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サンプルの概要 想定される用途 プロジェクトの目的 事業概要と成果
G1 砥粒を有効に使用することで、 研磨時間と砥粒使用量を低減する高性能研磨工具 Development of High-Performance Finishing Tool Making Effective Use of Abrasive Grains プロジェクトの目的 ■ ■ 研磨能率(μm/min) 以下の研究開発により工作物の除去能率を大幅に増加し 研磨時間を低減します。 各種ガラス、サファイアウェーハ、SiCウェーハの研磨に 用いられる砥粒の研磨工具上の動きに着目しました。 砥粒の保持性(動きにくさ)を向上するために高性能研 磨工具(ラップ工具、研磨パッド)を開発しました。 サンプル説明 1.2 エポキシパッド サンプルの概要 2倍以上UP 工作物:ソーダガラス 砥粒:酸化セリウム 0.3 0 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1.2 工作物:ソーダガラス 砥粒:酸化セリウム 0.6 0.9 0.4 0.6 0.2 0.3 0 0 下面 ウレタンパッド 上面 下面 エポキシパッド 金属繊維工具 プロジェクト参画機関 樹脂 250 1200mm 鋳鉄工具 親水性が高く、柔軟性が 高い研磨パッドです。 [μm] 750 ドレッシング作業が不要 工具表面に凹凸が維持でき、高研磨能率・ 長工具寿命を実現します。 20 10 0 500 日本機械学会論文賞と 精密工学会技術賞を受賞 30 想定される用途 工作物:ソーダガラス 砥粒:GC #2000 0 エポキシ研磨パッドの両面研磨特性 プロジェクト名称 金属短繊維 (世界初) 40 研磨能率 (μm/min) 仕上げ面粗さ 仕上げ面粗さ (nmRa) 研磨能率 (μm/min) 1.5 上面 粗研磨用 0 1 0.8 鏡面研磨用 10 砥粒の保持性の高い研磨工具(エポキシ研磨パッド、金属繊維ラップ工具)を開発することで、砥粒の使用量を 大幅に低減し、研磨コストの低下に成功しました。 研磨能率 提供企業名 :(株)クリスタル光学 「エポキシ樹脂研磨パッド」 「金属繊維ラップ工具」 砥粒濃度 (wt%) 事業概要と成果 サンプル名 : 金属繊維ラップ工具 ウレタンパッド 0.9 0.6 サンプル名 : エポキシ樹脂研磨パッド 提供企業名 : 九重電気(株) 希少金属代替材料開発プロジェクト/ 4BODY研磨技術の概念を活用したセリウム使用量低減技術の開発 立命館大学、 ( 株)アドマテックス、九重電気(株)、 ( 株)クリスタル光学 30 60 90 120 150 定盤回転数 (rpm) 金属繊維ラップ工具の研磨特性 研 究 期 間 平成21年度∼24年度 主任研究員 谷 泰弘 (立命館大学) 金属繊維ラップ工具とエポキシ樹脂研磨パッドは、砥粒の保持性が高く、低砥粒濃度でも高い研磨能率かつ優れ た仕上げ面粗さが得られるという特徴があります。 ■ ■ LCD、LED、パワーデバイスなどの基板材料の粗研磨から 鏡面研磨までに使用される高性能研磨工具を提供致します。 研磨工程の時間を大幅に短縮し、かつ砥粒の使用量を低減 することができ、コスト削減につながります。 問い合わせ先 研磨パッド: 九重電気(株) 伊勢原事業所 TEL:0463-94-5231 FAX:0463-96-5772 ラップ工具:(株)クリスタル光学 本社工場 TEL:077-573-2288 FAX:077-573-0281