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ションに見るベルエポックのポスター」展を開 催しました。19世紀末に
ションに見るベルエポックのポスター」展を開 ンの新鋭12人展」を京都造形芸術大学ARTZONE、 催しました。19世紀末にはじまるパリの都市文 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA で開催 化が花開いたベルエポックは、ポスターデザイ しました。これも京都・大学ミュージアム連携 ンが一気に開花した時代。会場には、近代ポス の活動の一環です。 ターの父シェレから、ロートレック、スタンラ 活動4年目に突入した京都・大学ミュージア ン、ミュシャなどの優れたグラフィックデザイ ム連携では、2014年3月に所属館14館で、大学 ンが並び、観覧者は、当時の都市生活の雰囲気 ミュージアムにおける研究・教育に資するため を楽しみました。 相互に協力する包括協定を結び、あらたなス 新年1月からは、大阪大学主催の文化庁助成 の芸術支援事業の一環で「土居次義 タートをきりました。10月からは第3回目とな 記憶と絵 るスタンプラリーがスタートし、11月には、合 画」展を開催しました。5日間の開催ながら、 同展覧会第3弾となる「大学は宝箱!−−京都・ 本学名誉教授で、京狩野や長谷川等伯の研究の 大学ミュージアム連携の底力 第一人者である土居次義氏の、実作品の徹底的 を東北歴史博物館で開催し、東北学院大学、東 な観察に基づく詳細な調査ノートの数々が公開 北福祉大学のご協力も得て5, 000名を動員しま され、日本美術史研究にとって大変有意義な展 した。 覧会となりました。 出開帳 in 東北」 展覧会活動のほかに、4月から3ヶ月間今年も また、昨年度に引き続き、文化庁から「平成 オランダのライデン大学大学院から1名のイン 25年度大学を活用した文化芸術推進事業」で2 ターンを受け入れました。また、10月には収蔵 件の助成を受けました。この助成を受けて昨年 品ポスターをつかった2015年カレンダーの製作 度に開講した京都工芸繊維大学アートマネー をおこない、現在も好評発売中です。また、引 ジャー養成講座では、活動2年目となる2013年 き続きポストカードの販売もしています。 度生が10月から11月まで金沢美術工芸大学美術 工芸研究所展示室にて「加賀蒔絵と京蒔絵− − 工芸教育の精華− −」展を企画・運営しました。 また、2014年度生は、当館を会場として、<複 製>のポジティブな側面に目をむけた「まねる・ まねぶ・まなぶ− −複製にみる教育と保存−−」 展を企画し、2月28日㈯まで開催しました。 また、やはり文化庁の助成を受けて、今年度 も現代美術から伝統工芸までさまざまなジャン ルから若手アーティスト11名を選抜した作品展 3月16日からは、1階にて「京焼の新たなる戦 「これからの、未来の途中−−美術・工芸・デザ 略−−明治期における陶磁器収集品より−−」展、 インの新鋭11人展−−」を同じ日程で開催して 「ハンガリーのデザイン:ジョルナイ工房の陶 います。この展覧会にさきがけて、昨年度の 磁器と映画ポスター」展、2階にて「第13回村 参加アーティストたちがさらなる成果を示す 野藤吾建築設計図展」を開催中です。 「あれからの、未来の途中− −美術・工芸・デザイ 42 みなさまのご来館を心からお待ちしています。