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PEUGEOT - 認定中古車.com

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PEUGEOT - 認定中古車.com
PEUGEOT
せている。
ステアリングは少し重めの設定で、安定感が
あるし、コーナーが待ち遠しくなるぐらい、意のま
奥さんのファーストカーに
いかがですか?
まにコントロールできる。自社製のショックアブ
ソーバーで、足まわりは硬すぎず、やわらかすぎ
ず、とってもいい塩梅の乗り心地。高速道路に
入ると、一層安定感が増して、安心して身を任せ
“ご主人のクルマ”
ではなく、奥様の ファーストカーとして使ったら
最高にハマルのがこの407セダン。
ことさら高級感を主張しているわけではないが、ノーブルな薫りが確かに漂う
プジョーの正統派サルーンの魅力について、スーザン史子が斬る。
られる。
あー、この感覚ったら、女の幸せそのもの。
3Lなら場面を問わずガンガンにハイスピードを
維持することもできるけれど、街乗りが中心の奥
Text:スーザン史子/Photo:丸山ヒロト
様仕様なら、2.2Lで充分よね。
価格帯を考えれば、国産の大きなミニバンと
同じぐらいだけど、人がたくさん詰め込められれば
それでいいってものでもないでしょう、冷蔵庫じゃ
ないんだし。ワタシなら、ひと家族がちょうど乗れ
407 Sport 2.2
るぐらいの大きさのクルマを、普段からスマートに
のりこなしたいなぁ。
それに407って、貧乏くさくないじゃない。
プジョー407が似合う女性って、こんなひとじ
ゃないかな。
歳の頃は40歳手前、はんなりとした、きれいな
京都弁を話すの。スカッシュやゴルフなんかのス
ポーツもこなす活発な女性なんだけど、日本舞踊
もたしなんでいて、着物も着こなしちゃう。うらやま
「これを買うために、すごくお金を貯めたの!」
いかなぁ。
ワタシだって、ホントは素直にそのまま受け入
れてみたいのにィ! んもーっ!!
そんなわけでワタシの憧れの象徴といえば、プ
っていう、ガツガツしたところが感じられない。
自然体で好きなものを選んだら、たまたまこの
クルマになったっていうような、センスのよさを感
じるし。
ジョーの407。
このクルマを選ぶひとって、
どことなく品がよくて、
あーん。そんなことを考え始めたら、自分の人
しいほど、大人の色香が漂うような、そんなひと。
育ちのいいひとじゃないかな。ムリをせず、背伸
生、もう一度リセットしてみたい気分になってきち
もちろん、こんな趣味のいい奥様を持つダン
びをせず、相手に身をゆだねることで、知らないう
ゃった……。
ナ様なら、絶対にステキなひとじゃなきゃ、釣り
ちに幸せを手にできてしまうひとよね。きっと。
でも大丈夫よ、きっと、まだ間に合うわっ!!
それに、
「壊れるなんてとんでもない」
という理
いつかワタシも、愛育病院の無痛分娩で子供
由から、ドイツ車を選ぶ人も少なくないとは思う
を出産して、悠々と有閑マダムとして一生を送っ
どうでもいいクルマをあてがうんじゃなくて、結婚
けれど、フランス車を選ぶ人って、
「それぐらいた
てやる?!! でもって、結婚10年目には“スウィー
後10年以上経っても、奥さんにはいつもキレイで
いしたことじゃないわ」っていう心の余裕まで持
ト・テン・ダイヤモンド”なんかじゃなく、こんなス
いて欲しいと願っていて、自分もまた常にセンス
っている気がする。それに最近のプジョーはドイ
テキなクルマをドーンとプレゼントしてもらうのよ。
を磨いているひとよ。
ツ車と変わらない信頼性があるし。
合いがとれないな。
普段の足だからって、
ゲタとか冷蔵庫みたいな、
そんなダンナ様に、
さらにさらに妄想すると、
「キミには、コレが似合うんじゃないかな」
子供は話題の愛育病院
と、407のカタログなんか見せられたら、
で出産してて、豆腐や納
「そうやなー、素敵やんー」
豆なんかも、どっかの安売
なんて、すんなり受け入れちゃいそう。
りスーパーで特売品を買
あー、なんてステキなの? !!(また、いつもの妄
うんじゃなく、多少お値段
想が始まってしまった……。
)
女って、現実はどうであれ、相手色に染められ
たい幻想を、心のどこかで持っているもの。
ま、夢のまた夢ですけどね?。
が張っても、素材の確か
なものを選ぶひとな∼ん
てね
(笑)
。
女性が強くなったといわれて久しいけれど、こ
もちろん407は、そんな
ういう世の中だからこそ、できればすべてを相手
勝手なイメージだけじゃな
にゆだねて、従うことに喜びを感じるものじゃな
い走りの良さも持ち合わ
“ルビー・レッド”のボディカラーと“ミストラル・レザー”と呼ばれるブラックのレザーシート
を組み合わせた407 Sport 2.2。搭載される4気筒ユニットは158ps/22.1mkgを発揮する。
車両協力:プジョー・ジャポン
0120-840-240
121
PEUGEOT
ってのドライブは、これもまた車格を超越した
フィーリングで、安っぽい振動や、きしみ音、
タイアノイズにいたるまで、きちんと遮断・処
理されている。2Lのツインカムエンジンもよく
まわり、高回転になればなるほど爽快感が増
してくるようだ。ヘッドまわりにモータースポー
ツからのリバーステクノロジーが投入されてい
るというのも納得できる。ただし、MTのギア
比は、1速と2速が離れていて、4速が少し低
めに感じられた。MTを選ぶ際には必ず試乗
し、フィーリングの乖離がないか確かめるべき
だろう。
プジョー製
クーペ・カブリオレの魅力
クーペの耐候性とカブリオレの開放感を見事1台に盛り込んだ307CC。
導入開始から2年が経過し、認定中古車市場でも目にする機会が増えてきたようだ。
その実力はいかに。
Text:石橋幸樹/Photo:丸山ヒロト
205/50ZR17というワイドなタイアも、充
分に履きこなしている印象。しかし、柔らかめ
のダンパーに対し、タイアが踏ん張りすぎる場
面もあったから、バランスを考えるとワンサイ
307 CC Sport
ズ小さくても良かったかもしれない。
大きくて、傾斜がきついフロントスクリーンを
見ると、オープン時の開放感に一抹の不安が
ップからフロント、またはリアへと流れていく曲
残るかもしれないが、
それは杞憂に終わるはず。
時の流れや価値観の変化から、わりと気軽に
線に、まったく不自然なところがない。これこ
ドライバーの視界からAピラーの根元が巧み
楽しめるようになる。例えば、家にワインセラ
そ、デザインという仕事がなされている好例と
にずらされているせいか、オープン感覚は昔か
ーを備えているなどというと、どこのブルジョア
いえよう。
らあるオープンカーとなんら変わらない。
少し前までは、手の届きづらかった贅沢も、
巷間よく言われるAピラーの長さや、角度に
最 高 級 のプレステージモデルとは 違って、
セラーは、選ぶのに迷うほどポピュラーな製品
ついても別段、不具合を感じるほどのもので
程よい贅沢感はプジョーならではの持ち味。
になっている。昔ほど特別な贅沢ではなくなり、
はない。要するに、慣れの領域だ。運転席か
また、メルセデスやBMWの4座オープンには
誰もがちょっと奮発すれば楽しめるわけだ。
ら前端を見切るのも同様だが、これは慣れな
ない、ラテンらしい突き抜けたキャラクターは
いと曲がり角や、コーナーでどこまでノーズを
307CCだけのものだろう。トップを閉じていれ
入れられるのか躊躇することになる。
ば、よくできた4人乗りのクーペとして使い込
かと思われたものだが、今では家庭用ワイン
オープンカーというのも、リッチなドライバー
だけのクルマでなくなって、ずいぶんと時間が
経ったようだ。実際に、超高級オープンモデ
試乗したのは、インテグラル・レザー・インテ
めるし、25秒だけ待ってオープンを選べば、ち
ルよりも、コンパクトクラスや、ミディアムセダ
リアを持つ307CC Sportで、本革のほどよい
ょっとした非日常が手に入る。少し前なら、カ
ンをベースにしたモデルのほうが市場を賑わ
臙脂の色味と、随所に配されたアルミ調のデ
ーマニアが頭の中に想い描くしかなかったよう
ザインと意外なほどマッチしていた。シート表
な贅沢、といったらオーバーだろうか。
せること、しきりである。
中でもプジョーは、積極的にオープンカーの
面には、パンチング処理
ハードルを下げてポピュラー化に努めてきたブ
がなされるなどオープン
ランドだ。206CCに引き続きリリースしてきた
カーのシートがどうすれ
307CCは、そうしたオープンカーのトップラン
ばスタイリスティックに見
ナーと呼んでいい。やみくもにラインナップす
えるのか、じつによく分
るのではなく、206と307それぞれのキャラクタ
かっている。また、アル
ーを際立たせ、2シーター的な206CCに対し、
ミ削り出しを思わせるシ
フル4シーターのキャビンを確保したプチ・ゴー
フトノブも同様で、手触
ジャスな307CCのポジションは絶妙だ。的を
りはもちろんのこと、光
射た販売戦略に、まんまとやられたユーザー
加 減までもが 嫌 味 のな
は決して少なくないのだろう。
いゴージャスさを備えて
ベースがハッチバックモデルだったことは、
実車を目の前にしても想像しづらい。メタルト
いるといえよう。
そのシフトレバーを操
シリーズ中唯一、左ハンドルが選べるCC Sport。177ps/20.6mkgのスポーツエンジン
と5段MTが組み合わされている。
車両協力:プジョー・ジャポン
0120-840-240
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