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付議案第17号 福岡市視聴覚ライブラリー規則の一部を改正する規則案
付議案第17号 福岡市視聴覚ライブラリー規則の一部を改正する規則案 上記の付議案を提出する。 平成23年2月21日 福岡市教育委員会 教育長 山田 裕嗣 理由 本件は,福岡市教育センター授業力向上支援センターの開室により,福岡市視聴覚ライ ブラリー規則について規定の整備を行う必要があるので,福岡市教育委員会事務委任規則 第2条第2号の規定により付議するものである。 福岡市視聴覚ライブラリー規則(昭和53年福岡市教育委員会規則第11号)の一部を 次のように改正する。 題名を次のように改める。 福岡市教育センター授業力向上支援センター規則 第1条中「第4号」を「第4号及び第5号」に,「視聴覚機材及び教材(以下「教材等」とい う。)の活用」を「教職員の資質・能力の向上」に,「視聴覚教育の向上に資するため」を「学 校運営,学級経営及び教職員の授業づくり等を支援することを目的として」に, 「福岡市視 聴覚ライブラリー(以下「視聴覚ライブラリー」という。)」を「授業力向上支援センター(以 下「支援センター」という。)」に改める。 第2条中「視聴覚ライブラリー」を「支援センター」に改め,同条各号を次のように改める。 (1) 教育関係図書及び教育情報に関する資料等(以下「資料等」という。)を収集,蓄 積及び展示並びに供用すること。 (2) 来所相談者及び電話相談者への助言及び指導を行うこと。 (3) その他教職員の資質・能力の向上に寄与すること。 第3条見出し中「貸出の対象」を「利用の対象」に改め,同条を次のように改める。 第3条 支援センターの利用の対象は,以下の者とする。 (1)福岡市立学校及び幼稚園に勤務する職員 (2)福岡市職員 (3)市内に居住する者 (4)その他福岡市教育センター所長(以下「所長」という。 )が適当と認めた者 1 第4条を次のように改める。 第4条 所長は,次の各号のいずれかに該当する場合は,支援センターの利用を拒む ことができる。 (1) 利用者(利用しようとする者を含む。以下本条において同じ。)が支援センター の設置の目的に反する利用をし,又はそのおそれがあるとき。 (2) 利用者が,他の利用者に迷惑をかけ,若しくは支援センターの設備若しくは資料 等を損傷し,又はそのおそれがあると認められるとき。 (3) 利用者が,支援センターの管理上の指示又は指導に従わないとき。 (4) 前3号に掲げるもののほか,支援センターの管理上支障があると認められると き。 2 前項の措置によって利用者が損害を受けても,本市はその責めを負わない。 第5条から第8条までを削る。 第9条中「機材等」を「資料等」に改め,同条を第5条とする。 第10条第1項中「機材等」を「資料等」に改め,同条を第6条とする。 第11条を削る。 第12条中「この規則の施行」を「この規則に定めるもののほか,支援センターの管理」 に改め,同条を第7条とする。 附 則 この規則は,平成23年4月1日から施行する。 2 福岡市視聴覚ライブラリー規則の一部を改正する規則案 主な改正点 [改正の骨子] 教育センターの視聴覚ライブラリーは,視聴覚機材及び教材の活用を図り,視聴覚教育の向上に 資することを目的としていたが,これを継承した授業力向上支援センターは,新たな視聴覚教材等 に加え,教育関係図書や学習指導案・教育実践記録等の収集・展示・供用,さらには授業づくり等 に関する指導,相談業務を行うなど,事業内容を充実拡大しており,現行の運営内容に即した改正 を行う必要があるもの。 [主な改正条項] 項 目 要 点 新規・変更 該 当 条 項 の別 (改正後) 題名 ◎現行の施設名に合わせて変更 変更 題名 設置 ◎目的の変更に合わせて内容を変更 変更 第1条 事業 ◎拡大した事業内容に合わせて内容を変更 変更 第2条 貸出の対象 ◎貸出を利用に改め,対象を学校その他の教育機 変更 第3条 変更 第4条 変更 第5条 関・団体等から教職員等個人に変更 利用の制限 ◎機材等の貸出だけでなく,支援センターの利用 全般について制限する内容に変更 利用者の管理義務 損害賠償等 ◎管理義務,損害賠償の対象となるものの拡大に よる変更 第6条 3 現 行 改 福岡市視聴覚ライブラリー規則 正 案 福岡市教育センター授業力向上支援センター規則 (設置) (設置) 第1条 福岡市教育センター条例(昭和32年福岡 市条 第1条 福岡市教育センター条例(昭和32年福岡 市条 例第24号)第3条第4号の規定に基づき,視聴覚機材 例第24号)第3条第4号及び第5号の規定に基づき, 及び教材(以下「教材等」という。)の活用を図り,も 教職員の資質・能力の向上を図り,もって学校運営,学 つて視聴覚教育の向上に資するため,福岡市教育センタ 級経営,教職員の授業づくり等を支援することを目的と ーに福岡市視聴覚ライブラリー(以下「視聴覚ライブラ して,福岡市教育センターに授業力向上支援センター リー」という。)を置く。 (以下「支援センター」という。)を置く。 (事業) (事業) 第2条 視聴覚ライブラリーは,次に掲げる事業を 行 第2条 支援センターは,次に掲げる事業を行う。 う。 (1) 教材等を収集し,及び保管すること。 (1) 教育関係図書及び教育情報に関する資料等(以下 「資料等」という。)を収集,蓄積及び展示並びに供 (2) 機材等を学校その他の教育機関,団体等の利用に供 用すること。 し,及びその利用のための相談に応ずること。 (3) 機材等の利用に関する研修を行うこと。 (2) 来所相談者及び電話相談者への助言及び指導 を行うこと。 (4) 前各号に掲げるもののほか,視聴覚教育に関し必要 (3) その他教職員の資質・能力の向上に寄与すること。 な事業を行うこと。 (貸出の対象) (利用の対象) 第3条 視聴覚ライブラリーは,学校その他の教育機関, 第3条 支援センターの利用の対象は,以下の者とする。 団体等で,福岡市教育センター所長(以下「所長」とい (1)福岡市立学校及び幼稚園に勤務する職員 う。)が適当と認めたものに対し,教材等の貸出を行う。 (2)福岡市職員 (3)市内に居住する者 (4)その他福岡市教育センター所長(以下「所長」と いう。)が適当と認めた者 (利用の制限) (利用の制限) 第4条 視聴覚ライブラリーの機材等は,学校教育又は社 第4条 所長は,次の各号のいずれかに該当する場合は, 会教育の目的以外の利用に供してはならない。 支援センターの利用を拒むことができる。 (1) 利用者(利用しようとする者を含む。以下本条にお いて同じ。)が支援センターの設置の目的に反する利 用をし,又はそのおそれがあるとき。 (2) 利用者が,他の利用者に迷惑をかけ,若しくは支援 センターの設備若しくは資料等を損傷し,又はそのお それがあると認められるとき。 (3) 利用者が,支援センターの管理上の指示又は指導に 従わないとき。 (4) 前3号に掲げるもののほか,支援センターの管理上 支障があると認められるとき。 2 前項の措置によって利用者が損害を受けても,本市は その責めを負わない。 4 (貸出手続) 第5条 機材等の貸出を受けようとする者は,所定の利用 申込書を所長に提出しなければならない。 (貸出数量及び期間) 第6条 機材等の貸出は,貸出1回につき映写機(付属品 を含む。)1台,映画フイルム5本以内(市立小中学校 への貸出にあっては20本以内)とし,貸出期間は,貸 出した日から7日以内とする。ただし,所長が特に認め た場合は,この限りではない。 (削除) (返納) 第7条 機材等の貸出を受けた者(以下「利用者」という。) は,定められた期日までに,所定の利用報告書を添えて 機材等を返納しなければならない。 (転貸の禁止) 第8条 利用者は,貸出を受けた機材等を転貸してはなら ない。 (利用者の管理義務) (利用者の管理義務) 第9条 利用者は,利用期間中その利用に係る機材等を善 第5条 利用者は,利用期間中その利用に係る資料等を善 良な管理者の注意をもって管理しなければならない。 良な管理者の注意をもって管理しなければならない。 (損害賠償等) (損害賠償等) 第6条 利用者は,貸出を受けた資料等を損傷又は紛失し 第10条 利用者は,貸出を受けた機材等を損傷又は紛失 したときは,直ちにその旨を所長に届け出なければなら たときは,直ちにその旨を所長に届け出なければならな い。 ない。 2 前項の場合において,当該損傷又は紛失が利用者の責 2 前項の場合において,当該損傷又は紛失が利用者の責 に帰すべき理由によるものであり,かつ,本市に損害を めに帰すべき理由によるものであり,かつ,本市に損害 与えたときは,これを原状に復し,又はその損害を賠償 を与えたときは,これを原状に復し,又はその損害を賠 償しなければならない。 しなければならない。 (貸出の停止) 第11条 貸出期間経過後なお機材等を返納しないもの その他この規則及び視聴覚ライブラリーの管理上必要 な指示に従わないものに対しては,機材等の貸出を一定 期間停止することがある。 (削除) (委任) (委任) 第12条 この規則の施行に関し必要な事項は,教育長が 第7条 この規則に定めるもののほか,支援センターの管 理に関し必要な事項は,教育長が定める。 定める。 附 則 この規則は,平成23年4月1日から施行する。 5