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201005 IBM i 7.1 テクニカル・ワークショップ: システム管理機能の拡張

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201005 IBM i 7.1 テクニカル・ワークショップ: システム管理機能の拡張
IBM i 7.1 テクニカル・ワークショップ 2010 春
IBM i システム管理機能の拡張
2010年5月
トッパンエムアンドアイ株式会社
日本アイ・ビー・エム株式会社
© 2010 IBM Corporation
IBM Power Systems
特記事項
当資料で解説される項目の更に詳細な説明は、製品から提供されるマニュアル、オンライン・ヘルプ、Web上の情報を参照してくだ
さい。
当資料は、2010年5月現在のIBMその他の製品情報に基づいて作成されております。この資料に含まれる情報は可能な限り正確
を期しておりますが、日本アイ・ビー・エム株式会社による正式なレビューは受けておらず、当資料に記載された内容に関して日本
アイ・ビー・エム株式会社が何ら保証をするものではありません。したがって、この情報の利用またはこれらの技法の実施はひとえ
に使用者の責任においてなされるものであり、当資料の内容によって受けたいかなる被害に関しても一切の保証をするものではあ
りませんのでご了承ください。
2
© 2010 IBM Corporation
IBM Power Systems
商標
以下の用語は、アメリカ合衆国、あるいは他国、あるいは両国でのIBM Corporationの商標です。
IBM®
IBM (logo) ®
stylized ®
e(logo)server ®
eServer
POWER
POWER5
POWER5
POWER6
POWER6+
POWER7
iSeries
AS/400 ®
AS/400e
400 ®
OS/400 ®
Operating System/400
System z
System z9
zSeries ®
System p
System p5
pSeries ®
AIX ®
AIX 5L
xSeries ®
Enterprise Storage Server ®
TotalStorage ®
DB2 ®
DB2 Universal Database
WebSphere ®
Lotus ®
Domino ®
Workplace
MQSeries ®
Rational ®
Tivoli ®
Virtualization Engine
"Java" およびすべてのJava関連の商標およびロゴは Sun Microsystems, Inc.の米国およびその他の国における商標。
"Microsoft" "Windows" "Windows NT" および "Windows"ロゴは Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標。
"UNIX"はThe Open Groupの米国およびその他の国における登録商標。
"Linux"は、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における商標。
他の会社、製品、およびサービス名は、その会社の商標あるいはサービスマークかもしれません。
このプレゼンテーションに含まれるサードパーティーに関連する題材は、これらのサードパーティーから得られた情報に基づいています。
これらの情報の正確さの確認のための、いかなる努力もなされていません。このプレゼンテーションは、
いかなるサードパーティー製品またはサービスの、IBMによる推薦あるいは指示を表したり、ほのめかすものではありません。
3
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IBM Power Systems
アジェンダ
1. IBM i ネットワーク・インストール
2. IBM Systems Director Navigator for i
パフォーマンス分析 機能拡張
4
© 2010 IBM Corporation
IBM Power Systems
IBM i ネットワーク・インストール
 IBM i ネットワーク・インストールとは
 IBM i ネットワーク・インストールの構成図
 ソース・サーバー 要件
 ターゲット・サーバー 要件
 参考 システム保守ツールを用いたLANコンソールの構成
 ソース・サーバーのセットアップ
 ターゲット・サーバーのセットアップ
 ネットワーク・インストールの開始
 手動インストールの画面例
 まとめ
5
© 2010 IBM Corporation
IBM Power Systems
IBM i ネットワーク・インストールとは
2008/3
• IBM i 6.1 のシステムへライセンス・プログラムや PTF を導入可能
IBM Media
2009/10
• 既存のIBM i 6.1 のシステムを 6.1.1 へアップグレード
2010/4
•既存のIBM i 6.1 や 6.1.1 のシステムを IBM i 7.1 へ
アップグレード
NFSサーバー
今後のプラン1*
• スクラッチ・インストール
• IBM i 6.1, IBM i 6.1.1, IBM 7.1
インストール/復元
カスタム・イメージを保存
POWER6 server
IBM i 6.1 or later
IBM i 7.1
ソース・サーバー
6
ターゲット・サーバー
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IBM Power Systems
IBM i ネットワーク・インストールの構成図
ソース・サーバー
ターゲット・サーバー 1
仮想光装置
NFSサーバーに
アクセスする
仮想光装置
ターゲット・サーバー 2
仮想
ボリューム
イメージ・
カタログ
物理メディア
VOL001
VOL002
VOL003
VOL256
VOLUME_LIST
NFSサーバー
イメージ・
ファイル
・同一のサーバーから同時に複数の区画にインストール可能
・DVD装置を共有する複数の区画がある大規模なハードウェア構成に有効
7
NFSサーバーに
アクセスする
仮想光装置
ターゲット・サーバー 3
NFSサーバーに
アクセスする
仮想光装置
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ソース・サーバー 要件
 PTFを適用したIBM i 6.1、 IBM i 7.1
– 6.1 PTFs
• SI35186, SI35189
 Firmware 3.5以降
 network file system (NFS):バージョン3以降
 TFTP server
 VOLUME_LIST File
– 仮想光装置にロードされるイメージのリストを含む
– イメージ・カタログ・ディレクトリー内に存在
– VFYIMGCLGコマンドにより作成
• VFYIMGCLG IMGCLG(イメージ・カタログ名) TYPE(*UPGRADE) SORT(*YES)
NFSSHR(*YES)
8
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IBM Power Systems
ターゲット・サーバー 要件
 POWER6以降
 PTFを適用したIBM i 6.1、 IBM i 7.1、
– 6.1 PTFs
• SI35201, SI35186, SI35189, SI35747, MF47284, MF47285
 Firmware 3.5以降
 インストール・メディア:IBM i 6.1.1以降
– LIC
:V6R1M1
– IBM i :V6R1M0 (Resave RS610-10)
 仮想光ディスク装置タイプ: 632B-003
– 仮想光ディスク装置タイプ632B-003を持つサーバーは、ネットワーク・ファイル・シ
ステム(NFS)を使用するサーバー上のイメージにアクセス可能
 インターネット・プロトコル (IP):バージョン4
 LAN コンソール接続
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IBM Power Systems
参考 システム保守ツールを用いたLANコンソールの構成

保守ツール LAN アダプターの構成
–
–
–
–
–
システム保守ツールの開始 (STRSST)
サービス・ツール・ユーザー ID および装置の処理 (Option 8)
STS LAN アダプターの選択 (F13)
LAN アダプター・ポートの選択 (Option 1で選択)
•
全てのアダプターの表示 (F21)
TCP/IPの情報を入力
※
–
–
10
※ソース・サーバーのIPアドレス
保管 (F7)
活動化 (F14) または、 非活動化に続いて活動化 (F17)
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IBM Power Systems
ソース・サーバーのセットアップ 1/3
 ソース・サーバー
1. イメージ・カタログの作成
• CRTIMGCLG
IMGCLG(イメージ・カタログ名)
DIR(‘/カタログ・ディレクトリー’)
CRTDIR(*YES)
2. 物理メディア、または、
イメージ・ファイルからの登録
【物理メディア】
• ADDIMGCLGE
IMGCLG(イメージ・カタログ名)
FROMDEV(光装置名)
TOFILE(*FROMFILE)
【イメージ・ファイル】
• ADDIMGCLGE
IMGCLG(イメージ・カタログ名)
FROMFILE(カタログ・ディレクトリ
ー内のファイル名 )
TOFILE(*FROMFILE)
11
仮想光装置
1.CRYIMGCLG
イメージ・
カタログ
2.ADDIMGCLGE
物理メディア
仮想
ボリューム
VOL001
VOL002
VOL003
VOL256
VOLUME_LIST
イメージ・
ファイル
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IBM Power Systems
ソース・サーバーのセットアップ 2/3
 ソース・サーバー つづき
3.CRYDEVOPT
VRYCFG
3. 仮想光装置の作成と活動化
1. CRTDEVOPT DEVD(仮想光装置名)
仮想光装置
RSRCNAME(*VRT)
2. VRYCFG CFGOBJ(仮想光装置名)
CFGTYPE(*DEV) STATUS(*ON)
4.LODIMGCLG
4. イメージ・カタログのロード
• LODIMGCLG
IMGCLG(イメージ・カタログ名)
イメージ・
DEV(仮想光装置名)
カタログ
5. イメージ・カタログの検査
• VFYIMGCLG
IMGCLG(イメージ・カタログ名)
TYPE(*UPGRADE)
イメージ・
NFSSHR(*YES)
物理メディア
ファイル
• VOLUME_LIST、BOOTPが
作成される
12
5.VFYIMGCLG
仮想
ボリューム
VOL001
VOL002
VOL003
VOL256
VOLUME_LIST
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IBM Power Systems
ソース・サーバーのセットアップ 3/3
 ソース・サーバー つづき
仮想
ボリューム
6. NFSサーバーの開始
VOL001
NFSサーバー
VOL002
• STRNFSSVR *ALL
VOL003
7. イメージのエクスポート
VOL256
VOLUME_LIST
• CHGNFSEXP OPTIONS(‘-i -o ro’)
7.CHGNFSEXP
DIR(‘/カタログ・ディレクトリー’)
HOSTOPT(‘ターゲット・サーバーのIP *BINARY 819’
‘ターゲット・サーバーのLANコンソールのIP *BINARY 819’)
※DBCS環境(CCSID=5035,5026など)の場合、「パス名CCSID」を819に設定
8. イメージ・カタログへの権限の追加
• CHGAUT OBJ(‘/カタログ・ディレクトリー’) USER(*PUBLIC) DTAAUT(*RWX)
SUBTREE(*ALL)
9. TFTPサーバーの設定と開始
1. CHGTFTPA AUTOSTART(*YES) ALTSRCDIR(‘カタログ・ディレクトリー/BOOTP')
2. CHGAUT OBJ(‘カタログ・ディレクトリー/BOOTP’) USER(QTFTP) DTAAUT(*RX)
SUBTREE(*ALL)
3. STRTCPSVR *TFTP
– 注意
•
13
ソース・サーバー側の「TCP/IP ホスト・テーブル項目」にターゲット・サーバーのLANコンソールのIPアドレスが登録
されていることを確認。登録されていない場合は、追加。
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ターゲット・サーバーのセットアップ

ターゲット・サーバー
1. 仮想光装置の作成と活動化
1. CRTDEVOPT DEVD(仮想光装置名) RSRCNAME(*VRT)
LCLINTNETA(*SRVLAN) RMTINTNETA(‘ソース・サーバーのIPアドレス’)
NETIMGDIR(‘カタログ・ディレクトリー')
2. VRYCFG CFGOBJ(仮想光装置名) CFGTYPE(*DEV) STATUS(*ON)
ソース・サーバー
仮想
ボリューム
VOL001
VOL002
VOL003
VOL256
VOLUME_LIST
14
NFSサーバー
ターゲット・サーバー
NFSサーバーに
アクセスする
仮想光装置
1.CRTDEVOPT
VRYCFG
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IBM Power Systems
ネットワーク・インストールの開始
 ターゲット・サーバー
1. 導入の開始
【手動インストール】
• STRNETINS DEV(仮想光装置名)
OPTION(*ALL)
KEYLCKMOD(*MANUAL)
【自動インストール】
• STRNETINS DEV(仮想光装置名)
OPTION(*ALL)
KEYLCKMOD(*NORMAL)
※STRNETINSコマンド:
ENDSBS *ALL *IMMED 、PWRDWNSYS *IMMED RESTART(*YES) IPLSRC(D)を実行
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IBM Power Systems
手動インストールの画面例 1/2

16
ネットワーク装置
(Option 5)
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IBM Power Systems
手動インストールの画面例 2/2


17
ソース・サーバーの
IPアドレス、カタログ・ディレ
クトリーを確認
続行 (F10)
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IBM Power Systems
まとめ
セットアップ・構成が簡単
ソース・サーバー
仮想光装置
イメージ・
カタログ
物理メディア
イメージ・
ファイル
ターゲット・
サーバー
NFSサーバー
仮想
ボリューム
仮想光装置
簡単で効率的に
アップグレード
可能
NFSサーバー
同じソース・サーバー
から同時に
複数の区画に
アップグレード可能
ターゲット・サーバー
HMCでのプロパティー変更が不要
HMCでの区画のプロパティーの
変更が不要
18
同時に複数アップグレードが可能
複数のDVD装置が不要
DVD装置を共有する
複数の区画がある
大規模なハードウェア
構成に有効
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IBM Power Systems
IBM Systems Director Navigator for i
パフォーマンス分析 機能拡張
1. IBM Systems Director Navigator for i
– ブラウザ・アクセスのシステム・マネジメント機能
2. 多角的なパフォーマンス分析
– 物理システム単位での分析(LPAR問わず)、ディスク入出力の平均応答時間の分析、
–
通信プロトコル単位でのパフォーマンス分析
3. 分析手法の追加
–
–
–
–
パフォーマンス・エクスプローラー(Performance Explorer)
Disk Watcher
Job Watcher
ヘルス標識(Health Indicators)
4. 新機能
– 分析結果のエクスポート、次マシンへのアップグレード検査、デザイン、拡張メニュー 等
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IBM Power Systems
1.IBM Systems Director Navigator for i
 ブラウザ・アクセスのシステム管理ツール
– 統合Webアプリケーション・サーバーを利用
• V6R1以降からOS標準機能
• パフォーマンス分析機能が拡充された
※V6R1ではPTF(SI35659、SI35663、SI35833、SI36093)の適用が必要
• http://xxx.xxx.xxx.xxx:2001
i OSの*USRPRFでログイン
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IBM Power Systems
5250画面のWeb化
 システム管理機能の一つに「5250エミュレーション」が追加
– V7R1から使用可能
– iSeries Access for Webと同じエミュレーション・ポートレットを利用するが、「セッション属性」
のカスタマイズは不可
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IBM Power Systems
別システムの管理
 V7R1以上の1つのシステム(区画)へ接続しながら、別システムの管理が可能
– V7R1から使用可能
• 累積PTF( レベル:10096)、SI38957、SI38958、SI38959の適用を推奨
– 「ターゲット・システムの設定」を設定する
システム名 : システム名かIPアドレス
ユーザーID : ターゲットシステムに存在するユーザーID
パスワード : 上記ユーザーIDのパスワード
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IBM Power Systems
パフォーマンス分析
 パフォーマンスの分析と収集サービスの開始・停止
– データの調査
各種パフォーマンス分析の実施(図表または表)
– 収集
収集サービスの状況を確認
– すべてのパフォーマンス・タスクの表示
収集サービスの開始・停止。
PEX 、Disk Watcher、Job Watcherの開始・停止。
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IBM Power Systems
2.多角的なパフォーマンス分析
 収集サービスを利用して物理システム単位のチャート
–
–
–
–
–
同じ筐体内であれば、OSを問わず、全区画のパフォーマンス分析グラフを表示。
IBM i 区画では「収集サービス」を開始することが前提。
IBM i 区画のみ収集サービス開始が可能。AIX、Linux区画はデータ収集のサポートなし。
収集されるCPU使用率情報は、i 、AIX、Linux区画全ての情報である。
収集サービスを開始し、全区画のCPU使用率情報を収集するには、以下の前提条件。
• LPAR環境でHMC管理の場合 : HMCからプロファイル属性で設定が必要
「パフォーマンス情報の収集を許可する」にチェック
• LPAR環境でIVM(VIOS)管理の場合 : Tera Term等を利用し、コマンドで設定
区画が共用プロセッサー・プール使用率を検索することを許可するように設定
パラメーター「allow_perf_collection」。デフォルトは「0 (= 許可しない)」。
「1 (= 許可する)」に変更する。
設定確認コマンド例 :
lssyscfg -r lpar ※全区画の設定情報を確認
設定変更コマンド例 :
chsyscfg -r lpar -i “lpar_id=1,allow_perf_collection=1”
•
•
•
•
24
POWER6モデル以降が前提
最低FW : xx340_061
V6R1以降(※V6R1ではPTF(SI35659、SI35663、SI36093)の適用)で使用可能
IBM i 区画では「収集サービス」を開始しておくこと
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IBM Power Systems
多角的なパフォーマンス分析
 物理システム単位のチャートの為の設定
【PowerSystemsのLPAR】
【bladeのLPAR】
「パフォーマンス情報の収集を許可する」に
チェックを入れる。
Tera Term等からパーティション詳細を確認。区画のIDと名
前、allow_perf_collectionの値を確認。
確認コマンド例 :
lssyscfg –r lpar
変更コマンド例 :
chsyscfg –r lpar –i “lpar_id=1,allow_perf_collection=1”
※赤字の部分は、環境によって異なります。
コマンド詳細 :
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/powersys/v3r1m5
/index.jsp?topic=/iphcg/chsyscfg.htm
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IBM Power Systems
分析グラフ例①
 収集サービスから物理システム内の論理区画の概要
– 複数区画のCPU使用時間、使用率の2軸グラフの例
※IVM管理のPOWER6 のblade serverを利用した例
• 「選択アクション」の中で複数メニューが存在
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IBM Power Systems
分析グラフ例②
 通信タイプ別の観点からのグラフ(イーサネット・プロトコルのグラフ例)
– 1秒間に送信されたKB数の平均
– 1秒間に受信されたKB数の平均
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IBM Power Systems
分析グラフ例③
 ディスク入出力の平均応答時間等のグラフ
– 制度の高い詳細なグラフ表示が可能
※青枠「詳細」ディレクトリ内の箇所はV7R1から使用可能
– 接続している区画のみ表示可能(物理システム内の全区画ではない)
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IBM Power Systems
分析グラフ例④
 JAVA パフォーマンス分析グラフ
– メモリー HeapサイズとCPU使用率の関係等も表示可能
– 容易にJAVAパフォーマンス測定が可能になる
※V7R1からの機能
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© 2010 IBM Corporation
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3.分析手法
 図表または表でのパフォーマンス・データの分析方法
– Performance Explorer(PEX)
• Perfomance Explorer データベース・ファイル
• Perfomance Explorer データ
※Performance Tools for i (PT1)オプション1 が必要
※開始すれば収集できる
– Disk Watcher
※ Performance Tools for i (PT1)オプション1 が必要
※開始すれば収集できる
– Job Watcher
※ Performance Tools for i (PT1)オプション3 が必要
※開始すれば収集できる
– ヘルス標識
しきい値を設定する事で一目でパフォーマンスの問題点を把握する
•
•
•
•
•
システム・リソース・ヘルス標識
CPUヘルス標識
ディスク・ヘルス標識
メモリー・プール・ヘルス標識
応答時間ヘルス標識
– 収集サービス
・ 収集サービスの開始を実施する事で、各種パフォーマンス分析を実施
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IBM Power Systems
Performance Explorer(PEX)
 PEXを利用する事でより詳細な分析が可能となる
– PT1 オプション1のライセンス・プログラムが必要
– 5250画面、iNaviからPEXの開始(STRPEX)を実施
– 最も詳細なパフォーマンス分析が可能となる
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IBM Power Systems
Disk Watcher
 Disk Watcher
– ディスク装置に対する入出力操作に関するデータを、アクセスされているオブジェクト、ファイ
ル、プロセス、スレッド、およびタスクを判別するうえで頻繁に必要とされるランタイム・データ
と共に入手。
– WRKDSKSTS、WRKSYSSTS、および WRKSYSACT などのツールの提供内容を上回る。
– 以下の内容が期待できる。
・マルチパス・ディスク装置上の入出力操作のパフォーマンスの評価
・入出力キューイングのパフォーマンスの評価
・データを装置間で再展開することによりどのようにパフォーマンスが向上するかの判別
・デバイス、IOA、またはバスの最適な配置の判別
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Job Watcher
 Job Watcher
– ジョブ関連のパフォーマンス上の問題の診断に利用。
– システム上の一部またはすべてのジョブ、スレッド、およびタスクについてジョブ・データの収
集を行う。
– コール・スタック、SQL ステートメント、待機されているオブジェクト、Java™ JVM 統計、待機
統計などを提供 。
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ヘルス標識①
 システム・リソース・ヘルス標識
– 1つの画面に各種システム・リソースのグラフを表示
– 「ヘルス標識の定義」を選択する事で、各種システム・リソースのしきい値を設定可能
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ヘルス標識②
 CPUヘルス標識
– しきい値を超えているかどうかが一目で分かるグラフ表示
• しきい値は自分でカスタマイズ可能
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ヘルス標識③
 ディスク・ヘルス標識
– ディスク平均応答、ディスク・ビジー、ディスク・スペースの3項目が一目で分かる
• しきい値は自分でカスタマイズ可能
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IBM Power Systems
ヘルス標識④
 メモリー・プール・ヘルス標識
– ページ不在、処理中ページ不在の2項目が一目で分かる
• しきい値は自分でカスタマイズ可能
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ヘルス標識⑤
 5250 OLTP 応答時間ヘルス標識
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IBM Power Systems
4.新機能
 グラフ、レポートのPCへのエクスポート機能
 アップグレード計画用に「Workload Estimator」と連携
 好みに合わせ自在に表示方法を作成、カスタマイズが可能
 現在収集中のコレクション情報をリアルタイムに近い形で分析が可能
 メニュー・バーを利用して、過去の収集データも分析可能
 収集データをグラフ化させる時に実行するSQL文を手修正可能
 選択式の表示方法を利用して、見たいデータを速やかに表示
 活動中のジョブを選択し、速やかにそのジョブのデータを表示
 グラフ等のズーム機能
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IBM Power Systems
エクスポート機能
 全グラフをエクスポート
– 4つのフォーマットから選択
• イメージ(*.png)
• イメージ(*.jpeg)
• コンマ区切り(*.csv)
• タブ区切り(*.txt)
40
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IBM Power Systems
アップグレード計画(Workload Estimator)

データを利用し、次期マシンのH/Wスペックの見積もりが可能
–
–
–
–
「次期アップグレードの見積もり」を選択
別ウィンドウに「Workload Estimator」が表示される
ブラウザはIEを使用
日本語環境で利用する場合は、以下の手順が必要(V6R1でも同様)
1. ファイル「/QIBM/UserData/OS/OSGi/LWISysInst/admin2/lwi/conf/overrides /i5.javaopt」に、下
記の行を追加します。
-Dfile.encoding=ISO-8859-1
2. 管理サーバーを再起動
ENDTCPSVR SERVER(*HTTP) HTTPSVR(*ADMIN)
STRTCPSVR SERVER(*HTTP) HTTPSVR(*ADMIN)
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IBM Power Systems
SQLの修正
 各分析グラフのSQL文を表示でき、かつその修正が可能
– SQL文を直接修正が可能
42
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IBM Power Systems
活動中ジョブからパフォーマンス分析
 現在活動中のジョブを1個からパフォーマンス分析可能
– 「実行管理機能」⇒「アクティブ・ジョブ」を選択
– 分析対象のジョブを見つけ、分析項目を選択
– V7R1からの機能
43
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IBM Power Systems
まとめ
 IBM Systems Director Navigator for i
– ブラウザ・アクセスのシステム・マネジメント機能

多角的なパフォーマンス分析
– 物理システム単位での分析(LPAR問わず)
– ディスク入出力の平均応答時間の分析
– 通信プロトコル単位での分析

分析手法の追加
–
–
–
–

新機能
–
–
–
–
44
パフォーマンス・エクスプローラー(Performance Explorer)
Disk Watcher
Job Watcher
ヘルス標識(Health Indicators)
分析結果のエクスポート
次マシンへのアップグレード検査
デザイン
拡張メニュー 等
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