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取扱説明書

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取扱説明書
取 扱 説 明 書
形名:TPS-3
( バ ー ジ ョ ン 4.1)
品名:デマンド監視装置専用パソコンソフト
平成23年11月22日
TK-16672改訂1
目
次
1.概要....................................................................................................................... 3
2.動作環境 ............................................................................................................... 3
3.構成....................................................................................................................... 4
3-1:RS-232C 通信.................................................................................................4
3-2:RS-485 通信...................................................................................................4
4.ソフトウェアのインストール・アンインストール ............................................... 5
4-1:ソフトウェアのインストール.......................................................................5
4-2:ソフトウェアのアンインストール ...............................................................7
5.ソフトのインストール後に必ず行うこと.............................................................. 9
5-1:各機器の接続 ................................................................................................9
5-2:通信ポート番号の確認 .................................................................................9
5-2-1:Windows7 または Vista の場合...........................................................9
5-2-2:WindowsXP の場合............................................................................. 11
5-3:ソフトの起動 ..............................................................................................12
5-4:新規登録 .....................................................................................................13
5-5:設定値確認/設定.......................................................................................14
5-6:拡張設定値確認/設定 ...............................................................................16
5-7:契約関係確認/設定 ...................................................................................18
6.日付・時刻の設定をする..................................................................................... 20
7.最大デマンドを確認する..................................................................................... 21
8.月別電力量を確認する ........................................................................................ 22
9.30 分毎のデマンド電力値を CSV 形式で保存する ................................................ 23
9-1:30 分デマンド CSV ファイル出力例 ............................................................24
10.デマンドの状態をリアルタイム表示(モニター表示)する............................ 25
11.帳票(日報・月報・年報)を作成する............................................................ 26
11-1:日報出力例 ..............................................................................................28
11-2:月報出力例 ..............................................................................................29
11-3:年報出力例 ..............................................................................................30
12.設定値や最大デマンドの初期化や、本体のバージョンの確認をする ............. 31
13.「通信」設定や「モニター表示」の警報設定を変更する ................................. 32
1 4 . お 問 い 合 わ せ ............................................................................................ 33
TK-16672改訂1
-2-
1.概要
このプログラムは、弊社のデマンド監視装置(型式:CSA-99 または CSA-92B)と通信を行い、設定
値の設定やデータの読み出しを行うものです。
また、収集したデータを利用して帳票を作成することができます。
2.動作環境
オペレーティングシステム:
Windows XP、Windows Vista、Windows 7(いずれも 32bit 版であること)
PC 動作条件:
(1)上記 OS が正常動作し、マウスが利用できること。
(2)画面解像度 800×600 以上で表示できること。
(3)ハードディスクに十分な空き容量(数百Mバイト以上)があること。
※ 本ソフトウェアは、CSVファイルとエクセルファイルを出力します。
ファイルサイズは下記の通りです。
・CSVファイル :1日分で約 1kバイト
・エクセルファイル:日報で約 55kバイト
月報で約 55kバイト
1年分のデータサイズは
(1×365)+(55×365)+(55×12) =33875kバイト ≒ 約 33Mバイト
となります。予期される使用年数分以上の空き容量を確保してください。
(4)Microsoft Excel 2003・2007 のいずれかがインストールされていること。
帳票作成機能を利用する場合に必要です。
(5)RS-232C 用通信端子(シリアル通信ポート)が利用できること。
※ パソコンに RS-232C 用通信端子がない場合、USB/RS-232C 変換アダプタをご利用
ください。
弊社推奨品:サンワサプライ社製 USB-RS232C コンバータ
型式:USB-CVRS9
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-3-
3.構成
デマンド監視装置は、RS-232C 通信及び RS-485 通信機能を搭載しております。
RS-232C 通信と RS-485 通信を同時に使用することも可能です。
デマンド監視装置
RS-232C ケーブル
(市販品)
シールド付
ツイストペアケーブル
RS-485/232C
変換器
パソコン
RS-232C ケーブル
(弊社専用品)
パソコン
3-1:RS-232C 通信
パソコンとデマンド監視装置間が短距離(10m 未満)の場合は、RS-232C 通信がご利用いただけます。
弊社専用ケーブル(型式:CB3)が必要です。
専用ケーブルは 2m です。10m 未満で延長される場合は市販の RS-232C ケーブル(ストレート結線・
D-SUB9 ピン・オス-メス)にて延長ください。
10m 未満であっても、設置環境により正常に通信できない場合があります。
この場合、RS-485 通信機能にて通信させることをご検討いただくか、ケーブルを動力線から離す・
金属管を通す等の対策をしてください。
3-2:RS-485 通信
パソコンとデマンド監視装置間が長距離(10m~1200m)の場合は、RS-485 通信をご利用ください。
RS-485/232C 変換器及び RS-232C ケーブル、シールド付きツイストペアケーブルが必要です。
(1)RS-485/232C 変換器
弊社推奨品:システムサコム工業製 RS-485⇔RS-232C 変換ユニット
型式:KS-485PTI
(2)RS-232C 通信用ケーブル(上記 KS-485PTI を使用する場合)
D-SUB25 ピン(オス)-D-SUB9 ピン(メス)
弊社推奨品:サンワサプライ社製 RS-232C ケーブル(TA・モデム用)
型式:KR-MD2
(3)シールド付きツイストペアケーブル
2芯、導体のサイズ 0.99 mm2 以上
相当品ケーブル例:日立電線 KPEV-S 1.25mm2×1P
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-4-
4.ソフトウェアのインストール・アンインストール
4-1:ソフトウェアのインストール
(1)提供されたメディア内の「setupXXX」
(XXX には数値が入ります)フォルダを開き、
「setup.exe」
をダブルクリックします。
※ Windows の表示設定によっては「setup」と表示されますが、同じファイルです。
ダブルクリック
(2)インストールプログラムが起動します。
「次へ」をクリックします。
(3)インストールフォルダの選択画面を表示します。通常は設定を変更する必要はありません。
「次へ」をクリックします。
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-5-
(3)インストールの確認画面が表示されたら、「次へ」をクリックします。
(4)ユーザーアカウント制御より確認画面が表示された場合は、「はい」または「許可」をクリック
してください。
(5)下記の画面が表示されれば、インストール完了です。「閉じる」をクリックしてください。
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4-2:ソフトウェアのアンインストール
(1)Windows のコントロールパネルを開きます。
キーボードの Windows キーを押して、スタート
メニューを表示後、「コントロールパネル」をク
リックします
(2)プログラムのアンインストールをクリックします。
(3)「TPS-3」をクリックしてから、
「アンインストール」をクリックします。
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(4)ユーザーアカウント制御より確認画面が表示された場合は、「はい」または「許可」をクリック
してください。
C:\Windows\Installer\16bd793.msi
C:\Windows\Installer\16bd793.msi
(5)削除中画面が表示され、アンインストール完了後、自動的に閉じます。
以上で、アンインストール完了です。
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5.ソフトのインストール後に必ず行うこと
5-1:各機器の接続
デマンド監視装置をパソコンに接続してください。変換器やコンバータを使用する場合はそれらも接
続し、電源を ON にしてください。
変換器やコンバータによってはドライバや専用のソフトウェアをインストールしなければならない
場合があります。それらのインストールは完了させておいてください。
5-2:通信ポート番号の確認
5-2-1:Windows7 または Vista の場合
(XP の場合は5-2-2を参照してください)
デマンド監視装置が接続された RS-232C 用通信端子(シリアルポート)の番号を確認します。
ここで確認した内容を、後の設定画面で登録します。
(1)Windows のコントロールパネルを開きます。
キーボードの Windows キーを押して、スタート
メニューを表示後、「コントロールパネル」をク
リックします
(2)「システムとセキュリティ」または「システムとメンテナンス」をクリックします。
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(3)「デバイス マネージャー」をクリックします。
(4)デバイスマネージャーの「ポート」をクリックし、表示されたポート番号を確認します。
クリックすると、内容を表示します。
ポート番号です。この値を控えておきます。
複数表示された場合は、全て控えておき、通信で
きなかった場合に控えておいた別のポート番号を
お試しください。
ポート番号の確認が完了したら、デバイスマネージャーを閉じてください。
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5-2-2:WindowsXP の場合
デマンド監視装置が接続された RS-232C 用通信端子(シリアルポート)の番号を確認します。
ここで確認した内容を、後の設定画面で登録します。
(1)Windows のコントロールパネルを開きます。
キーボードの Windows キーを押して、スタート
メニューを表示後、「コントロールパネル」をク
リックします
(2)「パフォーマンスとメンテナンス」をクリックし、「システム」をクリックします。
(3)「ハードウェア」タブをクリックし、「デバイスマネージャ」ボタンをクリックします。
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(4)デバイスマネージャの「ポート」をクリックし、表示されたポート番号を確認します。
クリックすると、内容を表示します。
ポート番号です。
この値を控えておきます。
複数表示された場合は、全て控えておき、通信
できなかった場合に、控えておいた別のポート
番号をお試しください。
ポート番号の確認が完了したら、デバイスマネージャを閉じてください。
5-3:ソフトの起動
デスクトップのアイコンをダブルクリッ
クするか、Windows のスタートメニュー
から、「すべてのプログラム」→「デマン
ド監視装置専用ソフト(TPS-3)」をクリ
ックします。
起動画面
※ 初めてインストールした場合、「新規登録」処理を必ず行ってください。
(次項参照)
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5-4:新規登録
(1)起動画面にて、「新規登録」ボタンをクリックします。
新規登録画面
起動画面
(2)登録名・ポート番号・通信局番を入力後、「登録」ボタンをクリックします。
その後、「保存」ボタンをクリックします。
表示用名称を入力します。
半角スペースを使用しないでください。
全角または半角で 20 文字以内になるよう
に入力してください。
ポート番号を選択します。
COM1~8 で設定可能です。
5-2で確認したポート番号を選択してく
ださい。
通信局番を入力します。
通常、「S001」から変更する必要はありま
せん。
デマンド監視装置に設定した通信局番を入
力してください。
登録名、ポート番号、通信局
番を入力後、
「登録」ボタンを
クリックします。
「登録」ボタンをクリックした後、クリックします。
確認画面が表示されますので、「はい」をクリックし
てください。
(3)複数台のデマンド監視装置を登録する場合、登録名~通信局番の入力、「登録」ボタンのクリック
を繰り返し、最後に「保存」ボタンをクリックします。
(4)「閉じる」をクリックして起動画面に戻ります。
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5-5:設定値確認/設定
(1)起動画面にて、「設定値確認/設定」ボタンをクリックします。
起動画面
設定値設定/確認画面
(2)「登録済みデータ」の中から、これから設定を行う登録名をクリックします。
クリックすると、
「選択中のユニット」に該当の登録名が表示されます。
(3)通信の「読み出し」ボタンをクリックし、デマンド監視装置本体から設定値を読み出します。
または、各設定値を直接入力し、その後「書き込み」ボタンをクリックして本体へ登録します。
これから設定を行う本体の登録名をクリックします。
クリックして設定値を読み出します。
または、設定値を入力後、
「書き込み」を
クリックして本体へ登録します。
・限界電力設定値:
ここに設定した値を超えそうになると限界警報を出力します。
・注意電力設定値:
ここに設定した値を超えそうになると注意警報を出力します。
・CT 比:
電力量計に記載されている値を選択してください。
例「200A/5A」と記載されている場合、「200A」を選択します。
合成変成比にて登録する場合は、他の画面で設定しますので、この画面において設定値を変更
する必要はありません。
・マスク時間:
デマンド時限開始直後に警報を出力させないための時間を設定します。
3分~15分程度を目安に設定してください。
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・検針日:
月別の積算電力量データの区切りとなる日を設定します。
通常は、電力会社の検診日を設定してください。
・ブザー:
デマンド監視装置本体に異常発生時、本体のブザーを鳴動させるかを設定します。
・同期方法:
電力量計やパルス変換器によっては、時限同期信号を出力できる場合があります。
時限同期信号をデマンド監視装置へ接続する場合は「外部」、接続しない場合は「内部」に設定
してください。
・最大デマンドリセット方法:
デマンド監視装置は、記録したデマンド電力値を最大値から 10 データ分保存しています。
「自動」に設定すると、記録してから1年間が経過したデータは自動的に削除されます。
「手動」に設定すると、一度記録されたデータは上位 10 データより小さな値にならない限り削
除されません。
(4)パソコンの「保存」ボタンをクリックし、設定値をパソコンへ保存します。
確認画面が表示されますので、
「はい」をクリックしてください。
(5)「閉じる」ボタンをクリックし、起動画面へ戻ります。
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5-6:拡張設定値確認/設定
下記の※1、※2のいずれかに該当する場合、拡張設定値の設定を行う必要はありません。
初期値から変更しないでください。
※1:デマンド監視装置の型式が「CSA-92B」の場合。
※2:デマンド監視装置の型式が「CSA-99」で、本体のバージョンが2未満の場合。
(1)起動画面にて、「拡張設定値確認/設定」ボタンをクリックします。
起動画面
拡張設定値設定/確認画面
(2)「登録済みデータ」の中から、これから設定を行う登録名をクリックします。
クリックすると、
「選択中のユニット」に該当の登録名が表示されます。
(3)通信の「読み出し」ボタンをクリックし、デマンド監視装置本体から設定値を読み出します。
または、各設定値を直接入力し、その後「書き込み」ボタンをクリックして本体へ登録します。
これから設定を行う本体の登録名をクリックします。
クリックして設定値を読み出します。
または、設定値を入力後、「書き込み」
をクリックして本体へ登録します。
・ON ホールドタイマ:
注意または限界の警報が ON になった後、最低限 ON 状態を維持する時間を設定します。
・OFF ホールドタイマ:
注意または限界の警報が OFF になった後、最低限 OFF 状態を維持する時間を設定します。
・合成変成比:
「5-5:設定値確認/設定」にて、CT 比設定を使用する場合は 0(ゼロ)に設定します。
CT 比設定を使用せず、合成変成比を登録する場合はその値を入力します。
弊社の電灯動力合算型電力量変換器(TWPD シリーズ)を使用する場合、電灯側電力と動力側
電力の和算値を設定してください。
例:電灯側が 10kW、動力側が 20kW の場合、「30」を設定します。
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・ノーパルスエラー待ち時間:
ここで設定した時間を超えてパルス入力がない場合、デマンド監視装置は「機器異常」警報を
出力します。
通常、初期値(600 秒)から変更する必要はありません。
(4)パソコンの「保存」ボタンをクリックし、設定値をパソコンへ保存します。
確認画面が表示されますので、
「はい」をクリックしてください。
(5)「閉じる」ボタンをクリックし、起動画面へ戻ります。
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5-7:契約関係確認/設定
本設定は、供給元または管理元より指定があった場合にのみ行ってください。
通常の使用では特に行う必要はありません。
(1)起動画面にて、「契約関係確認/設定」ボタンをクリックします。
契約関係設定/確認画面
起動画面
(2)「登録済みデータ」の中から、これから設定を行う登録名をクリックします。
クリックすると、
「選択中のユニット」に該当の登録名が表示されます。
(3)通信の「読み出し」ボタンをクリックし、デマンド監視装置本体から契約番号を読み出します。
または、契約番号を直接入力し、その後「書き込み」ボタンをクリックして本体へ登録します。
これから設定を行う本体の登録名をクリックします。
クリックして契約番号を読み出します。
または、契約番号を入力後、「書き込み」
をクリックして本体へ登録します。
契約番号は、半角英数字とハイフンで 10
桁以内で入力します。
(4)お客様名、設備容量、契約電力の有無を入力します。
お客様名には、会社名等を入力ください。
全角 20 文字以内で入力してください。
設備容量を半角数字で入力します。
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(5)パソコンの「保存」ボタンをクリックし、設定値をパソコンへ保存します。
確認画面が表示されますので、
「はい」をクリックしてください。
(6)「閉じる」ボタンをクリックし、起動画面へ戻ります。
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6.日付・時刻の設定をする
本ソフトから、デマンド監視装置本体の時計の確認・設定が行えます。
(1)起動画面にて、「日付・時刻」ボタンをクリックします。
起動画面
日付・時刻画面
(2)「登録済みデータ」の中から、これから時刻の設定・確認を行う登録名をクリックします。
クリックすると、
「選択中のユニット」に該当の登録名が表示されます。
(3)「読み出し」をクリックすると、本体から年月日及び時刻データを読み出し画面に表示します。
「書き込み」をクリックすると、表示中の年月日及び時刻データを本体へ登録します。
「システム時刻」をクリックすると、パソコンの内蔵時計の状態を画面に表示します。
これから時刻の設定・確認を行う本体の登録名をクリックします。
マウス操作にて、書き込む年月日及び時刻をセット
します。
本体またはパソコンから読み出した年月日及び時
刻データはこの部分にセットされます。
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7.最大デマンドを確認する
本ソフトから、デマンド監視装置本体が記録した最大デマンド(上位 10 データ)を読み出します。
(1)起動画面にて、「最大デマンド確認」ボタンをクリックします。
起動画面
最大デマンド確認画面
(2)「登録済みデータ」の中から、これからデータの収集を行う登録名をクリックします。
クリックすると、
「選択中のユニット」に該当の登録名が表示されます。
(3)「読み出し」をクリックすると、本体から最大デマンドデータを読み出して表示します。
「保存」をクリックすると、表示中のデータを CSV 形式で保存する画面を表示します。
「開く」をクリックすると、保存したデータを読み込む画面を表示します。
これからデータの収集を行う本体の登録名をクリックします。
「開く」または「読み出し」
をクリック
ファイルへ保存するとき、ファイル名は任意につ
けることができます。
初期値は「MAXyyMMddhhmm.csv」となります。
(yy:西暦下二桁、MM:月、dd:日、
hh:時、mm:分)
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8.月別電力量を確認する
本ソフトから、デマンド監視装置本体が記録した月毎の電力量値を読み出します。
(1)起動画面にて、「月別電力量確認」ボタンをクリックします。
起動画面
月別電力量確認画面
(2)「登録済みデータ」の中から、これからデータの収集を行う登録名をクリックします。
クリックすると、
「選択中のユニット」に該当の登録名が表示されます。
(3)「読み出し」をクリックすると、本体から月別電力量データを読み出して表示します。
「保存」をクリックすると、表示中のデータを CSV 形式で保存する画面を表示します。
「開く」をクリックすると、保存したデータを読み込む画面を表示します。
これからデータの収集を行う本体の登録名をクリックします。
計測中の月のデータです。
計測値が確定した月のデータです。
「開く」または「読み出し」
をクリック
ファイルへ保存するとき、ファイル名は任意につ
けることができます。
初期値は「WHyyMMddhhmm.csv」となります。
(yy:西暦下二桁、MM:月、dd:日、
hh:時、mm:分)
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9.30 分毎のデマンド電力値を CSV 形式で保存する
本ソフトから、デマンド監視装置本体が記録した 30 分毎のデマンド電力量値を読み出し、CSV 形式に
て保存します。
(1)起動画面にて、「デマンド電力保存」ボタンをクリックします。
デマンド電力保存画面
起動画面
(2)「登録済みデータ」の中から、これからデータの収集を行う登録名をクリックします。
クリックすると、
「選択中のユニット」に該当の登録名が表示されます。
(3)「開始日」・「終了日」をセットし、「読み出し」ボタンをクリックします。
「開始日」・「終了日」のカレンダーは、マウスの左クリック操作にて変更します。
これからデータの収集を行う本体の登録名をクリックします。
データの開始年月日をセットします。
データの終了年月日をセットします。
クリックすると、データ収集を開始します。
(4)収集完了後、以下の画面が表示されますので、ファイル名をつけて保存します。
ファイルへ保存するとき、ファイル名は任意につ
けることができます。
初期値は「DEMyyMMddhhmm.csv」となります。
(yy:西暦下二桁、MM:月、dd:日、
hh:時、mm:分)
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9-1:30 分デマンド CSV ファイル出力例
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10.デマンドの状態をリアルタイム表示(モニター表示)する
本ソフトから、デマンド監視装置の現在の動作状況を表示します。
(「13.「通信」設定や「モニター表示」の警報設定を変更する」もあわせて参照ください)
(1)起動画面にて、「モニター表示」ボタンをクリックします。
起動画面
モニター表示画面
(2)「登録済みデータ」の中から、これからモニター表示を行う登録名をクリックします。
クリックすると、
「選択中のユニット」に該当の登録名が表示されます。
(3)「モニター開始」をクリックすると、本体と通信を開始し、表示を更新します。
「モニター停止」をクリックすると、本体との通信を中止します。
これから通信を行う本体の登録名をクリックします。
グラフは1分毎に更新します。
(4)本体側にて警報発生時、アラームとともに画面表示にてお知らせします。
クリックすると、アラーム音を停止します。
警報発生中は、画面下部の該当の警報表示状態が「OFF」→「ON」になります。
TK-16672改訂1
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11.帳票(日報・月報・年報)を作成する
本ソフトから、デマンド監視装置本体が記録した 30 分ごとのパルス値を読み出し、デマンド電力や電
力量を集計後、エクセル形式にした日報・月報・年報を作成できます。
(1)起動画面にて、「帳票作成」ボタンをクリックします。
帳票作成画面
起動画面
(2)「登録済みデータ」の中から、これから帳票作成を行う登録名をクリックします。
クリックすると、
「選択中のユニット」に該当の登録名が表示されます。
(3)作成する帳票の年月日をセットし、作成ボタンをクリックします。
これから通信を行う本体の登録名をクリックします。
年報の場合、月と日は無視されます。
月報の場合、日は無視されます。
クリックすると、表示中の年月日で帳票
を作成します。
(4)月報または日報の場合は、作成に必要なデータがパソコンに保存されていない場合、通信を行って
データ収集を行うか確認します。
※ 年報の場合は、通信を行わず、パソコンに保存されているファイルの集計のみを行います。
「いいえ」をクリックした場合は、パソコンに保存している
データのみを用いて帳票の出力を行います。
TK-16672改訂1
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(5)収集および集計完了後、以下の画面が表示されますので、ファイル名をつけて保存します。
ファイルへ保存するとき、ファイル名は任意につ
けることができます。
初期値は以下の様になります。
日報:「日報 yyMMdd.xls」
月報:「月報 yyMM.xls」
年報:「年報 yy.xls」
(yy:西暦下二桁、MM:月、dd:日)
※ データの収集を行うと、本体が記録した電力量パルスデータを1日毎にファイル作成し、保存します。
(当日のデータは保存しません)
データは、ソフトをインストールしたフォルダ内に、登録名毎・年毎・月毎にフォルダを作成し、保存し
ています。
一度収集しておくと、以降はパソコンに保存したデータを使用して帳票出力します。
[ソフトをインストールしたドライブ]
┗[Takemoto]
┗[TPS-3]
┗[dat]
┗[TAKEMOTO] ・・・・新規登録で登録した名前のフォルダ
┣[2009]
・・・・年毎のフォルダ
┗[2010]
┣[01]
┣[02]
┣[03]
┣[04]
・・・・月毎のフォルダ
┣[05]
(このフォルダ内に1日毎のデータが保存されます。)
┣[06]
┣[07]
┣[08]
┗[09]
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11-1:日報出力例
TK-16672改訂1
-28-
11-2:月報出力例
TK-16672改訂1
-29-
11-3:年報出力例
TK-16672改訂1
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12.設定値や最大デマンドの初期化や、本体のバージョンの確認をする
本ソフトから、デマンド監視装置本体が記録した最大デマンドのクリアや、設定値の初期化、本体の
バージョンの確認が行えます。
(1)起動画面にて、「データリセット/バージョンチェック」ボタンをクリックします。
起動画面
データリセット/バージョンチェック画面
(2)「登録済みデータ」の中から、これから操作を行う登録名をクリックします。
クリックすると、
「選択中のユニット」に該当の登録名が表示されます。
(3)ボタンをクリックすると、ボタン名に応じた処理を行います。
これから操作を行う本体の登録名をクリックします。
クリックすると、時計を除く本体の設定値を
初期値に戻します。
クリックすると、本体に記録した 10 データ分
の最大デマンドをクリアします。
クリックすると、本体からバージョン情報を
読み出し、画面に表示します。
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13.「通信」設定や「モニター表示」の警報設定を変更する
本ソフトの通信設定、またはモニター画面における警報出力動作設定を変更します。
(1)起動画面にて、「パソコンソフト設定」ボタンをクリックします。
起動画面
パソコンソフト設定画面
(2)通信設定の変更
通信設定は、通常は変更する必要はありません。
誤って変更した場合は、初期値セットボタンをクリックしてください。
クリックすると、初期値に戻ります。
本画面の全ての設定が初期値に戻ります
ので、ご注意ください。
(3)モニター表示警報設定
チェックを外すと、警報出力時に警報画面を表
示しません。
チェックを外すと、警報出力時に音を鳴らしま
せん。
チェックを入れると、警報OFF時に警報画面
を自動的に閉じます。
警報の音を設定します。
どちらか音が鳴る方に設定してください。
「試聴開始」をクリックすると、現在の設定で
出力される音を確認することができます。
TK-16672改訂1
-32-
14.お問い合わせ
本社・工場
〒532-0027
大阪府大阪市淀川区田川3-5-11
タケモトデンキ株式会社
TK-16672改訂1
計測営業課
TEL
06-6300-2145
FAX
06-6308-7766
-33-
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