地域保健・予防医療 - 大阪医科大学附属病院

大阪医科大学地域医療合同プログラム（地域保健・予防医療）
Ⅰ．目的と特徴
少子高齢化、生活習慣病の急増、感染症対策など現代社会の抱える深刻な諸問題に対し、医師
として予防医学、地域保健を含めた社会医学的知識の理解および実践が必要不可欠となってい
ます。当分野は多岐にわたるため、以下の２つのコースから選択研修を行います。
Ⅱ．プログラム指導者と研修施設
１）プログラム指導責任者
臨床研修室長
根尾
昌志
２）研修施設
①保健所・保健センターコース
高槻市保健所
②予防医療コース
大阪医科大学
健康科学クリニック
Ⅲ．教育課程
２ヶ月コース（地域保健研修１ヶ月＋地域医療研修１ヶ月）
１）時間割（週間スケジュール、保健所コースの例）
月
午
午
前
後
オリエンテーション
火
人口動態統計
水
医療監視
院内感染・
木
金
母子保健
歯科保健
高齢者保健
精神保健
各課業務概要
栄養・食品衛生
難病対策
エイズ対策
感染症対策
環境衛生
健康保持増進
結核対策
健康危機管理
衛生試験・検査
医療事故
土
研修総括
２） 研修内容と到達目標
研修内容：
保健所・保健センター、予防医療の２コースから、各分野の特徴的なテーマに焦点を絞り研修を
履行する。
到達目標：
研修施設の理念、機能、役割を理解し、実践できる。
３）指導体制
協力施設の実施責任者もしくは担当者が、選択後のコースコーディネートを行う。
Ⅳ．評価方法
協力施設の担当者が中心になり、必要な知識や技能の経験の場を提供し指導・助言する指導体制
のもとで、研修手帳に記載された到達目標項目ごとに協力施設担当者が経験・到達レベルを評価
する。