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県民のあゆみ平成28年9月号全ページテキスト版(PDF形式 849kB)

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県民のあゆみ平成28年9月号全ページテキスト版(PDF形式 849kB)
山形県広報誌県民のあゆみ平成28年9月号テキストデータ
読み上げ用として加工しています。
<表紙>
山形県広報誌/県民のあゆみ/
平成 28 年9月号 593 号
県民のあゆみ
9月号
特集 「ひとり親家庭の親子が夢を持って暮らせるように」
写真キャプション)
表紙撮影協力:学び場プラス
子どもたちに学習支援を行っている山形市の学生サークルです。週に1度、小
学校3、4年生から高校生までの自主学習を支援しています。子どもたちと関
わる中で、勉強以外で話が弾んだり、楽しく活動しています。
<2から3ページ>
タイトル)県政ほっと!ほっと!こんなことがありました
ほっと1)日本一のさくらんぼをお楽しみいただきました
第5回「日本一さくらんぼ祭り」( 6月 18 日、19 日 山形市)
「日本一さくらんぼ祭り」を文翔館前広場と山形市七日町大通りを会場に開
催しました。駐日イタリア共和国特命全権大使と駐日トルコ共和国公使参事官
のご臨席の下で国際色のあるオープニングセレモニーを行った後、好評をいた
だいている「日本一巨大な流しさくらんぼ」のほか、県内各地の特色ある伝統
芸能を披露する「ふるさと芸能のつどい」や「山形ご当地グルメフェスティバ
ル」など盛りだくさんのイベントを行い、23 万7千人の来場者でにぎわいまし
た。
ほっと2)出羽三山の精神文化を国内外に発信します
出羽三山「生まれかわりの旅」推進協議会の設立 (6月 21 日 山形市)
「自然と信仰が息づく『生まれかわりの旅』」と題する出羽三山地域の歴史や
文化に関するストーリーが文化庁の「日本遺産」に認定され、これを観光振興、
地域の活性化につなげようと推進協議会を設立しました。江戸時代に「東の奥
参り」として「西の伊勢参り」と並び称された出羽三山信仰が、地域住民に支
えられて現代に息づいています。今後本県の宝を国内外にPRするとともに、
周遊エリアマップの作成や外国人向けの案内ガイドの養成などを進めていきま
す。
写真キャプション)国宝 羽黒山五重塔
ほっと3)交流のさらなる拡大に向けて
県ハルビン事務所開設5周年記念事業 (7月3日から6日まで 中国)
県ハルビン事務所が平成 23 年の開設から5周年の節目の年を迎えたことから、
吉村知事が 50 名を超える方々と中国の黒龍江省を訪問しました。黒龍江省人民
政府の省長と今後の両県省の教育交流、経済交流、観光交流などのさらなる充
実について意見を交換しました。また、黒龍江省人民政府の関係者や現地の旅
行・観光関係者など約 140 名が参加した交流会で大いに交流を深め、官民様々
な分野で両県省の絆が一層強まりました。
ほっと4)勝負のリーグ後半戦!
モンテディオ山形 VS ファジアーノ岡山( 7月 24 日 NDソフトスタジ
アム山形)
J2(じぇいつー)リーグ第 25 節の対戦相手はファジアーノ岡山でした。リー
グ戦で上位に付けるチームを相手に選手たちは試合の主導権を握り、相手選手
を囲んでボールを奪いゴール前まで攻め込んで、何度も決定的なシーンを作り
ました。しかし、得点を挙げられないまま試合の終盤に失点し、0 対 1 で敗れま
した。11 月まで続くリーグ戦は折り返しを過ぎ、J1(じぇいわん)復帰を目指す
戦いはこれから佳境を迎えます。みんなでスタジアムに足を運び、モンテディ
オ山形を応援しましょう。
ほっと5)健康長寿日本一の実現を目指して
「やまがた健康づくりステーション」のオープニングイベント( 7月 26
日 天童市)
県民の皆さんが自主的・主体的に健康づくりに取り組むことができる拠点「や
まがた健康づくりステーション」を企業や関係団体などと連携して創設しまし
た。この日、広域集客型の拠点として施設内のウオーキングなどで健康づくり
を進めるイオンモール天童で式典を行い、吉村知事は「幅広い年代の方々に楽
しんで取り組んでいただきたい」とあいさつしました。今後、地域に密着した
拠点づくりも進め、健康づくりの取組みを県全体に広げていきます。
タイトル)にっこり知事室
国際交流の拡大で地域経済活性化
観光分野に「インバウンド」という言葉があります。
「日本を訪れる外国人旅
行(者)」を意味するのですが、山形県はこのインバウンドに大変力を入れてい
ます。
昨年本県を訪れた外国人旅行者は約9万7千人となり、震災前の平成 22 年を
上回り過去最多となりました。台湾からのチャーター便も昨年度は 35 便と、こ
れも過去最高を記録しました。たくさんの外国人観光客に訪れていただくこと
で、交流人口の拡大や新たな消費・雇用につながるなど、地域経済に活力を呼
び込む効果が期待できます。来年8月にはイタリア船籍の外航クルーズ船「コ
スタ・ネオロマンチカ」が酒田港に寄港することが決まっています。外航クル
ーズ船の寄港は本県では初めてのことです。陸や空からの旅に加え、新たに海・
港から本県を訪れるルートが実現することで、今後、様々な分野への波及効果
も期待できます。
そして、2020 年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。こ
うした機会も見据えながら、本県の魅力をしっかりと世界に発信し、国際交流
の拡大を進めていきたいですね。
写真キャプション)
最大 1800 人の乗客を運ぶプレミアムな客船「コスタ・ネオロマンチカ」
<4から5ページ>
タイトル)特集
ひとり親家庭の親子が夢を持って暮らせるように
県や市町村、地域の関係団体などが連携してひとり親家庭を応援します。
ひとり親家庭の現状
平成 22 年の国勢調査によれば、山形県におけるひとり親家庭の世帯数は1万
1867 世帯となっていて、未成年者がいる世帯数の1割を占めています。特に、
平成7年以降の 15 年間で母子のみの家庭の数が4割も増加しています。
ひとり親家庭の方は、仕事や子育てなど一人で何役もこなす必要があり、大
変な状況です。
山形県におけるひとり親家庭数の推移
昭和 55 年
母子のみ 3,534 世帯/父子のみ 471 世帯/合計 4,005 世帯
昭和 60 年
母子のみ 4,008 世帯/父子のみ 571 世帯/合計 4,579 世帯
平成2年
母子のみ 3,858 世帯
/父子のみ 451 世帯/合計 4,309 世帯
平成7年
母子のみ 3,583 世帯/父子のみ 451 世帯/合計 4,034 世帯
平成 12 年
母子のみ 3,771 世帯/父子のみ 407 世帯/合計 4,178 世帯
平成 17 年
母子のみ 4,605 世帯/父子のみ 456 世帯/合計 5,061 世帯
平成 22 年
母子のみ 5,034 世帯/父子のみ 508 世帯/合計 5,542 世帯
ひとり親家庭の自立に向けて
このような状況を踏まえ、県では、今年3月に「第3次山形県ひとり親家庭
自立促進計画」を策定しました。
「ひとり親家庭の誰もが自立し、安心して生活
でき、子どもの将来に夢をもって暮らせる山形県」を目標に定め、 ♥相談・支
援体制の強化、 ♥妊娠・出産・子育てまでの切れ目のない生活支援、 ♥資格取
得などの就労支援、♥地域における子どもの学習機会の提供などの教育支援、♥
児童扶養手当の充実や福祉資金の貸付などの経済的支援、♥市町村や関係団体な
どと一体的な推進体制の整備の6つを柱として、 NPO法人などとも連携して
様々な施策を展開することとしています。
県の主な取組み
ひとり親家庭応援センターの開設
県では、ひとり親家庭の方が困り事などを幅広く相談できる「山形県ひとり
親家庭応援センター」を6月に開設しました。センターでは、専門の相談員が
生活や子育てなどの様々な相談に対応するとともに、各種支援制度に関する情
報の提供や他の支援機関などへの橋渡しを行っています。
また就労支援として、ハローワークとの連携による求人情報の提供、職業の
紹介やあっせんを行っているほか、就職の準備に関するセミナー、就業に有利
な技能を習得できるパソコン講習会(託児有り)などを開催しています。さら
には、マザーズジョブサポート山形(山形テルサのハローワークプラザやまが
た内)でも、センターの相談員による就業相談(託児有り)を毎月1回行って
います。
写真キャプション)6月に開設した山形県ひとり親家庭応援センター
山形県ひとり親家庭応援センター(相談無料)
山形市小白川町 2-3-31(山形県総合社会福祉センター3 階)
●電話 023-633-1037
●開所日:月曜日から金曜日まで(祝日・年末年始を除く)
●受付時間:午前8時 30 分から午後5時 15 分まで
●主な業務
1 相談対応
◎生活や子育て、手当などの各種相談への対応など
2 就労支援
◎職業のあっせんや紹介、就業支援セミナー(託児有り)の開催
◎求人の開拓、資格取得の支援、職場でのトラブル相談への対応など
3 生活支援
◎病気、残業、出張などで子育てや家事ができない場合にヘルパーを派遣
生の声
ひとり親家庭 応援センター相談員 川又 英子さん
ひとり親家庭応援センターでは、相談員3名が親身になって様々な相談をお
受けしています。話してみることで解決の糸口が見つかることがあると思いま
す。困り事や悩み事を抱え込まずにお気軽にご相談ください。法律問題などで
弁護士の助言を受けたいという方の相談も受け付けています。
資格取得応援プロジェクト
県では、ひとり親の方の新たな資格取得を応援しています。就職に有利な看
護師、介護福祉士、保育士などの資格取得を目的に養成機関に1年以上修学す
る場合、その間の生活費や家賃を支援します。併せて、修学に必要な資金と資
格取得後の就職に必要な資金の貸付も行っています。この貸付金は、取得した
資格を活用して県内で5年間働くことで、返済しなくても良いこととしていま
す。
このように、資格取得の準備から就職までの様々な支援策をまとめて「パッ
ケージ」化し、ひとり親家庭の方を応援していきます。
資格取得を目指すひとり親の方をパッケージで応援します!
対象者:
◎児童扶養手当の支給を受けているか、同等の所得水準にある方
◎看護師、准看護師、介護福祉士などの資格を取得するため、
養成機関に修学している方
◎ 就業又は育児と修業の両立が困難な方
パッケージの中身
1 児童扶養手当
金額/月額 42,330 円(所得額・児童の数により変動)
申請先/市に住居の場合 市/町村に住居の場合 町村
2 高等職業訓練促進給付金
金額/月額 10 万円または 70,500 円
申請先/市に住居の場合 市/町村に住居の場合
管轄の総合支庁
3 高等職業訓練促進資金貸付
金額/入学時に 50 万円、修了時に 20 万円
申請先/山形県社会福祉協議会
4 生活応援給付金
金額/月額 5 万円
申請先/市に住居の場合
市/町村に住居の場合
町村
市/町村に住居の場合
町村
5 住まい応援給付金
金額/月額 2 万円
申請先/市に住居の場合
最大で月額約 21 万円の給付を受けることができ(1、2、4、5)、入学時・
修了時にはそれぞれ 50 万円、20 万円の貸し付けを受けることができます(3)。
安心して集える場の提供
ひとり親家庭の方々は同じような境遇のことが多く、類似の悩みなどをお持
ちです。そうした方々が定期的に集い、お互いの悩みを打ち明けたり相談した
りできるように、県ではNPO法人と連携して親子で工作や料理をしたり、子
育てに関する情報交換などを行ったりする交流会を毎月開催しています。
交流会に関する問い合わせ
子育てランドあ~べ
山形市七日町2-7-10
●電話 023-615-1930
●受付時間:午前9時から午後5時まで
毎週木曜日、毎月最終火曜日は休館日
地域における学習支援の促進
県では、ひとり親家庭の子どもの学習支援を実施している村山市・尾花沢市
に対して支援を行うとともに、NPO法人と連携して山形市・米沢市・酒田市
で子どもたちが利用できる学習の場を提供しています。今後、こうした取組み
の拡大に向けて取り組んでいきます。
山形市
会場/県総合社会福祉センター
開設日時/毎週日曜日 午前9時から正午まで
人数/60 名
米沢市
会場/米沢市すこやかセンター
開設日時/毎週土曜日 午後5時から8時まで
人数/40 名
酒田市
会場/酒田市社会福祉協議会
開設日時/時毎週日曜日 午前 10 時から正午までまたは午後1時から3時まで
人数/30 名
◎問い合わせ 山形県ひとり親家庭福祉会 電話 023-622-5570
ぜひご覧ください!
県政テレビ番組いき☆いきやまがた放送のご案内
「県勢の発展を担い、未来を築く子育て支援・人づくりの充実」について、県
内民放4局で特別番組(30 分)を放送します。
さくらんぼテレビ(SAY) 9月 10 日(土曜日) 午後2時 25 分から
テレビユー山形(TUY) 9月 18 日(日曜日) 午後4時 24 分から
山形放送(YBC) 9月 25 日(日曜日) 午後2時 30 分から
山形テレビ(YTS) 10 月1日(土曜日) 午後3時 25 分から
※放送時間は変更になる場合があります。
問い合わせ ◎ 子ども家庭課
電話 023-630-2267
<6から7ページ>
タイトル)開学3年目を迎えた県立米沢栄養大学(対談)
山形県知事 吉村 美栄子
県立米沢栄養大学 学長 鈴木 道子さん
医学博士、博士(教育学)。北海道大学医学部を卒業後、東北大学医学部勤務、
尚絅学院大学副学長などを経て、平成 26 年4月から現職。
【大学の特徴】
知事 県民の健康を栄養面から支える「管理栄養士」の養成を目的として平成
26 年4月に県立米沢栄養大学が開学しました。県民も大きな期待を寄せていま
す。大学の特徴をお聞かせいただけますか。
学長 「県民の健康で豊かな暮らしの実現に寄与する」という目標を掲げて開
学し、現在は3期生を迎え、順調に推移してきています。
大学の特徴は三つあります。一つ目は卒業と同時に管理栄養士国家試験の受
験資格が得られること、二つ目は1学年 40 名の少人数できめ細かな教育ができ
ること、三つ目は最先端の設備で勉強できることです。
知事 高齢化による疾病構造の変化など、管理栄養士の役割が大きくなってい
るそうですね。管理栄養士にはどのようなことが期待され、どのようなところ
で活躍していますか。
学長 近年、中年期の栄養過多による生活習慣病や若い女性の低栄養など、栄
養に関する課題が多様になっています。個人個人に合った栄養管理を行ってい
くことが大切です。こうした食と栄養に関わることなので、病院、福祉施設、
行政機関、学校、食品関係の企業、研究所などで管理栄養士が求められていま
す。
【学生の活躍】
知事 国立循環器病研究センター主催のコンテスト「第3回S-1g(エス・ワ
ン・グランプリ)大会」で学生考案の適塩(てきえん)弁当が最優秀に次ぐ金賞
に選ばれましたね。
学長 コンテストは1 おいしさ、2 塩分控えめ・栄養バランス、3 地域ぐる
みの食生活改善などをポイントに、全国各地からの 125 点の応募作品について
審査が行われました。今回の受賞は、地域の団体などと連携した活動というこ
とも評価されたと思っています。
知事 大学の価値も上がり、大変素晴らしい活動ですね。減塩でもおいしい食
事をはじめとして病院や福祉施設との連携など、学生の活躍の場はたくさんあ
りそうです。
学長 学生の活躍の場はどんどん増えますし、大学としても開拓していく必要
があると思っています。
【大学院の開設】
知事 大学では、最初の卒業生を輩出する平成 30 年4月の大学院開設に向けて
検討が進んでいます。その背景や意義について、お聞かせください。
学長 病院や高齢者施設などでの栄養管理の仕事は日進月歩です。より高いレ
ベルの知識と技術を持ち、医師や看護師などと専門的な内容の議論を交わしな
がら適正な栄養管理を行える管理栄養士が求められています。さらには、行政
や教育分野などで自ら調査・研究活動ができるような高い専門性を発揮する人
材がいることで、栄養健康分野の取組みが大きく前進します。そうしたニーズ
がある中で、県内で管理栄養士の資格が取れ、かつ修士まで取れること、また、
地域課題の解決に向けて高度な研究を進める意味でも大学院の開設が必要です。
知事 大学院の開設が優秀な人材の輩出や地域貢献機能の充実に結び付き、県
民の皆さんの健康増進と福祉の向上につながるように県もしっかり応援してい
きます。
県立米沢栄養大学
県内初の管理栄養士を養成する四年制大学(1学年定員:40 名・男女共学)。充
実した学習環境の中、きめ細かな教育を行い、食と健康に関する多様なニーズ
に応えられる栄養のプロフェッショナルを育てている。
問い合わせ ◎ 学事文書課
電話 023-630-3305
タイトル)あなたの削減した二酸化炭素(CO2(シーオーツー))
が地球温暖化防止の取組みに役立ちます!
温暖化の影響と県の取組み
CO2(シーオーツー)などの温室効果ガスの増加により地球の温暖化が進んで
います。例えば山形市では、年平均気温が 100 年当たり1.2度の割合で上昇し
ていて、これから 100 年後には現在よりも2度から3度程度上昇すると予測さ
れています。
【※出典:山形県の気象の変化(2011 年仙台管区気象台・山形地方
気象台・函館海洋気象台)】こうした気候の変動により、局地的な豪雨などの災
害の誘発や農作物の品質低下、生態系の崩壊など、様々な分野に悪影響が及ぶ
ことが懸念されています。
県では、年間を通して省エネ県民運動を展開するとともに、再生可能エネル
ギーの利活用を推進するなど、地球温暖化対策を積極的に進めています。その
一つが、石油使用量などの削減につながる再生可能エネルギー設備の導入支援
です。ぜひ、ご家庭などへの設備の設置をご検討ください。
◎山形県再生可能エネルギー設備導入事業費補助金(抜粋)
区分/太陽光発電設備(新築設置)
設備要件/発電出力 10 キロワット未満
設置対象/住宅用・事業所用
補助率/1キロワットごとに 2.5 万円(上限額 10 万円)
区分/太陽光発電設備(既築設置)
設備要件/発電出力 10 キロワット未満
設置対象/住宅用・事業所用
補助率/1キロワットごとに 2.5 万円(上限額 20 万円)
区分/蓄電池設備
設備要件/太陽光設備と同時設置
設置対象/住宅用・事業所用
補助率/十分の一(上限額 20 万円)
区分/木質バイオマス燃焼機器
設備要件/ストーブ
設置対象/住宅用・事業所用・農業施設用
補助率/二分の一(上限額 10 万円)
区分/木質バイオマス燃焼機器
設備要件/ボイラー
設置対象/住宅用・事業所用・農業施設用
補助率/二分の一(上限額 50 万円)
その他に太陽熱利用装置、地中熱利用空調装置・融雪装置に対する支援があり
ます。
CO2 (シーオーツー)削減量の集約・取引による地球温暖化対策の展開
今年度から、県民の皆さんが設置した太陽光発電設備または木質バイオマス
燃焼機器により削減した CO2(シーオーツー)量を、県の地球温暖化対策に役立て
る新たな仕組みづくりに取り組んでいます。
具体的には、これらの設備を導入した県民の皆さんに、県が設立した「やま
がた太陽と森林(もり)の会」にご参加いただき、発電電力量などのご報告を定
期的にお願いします。県では、いただいた報告を基に参加者全体での CO2削減量
を計算します。この削減量については、国から「クレジット(シーオーツートン)
」
という認証を受けて、CO2(シーオーツー)排出量の多い都市圏の企業などに売却
します。県では売却により得られる収益を地球温暖化防止に向けた事業などに
活用して県民の皆さんに還元します。
皆さんが取り組んだ目に見えない CO2(シーオーツー)削減の効果を「量」とし
て数値に表して「見える形」にするとともに、都市圏の企業などが、本県から
CO2(シーオーツー)削減量を購入して地方の活動を支援する形となります。多く
の方の参加が売却量の増加につながり、様々な事業の実施を可能にします。県
民みんなで温暖化をストップしましょう!
地球に優しい生活を送るあなたをお待ちしています!
平成 25 年4月以降に、太陽光発電設備または木質バイオマス燃焼機器を導入
された方の参加をお待ちしています。あなたの削減した CO2(シーオーツー)がさ
らなる地球温暖化対策に役立ちます!「やまがた太陽と森林(もり)の会」にご参
加ください。
「やまがた太陽と森林(もり)の会」に関する問い合わせ NPO法人環境ネット
やまがた(県の委託先) 電話 023-679-3340
記事に関する問い合わせ ◎ 環境企画課 電話 023-630-2335
検索ワードに"やまがた太陽と森林(もり)の会"を挿入しクリック!
<8から9ページ>
タイトル)奏であう人
ボリューム 35
キーワード・・・食に対する新たなチャレンジ
牧野 聡さん(河北町)
佐藤 治樹さん(西川町)
河北町でのイタリア野菜の栽培。西川町の伝統的な山菜料理への新風。
新しい「山形の食」に取り組むお二人に話をお聞きしました。
写真キャプション)
取材協力◎山菜料理の宿 出羽屋
撮影場所◎河北町内のイタリアナス(ローザビアンカ・カプリス)畑
◎佐藤 治樹 さん
西川町出身。創業 80 年を超える旅館「出羽屋」の常務取締役。大学で主に経
営と観光を学び、卒業後料理専門学校へ。在学中、料亭や広告会社などの勤
務を経験し、2012 年帰郷。調理を担当する傍ら、都心での営業やイベント参
加など山菜料理の普及に努める。
◎牧野 聡 さん
河北町出身。大学卒業後、エンジニアとして就職。その後、オートバイレー
サーに転身、全日本ロードレース選手権にも参戦する。2001 年帰郷し、家業
の農業に従事。 米、さくらんぼのほか、イタリア野菜の栽培に取り組む。
「か
ほくイタリア野菜研究会」理事長。
食に通じる農業と料理
河北町で営農する牧野さんがイタリア野菜の栽培に取り組み始めたのは、
日本ではなかなか手に入らないというシェフの話がきっかけでした。
「山形県とイタリアは気温の状況などが似ていて、産地化を目指し、試験
栽培を経て同志で企業組合『かほくイタリア野菜研究会』を設立し、本格的
な栽培・販売をスタートさせました」
。
メンバーは農家 18 名。他業種の賛助会員も加わり、日本酒をはじめとした
関連商品の開発など様々な連携が広がっているそうです。
西川町の老舗旅館に生まれた佐藤さんは、家業を継ぐことを念頭に、料亭
の板場や広告会社など様々な職を経験しながら山菜料理の技術・知識の両面
で自分なりの試行錯誤をしてきました。
「本格的に食に興味を持ったのは大学入学後です。旅行目的では食が宿泊
場所などより上位のことが多くあります。そこで山菜の魅力を調理場から発
想し、構えて待つのではなく積極的な営業活動や首都圏での外国人向けのイ
ベントへの参加を通して、山形や山菜の知名度を上げたいと思っています」
。
自然や豊潤な土地が育む山形ならではの強み
佐藤さんは、山菜の魅力を都会には無い「物語」だと言います。
「山が恵んでくれる山菜には、料理の知恵をはじめ、山形の季節感や田舎
の情景、郷愁を感じさせる『物語』があります。料理を通してこの物語を伝
えていきたいですね」。
佐藤さんは自ら山菜採りに入ることも好きで、月山の景色から盛り付けイ
メージを考えたり、新しい料理のアイデアが生まれたりするそうです。
これに牧野さんが応えます。
「イタリア野菜も山菜と同様に山形の豊かな土地の恵みです。山形の土地
は肥えていて湿度が高いため、みずみずしさや柔らかさなどが輸入物とは全
く違います。食べやすく日本人向けの味になります。寒暖差のある山形の気
候を活かし、年間 40 種類以上の野菜を生産し、供給しています」
。
そして、イタリア料理店が中心の現在の販路を、今後はサラダ食用の野菜
にも力を入れるなどして、一般の方にも広げていきたいと話します。
食材の特徴を活かして
佐藤さんはこう話します。
「山菜の魅力は苦味や『あく』の強さです。おいしく食べてもらうために
独特の特徴を活かす工夫をしています。山菜はおひたしなどそのまま食べる
イメージがありますが、他の食材から手掛かりを得て新しい組み合わせにも
挑戦し、香りの強い薫製や炊き合わせなどの料理にも取り組んでいます」
。
牧野さんがうなずきます。
「イタリア野菜も、『くせ』の強さは山菜と共通します」
。
料理に使う食材を意識し、研究会ではシェフと連携を図っているそうです。
「食材を使う人から直接要望を聞き、生産者同士が相談しながら料理に適
した品質を考えて作っています。
シェフの何気ない一言からヒントが生まれたりします。畑の野菜は毎日見
ていますが、毎日見聞きするものでも、違う視点を加えてみることで新しい
気付きに出会えるのかもしれませんね」。
写真キャプション)
1.佐藤さんは、東京都で行われたイベントにおいて様々な山菜で風景画のよ
うな世界を立体的に作り上げた(フードスケープ)。月山を模して山菜の物語性
を表現している。
2.イタリア野菜の作付面積は研究会の発足当初と比べて約3倍に増加してい
る。会員農家は、栽培技術の意見交換をしながら、より良い品質の野菜を作ろ
うと取り組んでいる。
<10 から 11 ページ>
タイトル)県議会だより/第 56 号
写真キャプション)6 月定例会の様子
6月定例会の概要
平成 28 年6月定例会は、6月3日から6月 22 日までの 20 日間の会期で開催
され、平成 28 年度一般会計補正予算など知事提出の 19 議案を同意・可決しま
した。
また、1件の請願を採択するとともに、1件の意見書を可決し、国に提出す
ることとしました。
主な質疑内容は、次のとおりです。
代表質問の質疑内容
自由民主党 加賀 正和 議員
尾花沢市・北村山郡選挙区
6月8日
◆地方分権と全国知事会提言に対する所見について
◆一億総活躍社会実現に向けた取組み姿勢について
◆大規模災害時における本県の対応について
◆奥羽・羽越新幹線整備実現に向けた取組みについて
◆豊かな海づくり大会を契機とした内水面漁業振興について
◆指定管理者制度について
◆妊娠期から育児期までの切れ目のない支援について
◆東北の観光振興における本県の役割について
◆本県の肉用牛振興について
県政クラブ 広谷 五郎左エ門 議員
山形市選挙区
6月8日
◆結婚しやすい県づくりについて
◆水稲新品種「山形112号」の導入について
◆インバウンドの推進について
◆認知症施策について
◆教育課題について
◆まちづくりについて
◆消費者保護の取組みについて
一般質問の主な質疑内容
自由民主党 佐藤 聡 議員
鶴岡市選挙区
6月9日
◆先端生命科学研究による産業集積への総合的支援について
◆大型野生鳥獣対策について
◆出羽三山地域のブランド化・PR戦略について など
日本共産党山形県議団 渡辺 ゆり子 議員
山形市選挙区
6月9日
◆子育て支援医療制度の拡充について
◆住宅政策について
◆特別支援教育の通級支援について など
自由民主党 奥山 誠治 議員
山形市選挙区
6月9日
◆骨髄移植の推進について
◆今後の県庁舎のあり方について
◆屋内スケート施設の整備について など
自由民主党 星川 純一 議員
酒田市・飽海郡選挙区
6月9日
◆憲法改正について
◆台湾・韓国との交流について
◆陸上養殖アワビについて など
予算特別委員会の主な質疑内容
自由民主党 矢吹 栄修 議員
天童市選挙区
6月 13 日
◆大学の誘致について
◆農産物の輸送体制の確立について など
県政クラブ 青木 彰榮(しょうえい) 議員
西置賜郡選挙区
6月 13 日
◆横川の護岸崩落への対応について
◆一般国道 287 号(米沢・白鷹間)の整備について など
自由民主党 佐藤 昇 議員
上山市選挙区
6月 13 日
◆「やまがた縁結びたい」の取組みについて
◆市町村の健康づくり事業への支援について など
自由民主党 島津(しまつ) 良平 議員
東置賜郡選挙区
6月 14 日
◆人工呼吸器装着の在宅難病患者災害時移送システムについて
◆東京オリンピック・パラリンピックのホストタウン登録の取組み状況と今後
の進め方について など
無所属 柴田 正人 議員
南陽市選挙区
6月 14 日
◆消防団の位置付けと人材育成等の取組みについて
◆バリアフリー視点の観光施設の整備と活用について など
自由民主党 伊藤 重成 議員
最上郡選挙区
6月 14 日
◆赤倉地区の洪水対策について
◆教育委員会の活性化について など
県政クラブ 髙橋 啓介 議員
山形市選挙区
6月 15 日
◆「山形県障がいのある人もない人も共に生きる社会づくり条例」を踏まえた
政策のあり方について
◆若者の雇用環境について など
自由民主党 鈴木 正法 議員
西村山郡選挙区
6月 15 日
◆県立河北病院における緩和ケアの充実について
◆県立山形聾学校における聾教育の専門性の維持と継承について など
生徒・学生と県議会議員との意見交換会を開催
県議会では、平成 27 年6月の公職選挙法の改正による選挙権年齢の引き下げ
を機に、生徒・学生から県議会を身近なものとして感じていただくため、県議
会議員との意見交換会を開催しました。
◎5月 10 日(火曜日)日本大学山形高等学校
◎5月 26 日(木曜日)県立米沢商業高等学校
◎6月 14 日(火曜日)山形市立商業高等学校
◎7月 13 日(水曜日)山本学園高等学校
◎7月 21 日(木曜日)県立新庄神室産業高等学校
※詳細は県議会ホームページでご覧いただけます。
写真キャプション)意見交換会の様子
山形県議会議長が全国都道府県議会議長会会長などに就任
5月 26 日(木曜日)、東京都内で、全国都道府県議会議長会臨時総会が開催
され、野川政文山形県議会議長が第 70 代全国都道府県議会議長会会長に選任さ
れました。野川議長は、就任あいさつで「重責で誠に身の引き締まる思い。役
員一丸となって取り組んでいく。」と抱負を述べました。
また、同月 31 日(火曜日)、東京都内で、
「財政基盤強化対策県議会議長協議
会総会」が開催され、野川議長が同協議会の会長に選任されました。
写真キャプション)就任あいさつをする野川議長
日本海沿岸東北自動車道・東北中央自動車道の建設促進と羽越・奥羽
本線等の高速化促進などを要望
5月 12 日(木曜日)、東京都内で、日本海沿岸東北自動車道及び東北中央自
動車道の建設促進、羽越・奥羽本線等の高速化促進を求める3協議会の理事会
を開催しました。本県議会をはじめ、青森・秋田・福島・新潟の各県議会の議
長などが出席し、本県議会の野川議長が議長を務め、本年度の事業計画や要望
事項などについて協議しました。
引き続き、各県議会が連携して、国土交通省、JR東日本などの関係機関を
訪れ、要望活動を行いました。
写真キャプション)国土交通省への要望活動の様子
府省との意見交換会を開催
7月 19 日(火曜日)、東京都内で、府省との意見交換会を開催しました。当
日は、県議会議員 15 名が出席し、関係府省の幹部職員を招いて、「農林水産業
の持続的発展に向けた施策の推進について」
「地方創生の基盤となる災害に強く
信頼性の高い社会資本整備について」
「観光誘客の推進に向けた施策の展開につ
いて」をテーマに三つの分科会に分かれ、国の制度などへの反映や新たな施策
の方向性を探るなど、活発な議論を行いました。
写真キャプション)意見交換会の様子
6月定例会で採択した請願
●医療等に係る消費税問題の抜本的解決を求める意見書の提出について
6月定例会で可決した意見書
●医療等に係る消費税問題の抜本的解決を求める意見書
「県議会やまがた」ご覧ください!!
県議会の活動、議会運営の様子をより詳しくお伝えする広報誌を年4回発行し
ています。県庁各総合支庁ロビー、公民館、図書館などのほか、県議会ホーム
ページでもご覧いただくことができます。
●内容 … 本会議や委員会での質疑内容、議会活動の紹介 など
県議会の情報は、山形県議会ホームページに満載です。ぜひご覧ください!!
1 定例会の概要や議会の日程
2 議会の生中継やこれまでの質疑の模様
3 可決した意見書・要望書の内容
4 各常任委員会・特別委員会での質疑内容
5 会派ごとの議案等に対する賛否状況 など
問い合わせ◎編集発行/山形県議会事務局議事調査課
検索ワードに"山形県議会"を挿入しクリック!
電話 023-630-2846
<12 から 13 ページ>
タイトル)地域の旬だより
村山
各地からの情報をお届けします。
「週末は山形で農園ランチ」に参加して、心も体も美しく!
◎11 月 13 日(日曜日)まで開催中
村山地域では、土曜日・日曜日・祝日に農園で新鮮な野菜や果物を収穫し、
農園内や近くのカフェ・レストランでランチを楽しむ週末企画を実施していま
す。
収穫体験と優雅なランチで日頃の疲れを癒やし、明日への活力にする。そん
な週末を過ごしてみませんか。
予約受付
東根市観光物産協会
電話 0237-41-1200
午前8時 30 分から午後3時まで
※ ご予約は実施日前日の午後3時まで
参加農園
上山市/髙橋フルーツランド
村山市/山形ガールズ農場
天童市/仲野観光果樹園
東根市/浄心庵、梅ヶ枝清水(めがすず)
尾花沢市/農家レストラン「蔵」、夢にぐら
河北町/かほくイタリア野菜研究会
西川町/大井沢民宿〈渓声庵か橋本荘のいずれか〉
朝日町/うまいくだもの園
大江町/ゆかいな野菜村
※農園ごとに実施日と実施内容が異なります
写真キャプション)
ゆかいな野菜村(大江町)で提供されるトマトをふんだんに使ったランチ
農家レストラン「蔵」
(尾花沢市)で参加者をもてなしてくれるかあちゃんたち
問い合わせ ◎ 村山総合支庁観光振興室
庄内
電話 023-621-8441
「おいしい庄内空港」は開港 25 周年!
◎これからもご愛顧をよろしくお願いします
平成3年 10 月1日に開港した庄内空港は、間もなく 25 周年を迎えます。こ
れまで延べ 900 万人を超える方々に利用され、庄内地域になくてはならない空
港です。
今年県では、地元の5市町、庄内空港ビル株式会社など関係機関と連携して
記念事業を展開しています。その一つとして、10 月2日(日曜日)に「庄内空
港開港 25 周年記念空の日フェスタ」を開催します。航空機の展示や飛行披露、
普段は入れない滑走路を歩くツアー、庄内の食材にこだわる料理人「食の都庄
内 親善大使」による食のふるまいなど、たくさんのイベントを開催します。
皆さんのご来場をお待ちしています。
この 25 周年を契機に、県民の皆さんに庄内空港がより身近な空港となるよう、
地元の市町などと連携してさらなる利便性の向上に取り組んでいきます。
写真キャプション)
庄内空港ビルマスコットキャラクター「まめうさ」
庄内空港開港 25 周年バージョン
問い合わせ ◎ 庄内総合支庁連携支援室
電話 0235-66-5440
山形県おもてなし課長きてけろくん
観光通信山形日和。
山形のおいしいワインを楽しもう
高品質のブドウがとれる山形県は、全国有数のワインの生産地です。明治6
年頃にはワインが造られていたという記録があり、長年にわたり県産のブドウ
にこだわって醸造技術が磨かれてきました。
現在、県内には 12 のワイナリーがあります。それぞれに特徴のあるワインを
造っていて、多くのワイナリーでは見学が可能なほか、オーナー制度やワイン
フェスティバルなど、身近に楽しめる機会がたくさんあります。先日開催され
た伊勢志摩サミットや7カ国の財務大臣・中央銀行総裁会議(仙台市)に訪れ
た各国の関係者に、朝日町産や高畠町産のワインが提供され、大きな話題とな
りました。
これから、ブドウの収穫期に合わせて県内ではワインフェスティバルなどが
開催されます。各地のワイナリーを巡り、個性豊かなワインを飲み比べてみま
せんか。
問い合わせ ◎ 観光立県推進課 電話 023-630-2373
山形県の観光情報は…検索ワードに"やまがたへの旅"を挿入しクリック!
やまがた食だより
今が旬! 県産農産物
栄養満点!山形のキノコ
秋を代表する味覚の一つ「キノコ」。山形県はナメコやブナシメジなど最上地
域を中心に全国有数のキノコ生産地で、年間を通して味わうことができます。
キノコにはタンパク質や糖、ビタミン、食物繊維などが多く含まれています。
今回は、県立新庄神室産業高等学校の家庭科部が「第 29 回きのこ料理コンクー
ル全国大会」で最優秀賞を受賞した「きのこたっぷり『山形のだし』」を紹介し
ます。
簡単レシピ
「きのこたっぷり『山形のだし』」
●材料(4 人分):ナメコ 200 グラム、エノキ茸 100 グラム、舞茸・シイタケ・
ブナシメジ各 50 グラム、野菜(キュウリ1本、ナス二分の一個、ミョウガ3個、
大葉 20 枚)、納豆昆布8グラム、梅干し3個、だし汁 1 リットル、しょうゆ・
塩適量
●作り方:
1.ナメコは洗い、適量のだし汁と、しょうゆで下味を付ける。
2.エノキ茸、舞茸、シイタケ、ブナシメジを洗って粗みじん切りにし、適量
のだし汁で中火で煮る。沸騰したら火を止める。
3.キュウリとナスを 0.5 センチメートル角に切り、軽く塩もみして水にさら
す。
4.ミョウガは粗みじん切り、大葉は薄く千切りにし、水にさらす。梅干しは
果肉をみじん切りにする。
5.納豆昆布にその3倍量の水を加え、ねばりを出す。
6.1から5の具材を混ぜ合わせ、キノコの煮汁、だし汁、しょうゆで味を調
える。
問い合わせ ◎ 最上総合支庁森林整備課
電話 0233-29-1351
<14 から 15 ページ>
タイトル)おいしい山形インフォメーション
山形県の人口と世帯数 平成 28 年 7 月 1 日現在
人口総数 1,113,646 人(前月比マイナス 540 人)
世帯数 395,272(前月比プラス 105 世帯)
催 し 物
第 36 回山形県動物愛護フェスティバル
◆日時/9 月 22 日(木曜日・祝日)
午前 11 時から午後3時 30 分まで
◆会場/山形駅西広場、霞城セントラル(山形市)
◆内容/盲導犬・災害救助犬の実演、映画上映、小学生の動物絵画の展示、獣
医師体験、ペットの健康相談、小動物とのふれあい、ボランティア活動の紹介
など
■問い合わせ/食品安全衛生課 電話 023-630-2677
おいしい山形空港フェスティバル 2016
◆日時/9月 25 日(日曜日)
午前9時 30 分から午後3時 30 分まで
◆会場/山形空港
◆内容/フライトシミュレーター体験、 管制塔見学会(要事前申込)、滑走路
を歩こうツアー、訓練飛行・デモフライト、空港ナイトツアー(23 日(金曜日)
午後8時から9時まで・要事前申込)など
■問い合わせ/山形空港事務所
電話 0237-48-1313
やまがたフラワーフェスティバル 2016
◆日時/10 月 15 日(土曜日)午前 10 時から午後4時まで
10 月 16 日(日曜日)午前9時 30 分から正午まで
◆会場/小真木原総合体育館(鶴岡市)
◆内容/県産花き品評会、フラワーアレンジメントデモンストレーション、花
育教室、花のせり売りなど
■問い合わせ/園芸農業推進課 電話 023-630-2487
山形県農林水産祭
―林業まつり&秋の食彩まつり―
◆日時/10 月 22 日(土曜日)正午から午後4時まで
10 月 23 日(日曜日)午前9時から午後3時まで
◆会場/山形県総合運動公園(天童市)
◆内容/山形のおいしい食べ物や加工品の販売、木工体験教室、県産木材を使
用した住宅や企業による森林づくり活動の説明展示、県産キノコや木工品の販
売、丸太切り競争、つきたて餅の振る舞い、各種ステージイベントなど
■問い合わせ/農政企画課 電話 023-630-3085
お知らせ
平成 28 年社会生活基本調査を実施します
国民の1日の時間の過ごし方と過去1年間の活動状況に関する5年ごとの調査
です。調査結果は、少子高齢化対策などの基本資料に利用します。
◆調査日/10 月 20 日(木曜日)
◆調査世帯/県内約 1,600 世帯
(無作為抽出で選ばれます)
※9月上旬から調査地区に調査員が訪問しますので、ご協力をお願いします。
■問い合わせ/統計企画課 電話 023-630-2177
―雇用のトラブル、まず相談―
労働相談会の開催
解雇、賃金引き下げなど、労使間のトラブルでお悩みの方のために、県内2か
所で労働相談会を開催します。労働委員会委員が問題解決に向けてアドバイス
します。(相談無料・秘密厳守)
◆日時/10 月 16 日(日曜日)
午前 10 時から午後3時まで
◆会場/県庁、 鶴岡市勤労者会館
◆対象者/県内事業所に勤務している労働者、事業主の方など
※電話による予約を受け付けています。当日の申し込みも可能ですが、事前予
約の方を優先します。
■問い合わせ/労働委員会事務局 電話 023-630-2793
慢性的な疾病を抱える児童やそのご家族のための相談窓口ができました
療養や日常生活で困っていること、就学、就職に関することなどの相談を専門
の相談員が電話・面接・メールでお受けします。相談は無料です。
◆相談窓口
県難病相談支援センター(山形市小白川町2-3-30)
電話 023-664-0179
[email protected]
◆受付時間/月曜日から金曜日の午前9時から午後4時まで
(祝祭日、年末年始を除く)
※メールでの相談は随時受付、面接による相談は要予約。
■問い合わせ/子ども家庭課 電話 023-630-2259
秋の交通安全県民運動
【9月 21 日(水曜日)から9月 30 日(金曜日)まで】
日没が早まる秋は夕暮れから夜間にかけて交通事故が多くなります。運転者は
早目の点灯と上目ライトの活用、歩行者は明るい衣服やピカピカ光る夜光反射
材で事故を防ぎましょう。
■問い合わせ/くらし安心課 電話 023-630-2196
若者相談支援拠点のご案内
不登校・ひきこもりなどに悩む方を支援する拠点を県内4地域に設置していま
す。お気軽にご相談ください。
法人名・団体名/認定NPO法人発達支援研究センター
場所/山形市小荷駄町2-7 電話 023-623-6622
電話受付時間/日曜日から金曜日までの午前 10 時から午後5時の間(祝祭日は
休み)
法人名・団体名/ぷらっとほーむ
場所/山形市緑町4-10-3 3階A
電話 023-664-2275
電話受付時間/火曜日から土曜日までの午後1時から8時の間
法人名・団体名/NPO法人オープンハウスこんぺいとう
場所/新庄市若葉町 1-4 電話 080-3144-3009
電話受付時間/月曜日から金曜日までの午後1時から6時の間
第1・第3日曜日は開所(翌月曜日は休み)
法人名・団体名/NPO法人 With 優(ウィズユー)
場所/米沢市赤芝町字川添 1884 電話 0238-33-9137
電話受付時間/月曜日から土曜日までの午前9時から午後5時の間
法人名・団体名/NPO法人から・ころセンター
場所/米沢市東2-8-116 電話 0238-21-6436
電話受付時間/月曜日から金曜日までの午前9時から午後6時の間及び第3日
曜日の午前 11 時から午後3時の間
法人名・団体名/NPO法人一歩自立支援センターふきのとう
場所/鶴岡市青柳町 42-32 電話 0235-24-1819
電話受付時間/月曜日から金曜日までの午前 10 時から午後5時の間
■問い合わせ/若者支援・男女共同参画課
電話 023-630-3269
広報室かわら版
メールマガジン「いま、山形から…」
新規登録キャンペーン実施中
毎月第1・3金曜日に山形の旬の情報をお届けしています。9月 30 日(金曜日)
までのキャンペーン期間中に新規登録し、応募いただいた方の中から抽選で山
形県産品カタログギフトや平成 28 年産新米「つや姫」などを合計 30 名様にプ
レゼントします。ぜひこの機会にご登録ください。
登録はこちらから検索ワードに"いま、山形から"を挿入しクリック!
■問い合わせ/広報室 電話 023-630-2086
プロスポーツゲーム情報
サッカーJ2(じぇいつー)「モンテディオ山形」 ホームゲーム
開催日/9月 18 日(日曜日)
対戦チーム/徳島ヴォルティス
開催日/10 月 8日(土曜日)
対戦チーム/愛媛 FC
開催日/10 月 16 日(日曜日)
対戦チーム/東京ヴェルディ
開催日/10 月 30 日(日曜日)
対戦チーム/松本山雅 FC
会場など
ND ソフトスタジアム山形(天童市)
◎一般前売券
・バックスタンド席 2,600 円(小中高生 500 円)
・ホーム自由席
2,100 円(小中高生 500 円)
◎県内の小中高生無料(上記両エリア席)
初回は登録カードの手続きが必要です。
詳しくは検索ワードに"モンテディオ"を挿入しクリック!
前売券の販売状況により無料入場を行わない場合もあります。
※試合開始時間はモンテディオ山形のホームページでご確認ください。
プロバスケットボール B リーグ「パスラボ山形ワイヴァンズ」ホー
ムゲーム
日時/9月 24 日(土曜日)午後2時・9月 25 日(日曜日)午後1時
対戦チーム/群馬クレインサンダーズ
会場/山形県総合運動公園アリーナ(天童市)
日時/10 月 8日(土曜日)午後5時・10 月 9日(日曜日)午後2時
対戦チーム/茨城ロボッツ
会場/山形県総合運動公園アリーナ(天童市)
日時/10 月 22 日(土曜日)午後5時・10 月 23 日(日曜日)午後2時
対戦チーム/岩手ビッグブルズ
会場/中山町総合体育館
◎一般前売券
・2階自由席 一般 1,000 円 小中高生 500 円
詳しくは検索ワードに"パスラボ"を挿入しクリック!
※前売券は、コンビニなどでお買い求めになれます。ただし、店舗により取り
扱っていない場合もあります。
■問い合わせ/スポーツ振興・地域活性化室 電話 023-630-2284
プレゼントクイズ
ヒント6ページ特集
開学3年目を迎えた県立米沢栄養大学は、県民の健康を栄養面から支える栄養
のプロフェッショナル「○○○○○」の養成を目的とする大学です。○○○○
○には何が入るでしょう。
正解者の中から抽選で下記賞品(指定はできません。)をプレゼント!
1等
平成 28 年産新米「つや姫」2キログラム【5名様】
2等
第1回 やまがた土産菓子コンテスト優秀賞受賞
「The COMPOTE」(さくらんぼ 佐藤錦)
農事組合法人 うまいくだもの園(朝日町)【10 名様】
はがきに
1.クイズの答え
2.「県民のあゆみ」への感想など
3.郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を記入してお送りください。
Eメールでの応募の場合は、本文に 1 から3をご記入のうえ、タイトル「プレゼ
ントクイズ」で、[email protected] に送信してください。
あて先/郵便番号 990-8570(住所は不要です)
山形県広報室「県民のあゆみ」9月号プレゼントクイズ係
締め切り/9月 30 日(金曜日)(当日消印有効)
※応募いただいた個人情報は、賞品発送と「県民のあゆみ」の記事作成にのみ
使用し、それ以外の目的には使用いたしません。なお、当選者の発表は賞品の
発送をもってかえさせていただきます。
<16 ページ>
タイトル)やまがたモノガタリ
テーマ)「打刃物・包丁」
660 年の歴史を持つ山形の打刃物づくりについて、島田刃物製作所さんから話を
お聞きしました。
刀剣などの武具づくりから生まれ、生活に根付いた打刃物
山形の打刃物は、初代山形城主の斯波兼頼(かねより)が召しかかえの鍛冶師た
ちを連れてきて、刀などを作らせたのが始まりと言われています。
その後、鉄を高温に熱して打ち伸ばす作り方を応用して鎌や包丁、はさみな
どの農具や生活道具なども生産するようになり、現在は職人用の特殊な形状を
した刃物を含め 100 種類ほどが作られています。
高温の工程も常温の工程も良い製品づくりに欠かせない
見た目と肌の感覚で鉄を熱する炉の状態を見極める職人技が、優れた切れ味
を持つ製品づくりを支えます。
また、熱い状態で打ち伸ばした後に常温に戻ってからも打ちたたくことが山
形の打刃物ならではの特徴です。これにより鉄をよりきめ細かくし、硬く丈夫
な製品に仕上がります。
こうした作業を丁寧に行い、切れ味の長持ちする製品を作ります。
新しい技法へのチャレンジ
型を使わず、手作りで一本一本成形していくことが山形の打刃物の特徴の一
つです。
打刃物の技法の基本は「たたく」「伸ばす」ですが、こうした特徴を活かし、
持ち手の部分に「ひねり」を加えた新しい製品や、大学生と連携して伝統の技
と現代的なデザインを組み合わせた製品の開発にも取り組んでいます。
有限会社島田刃物製作所(山形市)さんからのメッセージ
新しい事へのチャレンジがものづくりの原点です。先人から受け継がれてきた
歴史ある山形の打刃物の伝統と技術を守りながら、現代の暮らしに合う新しい
製品づくりに取り組んでいきます。
電話 023-684-8865
写真キャプション)お話をお聞きした嶋田文夫さん
こうして作っています
1
鉄と刃になる鋼を合わせ、800 度以上に熱して打ち伸ばし、おおまかな形をつく
ります。常温に戻った後にも打ちたたき、硬く強くします。
2
包丁の形に整え、焼入れ(高温に熱してから急冷すること)してさらに刃の強度を
出します。
3
切れるように刃を付けて研ぎ、柄(持ち手)を付けて完成です。全ての工程で
約 1 日かかります。
やまがたモノガタリ・・・
「山形県産品愛用運動」参加企業が製造している県産
品を紹介しています。
検索ワードに“山形県産品愛用運動”を挿入しクリック!
奥付
県民のあゆみ
平成 28 年9月号 593 号
奇数月1日発行 編集発行◎山形県秘書広報課広報室
郵便番号 990-8570 山形市松波二丁目8番1号 電話 023-630-2088
表紙題字 山形県知事 吉村美栄子
県ホームページアドレス
http://www.pref.yamagata.jp/
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