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特別規則書 - カートランド四国
2015年度 四国アイランドシリーズ 特別規則書 公示 本大会はFIA国際スポーツ法典と国際カート規則並びにそれに準拠したJAF国内競技規則、 国内カート競技規則とその付則、及び2015年度SL規則、本大会特別規則書・付則に従っ て開催される。 第1章 総則 第1条 競技会の名称 2015 四国アイランドシリーズ 第2条 競技種目 第1種競技車両(JAFカート競技車両規則に定められる車両)及び参考車両による スプリントレース 第3条 開催日及び開催場所 第1戦 3月 8日(日) 第4条 第2戦 4月 5日(日) 第3戦 5月31日(日) 第4戦 第5戦 第6戦 第7戦 7月 5日(日) 9月20日(日) 10月18日(日) 12月 6日(日) カートランド四国 香川県綾歌郡綾川町山田下643 ☎087−878−2952 徳島カートランド 徳島県吉野川市美郷毛無20−1 ☎0883−43−2143 中山サーキット 岡山県和気郡和気町大中山751 ☎0869-93-2333 徳島カートランド カートランド四国 カートランド四国 瀬戸内海サーキット 愛媛県西条市丹原町田滝甲369−2 ☎0898−68−3487 オーガナイザー名称と住所 1)カートショップ キタハラ 土佐レーシング 2)カートランド四国 3)瀬戸内海サーキット 4)中山サーキット 第5条 〒779-3407 徳島県吉野川市山川町宮地244 ☎090-3186-3941 〒780-8036 高知県高知市東城山町16 ☎088-832-0025 FAX088-832-0025 〒761-2204 香川県綾歌郡綾川町山田下643 ☎087-878-2952 FAX087-878-2989 〒791-0526 愛媛県西条市丹原町田滝甲369−2 ☎0898-68-3487 FAX0898-75-3652 〒709-0432 岡山県和気郡和気町大中山751 ☎0869-93-2333 FAX0869-93-2749 大会役員及び競技役員 別紙に記載 第2章 競技会参加に関する事項 第6条 参加資格 1.エントラント 大会事務局が認めたエントラントであること。 2.ドライバー 20歳未満のドライバーがエントリーする場合は、親権者又は保護者の出場承諾書を 大会事務局に提出しなければならない。 ■カデット SLカートライセンスカデット以上もしくは、JAFジュニアB以上を所持している ことが望ましい。参加できる年齢は、小学1年生の者。 ■KT、PRD SLカートライセンスグレードB以上もしくはJAFカート国内B以上、JAFジュ ニア国内B以上を所持していることが望ましい。参加できる年齢は、満12歳以上。 ※カートランド四国および中山開催時は、サーキットライセンス以上のライセンス所 持が必要になります。 ※満年齢に達していないドライバーでも(ただし、当該年齢に達している者)レース 実績等を考慮し、参加者が所属するクラブからの推薦があり、主催者が認めた場合、 希望するクラスに出場できる場合もある。 ※初心者ドライバーで、あまりにも技術レベルが未熟な者及び公序良俗を乱す者に対 しては、参加を認めない場合がある。 ※ピットクルーはドライバー1名につき2名までとする。 ※主催者が認めたドライバーは賞典外で参加できる。 第7条 参加申込先及び受付期間 エントリーの参加受付期間は各大会開催日1ヶ月前より大会1週間前までとし、所定 の用紙に記入し、参加料を添えて持参もしくは郵送又はFAXにて第4条に示してあ る各々の事務局へ締切日必着で提出する。 第8条 参加費用 1.KT 2.PRD 3.カデット 10,000円 10,000円 6,000円 第9条 参加受理と参加拒否 1.参加申込者に対して大会事務局より参加受理または参加拒否が通知される。 2.参加を拒否された申込者に対しては、参加料が返還される。 3.参加を受理された後、参加を取り消す申込者に対して参加料は返還されない。 第10条 参加車両 本特別規則書の技術規定に準拠しているカートであること。 第3章 競技に関する事項 第11条 公式車両検査 1.「JAF国内カート競技規則」競技会参加に関する規則3章に基づき、車両検査が行わ れる。この際に非合法的な部分がありながらも、なお、技術委員に発見されなかったと しても承認を意味しても承認を意味するものでわなく、レース中にそれに関する疑義が 生じた場合は、旗の指示を受ける場合がある。 2.車両検査の日時及び場所は、公式通知にて告知する。 3.ドライバーは公式車検に立ち会わなければならない。その際、服装に関しても「JAF 国内カート競技規則」競技会参加に関する規則第3章第12条において、技術委員の検 査を受けなければならない。 4.「JAF国内カート競技規則」競技会参加に関する規則第8章第30条、第31条に基 づき計量が行われる。 第12条 公式練習 「JAF国内カート競技規則」カート競技運営に関する規則第6章第23条に基づく公式練 習を行う。ただし、ピットアウトしスタートラインを通過する前に本コースで停止した場合 も公式練習に参加したものと認められる。 第13条 タイムトライアル タイムトライアルは、1ラップ計測もしくは5分以上の計測の内、どちらかで行うものとす る。 1.すべてのドライバーは、タイムトライアルもしくは5分間以上の自動計測によるタイム アタックに参加しなければならない。タイムトライアルに参加しない場合は、タイムト ライアル失格とし、予選ヒート最後尾スタートとなる。 2.タイムトライアルに際しては、各カートの1ラップのウォーミング・アップに続いて1 ラップの計測ラップを走行する。ただし、ベストラップタイムが同タイムの場合は、先 にタイムトライアルを行った者を優先する。 3.5分計測の場合は、同タイムの場合、セカンドタイムを採用する。2ラップ目も同タイ ムの場合は、3番目のタイムにより決定する。 4.5分計測の場合、タイムトライアルとして設定された時間内であれば任意に出走し、時 間内であればコース内で停止した場合も再トライできる。但し、ピットに戻った場合は 再トライすることはできない。 5.その他の方法で行う場合は、公式通知に示す。 第14条 レースの方法 レースは予選2ヒート決勝1ヒートとし、決勝ヒートの結果により最終順位を決定する。 予選ヒートの周回数は、付則第3章に示す。 第15条 予選ヒート 1.予選ヒートのグリッドポジションは、タイムトライアルの結果による。 2.主催者が決定する1ヒートのグリッド数を超える出場台数があった場合は、予選を2グ ループに分けて予選ヒートを行う。 第16条 決勝ヒート 1.予選ヒートを通過したドライバーのみで行う。 2.グリッドポジションは、予選総合ポイント(ペナルティーは減算)の多い順とし、同ポ イントの場合はタイムトライアル順とする。 3.決勝ヒートの周回数は、付則第3章に示す。 第17条 スタートの方法 1.KT、PRD、カデット: スタートは、「JAF競技会運営に関する規則」第28条2に基づくローリング・ス タートとし、次の事項が適用される。 1)スタートの合図は旗の信号によって行われる。 2)スタートが合図される前にローリングを行う。この際ドライバーは、2列の隊列で 低速走行し、ドライバーはオーガナイザーが定める区間で追い越し及び割り込みは 禁止され、これを違反した者は、そのヒート失格とする。スタートライン25m手 前に引かれた黄色のラインを越えるまでは加速してはならない。ローリング隊列の ペースを乱す者があった場合は、白・黒旗が示される。フロントローで、それが繰 り返された場合は、最後尾に繰り下げられる場合がある。ローリングに遅れた者が、 列の前に出て待つような行為をしてはならない。ローリングに大きく遅れ、競技長 により指示(白地に赤のバッテンのボード表示)された者及びローリング中にピッ トインした者と周回遅れの者は、最後尾に着かなければならない。ローリング中に コースをショートカットすることは禁止される。ローリング中にポールまたはセカ ンドのカートが停止または遅れても、ローリングは続行される。その際、先頭にい る者にローリングのペースを保つ義務が生じる。 スタートは、スタートフラッグが振られても自分のカートがコントロールラインを 越えるまで追い越し、はみ出してはならない。スタート後、先頭のカートが1周す るまでにスタート・ラインを越えないカートは、そのヒートを出走することができ ない。 3)旗の信号についてはJAF競技会運営に関する規則・第13条に従う。ただし、ス タート合図は、オーガナイザーの旗または信号を用いる場合がある。 4)コースアウトに対するペナルティは、競技長の判断による。 5)走路審判員が反則または妨害行為とみなしたものについては、ペナルティを科され る。さらにその行為が2回以上に及ぶときは失格とする。 6)ドライバーサインは次の通りとし、これを怠った者に対しては、ペナルティが科せ られることがある。 ・コース上で停止した場合のサインは、両手もしくは片手を頭上に高く上げる。 ・ピットイン・ピットアウトのサインは、片手を頭上に高く上げる。 ・ミススタート旗が示された場合は、各自、片手を上げ、スピードダウンし、元の ローリングスタート時のポジションに戻るものとする。 ・スローダウンする者は、片手を高く上げる。 第18条 その他競技に関する一般事項 1.旗の信号については「競技会運営に関する規則」第13条に従う。ただし、スタート合 図は、主催者の旗または信号を用いる。 2.コースアウトに対するペナルティは競技長の判断による。 3.走路審査員が反則または妨害行為とみなした者については、ペナルティを課す。さらに、 その行為が2回以上に及ぶときは失格とする。 4.ドライバーサインは次の通りとし、これを怠った者に対しては、ペナルティが課せられ ることがある。 1)コース上で停止した場合のサインは、両手を頭上に高く上げる。 2)ピットイン・ピットアウトのサインは片手を頭上に高く上げる。 3)ドライバーサインは次の通りとし元のフォーメーションラップ時のポジションに戻 るものとする。フォーメーションラップに大きく遅れ、競技長により指示(白地に 赤バッテンの表示)された者及びフォーメーションラップ中にピットインした者と 周回遅れの者は、最後尾に着かなければならない。 4)スローダウンするドライバーは、片手を高く上げる。 5)公式練習、タイムトライアル及びレース中(フォーメーションラップを含む)コー ス上で停止した場合は、他を妨害することなく、再発進できる場合にのみレースに 復帰できるものとする。但し、キッズ/コマー/KTジュニアはオフィシャルが手 助けする場合は再発進できる。 6)レース中は、コースを外れてショートカットすることは認められず、当該行為は コースアウトとみなされ、ペナルティの対象とする。 7)公式練習、タイムトライアル及びレース中(フォーメーションラップを含む)にリ タイアしたドライバーは、自分の車両を速やかに安全な場所に移動し、そのヒート が終了するまで車両から離れてはならない。また、その際、ヘルメットは着用して いること。 8)競技中の燃料補給は禁止する。 9)マフラー・ノズルBOXがはずれた場合は、即座に停止すること。(走り続けると 当刻ヒート失格になる) 第19条 レースの終了 1.レース着順1位の者がフィニッシュラインを通過後2分以内に、カートが自力で同ライ ンを通過した者は、そのラップが加算される。完走者となるためには、チェッカーに関 わらず、規定周回数の2分の1以上を完走していなければならない。 2.レースの順位は次の順序により、周回数の多い順に決定される。 1)チェッカーを受けた完走者(規定周回数の2分の1以上を完了しチェッカーを受け た者) 2)チェッカーを受けない完走者(規定周回数の2分の1以上は走行したがチェッカー を受けなかった者) 3)不完走者(チェッカーに関わらず、規定周回数の2分の1以上を完走したいない者) 4)同周回数の場合は、その周回を先に完了(コントロールラインを通過)した者を優 先する。 ただし、共に0周の場合はグリッド順による。 3.レースは着順によるものとし、計時を行わない場合がある。 4.四国アイランドシリーズの成立は、各クラス区分ごとに3台以上の車両が出場しなけれ ばならない。3台に満たない場合は、そのクラス区分のレースは成立しない。この場合 における出場とは、予選ヒートのスタートの際に3台以上のカートがコントロールライ ンを越えることをいう。 5.レース(ヒート)周回数の60%以上が消化された場合、当該レースヒートが成立する。 第4章 ピットに関する事項 第20条 ピットイン ピットインする場合は、ピットロードを徐行しなければならず、かつ必ずピットストップし なければならない。これに違反した場合は当該ヒート失格となる。 第21条 ピットクルー 「カート競技会参加に関する規則」第3章第18条に基づき、ピットクルーの行為に関する 最終的な責任はエントラントに帰属するが、レース中における場合は、ドライバーに直接統 括の責任があるものとする。ピットクルーによる規則違反は当該ドライバーに対する黒旗の 指示となることがある。 第22条 ピット内およびパドック内 1.ピットにおける火気の使用を禁止する。燃料の容器は、20リットル以内の金属製の携 行缶でなければならない。 2.パドック内での走行はすべて禁止とする。 3.パドック内での喫煙は指定喫煙所を除き、厳禁とする。 これに違反したピットクルーは本大会から除外される。 4.レース中の燃料補給は禁止とする。 5.パドック内でのエンジン始動は厳禁とする。 但し、指定された場所ではこの限りではない。 第23条 車両保管 レース終了後の車両保管及び検査は、次の通りとする。 1.全車両保管及び再車検を行う。保管が解除になったカートは、エントラントが速やかに 引き取らなければならない。 2.保管時間は20分以上、所定の場所で行われる。 3.技術委員はスタートしたすべての車両に関し、車検を行う権限を保有するものとする。 技術委員が検査を行う際は、エントラントもしくはその代理人が責任をもって車両の分 解及び組立を行わなければならない。ただし、関係役員、エントラント及びドライバー 以外は車検に立ち会うことはできない。 4.技術委員が行う本条項の検査に応じない場合は失格とされる。上記に対する違反は、競 技長によって勧告され、審査委員会によりペナルティーが科せられる場合がある。 第5章 ペナルティーに関する事項 第24条 ペナルティー 1.ペナルティーは次の6種がある。 1)警告 2)罰金 3)タイムペナルティー 4)ポイントペナルティー 5)ラップペナルティー 6)失格 2.警告は、その必要ありと認められた軽違反に対して発せられる。 3.罰金は、成績に対するペナルティーまで至らない程度の違反に適用される。 4.タイムペナルティーは、音量測定結果によりタイムトライアルに適用される。 5.ラップペナルティーは、失格にならない程度の違反に適用される。 6.ポイントペナルティーは、程度の違反に対し、予選ヒート及び決勝レースに与えられる。 7.失格は下記の反則違反に課せられる。 1)違法または不当に得たアドバンテージ。 2)故意に自己または他人の安全をかえりみることなく行う危険行為。 3)与えられたオフィシャル指示を故意に無視した際。 4)与えられたフラッグサインの無視。 第6章 抗議に関する事項 第25条 抗議 本大会における抗議は、一切受け付けない。 第7章 成績および賞典に関する事項 第26条 成績および賞典 1.決勝ヒートの順位により決定する。 2.賞典はドライバーに対して行われる。 3.賞典内容は下記の通りとする。 各クラス 優勝∼3位 正賞、副賞 第8章 得点 第27条 得点基準 本競技会のドライバーに与えられる得点(シリーズポイント)は下表を適用する。得点は、 レースに参加した者に対し順位に関わらず各々1得点が与えられる。また、最終戦は1.5 倍のポイントが加算される。(小数点以下4捨5入) 表A 順位 第1位 第2位 第3位 第4位 第5位 得点 15点 12点 10点 8点 6点 順位 第6位 第7位 第8位 第9位 第10位 得点 5点 4点 3点 2点 1点 但し競技会出場台数(予選ヒート出走台数)に応じて下表Bの通り得点の対象となる順位が 制限される。 表B 出走台数 得点対象順位 出走台数 得点対象順位 12台以上 10位まで 7台 5位まで 11台 9位まで 6台 4位まで 10台 8位まで 5台 3位まで 9台 7位まで 4台 2位まで 8台 6位まで 3台 1位のみ ■シリーズチャンピオンの認定 シリーズ対象クラスは開催された全7戦の内、上位5戦の獲得ポイント合計によりシリーズ 順位を決定する。同ポイントの場合は上位入賞回数の多い者を優先する。 更に同順位の場合最終レースの結果で決定する。 シリーズポイントの対象クラスは次の通りとする。 ・KT ・PRD 第9章 広告に関する事項 第28条 広告 1.ナンバープレートに広告を表示することは認めない。 2.オーガナイザーは、下記のものに対して抹消する権限を有し、オーガナイザーが認めた スポンサーのロゴステッカーの表示は、ドライバーはこれを拒否することはできない。 1)公序良俗に反するもの。 2)政治・宗教に関連したもの。 3)本大会に関係するスポンサーと競合するもの。 第10章 その他一般事項 第29条 損害の補償 1.参加者は参加車両及びその付属品並びにコースの施設、機材、器具に対する損害の補償 責任を負うものとする。 2.エントラント、ドライバー、ピットクルーは、コース所有者及びオーガナイザー、大会 役員が一切の損害賠償の責任を免除されていることを了解していなければならない。 第30条 オーガナイザーの権限 オーガナイザーは、下記の権限を有するものとする。 1.参加申込みの受付に際して、その理由を示すことなくエントラント、ドライバー、ピッ トクルーを選択あるいは拒否することができる。 2.大会冠スポンサーの広告を参加車両に貼付することができる。 3.止むを得ざる理由により、公式プログラムの印刷に間に合わなかったドライバーの登録 または変更について許可することができる。 4.全てのエントラント、ドライバー、ピットクルー及びその参加車両の音声、写真、映像 などの報道、放送、出版に関する権限を有し、この権限を第三者が使用することが許可 できる。 第31条 大会の延期及び中止 「JAF国内カート競技規則」カート競技会組織に関する規則第1章第6条に基づき、オー ガナイザーは大会審査委員会の承認を得て、大会の一部あるいは全部を延期、中止または取 り止めることができる。 大会の全部を中止あるいは24時間以上延期する場合は、参加料は全額返還される。ただし、 保険料は返還されない。なお、エントラント及びドライバーは、これらによって生ずる損失 についてオーガナイザーに抗議する権限を保有しない。さらに、オーガナイザーは内容を変 更する権限も併せて保有するもとする。これに対する抗議は認められない。 第32条 公式通知の発行 本規則に記載されていない競技運営上の細則や参加者に対する指示、本規則発表後に生じた 必要指示事項は公式通知によって示され公示は次の方法による。 1.大会事務局に掲出される。 2.パドックの掲示板に掲出される。 3.ドライバーズミーティングで指示される。 4.緊急の場合は場内放送で伝達される。 第33条 誓約書の署名 エントラント、ドライバー及びピットクルーは参加申込用紙に記載された誓約文に署名捺印 しなければならない。 第34条 本規則の解釈 本規則の解釈並びに競技の細則に関する疑義については、事務局宛に質問できる。 第35条 本規則の違反 本規則に対する違反は、大会審査委員会の決定により宣告される。 第36条 本規則の効力 本規則は、参加申し込み受付と同時に効力を発する。 第11章 エンジンおよびカートに関する事項 第37条 シャーシ、エンジン、及びタイヤの登録 競技に使用するシャーシ、エンジン、及びタイヤは、車両申告書に登録済のもののみとし、 下記の個数が認められる。但し、タイヤについては公式練習の際、登録しているものを使用 することができる。 シャーシ:1台 / エンジン:2基 / タイヤ: 各1set(ドライ、ウェット) 第38条 カート すべてのカートは「JAF国内カート競技車両規則」第1章に合致した第1種競技車両であ ることで、かつ以下の条件を満たすこと。 1.「JAFカート競技車両規則」第2章第11条に従ったサイドボックス、フロントフェ アリング、フロントパネルを必備とする。また、CIK公認のリアプロテクションも使 用推奨とする。取付方法はメーカー出荷状態とし、不備の場合は車両検査において修正 を求められることがある。 2.コース上にオイルを流出飛散させる構造の物の取り付けは禁止。 3.競技ナンバーは、車両の前後に必備とし、後部ナンバープレートの材質は不透明で柔軟 性のあるプラスチックとし、金属製の物は禁止される。また大きさと形状は四隅に丸味 (直径15∼25mm)を持たせた幅21cmの四角形とし、競技ナンバーが明瞭に識 別できる状態でなければならない。但し、リアプロテクションにはナンバープレート専 用のスペースがあるので、その場所にしっかりとゼッケンナンバーをはり付けること。 4.競技ナンバーはオーガナイザーが支給したもの、もしくは同一形状のものを取り付けな ければならない。このナンバーは、車両検査を受ける前に取り付けられていなければな らない。 5.チェーンガードは必備とし、その取り付け方法については「2011年JAF国内カー ト競技車両規則」第2章第12条に従うこと。 6.タイヤに関して、タイヤソフナー、化学化合液体等、一切の塗布を禁止する。 硬度計等で測定を行い、他とあまりにも違いが認められる場合には検査の対象となり、 不正が認められた場合には検査にかかったすべての費用を本人負担とする。また、当該 ドライバーに対し、6ヶ月以上の出場停止ペナルティーが課せられる。 第39条 タイヤ 使用するタイヤのセット数は、1大会につきドライ1セット、ウェット1セットとし車両検 査において登録、封印を受けることとする。タイヤにバースト等が発生した場合は、技術委 員長の許可を受けて当該の1本のみを交換することができる。ドライタイヤからウェットタ イヤまたは逆への交換は主催者の指示後に交換することとする(主催者からドライ/ウェッ トフリー宣言がなされる場合もある)。ウェットタイヤ、ドライタイヤともトレッド部の カッティングは禁止とする。ウェットとドライの組み合わせ使用は禁止とする。 第40条 発信機 1.データーロガーの発光器は、指定された場所以外への設置は認めない。 2.テレメトリーシステムは一切禁止とする。 第12章 クラス別競技車両規定 第41条 KT エンジンは国内仕様のヤマハKT100SDもしくはヤマハKT100SC、SECとし、 改造は一切禁止され市販状態でなければならない。但し、カーボンの除去やキズ修正は研磨 とみなされない限りの範囲で認められる。 1.エンジンは、7ET・7GL・7MA・7YA・7YB・7YD・7YE・7YF・7 YT・7YU型でなければならない。 対象部品:シリンダーヘッド・シリンダーボディ・シリンダーヘッドガスケット・シリ ンダーガスケット・ピストンピン・サークリップ・コンロッド・ベアリング類・クラン ク・クランクピン・オイルシール・クランクケース・ピストン・ピストンリング・プラ グコード 2.コンロッドは下記パーツNo、に限る 7F6−11651−00 7F6−11651−01 7F6−11651−02 3.ピストンサイズは52.55mm、ボアサイズは52.61mmまで可としピストンお よびリングのオーバーサイズ純正部品への変更が認められる。ピストンはKT100F P用(7YG)、KT100SP用(J67)のものの使用が認められる。 4.シリンダーボディは横に縦10mm、横16mmの座及び“7ET”浮き文字がなけば ならない。 5.シリンダーヘッドガスケットは純正の7ET−11181−10またはKT100FP 用の7YG−11181−00とする。再使用により厚さが0.4mm未満となったシ リンダーガスケットの使用は不可とする。 シリンダーヘッドは「YAMAHA」の浮き文字があり、改造防止のフライス加工をし た物に限る。クランクケースについては、7ET・7GL・7MA・7YA・7YB・ 7YD・7YE・7YG・7YT・7YUの打刻№の物に限る。(部品販売品について も同様とする)クランクシャフトはKT100FP用(7YG)のもの、およびKT1 00SP用(I67)クランクシャフト大端ベアリングおよびクランクサイドベアリン グの使用が認められる。コンロッドは大端規制方式に限られる。 6.クラッチを装着する場合は、ヤマハ純正湿式クラッチまたは乾式SLクラッチを必備と し、改造は不可とする。構成部品はすべて純正部品とし、他メーカーの部品に交換する ことは禁止する。純正湿式クラッチのクラッチシューは、7YB−16623−00と し、表面に溝の無いタイプとする。 7.クラッチハウジングのドライブスプロケット歯数変更の為の切削、溶接を伴う改造は禁 止される。 8.クラッチ付きエンジンを搭載しているカートは、カット・オフスイッチを必ず備えなけ ればならない。この装置は、ドライバーがカートを運転中、正常に着座して容易に操作 し得るように設けられていなければならない。 9.クラッチ付きエンジンにはクラッチカバー(ハウジングカバー)およびSLクラッチに おいてはクラッチプロテクター(サポート)を取り付けなければならない。 10.セルモーター部品はすべて純正品でなければならず、改造は一切禁止とする。バッテ リーの銘柄、型式、バッテリの位置、結線するワイヤーハーネスの変更は認める。 11.リコイルスターターの装置を認める。RC100JF、J、SCのリコイルスターター を、ボルト、ナットで取り付けることは認める。但し,取付けのためにエンジン自体を 切削したり溶接したりすることは禁止する。 12.キャブレターは、WB3A・WB21・WB33でなければならず,改造は一切禁止さ れる。上記のどのキャブレターの部品(すべてのガスケット、すべてのダイヤフラムと ハイ&ローニードルバルブ、スプリングなどの構成部品及びヤマハ純正オプションパー ツ)との交換も認められる。また、チョーク付のものについてはチョークレバーを取り 外し、孔を埋める事は認められる。 13.吸気消音器(インテークサイレンサー)は、量産市販されているCIK/FIA公認実 績品または、ヤマハ純正品を必備とする。なお、吸気消音器本体の構成部品は純正品 (取り付け部品を除く)であること。また、吸気消音器本体の構成部品の切削・加工・ 改造は禁止され、1つの吸入チューブ径が23Фmm以下とし、許容公差は「JAF国 内カート競技車両規則 第3章公認第17条許容公差」に順ずる。また、吸気消音器 (インテークサイレンサー)本体にエアフィルターが内蔵されているタイプに関して は、エアフィルターがメーカー出荷状態であることとしボディ本体やエアフィルターの 切削・加工・改造を禁止とする。 14.ジョイントキャブレター、マニホールド、ジョイントエアクリーナーは下記部品番号と し改造は一切禁止される。 ジョイントキャブレター26.0Фmm:787−13586−00 マニホールド :7YA−13585−00 ジョイントエアクリーナー :7YF−14453−03 15.点火系統の改造は一切禁止され市販状態でなければならない。点火方式はTCIとし、 7ET系(ステーターとTCIユニットが一体式)に限る。 現行標準装着のローターアセンブリ(品番:7YT−85650−20)と旧型品 (品番:7YT−785650-00、01、10)のいずれも使用可。TCIロー ター本体の改造も一切禁止されるため、軽量化を目的とした削り込み加工を防ぐためT CIローターに下記の寸法規定が追加される。 ①市販状態のローター幅(厚さ):33mm、製造交差±0.5mm ②TCIローターの直径:60Фmm、製造交差+0mm、−0.1mm ③幅を直径以外の箇所でも、ローターに加工等の変更を加えることは違反改造となり車 検失格となる。 点火プラグは一般市販状態のネジ山長19mm以下のものに限る。プラグワッシャーも 含めて市販状態とし、ネジ山長の変更も禁止とする。プラグキャップは、KT100J、 S、SP、YZ80、85、125のものの使用が認められる。 16.排気系統は、7ET型以降のもとし、改造は一切禁止され市販状態でなければならな い。但し、排気センサーを取付けるための溶接は認められる。 17.純正品以外の使用が認められる物は下記の通りとする。 プラグ、エキゾーストジョイント(ジャバラ)、エキゾーストガスケット、ボルト/ ナット(キャブレターインレット部品、クラッチ構成部品を除く)、ワッシャー、スプ リング、キー(ローターキーを除く)、ブラケット、ホース、ワイヤー、ホースクリッ プ、バンド。 18.シャーシは一般市販のものとし、メーカーは自由とする。フロントブレーキの装着は禁 止とする。リアアクスルの最大直径は50mmとする。ホイールのリム巾は、フロント ホイール130mm(公差+1mm)リアホール212mm(公差+1mm)までとす る。その他の改造、変更は自由とする。 19.最低重量:145kg 20.タイヤ:ドライ ブリヂストン:SL07 レイン ブリヂストン:SL94 第42条 PRD 1.エンジンはPRDエンジンとする。 2.燃焼室の改造は一切認められない。但し、カーボンの除去やキズの修正は研磨とみなさ れない範囲で認められる。スキッシュエリアは左右合わせて2.0mm以上、確保する こと。 3.シリンダーの改造は一切禁止。RK100/RK100C/RK100CPのシリン ダーとRK100EH/RK100EPのシリンダーとの相互利用は認めない。 排気開閉角度は、許容交差を含み176°以下。純正ガスケットにより調整する。 4.純正部品以外のもので使用が認められるものは、下記のものとする。 ピストンサークリップ、スモールエンドベアリング、ビッグエンドベアリング、ケース ベアリング、キャブレターフランジガスケット、オイルシール、プラグ、プラグキャッ プ、マフラーフレキシブルホース、ドライブスプロケット、吸気消音器取付フランジ。 5.点火系統:純正のイグニッションコイルで改造は一切認めない。純正以外のアース取り 付けは認めない。プラグコードは純正部品とする。スパークプラグは加工禁止とし、市 販状態とする。シリンダーヘッドの燃焼室部分の上部よりプラグのネジ部分が出てはな らない事とする。 6.キャブレターは純正ワルボロでRK100/RK100C/RK100CPのキャブレ ターはWB3A・WB44(WBXX44はWB44として認める)。RK100EH /RK100EPのキャブレターはWB42を使用すること。また、改造は一切禁止。 ローニードルは純正ローニードルを使用した場合、調整の為のレバー取り付けは認める。 PRDワルボロのローニードルはT−LONGへの交換は認める。WB3A/WB44 とWB42(チョーク付)との相互利用は認めない。 7.吸気消音器(インテークサイレンサー)は、量産市販されているCIK/FIA公認実 績品または、ヤマハ純正品を必備とする。なお、吸気消音器本体の構成部品は純正品 (取り付け部品を除く)であること。また、吸気消音器本体の構成部品の切削・加工・ 改造は禁止され、1つの吸入チューブ径が23Фmm以下とし、許容公差は「JAF国 内カート競技車両規則 第3章公認第17条許容公差」に順ずる。また、吸気消音器 (インテークサイレンサー)本体にエアフィルターが内蔵されているタイプに関して は、エアフィルターがメーカー出荷状態であることとしボディ本体やエアフィルターの 切削・加工・改造を禁止とする。 8.マフラーは、純正品RK100用マフラー、エキゾーストパイプを使用すること。改造 は一切認めない。 9.クラッチは純正クラッチで改造は一切認められない。尚、クランクシャフトサポート、 及びクラッチカバーを義務付ける。 10.シャーシは下記項目以外JAF競技車両規定に準じる。 11.最低重量:145kg 12.タイヤ:ドライ メーカー自由:SL02、SL07、SL9 レイン メーカー自由:SL94、SL03 但し、前後左右の銘柄は同一とする。 第43条 PRD AVANTI 125 1.PRD AVANTI (空冷)型式 PRD125A AVANTI 改造は一切認められ ない。 2.燃焼室改造は一切認められない。 スキッシュエリアは片側1.3mm以上を確保する。(規定数値) 純正ヘッドガスケットの装着を義務付ける。 3.シリンダー改造は一切認められない。 純正シリンダーガスケットの装着を義務付ける。(厚さは最大0.2mm以下とする) 4.純正エンジンパーツ以外使用が認められるパーツは下記とする。 5.プラグコード純正プラグコードとする。 6.キャブレター純正ティロットソンキャブレター(HL360A)改造は不可。 キャブレターパーツは純正を使用する事。 リードペダルは自由とする(カーボンは禁止) 純正ローニードルを利用した、調整するための加工は認められる。 7.マフラー純正マフラー及びエキゾーストパイプで改造は一切認められない。 8.クラッチ純正クラッチでクラッチの改造は一切認められない。 9.クラッチカバー純正クラッチカバーの装着を義務付ける。 10.インレットサイレンサー(吸気消音器) CIK-FIA公認(登録)の吸気消音器(改造禁止)を取り付けることが義務付けられ る。 11.イグニッションコイル純正のイグニッションコイルで改造は一切認められない。 12.シャーシは下記項目以外JAF競技車両規定に準じる。 11.最低重量:155kg 12.タイヤ:ドライ メーカー自由:SL02、SL07、SL9 レイン メーカー自由:SL94、SL03 但し、前後左右の銘柄は同一とする。 第44条 カデット 1.エンジンは国内仕様のヤマハKT100SECとし、改造は一切禁止され市販状態でな ければならない。但し、カーボンの除去やキズ修正は研磨とみなされない限りの範囲で 認められる。エンジンは、7ET・7GL・7MA・7YA・7YB・7YD・7YE ・7YF・7YT・7YU型でなければならない。 対象部品:シリンダーヘッド・シリンダーボディ・シリンダーヘッドガスケット・シリ ンダーガスケット・ピストンピン・サークリップ・コンロッド・ベアリング類・クラン ク・クランクピン・オイルシール・クランクケース・ピストン・ピストンリング・プラ グコード 2.コンロッドは下記パーツNo、に限る 7F6−11651−00 7F6−11651−01 7F6−11651−02 3.ピストンサイズは52.55mm、ボアサイズは52.61mmまで可としピストンお よびリングのオーバーサイズ純正部品への変更が認められる。ピストンはKT100F P用(7YG)、KT100SP用(J67)のものの使用が認められる。 4.シリンダーボディは横に縦10mm、横16mmの座及び“7ET”浮き文字がなけば ならない。 5.シリンダーヘッドガスケットは、3枚使用することとし(純正とFP用0.5mmの組 み合わせも可)再使用により厚さが、3枚で1.2mm未満になったシリンダーガス ケットの使用は不可とする。 シリンダーヘッドは「YAMAHA」の浮き文字があり、改造防止のフライス加工をし た物に限る。クランクケースについては、7ET・7GL・7MA・7YA・7YB・ 7YD・7YE・7YG・7YT・7YUの打刻№の物に限る。(部品販売品について も同様とする)クランクシャフトはKT100FP用(7YG)のもの、およびKT1 00SP用(I67)クランクシャフト大端ベアリングおよびクランクサイドベアリン グの使用が認められる。コンロッドは大端規制方式に限られる。 6.クラッチを装着する場合は、ヤマハ純正湿式クラッチまたは乾式SLクラッチを必備と し、改造は不可とする。構成部品はすべて純正部品とし、他メーカーの部品に交換する ことは禁止する。純正湿式クラッチのクラッチシューは、7YB−16623−00と し、表面に溝の無いタイプとする。 7.クラッチハウジングのドライブスプロケット歯数変更の為の切削、溶接を伴う改造は禁 止される。 8.クラッチ付きエンジンを搭載しているカートは、カット・オフスイッチを必ず備えなけ ればならない。この装置は、ドライバーがカートを運転中、正常に着座して容易に操作 し得るように設けられていなければならない。 9.クラッチ付きエンジンにはクラッチカバー(ハウジングカバー)およびSLクラッチに おいてはクラッチプロテクター(サポート)を取り付けなければならない。 10.セルモーター部品はすべて純正品でなければならず、改造は一切禁止とする。バッテ リーの銘柄、型式、バッテリの位置、結線するワイヤーハーネスの変更は認める。 11.リコイルスターターの装置を認める。RC100JF、J、SCのリコイルスターター を、ボルト、ナットで取り付けることは認める。但し,取付けのためにエンジン自体を 切削したり溶接したりすることは禁止する。 12.キャブレターは、WB3A・WB21・WB33でなければならず,改造は一切禁止さ れる。上記のどのキャブレターの部品(すべてのガスケット、すべてのダイヤフラムと ハイ&ローニードルバルブ、スプリングなどの構成部品及びヤマハ純正オプションパー ツ)との交換も認められる。また、チョーク付のものについてはチョークレバーを取り 外し、孔を埋める事は認められる。 13.吸気消音器(インテークサイレンサー)は、量産市販されているCIK/FIA公認実 績品または、ヤマハ純正品を必備とする。なお、吸気消音器本体の構成部品は純正品 (取り付け部品を除く)であること。また、吸気消音器本体の構成部品の切削・加工・ 改造は禁止され、1つの吸入チューブ径が23Фmm以下とし、許容公差は「JAF国 内カート競技車両規則 第3章公認第17条許容公差」に順ずる。また、吸気消音器 (インテークサイレンサー)本体にエアフィルターが内蔵されているタイプに関して は、エアフィルターがメーカー出荷状態であることとしボディ本体やエアフィルターの 切削・加工・改造を禁止とする。 14.ジョイントキャブレター、マニホールド、ジョイントエアクリーナーは下記部品番号と し改造は一切禁止される。 ジョイントキャブレター14.5Фmm:7YU−13586−09 マニホールド :7YA−13585−00 ジョイントエアクリーナー :7YF−14453−03 15.点火系統の改造は一切禁止され市販状態でなければならない。点火方式はTCIとし、 7ET系(ステーターとTCIユニットが一体式)に限る。 現行標準装着のローターアセンブリ(品番:7YT−85650−20)と旧型品 (品番:7YT−785650-00、01、10)のいずれも使用可。TCIロー ター本体の改造も一切禁止されるため、軽量化を目的とした削り込み加工を防ぐためT CIローターに下記の寸法規定が追加される。 1)市販状態のローター幅(厚さ):33mm、製造交差±0.5mm 2)TCIローターの直径:60Фmm、製造交差+0mm、−0.1mm 3)幅を直径以外の箇所でも、ローターに加工等の変更を加えることは違反改造となり 車検失格となる。 点火プラグは一般市販状態のネジ山長19mm以下のものに限る。プラグワッシャーも 含めて市販状態とし、ネジ山長の変更も禁止とする。プラグキャップは、KT100J、 S、SP、YZ80、85、125のものの使用が認められる。 16.排気系統は、7ET型以降のもとし、改造は一切禁止され市販状態でなければならな い。但し、排気センサーを取付けるための溶接は認められる。 17.純正品以外の使用が認められる物は下記の通りとする。 プラグ、エキゾーストジョイント(ジャバラ)、エキゾーストガスケット、ボルト/ ナット(キャブレターインレット部品、クラッチ構成部品を除く)、ワッシャー、スプ リング、キー(ローターキーを除く)、ブラケット、ホース、ワイヤー、ホースクリッ プ、バンド。 18.シャーシはホイルベース900mm∼950mmのものでチューブ径28Фmm以下。 ブレーキは後輪のみとし、機械式または油圧式とする。リアアクスルは直径30mm以 下、全長960mm以下のものとする。 19.最低重量:110kg 20.タイヤ:ドライ ヨコハマ:SLJ レイン ヨコハマ:SL03 11.シャーシ/フレーム: 1)材質28Ф以下の磁気鋼管で、ホイルベース950mm(±5mm)∼850mm (±5mm)のMINIカート規格、BABYカート規格として製造され、市販さ れているシャシー。リアアクスル30Ф及び25Фで磁気に感応する材質のシャフ ト。油圧式ブレーキは使用を認める。機械式ブレーーキのワイヤーは2本使用する こと。 2)ジュニアカート専用のサイドボックスを必備とする。 3)フロントブレーキは禁止する。 4)ナーフバーを必備とする。 12.最低重量:85kg 13.タイヤ:ドライ ヨコハマ:SLJ レイン ヨコハマ:SL03 第13章 競技参加者の遵守すべき事項 第45条 誓約書への署名 競技会に参加しようとする者は、オーガナイザーの要求する誓約書に署名しなければならな い。 第46条 秩序の維持 競技に参加する者は、諸規則に精通し、かつそれを遵守し、秩序ある行動をとらなければな らない。 第47条 ドライバーの装備 次にあげるドライバーの服装は、競技を安全に行うため、装備の一部とみなされ、車検時に 技術委員の承認を得なければならない。 1.ヘルメット: フルフェイスタイプでなければならず、JIS−C規格以上の規格に適合したものの使 用が推奨される。 2.レーシングスーツ: 皮製もしくはJAF及びMFK公認のレーシングカートスーツの着用が推奨される。 3.グローブ: 手首まで完全に覆うもので、皮製のものの使用が望ましい。 4.シューズ: 足首まで完全に包むもので、ペダル操作に支障をきたさないレーシングシューズが望ま しい。 5.カデット参加ドライバーは安全のために、ネックガード、リブプロテクターベストの着 用が義務つけられる。 第48条 燃料 1.「JAF国内カート競技車両規則」第8条19に則った通常のガソリンスタンドのポン プから販売されている無鉛ガソリンを使用しなければならない。 2.エンジンオイルは通常市販されているもののみとし、それ以外の添加物の使用は一切認 められない。 3.ガソリン及びオイルについて、予告無く抜き打ち検査(タンク内の燃料を採取する等) を行う場合がある。この場合、エントラントは必ずその指示に従わなければならない。 第49条 給油 レース中の給油は、特別規則書に規定されている場合を除き、禁止される。ピット内に燃料 を保管する場合は消防法に適合した金属製の携行缶に保管することとし、総量20リッター