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1月号
1月号 5S・安全・あいさつ チーム 2012年社長年頭あいさつ (※内容を抜粋) 皆さん、明けましておめでとうございます。 去年は 東日本被災、タイの洪水、円高、ユーロ高 等 大変な一年でありました。 そういう中で、曙は自分の目標に対しての行動が出来つつあります。 今年は、中期経営計画で作った内容を実行に移す年です。 同業者との連携をとって、加工領域を手のひらサイズから両手サイズに 拡大していきたい。また、加工分野の拡大(航空機分野で一貫生産が 出来るように)していきたい。 より良いもモノを、安く、タイムリーに生産していくために、 一人一人の技能、技術を高めて頂きたい。 ・不良を出さないシステム作り! ・納期の短縮(段替え・工程短縮)! 等 そのために、各自がテーマに取り組み 自分自身を高めて欲しい。 必ず、出来る! 創立当初より、自動車関連部品の製造を始め、防衛、半導体、家電、航空機、ロケットなど あらゆる分野を手掛け、各分野から寄せられる期待に高度な切削技術、技術提案により応えてきた。 今から、12年前の2000年のことである。それまでも、自動車分野の部品加工をしていたが、 さらに、深く参入し新たなる量産部品の仕事を捕って手掛けようとしていた。 立ち上げでお客様より、 表彰を受けた 当時、社長であった竹内会長は、つねに10年先のことを考えていた。 経営理念にあるように、市場ニーズを先取りしタイムリーな技術開発・技術研究で 経営の基盤を作る。市場ニーズに応える技術者と人材の育成 とある。 竹内会長の思いを形にするために、ある人物が2002年に曙にやってきた。 現在の永井社長である。 自動車エンジン部の N社製 オルタネ-タ用 小型クラッチ内蔵プーリ 新しい量産部品の生産体制準備として、多軸NC旋盤2台を新設した。 2003年には、芯なし研削盤 2台、立型両頭平面研削盤 1台を新設し、 多軸NC旋盤をさらに2台を増設しスタートをかけた。 どんな部品かというと、プーりの中心にある部分の軸 という部品である。 材料→旋盤→焼入れ熱処理→研磨→旋盤(焼入れ後の加工) と一貫生産である。 大変な苦労を重ねながらも、現在では、この多軸NC旋盤も年数とともに8台になり、 昼夜フル稼働をしている。 嬉しいことに現在でもこの仕事は続いている。 当時、社長であった竹内会長がこのようなことを言っていた。 1個の部品を作るのは、生産技術、量産を安定して継続できるのが製造技術である。 私は、生産技術を永井社長は製造技術を担当してきた。 当社は、この両技術をミックスさせている。 永井社長は言う。安定した良品を作り続けるのは難しい。 常に、同じ条件なら、同じものが出来るが、あらゆる条件で 保証しなければいけない。そのシステムを作るのが製造技術である。 作業改善導入! エアーパイプ 1年くらい前から、尐しづつ現場の 作業台が新しいタイプ(自分達で製作) に変わってきています。 個別に工夫がされ作られています。 両手が使えるぞ! 今回は、MC3号機の作業台を、新人社員の Yさんが改善を施しながら製作していたので 取材に行ってきました。 エアーペダル 『Yさんより』 なぜ、やったかというと、今まで無駄な 多すぎて何回も体の向きをかえて作業を していたんですよ。 作業者が無駄なく動けるように、動線の ことも考慮して、誰がやってもやりやすい ように考えながら作ってみました。 で、結果はどうでした? 体の向きかえがなくなり、製品のエアー ブロー時、両手が使えて楽になりました。 以前よりかなり能率が上がりましたが まだまだですね~。 興味のある方は一度、見に来て下さい!