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10 動物園・植物園等 <概要> 施 設 概 要 ① 安佐動物公園 野生動物の
10 動物園・植物園等 <概要> 施 設 概 要 野生動物の魅力ある姿を楽しんでもらうとともに、動 ① 安佐動物公園 物の調査研究を行うことを目的に、動物の飼育・展示、 収集及び飼育管理等を行っています。 植物の展示等により、快適な憩いの場の提供や植物・ ② 植物公園 園芸に関する知識・技術の提供などを目的に、植物の栽 培・展示、収集及び栽培管理等を行っています。 市民が森林に親しみ、憩い、自然を観察し、あわせて ③ 森林・林業に対する理解を深めるための場を提供するこ 森林公園 とを目的に、森林の保護及び育成、昆虫の採集、飼育及 び展示等を行っています。 花みどり公園 ④ 農業に関する試験、研究、指導等を行い、もって農業 (農業振興センター の振興を図ることを目的に、花や緑に関する場の提供、 安佐分場) 知識の普及啓発を行っています。 市民の文化、スポーツとレクリエーション活動の振 ⑤ 大芝公園 興、交通ルールの普及、啓発に資することを目的に、休 (交通ランド) 憩、散策、スポーツ活動の場の提供、交通安全教室の開 催、ゴーカート乗車等を行っています。 ・ 整備状況 安佐動物公園外 4 施設の延床面積の合計は 32,182 ㎡です。1 施設当たりの平均面 積は 6,436 ㎡です。 また、平均築年数は 32 年です。延床面積の 22,179 ㎡(68.9%)が建築後 30 年を 経過しています。 (㎡) 10,000 全体面積 32,182㎡ 9,000 8,000 7,000 6,000 建築後 30年経過 22,179㎡ (68.9%) 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 昭和26年 28年 30年 32年 34年 36年 38年 40年 42年 44年 46年 48年 50年 52年 54年 56年 58年 60年 62年 平成元年 3年 5年 7年 9年 11年 13年 15年 17年 19年 21年 23年 25年 0 (建築年度) 98 <詳細> ① 安佐動物公園 施設数 1 施設 設置根拠 広島市安佐動物公園条例 施設規模 10,953 ㎡ 築年数 13 年~43 年 主なサービス 動物の飼育・展示、動物の収集及び飼育管理、動物に関する調査 研究、野生動物の救護、社会教育・普及、催し物の開催等 主な諸室 動物園舎、畜舎、野外ステージ、食堂、売店等 施設利用料 有料 例:入場料 500 円/大人 ・ 利用状況 安佐動物公園の過去 5 年間の年間利用者数は次のとおりです。 (人) 590,000 574,676 570,000 550,462 550,000 530,000 506,863 510,000 487,673 490,000 470,000 463,682 450,000 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 年間利用者数は減少傾向にあります。これは、開園後 40 年以上が経過し、施設の 老朽化が進んでいるが、少子・高齢化が進展する中で、幅広い客層に受け入れられる 新たな魅力の創出が十分でないことが考えられます。 99 ・ コスト状況 平成 24 年度において施設運営や施設維持にかかった経費は 5 億 7,741 万 1 千円(運 営費 5 億 6,022 万 3 千円、維持費 1,718 万 8 千円)で、1 人当たり 1,184 円です。ま た、使用料等の収入は 1 億 7,638 万 6 千円で、1 人当たり 362 円です。使用料等だけ では施設を運営できないため、不足する部分は市が負担しています。 区 分 運営・維持費 (A) 使用料等 (B) 税負担額 (B-A) 合 計 1 人当たり 5 億 7,741 万 1 千円 1,184 円 1 億 7,638 万 6 千円 362 円 ▲ 4 億 102 万 5 千円 ▲ 822 円 1 人当たりのコスト内訳を図で表すと次のとおりです。支出に充てている財源の 69.4%が税負担となっています。 全体:1,184 円/人 運営費 1,149 円 (97.0%) [支出] [財源] 使用料等 362 円 (30.6%) 税負担額 822 円 (69.4%) 100 維持費 35 円 (3.0%) ② 植物公園 施設数 1 施設 設置根拠 広島市公園条例 施設規模 15,981 ㎡ 築年数 12 年~45 年 主なサービス 植物の栽培・展示、植物の収集及び栽培管理、植物に関する調査・ 研究、講習会・実演会の開催等 主な諸室 温室、展示資料館、休憩所、待合所等 施設利用料 有料 例:入場料 500 円/大人 ・ 利用状況 植物公園の過去 5 年間の年間利用者数は次のとおりです。 (人) 215,000 212,558 212,000 210,754 210,193 209,000 206,218 206,000 203,000 202,111 200,000 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 ・ コスト状況 平成 24 年度において施設運営や施設維持にかかった経費は 4 億 3,910 万 4 千円(運 営費 4 億 2,720 万 3 千円、維持費 1,190 万 1 千円)で、1 人当たり 2,083 円です。ま た、使用料等の収入は 6,043 万 4 千円で、1 人当たり 287 円です。使用料等だけでは 施設を運営できないため、不足する部分は市が負担しています。 区 分 運営・維持費 (A) 使用料等 (B) 税負担額 (B-A) 合 計 1 人当たり 4 億 3,910 万 4 千円 2,083 円 6,043 万 4 千円 287 円 ▲ 3 億 7,867 万円 ▲ 1,796 円 101 1 人当たりのコスト内訳を図で表すと次のとおりです。支出に充てている財源の 86.2%が税負担となっています。 全体:2,083 円/人 運営費 2,027 円 (97.3%) [支出] [財源] 使用料等 287 円 (13.8%) 税負担額 1,796 円 (86.2%) 102 維持費 56 円 (2.7%) ③ 森林公園 施設数 1 施設 設置根拠 広島市森林公園条例 施設規模 3,288 ㎡ 築年数 3 年~26 年 主なサービス 森林の保護及び育成、昆虫の採集、飼育及び展示等 主な諸室 昆虫館、休憩所、食餌温室等 施設利用料 一部有料 例:昆虫館入館料 500 円/大人 ・ 利用状況 森林公園の過去 5 年間の年間利用者数は次のとおりです。 (人) 185,000 181,643 180,000 176,925 174,085 175,000 170,000 170,460 165,000 166,097 160,000 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 ・ コスト状況 平成 24 年度において施設運営や施設維持にかかった経費は 2 億 1,433 万 5 千円(運 営費 2 億 990 万 6 千円、維持費 442 万 9 千円)で、1 人当たり 1,231 円です。また、 使用料等の収入は 3,391 万 7 千円で、1 人当たり 195 円です。使用料等だけでは施設 を運営できないため、不足分は市が負担しています。 区 分 運営・維持費 (A) 使用料等 (B) 税負担額 (B-A) 合 ▲ 計 1 人当たり 2 億 1,433 万 5 千円 1,231 円 3,391 万 7 千円 195 円 1 億 8,041 万 8 千円 ▲ 1,036 円 103 1 人当たりのコスト内訳を図で表すと次のとおりです。支出に充てている財源の 84.2%が税負担となっています。 全体:1,231 円/人 運営費 1,206 円 (98.0%) [支出] [財源] 使用料等 195 円 (15.8%) 税負担額 1,036 円 (84.2%) 104 維持費 25 円 (2.0%) ④ 花みどり公園(農業振興センター安佐分場) 施設数 1 施設 設置根拠 広島市農業振興センター条例 施設規模 1,450 ㎡ 築年数 21 年~36 年 主なサービス 花や緑に関する場の提供、知識の普及啓発 主な諸室 会議室、展示・試験ほ場等 施設利用料 無料 ・ 利用状況 花みどり公園(農業振興センター安佐分場)の過去 5 年間の年間利用者数は次のと おりです。 (人) 93,000 90,910 88,700 90,000 85,580 87,000 85,250 84,000 81,000 78,000 78,430 75,000 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 年間利用者数は減少傾向にあります。これは、レジャーの多様化や、芝すべり場が 老朽化により使用できなくなり、平成 23 年度に利用を休止したことなどが考えられ ます。 ・ コスト状況 平成 24 年度において施設運営や施設維持にかかった経費は 4,559 万 9 千円(運営 費 4,219 万 4 千円、維持費 340 万 5 千円)で、1 人当たり 581 円です。また、使用料 等の収入はないため、全て市が負担しています。 区 分 運営・維持費 (A) 使用料等 (B) 税負担額 (B-A) 合 計 1 人当たり 4,559 万 9 千円 581 円 - - ▲ 4,559 万 9 千円 105 ▲ 581 円 1 人当たりのコスト内訳を図で表すと次のとおりです。支出に充てている財源の 100%が税負担となっています。 全体:581 円/人 [支出] [財源] 運営費 538 円 (92.6%) 税負担額 581 円 (100%) 106 維持費 43 円 (7.4%) ⑤ 大芝公園(交通ランド) 施設数 1 施設 設置根拠 広島市公園条例 施設規模 510 ㎡ 築年数 16 年~46 年 主なサービス スポーツ活動の場の提供、交通安全教室の開催、チャイルドシー ト取付講習会の開催、ゴーカート乗車 主な諸室 多目的広場、研修室、休憩室等 施設利用料 有料 例:ゴーカート一人乗り 100 円/人(個人) ・ 利用状況 大芝公園(交通ランド)の過去 5 年間の年間利用件数は次のとおりです。 (件) 100,000 95,000 88,531 90,000 86,191 85,047 85,000 80,000 82,181 75,000 75,278 70,000 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 ・ コスト状況 平成 24 年度において施設運営や施設維持にかかった経費は 1,230 万円(運営費 1,230 万円)で、1 件当たり 139 円です。また、使用料等の収入は 1,019 万円で、1 件当たり 115 円です。使用料等だけでは施設を運営できないため、不足分は市が負担 しています。 区 分 運営・維持費 (A) 使用料等 (B) 税負担額 (B-A) 合 計 1 件当たり 1,230 万円 139 円 1,019 万円 115 円 ▲ 107 211 万円 ▲ 24 円 1 件当たりのコスト内訳を図で表すと次のとおりです。支出に充てている財源の 17.3%が税負担となっています。 全体:139 円/件 [支出] [財源] 運営費 139 円 (100%) 使用料等 115 円 (82.7%) 108 税負担額 24 円 (17.3%)