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成長可能性に関する説明資料
成長可能性に関する説明資料 株式会社日本動物高度医療センター(6039) 2015年3月26日 目次 1 会社概要 P.3 2 市場動向 P.14 3 JARMeCグループの事業戦略 P.19 4 成長戦略 P.23 Copyright© JARMeC All Right Reserved. 2 1.会社概要 会社概要 会社名 株式会社日本動物高度医療センター Japan Animal Referral Medical Center: JARMeC 主要な事業内容 犬・猫向けの高度医療を行う二次診療専門動物病院 所在地 川崎本院:〒213-0032 神奈川県川崎市高津区久地2-5-8 名古屋分院:〒468-0003愛知県名古屋市天白区鴻の巣1-602 代表取締役社長 平尾 秀博 設立年月日 2005年(平成17年)9月26日 (川崎本院開業 2007年(平成19年)6月1日) (名古屋分院開業 2011年(平成23年)12月1日) 資本金 269,133千円(資本準備金169,133千円)(2015年3月26日現在) 従業員数 112名(非常勤22名を含む)(2015年1月31日現在) 決算期 3月末 連携病院数 3,005病院 (2015年1月31日現在) 連結対象子会社 株式会社キャミック・JCアライアンス株式会社 Copyright© JARMeC All Right Reserved. 4 設立理念 JARMeCは、動物医療界において、 「臨床や教育現場で活躍する人材教育」の環境を整え、 「動物医療技術の向上を担う臨床研究」にチャレンジし、 教育、臨床研究の実践の場所としての 「高度医療(二次診療)」を地域の連携病院と協力して提供する 以上により広く社会に貢献することを理念としています。 Copyright© JARMeC All Right Reserved. 5 JARMeCグループ事業概念 飼い主と動物(顧客) かかりつけの 動物病院に相談 診療後のケア 検査・治療等 治療継続 かかりつけの動物病院 (一次診療) コンサルティング等 診断費 サービス費 診療全般 (検査・治療等) JCアライアンス 株式会社 (動物医療関連の物品 販売やITインフラ整備 の支援等) 紹介 診療費 診療結果報告 経営管理 「 連 携 病 院 の 覚 書 」 締 結 画像撮影 画像診断のみ 紹介 検査結果報告 株式会社キャミック (画像診断) 経営管理・人材交流 日本動物高度医療センター(二次診療) Copyright© JARMeC All Right Reserved. 6 施設・設備紹介① 検査装置 MRI 放射線治療装置 PET-CT MRI X線TVシステム 超音波診断装置 手術室 第1 心臓血管外科・脳神経外科・整形外科 第2 腫瘍科 第3 眼科 第5・第6 多目的 手術室(全6室) Copyright© JARMeC All Right Reserved. 第7 歯科口腔外科・内視鏡 7 施設・設備紹介② 免疫治療 免疫治療部門室 病理・血液検査センター 病理検査センター 血液検査センター 電子カルテ・院内画像ネットワーク 画像ネットワーク(FABRICA) Copyright© JARMeC All Right Reserved. 電子カルテ(AHIS) 8 研修医制等を活用した人材拡大 JARMeC職員数 2008年3月 2009年3月 2010年3月 2011年3月 2012年3月 2013年3月 2014年3月 27 35 40 46 51 56 61 常勤 18 28 29 32 37 43 45 (うち研修医) 10 5 8 4 7 11 11 非常勤 9 7 11 14 14 13 16 動物看護師・技師 6 21 17 19 25 28 31 管理本部・医療事務部 7 10 10 12 14 19 23 計 40 66 67 77 90 103 115 獣医師 2009年 民間初の『小動物臨床研修施設』を農林水産省から指定 2008年 卒後臨床研修医スタート Copyright© JARMeC All Right Reserved. 9 各診療科別の状況 診療科別症例割合 整形科 192件 6% 眼科 106件 3% 泌尿生殖器科 276件 8% 腫瘍科 881件 26% 循環器科・呼吸器科 484件 14% 3,420件 脳神経科 消化器科 646件 19% 835件 24% *平成25年4月1日~平成26年3月31日の1年間の 診療予約情報(電子カルテ) をもとに作成 Copyright© JARMeC All Right Reserved. 10 診療件数・手術件数の推移 診療件数の推移 手術件数の推移 (件) (件) 800 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 6,695 5,746 5,884 7,560 7,672 7,874 7,193 7,118 4,846 4,845 4,896 3,979 4,240 3,373 600 600 436 400 200 476 475 500 2009上 2010上 583 651 627 707 685 609 607 352 179 254 760 0 0 2007上 2008上 2009上 2010上 2011上 2012上 2013上 2014上 2007上 2008上 2011上 2012上 2013上 2014上 注:診療件数は初診と再診の合計 Copyright© JARMeC All Right Reserved. 11 業績ハイライト(単体) (百万円) (百万円) 1,600 100 1,200 75 800 50 400 25 0 0 -25 (400) 第6期 (平成23年3月期) 第7期 第8期 第9期 (平成24年3月期) (平成25年3月期) (平成26年3月期) 高 1,040,217千円 1,207,650千円 1,324,262千円 1,459,422千円 経 常 利 益 ( 右 軸 ) 当期純利益 ( 右 軸 ) 4,803千円 △45,849千円 9,922千円 85,315千円 6,495千円 △92,366千円 5,162千円 76,845千円 売 上 Copyright© JARMeC All Right Reserved. 12 業績ハイライト(連結) (百万円) (百万円) 2,000 200 1,600 160 1,200 120 800 80 400 40 0 0 売 経 ( 当 ( 上 常 右 期 右 利 軸 利 軸 第8期 第9期 第10期(予) (平成25年3月期) (平成26年3月期) (平成27年3月期) 高 1,327,280千円 1,481,414千円 1,913,000千円 益 ) 益 ) 12,027千円 92,942千円 144,000千円 7,087千円 86,237千円 126,000千円 Copyright© JARMeC All Right Reserved. 13 2.市場動向 ペット市場の現状① 犬の登録頭数・注射頭数の推移(全国・関東) 生活に喜びを与えるもの (千頭) (%) 100 8,000 6,740 6,000 犬飼育者 6,881 6,805 6,778 6,852 6,747 6,786 81.8 79.7 80 5,098 5,092 5,112 2,041 1,561 2,086 1,574 2,123 1,592 4,962 4,986 4,914 4,899 2,139 1,571 2,157 1,584 65.1 59.7 60 55.4 54.9 食 お金 51.7 4,000 2,000 2,145 1,587 2,139 1,587 40 20 0 0 2007 2008 2009 2010 2011 2012 家族 2013 登録頭数(全国) 登録頭数(関東) 注射頭数(全国) 注射頭数(関東) 出所:厚生労働省 心身ともに 友人 出所:日本ペットフード協会 生活に喜びを与えるもの (軒) 猫飼育者 (%) 100 15,000 5,000 趣味 健康である 動物病院数(全国・関東) 10,000 ペット 10,359 10,544 10,811 9,873 9,975 9,139 9,365 9,581 9,680 10,175 82.3 80 78 68.9 61.9 60 3,617 3,714 3,808 3,864 3,951 3,994 4,073 4,145 4,238 4,375 57.6 54.7 51.5 40 20 0 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 動物病院数(関東) 動物病院数(全国) 出所:農林水産省 Copyright© JARMeC All Right Reserved. 0 ペット 家族 趣味 心身ともに 食 お金 友人 健康である 出所:日本ペットフード協会 15 ペット市場の現状② 犬・猫の平均寿命 (歳) 犬 15.5 (円) 猫 15.01 15 14.5 1世帯当たりの動物病院代の年間支出額(2人以上の世帯) 14.36 14.39 8,000 6,000 14.45 4,566 5,554 5,289 5,470 5,562 5,482 5,546 5,001 6,101 4,000 14 13.5 13.87 13.85 13.94 2010 2011 2012 14.19 13 2,000 0 2013 出所:日本ペットフード協会 Copyright© JARMeC All Right Reserved. 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 出所:総務省「家計調査」 16 ペット保険の現状 (億円) 英国・北米・日本におけるペット保険料収入推移 ペット保険市場拡大の可能性 1500 84 英国 4.1% 1000 万頭 ペット保険契約件数 米国 500 日本 0 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 英国市場は2010年以降4年間、対前年比9%成長を予測 *Datamonitor 社『UKPetinsurance2011』 加入したい・検討中 51.6% ペット保険は必要だと思う 【出所】 国内飼育頭数:日本ペットフード協会 ペット保険契約件数:富士経済 ペット保険加入意向:ペット総研 82.7% 国内における犬猫飼育頭数(2013年) 2,061万頭 米国市場は今後5年で55%程度の成長予測 *Packaged Facts社『Pet Insurance in North America,5th Edition』 国内のペット保険契約数は約84万頭(約4.1%) 日本市場は2013年度以降2年間、 対前年比10%程度の成長を予測 *㈱富士経済『2013年ペット関連市場マーケティング総覧』 Copyright© JARMeC All Right Reserved. 「ペット保険は必要である」との認識は 高いことから、ニーズは拡大傾向で推移と想定。 17 二次診療市場の成長可能性 1 一次診療施設数の増加 全国的に一次診療施設数は増加傾向 2 高度医療(二次診療)ニーズの高まり ペットの寿命拡大による重篤な疾病の増加 3 ペット保険の成長可能性 ペット保険の拡大により高額な医療を受けやすい環境が整う 二次診療市場の高い成長性 Copyright© JARMeC All Right Reserved. 18 3.JARMeCグループの事業戦略 関東の二次診療施設の比較 獣医科大学 病院名 (関東には5つ) 単科二次診療所 所在地 神奈川県川崎市 東京都内・相模原市・藤沢市 - 診療の特徴等 365日営業 CT・MRI・放射線・PET 土日祝・夏季・年末年始休業 CT・MRI・放射線 日曜・年末年始休業 獣医師数 57(2015年1月31日現在) 診療科数 11 10~19 1 競合の状況 以下に記載 学生の教育に重点 急患への対応が難しい 総合診断の対応が難しい 大型投資が難しい 16~31 * 数名 * 教員のみ、非常勤を含む JARMeCの特徴 高度医療機器 高品質なサービス チームによる診療体制 放射線治療装置・PET・免疫治療・体外循環器等、大学以上の設備機器を揃える。 365日診療、予約の速さ(原則当日または翌日に初診を受入れ)、 簡便さ(一次診療施設担当医の電話により受入れ可能)は評価高い。 専門診療科において複数の獣医師・スタッフによる担当チームを組成。 必要な場合、複数の診療科が協力して担当。 獣医師数は非常勤を含め57名と、他と比較して多い。 Copyright© JARMeC All Right Reserved. 20 JARMeCの獣医師教育プラン 卒後臨床研修は、大学卒業後2年間に体系的なカリキュラムと指導体制のもとで、獣医師としての人格や 価値観を育成し、患者動物を体系的に診ることができる基本的な診療能力を習得することを目的とする。 卒後臨床研修プログラム 臨床研修医 1年目 検査 手術 業績評価 各診療科ローテート研修 Ⅰ 外来診療 入院管理 2年目 循 環 器 ・ 呼 吸 器 科 Ⅱ 消 化 器 科 泌 尿 器 科 Ⅲ 腫 瘍 科 Ⅳ 脳 神 経 科 整 形 外 科 Clinical Skill Ⅴ 放 射 線 ・ 画 像 診 断 科 麻 酔 科 クリニカルスキル 眼 科 選択した専門診療科での実践研修 外来診療 検査 手術 業績評価・終了認定 3C Skills 入院管理 勤務医 Copyright© JARMeC All Right Reserved. Ⅰ Ⅱ 選 択 し た 診 療 科 選 択 し た 診 療 科 Conceptual Skill Communication Skill コンセプチュアル スキル コミュニケーション スキル 21 小動物臨床研修施設指定 平成21年3月31日 民間では初となる 「小動物臨床研修施設指定」を 農林水産省より受ける。 より専門性および公共性の高い施設を目指す。 将来、優秀な人材を育て輩出することができる。 Copyright© JARMeC All Right Reserved. 22 4.成長戦略 上場による更なる飛躍 拠点拡大 現在 川崎本院・名古屋分院 全国各地に積極的に施設の展開を推進。 営業強化 提携病院訪問、セミナー開催、講師派遣などの対外活動を活発化、 紹介数の増加に繋げる。 IPOにより 知名度向上、優秀な人材の確保。 上場による資金調達手段の多様化で拠点拡大を推進。 Copyright© JARMeC All Right Reserved. 24