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2004/12
2004. 12.1 うれしの生活創造しんぶん 登 録グ ル 集して ー プ を募 知らせ センターからのお い ます (編集・発行) うれしの生活創造プラザ 生活創造応援隊 全て12月25日~27日実施 主 に 北 播 磨 地 域 で「芸 術・文 化」 「男 女 共 同 参 画」「健 康・ス ポ ー ツ」「地域づくり」「子育て」「環 境・資源」「消費生活」などの生活 創造活動をしているグループさん。 グループ登録しませんか? 登録していただいたグループは、印 刷機・丁合機・紙折り機のある活動 ルーム(9時~21時)が利用でき ます。 一般の方々も常時インターネット接 続のパソコンやカラープリンター、 スキャナー、ラミネーター、県内の 広報誌などの資料もありますので、 一度のぞいてみてください。 vol.5 ◆みんなで遊ぼう!わんぱく塾 (小1~3)40名 ¥13,000 冬の寒さの中で元気に遊びます。昔からの遊びをしたり、自 然と仲良くなったり、楽しく友だちづくりをします。 ◆どきどきキャンプ (小1~4)30名 ¥12,000 自然の中でたっぷり遊び、おもちゃ作りや昔の話を聞いたり しながら、ちょっと昔へタイムスリップ。宿舎に泊まります。 ◆うれしのサイエンス (小4~6)30名 ¥14,000 身近なものを使ったおもしろ理科実験がいっぱい。どっきり、 びっくり、大発見!もう理科嫌いなんて言わせません。 ◆うれしのキャンプ (小3~6)30名 ¥14,000 キャンプ初心者を対象に、仲間づくり、自然遊び、創作活動な どをゆっくり楽しみます。リーダーや友だちと友情の輪をひろ げましょう! ◆わくわく自然探検隊(冬) (小4~6)30名 ¥12,000 うれしのの森でアッとおどろく!アウトドアクッキング、クラ フトや森遊び、ドキドキわくわくの探検もあるよ。みんなでわ くわく体験してみませんか? (県立嬉野台生涯教育センター内) 〒673-1415加東郡社町下久米1227-18 Tel:0795(44)0565 Fax:0795(44)1185 E-mail ureshinoplaza01@telenet.tv ぐぐっと!は「GOOD」にかけています。 台風23号による被災者のみなさまに心よりお見舞い申し上げます。 申し込み・問い合わせ:県立嬉野台生涯教育センター ひょうごユースセミナー事務局 0795-44-2813 12月4日〆切(消印有効) ただし定員になるまで募集します。 ミュージック ファクトリー 12月23日 「西脇カナート」 でクリスマスコンサートをします!みなさん是非 聴きにきてください。 [時間] 13 :00~(1回目) 15 :00~(2回目) 出会いは子どもの通う幼稚園の音楽サークル。「子ども達の卒園 後も何か続けたいね」そんな誰かの一言から始まったミュージックファ クトリー(音楽工房)です。来年の春で結成2年を迎えます。ハンド ベル、トーンチャイム、フルートなどを使いアニメ、ニューミュージック、 クラッシックなど様々なジャンルの曲を演奏。敬老会、幼稚園、病 院、各種イベントなど今までの演奏回数は約20回。これからもたく さんの笑顔や拍手に出会うことを楽しみに活動を続けていきます。 活動ルームで練習中です♪ 友の会 社町:服部 悦子 (ミュージックファクトリー・庭瀬真由美) 編集後記 昔は男が狩猟し、料理していた。それがいつの間にか女に代わってしまった。家族に愛情を込めての料理は楽しい。 それを女性に占領され、その結果、平均寿命も7歳ほどリードしています。「男子厨房に入らず」、これは女性の深慮遠 謀だったのです。 応援隊のメンバーにはベテランの主婦がたくさんいます。料理の際、いろんなアイデア・ノウハウを駆使されていると思 いますが、いざ料理のことを書くとなると、緊張し肩肘を張ってしまうことでしょう。その点、男なら全く気にせずに軽い気 持ちで書けます。料理を一つの仕事として捉えたらこんなことも、といった中に一つでも皆さんにうなずいて頂けることが あれば、こんなに嬉しいことはありません。 (東条町 : 大門広太郎) ・我が家のお雑煮 ・全国のお雑煮めぐり (京都・広島・東京・鳥取) ・男の台所 応援隊発! 大根、人参、竹輪を同じぐらいの太さにして2ミ リぐらいの輪切りにし、いりこだし。自家製味噌 で味付けし、輪切りの青ねぎを浮かべます。もち は丸い少し小さめを作り使用します。家族が円満 に一年が送れるようにと丸く切ります。この材料 は12月31日除夜の鐘がなる前に切って用意してお きます。 (加美町:西田 公世) 子どもの頃の雑煮(福山市生まれ)は、あずき雑 煮だった。 だし だしじゃこ 具 さいの目の豆腐・あずき・丸もち 輪切りの竹輪 何といっても砂糖の味付け。ぜんざいに豆腐と竹 輪が入っている感じ。(加西市:石井さん) ここで、焼かないでそのまま入 れるのが(滝野町:臼井秀子) (小野市:宮脇京子) だし 具 ①昆布・かつおぶしで、だしをとる。 ②だし汁が煮立ったところへ田舎味噌を 溶かし込む。 ③大根、にんじんを丸く輪切りにし沸騰 させる。 ④もちは焦げ目がつく程度に焼き、煮立 ったところへ入れる。 ⑤2~3分程度でもちが柔らかくなるの で器によそう。 ⑥三つ葉をそえる。(小野市:井岡 幹夫) 丸もちは少しの焼き目を付けて椀に盛りその上か ら人参、大根、小芋、コンニャク、揚げの入った 白みそ仕立てのみそ汁を注ぐ。人参は輪切り、大 根は正月用の細いのを輪切りにする。 (黒田庄町:藤原 栄子) 特産物 土地の特産物が盛り込まれた 典型。あなご、カキが広島ら しさを醸しています。このほ か、鹿 児 島 は 車海 老な ど、郷 土色が豊かです。 小豆 山陰地方に多い甘味系です。 ほかに香川県はあんこ入り丸 餅。正月 く ら いは 贅 沢 な 甘 い ものを、という時代の名残で もあります。 JR西日本ジパング倶楽部 旅の雫 11月号より転載 丸餅に白味 噌 丸いお餅は鏡餅という原点 を伝えるもの。近畿地方と 徳島県に多い食べ方です。 角餅のすまし汁 関東・東北など東日本一帯 で。角餅は手間がかからず 食べやすいようにと、餅を 升目に切ったものが由来。 だしじゃこ(頭と腹をとる) 大根、人参はいちょう切り(末広が りの意味)丸もち・椎茸 白みそ仕立で、青みに茹でた水菜を入れる。 もちは焼いて入れる。 (加西市:柏原 英生) 元旦:祝い大根を薄く輪切りにしたものと、揚げ を入れて白味噌仕立て、これに丸もちを入 れたいたってシンプルな雑煮。 2日:とろろ(雑煮はなし) 3日:みず菜をたっぷり入れた澄まし汁に、焼い たもちを入れた焼き雑煮。 (東条町:大門 広太郎) 「男子厨房に入らず」、明治生まれの父が 包丁を持っている姿などついぞ見たことが なかった。その息子が今や毎日、持ってい る。時代も変わったものだと思う。 サラリーマン時代は父同様だったが、脱サラして景気が悪 くなり、時間が出来たことと共働きの妻を応援しようと台所 に立つようになった。景気が回復して忙しい現在も続けて いる。男の台所は主婦と観点がちがうのではと、思いつくま ま心掛けていることを述べてみたい。 我が家ではもともと男も女もなかった。今は結婚している 息子と娘が、中学生、小学生の時から先に帰ったものがご 飯を仕掛ける。自分が食べるご飯ぐらいは男であろうと、子 どもであろうと出来なくてはいけない。その延長線上に私 の料理もあった。 私が健康や料理に関心を持ち始めたのは、10年余り前、 娘が大学に入り、下宿を始めた時、限られた仕送りの中で いかに効率よく栄養をとるか、せこい考えからであった。 料理といえども生きていく糧そのものであり、仕事の一つと してとらえる。専業主婦なら、ゆっくり楽しみながら作ればよ いが、仕事を持っている者ならそうもいかない。 材料を無駄にせず・効率を上げて・栄養を考えて・仕上げ はスマートにを念頭においている。 ①材料を無駄にせず 汗水流して働いて得た材料、 葉っぱ1枚でも無駄には出来な い。粗末にすると、何よりもこの世 に生まれてきた野菜・魚などの材 料に申し訳ない。いただける感謝 の気持ちを大切にしたい。 ・材料の先入れ先出しは鉄則 ・賞味期限確認 例)しょう油の在庫が10本ある場合、キャップの頭に 1/10、2/10、・・・ と、年に一、二度調べればよい ・冷蔵庫の中身を賞味期限とともに頭に入れておく。 数年先には、家庭でも全ての材料に無線タグが付いて、 在庫量・賞味期限などをパソコンが管理してくれるようにな るが、それまでは主婦(主夫)がしなければならない。 ②効率を上げて 包丁の刃は手前に向けて置かない。テーブルや調理台の はしに物を置かない。ちょっと手が触れても落ちないように 中ほどにおく。普段は何気ないことも急ぐ時には、ついミス をおかしがち、そんな時のために安全第一の習慣をつけ る。 ・調理台は広くしてから使う 「机の整理は頭の整理」(30年程前に思いついた言葉 で、今でもけだし名言?と思っている。)能率よく、ケガも防 止する。 狭い所、不安定な状態で作業をしない。私の自 慢・・・ここ数年間、皿を割ったことがない。手を切ったことも ない。 ・引き出しや冷蔵庫の調味料の場所を決めておく。 例えば酢を取ろうとしても、定位置にあれば手を入れると 同時につかんでいる。少なくとも探す時間が要らない。 ③栄養を考えて 材料選びは安全安心を第一に!変形して いても本質は変わらない、店先で産地を見 る と、旅 先 で 見 た キ ャ ベ ツ 畑(群 馬 県 嬬 恋)、レタス畑(山梨県野辺山)などの風景 が目に浮かんでくる。気候による価格変動 も気にして、季節の旬のものを選ぶ。 ・体によいものだけを 毎日摂るものに、黒酢・ゴマ・ニンニク・黒糖・蜂蜜・納 豆・味噌・牛乳・オリーブ油・ちりめんじゃこ・きな粉・ワカメ・ のり・鰹節・麦etc.、これらをベースに野菜、魚に重点をお いた料理を作る。野菜が不足しているときは、庭のパセリ・ セージ・バジル・しそなどのハーブを添えて見た目にもきれ いにする。勿論、喫煙はやめて20年になる。内臓脂肪1割 減を目標に! ④仕上げはスマートに 一つの仕事をするのに、準備・ハイライト・後片付けがあ る。ハイライトの部分だけが仕事ではない。準備から始まり 最後のゴミ一つを拾い終わって、初めて完了である。料理 をしながら配膳・野菜くずの片付け・鍋、フライパン洗いを 並行して行う。料理が出来上がった頃には調理台はきれ いになっている。 ~豆知識~ ・アイデアの情報源は新聞、NHK「ためしてガッテン」、読 売「おもいッきりテレビ」、ネットのベターホームのお料理教 室など ・米は0.125合ピッチで調整(細かい様だが実は1/8合のこ と) ・優良食品、保存食品をうまく利用 「色とりどりに30品目」の目標に毎日取り 組んでいる。足りない日には、七味唐辛子 を勘定に入れる?! カロリーの収支バランスを考え、モリモリ食 べてバリバリ働く こんな素晴らしい日々 が一日でも永く続くことを祈って、明日のメ ニューに頭をめぐらす。 「さしすせそ」の順序はどうしてか? 砂糖・塩・酢・醤油(せうゆ)・味噌の順序はよく言われるが、 どうして? 砂糖は蔗糖C 12 H 22 O 11 という大きな分子で、塩はNaCl、この 分子の大きさのちがいで、塩を先に入れると小さなイオンがし み込んでしまって、蔗糖の分子がしみ込めない。だから砂糖 を先に入れる。酢は早く入れると熱で揮発してしまう。醤油と 味噌は加熱しすぎるとアミノ酸が分解してしまう。こういった原 則を知って、あとは臨機応変に使えばよい。 ・妻が「どうして次々おいしいもの、いろんなアイデアが浮 かぶの?」と聞くが、答えはいつも同~じ「あ・い・じ・ょ・う」 「今から帰ります」メールが入った。20分ちょっとで帰って くる。魚グリルのスイッチON、煮物・味噌汁を温め、おろし をすり終わった頃「ただいまー」、「お疲れさん」、さあ後は アツアツを食べるだけ「いただきまーす」。 (東条町 大門 広太郎)