1 次電池のピーク負荷平準化

電気二重層キャパシタ
アプリケーションノート
No. C2M1CXS-077A
1 次電池のピーク負荷平準化
RoHS
比較結果①
REACH
Hand
Soldering
Only
1. 概要
ムラタのEDLCは負荷時の電圧を平準化し、
電池を無駄なく最後まで利用できます。
電池の残量がある段階で電池交換が必要。
ムラタの電気二重層キャパシタ（EDLC）は、連続的に
負荷が掛かる機能に対して、高出力でアシストが可能で
す。EDLC を 1 次電池と並列に使用するだけで、高ピーク
負荷時に電圧を平準化することができます。
高ピーク負荷
1.15V
1.50V
無負荷時
電圧 [V]
電圧 [V]
1.50V
L負荷時
出力
時間 [h]
1.15V
無負荷時
負荷時
ｼｽﾃﾑ停止！
ｼｽﾃﾑ停止 !
時間 [h]
電池＋EDLCの場合
電池のみの場合
ﾊﾞ ｯﾃﾘｰ出力
時間
図1
負荷条件②
バッテリー機器の負荷パターン
 EDLC を使用するメリット
・動作の安定化、動作の性能（品質）の向上に貢献
・電池のエネルギーを無駄なく使うことに貢献
3.3V
DC/
DC
3.6V
１次電池
電圧
電圧
2.3ms 2.3ms
Loading pattern
muRata EDLC
比較結果②
時間
時間
負荷時にｼｽﾃﾑの下限電圧付近に落ちて、
動作が不安定になります。
EDLC による負荷平準化
3.9
3.8
3.7
2. 用途とメリット
ムラタのEDLCは負荷時の電圧へ平準化し、
動作の安定化に貢献します。
3.9
3.8
3.7
無負荷時
(2) テレマティックス (GPS トラッキングシステム)
 長距離のトラッキング / 動作安定化
3.5
3.4
3.3
3.2
3.2V
3.1
3.0
2.9
2.8
2.7
2.6
2.5
2.4
負荷時
電圧 [V]
電圧 [V]
 動作安定化
無負荷時
3.6
3.6V
3.6
3.6V
(1) スマートメーター (AMI)
3.5
3.4
3.3
3.2
3.2V
3.1
3.0
2.9
2.8
2.7
2.6
2.5
2.4
負荷時
時間[s]
(3) RKE (Remote Keyless Entry)
時間[s]
電池＋EDLCの場合
電池のみの場合
 長距離通信 / 動作安定化
(4) 携帯型医療機器 (ホルター心電図、DCG など)
 動作安定化/ 電池の長寿命化 / 電池の小型化
3. ラインナップ
(5) 携帯型オーディオ機器
Series
 音質の向上
負荷
DMT
ﾊﾞﾗﾝｽ抵抗
muRata EDLC
DMF
汎用
タイプ
高出力
タイプ
Part Number
Rated Cap. ESR
Voltage [mF] [mohm]
LxW
[mm]
t
[mm]
220
300
21 x 14
2.2
(2.5Max)
470
130
21 x 14
3.5
(3.8Max)
470
45
21 x 14
3.2
(3.4Max)
1000
40
30 x 14
3.7
(4.0Max)
DMT3N4R2U224M3DTA0
4.2V
DMT334R2S474M3DTA0
DMF3Z5R5H474M3DTA0
5.5V
(Peak)
DMF4B5R5G105M3DTA0
図3
0.59ms 0.59ms 0.59ms
0A
High power RF
電池＋ muRata EDLC
１次電池
2A
Min 3.2V
電池のみ
図2
RF
PA
2A
Operating
Temp.
(°C)
-40 to 85
-40 to 70
EDLC からのアシスト
100
10
Max Power [W]
1/30
1/30
1
0.1
1/7000
0.01
0.001
4. テクニカルサポート
1/100k
0.0001
Li-MnO2
battery
図4
Li-SOCl2
battery
Li-SO2
battery
Alkaline
battery
muRata
EDLC
電池と比較して非常に高出力な EDLC
【１次電池のピーク負荷平準化の例】
テクニカルサポート
 詳細につきましては WEB ページをご覧ください。
負荷条件①
http://www.murata.com/products/edlc/index.html
120mA
1.5V
DC/
DC
Display(*)
200mA
muRata EDLC
・C2M1CXS-053
3.3V
Min 1.15V
サンプル
 お近くの営業所・正規代理店にお問合せください。
16GB
Loading pattern
SDcard(**)
１次電池
(*)Organic LED , (**)measuring data backup
EDLC テクニカルノート
記載内容につき、ご不明な点がございましたら
当社営業本部または最寄りの営業所までお問合わせくだ
さい。
株式会社村田製作所
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