
障
害
者
施
策
の
状
況
●図表2-2-29 障害基礎年金・障害厚生年金の概要
国民年金(障害基礎年金)
厚生年金保険(障害厚生年金)
支
要
給 ☆ 保険料納付済期間
(保険料免除期間を含む) ☆ 加入期間中の傷病による障害。ただし,
件
障害基礎年金の支給要件を満たしている
が加入期間の3分の2以上ある者の障害
☆ 20歳未満のときに医師の診療を受けた者
者であること
が,障害の状態にあって20歳を達したとき,
又は20歳に達した後に障害の状態となった
とき
1年6カ月経過し ☆ 障害基礎年金と同じ
障
害 ☆ 医師の診療を受けたときから,
たとき
(その間に治った場合は治ったとき)
に障
認 定 時
害の状態にあるか,又は65歳に達するまでの
間に障害の状態となったとき
w総報酬制導入以後
年 金 額 (1級)
q総報酬制導入前の
+
66,208円×1.25+子の加算
被保険者期間分 の被保険者期間分 (月額)
q
(平成16 (2級)
平均標準
7.125
被保険者期間の月数
66,208円×子の加算
年度)
×
× (平成15年3月まで)
報酬月額
1000
w
子の計算
・第1子,第2子 各 19,050円
・第3子以降
各 6,350円
子とは次の者に限る
・18歳未満の子
・20歳未満で1・2級の障害者
平均標準
報酬額
×
5.481
× 被保険者期間の月数
(平成15年4月以降)
1000
(1級)
{(q+w)
×1.25}
÷12+妻の加算(19,050円)
(2級)
(q+w)
÷12+妻の加算(19,050円)
(3級)
(q+w)
÷12(最低保障額49,667円)
被保険者期間
・300月に満たない場合は,300月とする。
第
2
編
●
第
2
部
障
害
等
級
の
例
1級 ☆ 両手がない者
☆ 障害基礎年金と同じ
☆ 両足がない者
☆ 両眼の矯正視力の和が0.04以下の者
☆ その他
☆ 障害基礎年金と同じ
2級 ☆ 片手のない者
☆ 片足のない者
☆ 両眼の矯正視力の和が0.05以上0.08以下の者
☆ その他
☆ 両眼の矯正視力が0.1以下の者
3級
☆ その他
資料:厚生労働省
170
第2編●第2部
●図表2-2-30 特別障害者手当等の概要
目 的
支給対象者
特別障害者手当
障害児福祉手当
特別障害者に対し
て,福祉的措置の一
環として,重度の障
害のため必要となる
精神的,物質的な特
別の負担の軽減の一
助として手当を支給
することにより特別
障害者の福祉の向上
を図る。
精神又は身体に重
度の障害を有するた
め日常生活において
常時特別の介護を必
要とする状態にある
在宅の20歳以上の者
重度障害児に対し
て,その障害のため
必要となる精神的,
物質的な特別の負担
の軽減の一助として
手当を支給すること
により重度障害児の
福祉の向上を図る。
重度障害者に対し
て,その障害のため
必要となる精神的,
物質的な特別の負担
の軽減の一助として
手当を支給すること
により重度障害者の
福祉の向上を図る。
精神又は身体に障
害を有する児童につ
いて手当を支給する
ことにより,これら
の児童の福祉の増進
を図る。
精神又は身体に重
度の障害を有するた
め日常生活において
常時特別の介護を必
要とする状態にある
在宅の20未満の者
20歳以上の従来の
福祉手当の受給資格
者のうち,特別障害
者手当の支給要件に
該当せず,かつ,障
害基礎年金も支給さ
れない者(注)
20歳未満で精神又
は身体に中程度以上
の障害を有する児童
を家庭で監護,養育
している父母又はそ
の他の者
福祉手当(経過措置分) 特別児童扶養手当
手当額(月額)
1級 50,900円
14,430円
26,520円
平成16年
14,430円
2級 33,900円
4月∼
受給資格者
受給資格者
受給資格者
所得制限
受給資格者
(単身世帯)
(4人世帯)
(単身世帯)
平成15年の
(単身世帯)
518.0万円
770.7万円
518.0万円
年収
518.0万円
扶養義務者
扶養義務者
扶養義務者
扶養義務者
(2人世帯)
(6人世帯)
(2人世帯)
(2人世帯)
859.6万円
954.2万円
859.6万円
859.6万円
(注)従来の障害福祉年金受給者であって,児童扶養手当及び福祉手当を受給していた母(障害者)と子子ども1人,父
(障害者)と子ども1人,母(障害者)と父(障害者)と子ども1人の世帯の場合,障害基礎年金制度の創設に伴
い,受給額が減額されることから,給付水準を維持するため特例的に福祉手当(経過措置分)が支給されている。
資料:厚生労働省
171
第
2
部
障
害
者
施
策
の
状
況
●図表2-2-31 障害者に関する税制上の特別措置一覧
事 項
障害者控除(所得税)
根拠法令条項
内 容
所得税法
第79条
同居の特別障害者に係る 租税特別措置法
第41条の16第1項
扶養控除等の特例(所得
税)
障害者控除
(個人住民税)
地方税法
第34条第1項⑥
第314条の2第1項⑥
同居の特別障害者に係る 地方税法
扶養控除等の特例(個人
第34条第4項第5項
住民税)
第314条の2第4項
第5項
障害者等の
地方税法
非課税限度額
第24条の5第1項②
(個人住民税)
第295条第1項②
地方公共団体が心身障害 所得税法
者に関して実施する共済
第9条第1項③ハ
制度に基づいて受ける給 同施行令
第20条第2項
付金の非課税(所得税)
第
2
編
●
第
2
部
所得税法
第75条第2項③
同施行令
第20条第2項
地方税法
第34条第1項④ハ
第314条の2第1項④ハ
同施行令
第7条の14の3
第48条の7第2項
老人等少額貯蓄非課税制 所得税法第9条の2
度(所得税)
所得税法第10条
租税特別措置法第3条の4
租税特別措置法第4条
地方公共団体が心身障
害者に関して実施する
共済制度に係る掛金の
控除(所得税)
地方公共団体が心身障
害者に関して実施する
共済制度に係る掛金の
控除(個人住民税)
居住者又はその控除対象配偶者若しくは扶養親
族が障害者に該当する場合には所得金額から次の
金額を控除する。
・一般の障害者の場合(1人につき)27万円
・特別障害者の場合(1人につき)40万円
特別障害者である控除対象配偶者又は扶養親族
が居住者やその配偶者若しくは居住者と生計を一
にするその他の親族のいずれかとの同居を常況と
している者である場合には,配偶者控除及び扶養
控除として通常の控除額に35万円を加算した金額
を所得金額から控除する。
納税義務者又はその控除対象配偶者若しくは扶
養親族が障害者に該当する場合には所得金額から
次の金額を控除する。
・一般の障害者の場合(1人につき)26万円
・特別障害者の場合(1人につき)30万円
特別障害者が納税義務者又は納税義務者と生計
を一にする親族等のいずれかとの同居を常況とし
ている場合には,配偶者控除として56万円(70歳
以上の場合61万円)を,扶養控除として1人につ
き56万円(特定扶養親族及び70歳以上の父母など
である場合68万円)を所得金額から控除する。
障害者,未成年者,年齢65歳以上,寡婦又は寡
夫であって前年中の合計所得金額が125万円以下
の者については,住民税を課さない。
地方公共団体の条例において心身障害者を扶養
する者を加入者とし,その加入者が地方公共団体
に掛金を納付し,その地方公共団体が心身障害者
の扶養のための給付金を定期に支給する場合の当
該給付金を非課税とする。
条例により地方公共団体が心身障害者に関して
実施する共済制度に係る掛金を所得金額から控除
する。
条例により地方公共団体が心身障害者に関して
実施する共済制度に係る掛金を所得金額から控除
する。
老人や障害者等が,所定の手続をとる場合に限
り,元本350万円までの利子等については,所得
税を課さない。
172
第2編●第2部
事 項
根拠法令条項
内 容
地方公共団体が心身障害 相続税法
第12条第1項①
者に関して実施する共済
第21条の3第1項⑤
制度に基づく給付金の受
給権に係る相続税・贈与 同施行令
第2条の2
税の非課税
相続税法
相続税の障害者控除
第19条の4
特別障害者に対する
贈与税の非課税
相続税法
第21条の4
重度の視力障害者のあ 地方税法
第72条の2第9項⑤
ん摩,はり等医業に類
する事業に対する事業 同施行令
第13条
税の非課税
自動車税,軽自動車税, 地方税法
第162条
自動車取得税の減免
第454条
第699条の17
条例により地方公共団体が心身障害者に関して
実施する共済制度に基づく給付金の受給権につい
ては相続税・贈与税を課さない。
障害者が相続により財産を取得した場合,当該
障害者が,70歳に達するまでの年数に6万円(特
別障害者については12万円)を乗じた金額を税額
から控除する。
特別障害者を受益者とする特別障害者扶養信託
契約に係る信託受益権のうち,6,000万円までの部
分については,贈与税を課さない。
重度の視力障害者(失明者又は両眼の視力0.06
以下の者)があん摩,はり,きゅう,柔道整復そ
の他の医業に類する事業を行う場合,事業税は非
課税とする。
地方公共団体の条例により,おおむね次のよう
な減免措置が講じられている。
①身体障害者等が取得し,又は所有する自動車等
で,身体障害者等自身が運転するもの又は身体
障害者等の通勤等のためにその生計同一者若し
くは身体障害者等のみで構成される世帯の身体
障害者等のために常時介護者が運転するものに
ついては,自動車税,軽自動車税,自動車取得
税を減免する(事業用は除く)
。
②身体障害者等の利用に専ら供するため,特別の
仕様により製造された自動車等又は一般の自動
車等に同種の構造変更が加えられた自動車等に
ついては,自動車税,軽自動車税,自動車取得
税を全額免除する。
③身体障害者等の利用に供するため,特別の仕様
により製造された自動車等又は一般の自動車等
に同種の構造変更が加えられた自動車等で身体
障害者等以外の者の利用にも併せて供される自
動車等及び専ら身体障害者等が運転するために
特別の仕様により製造された自動車等又は構造
変更が加えられた自動車等で,タクシー等の用途
に供される営業用自動車等については,当該自動
車等の取得価格のうち,特別の仕様又は構造変
更に要した金額に当該自動車等に係る自動車取
得税の税率を乗じて得た額に相当する自動車取
得税額を減額する。
④身体障害者等の利用に供する超低床型バスにつ
いて,その取得価格のうち,車椅子固定装置,
スロープ板及び車高調整機能に係る装置に要し
173
第
2
部
障
害
者
施
策
の
状
況
事 項
根拠法令条項
身体障害者用物品の非 消費税法
課税(消費税)
別表第一
同施行令
第14条の4
社会福祉事業等として 消費税法
行われる資産の譲渡等
別表第一
の非課税(消費税)
同施行令
第14条の3
内 容
た金額に当該超低床型バスに係る自動車取得税
の税率を乗じて得た額に相当する自動車取得税
額を減額する。
義肢,盲人安全つえ,特殊寝台,改造自動車等
身体障害者の使用に供するための特殊な性状,構
造又は機能を有する一定の身体障害者用物品の譲
渡,貸付け等は非課税
身体障害者福祉法にいう身体障害者更生施設等
を経営する事業,ホームヘルプサービス・デイサ
ービス・ショートステイ等を行う事業等として行
われる資産の譲渡等は非課税
●図表2-2-32 障害者に関する割引・減免制度及び福祉措置一覧
内 容
駐車禁止規制
歩行困難な身体障害者等が現に利用する車両に
の適用除外
対し,運転する身体障害者本人又は介護する家族
やこれに準ずる者に対して駐車禁止除外指定車標
章を交付し,駐車禁止規制の適用から除外する。
第1種身体障害者若しくは第2種身体障害者
JRの旅客
(身体障害者手帳「旅客鉄道株式会社旅客運賃減
運賃割引
額」欄に記載)のうち12歳未満の者又は第1種知
的障害者若しくは第2種知的障害者(療育手帳
「旅客鉄道株式会社旅客運賃減額」欄に記載)の
うち12歳未満の者に介護者が同行する場合(区間
制限なし,12歳未満の第2種身体・知的障害者の
場合は定期のみの適用で介護者のみ割引となる。
第1種身体障害者及び第1種知的障害者について
は回数乗車券・普通急行券も対象となる)
第1種身体障害者若しくは第2種身体障害者又
は第1種知的障害者若しくは第2種知的障害者が
単独で片道101km以上(他社線との連絡含む)乗
車する場合(普通乗車券のみ)
第
2
編
●
第
2
部
航空旅客
運賃割引
備 考
─問合せ先─
警察署,都道府県
公安委員会
本人と介護者 ※ 身体障害者手帳又
1人
は,療育手帳を発
各々50%割引
売窓口に呈示
本人のみ
50%割引
※ JRに準じた鉄道
会社もあるので,
利用するときは照
会のこと
─問合せ先─
各駅,福祉事務所,
市町村役場
第1種身体障害者(身体障害者手帳の交付を受 本人と介護者 ※ 身体障害者手帳
けている満12歳以上の身体障害者で,同手帳の 1人
又は療育手帳を
「旅客鉄道株式会社運賃減額」欄に第1種と記入さ 割引運賃額は,
発売窓口に呈示
れている者)及び第1種知的障害者が介護者と共 事業者又は路
線によって異
に利用する場合
─問合せ先─
なる
各航空会社支店・
第1種身体障害者若しくは第2種身体障害者 本人のみ
営業所及び指定代
(身体障害者手帳の交付を受けている満12歳以上 割引運賃額は, 理店,福祉事務所,
の身体障害者で,同手帳の「旅客鉄道株式会社運 事業者又は路 市町村役場
賃減額」欄に第2種と記入されている者)又は第 線によって異
1種知的障害者若しくは第2種知的障害者が単独 なる
174
第2編●第2部
内 容
備 考
で利用する場合
その他の公共
─問合せ先─
各公共交通機関ごとに割引を実施。また,地方 各交通機関ご
交通機関の旅 自治体が運営するバス等では独自に割引等を行っ と割引率を設 各交通事業者,福祉
定
ている場合もある。
客運賃割引
事務所,市町村役場
身体障害者が自ら自動車を運転する場合又は重 50%割引
※ 料金所において,
有料道路の通
身体障害者手帳又
行料金の割引 度の身体障害者若しくは重度の知的障害者が乗車
は療育手帳の呈示
し,その移動のために介護者が自動車を運転する
─問合せ先─
場合
福祉事務所,市町
村役場
身体障害者を構成員に有する一定の生活状態以 全額免除
※市町村長又は,
NHK放送受信
福祉事務所長の
下の世帯
料の免除
重度の知的障害者を構成員に有し,かつ,構成
証明が必要
員すべてが市町村民税非課税の世帯
─問合せ先─
視聴覚障害者が世帯主 肢体不自由者(障害等級 半額免除
NHK放送局,福祉
1・2級)が世帯主
事務所,市町村役場
点字郵便物、特定録音物等郵便物(3kgまで) 無料
※ 特定録音物等郵便物
郵便料金の
は,日本郵政公社が指
減免
心身障害者団体が発行する第三種郵便物の認可 (1)毎月3回以上
定する施設の発受する
を受けた定期刊行物(1kgまで)
発行の新聞紙
ものに限る。
50gまで8円 ※ 心身障害者用冊子小包
(2)その他
は,身体に重度の障害
がある人又は知的障害
50gまで15円
心身障害者用冊子小包郵便物(3kgまで)
の程度の重い人と図書
冊子小包(基
本 )料 金 の 半
館との間で発受するも
のに限る。
額
聴覚障害者用小包郵便物(3kgまで)
冊子小包(基 ※ 聴覚障害者用小包は,
聴覚に障害がある人と
本 )料 金 の 半
日本郵政公社が指定す
額
点字小包郵便物(1)3kgまでのもの
(1)冊子小包
る施設との間で発受す
るものに限る。
(基本)料
金の半額
点字小包郵便物(2)3kgを超えるもの
─問合せ先─
(2)一般小包料
金の半額
郵便局
被保険者が基本契約の効力発生後に受けた障害
身体障害等による
─問合せ先─
簡易保険の保険料 等により,身体障害等の状態になったときは,将
郵便局
来の保険料の払込みを免除
払込免除制度
NTT無料番号
身体障害(1∼6級),肢体不自由(上肢,体幹 無料
※ 事前に東西NTT支
案内
又は乳幼児期以前の非進行性の脳病変による運動
店又は,営業所に
機能障害の1,2級)の身体障害者・療育手帳を有す
申込みが必要
─問合せ先─
る知的障害者,精神障害者保健福祉手帳を有する
東西NTT支店・営業所
精神障害者等が番号案内サービスを利用する場合
施設設置負担
身体障害者に対して,加入電話を設置する際に 2∼12回の分割
─問合せ先─
払い,無利子 東西NTT支店・営業所
金の分割払い 必要な設置負担金の分割払制度を適用
175
第
2
部
障
害
者
施
策
の
状
況
内 容
第
2
編
●
第
2
部
備 考
福祉用電話機
65歳以上で一人暮らしの老人等が福祉用電話機 工事費及び機
─問合せ先─
器の利用料金 器(シルバーホーン・ファックス信号装置)の取 器使用料を一 東西NTT支店・営業所
般の半額程度
等割引
付け工事を行い機器を使用する場合
公営住宅の優
障害者及び障害者を含む世帯については,住宅
─問合せ先─
先入居
困窮度が特に高いものとして,一般の住宅困窮者
都道府県,市町村,
よりも入居を優先することができる。また,身体
障害者の単身入居を認めている。
公団住宅の優
障害者及び障害者を含む世帯については,入居
─問合せ先─
先入居
募集に当たっての当選率優遇措置のほか,入居住
都市基盤整備公団
宅は,1階又はエレベーター停止階を割り当てる
等の優遇措置がある。
(1)300万円
住宅金融公庫 (1)住宅の建設・購入に対する割増融資
─問合せ先─
による割増融
住宅金融公庫
障害者とその親族が同居する場合
(2)
資
(2)住宅設備等工事に対する割増融資
①150万円
①段差解消等のバリアフリー化工事
②①に併せてホームエレベーター,階段昇降機, ②250万円
車いす対応キッチンユニット等の設備を設置
(3)身体障害者向け住宅改良工事に対する融資額の増額 (3)530万円
→1,000万円
不在者投票
両下肢,体幹,移動機能に障害(1,2級)内臓機
※ 郵便等投票証明書
能に障害(1∼3級),免疫に障害(1∼3級)
が必要(代理記載
又は要介護状態区分が要介護5である身体障害者
の場合,代理記載
等は郵便等による不在者投票が可能。また,これ
人の同意書も必要)
らの者のうち,上肢,視覚に障害(1級)がある
─問合せ先─
者は代理記載をさせることが可能。
市町村選挙管理委員会
生活福祉資金
低所得世帯,障害者世帯(身体障害者・知的障
※ 民生委員を経由して市
の貸付け
害者及び精神障害者の属する世帯)又は高齢者世
区町村社会福祉協議会
帯に対して,経済的自立と生活意欲の助長促進を
へ申込みをする(都道
貸付限度額
図るために必要な経費を貸し付ける。
府県社会福祉協議会に
(1)
おいて決定される)
(1)障害者更生資金
①141万円
※ 貸付利子は据置期間経
①生業費(据置期間1年,償還期限9年)
〔特別460万円〕
過後年3%
②支度費(据置期間6月,償還期限8年)
②10万円
③技能習得費(据置期間1年,償還期限8年)
③月91.8万円
〔特別124.8万
円〕
─問合せ先─
市町村社会福祉協
(2)30万円
(2)福祉資金(据置期間6月,償還期限3年)
議会
①26万円
①転宅費
②75万円
②障害者等福祉資金
③205万円
③障害者自動車購入資金
④446.4万円
④中国残留邦人等国民年金追納資金
(3)150万円
(3)住宅資金(据置期間6月,償還期限6年)
〔特別245万円〕
176
第2編●第2部
●図表2-2-33 最近の主な「障害者スポーツ(国際・国内)大会」開催状況
名 称
平成12年度
開催年
14
13
15
16
オーストラリア
夏
(シドニー)
パラリンピック 季
4年ごと
アメリカ
競技大会
冬
季
(ソルトレークシティ)
国
際 フェスピック
大 競技大会
会
おおむね
4年ごと
(アテネ)
韓国
(釜山)
夏
デフリンピック 季
4年ごと
競技大会
冬
イタリア
オーストラリア
(ローマ)
(メルボルン)
スウェーデン
季
(スンツバル)
富山県
全国障害者
スポーツ大会
ギリシャ
毎年
宮城県
高知県
静岡県
埼玉県
(身体障害者大会)
岐阜県
(知的障害者大会)
大阪府(陸上) 高知県(陸上) 宮城県(陸上) 東京都(陸上) 大阪府
(陸上)
大阪府(水泳) 大阪府(水泳) 大阪府(水泳) 大阪府(水泳) 大阪府(水泳)
埼玉県(アーチェリー) 埼玉県(アーチェリー) 埼玉県(アーチェリー) 埼玉県(アーチェリー) 埼玉県(アーチェリー)
長野県( アイススレッジ) 長野県( アイススレッジ) 青森県( アイススレッジ、 長野県( アイススレッジ) 長野県( アイススレッジ)
国 ジャパン
内 パラリンピック
大 競技大会
会
毎年
新潟県(スキー)
クロスカントリー)
新潟県(スキー)
新潟県(スキー)
岩手県
(アルペン)
夏
季
全国ろうあ者
体育大会
新潟県(スキー)
冬
季
新潟県等
毎年
和歌山県
宮城県
長野県
岐阜県
山形県
北海道
富山県
群馬県
10府県
未実施
資料:厚生労働省
●図表2-2-34 障害者スポーツ指導員登録数
総計
20,085人
初 級
18,180人
中 級
(平成15年12月末現在)
上 級
1,387人
447人
コーチ
71人
資料:(財)日本障害者スポーツ協会調べ
177
第
2
部
障
害
者
施
策
の
状
況
●図表2-2-35 介護福祉士,社会福祉士及び精神保健福祉士の資格取得方法
1.介護福祉士の資格取得方法
介 護 福 祉 士 資 格 ( 登 録 )
介護福祉士
国家試験
養成施設
(1年課程)
養成施設
(2∼4年課程)
介護等の
業務経験が
3年以上ある者
・福祉系大学等
・社会福祉士養成
施設等
・保育士養成所等
福祉系高等学
校において厚
生労働大臣が
定める科目を
履修して卒業
した者
(参考)
174校
受
験
資
格
平成16年4月1日現在
高 校 卒 業 者 等
(注) 養成施設数及び課程:389校465課程(平成16年4月1日現在)
2.社会福祉士の資格取得方法
社 会 福 祉 士 資 格 ( 登 録 )
社 会 福 祉 士 国 家 試 験
一般養成施設等(1年以上)
短期養成施設等(6か月) [41校53課程・入学定員8,506人]
[現在のところ未設置]
(平成16年4月1日現在)
福 祉 系 実務1年 実務2年 ・児童福祉司
大 学 等 指定施設 指定施設
・身体障害者
(更生相 (更生相 福 祉 司
談所等) 談所等)
・査察指導員
第
2
編
●
第
2
部
・知的障害者
福 祉 司
4年
福祉系
短大等
3年
福祉系 ・老 人 福 祉
短大等 指 導 主 事
2年
指定科目 指定科目 指定科目
履修
履修
履修
(12科目)(12科目)(12科目)
福 祉 系 実務1年 実務2年
大 学 等 指定施設 指定施設
4年
(更生相 (更生相
談所等) 談所等)
5年
4年
(更生相 (更生相 (更生相
談所等) 談所等) 談所等)
一 般
短大等
福祉系
短大等
3年
一 般 実務1年 実務2年 実務4年
大学等 指定施設 指定施設 指定施設
福祉系
短大等
2年
3年
一 般
短大等
2年
基礎科目 基礎科目 基礎科目 基礎科目 基礎科目 基礎科目
履修
履修
履修して 履修して 履修して
履修
(6科目)(6科目)(6科目) いない者 いない者 いない者
178
第2編●第2部
第
2
部
障
害
者
施
策
の
状
況
3.精神保健福祉士の資格取得方法
精 神 保 健 福 祉 士 資 格 ( 登 録 )
精 神 保 健 福 祉 士 試 験 ( 一 部 科 目 免 除 )
一般養成施設等(1年)
短期養成施設等(6か月)
保健福祉
系大学等
4年
指定科目
履 修
実務
1年
保健福祉
系短大等
3年
指定科目
履 修
実務
2年
保健福祉
系短大等
2年
指定科目
履 修
福祉系
大学等
実務
1年
4年
福祉系
短大等
3年
基礎科目
履 修
基礎科目
履 修
実務
2年
社 会
福祉士
一般系
大学等
4年
福祉系
短大等
2年
基礎科目
履 修
実務
1年
実務
2年
一般系
短大等
3年
実務
4年
一般系
短大等
2年
資料:厚生労働省
(2)保健・医療施策
●図表2-2-36 障害児・者に対する主な保健・医療施策の概要
知的障害児・者
身体障害児・者
精神障害者
難病等による障害者
予 防
妊産婦健康診査,未熟児養育医療
(脳性マヒ予防等)母体・胎児集中治療管理室(MFICU)の整備
早期発見
先天性代謝異常等検査,乳幼児健康診査,1歳6か月児健康診査,3歳児健康診査
施設施策
重症心身障害児施設(医療法規定の病院)
予 防
妊産婦健康診査,未熟児養育医療
(脳性マヒ予防等)
母体・胎児集中治療管理室(MFICU)の整備,予防接種(ポリオワクチン等)
,
事故発生後の傷害の早期治療(救急医療)
,老人保健法に基づく健康診査
(脳血管障害等の生活習慣病予防)脳卒中情報システムの整備
早期発見
先天性代謝異常等検査,新生児聴覚検査,乳幼児健康診査,1歳6か月児健康
診査,3歳児健康診査
医 療
育成医療・更生医療(整形外科,眼科,耳鼻科,先天性臓器障害,人工透析,
後天性心臓機能障害)
施設対策
肢体不自由児施設(医療法規定の病院)
,肢体不自由通園施設(医療法上の診療
所)
,進行性筋萎縮症児(者)及び重症心身障害児の療育を行う指定国立療養所
等,重症心身障害児施設(医療法規定の病院)
入院医療,通院医療,デイ・ケア,ナイト・ケア,訪問看護
特定疾患治療研究,先天性血液凝固因子障害等治療研究,小児慢性特定疾患治
療研究,小児慢性特定疾患児手帳交付事業
資料:厚生労働省
179
5 住みよい環境の基盤づくり関係
●図表2-2-37 旅客施設のバリアフリー化の状況
鉄軌道駅
バスターミナル
旅客船ターミナル
航空旅客ターミナル
平成14年度末
1日当たりの
平均利用者数
視覚障害者誘
5 , 0 0 0 人 以 上 段差の解消
導用ブロック
の旅客施設数
2,739 1,068(39.0%) 1,988(72,6%)
45
32(71.1%) 26(57.8%)
9
5(55.6%)
4(44.4%)
22
4(18.2%)
8(36.4%)
(100%*2)
1日当たりの平均利 平成14年度末
用者数5,000人以上
かつトイレを設置し
ている旅客施設数
2,607
34
8
22
身体障害者用
トイレ
326(12.5%)
14(41.2%)
1(12.5%)
10(45.5%)
(注)1
交通バリアフリー法に基づく移動円滑化基準に適合するものの数字
なお,1日当たりの平均利用者数が5,000人以上であり高低差5m以上の鉄軌道駅において,エレベーターが1
基以上設置されている駅の割合は52.3%,エスカレーターが1基以上設置されている駅の割合は67.4%となって
いる。
2 航空旅客ターミナルについては,身体障害者が利用できるエレベーター・エスカレーター・スロープの設置は
平成13年3月までに100%達成済み。
資料:国土交通省
●図表2-2-38 鉄道駅のエレベーター・エスカレーター整備状況
(平成14年度)
総駅数
JR旅客会社
大手民鉄
営団・公営地下鉄
合 計
4,619
1,703
576
6,898
1日当たりの エレベーター(Ev)を設置している駅数 エスカレーター(Es)を設置している駅数
平均利用者数
が5,000人以上
うち5,000人 5,000人以上
うち5,000人 5,000人以上
かつ高低差5
以上かつ かつ5m以上
以上かつ かつ5m以上
m以上の駅数
5m以上駅数 駅に対する
5m以上駅数 駅に対する
割合(%)
割合(%)
686
753
556
1,995
381
395
424
1,200
278
351
406
1,035
41%
47%
73%
52%
440
483
522
1,445
380
448
503
1,331
55%
59%
90%
67%
(注)1
新幹線が乗り入れている在来線の駅であって,在来線の駅を管理する事業者が新幹線の駅も管理する場合,当
該在来線の駅に新幹線の駅も含み全体で1駅として計上している。新幹線の駅と在来線の駅を別々の事業者が
管理する場合には,別駅として計上している。
2 2以上の事業者の路線が乗り入れる駅であって,事業者間の乗換改札口が設けられておらず,改札内で相互乗
換えができる場合は,全ての事業者の駅を含めて全体で1駅として計上している。この場合,代表して1事業
者に当該駅を計上している。
資料:国土交通省
第
2
編
●
第
2
部
180
第2編●第2部
第
2
部
障
害
者
施
策
の
状
況
●図表2-2-39 車両等のバリアフリー化の状況
平成14年度末
移動円滑化基準に適合している車両等
車両等の総数
51,136
58,424
鉄軌道車両
バス
低床バス
うちノンステップバス
旅客船
航空機
9,922 (19.4%)
8,095
3,835
23
114
1,116
465
(13.9%)
(6.6%)
(2.1%)
(24.5%)
(注)
「移動円滑化基準に適合している車両等」は,各車両等に関する移動円滑化基準へ
の適合をもって算定。
資料:国土交通省
●図表2-2-40 福祉タクシーの導入状況
3,276両(タクシー車両総数 263,282両)
平成14年度末
資料:国土交通省
●図表2-2-41 すべてのSA, PA,「道の駅」における障害者用トイレ,障害者用駐車ス
ペースの整備状況
障害者用トイレ
SA
PA
道の駅
平成14年度末設置数
117か所
318か所
698か所
休憩施設数
117か所
318か所
701か所
設置率
100%
100%
99%
平成15年度末設置数
117か所
324か所
740か所
休憩施設数
117か所
324か所
742か所
設置率
100%
100%
99%
休憩施設数
117か所
318か所
701か所
設置率
100%
100%
98%
平成15年度末設置数
117か所
324か所
736か所
休憩施設数
117か所
324か所
742か所
設置率
100%
100%
99%
障害者用駐車スペース
SA
PA
道の駅
平成14年度末設置数
117か所
318か所
695か所
資料:国土交通省
●図表2-2-42 主要な鉄道駅等周辺における主な道路のバリアフリー化率の目標
バリアフリー化
率
平成14年度
平成19年度
平成22年度
17%
約5割
100%
資料:国土交通省
181
●図表2-2-43 字幕放送の放送時間の推移
年 度
放
送
N
民
時
間
H
平成9年度
10
11
12
13
14
数
30:53
34:32
45:24
60:43
90:09
142:33
K
21:57
21:03
27:03
33:12
38:24
45:33
放
8:56
13:29
18:21
27:31
51:45
97:00
73
114
115
115
115
115
実施事業者数(民放)
(注)1 放送時間数は1週間の字幕放送時間数(再放送等を含む)の合計
2 NHKはNHK総合,民放は関東キー5局を集計
3 平成9年度及び10年度においてNHKの放送時間数が減少しているのは,調査期間中,国会中継,台風情報,高
校野球等により定時番組が変更され,字幕放送の番組編成が変更されていることによる。
4 実施事業者数(民放)は,年度末現在の数字
資料:総務省
第
2
編
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第
2
部
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