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国際・私法部 第1回国際業務 初心者向け研修会開催
目 次 総務部とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 常務理事 西堀 俊徳���� 1 平成24年度第6回理事会����������������������������������������������������������������� 2 国際・私法部第1回国際業務初心者向け研修会開催����������������������������������������� 3 中部運輸局貨物課との意見交換会開催���������������������������������������������������� 4 知的資産経営WEEK2012シンポジウムin愛知��������������������������������������������� 4 建設環境部平成25年度経営事項審査補助業務新規要員応募者に係る考査・面接開催������������ 5 国際・私法部私法業務研修会開催�������������������������������������������������������� 5 救命講習(AED講習)会の開催���������������������������������������������������������� 6 株式会社日本政策金融公庫名古屋支店と覚書締結������������������������������������������ 6 名古屋自由業団体連絡協議会第95回定例会開催�������������������������������������������� 7 建設環境部平成24年度経営事項審査補助業務要員第3回必須連絡会開催����������������������� 8 平成24年度(2回目)新入会員基礎研修会報告及び平成24年度(年計)業務報告書の集計報告���� 9 平成24年業務種類別集計表������������������������������������������������������������� 10 会社法とあるこう⑩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 名城大学 長谷川乃理��� 12 学ばばもろとも行政法⑩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 名城大学 北見 宏介��� 15 ちょっと役立ち豆知識・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 中央支部 金 恩瑩��� 17 合憲補充(拡張)解釈に関する考察(1)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 名南支部 山本 享市��� 19 お知らせコーナー 平成25年度ビデオ等研修プログラム���������������������������������� 23 初心者向け建設業関係業務相談会 他��������������������������������� 26 業務相談会申込書��������������������������������������������������� 29 愛知県開発審査会基準第16号運用基準の改正について(依頼)���������� 30 愛知県開発審査会基準第18号(社会福祉施設)の改正について(依頼)�� 31 会員訪問記(中央支部 伊藤 弘 会員)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 会報委員 中村百合子��� 32 支部だより��������������������������������������������������������������������������� 33 事務局だより������������������������������������������������������������������������� 43 会員の動向 新規登録入会者の紹介 他������������������������������������������������� 46 コスモスあいちコーナー��������������������������������������������������������������� 49 ひとりごと��������������������������������������������������������������������������� 51 総務部とは 常務理事 西 堀 俊 徳 正副会長の巻頭のご挨拶が一巡して、常務理事が 近年会員の人数も 2700 人を超えてまいりました。 次に担当する事になってまいりました。経理部、広 会館建設当時と異なり最近は会館での各種研修会の数 報部、建設環境部と続き年度の最後は総務部だと何 も 30 件以上にもなり、様々な会議等の開催などで会 か暗黙の了解みたいのがあって総務部に順番が回っ 議室の日取りを決めるのもままならぬ状況です。研修 てきました。私ども役員の任期は 2 年です。会務年 会への参加者希望者も多くなり会場の席数の関係上お 度は 4 月から始まり次の年の 3 月までですが、まだ 断りをしなければならないこの頃です。各種備品類も 次の総会開催までの間は職務としては引き続き残り 増え他の単位会からは羨ましいがれていますが手狭に ま す。 こ の 原 稿 が 掲 載 さ れ る の は 5 月 号 で す が、3 なってきました。そろそろ補修も考えねばならない時 月の末日までには書きあげるように広報部から言わ 期にもなってきております。将来の書士会会館の事も れております。日頃はあまり表だっては出てきませ 考えて行かねばならないのも総務の仕事です。 んが、総務部の事について述べさせてもらいます。 更にこの頃は、コンプライアンスが大きく叫ばれ、 総務部の役を引き受けてから約 1 年 10 ヶ月が過ぎ 会員の品位保持の指導、連絡も総務の役目として参 ました。総務部の業務については、愛知県行政書士会 りました。隣接士業との業際の問題、会員への苦情 の業務分掌規則(規則第 26 号)に記載されております 処理の対応や非行政書士への対応など難しい問題が が、実際は他の部署に属さないような事柄については、 多々持ち込まれて参ります。会員一人一人に自覚を すべて総務と言われて色々な事柄に対応せざるを得ま 持っていただくように務めるのも総務の仕事です。 せん。日々の行政書士の業務内容とは異なる様な事柄 にぶつかり、種々雑多な経験をさせて頂いております。 行 政 書 士 会 の 管 理 会 務 は 常 に 総 務、 経 理、 法 務、 ご先祖様の言葉に「人間は経験を積むために生ま 広報が一体になって行政書士への認識、信頼を高め れてきたんや」の名言を肝に命じ、日々務めさせて る事及び業務受託の拡大に務める事など、又官公署、 戴いています。又こんな言葉も言われています「創 日本行政書士会連合会、中部地方協議会との連絡協 造とは新しいことに挑戦すること、石橋を叩けば渡 調など、内外に緊密な対応が求められています。ま れない」、「とにかくやってみなはれ」などの教訓を だまだ総務の仕事はこれからも増えそうですが、一 頂いております。 つずつこなして行くしかありません。いずれにして 会員の皆さんと一番関わりが有るのは、会員の登録 も会員皆様のご理解とご協力がなければできません に関する事です(入会登録、変更登録、補助者登録な 宜しくお願いいたします。 ど)事務的な処理は事務局職員の方にお願いしていま すが、最終判断は役員の手がはいります。また会務の 最後にこれも先祖の言葉です『応用が利く、本当 大きな年間行事としては、定時総会の開催、新年賀詞 に役に立つ知識は、おっくうがってじっとしていて 交歓会の開催及び行政書士試験事務への協力などがあ は得られない。必ずそこへ足を運び、自分の手で触 ります。どれも会員の皆様のご協力がなくては出来な り、目で見て、匂いを嗅いだり時に味わったりして、 い事ばかりですので、宜しくお願いいたします。 初めて自分のものになる』語録より。 -1- 行政書士会報 第三号議案「退会者の未納会費の処分について(案)」 平成24年度 第6回理事会 野田経理担当常務理事より、経緯等について詳 細の説明があり賛成多数で可決承認された。 (2)「協議事項」 ①「 愛 知 県 行 政 書 士 会 会 議 運 営 規 則 の 一 部 改 正 日 時 平成 25 年 3 月 28 日㈭ 午後 2 時 (案)について」 場 所 愛知県行政書士会館 3 階 ABC 会議室 鍋田法務担当常務理事より今回の改正点及 出席者 正副会長 6 人 常務理事 10 人 び提案趣旨について説明があった。 理 事 41 人 改正点は規則第 38 条「総会の議案について 計 56 人 質疑のある者は、総会開催日の 3 日前までに、 会長出席要請役員 そ の 要 旨 を 別 紙 書 面( 様 式 第 1 号 ) に よ り 総 5 人 会運営委員会に提出しなければならない。」を 「5 日前までに」に変更する点であった。 ②「 愛 知 県 行 政 書 士 会 業 務 倫 理 規 則 の 一 部 改 正 (案)及び愛知県行政書士会会員の広告または 宣伝等に関する運用指針新設(案)について」 去る平成 24 年 12 月に支部長会において意 見 が あ り( 議 題「 そ の 他 支 部 長 会 の 建 議 参 照 」)、 同 運 用 指 針 の 作 成 に 至 っ た と 鍋 田 法 務 担当常務理事より説明があった。 本 指 針 の 新 設 ( 案 ) の 提 案 趣 旨 は、 広 告 の 役 割 が 大 変 大 き く な っ て き て い る 今 日、 指 針 の作成が必要であると判断したためと説明が 梛 野 副 会 長 の 開 会 の 辞 に よ り 理 事 会 が 開 会 さ れ、 あった。 山田会長が挨拶で、愛知県に、北隣地の件について、 様 々 な 意 見 が 寄 せ ら れ、 更 に 検 討 し、 次 回 資料を確認していただいたことを報告した。 理事会で審議することとなった。 ③「 愛 知 県 行 政 書 士 会 業 務 分 掌 規 則 の 一 部 改 正 (1)「審議事項」 (案)及び愛知県行政書士会委員会等設置規則 第一号議案「愛知県行政書士会暴力団等排除対策協 新設(案)について」 議会規則の一部改正(案)について」 鍋 田 法 務 担 当 常 務 理 事 よ り、 提 案 趣 旨 に つ 鍋 田 法 務 担 当 常 務 理 事 よ り、 同 一 部 改 正 ( 案 ) い て、 委 員 会 の 位 置 づ け の 見 直 し を 図 り、 併 の提案趣旨を、規則の文言の明確化を図るためと せて委員会等の設置規則を新設するという提 して説明があり、賛成多数で可決承認された。 案趣旨の説明があり、様々な意見が寄せられ、 更に検討し、次回理事会で審議することとなっ 第二号議案「総会運営委員会委員の選任について」 た。 西堀総務担当常務理事より提案説明があり、各 (3)「報告事項」 地区 1 人の割合で選出された 7 人の他に、理事会 ①「事業報告について」 において指名する 2 人の計 9 人について選出され た。 浅井建設環境担当常務理事より 25 年度の経 本年度より輪番制となった。 営事項審査補助業務の新規要員について報告 がされた。 次に入山広報担当常務理事より、2 月 22 日 -2- 行 政書 士 会 報 の中日新聞の広告について協力お礼が述べら 国際・私法部 第1回国際業務 初心者向け研修会開催 れ、3 月 23 日に行われた名古屋公証人合同役 場・ 愛 知 県 行 政 書 士 会「 遺 言 に 関 す る 無 料 相 談会」について相談件数等の報告があった。 ま た、 広 報 グ ッ ズ の 一 部 と し て エ コ バ ッ ク を 配付した。 次に 江 企 画 情 報 担 当 常 務 理 事 よ り、 支 部 日 時 平成 25 年 2 月 13 日㈬ 午後 2 時から における住宅セーフティネット基盤強化事業 場 所 愛知県行政書士会館 3 階 ABC 会議室 による無料相談会への協力お礼が述べられた。 2 階 A 会議室 また、24 年度にあった ADR の申込みについ 内 容 「初心者のための在留資格認定証明書交付申請」 て説明があった。 講 師 小栁津えみ 委員 ②「監察活動の報告について」 出席者 103 名 西 堀 総 務 担 当 常 務 理 事 よ り 説 明 が あ り、 水 司 会 野川英樹部員 谷監察委員長により詳細の説明があった。 提出代行の際に必要な記載事項等について は、 本 会 が 指 導 す べ き 点 を 再 度 検 証 す る 必 要 がある。 (4)「その他」 ①「役員推薦委員会委員について」 西堀総務担当常務理事より平成 25 年度役員 推薦委員名簿について説明があった。 ②「支部長会の建議について」 本年度の国際業務初心者向け研修会が、国際・私 議題について報告があった。 法 部 小 栁 津 え み 委 員 を 講 師 と し て 開 催 さ れ ま し た。 ③会館北隣地の購入について はじめに権田部長より開会の辞、山田会長より開催 西堀総務担当常務理事より会館北隣地の必 に際しての挨拶がありました。 要性について説明があった。 研修テーマを「初心者のための在留資格認定証明 様 々 な 意 見 が あ り、 前 向 き に 検 討 し て い く 書交付申請」と題して、研修会の前半では、日本人 こととなった。 妻のフィリピン人女性が、本国にいる子を招聘する ④「 愛 知 県 行 政 書 士 会 会 長 表 彰 候 補 者 及 び 慶 祝 場合を例にとって、資格該当性の確認から提出資料 者について」 の収集、申請書の作成・提出から在留資格認定証明 西堀総務担当常務理事より平成 25 年度愛知 書の交付、査証の発給、上陸許可から住所地の届出 県行政書士会の会長表彰候補者名簿について まで、一連の手続について講義が行われました。 説 明 が あ っ た。 ま た、 慶 祝 者 に つ い て も 説 明 講 義 の 中 で は、 資 格 該 当 性 に 関 し て 定 住 者 告 示、 があった。 フィリピンの出生証明書等の見方、在留資格認定証 ⑤定時総会資料について 明 書 交 付 申 請 書 の 各 項 目 の 記 入 方 法 な ど に つ い て、 平成 25 年度第 63 期定時総会の資料中、第 詳細な解説がありました。 一号議案及び第三号議案について資料として 後半では、日本の企業が従業員として韓国人男性 配付し、事前の確認を行った。 を招聘する場面を想定して、前半と同様に、資格該 当性・基準適合性の確認から、上陸許可後の手続ま 以上の審議、報告及びその他事項が終了し、監事 での各場面について、初心者にも分かり易いように、 の所見の後、久野副会長の閉会の辞により定刻に理 講義が進められました。 事会は閉会した。 研修後の質疑応答でも多様な質問がなされたこと -3- 行政書士会報 から、国際業務未経験の参加者にとっては、大変に 知的資産経営WEEK2012 シンポジウムin愛知 有意義な研修会であったと思われます。 最後に西川副会長より閉会の辞があり、本研修会 は終了しました。 中部運輸局貨物課との 意見交換会開催 日 時 平成 25 年 2 月 19 日㈫ 午後 2 時 場 所 愛知県行政書士会館 3 階 BC 会議室 出席者 国土交通省中部運輸局自動車交通部 監理係長 平井 早苗 殿 貨物課専門官 岡田 英雄 殿 愛知会 7 名、岐阜会 2 名、三重会 2 名、 福井会 1 名、富山会 1 名、静岡会 2 名 行 政 書 士 の 日 で あ る 2013 年 2 月 22 日、 キ ャ ッ スルプラザ(名古屋市中村区)にて日行連と愛知会 定刻、久野副会長が開会を宣し、山田会長の挨拶 の共催で「知的資産経営 WEEK2012 シンポジウム の後に会議に入った。 in 愛知」が開催されました。テーマは「『自社の強み』 意見交換会に先立ち、平井監理係長より、挨拶を で業績アップ~意外にある!企業に潜む知的資産!」 兼ねて「最近のトラック行政の取組み」についての で、松井由香会員による司会の下、基調講演および 説明が行われた。 パ ネ ル デ ィ ス カ ッ シ ョ ン が 行 わ れ ま し た。2 月 最 終 1.管内のトラック事業者数の推移 金曜日の午後に開催したにもかかわらず、約 200 名 2.ワーキンググループ報告書の概要 の来場者で会場は満席となりました。 3.安全確保のための許可基準の厳格化等について 第 1 部の基調講演は、龍谷大学政策学部の中森孝 4.書面契約の促進について 文教授が「経営資源の考え方-ヒト・モノ・カネだ また行政書士会からは、下記について確認をした。 けで十分なのか-」というタイトルで講演が始まり 1.法令試験の変更について ま し た。 ヒ ト・ モ ノ・ カ ネ 以 外 の 経 営 資 源 と し て、 2.書面契約において荷主側への交渉力の向上に 経営理念・技術・ノウハウ・組織力・ネットワーク ついて などの目に見えない知的資産があり、それらを価値 3.書面契約において第 3 者の介入について 創造ストーリーとして把握する必要があるというこ と、知的資産経営の成果はすぐには表れないが、経 休 憩 を 挟 み、 各 単 位 会 参 加 者 の 自 己 紹 介 の 後 に、 営において創意工夫や地道な努力などが大切である 運送関係業務について意見交換会に入った。 ということ、企業だけでなく地域にも多くの無形の 1.自動車関係業界団体との連携について 強み(知的資産)が存在しているということを、多 2.会への紹介依頼に対しての会員紹介方法について くの事例を挙げながら解り易くお話下さいました。 3.出張封印の対象範囲及び封印方法について 第 2 部のパネルディスカッションは、基調講演 4.次回テーマについて をして下さった中森教授にモデレーターをお願いし、 「競争力の源泉である見えない資産(知的資産)の活 次回の開催予定を確認し、小椋次長が閉会を宣し 用法」というタイトルで行われ、愛知会の会員が支 散会した。 援した株式会社アクションパワー(家事代行サービ -4- 行 政書 士 会 報 ス業)代表取締役大津たまみ様、株式会社麩屋銀(麩 考対象者として 9 名を発表した。午後 1 時から各対 菓子製造販売業)代表取締役浅岡隆之様、株式会社 象者 20 分の個別面接を行い終了した。 東洋発酵(発酵技術の開発、製造、販売)代表取締 25 年度に当会が愛知県から受託する経営事項審査 役木村彰彦様、知的資産経営の講習会を開催されて 補助業務の業務要員は 4 月に県と契約を締結する時 いる東海商工会議所専務理事兼事務局長の森洋司様、 点で確定することになりますので、選考の結果発表 愛知会の丹所美紀会員の 5 名がパネリストとして登 はその時点になります。 壇し、各々の立場で知的資産経営報告書の作成過程 履修講座を履修した会員が多数応募していただい や感想、今後の知的資産経営報告書の利用法などを たこともあり今回は近年になく多くの会員にご応募 中森先生とディスカッションされました。 いただき、ありがとうございました。選考結果はま 企業からは知的資産経営報告書を作成する過程の だ確定していませんが、業務要員名簿に登載された ヒアリングで様々な気づきを得たこと、自社の強み 新 規 要 員 の 方 に は、4 月 以 降 に 要 員 養 成 に 参 加 し て が明確になったこと、将来後継者にも知的資産経営 いただくことになっています。また、残念ながら名 報告書を作成させたいこと、行政書士には多角的な 簿に登載されなかった会員には、あきらめないで次 視 点 で サ ポ ー ト し て 欲 し い こ と が 要 望 さ れ ま し た。 回も応募いただくことを心から期待しています。 また商工会議所からは知的資産経営の支援ができる 行政書士がもっと増えて欲しいことが要望されまし た。そして丹所会員からは価値創造ストーリーの作 国際・私法部 私法業務研修会開催 成支援が一番苦労すること、今後 1 人でも多くの会 員がこの業務に携わり、レベルアップして中小企業 の知的資産経営支援を行いたいこと等が伝えられま した。 日 時 平成 25 年 3 月 7 日(木) 午後 2 時~ 最後に中森教授より総括していただき、シンポジ 場 所 愛知県行政書士会館 3 階 ABC 会議室 ウムを終了いたしました。 2 階 AB 会議室 内 容 契約書実務講座 ~契約書をチェックするスキルを身につける! 建設環境部 平成25年度経営事項審査補助業務 新規要員応募者に係る考査・面接開催 講 師 小坂 英雄 氏(愛知県行政書士会会員) 出席者 148 名 司 会 東 優 委員 日 時 平成 25 年 2 月 25 日㈪ 午前 10 時 30 分~午後 2 時 場 所 本会 3 階 会議室 応募者 23 名 欠席者 2 名 一次選考(考査) 午前 10 時 35 分~午前 11 時 35 分 2 次選考対象者発表 午後 0 時 55 分 2 次選考(面接) 午後 1 時~個別面接各 20 分 定刻に前田担当副会長の挨拶と浅井部長による新 定刻に川村国際・私法部長が開会を宣し、山田会 規要員の選考についての説明の後、1 次選考(考査) 長の挨拶の後、研修に入った。研修の前半では、契 に 入 り、 そ の 結 果 を 以 っ て 午 後 0 時 55 分 に 2 次 選 -5- 行政書士会報 約書作成の依頼を受ける際の注意事項について説明 後 半 は、 実 際 に AED を 使 用 し て、 使 用 方 法 及 び 使 があった後、32 項目の定型契約条項について詳細な 用の際の注意点等についてご説明いただきました。 解説があった。契約書作成についての実務経験豊か ま た、 止 血 法、 異 物 除 去 法、 回 復 体 位 に つ い て も な講師によって、ポイントを押さえた高度で中身の ご説明いただき、講習終了後には参加者全員に普通 濃い講義が行われた。 救命講習Ⅰの修了証を交付していただきました。 研修の後半では、参加者が例題の「ホームページ 詳 細 に つ い て 分 か り 易 く 丁 寧 に ご 説 明 い た だ き、 制作・保守契約書」を各自でチェックした後、講師 緊急時に備えた対応を学ぶことができました。 から契約上で問題となる条項について解説がなされ た。 講師の話を一方的に聞く研修とは異なり、参加者 株式会社日本政策金融公庫 名古屋支店と覚書締結 が自ら考えることによって、契約書をチェックする 上で、より実務的なスキルを身につけることができ た研修会だった。 その後、質疑応答の機会を設け、西川副会長の閉 会のことばをもって本研修会は終了した。 救命講習(AED講習)会 の開催 日 時 平成 25 年 3 月 8 日㈮ 午前 9 時 30 分~午後 0 時 30 分 場 所 愛知県行政書士会館 3 階 会議室 参加者 18 人 左:日本政策金融公庫名古屋支店長 牧雅弘様 右:愛知県行政書士会長 山田高嗣 愛知県行政書士会と株式会社日本政策金融公庫名 古 屋 支 店 は 平 成 25 年 3 月 8 日 ㈮ に「 中 小 企 業 等 支 援に関する覚書」を締結しました。 この覚書は中小企業等の経営の安定及び経営基盤 の強化を目的とした支援に連携して取り組むことを 目的としております。 この覚書締結に伴い、県内の中小企業を対象に法 人設立、許認可手続時における資金調達相談の支援 ができる体制になるよう努めてまいります。 名古屋市消防局より講師をお招きし、胸骨圧迫と また、今後は中小企業向けの相談会、研修会等相 AED による心肺蘇生法を中心に 3 時間にわたりご講 互の協力体制の確立と情報交換を積極的に行い、会 義いただきました。 員の皆様の活動を支援してまいります。 前半は、マネキンを使用して、実際に胸骨圧迫や 人 工 呼 吸 等 の 心 肺 蘇 生 法 に つ い て ご 説 明 い た だ き、 -6- 行 政書 士 会 報 名古屋税理士会 名古屋自由業団体連絡協議会 第95回定例会開催 広 報 部 部 長 米澤 健 氏 広 報 部 副 部 長 服部 達哉 氏 日本公認会計士協会東海会 会 長 松岡 正明 氏 日 時 平成 25 年 3 月 19 日㈫ 午後 4 時~ 副 会 長 山田 順 氏 場 所 名古屋商工会議所ビル 3 階 第 3 会議室 広 報 委 員 長 古田 博 氏 出席者 広 報 副 委 員 長 二村友佳子 氏 愛知県行政書士会 事 務 員 木野瀬哲也 氏 副会長(広報部) 前田 望 広 報 部 部 長 入山 太郎 広 報 部 次 長 田 崇 3 月 19 日火曜日、チーフ当番会の日本公認会計士協 常設無料相談員 金 恩瑩 会東海会のある名古屋商工会議所ビル(名古屋市中 常設無料相談員 小川錠太郎 区栄 2 丁目)の 3 階第 3 会議室で開催されました。 名古屋自由業団体連絡協議会の第 95 回定例会が、 愛知県司法書士会 司会・進行は同協会の古田博広報委員長で、同協 副 会 長 祝 和雄 氏 会の松岡正明会長から当番会代表として挨拶が有り 広 報 部 理 事 杉坂美由紀 氏 ました。その後、議題の審議に入りました。 広 報 次 長 中牧 正太 氏 議題 ⑴ 第 31 回「 生 活 お 困 り ご と 無 料 相 談 会 」 の 結果について 愛知県社会保険労務士会 副 会 長 墨 華代 氏 広 報 部 副 部 長 中村 仁美 氏 こ の 件 は 去 る 1 月 27 日 日 曜 日 に 名 古 屋 市 栄 の 愛知県土地家屋調査士会 広 報 部 長 中野 宏治 氏 ナ デ ィ ア パ ー ク で 行 わ れ た 9 士 業 10 団 体 に よ る 広 報 副 部 長 齊藤 直人 氏 無料相談会の報告事項でした。相談件数は 249 件 愛知県弁護士会 で、昨年度の 227 件を上回る数でした。相談者の 隣接士業に関する特別委員会 アンケートによりますと、この相談会を知った理 副 委 員 長 中川 博晴 氏 由は新聞が一番多い人数でした。また、今回初め 部 会 長 樅木 良一 氏 て行ったバス広告の効果ですが、10 相談者がこれ 委 員 田口 勤 氏 によってこの相談会を知ったと回答しました。 委 員 梶田 晋 氏 ⑵愛知学院大学における「大学生のための資 格業ガイダンス」開催について 公益社団法人愛知県不動産鑑定士協会 広 報 委 員 長 中村 智信 氏 広 報 副 委 員 長 山口 貴徳 氏 この愛知学院大学の「資格業ガイダンス」を例 東海税理士会 年 通 り 来 た る 6 月 10 日 月 曜 日 に 実 施 す る こ と を 愛知県支部連合会 確認しました。本会でも多くの学生の来訪を期待 広 報 委 員 長 加藤めぐみ 氏 広 報 副 委 員 長 今西 雅也 氏 広 報 副 委 員 長 神谷 和孝 氏 しております。 ⑶愛知大学における「大学生のための資格業 ガイダンス」開催について 日本弁理士会東海支部 副 支 部 長 愛知大学の「資格業ガイダンス」は去る平成 24 守田 賢一 氏 年 12 月 6 日 木 曜 日 に 行 わ れ た ば か り で す が、 多 次年度事業計画 検討委員 川口 光男 氏 く の 学 生 が 来 ら れ た わ け で は あ り ま せ ん で し た。 事 務 局 長 西澤 真人 氏 愛知大学側はこのガイダンスの参加者の少なさを -7- 行政書士会報 参加県職員 愛知県建設部建設業不動産業課 開催時期にあると分析し、開催時期変更を提案が 建設業グループ 小嶋 恭子 主事 出されました。この件に各自由業団体も取り立て 同 細川 卓 主事 て 反 対 が 無 か っ た た め、6 月 に 開 催 さ れ る こ と に なりました。今回も名駅南の笹島の校舎(名古屋 定刻に司会の内山克典部員が開会を宣し、前田担 キャンパス)の 5 階を予定しています。行政書士 当副会長が挨拶とともに参加いただいた県職員の紹 会としましては役員改選期であり、ガイダンス要 介をした。 員の確保の難しい時期ですが、同じ月に行われる 第 1 部は、小嶋主事が、今年度の補助業務の総括 愛知学院大学のガイダンスとともにこの 6 月に人 と次年度の審査についての変更概要を説明され、続 員を動員することとなりました。 い て 細 川 主 事 が 審 査 に つ い て の 詳 細 を 解 説 さ れ た。 その後若干の質疑応答を経て終了し、退席された。 ⑷ 第 19 回 フ レ ッ シ ュ マ ン・ フ ォ ー ラ ム 10’ の開催について 第 2 部 は、 浅 井 部 長 が、24 年 度 に お け る 補 助 業 務の総括を業務日報のまとめと担当日の集計結果を 6 月 3 日月曜日午後 6 時 30 分から 8 時 30 分ま 以って説明し、審査に係る疑義の解消と審査の統一 で名駅キャッスルプラザ 4 階「鳳凰の間」で、入 を図るため、担当部として次年度の審査について変 会 3 年未満の会員を中心にフレッシュマン・フォー 更 事 項 を 含 め、1 部 で の 県 の 説 明 を 補 足 す る 形 で 説 ラムを行うことになりました。本会から 30 名、全 明し、各業務要員から出される疑問点等について回 体で 280 名程度の参加を予定しております。 答し、連絡会を終了した。 なおこの連絡会は、業務要員には出席必須のもの ⑸その他 ・ 平 成 24 年 度「 大 学 生 の た め の 資 格 業 ガ イ ダンス」実施報告(名城大学・愛知大学) と位置付けられているので、欠席者は、次回の自身 の審査担当日までにこの連絡会を収録した DVD を 視聴することとなっている。 昨年に行われた名城大学と愛知大学のアンケー ト結果が報告されました。全資格の中で行政書士 の資格が、両大学とも9士業 10 団体の資格で最も 興味を引くものであるという結果でした。訪問し た学生の学部は名城大学は法学部、愛知大学は経 営学部の学生が多いという結果も出ました。 その後、場所をかえて懇親会を開き、他の自由業団 体と交流を深めました。 建設環境部 平成24年度経営事項審査補助業務要員 第3回必須連絡会開催 日 時 平成 25 年 3 月 22 日㈮ 午後 2 時~午後 5 時 場 所 愛知県行政書士会館 3 階 大会議室 出席者 38 名 欠席者 7 名 -8- 行 政書 士 会 報 平成24年度(2回目)新入会員基礎研修会報告 及び平成24年度(年計)業務報告書の集計報告 1 平成 24 年度(2回目)新入会員基礎研修会について 平成 25 年 2 月 20 日、本年度 2 回目の新入会員基礎研修会を行いました。この研修会は、愛知県行政書士会会 則第 42 条の 2(新入会員基礎研修)の規定により、施行日以降に入会した会員を対象に、行政書士法、行政書士業 務及び愛知県行政書士会の組織等について講義をする重要な義務研修会であり、今回は 260 余名に対して案内を出 しました。参加者は 107 人であり、修了証受取者(1 回目、2 回目ともに受講者)は 63 人でした。 会員の事件のニュースを聞くたびに、職務上請求書の使い方と業際問題に対する研修の必要性を感じ、新入会員 研修での重要課題と位置付けて、計画してきました。しかし、新人の人達にはその他にも研修すべきたくさんの事 があり、時間的なバランスが難しいと思われます。今後は、全会員に対して、時には支部単位で倫理について研修 すべきかとも考えられますが、もっとも研修すべきと思われる人が、(倫理に問題があり)参加していただけない現 状があることが懸念されるところです。 新入会員のアンケート(質問者 21 人)には、それぞれ回答を送りました。今後の研修に希望することとして、 実務に関する詳細なものというのが多くありました。これは、新入会員だけのことではないので、会として全会員 に対して計画し、開催しようと思っています。みなさんの参加を期待しています。 2 平成 24 年度(年計)業務報告書の集計について 平成 25 年 3 月 15 日までに事務局到着分で集計しました。次頁「平成 24 年業務種類別集計表」参照。 対象者 2656 名のうち、2124 名の方に提出していただきました。(提出率 80%) この報告書は、行政書士法第 10 条の 2 第 2 項に基づく、愛知県行政書士会業務等報告及び統計に関する規則(規 則第 22 号)により、会員に報告を義務づけているものです。 例年より提出率が上がったものの、不十分と言わざるを得ません。また、業務種類の空欄に、さまざまな業務名 を書いていただきました。これも集計したところ、もっと種類を増やすことを考えるべきだと感じました。これか らも、会員のみなさまの協力をよろしくお願いします。 -9- 業務集計 平成24年業務種類別集計表 名古屋市内 尾張地区 番号 業務種類 1 建 設 業 許 可 新 規 申 請 ( 法 人 ) 2 建 設 業 許 可 新 規 申 請 ( 個 人 ) 31 47 4,849,580 30 38 4,603,220 3 建 設 業 許 可 更 新 申 請 ( 法 人 ) 242 1,049 70,356,262 137 484 30,258,069 4 建 設 業 許 可 更 新 申 請 ( 個 人 ) 47 92 4,512,870 44 121 7,086,338 5 建 届 160 1,065 23,663,158 87 341 11,104,740 6 建 設 業 許 可 事 業 年 度 終 了 届 320 4,285 196,461,598 219 2,381 116,826,472 7 経 営 規 模 等 評 価 申 請 届 131 796 50,685,183 99 431 24,957,699 8 経 請 127 719 21,568,044 103 418 13,750,148 設 業 営 許 状 可 況 変 分 更 析 申 取扱人数 取扱件数 127 301 合計金額 38,375,310 取扱人数 取扱件数 79 161 合計金額 18,719,935 9 入 札 参 加 資 格 審 査 申 請 63 1,317 27,480,954 59 386 12,137,027 10 産 業 廃 棄 物 関 係 ( 収 集 運 搬 ) 89 527 36,689,926 67 260 23,039,429 11 同 上 ( 中 間 処 理・ 最 終 処 理 ) 15 48 6,945,540 8 26 5,268,800 12 自 係 61 290,925 159,854,750 47 20,457 33,694,670 13 自 動 車 保 管 場 所 証 明・ 届 出 84 14,071 91,152,577 94 10,887 63,087,365 14 自 15 特 殊 16 入 国・ 17 帰 化 18 遺 19 遺 20 農 21 農 地 法 22 農 地 法 23 農 24 建 25 開 26 同 27 払 28 道 29 食 30 風 31 そ 動 車 動 車 登 運 車 送 両 在 録 事 通 留 分 地 割 協 第 議 3 書 336 24,088,400 17 36 3,125,077 12 451 12,747,607 2 40 3,971,600 関 係 53 3,318 115,007,835 23 855 26,749,090 係 18 485 31,036,402 6 87 5,042,000 係 62 171 14,615,990 61 267 27,825,248 係 108 524 35,116,412 124 459 27,003,868 可 25 478 9,987,976 127 470 25,667,176 許 可 60 286 37,336,420 173 904 108,589,670 届 出 100 688 26,178,482 203 1,315 58,356,605 係 25 97 7,634,574 82 246 31,580,635 係 36 227 32,581,275 114 784 116,230,433 用 ) 25 81 20,085,485 65 203 54,854,656 10 111 28,022,760 34 150 68,001,470 許 5 条 第 4・ 5 条 除 許 可 上 ( 自 己 水 路 下 外 関 関 係 ( 自 用 げ 品 関 可 許 関 条 4・ 地 路・ 43 可 関 第 築 発 係 許 関 法 用 関 格 可 言 産 業 行 資 許 関 己 以 外 関 許 可 衛 関 生 ) 係 2 2 252,200 17 50 3,499,200 係 20 140 6,500,962 99 782 59,062,781 業 12 110 2,068,325 3 3 70,000 業 39 435 56,363,886 18 62 6,867,670 可 76 464 17,121,039 29 184 7,686,927 32 法 人 関 係 ( 議 事 録・ 定 款 等 ) 173 1,928 88,987,912 89 661 24,842,937 33 契 118 700 59,670,188 90 543 19,982,786 34 告 係 5 11 554,620 4 6 114,100 35 内 容 証 明 関 係 45 265 5,537,240 49 131 3,212,197 36 記 帳 代 行 関 係 48 1,254 87,205,964 37 698 42,735,482 37 他 係 11 63 2,218,900 7 9 289,500 38 自 係 8 165 18,689,098 4 33 912,820 39 社 労 業 務 ( 経 過 措 置 に よ る ) 40 そ 俗 の 他 営 各 種 営 約 訴 業 賠 許 関 ・ 士 業 請 係 願 登 責 の 合 計 関 録 関 関 他 24 565 26,338,875 15 265 7,352,441 117 2,607 97,086,048 141 2,111 47,202,442 2,772 331,204 1,595,630,627 2,706 47,745 1,145,362,723 - 10 - 業務集計 愛知県行政書士会 西三河地区 取扱人数 取扱件数 45 東三河地区 合計金額 79 10,144,040 取扱人数 取扱件数 24 合 計 合計金額 55 6,534,329 取扱人数 275 取扱件数 596 合計金額 1件当たりの 平均報酬額 73,773,614 123,781 17 38 4,407,850 11 16 2,017,087 89 139 15,877,737 114,228 97 401 25,706,215 63 343 19,200,672 539 2,277 145,521,218 63,909 45 97 4,978,617 27 79 3,744,100 163 389 20,321,925 52,242 72 316 6,275,622 45 195 3,145,596 364 1,917 44,189,116 23,051 159 1,608 93,775,546 96 1,598 74,190,292 794 9,872 481,253,908 48,749 79 441 31,819,263 49 428 19,906,416 358 2,096 127,368,561 60,767 79 443 15,199,021 45 312 8,396,943 354 1,892 58,914,156 31,139 44 834 37,533,775 32 541 19,246,188 198 3,078 96,397,944 31,318 44 241 26,524,071 27 88 6,710,050 227 1,116 92,963,476 83,301 6 6 1,582,530 7 14 1,976,550 36 94 15,773,420 167,802 26 18,096 29,827,595 14 6,501 15,536,150 148 335,979 238,913,165 711 54 12,017 59,826,684 32 2,193 12,177,060 264 39,168 226,243,686 5,776 20 42 6,442,130 6 11 1,537,500 86 425 35,193,107 82,807 4 11 2,216,725 1 2 76,000 19 504 19,011,932 37,722 22 457 12,601,931 7 586 6,592,000 105 5,216 160,950,856 30,857 3 8 1,042,200 2 12 1,470,000 29 592 38,590,602 65,187 30 106 8,810,586 11 22 1,201,297 164 566 52,453,121 92,673 62 290 29,490,680 43 188 11,047,260 337 1,461 102,658,220 70,266 92 288 19,893,165 55 251 15,408,821 299 1,487 70,957,138 47,718 126 609 85,305,462 78 313 40,552,607 437 2,112 271,784,159 128,686 153 961 45,805,226 97 762 30,611,921 553 3,726 160,952,234 43,197 81 209 23,936,218 29 79 12,378,523 217 631 75,529,950 119,699 60 261 46,629,475 61 363 64,619,837 271 1,635 260,061,020 159,059 34 81 21,253,133 17 36 9,361,108 141 401 105,554,382 263,228 17 54 26,335,868 7 14 11,356,379 68 329 133,716,477 406,433 23 46 6,339,771 9 10 1,158,152 51 108 11,249,323 104,160 57 397 21,180,803 37 191 16,351,962 213 1,510 103,096,508 68,276 4 7 581,755 4 13 459,750 23 133 3,179,830 23,909 14 102 12,757,760 5 62 6,668,800 76 661 82,658,116 125,050 30 72 5,594,400 11 24 1,288,162 146 744 31,690,528 42,595 68 624 21,831,756 36 255 9,709,656 366 3,468 145,372,261 41,918 61 209 7,418,146 31 103 3,422,115 300 1,555 90,493,235 58,195 4 7 490,700 2 5 382,600 15 29 1,542,020 53,173 30 94 2,338,364 10 22 677,087 134 512 11,764,888 22,978 20 596 25,819,305 15 377 16,727,963 120 2,925 172,488,714 58,971 2 2 110,000 3 4 70,000 23 78 2,688,400 34,467 2 3 92,250 1 106 7,008,038 15 307 26,702,206 86,978 16 1,039 26,190,289 7 153 5,356,650 62 2,022 65,238,255 32,264 101 1,357 59,709,783 57 502 18,429,055 416 6,577 222,427,328 33,819 42,549 867,818,710 1,114 16,829 486,704,676 8,495 1,903 - 11 - 438,327 4,095,516,736 会社法とあるこう 会社法とあるこう 10 名城大学法学部 准教授 長谷川 乃理 前回、この「会社法とあるこう」で、もし第 183 従来は、A)募集株式等の発行差止請求(会 210 条。 回通常国会に会社法案が提出された場合のタイムスケ 法令・定款違反の場合と、著しく不公正な方法によ ジュールを考えましたが、実際には会社法案は第 183 り行われる場合)、 B)募集新株予約権の発行差止請 回通常国会において議案としての提出は先送りされま 求(会 247 条)、C)略式組織再編(親会社が、子会 した 。一部報道によると、法務省としては夏の選挙 社の株式を 90%以上所有している場合の子会社合併) の後、今年度中に召集される臨時国会での提出を目指 の差止(会 784 条、796 条。法令・定款違反の場合と、 すということです。そうなると、公布は早くて 2014 財産等にてらして著しく不当である場合)の、3 つの 年 4 月、それ以降になることも十分考えられましょう。 場合のみ「株主が不利益を受けるおそれがある」場合 十分に準備を整えて会社法の改正を待ち構えるために に差し止められることが明文で認められていました。 も、今回は最後に残った改正部分についてご説明した これまで会社法において、略式組織再編以外の組織再 いと思います。 編について(株式買取請求権を行使する以外に)株主 1 が救済を求めるには、事後的に「会社の組織に関する 要綱においては、各種の差止請求が認められようと 行為の無効の訴え」によることが規定されていました しています。 (会 828 条)。しかし、いったん組織再編が起こって しまった後に、その関係を無効にするには大きなコス まず、「法令・定款違反があり、かつ株主が不利益 ト(金銭的にも、人的にも)を払うことになります。 を受けるおそれがあるとき」の差止請求が認められる そこで、略式組織再編以外の組織再編についても、事 範囲が広がります。 前に差止めを認めるべきである、という意見が根強く ありました。また、現行法においても、組織再編の解 組織再編等の差止請求 消に伴う費用を「会社の損害」として会 360 条の差 次に掲げる行為が法令又は定款に違反する場合にお 止請求制度を使ったり、組織再編の承認決議の取消し・ いて,株主が不利益を受けるおそれがあるときは,株 無効を求める仮処分(民保 23 条 2 項)を使ったりす 主は,株式会社に対し,当該行為をやめることを請求 ればよい、とする意見もありました。 することができるものとする。 今回の改正は、解釈が分かれることを避け、明文で ①全部取得条項付種類株式の取得 組織再編(簡易組織再編を除く)の差止を認めたのみ ②株式の併合 ならず(上記③)、同じく株主が意に沿わない形で会 ③略式組織再編以外の組織再編(簡易組織再編の要 社から離れる可能性があり、かつ事後の救済には多大 件を満たす場合を除く。) なコストがかかり得る場合(①、②)についても差止 (注)略式組織再編の差止請求(第 784 条第 2 項及 請求を明文でみとめています。 び第 796 条第 2 項)については,現行法の規律 従来の差止請求とはことなり、要件が「法令・定款 を維持するものとする。 違反」と「株主に損害が生じるおそれ」のみに限定さ れています。非訟事件での主張・立証を意識した規定 1 衆議院 HP http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_gian.htm から、183 回(常会)を選択する と 183 回国会で審議された議案の経過等を見ることができます。会社法の改正の前に、従来の「企業再生支援機構」 が、同じ株式会社形態で「地域活性化支援機構」に名称を変更し、金融機関との連携をはかるなど地域活性化に関 する条文を加えています。また、日本の商品・役務を、海外に広く販売するための支援を行う新たな組織として「株 式会社海外需要開拓支援機構」を設立するための法案が提出されています。 - 12 - 会 社 法 とあ る こ う であろうと思います。 金商法違反による突然の大量株式保有事件が数年前 に大きく報道され、耳目を集めたこと、また最近当該 次に、要綱では「株主が(金商法上の、特定かつ重 事件の関係者が刑期を終えて(30㎏ほど細くなって) 大な違反をした)他の株主の議決権行使を差し止める、 出てきたこと、はご記憶の方も多いかと存じます。本 という制度を導入しようとしています。 制度は、株主が(会社が、ではないことがポイントで す)、他の株主で、かつ金商法のうち公開買付規制、 金融商品取引法上の規制に違反した者による議決権行 全部買付義務、強制的全部勧誘義務に、重大な違反を 使の差止請求 した者に対し、「当該違反により入手した株式につい ①株主は,他の株主が次に掲げる規制に違反した場 て」議決権の行使を差し止めることを求めうる、とい 合において,その違反する事実が重大であるとき う制度です。会 174 条のように、当該違反株主が所 は,当該他の株主に対し,これにより取得した株 有するすべての株式ではないことに留意が必要です。 式について議決権の行使をやめることを請求する ただし、金商法違反であること、かつその事実が重 ことができるものとする。 大であるか否かを、個人の株主が主張立証できるかど ア 公開買付けを強制する規制(金融商品取引 うかを思うと、利用できる範囲がどこまであるのか疑 法第 27 条の 2 第 1 項)のうち株券等所有 問な制度であると思います。 割合が 3 分の 1 を超えることとなる株券 等の買付け等に係るもの また、譲渡制限株式を発行している会社等に関する イ 公開買付者に全部買付義務(応募株券等の 規定も整備がなされました。 全部について買付け等に係る受渡しその他 の 決 済 を 行 う 義 務 ) を 課 す 規 制( 同 法 第 募集株式が譲渡制限株式である場合等の総数引受契約 27 条の 13 第 4 項) 募集株式を引き受けようとする者がその総数の引受 ウ 公開買付者に強制的全部勧誘義務(買付け けを行う契約を締結する場合(第 205 条)であって, 等をする株券等の発行者が発行する全ての 当該募集株式が譲渡制限株式であるときは,株式会社 株券等について買付け等の申込み又は売付 は,株主総会の特別決議(取締役会設置会社にあって け等の申込みの勧誘を行う義務)を課す規 は,取締役会の決議)によって,当該契約の承認を受 制(同法第 27 条の 2 第 5 項,金融商品取 けなければならないものとする。ただし,定款に別段 引法施行令第 8 条第 5 項第 3 号参照) の定めがある場合は,この限りでないものとする。 ②①による請求は,①の事実が生じた日から 1 年以 (注)募集新株予約権を引き受けようとする者がその 内に,その理由を明らかにしてしなければならな 総数の引受けを行う契約を締結する場合(第 244 いものとする。 条第 1 項)であって,当該募集新株予約権が譲渡制 ③株主は,①による請求をするときは,併せて,株 限新株予約権であるとき等についても,同様の規律 式会社に対してその旨及びその理由を通知しなけ を設けるものとする。 ればならないものとする。 ④①の他の株主は,①による請求を受けたときは, 現行会社法の規定ぶりによれば、①原則、募集株式 ①の株式について議決権を行使することができな の発行等に関する募集事項の決定は株主総会で行わな いものとする。 ければならない(会 199 条)とされ、②株主総会で ⑤④にかかわらず,株式会社は,①の他の株主が③ 委任した場合、③公開会社である場合には取締役会 による通知の日から 2 週間以内の日を株主総会の が募集事項の決定を行うことができます(会 200 条、 日とする株主総会において議決権を行使すること 201 条)。ただし、①の場合であっても④株主割当て を認めることができるものとする。 による募集株式の発行等を行う場合には、定款自治が (注)種類株主総会における議決権の行使について 許されます。 も,上記と同様の差止請求を認めるものとする。 譲渡制限のある募集株式の発行等に関する事項が株 主総会で定められる場合には、株主総会で割当てに関 - 13 - 会社法とあるこう する事項を定めるのが原則ですが(⑤)、⑥総額引受 れています。会社法上、公開会社でない会社であれば、 の場合には、どのような株式を発行している会社で 監査役の権限を会計に関するものに限定する(以下、 あっても割当てに関する事項を決定する必要がない 当該監査役を会計限定監査役と呼びます)旨を定款で (会 205 条)、というのが現行会社法の規定です。 定めることができます(会 389 条)。たとえ会計限定 今回の改正は、譲渡制限株式発行会社については、 監査役である旨が定款で定められている監査役であっ 募集事項に関すること(①)のみならず、割当てに関 ても、登記上は他の監査役と同じく、「監査役設置会 しても株主総会により承認されるべきであるという趣 社である旨」と、「監査役の氏名」が記載されるのみ 旨(⑤と⑥を一致させる)であるかと思います。ただ でした。 し、割当てに関する決定機関には定款自治を認めてい 会計限定監査役を置く会社は、会社に対するガバナ ますので、予め定款を整備することで、株主総会の開 ンス権限が株主に大幅に戻されているため、登記上の 催を避けることは十分に可能です。 区別を設ける必要がある、というのが今回の改正理由 です。公開会社でない会社においては、登記の変更が 最後に、監査役の権限の範囲についての改正がなさ 必要である場合が多いのではないかと思います。 - 14 - 学 ば ば も ろ とも 行 政 法 学ばばもろとも行政法 10 10 「行政書士への期待は千万無量」 ある県庁の会議室。職員らが懸命に机に向かって何か 名城大学法学部准教授 北 見 宏 介 政規則という 2 つに分類されることを説明し、行政職 に取り組んでいた。 員がこの区分を意識していないことがあるという問題に 前に立つ職員から、 「皆さん、お疲れさまでした。業 も触れた。第 5 回と第 6 回では、行政裁量に関連する 務で向き合う行政書士の人は、こんなに難しいことを勉 ことを取りあげた。このうちまず第 5 回では、行政裁 強してきているのだから、職員のわれわれも勉強しない 量の統制の必要と、行政が判断を行う際に考慮すべき事 といけません」とのあいさつ。 項と、してはならない事項に関する最高裁判例を紹介し この県庁では研修プログラムの一つとして、行政書士 た。また、明確に記述することができず反省しているが、 試験の問題を職員に解答させていた。実際にその場にい 裁量判断の際の行政による理由づけの重要性を、行政規 たわけではないので、職員の発言の細かな言い回しは 則の意義とともに指摘した。第 6 回では、判断するこ 違っているであろうが、研修担当の職員の話によると、 とをいやがり、マニュアルに機械的に従おうとする職員 意図は上記の通りであるという。 の意識と、職員が自覚していない裁量権行使の可能性に しばらくの間、行政法が必修科目だったのは、公務員 着目している。 試験(区分によっては不要)と行政書士試験のみであっ 第 7 回と第 8 回では、行政手続法のうち、申請場面 た。行政過程での国民と行政が互いに向き合う局面が法 に関わる条文についての解説を行っている。申請に対す 的に規律されるためにも不可欠だったといえるかもしれ る行政行為(処分)に関する条項の説明に併せて、理由 ない。 の提示や審査基準の設定公表によって行政の裁量判断の 可視性を高めるという意義、さらに、行政手続法に明示 ◆連載内容のまとめ されていない事項に係る、申請者の手続的な地位の保護 お読み下さっていた会員の先生方には心からお礼を申し る形で述べた。また行政指導については第 8 回で、著 上げたい。 名な「品川区マンション事件」において行政指導をめぐ 早いもので本連載も第 10 回、これが最終回となる。 という法の趣旨の重要性を、学説における議論を紹介す これまでの連載内容を、若干の補足も行いつつ確認 る事実関係がどのように裁判所に示されたかという点を しておこう。第 1 回では、行政法の総論と各論の分類、 重視して、行政手続法 35 条の行政指導の書面化規定を どのような行政分野でも実現されねばならない原理や、 取りあげた。なお、この回にわずかに触れた、行政から 様々な行政分野に存在する一般的な行政のしくみが存在 の誤った情報提供を信頼した申請者が提訴した京都地裁 することに触れた。第 2 回では、 この一般的なしくみを、 の事件において、行政の誤りに最初に気づいたのは行政 《 法律 → 行政処分 → 行政強制 》という「行政作用の 書士であった。つまり、早くから申請者が行政書士と連 3 段階構造モデル」によって、行政活動が行為形式の順 携していれば起こらずに済んだ事件である。 序だった組み合わせとして説明した。第 3 回では、こ 第 9 回では、なかなか進まない行政不服審査法の改 うした行政活動に対する包括的な法的統制の原則である 正論議を取りあげた。近年の法改正に際して論点とされ 「法律による行政の原理」を取りあげ、それぞれの行為 ていた、例外が多くわかりにくいこと、判断までに相当 形式が服する原則の内容を説明した。 の期間を要していること、救済率が際ほど高くないこと 第 4 回では、行政がルールを作ってしまうという「行 と、改正が目指されている事項の説明を行った。筆者 政立法」ないし「行政規範」を取りあげた。ここでは、 の「妄想」として、不服申立てをいわゆる PDCA サイ そのルールが行政の外部で通用するか否か、つまりわれ クルにおける check に位置づけることにも言及したが、 われが従わなければならないかどうかで、法規命令と行 不服申立て局面に限らず、行政書士の方には行政の問題 - 15 - 学ばばもろとも行政 法 点を日常的に check してもらい、それを顕在化させる けれども日常的に存在している、そういった行政の問題 ことで行政の action を促すことを期待したい。行政不 事象はおそらく山ほど、それこそ千万とあるだろう。こ 服審査法改正で代理権が認められた場合には、行政決定 れらの検討を行うことが、行政法学の目的である「行政 前の過程から事案に関与している存在として、その役割 活動の適法性・応答性・透明性・合理性確保に資すること」 も大きなものとなろう。 (北村喜宣教授)に沿うことになるのではないか。行政 書士の視点こそが不可欠になるものと考える。 ◆連載のおわりに 司法研修講座を担当した縁から、本連載の機会をいた 改めてこれまでの原稿を見直してみて、 「現場を知ら だいた。各回の執筆を通じても、司法研修講座での講義 ないくせして、なーに言ってんだか」と自身でも思って の際と同じく、多くの勉強をさせてもらった。実に有難 しまうような、消去したくなる記述も少なくない。また いことであった。本連載後も引き続いて、様々な場面で 何より読みづらい。 行政に接している行政書士の先生方と、もろともに、行 各回にはタイトルもつけてきたが、どれも不自然なも 政法を学んでいきたいと希望している。ぜひ記述内容に のばかりである。これは、1 歩先を行く、という意味で 対する疑問点や、関連する情報などがあればお寄せいた 各回数に 1 を加えた数字に関連するようにしてきたこ だけると幸いである( [email protected] )。 とによる(今回だけは大きく飛躍した) 。これは遠藤博 也『行政法スケッチ』 (有斐閣、1987 年:ISBN4-641- 本連載最後の文献紹介は、文献に関わるエピソード 03083-9)の模倣であるが、この試みは本連載において の紹介という形にしたい。その文献は、 『 六法』である。 は不成功に終わった(同書は法学部生向けのエッセイ集 この連載期間中にある研究会で、地方自治法の泰斗た のような本であり、やや古い本ではあるが、出版社に注 る先生がお越し下さり、研究報告をお聞きする機会が 文して出版してもらうことができる。かなり割高になっ あった。印象的であったのは、質疑応答の場面でこの てしまうので、あまり価値をわかっていない古本屋など 先生が、ご自身の『六法』を持参していて、実にこま で見つけた場合には、迷わず買い、の 1 冊だと思う)。 めに条文を参照していたことである。この先生は地方 さて、これまでの連載で述べてきたことは、今回も含 自治法の解説書も執筆されており、この先生が作った めてエラそうな書き方をしつつも、実は大したことでは ともいえる条項も少なくない。それほどの先生である ない。行政は、自らが判断をする際に考慮した事項を説 にもかかわらず、「確かこうだったはず」ですませる 明できないはずがない、とか、行政手続法は行政活動の のではなく、『六法』を参照するという面倒な作業を 相手方の手続的な地位の保護を主眼としている、といっ 厭わずに行っていることに、驚きと僭越ながら一種の た程度のこと(しか書けなかったわけ)である。ただ少 感動を覚えた。もちろん同時に自身の不真面目さを改 しだけ強調したいことは、行政活動がよりよい社会のた めて実感した。 めの理にかなったものでなければならないということを やはり、法に携わる者として、第一に依拠すべきは 前提として、 「なぜこのような条文が存在しているのだ 法文そのものであろう。いろいろな文献や解説も非常 ろう」と、法の趣旨を考えることと、その法の趣旨から、 に便利であり、また参照することが必要なのではある 「だとすると、どのような行政活動が適切なものなのか」 が、それだけで終わりにしてしまうのではなく、実際 を重視することである。 の条文を参照することが重要だろう。場合によっては、 不要に行政のいいなりになってしまうことにもなりか ◆行政法理論と行政書士への期待 ねない。 連載の当初から今回に至るまで、筆者は行政の現場を 知らないという、内容の乏しさに係る言い訳じみたこと をたびたび書いている。そんな連載でも第 6 回の内容は、 複数の行政書士の方からの発言に、筆者によるわずかな 機会における観察を重ねたものである。行政法の教科書 での記載もなく、全くの見当外れであることを怖れてい るところであるが、訴訟に至るような重大事件ではない - 16 - ち ょ っ と 役 立ち 豆 知 識 ちょっと役立ち 豆 知識 韓国民法に定める「遺留分」について 1)遺留分権利者と割合(韓国民法1112条) 瑩 3)遺留分返還(減殺)請求権 1、遺留分算定の基礎となる遺産の範囲(韓国民法 ①被相続人の直系卑属(子、孫、曾孫)…… 中央支部 金 恩 1113 条~ 1114 条) その法定相続分の 2 分の 1 被相続人の相続開始時に有する財産の価格 + ②被相続人の配偶者…… その法定相続分の 2 分の 1 贈与財産価格(1 年以内+ 1 年より前の悪意の ③被相続人の直系尊属…… 贈与)+共同相続人の特別受益(1 年より前) その法定相続分の 3 分の 1 -債務の全額=遺留分算定遺産 ④被相続人の兄弟姉妹…… 2、請求権の行使 その法定相続分の 3 分の 1 贈与や遺贈によりその遺留分に不足が生じたと きに、不足する限度内において請求可能(韓国 ※日本と異なり④も含まれる。また、①~③までの 民法 1115 条 1 項) 法定相続人がいる場合、遺留分は認められない。 3、行使の順序 2)相続開始前の「遺留分放棄」 『遺贈』 → 『生前贈与』 《日本》 4)受贈者による目的物の第三者へ譲渡 「相続開始前における遺留分の放棄は、家庭裁判 《日本》 所の許可を受けたときに限り、その効力を生ず 「譲受人が譲渡のときにおいて遺留分権利者に損 る」(民法 1043 条 1 項) 《韓国》 害を与えることを知っていたときは、遺留分権利 規定なし。 者は、これに対しても減殺を請求することができ Q、 相続の準拠法を日本法に指定する遺言書によ る」(民法 1040 条 1 項) 《韓国》 る「相続開始前の遺留分放棄」は可能か? 規定なし。 A、 大阪家庭裁判所:「相続の準拠法を日本法に 韓国の大法院の判例:「遺留分返還請求権の行使 指定する遺言の効力は、遺言者の死亡により 発生するところ、遺言者の生前においては、 により返還されなければならない遺贈又は贈与 いまだ遺言の効力は発生しておらず、よって、 の目的となる財産が他人に譲渡された場合、そ 被相続人(遺言者)の将来の相続に関しては、 の譲受人が譲渡当時、遺留分権利者を害するこ 被相続人の本国法である韓国民法が適用され とを知っていたときには、譲受人に対してもそ る」日本民法の適用を否定⇒その後、高裁決 の財産の返還を請求することができる」(大判 定に対し特別抗告⇒最高裁は棄却(最高裁第 2002 年 4 月 26 日 2000 タ 8878) ※よって、日本も韓国も「悪意の譲受人」に対して 一小法廷平成 20 年 2 月 18 日決定) は請求可能 ※相続の準拠法を日本法に指定する遺言を作成して も、相続開始前の遺留分放棄制度を利用すること 5)請求権の消滅時効 は困難である。 《同規定》(日本民法 1042 条 / 韓国民法 1117 条 前段) - 17 - ちょっと役立ち豆知 識 6)効力 ・時 効 - 相 続の開始と返還(減殺)しな 形成権…遺 留分返還(減殺)請求権の行使は、裁判 ければならない贈与又は遺贈を 上又は裁判外で、期間内に、相手方に対し 知ったときから 1 年 ・除斥期間 - 10 年 て意思表示の方法により行えばよく、その *消滅時効の起算点とは、「単に相続の開始贈与を 結果生じる目的物返還請求権の行使は期間 経過後でもかまわない。 知るだけでは足らず、その事実が遺留分を侵害し ※内 容証明郵便等で相手方に対し意思表示 て返還請求権を行使できることまでをも知った すれば直ちに効力発生 時」と解されています(大判示) - 18 - 投 稿コ ー ナ ー 合憲補充(拡張)解釈に関する考察(1) 名南支部 山本 享市 1.はじめに(合憲限定解釈と合憲補充 [ 拡張 ] 解釈) する都教組事件最高裁判決、最高裁昭和 44 年 4 月 2 日本国憲法は裁判所に法令の違憲審査権を与え、憲 義務と憲法 38 条の黙秘権の保障に関する最高裁昭和 法に違反する法令の違憲判決があればその法令は無効 37 年 5 月 2 日大法判 刑集 16 巻 5 号 495 頁等があ と な る( 憲 法 76 条 1 項、81 条、98 条 )。 こ の 違 憲 る)(3)。 審査権は、具体的事件の審査に付随してなされる(付 ところが同じく法令違憲の判断を回避することを目 随的違憲審査制)。その際の準則として、アメリカの 的にしながら逆に、法文の文字を広げて解釈すること 最高裁の判例法に由来する原則(1936 年のアシュバ によって法令の合憲性を維持する解釈方法が最近最高 ンダー判決〔Ashwander v. TVA,297U.S.288〕の 裁でとられることとなった。即ち、所謂国籍法違憲判 ブランダイス裁判官の補足意見で説かれたので、ア 決である。当時の国籍法 3 条 1 項(平成 20 年改正前、 シュバンダールールとかブランダイスルールとも言わ 以下同じ)が日本国籍の伝来的取得について父による れる由である。芦部信喜著、高橋和之補訂「憲法第 5 版」 認知・両親の婚姻という準正要件を課していたことと 日 大 法 判 民 集 23 巻 5 号 305 頁、 交 通 事 故 の 報 告 岩波書店 2011 年 370 頁)が我が国でもかなり受け 憲法 14 条の法の下の平等に関する最高裁判決である 入れられている所である。即ち、憲法判断回避の原則 (最高裁平成 20 年 6 月 4 日大法廷判民集 62 巻 6 号 であり、憲法判断は事件の解決に必要な場合以外は行 1367 頁、判例時報 2002 号 3 頁)。準正要件を憲法 。そして、その原則の中の 14 条違反で無効としながら、生後認知だけで日本国 一つの細則が、法律の合憲性について重大な疑いが提 籍の取得の届出が出来ると法文を補充合憲解釈した(4) わない(必要性の原則) (1) 。これが合憲補充(拡張)解釈と呼ばれる解釈方法 起されていてもその憲法問題を避けることが出来るよ (5) うな法律の解釈が可能かどうかを最初に確かめるべき である。これについては判例も多くなく、議論もこれ であるという準則である。但し以上は絶対的な原則・ からであるので本稿はこの点について若干の考察を行 準則ではなく、事件の重大性・違憲状態の程度・その うことを目的とする。 及ぼす影響の範囲・事件で問題にされている権利の性 まず、両者の共通点は、人権を積極的に保障するた 質等を総合的に考慮し憲法判断に踏み切ることが出来 めに解釈によって法律の欠陥を是正しようとする点に る場合もあるとされる(芦部前掲書 370,371 頁、伊 ある。然し、限定解釈は法律の適用範囲を狭めるもの 藤正己「憲法」第 3 版 弘文堂 平成 7 年 640,641 頁) であるのに対し(それでも消極的立法作用として非難 。この原則からすれば、ある法律の合憲性について されることがある)、拡張解釈は法律の適用範囲を逆 重大な疑いが提起されても裁判所が憲法問題を避ける に広げるものである。そのため、積極的な立法作用に ことが出来るような解釈が可能かどうかを最初に確か なり 3 権分立に反するという批判もあるところである めることが必要である。これが合憲的解釈と呼ばれる (藤井俊夫「父系優先血統主義を定めた国籍法 2 条 1 ものである。つまり字義通り解釈すれば違憲になるか 号ないし 3 号が合憲とされた事例」判例評論 273 号 もしれない広汎な法文の意味を限定し、違憲となる可 169 頁)。すなわち、合憲限定解釈を行った前掲都教 能性を排除することによって、法令の効力を救済し同 組事件最高裁判決においてすら、奥野・草鹿・石田・ 時に違憲判決〈法令違憲〉によってもたらされる混乱 下村・松本の 5 裁判官の反対意見では「限定解釈は、 を避けるということを目的とする解釈である(芦部前 法の明文に反する一種の立法作用であり、法解釈の域 掲書 371 頁、伊藤前掲書 641,642 頁)。これは合憲 を逸脱したものといわざるを得ない」と批判する。ま 限定解釈と呼ばれる解釈方法である。この解釈方法に た、前掲国籍法違憲判決では、甲斐中・堀籠 2 裁判官 ついては多数の判例がある(代表的なものとして地方 の反対意見(この点は横尾・津野・古田の 3 裁判官同調) 公務員の争議権と憲法 28 条の労働基本権の保障に関 は、多数意見の合憲補充解釈(国籍法 3 条 1 項が準 (2) - 19 - 投稿コーナー 正を日本国籍取得の要件とする点を違憲無効としなが 者に違法性の強弱を指摘し、両者の違法性の強い ら、認知だけで日本国籍取得の届出を出来ると補充し ものでなくては刑罰を科されないとしたのである て解釈し、法律の合憲性を最終的に維持した点)を捉 (2 重 の 絞 り 論 )。 地 公 法 37 条、61 条 の 法 文 を えて「多数意見は・・・結局、法律にない新たな国籍 縮小・限定解釈したのは明らかである。限定解釈 取得の要件を創設するものであって、実質的に司法に をする理由についても同判決は、「法律の規定は、 よる立法に等しいといわざるを得ず、賛成することは 可能な限り、憲法の精神にそくし、これと調和し できない。」と述べている。 うるよう、合理的に解釈されるべきものであっ そこで、本稿ではまず合憲補充解釈についての判例 て、・・・」とのべて、本稿冒頭で紹介したアメ を概観し、次に法の解釈方法について簡単に考察し、 リカ最高裁判所の判例法理、「裁判所が憲法問題 然る後に合憲補充解釈が問題となった幾つかの判例を を避けることが出来るような法律の解釈を最初に もとに合憲補充解釈の可否を検討することとしたい。 確かめる」に依拠していることがうかがわれるの である。しかし、本件では限定内容の明確性の点 [注] で批判がある(畑尻剛「法令の合憲解釈」憲法 (1)全農林警職法事件最高裁大法廷判決(最高裁昭 判例百選Ⅱ [ 第 5 版 ] 別冊ジュリスト No.187 和 48 年 4 月 25 日判決刑集 27 巻 4 号 547 頁)で 2007 年 443 頁)。この点で、注(1)前掲全農 田中・大隈・関根・小川・坂本 5 裁判官意見は、「憲 林警職法事件最高裁大法廷判決(最高裁昭和 48 法の解釈は、憲法によって司法裁判所に与えられた 年 4 月 25 日判決 刑集 27 巻 4 号 547 頁)の多 重大な権限であり、その行使には極めて慎重である 数意見は、上記のような限定解釈〈2 重の絞り論〉 べく、事案の処理上必要やむをえない場合に、しか について「(上記のような)不明確な限定解釈は、 も、必要の範囲に限ってその判断を示すという建前 かえって犯罪構成要件の保障的機能を失わせるこ を堅持しなければならないことは、改めていうまで ととなり、その明確性を要請する憲法 31 条に違 もないところである。」とのべている。これは、憲 反する疑いすらある。」と批判している。しかし、 法判断は事件の解決に必要な場合以外は行わないと 多数意見はそもそも国家公務員法 98 条・110 条 いう「必要性の原則」を述べていると考えられる。 の争議行為・あおり行為禁止の全面的合憲論に (2)憲法判断回避の原則を強調しすぎると違憲審査 立っているのであるから、合憲限定解釈は必要な 制の否定になりかねないので注意が必要である。こ い立場である。合憲限定解釈の立場から解釈の明 の意味で、アメリカにおける違憲審査権行使の制限 確性を言うのであれば、国公法の上記規定は法令 に関する理論・技術をそのまま我が国に直輸入しな 違憲(違憲無効)とすべきであろう(畑尻前掲憲 い方が良いという指摘が重要である(橋本公亘「日 法判例百選Ⅱ [ 第 5 版 ]443 頁)。この点で多数 本国憲法」改訂版 有斐閣 昭和 63 年 638 頁)。 意見は筋違いではなかろうか。そして、この都教 (3) 組事件最高裁判決は、後に岩手教組学テ事件判決 ①ま ず都教組事件最高裁判決は、地方公務員法 37 で判決名を挙げて変更された(最高裁昭和 51 年 条の争議行為禁止、この禁止された争議行為を煽 5 月 21 日大法判、刑集 30 巻 5 号 1178 頁)。 る行為に刑罰を科する地公法 61 条 4 号の解釈に しかし、合憲限定解釈の方法が全面的に否定さ ついて、争議行為といっても種々の態様が有り、 れたのではなく、〈ⅰ〉関税定率法(昭和 55 年 違法性の強いものから弱いもの、更には地公法 改正前)21 条 1 項 3 号の輸入禁制品の通知に関 37 条の争議行為には当たらないものまである。 する事件(税関検査事件)では、同法の規定する また、それを煽る行為についても違法性の強いも 「風俗を害すべき書籍、図画」とは、わいせつな のから弱いものまで有り、更には争議行為に通常 書籍等のみを指すと限定解釈しうるので、この規 随伴するに過ぎないものまである。被告人らの行 定は広汎または不明確の故に違憲無効とはいえな 為は争議行為に通常随伴する行為に過ぎないので い と 判 示( 最 高 裁 昭 和 59 年 12 月 12 日 大 法 判 刑事罰をもってのぞむ違法性を欠くとして無罪を 民集 38 巻 12 号 1308 頁)。〈ⅱ〉福岡県青少年 言い渡した。ここでは、争議行為と煽り行為の両 保護育成条例事件では、同条例 10 条 1 項の「淫 - 20 - 投 稿コ ー ナ ー 行」の意味について、青少年に対する性行為一般 えるのである。このことから分かるように、合憲補 をいうものではないとしてその内容を限定解釈し 充解釈と授権的、権利創設的規定の一部違憲無効判 (最高裁昭和 60 年 10 月 23 日大法判刑集 39 巻 決の効果の問題とは共通性を有するといえるのであ 6 号 413 頁)、不明確の故に憲法 31 条に違反す る(前掲判例時報 2002 号 9 頁の無署名コメント)。 るとはいえないと判示。というように、公共部門 (5)国籍法違憲判決については、先に拙稿「国籍法 における労働基本権の制限とは異なる分野でこの 違憲判決について」(愛知県行政書士会報 No.238 原則は生き続けている。 平成 22 年 1 月号 16 頁)でその概要、問題点を指 ②次 に、交通事故の報告義務と黙秘権に関する、最 摘した。 高裁判決(昭和 37 年 5 月 2 日大法判 刑集 16 2. 合憲補充解釈の裁判例 巻 5 号 495 頁 ) は、 当 時 の 道 路 交 通 取 締 法 24 合憲補充解釈の裁判例は多くない。ここではそれを 条は、交通事故の際操縦者等に「命令の定める所 一瞥する。 により被害者の救護その他必要な措置を講じる」 ことを義務付け、これを受けて、同法施行令 67 まず①前述の国籍法違憲判決の最高裁判決である 条 2 項は操縦者等に交通事故の報告義務を課し、 ( 最 高 裁 平 成 20 年 6 月 4 日 大 法 判 民 集 62 巻 6 号 違反には刑罰を 科していた。この報告義務に 1367 頁、判例時報 2002 号 3 頁)。この事案は、フィ つき最高裁は「『事故の内容』とは、その発生し リピン人女と日本人男の間の非嫡出子が、父の認知を た日時、場 所、死傷者の数及び負傷の程度並び 受けたことにより国籍法 3 条に基づき日本国籍取得の に物の損壊及びその程度等、交通事故の態様に関 届出をしたとして、日本国籍の確認を求めた事件であ する事項を指すものと解すべきであり、・・・刑 る。最高裁は国籍法 3 条 1 項を違憲としつつ、これ 事責任を問われる虞のある事故の原因その他の事 を合憲的に補充解釈して原告の日本国籍を認めた。し 項までも右報告義務ある事項中に含まれるものと たがって、国籍法違憲判決といわれるが、最終的には は解せられない」として報告義務と憲法 38 条 1 国籍法を合憲的に解釈している。 項の黙秘権違反の疑いを回避した。因みに、現在 ②次に、この①の事件の第 1 審判決でも合憲的補 の道路交通法 72 条 1 項ではこの最高裁の判決内 充解釈が採られた(東京地裁平成 17 年 4 月 13 日判 容に従った報告義務の内容になっている。これも 判例時報 1890 号 27 頁)。ここでは、国籍法 3 条 法文を限定的に解釈して、憲法 38 条 1 項違反の 1 項のうち嫡出を要件とする部分は憲法 14 条 1 項に 疑義を払拭したのである。 違反して無効であるとしたが、同時に同条を合憲補充 (4)当時の国籍法 3 条 1 項(平成 20 年改正前)は「父 解釈して、父母が内縁的関係にある非嫡出子は届出に 母の婚姻及び認知により嫡出子たる身分を取得した よって日本国籍を取得できるとした。つまり、国籍法 子で・・・」と規定していた。多数意見は、この婚 3 条 1 項の 「父母の婚姻」 という言葉に内縁関係も含 姻を要求する部分が憲法 14 条 1 項違反で無効とし、 むと解釈したのである(前掲判例時報 40 頁)。 過剰な要件を定めた部分(父母の婚姻を要求する部 ③次に、上記①、②と同様な事案の別件では①と同 分)を取り除いて合理的に解釈して生後認知だけで じような判断が下された(東京地裁判平成 18 年 3 月 日本国籍取得の届出をできるとしたのである(前掲 29 日、判例時報 1932 号 51 頁)。この判決が①の最 判 例 時 報 2002 号 15 頁 )。 こ の 場 合、 単 純 に 婚 姻 高裁判決に影響を与えたのではないかと思われる。す の部分を無効としただけなら残りはおよそ意味不明 なわち、国籍法 3 条 1 項の規定の内準正要件を定め の規定になる(横尾・津野・古田 3 裁判官の反対意見、 る部分は憲法 14 条 1 項に違反して無効であるが、残 前掲判例時報 2002 号 24 頁)。「父母の認知により りの部分により国籍取得の届出ができるとしたのであ 嫡出子たる身分を取得した子」では意味不明だから る。 である〈認知だけで嫡出子にはならないから〉。「父 ④さらに、国籍法 2 条 1 号ないし 3 号(昭和 59 年 または母が認知した子」(平成 20 年改正後の国籍 改正前、以下同じ)は出生による国籍取得について、 法 3 条 1 項)とするには法文の拡張・補充が必要 父系優先血統主義を定めていたが、これが憲法 14 条 である。故に、ここに合憲補充解釈が行われたとい 1 項、24 条 2 項、13 条に反するかが争われた東京地 - 21 - 投稿コーナー 裁判決(東京地裁昭和 56 年 3 月 30 日判決、判例時 あるとも主張した(前掲判例時報 996 号 28 頁)。と 報 996 号 23 頁 ) が あ る。 ア メ リ カ 国 籍 の 父 と 日 本 ころで、この④〈ⅱ〉の主張がこれまでの合憲補充解 人母との間に日本で出生した嫡出子が、父がアメリカ 釈の例①~④〈ⅰ〉と違うのは、法令の一部を違憲無 国籍法上のアメリカ国内の一定の居住要件を満たさな 効とし、然る後に残部を合憲補充解釈して結果的に法 かったためアメリカ国籍を取得できず、国籍法 2 条 1 令の合憲性を維持しようとするものではなく、最初か 号ないし 3 号の規定により日本国籍も取得できず、無 ら法令の合憲性を前提として法文を拡張解釈している 国籍となった事件である。ここでは、原告が弁論の中 ということである。この場合、解釈の選択肢が一つか で、〈ⅰ〉国籍法 2 条 1 号の「出生のときに父が日本 どうかということは問題ではない(この点が、①~④ 人である時」という規定が憲法 14 条に違反するので、 〈ⅰ〉の場合には問題となる)。結果の妥当性が問題で これを「出生の時に父または母が日本人である時」 と ある。続稿で更に考察したい。これら④〈ⅰ〉〈ⅱ〉 合憲的に解釈すべきであると主張した。それにより原 の主張は何れも裁判所の容れるところとはならなかっ 告は出生の時に日本国籍を取得したと主張したのであ たが、原告のこれらの主張も、合憲補充解釈の例であ る( 前 掲 判 例 時 報 996 号 25 頁 )。 ま た、〈 ⅱ 〉 こ れ るといえる。 とは別に国籍法 2 条 3 号の「父がいない場合または 以上①~④の判例については続稿で詳しく検討され 国籍を有しない場合」には本件のように子が父の国籍 るであろう。ここでは裁判例の指摘にとどめる。 を取得できず無国籍になる場合も含むと解釈すべきで - 22 - 続く お 知 ら せコ ー ナ ー お知らせコーナー 企画情報部からのお知らせ ビデオ等研修会 6~7月プログラム 6 月から 7 月のビデオ等研修会のプログラムです。ご活用ください。 開催場所:愛知県行政書士会館 2 階 C 会議室(視聴覚室) 開始時間:午後 1 時 30 分 平成 25 年6月 ビデオ・DVD 研修 プログラム 日・曜日 業務区分 愛知県行政書士会 研 修 内 1㈯ × 2㈰ × 3㈪ × 4㈫ × 5㈬ × 6㈭ × 7㈮ × 8㈯ × 9㈰ × 10 ㈪ × 容 11 ㈫ 国 際・ 私 法 【日行連】平成 23 年度 全国研修 <11 月期 > ①(23.12.14) 【24 年 6 月 21 日に同じ】 12 ㈬ 国 際・ 私 法 【日行連】平成 23 年度 全国研修 <11 月期 > ②(23.12.14) 【25 年 2 月 21 日に同じ】 13 ㈭ 運 輸 交 通 安全性優良事業所認定制度(Gマーク)について(24.12.17) 【25 年 3 月 1 日に同じ】 14 ㈮ 土 地 利 用 開発許可制度の解説(開発許可の基礎を学ぶ)(24.10.31) 【25 年 4 月 10 日に同じ】 15 ㈯ × 16 ㈰ × 17 ㈪ × 【25 年 5 月 17 日に同じ】 18 ㈫ 国 際・ 私 法 国際業務初心者向け研修会(25.2.13) 19 ㈬ 法 人 経 営 20 ㈭ 運 輸 交 通 倉庫業に関する研修会(23.1.26) 【25 年 4 月 18 日に同じ】 21 ㈮ 建 設 環 境 建設業関係業務研修会(24.10.15) 【25 年 4 月 11 日に同じ】 【日行連】知的資産経営報告書の作成事例(24.2.24) 22 ㈯ × 23 ㈰ × 【25 年 4 月 3 日に同じ】 × 24 ㈪ 25 ㈫ 法 人 経 営 【日行連】平成 23 年度 全国研修 < 2月期 > ①②③(24.8.20) 【25 年 5 月 15 日に同じ】 26 ㈬ 国 際・ 私 法 【日行連】平成 24 年度 全国研修 <12 月期 >(24.12.7) 【25 年 3 月 15 日に同じ】 27 ㈭ 国 際・ 私 法 28 ㈮ 総 務 私法業務研修会(25.3.7) 【25 年 5 月 22 日に同じ】 【日行連】コンプライアンス研修(24.8.29) 29 ㈯ × 30 ㈰ × - 23 - お知らせコーナー 平成 25 年 7 月 ビデオ・DVD 研修 プログラム 日・曜日 業務区分 愛知県行政書士会 研 修 内 容 × 1㈪ 2㈫ 運 輸 交 通 【日行連】自動車保有関係手続のワンストップサービスの現状及び今後の展開について(23.12.2) 【25 年 4 月 24 日に同じ】 3㈬ 土 地 利 用 4㈭ 国 際・ 私 法 【日行連】平成 23 年度 全国研修 <11 月期 > ①(23.12.14) 【25 年 6 月 11 日に同じ】 5㈮ 国 際・ 私 法 【日行連】平成 23 年度 全国研修 <11 月期 > ②(23.12.14) 【25 年 6 月 12 日に同じ】 愛知県開発審査会基準第 16 号の改正及び第 19 号制定の解説及び市街化調整区域に関する研修会(25.1.31) 【25 年 5 月 24 日に同じ】 6㈯ × 7㈰ × 8㈪ × 9㈫ 企 画 情 報 【日行連】行政不服審査法①(24.11.30) 【25 年 2 月 14 日に同じ】 10 ㈬ 企 画 情 報 【日行連】行政不服審査法②(24.11.30) 【25 年 2 月 15 日に同じ】 11 ㈭ 建 設 環 境 【25 年 4 月 25 日に同じ】 12 ㈮ 国 際・ 私 法 【日行連】平成 24 年度全国研修 <12 月期 >(24.12.7) 初心者向け産廃関係業務研修会(24.7.24) 13 ㈯ × 14 ㈰ × 15 ㈪ × 【25 年 6 月 26 日に同じ】 16 ㈫ 法 人 経 営 【日行連】 知的資産経営報告書の作成事例(24.2.24) 【25 年 4 月 3 日に同じ】 17 ㈬ 土 地 利 用 開発許可制度の解説(開発許可の基礎を学ぶ)(24.10.31) 【25 年 3 月 14 日に同じ】 18 ㈭ 運 輸 交 通 安全性優良事業所認定制度(Gマーク)について(24.12.17) 【25 年 5 月 23 日に同じ】 19 ㈮ 建 設 環 境 産業廃棄物関係業務研修会(23.8.26) 【25 年 3 月 13 日に同じ】 20 ㈯ × 21 ㈰ × 22 ㈪ × 23 ㈫ 法 人 経 営 告訴 ・ 告発状の作成の仕方についての研修会(24.9.24) 【25 年 4 月 5 日に同じ】 24 ㈬ 運 輸 交 通 一般貨物運送事業の許可申請についての研修会(24.10.10) 【25 年 3 月 22 日に同じ】 25 ㈭ 国 際・ 私 法 国際業務初心者向け研修会(25.2.13) 【25 年 6 月 17 日に同じ】 26 ㈮ 建設、法人経営 【日行連】平成 24 年度 全国研修 <11 月期 >(24.11.20) 27 ㈯ × 28 ㈰ × 29 ㈪ × 【25 年 4 月 23 日に同じ】 【25 年 6 月 27 日に同じ】 30 ㈫ 国 際・ 私 法 私法業務研修会(25.3.7) 31 ㈬ 法 人 経 営 【日行連】建設請負契約のリスクと帰責(22.11.4) 【25 年 5 月 21 日に同じ】 (注) 【日行連】の研修については資料がありませんので、予めご了承ください。 - 24 - お 知 ら せコ ー ナ ー - 25 - お知らせコーナー 初心者向け建設業関係業務相談会 初心者向け産廃(収運)業許可申請相談会 建設環境部 建設業許可、経営事項審査等の建設業関係業務及び産業廃棄物収集運搬業許可に係る初心者向け相談 会を下記のとおり行います。 内容については、これから業務を始める方等を対象とした全く初歩の相談をお受けするものですの で、会員の皆様のご理解をいただきますようお願いいたします。 なお、ご相談を希望されます会員の方は、開催日の 7 日前までに、愛知県行政書士会事務局に次頁「業 務相談会申込書」より FAX でお申し込みくださるようお願いいたします。 〈Tel:052– 931– 4068 ・ Fax:052– 932– 3647〉 記 【建設業関係業務相談会】 場 所 愛知県行政書士会館 会議室 開催日 毎月第 4 木曜日に開催 時 間 午後 1 時 30 分 【産廃(収運)業許可申請相談会】 場 所 愛知県行政書士会館 会議室 開催日 毎月第 4 木曜日に開催 時 間 午後 1 時 30 分 運輸交通関係業務相談会 運輸交通部 自動車登録(車庫証明含む)に係る初心者向け相談会 を下記のとおり行います。 ご相談を希望されます会員の方は、開催日の 7 日前まで に、愛知県行政書士会事務局までに次頁「業務相談会申込 書」 より FAX でお申し込みくださるようお願いいたします。 〈Tel:052– 931– 4068 ・ Fax:052– 932– 3647〉 記 場 所 愛知県行政書士会館 会議室 開催日 平成 25 年 5 月 29 日㈬ 時 間 午後 1 時 30 分 - 26 - お 知 ら せコ ー ナ ー 国際業務初心者向け相談会 国際・私法部 入国管理局への各種在留許可申請、帰化申請等に係る初心者向け相談会を下記のとおり行います。 なお、準備の都合上、ご相談を希望されます会員の方は、開催日の 5 日前までに、愛知県行政書 士会事務局まで電話または、FAX にて必ずご連絡ください。 また、相談内容については内容の詳細を FAX にて事務局へご連絡ください。 〈Tel:052– 931– 4068・Fax:052– 932– 3647〉 記 場 所 愛知県行政書士会館 会議室 開催日 平成 25 年 6 月 4 日㈫ 時 間 午後 1 時 場 所 愛知県行政書士会館 会議室 開催日 平成 25 年 7 月 3 日㈬ 時 間 午後 1 時 遺言、相続関係業務初心者向け相談会 国際・私法部 遺言、相続に関係する業務について、初心者向け相談会を下記のとおり行います。 内容については、行政書士として遺言、相続関係業務に関与する場合の注意点など、初歩的な相 談をお受けするものですので、会員の皆様のご理解をいただきますようお願いいたします。 なお、準備の都合上、ご相談を希望されます会員の方は、開催日の 5 日前までに、愛知会行政書 士会事務局まで電話または FAX にて必ずご連絡下さい。 また、相談内容については内容の詳細を FAX にて事務局へご連絡下さい。 〈Tel:052-931–4068・Fax:052–932–3647〉 記 場 所 愛知県行政書士会館 会議室 場 所 愛知県行政書士会館 会議室 開催日 平成 25 年 6 月 4 日㈫ 開催日 平成 25 年 7 月 3 日㈬ 時 間 午後 1 時 時 間 午後 1 時 - 27 - お知らせコーナー 初心者向け土地利用関係業務相談会 土地利用部 農地転用許可、開発許可、建築許可等の土地利用に係る初心者向け相談会を下記のとおり行います。 ご相談を希望されます会員の方は、開催日の 7 日前までに、愛知県行政書士会事務局まで「業務 相談会申込書」に所定の事項、相談内容については出来る限り詳細に記入の上、FAX にてお申し込 みくださいますようお願いいたします。 また、土地利用の業務は、地域によって許可基準が異なる場合がありますので、相談内容に関す る資料をご持参ください。 〈Tel:052– 931– 4068・Fax052– 932– 3647〉 記 場 所 愛知県行政書士会館 会議室 開催日 平成 25 年 5 月 22 日㈬ 時 間 午後 1 時 30 分から午後 4 時まで 法人経営部関係の書類作成相談会 【風俗営業許可申請・株式会社設立】 法人経営部 法人経営部では昨年度同様、風俗営業許可申請と株式会社設立等に係る申請書の作成業務につい て、相談会を下記のとおり行います。 ご相談を希望されます会員の方は、開催日の 7 日前までに、愛知県行政書士会事務局まで次頁「業 務相談会申込書」により FAX にてお申し込みくださいますようお願いいたします。 また、相談当日は必要資料をご持参の上、ご参加ください。 なお、ご相談いただける人数には限りがございますので、ご了承いただきますようお願いいたし ます。 〈Tel:052– 931– 4068・Fax:052– 932– 3647〉 記 場 所 愛知県行政書士会館 会議室 開催日 毎月第 1 水曜日に開催 時 間 午後 1 時から午後 4 時 30 分まで - 28 - お 知 ら せコ ー ナ ー 平成 25 年 5 月 1 日 会 員 各 位 建設環境部 運輸交通部 国際 ・ 私法部 土地利用部 法人経営部 時下、ますますご健勝のこととお喜び申しあげます。 今年度、業務相談会を下記のように開催いたしますので、希望者の方は、この様式にて お申し込みください。 業務相談会申込書 該当する相談会に○印をしてください。 ・ 建設業関係業務相談会 [第4木曜日] ・ 産廃(収運)業許可申請相談会 [第4木曜日] ・ 運輸交通関係業務相談会 [5月29日㈬] ・ 国際業務相談会 [6月4日㈫、7月3日㈬] ・ 遺言、相続関係業務初心者向け相談会 [6月4日㈫、7月3日㈬] ・ 土地利用関係業務相談会 [5月22日㈬] ・ 法人経営部関係申請書作成相談会【株式会社設立・風俗営業許可申請】 [第1水曜日] 支 部 氏 名 希 望 日 会 員 番 号 月 日( ) 電 話 番 号 相 談 内 容 (詳細を具体 的にお書き ください。) 愛 知 県 行 政 書 士 会 FA X 0 52 − 9 3 2 − 3 6 4 7 - 29 - お知らせコーナー - 30 - お 知 ら せコ ー ナ ー - 31 - 会員訪問記 会員 訪問 記 中央支部 伊 藤 弘 会員 会報委員 中村 百合子 務所経営だけでなく、行政書士の業務拡大・地位向上 のためにご尽力されたその功績により、平成 10 年に は栄えある総務大臣賞を受賞されました。 現在は、弘先生を所長に、ご子息の忠先生、大森正 視先生、浦野啓子先生の 4 名で経営されています。得 意な分野は、入管・国際関係業務・建設業許可・産廃 許可・風俗営業許可・相続・渉外戸籍・労働者派遣事 業だそうです。中でも中国人・韓国人関係の業務は、 第一人者というべき実績をお持ちで、国際業務・渉 外戸籍の研修会では講師として後進の指導育成に力を 注がれています。中国や韓国の歴史・文化などにも造 詣が深く、中国語・韓国語をどのように修得されたの 3 月初めに、中央支部の重鎮、伊藤弘先生の事務所 かお訊ねしたところ、独学で勉強されたということで を訪問させていただきました。 すから驚きです。 確定申告の時期でもあり、たいへんお忙しい中、ご 「議員立法により成立した行政書士制度、その改善 無理を言って取材をさせていただきました。先生の事 を図るためには政連活動が必要で、全会員が一枚岩に 務所は千種区唐山町にあり、地下鉄東山線の東山公園 なる必要がある」先生のお言葉です。 駅から歩いて 10 分くらいのところにあります。 ご多忙な中、取材にご協力いただきましたことに深 伊藤弘先生は開業以来 40 年以上の大ベテランであ く感謝申し上げます。いつまでもお元気で、行政書士 り、行政書士制度の歴史をよくご存知です。代書屋と 会の発展のために引き続きご尽力いただきたいと思い 呼ばれた時代から行政書士制度がどのように発展し、 ます。 業務がどのように拡大してきたかをお話していただき ました。農地転用や風俗営業の改正。書類作成のみが 可能で、作成した書類の提出代行をするにとどまって いたものが、平成 13 年の改正により作成した書類の 提出代理が行えるようになったこと。そして、平成 20 年には、不利益処分前の行政手続法の「聴聞代理権」 と「弁明代理権」を取得しました。「まだまだやるべ きことはある」「不利益処分後の不服申し立て(異議 申し立て・審査請求・再審査請求)を代理人として行 えるようにしたい」ということです。今日の行政書士 の社会的地位や職域は、時代の要請に応えて着実に実 績を積み重ねていらっしゃった先生方の努力の賜物で あることを再認識しました。 伊藤弘先生は役員歴も長く、愛知県行政書士会の国 際部長や副会長を務められ、日本行政書士会連合会で は理事として会の発展に貢献されました。ご自身の事 - 32 - 支部だより 支部だより 知多 支部 実際に介護保険は利用してみなければ、なかなか 行政書士知多支部 研修会 理解できないことも多いのですが、この介護保険が どのような経緯で導入されるにいたったのか、その 理由を当時の社会背景を踏まえた上で、従前の制度 会報委員 鈴木 直美 と比較しながら、分かりやすく説明してくださいま した。 介 護 保 険 制 度 の 詳 し い 説 明 に 続 い て、 平 成 24 年 高齢社会 介護・医療関係シリーズ第 1 回 日 時 平成 25 年 1 月 23 日㈬ 度診療報酬改定の概要、在宅における看取りの充実 午後 2 時~午後 4 時 等々、研修はかなりディープな内容にまで及びまし 内 容 高齢社会と医療保険・介護保険の仕組み及び高 た。 会員の中には、すでに高齢で自身に介護等の不安 齢者介護の実際 場 所 住吉福祉文化会館 1 階入宮 を抱える人もいて、最後まで熱心に耳を傾けていま 講 師 知多厚生病院介護保険センター した。 管理者・介護支援専門員・MSW 榊原 慎二 先生 高齢社会 介護・医療関係シリーズ第 2 回 参加人数 19 名 日 時 平成 25 年 2 月 26 日㈫ 午後 2 時~午後 4 時 内 容 高齢者医療・介護の実際 事例研究 場 所 アイプラザ半田 第 5 会議室 講 師 碧南市民病院 MSW 佐橋 徹 先生 参加人数 13 名 私たちが住む日本は、人口に占める 65 歳以上の高 齢者の割合(高齢化率)が、すでに 21%以上を超え る超高齢社会といわれています。知多支部では、全 3 回 シリ ーズ で、こ の超 高齢 社会 にお ける 医 療 と 介 護の制度、その実際を学び、その中で行政書士として、 シリーズ第 2 回目は、碧南市民病院ソーシャルワー いかに関わっていくかということを考えてみました。 カー 佐橋 徹先生をお迎えして、介護の現場におけ 第一回目は、知多厚生病院地域医療福祉連携セン るケース事例の検討を行いました。 ターのソーシャルワーカー主任、榊原慎二先生をお 現在の病院は、収支を良くするために、できるだ 迎えし、高齢社会と医療保険・介護保険の仕組み及 け診療点数が高い内に治療を行って、短期間での退 び高齢者介護の実際と題して研修を行いました。 - 33 - 支部だより 院を目指すことを目標にしています。よく入院する いのかを考えてみました。 と二カ月経ったら他の病院に変わってくださいなど 内容は、高齢社会を支える制度変換、高齢社会と といわれるのは、それ以上入院していられると病院 は……と続き、各国の高齢化比較、日本の人口の推 が赤字になるからだそうです。 移などによって、今後、ますます少子高齢化が進む 一言で病院といっても、緊急性が高い患者を受け で あ ろ う こ と。 人 口 が 年 間 80 万 人 ず つ 減 少 し て い 入れる高度急性期病院、次に一般急性期における病 くと予測がされること。高齢になると医療費がかか 院、亜急性期・回復期・慢性期などに分類されます。 ることなどを勉強しました。高齢者はお金を持って 講師が勤務している碧南市民病院は一般急性期病院 いるといわれますが、実際には格差が大きく、年金 です。碧南市民病院では『温かな心のこもった医療 や保険が十分ではない、十分な金融資産がないといっ の提供』を病院の基本理念として掲げ、地域住民か た不安を抱える人が 8 割強もいるそうです。 ら「愛され、選ばれうる病院」を目指しているそう そ し て、 老 い と は、 親 を な く し、 健 康 を な く し、 です。 カネをなくしていくこと。つまり今存在するものを その碧南市民病院の中にある地域連携室には、日々 失くしていく過程が老いるということだといわれま さまざまな内容の相談が持ちこまれます。一番多い した。 のは、退院後の療養生活について、次が医療保険や そこで、そうした高齢者の生活を支えるソリュー 福祉の制度について。その後、医療費・生活費など シ ョ ン が 地 域 に 必 要 に な り ま す。 イ メ ー ジ と し て、 経済的問題に関すること、社会復帰についてと続き 下記のような方々です。 ます。 ・医療・介護の橋渡しはメディカル・ソーシャル・ 研修では、どのように患者さんと関わっているの ワーカー か、実際にあった四つの事例を参考に説明をしてく ・介護保険は介護支援専門員(ケアマネージャー) ださいました。また、ただ病気を治すということだ ・法律問題は行政書士・司法書士・弁護士 けではなく、金銭面、生活面など、結果として、患 ・障害年金等カネの問題は社会保険労務士 者さんが生きていくということ全般に関わりを持つ ・不動産の利用や売却は不動産業者 ことになるとおっしゃっていました。時には患者の ・その際に必要なのは土地家屋調査士 身内に罵倒されたり、行き場のないお年寄りの看取 私たち行政書士は、町の法律家として、現実にソ りの支援計画を立てたりと、聞けば聞くほど大変な リューションを提供する中で、そこにチャンスを見 お仕事です。そうした現実の中で、私たち行政書士 いだすこと。またそのためには、そのようなソリュー に何ができるのかということを考えさせられました。 ションに参加し、事例を積み重ねること。制度を勉 強して少しでもいい解決方法を提案できるようにな ることが必要だと、おっしゃっていました。 高齢社会 介護・医療関係シリーズ第 3 回 以上で全 3 回の研修は終了しましたが、とにかく 日 時 平成 25 年 3 月 7 日㈭ 午後 2 時~午後 4 時 過去に例のないような時代です。今後、私たちも確 内 容 高齢社会と行政書士の仕事 実に高齢者になっていくわけですし、その前に少し 場 所 アイプラザ半田 第 2 会議室 でも制度を勉強することは、人さまのお役に立つこ 講 師 知多支部 岡戸 正成 会員 とはもちろん、自分のためにも必要なことだと痛感 参加人数 13 名 しました。講師の先生方、ありがとうございました。 シリーズ第 3 回目は、知多支部の会員であり、ア メニティ経営・福祉研究所の経営・福祉コンサルタ ントでもある岡戸正成会員の研修でした。 今回はこれまでの 2 回の研修のまとめとして、高 齢 社 会 の ど こ に 行 政 書 士 の 仕 事 が あ る の か。 ま た、 どのような能力を身につけるべきか、何をすればい - 34 - 以上 支部だより 知多 支部 知多支部水野博恭会員 総務大臣表彰受章記念祝賀会 一宮 支部 研修会 会報委員 鈴木 直美 会報委員 佐藤 令 日 時 平成 25 年 1 月 29 日㈫ 日 時 平成 25 年 2 月 13 日㈬ 午後 5 時~午後 7 時 30 分 午後 6 時~午後 8 時 会 場 常滑市 アリラガーデンリゾート 会 場 アイプラザ一宮 2 階 第 3 会議室 出席人数 81 名 内 容 職務上請求書の使用について 講 師 今川 裕樹 会員 出席者 9 名 水野博恭先生総務大臣表彰受賞祝賀会 平成 25 年 1 月 29 日 平 成 24 年 6 月 知 多 支 部 水 野 博 恭 会 員 が、 総 務 大 臣表彰を受賞されました。 これを祝って、知多支部有志による水野博恭会員 総務大臣表彰受章記念祝賀会が、本会会員他、多く 研修委員会では、職務上請求書の不正使用等によ の来賓の方々と共に、常滑市にあるアリラガーデン る不祥事が報道されたこと等により、行政書士の職 リゾートで行われました。 業倫理の確立が急務と考えられている情勢を踏まえ、 式次第は、次のとおりです。 職務上請求書の使用について講義をしていただきま 1.写真撮影 した。 1.水野夫妻入場 研修会では職務上請求に係る留意点や記載方法等 1.プロフィール紹介 について、詳しく説明していただきました。また職 1.発起人代表挨拶 務 上 請 求 書 が、4 月 1 日 か ら 新 様 式 に 切 り替 え と な 1.実行委員長挨拶 ることから、講師である今川会員が実際に請求書を 1.会長挨拶 交換した時の具体例を挙げながらの話もあり、参加 1.来賓挨拶 者にとっては身近な内容で質問も多く出され、有意 1.祝電披露 義な研修会となりました。 1.記念品・花束贈呈 1.受章者 謝辞 祝 宴 1.乾 杯 1.閉会のことば 会場はまだ新しい結婚式場で、終始和やかなムー ドの中、行われました。 - 35 - 支部だより 一宮 支部 女性の会 研修会開催 岡崎 支部 遺言に関する 無料相談会 会報委員 佐藤 令 岡崎支部 左右田 崇 日 時 平成 25 年 3 月 19 日㈫ 日 時 平成 25 年度 2 月 16 日㈯ 午前 9 時 30 分~午前 11 時 30 分 午後 1 時~午後 4 時 場 所 ひかり計算センター(藤井会員事務所) 会 場 岡崎市南部市民センター テーマ 「離婚業務に関する事例について」 (岡崎市シビックセンター 3 階) 講 師 濱田 浩志 会員(豊田支部) 相談員 公証人 2 名 会員計 7 名 参加者 14 名(内他支部 4 名) 岡崎支部では、岡崎公証合同役場との初の共同企 今回の女性の会研修会は、豊田支部の濱田先生を 画「遺言に関する無料相談会」を開催しました。 講師に迎え「離婚業務に関する事例について」開催 この共同企画は、昨年 6 月から野川副支部長を中 されました。 心に準備をし、チラシ・ポスターなどにより広報活 パート 1. 離婚に関する行政書士の主な業務 動を行ってまいりました。初めての企画にも関わら パート 2. 公正証書作成の補助 ず、前日までに既に 5 組計 9 名の相談者の方々の事 パート 3. よく聞かれる離婚に関する手続き 前予約がありました。 の 内 容 を そ れ ぞ れ 詳 し く 説 明 し て い た だ き ま し た。 相 談 会 当 日 は、8 名 の 相 談 員 が 4 つ の ブ ー ス に 分 離婚の相談があったときは、相談者の話をよく聞い かれて市民の皆様から遺言に関する相談について対 て信頼関係を築くことや、係争事件になるような場 応しました。緊張した面持ちで来られた相談者もい 合はすぐ手を引くことなど濱田先生の豊富な実務経 らっしゃいましたが、相談を終える頃には笑顔がこ 験による講義に、参加者からは質問が矢継ぎ早に出 ぼれる場面もありました。 され、関心の高さが伺われました。講師の濱田先生 事 前 予 約 な し で、 当 日 相 談 に 来 ら れ た 方 も 数 組 は講義をしつつ、質疑応答もされてと大変だったの あったことから、市民の皆様が遺言に関して高い関 ではないかと思いますが、白熱したすばらしい研修 心を持たれていることを再認識することができまし 会となりました。 た。この企画を実施したことはとても意義深いこと 今回は 14 名もの参加者が集まり、女性の会研修会 であったと感じました。 が広く周知されてきていることを実感しました。「一 公証人の先生方、ご協力ありがとうございました。 宮支部女性の会研修会」の今後が楽しみです。 会員の皆様お疲れ様でした。 - 36 - 支部だより 尾張 支部 建設環境部 研修会 尾張 支部 国際・私法部 第3回研修会 尾張支部 加藤 敏明 尾張支部 松永 和範 日 時 平成 25 年 2 月 19 日㈫ 日 時 平成 24 年 3 月 30 日㈯ 午後 2 時~午後 4 時 午後 6 時~午後 8 時 場 所 勝川スペースパレッタ 場 所 レディヤンかすがい 第 4 会議室 テーマ 相続税改正による影響と対応策 講 師 早川 忠 会員(中央支部) ~今、やっておくこと、やってはならないこと~ 出席者 18 名 講 師 橋本 玄也 氏 (杉浦経営会計事務所 相続相談室室長) 出席者 20 名 3 月 30 日に、尾張支部では国際・私法部第 3 回研修 会が開催されました。当日は桜が満開で、お花見日和で あるにもかかわらず多くの会員に参加いただきました。 今回は、講師に相続相談室の室長として多くの相 続案件を担当されている橋本玄也氏をお招きして上 記テーマでお話していただきました。 1 平成 25 年度税制改革について 今回の研修会は今後行われる全 4 回の研修のイント ロダクションということもあり、実務的なことのほか 平成 27 年 1 月 1 日から基礎控除額の引き下げが行わ に早川先生が 1-2 年目に経験されたことについてお れます。そのため相続税を支払う対象者が 100 人に 4 話をうかがうことができました。私は開業 2 年目とい 人であったのが 10 ~ 20 人に増える予想とのことです。 うこともあり、こういった開業時の体験談や後進への 2 小規模宅地等の特例について アドバイスは、とても興味深く聞くことができました。 早川先生は行政書士の仕事を始めた頃、多くの著 平 成 22 年 4 月 1 日より条 件を満たせば 240㎡まで 名な行政書士に話を聞きに行き、自分の向き不向き 80%評価減できたのが平成 27 年 1 月 1 日より 330㎡ま を考えて、建設業や産廃業の許可をメインの業務に で 80%評価減に拡大されます。このように小規模宅地等 していったそうです。 の特例を受けられるか否かで相続税に大きな影響が出てく 建設環境部の許可業務についてざっと説明を聞く るので、事前の対策として何をしたら良いかを具体的に説 ことができましたが、扱う業務の数が多くそれぞれ 明していただきました。特に①貯金を生前贈与する場合あ も関係し合っていて、覚えるのが大変だというのが げたことにしておくでは駄目で、確実にお金を渡すことが 第一印象でした。しかし、報酬や顧客との付き合い 必要であること、②教育資金としてまとめて贈与しても受 方しだいで、覚えてしまえば一本でやっていける仕 贈者 1 人につき 1,500 万円までは非課税であるが、相続 事だということもわかりました。 税は現金給付が原則であるため渡しすぎると納税資金が また、尾張地方は三河地方に比べてこの分野への 不足してしまうから注意すべきこと、が印象に残りました。 行政書士の関与率が少ないことも、これから仕事を 始めるのに良い点だそうです。 講師のお話は大変分かりやすく資料も見やすいも 6 月からは季節ごとの建設環境部の業務について のでありました。著書(共著)『資産を上手にのこす 研修が行われるので、一年を通しての業務や顧客へ コ ツ、 も ら う コ ツ 』 も 読 ん で み た い と 思 い ま し た。 のアプローチなどを身に着けていきたいと思います。 この度はありがとうございました。 - 37 - 支部だより 豊田 支部 豊田 支部 土地利用部研修会 第2回研修会 会報委員 杉浦 美紀 会報委員 杉浦 美紀 日 時 平成 25 年 2 月 21 日㈭ 日 時 平成 25 年 2 月 25 日㈪ 午後 2 時~午後 5 時 午後 2 時 30 分~午後 4 時 30 分 場 所 豊田産業文化センター 視聴覚室 場 所 豊田商工会議所 特別会議室 403 テーマ 第 1 部 農地法・農振法手続きについて テーマ 遺言書セミナー 遺言書って何? ~申請時の書類作成の注意点など 遺言書の基本的なこと 第 2 部 住宅関係に伴う許可手続きについて 講 師 司法書士法人松原・大宮事務所 講 師 第 1 部 豊田市役所 農政課担当職員 松原弘樹司法書士 第 2 部 豊田市役所 開発審査課担当職員 出席者 30 名 出席者 30 名 遺言書の相談から書類作成、証人の引き受け、遺 豊田市役所 農政課・開発審査課から担当職員の 言執行者就任等幅広く経験されてみえる講師をお招 方をお招きし、研修会が行われました。 きし、研修会が行われました。 農政課の担当職員の方には農業振興地域整備計画 相続の基本的な知識から実際の案件を交えて、丁 の 変 更( 農 振 除 外 に つ い て ) を ご 説 明 頂 き ま し た。 寧な講義をして頂きました。 農振除外申し出の受付は年に 4 回で、受付の締切日 行政書士として実務に伴った充実した研修になり は該当月の 1 日のみであり、要件や規制が多く、ま ました。 た他法令の許認可・承諾も同時に進行していく必要 があり、私たちも神経を使う申請です。市役所の方 も事前の協議の必要性を強調していました。 開発審査課の担当職員の方には開発許可の申請に ついて、細やかな説明を頂きました。 豊田市はまだ開発の進んでいない地域がたくさん あり、行政書士として実務に伴った充実した研修に なりました。 - 38 - 支部だより 豊田 支部 建設環境部 第5回研修会 中央 支部 平成24年度 第2回支部研修会 会報委員 杉浦 美紀 中央支部 竹内 浩二 日 時 平成 25 年 3 月 11 日㈪ 日 時 平成 25 年 2 月 27 日㈬ 研修会 午後 2 時 30 ~午後 4 時 30 分 午後 6 時~午後 8 時 場 所 豊田商工会議所 会議室 206 場 所 愛知県行政書士会館 3 階 大会議室 テーマ 「産業廃棄物収集運搬業について」 参加者 19 名 講 師 豊田市役所 環境部廃棄物対策課 担当職員 講 師 6 次産業化プランナー 出席者 20 名 中小企業診断士 時田 和之 様 テーマ 『農業生産法人と 6 次産業化』 建設環境部第 5 回研修会が行われました。 豊田市役所環境部廃棄物対策課担当職員の方に来 今回は農業生産法人の概要、メリット・デメリッ て頂き、産業廃棄物収集運搬業許可申請について研 ト、農畜産・漁業事業者の 6 次産業化の概要をわか 修をして頂きました。 りやすく講義いただきました。まず、農林水産業の H23 法改正により、許可の合理化がされ、県の申 現状(高齢化進行中、農業生産全体の動向・産出額 請内容と同様であれば申請不要になったため、収集 減 少 中・ 農 業 経 営 体 の 動 向・ 一 般 法 人 の 参 入 増 加 ) 運 搬 業 者 は 以 前 の 10 分 の 1 に な っ た そ う で す。 ま について最新のデータに基づき詳しく解説いただき た法改正によって新たに創設された優良産業廃棄物 ました。次に農業経営の動向や農業法人と農業生産 処理業者認定制度についてもご説明頂きました。 法人の相違点(会社法人 or 農事組合法人・農地の所 基礎的な記入方法から市の担当者ならでは細やか 有が可能か賃貸しか認められないか)なども詳しく な 部 分 ま で、 申 請 に つ い て の 再 確 認 が で き ま し た。 解 説 い た だ き ま し た。 そ し て、 講 師 の 方 は、6 次 産 直接質問ができる大変貴重な機会であり、充実した 業化プランナーとして実際の農業経営者を支援した 研修会になりました。 経 験 が あ る の で、6 次 産 業 化 の 現 場 の 話 や 苦 労 し た 点など実務に繋がるような講義をしていただきまし た。最後に、周辺知識として農商工連携、農業者の 資金調達についても解説があり、一般的な農業者は 農協から資金を調達できるが、企業が事業部で農業 を行う場合は、農業売上が過半、かつ 1,000 万円以 上の売上が求められることが多く、農業生産法人以 - 39 - 支部だより 外の法人は農業資金の調達に苦戦することが多いそ 記 うです。その一方、地銀信金で農業資金の担い手と して手を挙げるところも出てきつつあるという話も 1.基本的な用語の確認 ありました。また、農林漁業成長産業化ファンド(平 a. 不動産とは 成 24 年 9 月 法 律 公 布、12 月 施 行 ) に つ い て 平 成 b. 不動産業の種類 25 年 2 月から(株)農林漁業成長産業化支援機構が c. 不動産業者の種類 業務開始したとの最新情報の話も聞けました。まだ d. 不動産における登記とは まだ未開拓分野で参加者は少なめでしたが、質疑応 e. 不動産における測量とは 答は多数あり、参加者の方々には興味を引く内容で あったのではないかと思いました。 2.都市計画法について 基本的事項及び行政書士業務との関連について 中央 支部 3.道路について 平成24年度 中央支部 第2回土地利用部会研修会 建築等に関連した事項 4.関連業種について 中央支部 伊藤 忠 他士業における不動産に関する職域について 日 時 平成 25 年 3 月 21 日㈭ 5.農地法・都市計画法について 午後 6 時~午後 8 時 行政書士業務に関連する事項 場 所 愛知県行政書士会館 3 階 会議室 行政書士と宅地建物取引業のリンク テーマ 「不動産の基礎知識」 講 師 中央支部 本多 証一 会員 6.自らが土地を買う前に注意すべきことについて 参加人数 20 名 以上、終了の後、質疑応答を実施しました。 中央 支部 第2回 法人経営業務部会研修会 中央支部 金子 利明 日 時 平成 25 年 3 月 29 日㈮ 午後 6 時~午後 8 時 会 場 愛知県行政書士会館 3 階 大会議室 今回は、「不動産の基礎知識」として、 講 師 中央支部 大岩とよみ 会員 1.都市計画法について 神﨑 寛 会員 2.道路について テーマ 「風俗営業許可について」 3.他業務上必要となる基本的事項 参加者 16 名 について、下記の内容で研修を実施しました。 - 40 - 支部だより 必ず作成するようにしているとの注意点についても 教えていただきました。 研修の最後に、風俗営業許可業務について豊富な 経験をお持ちの法人経営部の仙石部長からもコメン トをいただきました。最新の地図を準備して現地を 確認すること、条例に基づく要件もあるため他府県 での申請は十分注意すること、などの注意点につい てお話しいただきました。 実際に多くの実務に携わった先輩方からの講義は、 今後業務に取り組む会員にとって大変参考となる内 容でした。 以上 碧海 支部 法人経営部会 研修会 会報委員 岡田 英紀 日 時 平成 25 年 3 月 9 日㈯ 午後 1 時 30 分~午後 5 時 今回は主に新人会員、初心者を対象として風俗営 場 所 安城市文化センタ- 講座室 業許可業務に関する基礎研修会が開催されました。 内 容 成年後見制度について 2 号 営 業 許 可 を 中 心 と し て、 前 半 は 大 岩 会 員 に 受 講 師 舟越 正行 会員 注から申請完了までの一連の流れについて、後半は コスモスあいち業務管理部長 東三支部 神﨑会員に図面作成の手順について、それぞれ実務 土士田昌子 会員 上の注意点や失敗例を交えて解説いただきました。 コスモスあいち副支部長 碧海支部 前半の講義では、まず初めに、特に注意すべき点 参加者 23 名 として①申請者の面接があること、②許可までの期 間を安易に回答しないように注意すること、③店舗 の立地要件については都市計画法や現地調査など慎 重に調べること、④浄化協会による実地検査がある こと、などの解説があり、次いで、中央支部で特に 係わりのある中警察署において独自に提出が求めら れている“上申書”について、最後に、現地調査に 使用する七つ道具(センサー距離計、メジャー、照 度計など)について解説がありました。 後半の講義では、実際の申請で作成された図面に 基 づ き 店 舗 の 構 造 や 設 備 に 関 し て 解 説 が あ っ た 後、 CAD の 使 い 方 に つ い て も ポ イ ン ト 解 説 が あ り ま し 今回の研修は、成年後見制度をテ-マにこの業務 た。そして、図面については、旧店舗の図面があっ に長年携わり、精通されている舟越正行会員、土士 て も 許 可 後 に 改 造 を 行 っ て い る 可 能 性 が あ る た め、 - 41 - 支部だより 田昌子会員による講義が行われました。 な気もします。 前半の講義は、舟越正行会員が法定後見、任意後 次に訪問した警察本部では、約 440 インチの大型 見制度の類型等の基礎的な概要部分から後見制度の スクリーンを備えた交通管制センターや、通信指令 手続、利用開始から後見人等として就任してからの 室などを見学しました。「110 番」の電話が一日平均 実務内容をご自身の経験を踏まえながら、詳しく説 1,800 件もあり、その中の約 3 割は緊急性の無いも 明していただきました。成年後見業務は、決して一 のであることをお聞きしました。(緊急性の無い問合 人で完結できる仕事ではなく、関係者との連携が必 せ等は# 9110 の警察相談ダイヤルへ電話しましょ 要不可欠であり、常に利用者ご本人の利益を最優先 う) に考え倫理感を持って実務を行わなければいけない また、昭和 23 年の制度発足当時は「118 番」が、 とのことでした。 名古屋の緊急ダイヤルであったことや、最近増えて 後半の講義は、土士田昌子会員がこれまでご自身 いる LED 信号機の実用化は愛知が最初だったこと等 が携わった任意後見及び成年後見業務の実務経験談 を教えていただきました。 をお話しされました。この業務では、ご本人とその 見学後は、健康の為に中華料理店まで歩き、紹興 関係者との意見が相反する場合があり、決して関係 酒を飲みながら親睦を深めることができました。 者だけの意見にとらわれずにご本人が何を求めてい るか、先入観を持たずに話を聞くことでご本人が救 われる場合もあるとのことでした。 業務をする上では、難しい判断を迫られる場合も あるが、大変だと考えるのではなく人間として学ば せていただく、試練や苦労は自分の学びとなる大変 やりがいのある業務とも仰ってました。参加者も熱 心に講義に耳を傾け、質問にも丁寧に答えていただ き大変有意義な研修となりました。 名南 支部 春の星座と 警察行政の見学会 名南支部 川津 聖司 日 時 平成 25 年 3 月 19 日㈫ 場 所 名古屋市科学館、愛知県警察本部 参加者 20 名 今 回 は、 座 学 で は な く、 初 め て の 試 み と し て、 名 古屋市科学館/プラネタリウムと愛知県警察本部の 見学会を行いました。 最初に見学したのは、ギネスブックにも登録され ているという、内径 35m の世界最大プラネタリウム です。春に見られる星座、天の川の不思議等の説明 を聞きながら、大迫力のプラネタリウムを堪能しま したが、夢の世界を漂っている会員も数名いたよう - 42 - 事 務局 だ よ り 事 務 局 だより 2月 1 日㈮ (平成 25 年) 山田会長 日行連第三業務部会出席 西堀、鍋田常務理事 日行連全国研修参加 第 5 回知的資産経営 WEEK2012PT 会議開催 2 日㈯ 4 日㈪ 竹内副会長・西川幹事長 公明党愛知県本部新春賀詞交歓会参加 セーフティネット面接相談開催 県国際交流協会相談会開催 監察委員会開催 会員名簿打合せ実施 須崎常務理事 自動車会議所訪問 第 6 回知的資産経営 WEEK2012PT 会議開催 5 日㈫ 仙石常務理事・丹所委員・吉川会員 知的資産経営 WEEK パネリスト挨拶廻り 会報委員会(3 月号編集会議)開催 刈谷市役所無料相談会開催 手続実施者紛争分野別研究会[敷金原状回復G] [自転車事故G]開催 ADR 手続説明会開催 6 日㈬ 国際打合せ実施 届出済行政書士管理委員会開催 国際 ・ 私法部会開催 国際業務相談会開催 7 日㈭ 8 日㈮ 法人経営部書類作成相談会開催 コスモス研修会開催 浅井常務理事・益田次長 県庁、 中部地方整備局訪問 部長会開催 第 7 回知的資産経営 WEEK2012PT 会議開催 竹内副会長・丹所委員・美和会員 知的資産経営 WEEK パネリスト挨拶廻り 丹所委員・相馬会員 弁理士会支部開設記念知的財産セミナー 2013 参加 梛野副会長 弁理士会新年会出席 10 日㈰ 西川幹事長・鍋田、島津常任幹事、竹田会員・小林会員 中根やすひろ衆議院議員国政報告会 12 日㈫ 本会常設無料相談会開催 &新春交流会参加 会報委員会(3 月号校正会議)開催 総務部会開催 川村、西堀常務理事・森職員 名古屋入管申取届出 13 日㈬ 国際 ・ 私法部研修会開催 14 日㈭ ADR 運営委員会開催 15 日㈮ 仙石常務理事・丹所委員 知的資産経営 WEEK パネリスト挨拶廻り 西川副会長 外資系企業ネットワーク懇談会出席 第 8 回知的資産経営 WEEK2012PT 会議開催 経理部会開催 開発許可制度研修会開催 西川幹事長・仙石副幹事長・ 江常任幹事 自民党県連名駅前街頭演説会参加 16 日㈯ 18 日㈪ 中地協担当者会議開催 中地協担当者会議開催 セーフティネット面接相談開催 山田会長 日行連知的資産経営 WEEK2012 シンポジウム[日行連第三業務部会]出席 - 43 - 事務局だより 2月 18 日㈪ 19 日㈫ 建設環境部会開催 田宮名誉会長 日行連選挙管理委員会出席 会報委員会(3 月号再校正)開催 広報部会開催 ADR 手続説明会開催 貨物課との意見交換会開催 入山常務理事・熊田局長 あいち産業振興機構打合せ 県国際交流協会相談会開催 20 日㈬ 田宮名誉会長 日行連選挙管理委員会出席 21 日㈭ 職務上請求書ビデオ説明会開催 新入会員基礎研修会開催 登録証交付式 登録申請説明会開催 22 日㈮ 23 日㈯ 25 日㈪ 26 日㈫ 27 日㈬ 3月 1 日㈮ 《行政書士記念日》 日行連知的資産経営 WEEK2012 シンポジウム開催 山田会長 日行連第三業務部会出席 コスモスあいち定時総会開催 経審要員考査実施 正副会長会開催 不当要求防止責任者講習開催 刈谷市役所無料相談会[コスモス]開催 企画情報部会開催 山田会長 日行連知的資産実務研修[日行連第三業務部会]出席 仙石常務理事・吉川手続実施者 日行連知的資産実務研修参加 久野副会長 県民会議、 県警訪問 自販連との懇話会開催 コスモスあいち部長会開催 前田、西川試験責任者 名城大学訪問 竹内、久野副会長・西川幹事長・西堀副幹事長・竹田常任幹事・竹内 (浩) 幹事・堀田会員 安井美沙子参 2 日㈯ 4 日㈪ 5 日㈫ 議院議員政経セミナー参加 セーフティネット面接相談開催 県国際交流協会相談会開催 届出済行政書士管理委員会開催 国際業務相談会開催 ADR 手続実施者紛争分野別研究会開催 ADR 手続説明会開催 浅井常務理事 県環境部訪問 山田会長・岡田相談役・久野副会長・西川幹事長 片山さつき参議院議員政経フォーラム 1 参加 6 日㈬ 刈谷市役所無料相談会[予約制]13:00(小林) (成瀬) 山田会長 著作権講演会[日行連第三業務部会]出席 山田会長・久野副会長・西川幹事長 議員会館訪問 運輸交通部支部担当者会議開催 7 日㈭ 8 日㈮ 土地利用部支部担当者会議開催 国際 ・ 私法部研修会開催 入山常務理事・岩田職員 公証役場[葵、 名古屋駅、 熱田]訪問 浅井常務理事 県不動産業課訪問 部長会開催 AED講習会開催 - 44 - 事 務局 だ よ り 3月 8 日㈮ 11 日㈪ 12 日㈫ 13 日㈬ 14 日㈭ 15 日㈮ 日本政策金融公庫名古屋支店との覚書締結 西川副会長・西堀、仙石常務理事・熊田局長 県国際芸術祭推進室来会[トリエンナーレ]応対 山田会長 日行連第三業務部会出席 川村常務理事・森職員 名古屋入管申取届出 本会常設無料相談会開催 仙石常務理事・岩田職員 知的資産経営 WEEK 後援団体実施報告廻り 職務上請求書ビデオ説明会 登録証交付式 田宮支部長・増田副支部長・岩井幹事 コスモス西日本支部長会出席 広報部会開催 山田会長・正副責任者 平成 24 年度行政書士試験実施結果報告会出席 山田会長・久野副会長・西川幹事長 議員会館挨拶廻り 企画情報部会開催 16 日㈯ 18 日㈪ 19 日㈫ 野田副会長 自民県連主要友好団体会議出席 セーフティネット面接相談開催 正副会長会開催 経理部会開催 江常務理事・熊田局長 名古屋市消防局来館応対 国際 ・ 私法部支部担当者会議開催 ADR 手続説明会開催 相続手続研究会開催 20 日㈬ 21 日㈭ 22 日㈮ 前田副会長・入山常務理事・ 田次長・金相談員、小川相談員 自由業団体第 95 回定例会出席 正副幹事長 大塚耕平参議院議員新春交礼会参加 土地業務相談会開催 建設関係[愛知会、 岐阜会、 三重会]担当者会議開催 山田会長 中地協理事会出席 建設環境部会開催 経審要員必須連絡会開催 久野副会長 東三支部研修会講師 23 日㈯ 名古屋公証人合同役場との遺言に関する無料相談会開催 26 日㈯ 綱紀委員会開催 25 日㈮ コスモスあいち研修会開催 入山常務理事・杉山相談員、金相談員、峯垣相談員・岩田職員 名古屋国際センター市政相談員打合せ ・ 契約 県国際交流協会相談会開催 刈谷市役所無料相談会[コスモス]開催 27 日㈬ 28 日㈭ 29 日㈮ 30 日㈭ 西堀副幹事長 名南支部地元協力議員による名古屋市政報告と研修会参加 運輸業務相談会開催 部長会開催 理事会開催 山田会長・梛野、久野、野田副会長・正副幹事長・鍋田常任幹事 民主党連合会 2013 再建と必勝のつどい参加 西川幹事長 日政連国政情報特別委員会出席 西川幹事長・西堀副幹事長・ 江常任幹事・榊原職員 河村たかしを元気づける会参加 西川幹事長・仙石副幹事長 藤沢ただまさ事務所開所式参加 - 45 - 会員の動向 会員 の 動向 平成 25 年 4 月 1 日現在 個人会員数 2,664 人 法人会員数 15 法人 平成25年4月1日現在 敬称略 新規登録入会者の紹介 事 務 所 登 録 番 号 第13190320号 登 録 番 号 第13190321号 会 員 番 号 第5161号 会 員 番 号 第5162号 入会年月日 平成25年 3月 1日 入会年月日 平成25年 3月 1日 氏 橋本 敦 氏 小曽川真明 名 橋本敦行政書士事務所 事 務 所 名古屋市熱田区金山町一丁目7番20号 SH SQUARE Kanayama301 電 話 番 号 052-684-4811 所 属 支 部 所 江南市赤童子町南山80番地1 名南 電 話 番 号 事 務 所 第13190323号 会 員 番 号 第5163号 会 員 番 号 第5164号 平成25年 3月 1日 入会年月日 平成25年 3月 1日 多和田 裕 氏 鈴木 昌道 名 事 多和田裕行政書士事務所 052-930-5222 所 属 支 部 務 所 名 行政書士鈴木昌道事務所 日進市岩崎町石兼57番地22 電 話 番 号 中央 0561-76-0204 所 属 支 部 昭和 登 録 番 号 第13190324号 登 録 番 号 第13190325号 会 員 番 号 第5165号 会 員 番 号 第5166号 入会年月日 平成25年 3月 1日 入会年月日 平成25年 3月 1日 氏 岩田 祐治 氏 池山 正彦 名 行政書士いわた法務事務所 事 務 所 一宮市高田字郷廻り159番地 電 話 番 号 尾北 登 録 番 号 名古屋市東区徳川二丁目10番22号 電 話 番 号 0587-54-9546 所 属 支 部 第13190322号 氏 務 行政書士小曽川事務所 登 録 番 号 入会年月日 事 名 0586-78-3921 所 属 支 部 名 行政書士池山事務所 清須市須ケ口2286番地6 一宮 電 話 番 号 - 46 - 052-508-6130 所 属 支 部 西北 会員の動向 新規法人登録入会の紹介 法人会員の変更案内 平成25年4月1日現在 平成25年4月1日現在 法 人 番 号 第 1300901 号 法 人 番 号 第 0801503 号 会 員 番 号 第 H 23 号 会 員 番 号 第 H 16 号 名 称 サポート行政書士法人名古屋オフィス 入会年月日 平成 25 年 3 月 11 日 社 員 名 鈴木 徹司 名 称 行政書士法人優総合事務所 所 属 支 部 名古屋 主たる事務所の名称 行政書士法人優総合事務所 変 更 事 由 社員所属事務所、社員の脱退 主たる事務所 名古屋市西区名駅二丁目 11 番 8 号 ファーストビル大樹 501 号 主たる事務所電話番号 052-541-0238 所 属 支 部 西北 会員の事務所の変更案内 支部 中央 西北 名古屋 名古屋 名古屋 名古屋 昭和 尾張 尾北 一宮 一宮 一宮 海部 岡崎 豊田 会員名(上)・事務所名称(下) 森 圭 事務所所在地 名古屋市中区金山一丁目2番13号 シェルコート金山502号 郵便番号 460-0022 平成25年4月1日現在 順不同・敬称略 TEL 052-684-4286 外 川 衣理子 事務所名称 外川衣理子行政書士事務所 梶 田 政 人 変更事項 事務所所在地、 事務所電話番号 名古屋市中村区太閤四丁目9番22号 453-0801 052-462-1901 事務所所在地、 事務所電話番号 加 藤 浩 彦 名古屋市中村区則武一丁目11番16号 コーポルネッサンス505号 453-0014 052-452-0611 事務所所在地、 事務所電話番号 大 原 右 文 名古屋市中村区鳥居西通二丁目57番1 ESLラボビル3F 453-0054 052-485-8787 名古屋市中川区昭和橋通四丁目8番地2 454-0852 レグフィールド行政書士事務所 山 本 幸 夫 山本行政書士事務所 浅 井 信 人 内 山 克 典 赤 木 建 一 行政書士赤木建一事務所 猪 野 裕 作 090-9942-4564 小牧市光ヶ丘一丁目15番地3 485-0811 犬山市上野新町534番地 484-0078 一宮市木曽川町里小牧字小牧野160番地 493-0005 吉 田 和 輝 山 内 麻紀子 行政書士やまき総合法務事務所 一宮市栄3丁目1番2号 一宮駅ビル(iビル) 6階 ビジネス支援センター内ルームE 491-0858 山 田 志 保 西 村 万里子 三 宅 勇 司 みやけ行政書士事務所 みよし市園原一丁目5番地1 ヒルズ池下A棟A102号 - 47 - 470-0227 事務所名称、 事務所所在地、 事務所電話番号 属性、 事務所名称、 事務所所在地 事務所電話番号 地名地番変更 (事務所所在地) 事務所名称、 事務所所在地 地名地番変更 (事務所所在地) 0586-69-1648 事務所電話番号 0586-27-8160 事務所名称、 事務所所在地、 事務所電話番号 0567-31-7045 事務所電話番号 0564-52-0503 事務所電話番号 0561-76-4681 属性、 事務所名称、 事務所所在地、 事務所電話番号 会員の動向 支部 碧海 東三 会員名(上)・事務所名称(下) 白 井 千太郎 酒 井 宏 子 Soleil 行政書士事務所 事務所所在地 郵便番号 刈谷市板倉町一丁目4番地5 448-0801 豊橋市花田町字百北26番地1 WestCourtプランドール201 441-8019 退会者のお知らせ 平成25年4月1日現在 敬称略 阪 下 典 子(中 央) 平成 25 年 2 月 28 日 寺 本 徹(中 央) 平成 25 年 2 月 28 日 野 村 利 子(中 央) 平成 25 年 3 月 29 日 小 倉 惠 美(中 央) 平成 25 年 3 月 29 日 奥 村 由 里(中 央) 平成 25 年 3 月 31 日 玉 山 尚 文(中 央) 平成 25 年 3 月 31 日 寺 澤 利 男(中 央) 平成 25 年 3 月 31 日 脇 田 徳 路(西 北) 平成 25 年 3 月 30 日 青 木 民 夫(西 北) 平成 25 年 3 月 31 日 森 忠 之(名古屋) 平成 25 年 3 月 28 日 梅 村 和 也(名古屋) 平成 25 年 3 月 31 日 梅 田 正 城(昭 和) 平成 25 年 3 月 31 日 川 津 利 章(名 南) 平成 25 年 3 月 29 日 杉 田 典 雄(名 南) 平成 25 年 3 月 31 日 友 松 裕 子(尾 張) 平成 25 年 2 月 28 日 加 藤 昭 雄(尾 張) 平成 25 年 3 月 31 日 北 川 繁(尾 張) 平成 25 年 3 月 31 日 小 林 敏 男(尾 張) 平成 25 年 3 月 31 日 今 道 大 輔(尾 北) 平成 25 年 2 月 28 日 佐 藤 素 通(一 宮) 平成 25 年 3 月 31 日 長 瀬 雅 信(一 宮) 平成 25 年 3 月 31 日 山 口 敏 秀(一 宮) 平成 25 年 3 月 31 日 青 木 昭 平(知 多) 平成 25 年 3 月 31 日 市 川 弘 之(岡 崎) 平成 25 年 3 月 28 日 TEL 変更事項 事務所所在地 0532-35-7011 事務所名称、 事務所所在地、 事務所電話番号 藤 井 紀 代(豊 田) 平成 25 年 2 月 28 日 奥 平 清 香(豊 田) 平成 25 年 3 月 20 日 永 井 孝 幸(豊 田) 平成 25 年 3 月 31 日 神 谷 小三郎(豊 田) 平成 25 年 3 月 31 日 細 井 正 俊(碧 海) 平成 25 年 2 月 28 日 杉 浦 清 治(碧 海) 平成 25 年 3 月 29 日 倉 地 豊 一(碧 海) 平成 25 年 3 月 31 日 安 達 橘 恭(新 城) 平成 25 年 3 月 31 日 鈴 木 智 夫(東 三) 平成 25 年 2 月 28 日 福 田 貴 至(東 三) 平成 25 年 2 月 28 日 大 槗 信 市(東 三) 平成 25 年 3 月 31 日 森 下 八千代(東 三) 平成 25 年 3 月 31 日 ご逝去会員のお知らせ 名 南 支部 佐 藤 守 彦 会員 平成25年2月 6 日ご逝去(享年81歳) 豊 田 支部 細 井 恒 夫 会員 平成25年2月19日ご逝去(享年61歳) ご逝去を悼み謹んでご冥福をお祈り申しあ げます。 愛知県行政書士会 会長 山 田 高 嗣 - 48 - コ ス モ ス あ い ちコ ー ナ ー - 49 - コスモスあいちコー ナー - 50 - ひとりごと 表紙写真説明 上から:安野 栄三会員、服部 敦会員 大谷 高弘会員、安藤 健志会員 今年の桜の開花は早く、事務所近くの公園の桜もも 武 譲二会員、長縄 文洋会員 う見頃を迎えています。満開後、すぐに散ってしまう 小澤 佳士会員、金成 道融会員 丸田 浩一会員、近藤 誠会員 運命で非常に刹那的なものを感じます。早いといえ 加藤 秀雄会員、川口須万子会員 ばついこの間お正月だったような感覚が。20 代は 20 加藤 佳高会員、水野 松守会員 マ イ ル、30 代 は 30 マ イ ル、40 代 は・・・ と 10 マ 松岡 瑞樹会員、北村 明美会員 イルずつ時の経つ速度が上がっていくという話を聞い 真鍋 允士会員、伊藤 功治会員 たことがあります。 伊藤 大介会員、岡田 誠昌会員 以上の先生方の笑顔でした。ありがとうございま 桜と同じく人生も刹那的なものかもしれませんが、 した。 その時々を大切に過ごし、花を咲かせたいものです。 ふと、そのようなことを思った春の日でした。 会報委員長 鈴木 大棋 会報委員 小泉 真吾 会 報 258 号 担当委員 会 報 委 員 長 鈴木 大棋 会報副委員長 岡田 英紀 会報副委員長 渡辺 尚美 会 報 委 員 中村百合子 会 報 委 員 櫻井 謙至 会 報 委 員 小泉 真吾 会報 258 号 平成 25 年 5 月 1 日発行 原稿募集 発行人 山田 高嗣 編集人 入山 太郎 随 筆、 紀 行 文、 業 務 体 験 談 な ど の 原 稿 を 募 集 い た し ま す。 原 稿 ご 提 出 に 当 た っ て の 形 式 は 自 由 で す。WORD 文 章 原 稿、 デ ジ タ ル 写 真 フ ァ イル をメ ール 添付 の形 でお 送り いた だけ ま す と 好 都 合 で す。 勿 論、 手 書 き 原 稿、 写 真 の ご 送 付 も歓迎いたします。 E-mail [email protected] 〒461-0004 名古屋市東区葵一丁目15番30号 愛知県行政書士会 事務局 会報担当者宛 鈴木 大棋 〒 461-0004 TEL〈052〉931-4068(代) 発行所 愛知県行政書士会 名古屋市東区葵一丁目15番30号 FAX〈052〉932-3647 E-mail [email protected] http://www.aichi-gyosei.or.jp 印刷所 株式会社 東海アドエージェンシー 見やすく読みまちがえにくい ユニバーサルデザインフォント を採用しています。 - 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