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自動車科通信(工場実習/技術研修)

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自動車科通信(工場実習/技術研修)
工場実習
2年 森谷 星河 (株式会社サニックス 様)
今回は内定先とは別の会社でしたが、同じ大型車を扱う点
でとても勉強になりました。5日間で大型整備課(3ヶ月点検、
マフラー交換など)、鈑金課(キャブ外し、フレーム修正など)、
製作課(ナンバーステー、反射板等の取り付け)、特機課(油
圧シリンダ清掃、ラフター性能検査など)、塗装課(トラックサ
イドバンパー塗装など)と、各部署を幅広く体験させていただ
きました。
実習期間中はとにかく社員の方達の邪魔にならないよう与
えられた仕事を素早く丁寧に行いながら、周りを見て気になっ
たものは質問し、盗める技術は盗み、大きな声であいさつする
ことを心掛けました。
大型車両についての知識や体力がまだまだ足りないと感じ
ましたが、見たこともない工具の使い方やトラックのキャビン
の仕組み、道具に頼りすぎないということなど、社会に出てか
ら役立つことをたくさん教えていただきました。
実習生にやらせていいの?と思うくらいたくさんの経験をさせ
ていただき、5日間があっという間に過ぎてしまいました。
2年 杉田 旭 (株式会社ホンダカーズ山形 下条店 様)
昨年はあいさつが不足していたと思い、お客様が気付かない
ときも進んであいさつするよう心掛けました。また、室内清掃
や拭き上げなどの基本的な作業も、作業効率を考えて行動
しました。
今回、色々な年代の方とお話しでき、それぞれの役職ごと
の知識や仕事のコツを知ることができました。
整備には技術力が一番だと思っていましたが、実際の現場
を見るとお客様に説明をすることが多く、車の事がわからない
お客様にどれだけ噛み砕いて説明できるかが重要だと感じ
ました。車の知識はもちろん説明するための知識も必要。社
会人にはセンスが重要だということを今回の実習で一番強く
感じました。
1年 齋藤 冴宇 (トヨタカローラ山形 南館店 様)
1年 菅原 葉月 (八幡自動車商会/コバック 様)
私は工場実習でトヨタカローラ山
形に行ってきました。工場実習先と
してカローラを選んだ理由は、知り
合いにカローラ山形に勤務している
方がいて、基礎から学ぶことができ
ると聞いていたからです。
工場実習では、学校の実習とは
違いお客様の車を扱うので、ドアを
開けるところから閉めるところまで、いつもよりも丁寧に、汚さ
ないように、ミスをしないように心掛けて実習に臨みました。
実習では主にタイヤ交換、室内清掃をしました。タイヤ交換
ではホイールに傷が付かないようにするのはもちろん、タイヤ
袋も汚さないようにすること、室内清掃ではガラスの隅まで
拭くことを考えながら動きました。
実習を通して、自分が全く動けていないこと、気配りができて
いないことに気付きました。これからはもっと努力して、真面目
に動ける整備士になろうと思います。そして、この経験を生か
し、整備士としてだけではなく、人間として成長できるように
頑張っていこうと思いました。
私が八幡自動車商会(コバック)を
工場実習先に選んだ理由は、民間
車検場は色々な仕事を幅広くさせ
てもらえると先輩に聞いていたから
です。
実習先では、挨拶はもちろんのこ
と、社員の方々とコミュニケーション
をとる事を常に意識し、できるだけ
会社の雰囲気に触れられるように努力しました。
主な実習内容は、車検整備の補助やオイル交換でした。そ
の他にも色々な作業ができたので、ここを実習先に選んで良
かったと思いました。
実習先は会社全体が明るく、楽しんで仕事をしている様に
見えとても好印象でした。上下関係はしっかりしつつ、抜くと
ころは抜いているのが、後輩が面倒見てもらえるコツなのでは
ないかなと思いました。
今回の実習で自分自身がもっと技術や知識を身に付けな
ければいけないと思いました。今後の訓練では、少しでも多く
のことを理解できるように努力していきたいです。
技術研修
10 月 8 日(木)、自動車科二年生の技術研修として、関連施設の見学を行い
ました。
午前中は山形運輸支局と軽自動車検査協会山形事務所を訪問し、検査ライ
ンを見学し実際の検査作業の流れや登録業務等について丁寧にご説明をい
ただきました。就職先によっては実際に訪れることになる場所だけに、真剣
に説明を聞き、一つ一つの検査項目、検査機器に目を凝らしていました。
昼食を挟んで午後からは、東根市にある山形県自動車販売店リサイクルセ
ンターを訪れ、メーカーディーラーから引き取った使用済み自動車のリサイ
クルや処理の流れを、実際に工場内を回りながら見せていただきました。使
用済み自動車のおよそ9割の部品がリサイクルされると伺い、機械の大きさと迫力に圧倒されながら興味深く見
させていただきました。
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