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仕様書(PDF形式:52KB

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仕様書(PDF形式:52KB
仕 様 書
物品名:デジタルX線撮影装置用画像管理システム更新
構成内訳(各項目の技術的要求要件は別添のとおり)
1 医用画像管理システム 1式
・画像管理サーバー 本体 1台
・画像サーバー管理用モニタ 1台
2 画像クライアント端末 3式
・検索リスト用モニタ1面+3Mモノクロ高精細モニタ2面 2台
・検索リスト用モニタ1面+5Mモノクロ高精細モニタ2面 1台
3 受診者情報整合システム 1式
・受診者情報整合システム 本体 1台
・整合システム用モニタ 1台
4 モダリティ接続費用(ケーブル配線費用を含む) 1式
5 サポート 1式
6 その他
平成 22 年 3月に導入済みの画像クライアント端末を使用可能にすること。
なお、使用できない場合は、検索リスト用モニタ(17 インチ以上)1面+3Mモノクロ高精細モニ
タ(21 インチ以上)2面を追加すること。
納入場所:札幌市職員共済組合健康管理センター健診所
所在地 札幌市白石区本通 16 丁目南4番 26 号 リフレサッポロ3階
納入期限:平成 25 年 3月 29 日(金)
別添 調達物品に備えるべき技術的要件
1 医用画像管理システム(以下「PACS」という。)
11 基本的要求要件
(1)PACS 画像サーバーには下記のモダリティを接続するものとし、当所が指定する年数の画像保管
を担保すること(実画像容量5TB以上)。
・Canon 一般撮影 FPD CXDI55G(8年)
・日立 X線テレビ DHF153VMS 及び DHM121SX(6年)
・GE マンモグラフィー Senographe2000D(7年)
また、5年後には新たに用意したハードディスクへデータ移行が可能であること。
(2)画像表示用端末の配置により、放射線室及び第5、6、7診察室での画像閲覧を可能とし、各室
のモニタ構成は以下とする。
放射線室 カラー1面(17 インチ以上)+3Mモノクロ高精細モニタ2面(21 インチ以上)
第5診察室(既存端末使用) 17 インチカラー1面+3Mモノクロ高精細モニタ2面
第6診察室 カラー1面(17 インチ以上)+3Mモノクロ高精細モニタ2面(21 インチ以上)
第 7 診察室 カラー1面(17 インチ以上)+5Mモノクロ高精細モニタ2面(21 インチ以上)
(3)レポート機能を搭載していること。
(4)5M端末においては、マンモ専用のビュアーソフト及びレポートシステムが導入されること。
(5)既存の PACS サーバー(ドクターネット)からの全データ移行が可能であること。
また、データ移行によって、本格稼働後の読影(過去画像との比較読影)に支障を来さないよう
にすること。
(6)PACS 画像サーバーは Web ブラウザを通じて画像・レポートが参照できること。
(7)画像の患者基本情報修正(受診者氏名、職員コード)が可能であること。
(8)患者情報の生年月日の起算日は4月1日とすること。
(9)耐熱温度は、サーバー稼働時 10∼35 ゚C、停止時は−15∼45 ゚Cに適応できること。
(10)将来的にサーバーのハードディスクの増設が可能であること。
(11)既存の PACS 画像サーバーから新規サーバーへのデータ移行費用を含むこと。
(12)上記データ移行期間中も、現在の読影機能が維持できること(過去画像との比較読影が可能であ
ること。)
(13)既存サーバーを廃棄する際は個人情報保護のため、内部個人データを復元できないように完全に
消去するか記憶装置を破壊すること。
12 画像サーバー基本要件
(1)画像サーバーは、バックアップサーバーとの二重化構成とすること。また、画像保管ディスクは
RAID5+ホットスペア、あるいは RAID6 構成を採用し、別途バックアップはハードディスクをつける
こと(タワー型を採用)。
(2)バックアップサーバーはメインサーバーと同等の機能を有し、メインサーバーの障害発生時には
簡便に、かつ短時間(2時間以内)でバックアップサーバーに切り替えることができ、読影を継続
できること。
(3)停電時に備えて、PACS の総電源容量を確保できる無停電電源装置を備え、かつ停電時に約2分以
上電源供給が可能であること。また、本無停電電源装置は停電を通知するアラーム機能を有し、か
つ停電した旨を PACS に通知しオートシャットダウンが可能であること。
(4)モダリティ接続6台以上、クライアント端末接続5台以上が可能であること。
(5) PACS 内に保存された画像は、PDI、DICOM、JPEG、BITMAP 形式でのメディア出力が可能であるこ
と。
(6)DICOM、JPEG、BITMAP 形式の画像データを PACS に取り込み可能であること。また、取り込み時に
患者情報の修正を行う機能を有すること。あるいは、患者情報に関連づけて保管することが可能で
あること。
(7)DICOMver3.0 に準拠し、下記のサービスクラスをサポートしていること。
CR/DX/CT/US/MR/SC/XA/XRF/NM/ES/MG/SM/XC/PT/RT
Print Service Class User
Q/R Service Class Provider
Storage Service Class Provider/User
GSPS Service Class Provider
2 画像表示用クライアント端末
21 画像表示用クライアント端末ハードウェア基本要件
(1)クライアント端末 PC は以下のスペックを満たしていること。ただし、導入時は最新の使用で引き
渡すこと。
・OS :Windows7 Professional 32bit 以上。ただし5Mモニタに関しては WindowsXP Professional
でも可とする(事前に当所の了解を得ること)。
・CPU :Core2Duo E7500 2.9GHz 相当以上
・メモリ:2GB以上。ただし、5Mモニタに関しては4GB以上を有すること。
(2)5Mモニタのクライアント端末 PC に WindowsXP が採用された場合、アプリケーションを Windows
7にバージョンアップする際の作業を無償で行うこと。
(3)DVD スーパーマルチドライブ以上の付属ドライブを3式準備し(2式は簡易ビュアー付きの書込み
ソフトウエアーを含む)、外部データ(CDR、DVDRAM 等)の読込みが可能であること。
(4)画像参照用クライアント端末に接続するモニタは、DICOM Part14 準拠のキャリブレーションに対
応したモニタであること。
22 画像表示用クライアント端末ソフトウエアー基本要件
(1)FUJI DRYPIX4000 と DICOM で接続し、画像データの出力が行えること。
(2)シリーズ内のコマ割りなど、簡便に条件設定ができ、柔軟にレイアウトできるフィルム出力機能
を有すること。
(3)PACS 内から、検索条件を設定し目的の検査を抽出してリスト表示が可能であること。また、表示
リストからの迅速な画像表示が可能であること。
(4)リスト上には下記情報が表示可能であること。
また、同項目での絞り込み、検索が可能であること。
受診者氏名、職員コード、撮影番号、生年月日、性別、撮影日、モダリティ種別、レポート有
無、診療科、検査部位、画像数
(5)「当日の CR」「当日の RF」等のリストを自動的に作成可能であること。
(6)リスト上で過去画像の有無が判別できること。
(7)レポートの有無を判別できること。
(8)「塵肺」「癌」は特定のマークをリストに付加できること。
(9)特定のマークをリストに付加した「塵肺」「癌」画像を自動的にリストアップ可能であること。
(10)リスト上に文字入力を可能とし、当該文字列での検索が可能であること。
(11)PACS にアクセスすることで、必要な PACS の機能と各ユーザー設定を自動的に取り出しが可能で
あること。
(12)ユーザーごとに下記のカスタマイズが可能であること。
表示レイアウト、画像表示サイズ、アイコン配置、フォントサイズ、アイコンサイズ
(13)同時に複数端末から同一画像データの参照が可能であること。
(14)モニタはキャリブレーション機能が標準装備されていること。
(15)キャリブレーションにより、機器の経年変化状況を数値又はグラフ化して比較することができる
こと。
(16)画像表示画面上でワンクリックで次受診者の画像表示が可能であること。
(17)画像読影済みをリスト上に表示可能であること。
(18)キーボード操作による画像遷移が可能であること。
(19)当日の画像表示と同時に、直近の過去画像(同一モダリティ、同一部位)の表示が可能であること。
それ以前の画像はサムネイル表示し、ドラック&ドロップ等の操作で容易に画像展開可能である
こと。
(20)画像表示時に下記情報をオーバーレイ表示出来ること。
受診者氏名、年齢、職員コード、撮影番号
(21)画像の濃度コントラスト、表示サイズ等の初期状態表示はワンクリックで操作可能であること。
(22)それぞれのビューワで拡大・縮小等の設定が可能なこと。
(23)Life Size 表示の機能を有すること。
(24)5Mモニタのクライアント端末について、SIGMOID LUT に対応し、GE マンモ画像表示において、
自動的に適正濃度の画像表示が可能であること。
(25)5Mモニタのクライアント端末について、フィルタ機能、マスク機能、ネガポジ反転など多彩な
表示機能を搭載していること。
(26)5Mモニタのクライアント端末について、拡大鏡などの機能を有し、拡大倍率をマウスなどで任
意に変更できること。
(27)印刷機能、選択した画像、生成した画像を任意にプリンタへ印刷できること。
(28)既存クライアント端末を廃棄する際は個人情報保護のため、内部個人データを復元できないよう
に完全に消去するか記憶装置を破壊すること。
23 レポート機能基本要件
(1)レポート記載は一次所見欄、二次所見欄を設け、固有コード入力でレポート記載が可能であるこ
と。
(2)レポート展開時には下記情報を表示すること。
受診者氏名、性別、年齢、職員コード、撮影日、撮影番号、モダリティ
(3)所内に配信されないレポート記載欄を設けること。
(4)レポートにはキー画像の張り付けが可能であること。また、キー画像カラーの画像展開が可能で
あること。
(5)マンモグラフィーのレポート機能について、画像を展開した時点でカテゴリー1のチェックボッ
クスが有効になること。また、簡単にそのカテゴリーの判定の変更が行えること。
3 受診者情報整合システム(日立 NVLight(NTD800))
31 受診者情報整合システム基本要件
(1)患者情報の生年月日の起算日は4月1日とすること。
(2)現行のマッチング機能と同等の作業が行えること。
(3)マッチング後の情報は下記を満たすこと。
検査日、受付番号、患者氏名(半角カナ)、患者 ID、生年月日、性別、その他の患者 ID、年齢、
依頼者部門
(4)マッチングは5分以内に 100 名分行えること。
(5)マッチング装置からサーバーへの画像転送は胸部 100 名と胃部習慣病(8画像/名)100 名分を
合わせて 15 分以内に完了すること。
(6)サーバーとの DICOM Q/R 接続が行えること。
(7)FUJI DRYPIX4000 と DICOM で接続し、画像データの出力が行えること。
(8)シリーズ内のコマ割りなど、簡便に条件設定ができ、柔軟にレイアウトできるフィルム出力機能
を有すること。
(9)当所のFDを使用したデータマッチングが可能であること。
(10)下記の情報修正が可能であること。
受診者氏名、撮影日、生年月日、年齢、性別、職員コード、撮影番号
(11)カートリッジ式 DVDRAM 対応のスーパーマルチドライブを有すること。
(12)DVD フォーマット UDF1.5 が可能であること。
(13)任意の画像を選択して、CDR、DVDRAM 等への書込み・読込みが可能であること。
(14)任意の画像を選択して、マッチング装置に読み込み可能であること。
(15)画像確認が可能であること。
(16)モダリティごとに絞り込みが可能であること。
(17)バックアップ機能を有し、障害時にデータ復旧が可能な仕組みを有すること。
(18)札幌複十字総合健診センターの各簡易サーバー(日立 NV1000、東芝 TWS2000)とのデータ移行が
DVDRAM 等記録メディアにより、スムーズに行えること。
(19)札幌複十字総合健診センターの東芝 CT TSX032A/1B からの DVDRAM データの読込み、患者属性
変更が可能であること。
4 モダリティ接続費用
41 モダリティ接続費用基本要件
下記のモダリティ接続及び配線費用を構成に含むこと。
・Canon 一般撮影 FPD CXDI55G
・日立
X線TV DHF153VMS 及び DHM121SX
・GE
マンモグラフィー Senographe2000D
5 サポート
51 サポート基本要件
(1)24 時間 365 日対応のコールセンター受付窓口を有し、障害発生時の一次対応が可能であること。
(2)札幌市内に専門員が常駐するメンテナンス拠点を設け、障害発生時に迅速な対応が可能であるこ
と。
(3)本稼働を平成 25 年4月1日とする。
(4)導入後1年間は無償保守とすること
(5)今回調達する機器のハードウエアーの保守期間は導入時から平成 30 年3月 31 日までとし、そ
の間の交換部品の費用及び作業費用等を本調達内に含むこと。ただし、日立 NVLight(NTD800)
を除く。
(6)今回調達する機器のソフトウエアーの保守期間は導入時から平成 30 年3月 31 日までとし、そ
の間に発生する機器の故障に関わる修復作業及びソフトウエアーの不具合による修復作業等の費用
を本調達内に含むこと。
また、平成 30 年4月1日以後も保守契約を結べること。ただし、日立 NVLight(NTD800)を除
く。
(7)リモートメンテナンスに対応していること。
(8)リモートメンテナンスでは主に、機器の保守点検及びソフトウエアーの保守点検と修復作業を行
うこと。
(9)リモートメンテナンスは年2回以上の定期点検を実施する他、ユーザーの依頼により点検、修復
作業を行うこと。また、平日の午前9:00∼午後5:00 までのオンコール対応とする。
(10)リモートメンテナンスの費用は本調達には含まないこと。
(11)現在使用しているリモートメンテナンス用の回線を使用できない場合は、新規回線接続費用を本
調達内の費用に含むこと。
(12)本購入物品の使用者に対する装置の操作方法及び保守などについての教育を行うこと。
(13)1カ所以上、北海道の健診センターに PACS の導入実績があること。
6 その他
61 環境整備・保守
(1)撤去・搬入・据付・電源・システム調整等については、関係各部署との協議のうえ行うこと。
(2)物品の納入にあたっては、事前に打合わせを行い、その指示に従うこと。
(3)納入する機器は、設置までの間に装置の仕様変更やソフトウエアーのバージョンアップがあった
場合には、最新の仕様で引き渡すこと。
(4)PACS からの画像配信及びモダリティ接続に必要な通線工事並びに電源工事を本調達内に含むこ
と(劣化したケーブルの交換も含む)。
(5)冷房設備が必要か判断すること。
(6)本仕様書と異なる場合は受注者の責任において無償で本仕様書の仕様とする。
(7)本仕様書以外の内容、詳細については発注者の指示によるものとする。
(8)LAN ケーブルは Cat5.e 以上とすること、また各ハブはギガ対応とすること。
62 施設整備
(1)Canon 一般撮影(FPD CXDI55G)から、受診者情報整合システム及びサーバーへの画像転送、
DICOM プリントが可能であること。
(2)GE マンモグラフィー(Senographe2000D)から、サーバーへの画像転送、DICOM プリントが可能
であること。
(3)日立各X線 TV(DHF153VMS 及び DHM121SX)から、受診者情報整合システムへの画像転送が可能で
あること。
(4)FUJI DRYPIX4000 が DICOM Part14 で画像データを受けることができること。
(5)Canon 一般撮影(FPD CXDI55G)及び、GE マンモグラフィー(Senographe2000D)で記録した DVDRAM
等記録メディアを、各ビューワで閲覧できること。
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