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消えゆく小さな命
消えゆく小さな命 TEAM Books 辰井 大輔 清水 創 福嶋 拓麻 高越 涼 大橋 亮友 殺処分の現状 • 一年間に犬猫3１万匹以上 平成19年度 犬：約10万 猫：約20万 • 一日850匹 • 100秒に一匹 殺処分の方法 DREAM BOX 炭酸ガスの充満した室内で窒息死させて焼却処分 するのが一般的。 しかし、多くの犬猫たちは意識があるまま焼却処分され れているので安楽死ではない 。 仕組み 犬・猫を 引き取ってもらう 動物愛護センター ３日間で 見つからなければ 世話をする 且つ 新飼い主を待つ 保健所へ 待った！ 最後のチャンス 保健所へ それでも見つからない 里親探し団体 殺処分を減らす為の対策 ・避妊去勢手術 ・マイクロチップ ・譲渡会の開催 避妊去勢手術 • お金がかかる • 場所が少ない、器具が少ない • 殺処分されているほとんどが子犬・子猫であり、生活環境の 変化で飼えなくなったわけではなく、無駄に繁殖してしまった 犬猫が多い • 生物としての機能を奪うのは間違っているとの批判もある 殺処分を減らす為の対策 ・避妊去勢手術 ・マイクロチップ ・譲渡会の開催 マイクロチップ・迷子札 • 首輪に飼い主の住所 • 電話番号が入ったチップを装着 • 費用が安い 殺処分を減らす為の対策 ・避妊去勢手術 ・マイクロチップ ・譲渡会の開催 譲渡会の開催 • 保健所や動物愛護センターに引き取られた犬猫を中心に行 政や民間団体によって里親探し、譲渡会が開催されている。 • 自治体によって開催不可能 • 未だにペットショップでの購入が一般的で、譲渡会で犬猫を引 き取り飼う選択をする人は少ない。 譲渡会に連れてかれている犬猫たちは、 引き取ってくれる人が見つからないと殺処分さ れてしまうので、 殺処分を減らすためには、譲渡会を開催する ことが一番大切です。 動物愛護センター •千葉県柏市動物愛護センター 今年7月24日、同センター訪問 ・主な活動 引き取った犬猫の保護・収容や登録 飼い主への返還・譲渡 不妊去勢手術助成 動物に関する相談 ・ふれあい事業 犬の飼い方・しつけ方教室 小学生を対象とした動物愛護教室 動物愛護センター •センター内の主な施設等 ・検査室 ・治療処置室 ・犬収容室 •定時定点回収車 里親探し 7月5日訪問 •元気なしっぽ（一般里親探し団体） JR武蔵野線 南越谷駅前にて 取材に応じてくれた斎藤さん 「本当はここでの活動は許されてない」 草加や千葉などでは法律で禁止されている 議員の反対もあり小規模な状況 ・去勢手術のすすめ センターと同様に飼われる方にはお願いする 現在は犬はおらず、猫を中心に里親探し それも減少傾向にある。 里親探し •NPO法人ペット里親会（NPO団体） ・活動内容 動物愛護センター・廃業ブリーダーなどから飼育放棄された 犬や猫たちを年間200～300頭保護し、飼い主を見つける活動中 週末には板橋会場で里親会を開催。犬猫の譲渡を実施 ・シェルター 埼玉県ふじみ野市で犬猫専用の保護施設を開設した。 しかし、世話はほぼ２４時間体制が必要なため、スタッフも居らず 食費・医療費などの負担も大きく、運営は大変きびしい状況 里親探しの現状 里親団体は多くあるが引きとられず、 殺処分される犬猫が多くいる 引き取られない理由 • 保健所や里親団体を知っている人が少ない • 病気や障害を持っている可能性があると思 っている人がいる • 成犬、成猫を世話することに抵抗がある 成犬猫たちを世話することに抵抗がある 保健所や団体に連れてかれた犬猫たちはとても大きくなってい る場合がある。 すでに大きくなっている犬猫たちをしつけなおしたり世話をする のは不安な人が多い。 ペットショップでお金を出して買うより、 保健所や里親団体でしつけを受けた犬猫 を無償で引き取ったほうが良い。 ＮＰＯ法人ペットしつけ直しセンター • しつけ直しや環境に適応させることを手伝う業務 • 動物愛護センターと里親探しの団体と連携したＮＰＯ法人ペッ トしつけ直しセンターを作る。 • 新しい里親が引き取った後、しつけ直しを手伝う。定期的に講 習したり訪問したりする。 しつけ直しセンターの役割 しつけ直し センター しつけ直し 新しい飼い主 譲渡会 里親探し団体 動物愛護センター ＮＰＯ法人ペットしつけ直しセンター プロのトレーナー ボランティア 税金を回し てもらう 引き取り先が 増える 愛護センターと里親 探しの団体 しつけ料 訪問してしつ け直し・援助 新しい飼い主 犬猫を引き取る • しつけの不安が減り保健所や里親探し の団体から引き取る人が増える。 • 少しでも殺処分が減る。