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コンクリート構造物の調査技術 ソフトコアリングC 分 類 コ ー ド 圧縮強度

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コンクリート構造物の調査技術 ソフトコアリングC 分 類 コ ー ド 圧縮強度
コンクリート構造物の調査技術
分
類
コ
ー
ソフトコアリングC +
圧縮強度・塩化物イオン量・中性化深さ(工法(システム)・機器・材料)
ド
関連分類コード
事 例 集 リ ン ク (有・無)
問 合 せ 先
会
社
名
ソフトコアリング協会
T
E
L 03-5210-2015
部
署
事務局
F
A
X 03-5210-2016
住
所
〒102-0072
千代田区飯田橋三丁目 11 番 18 号
E-mail ・URL E-mail:[email protected]
内
対象構造物
項
容
使
目
使 用 機 器
用
実
績
URL:http://www.softcoring.jp/
既設コンクリート構造物全般
圧縮強度、塩化物イオン量、中性化深さの測定
小径コア用のコアドリル、切断機、キャピング冶具、球面座
多数有り
〔技術の特徴〕
ソフトコアリングC +は、既存のコンクリート構造物から
φ25mm の小径コアを採取し、それを用いて構造体コンクリー
トの圧縮強度、塩化物イオン量、中性化深さをφ100mmの標準
コアと同等な精度で測定できる調査技術である。
コア採取による構造物への損傷が非常に軽微であり、過密配
筋の部材からも採取できるので、直接構造部材の強度を推
定できる大きなメリットがある。また、コア採取後の補修
が容易である。
標準コア:直径 100mm,高さ 200mm
小径コア:直径 20mm,高さ 50mm
〔技術の内容〕
本技術は、推定圧縮強度が 10~70N/mm 2 、粗骨材最大寸法が 40mm 以下のコンクリート構造
物に適用する。小径コアによる試験精度は以下のとおりである。
粗骨材の最大寸法(Gmax):20,25mm
①圧縮強度
80
φ100mm コアと小
80
y=0.8585x+7.8904
R2=0.9024
最大寸法に寄らず
非常に強い相関性
がある。
y=0.9901x+2.7702
R2=0.835
70
60
小径コア強度(N/mm 2)
係には、粗骨材の
小径コア強度(N/mm 2)
70
径コア強度との関
粗骨材の最大寸法(Gmax):40mm
50
40
30
20
10
60
50
40
30
20
10
0
0
10
20
30
40
50
60
φ100mmコア強度(N/mm 2)
70
80
0
0
10
20
30
40
50
60
70
80
φ100mmコア強度(N/mm 2)
日本構造物診断技術協会
構造体コンクリート強度をφ100mm コア 3
構造体コンクリートの母標準偏差が
5N/mm2の場合
本の平均値と同等な精度で評価するために
95%信頼区間(N/mm2)
は、小径コア 6 本の平均値で評価すれば良
い。
小径コアによる構造体コンクリート強度 fc の算出
fc=小径コア強度-2.0N/mm2
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
Gmax=20,25mm
Gmax=40mm
100mmコア
0
3 6
9 12 15 18 21 24 27 30
試料数n
②塩化物イオン量
分析試料の調整
分析値の相関性
分析値の精度
・深さ方向の塩分分布を測定す
・φ100mm コアと小径コアによ
粗骨材の最大寸法に応じて混
る場合、採取した小径コアを
る全塩化物イオン量の分析値
合試料数を選択すればφ100mm
20mm 間隔で切断し、対応する
は、非常に強い相関性があり、
コアと同等な精度で評価でき
深さのコアを混合し粉砕する。
同等の値で評価できる。
る。
3.0
0.50
)
コアA-1,A-2,A-3,A-4
y = 1.0108x + 0.021
R2 = 0.9977
3
C
①一部材から必要本数を
採取する。
②コアを20mm間隔で
切断する。
コアA-1 + B-1 + C-1
分析試料
20mm
③深さごとに試料を微粉砕し
混合して分析試料とする。
2.5
Gmax=20mm
Gmax=40mm
100mmコア
0.40
2.0
95%信頼区間
B
全塩化物イオン量:小径コア(kg/m
コアA
1.5
1.0
0.30
0.20
0.10
0.5
0.00
0.0
0.0
1.0
2.0
0
3.0
1
2
3
4
5
6
7
8
9 10
混合試料数
3
全塩化物イオン量:φ 100mmコア(kg/m )
③中性化深さ
関係があり、同等の値で評価でき
る。
②小径コア 1 本で、φ100mm コアと
5
y=1.0354x-0.3929
R2=0.7554
30
4
25
95%信頼区間(mm)
中性化深さの測定値には、強い相関
小径コアによる中性化深さ測定値(mm)
35
①φ100mm コアと小径コアによる
20
15
10
小径コア
3
2
1
5
0
同等の精度で評価できる。
φ100mmコア
0
0
5
10
15
20
25
30
φ100mmコアによる中性化深さ測定値(mm)
35
0
3
6
9
12
試料数n
15
18
参 考 文 献 ( 発 表 論 文 ) 建設技術審査証明報告書(建技審証第 03317 号)(財)土木研究センター
特
許
取
得
・有
・無
・出願中
資料作成日
2010 年 12 月
日本構造物診断技術協会
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