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第1章 多国籍企業研究の成果と課題

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第1章 多国籍企業研究の成果と課題
第1章 多国籍企業研究の成果と課題
小林 規威(慶応義塾大学)
はじめに−問題の設定
本章は、多国籍企業研究会創立30周年を祝い開催された「30周年記念
研究大会」で行った、多国籍企業研究を回顧し展望する基調講演を基盤
に執筆したものである。
はじめには、海外における第二次世界大戦後の多国籍企業研究の系譜
をたどりたいと思う。
第二に私は、多国籍企業研究会における過去30年間の研究体験を回顧
したいと考える。
第三に私は、内外の文献を渉猟し、多国籍企業問題に関する、将来に
向かっての研究課題を提示しておくことを計画している。
1.海外における多国籍企業研究の系譜
(1)1960年代
1960年代において、多国籍企業活動のヘゲモニーは、米国ベースの多
国籍企業によって保持されており、その研究を先導したのもまた米国の
学会であった。今日当時の資料に目を通すとき、そこには、イディス・
ペンローズ(Edith Penrose)、ステフン・ハイマー(Stephen M.
Hymer)、チャールス・キンドルバーガー(Charles P. Kindleberger)、
レイモンド・バーノン(Raymond Vernon)、ジョン・フエアウエザー
第1章 ● 多国籍企業研究の成果と課題 3
( John Fayerweather)、 リ チ ャ ー ド ・ ロ ビ ン ソ ン ( Richard D.
Robinson)
、リチャード・ファーマー(Richard N. Farmer)、そしてハ
ワード・パーミュッター(Howard Perlmutter)など、懐かしい先達た
ちの名前が並んでいる。
まず、ハイマーやキンドルバーガーは、多国籍企業による直接投資行
動を、独占資本的競争の結果であると説明してくれた1。他方バーノン
は、当時資本や技術そして経営管理技術の保有において、絶対的な優位
性をもっていた、米国ベースの多国籍企業の行動原理を、プロダクト・
ライフ・サイクル(Product Life Cycle−PLC)理論をもって解明しよ
うと努力している2。この他、ペンローズは、多国籍企業経営の基盤を、
リソース・ベース(資源の賦存・配置)に求めている3。
つぎに、多国籍企業の構造や戦略を、経営の新しい類型として把握し、
分析を始めた学者には、フエアウエザー4、ロビンソン5、そしてファ
ーマーがある。とりわけファーマーは、多国籍企業の経営と環境与件と
の関連を、明確に位置づけようと努力している6。
第三のユニークな多国籍企業経営へのアプローチには、その経営者の
もつマインド・セットとパースペクティブの違いにより区別して認識し
ようとするパーミュッターの研究がある7。
しかし、この時代における研究の主流は、直接投資自体の事実調査・
確認や、それが投資国の国際収支に及ぼす研究に止まっているものが多
かった8。そして、多国籍企業の経営自体の問題解明に踏み込んだ研究
の展開は、次の年代を待たなければならなかった。
(2)1970∼1980年代
1970年代そして80年代は、多国籍企業経営自体の研究が、大きく花咲
いた時代であった。
まず多国籍企業経営の議論の中心となったのは「内部化」
(Internalization)理論の検討であった。なぜ多国籍企業は、国境を越
えた海外で、生産を中心とした内部化を進めるのか。そこにはどんな優
位性が生まれるのか。内部化理論を提唱する学者は、つぎのように主張
4
した。すなわち、市場に不完全性が存在している場合には、多国籍企業
は、国境を越えた海外での活動を、市場のプロセスに任せておくよりも、
企業内部に吸収し、直接コントロールする方が有利である。ピーター・
バックリィー(Peter J. Buckley)、マーク・カッソン(Mark C.
Casson)、ジーン・フランシス・ヘナート(Jean François Hennart)、
そしてアラン・ラグマン(Allan M. Rugmen)などが、この時代の論争
をリードした9。
内部化理論の主な反論には、つぎのようなものが含まれていた10。
① 独占資本の支配に反対するマルキスト達が反対したことはいうまで
もない。
② リソース・ベースの理論や「場所的優位性」を重視する人々の間か
らも、そうした視点を軽視するとして、内部化理論に対する批判の
声が挙った。
③ わが国の小島清教授のような学者は、直接投資を、企業活動という
よりも、伝統的な貿易論の枠内で説明しようと努力し、内部化理論
の妥当性に批判の目を向けた。さらに小島教授は、日本の直接投資
は、欧米のそれとは異なり、「順貿易型直接投資」(これが、欧米の
場合には、逆貿易型となる)という特殊性を持っていると、強調し
ている11。
④ この他、経営プロセス革新を提唱する学者は、内部化自体よりも、
革新を目標とする学習の集積の方が重要であると主張している12。
1980年代の後半に、こうした議論をとりまとめ、多国籍企業の行動原
理を、より包括的、より総合的に理解しようとしたのが、ジョン・ダニ
ング(John H. Dunning)のエクレクティック折衷論(eclectic theoryparadigm)のパラダイムであった。ダニングは、多国籍企業による直
接投資行動を説明するためには、OLIの3要素を手がかりとして、総合
的な理解を進める必要があると提言している13。
Oというのは、Ownership Advantageの略語であり、企業の持つ企
業特殊的な優位と解されている。この優位性には、もちろん競争優位を
基礎づける企業のコア・コンピタンスも含まれている。ダニングは、こ
第1章 ● 多国籍企業研究の成果と課題 5
のOファクターによって、いわゆるリソース・ベース又は組織論の分野
における批判を収斂できると考えていた。
ダニングはつぎに、Lファクター、いわゆる立地上の優位性(Location
Advantage)に注目している。これは、グローバルな経営の中で、補完
的な資源を相互に提供し合う場所的利益のことを意味している。
第三に、ダニングは、Iすなわちインテグレーター・アドバンテイジ
(Integrator Advantage)
、統合の優位性について、その重要性を強調し
ている14。Iファクターとは、世界中に散在する経営資源や投資設備を、
グローバルな観点で統合できることの優位性と私は理解している。これ
またLファクターを軽視したという、一部の内部化理論批判者への回答
とも繋がっていると考えてよいだろう。
この他に、直接投資活動の類型を、市場訴求型、資源訴求型、効率訴
求型、そして戦略資源訴求型の4つに分類するジャック・N・バーマン
(Jack N. Berhman)のような研究者もいる。これに関連してダニング
は、彼のOLIパラダイムを使えば、バーマンの類型のすべてを説明でき
ると、自信の程を示している15。
70年代から80年代は、多国籍企業と、進出地のナショナリズムが、鋭
く対立した時代でもあった。
① 先進国においては、フランスのセルバン・シュレベール(JeanJacques Servan Schreiber)が、1967年『アメリカの挑戦』という
著作を刊行した。その中でシュレベールは、ヨーロッパのハイテク
分野が、米国の多国籍企業によって支配される危険性が大きいと予
測し、それがEC各国の長期的にみたイノベーション能力を抑圧す
る効果を持つと警告したのである16。
② 発展途上国においては、たとえばIT&Tによるチリーでの違法支払
い、また内政干渉などの問題が多く浮上し、多国籍企業を批判する
輿論が、世界中で盛り上ってきた。こうした輿論の広がりは、国連
賢人会議(Eminent Person Conference)の開催や、OECDそして
国連による多国籍企業の行動基準設定の動きなどへと繋がって行っ
た17。これはある意味で、内部化理論の提唱する多国籍企業経営の
6
統合強化に対する反発とも受け取られた。
はたして多国籍企業は、このようなナショナリズムの嵐を乗りきれる
のか。多国籍企業経営の側でも、進出地経営の現地化や国民化を積極的
に進め、「良き隣人」、「良き企業市民」としてのイメージの改善に大き
な努力が払われた。しかし、反多国籍企業の動きは強く、そこではロバ
ート・ギルピン(Robert Gilpin)やロビンソンが云う、「脱多国籍化」
といった将来方向さえもが、広く議論の対象とされたのである18。
こうした逆境を生きのびるためには、多国籍企業は、その組織的統制
を強化・充実させなければならない。
多国籍企業の組織的統制については、すでにフエアウエザーやロビン
ソンによる研究が存在していた。すなわち、多国籍企業の本社と海外拠
点経営との間の権限関係は、求心力(集中管理)と遠心力(分権管理)
という2つの訴求力のバランスによって維持されるべきというのが、彼
らの主張であった19。比較的単純な縦割り組織の理論ともいえる。70年
代から80年代にかけて、このような理論を拡大し、発展させたのが、ジ
ョン・ストップフォード(John M. Stopford)とルイス・ウェルズ
(Louis T. Wells)の多国籍企業組織進化論である。すなわち、この2人
の学者は、アルフレッド・チャンドラー二世(Alfred D. Chandler, Jr.)
の組織進化論20を応用して、多国籍企業の組織は、はじめ国際事業部制
に頼るも、次第に製品別事業部(製品多角化の進んでいる企業の場合)
、
または地域別事業部(地域別多角化の進んでいる企業の場合)体制のど
ちらかに変容して行く。しかし最後には、地域別と製品別の長所(地域
か製品の専門知識の活用)を統合したマトリックス(Matrix)型組織
へと止揚されて行くというのが、彼らの主張するところであった21。
不況や、国際状勢が不安定だったにもかかわらず、この時代を通じて
多国籍企業は健闘し、生き残って行った。多くの多国籍の規模は拡大し、
その経営内容は多角化して行った。この頃ともなると、ヨーロッパや日
本で、米国ベースの多国籍企業に対抗する新しく強力な多国籍企業が、
陸続として誕生してきた。他方、ECやNAFTAも成長し、多国籍企業
に、新しい拡大地域経済圏ベースの活動の場を提供するようになった。
第1章 ● 多国籍企業研究の成果と課題 7
さらにこの時代の末期ともなると、日、米、欧以外で、先進発展途上国
をベースとする多国籍企業も登場してきた。
こうした状況の下で、研究者の関心は、つぎの諸点に向けられた。
① 国籍を異にする多国籍企業間には、どんな相互依存と対抗の関係が
生まれるのか。
② 新しく誕生した、欧米以外、とりわけ第三国ベースの多国籍企業と
は、どんな特色をもっているのか。それは、米国ベースの多国籍企
業と、どこがどう違い、それがどんな効用をもつのか。
この点ウェルズは、問題の解答は、関係した多国籍企業の歴史、経験、
業種、製品ライン、そして海外市場へのコミットメントの深浅により、
異なる解答が見つかるだろうと予見している22。
(3)1990年代以降
1990年代以降、世界市場は、政治的、技術的、経済的さらには、社会的
大変動を体験した23。
まず、ベルリンの壁の崩壊は、多国籍企業の活動範囲を、東欧諸国市
場へと拡大した。ニュー・エコノミーという体制の違いは、多国籍企業
の経営にも大きな影響を与えた。
東西対立解消の後に残されたのは、一方においてEUなどにみる地域
主義の高まりであり、他方においては、それぞれ違う伝統や文化をもつ
群小国家による世界の政治・経済への参入であった。さらに、世界の多
くの地域で、国家や国際機関の統制に親しまぬ、いろいろな民族主義、
宗教、さらにグリーン・ピース団体など、強力な圧力団体が増加し、そ
の力を増してきた24。
世界中で、規制緩和や、民営化が前進し、市場経済が復活してきた。
グローバルな情報化の進展は、国境を越えた経営資源、中間財の移転
や金融、サービスなどの活動を容易にした。このため、単なる場所の優
位性に基づく競争理論は、再検討を迫られるに至ったのである。
IT情報革命も、多国籍企業の経営に、重大な影響力を持った。それ
は誰でも、世界のどこにいても、またいつでも、グローバルな知的資産
8
の形成・活用に参加することを可能にしたからである。その結果、いま
や多国籍企業の競争力の基盤は、資本や技術の独占ではなく、グローバ
ルな知的資産の動員と活用の能力に置かれるようになった25。
激烈な競争に対応するため、多国籍企業は、一方においては外部調達、
そして他方においては、外部有力企業との戦略的同盟―いわゆるM&A
を含む―に挑戦した26。
社会の成熟化は、これまでに見た、タテ割りで、多国籍企業のコア・
コンピテンス起点のバリュー・チェーンを、ヨコ割りで、顧客起点のバ
リュー・チェーンに切り換え、かつ両者を結びつける要求を強くしてい
る。これは多国籍企業に対して、タテ割りの大きな本社を持つ代わりに、
ヨコ割りで、有効なネット・ワーク活用に頼る、小さな本社を持つこと
の推奨へとつながった27。
最後に、地域的には、中国が、世界の工場として、また残された最後
の大市場として、その存在意義を確立してきた。
以上の展開は、多国籍企業の研究に、いかなるインパクトをもったの
28
か 。
① まず関連した問題の広がりからいって、研究が一層学際的になって
きた。
② 90年代以降の研究の内容は、多様な環境変化への対応の必要性から
いって、多分に細分化されてきた。しかし、この時代の研究の多く
は、80年代までの研究の適用範囲を広げ、内容を現実に即して掘り
下げる性質の研究であったといわれている。
この時代にあって、多国籍企業の研究に、有力で斬新なパラダイムを
与えたのは、クリストファー・バートレット(Christopher A, Bartlett)
とスマントラ・ゴシャール(Sumantra Ghoshal)の2人であった。こ
れまで多国籍企業の本社と海外拠点との関係は、主として点と点との関
係として理解されてきた。70年代以降、ナショナリズムの抬頭とともに、
それは、本社統制中心主義、いわゆるIファクターと、現地適応主義、
いわゆるRファクターとの、ミックスとバランスで決定されるべきもの
だと説明されてきた29。これに対してバートレットとゴシャールは、企
第1章 ● 多国籍企業研究の成果と課題 9
業がダイナミックに環境変化に対応し、生き残って行くためには、世界
に広がる知的資源を、共有と相互学習のパラダイム、いわばLファクタ
ーで補強することが必要であると提唱した。そして彼らは、既存のI、
RファクターにLファクターを加えた三次元モデルを組み上げたのであ
る30。彼らは、こうした総合的なシステムを備えることによって、多国
籍的な経営は、①大企業対ベンチャー企業、②効率性・競争性対人間
性・社会性、そして③効率強調型経営対創造性強調の経営といった、現
代経営の3つのパラドックスを乗り越えることができると考えているよ
うである31。
2.多国籍企業研究会30年の歩み
(1)1970年代
研究会発足後の10年間、その活動は、多国籍企業問題に関する既存の
文献の調査または実態の調査など、基本的、啓蒙的な研究に明けくれて
いた。この分野の研究は、比較的新しく、どちらかというと伝統的な学
会にみる理論的な権威や秩序に親しまないものであったからである32。
多国籍企業研究の世界的な潮流はどうなっているのか。多国籍企業を
既存の国際企業と区別する特色とは何か。一体欧米型と区別した日本型
の多国籍企業とは、育ちうるものなのか。その特色とは何か。マクロ経
済やミクロ経済の視点に立つとき、多国籍企業の理論や、世界経済に与
える影響は、どのように評価しうるのか。多国籍企業と当時新しく提唱
された新国際経済秩序との関係はいかにあるべきなのか。
多国籍企業と、
海外とりわけアジア市場との関係はいかにあるべきなのか。こうした一
連の問題が、熱心に研究され、討議された33。
(2)1980年代
1980年代は、日本の経済が、未曾有の成長をとげた10年間であった。
日本の多国籍企業は、日本の繁栄を背景に、欧米の多国籍企業と並び、
世界に活動の場を広げて行った。他方、中近東など海外では、政治・経
済不安も増加し、投資リスクに対する警戒の認識もまた芽生えだしてい
10
た。
この時代、多国籍企業研究会が、その年次研究大会でとり上げたテー
マには、つぎのような論題が含まれていた。
① 米国やヨーロッパで発生した経済摩擦問題への対応
② 日本の多国籍企業による、中進工業国(NICs)への進出問題、
とりわけ技術移転の問題
③ 環太平洋時代と多国籍企業の役割り
④ 多国籍企業と世界的な産業再編成
⑤ 内部化理論の問題点
⑥ 多国籍企業間の戦略提携や協調的な競争問題
⑦ クロスボーダー技術移転の問題
⑧ 多国籍企業と交通・通信ネットワーキングの問題
⑨ アジア経済のガバナンス問題
(3)1990年から現在
1990年代とは、いわゆるグローバル化の時代でもあった。このような
視野の広がりに対して、多国籍企業研究会における議論も更に発展して
行った。
① EU市場のさらなる統合に関連して、「リージョナル化かグローバ
ル化か」の問題―リージョナル・センターの問題を含む
② 複数地域ベース企業間の戦略提携問題―グローバル調達の問題を
含む
③ 東南アジアを襲った経済危機からの回復の路線
④ 中国の開放・革新と対中国市場進出の問題
⑤ ポートフオリオ・マネジメントの問題
⑥ 変動する世界経済との関連における、多国籍企業再構築の問題―
グローバリゼーションの光と影
以上に加え、2000年度の研究大会では、グローバルな情報化の進展に
対応して、① ソフト産業の多国籍化、② M&Aの問題、③ 電子商取引
問題、そして④ 世界的な標準化に従う会社経営のフレーム・ワーク作
第1章 ● 多国籍企業研究の成果と課題 11
りの問題などが討議の対象とされた。
最後に、21世紀の初頭を飾った2001年度の研究大会では、経営環境の
大変化に対応して、① 多国籍企業と関係国政府とのパートナーシップ
問題、② 撤退のマネジメント、そして③ 多国籍企業とNGO問題などが、
取り挙げられている。
(4)多国籍企業研究の成果
以上説明した、これまでの多国籍企業研究会による、理論的、実証的
な研究およびその討論の成果は、多くの研究会メンバーの著作物の中で、
継続的に発表され、今日におよんでいる。
まず、多国籍企業研究会自体が編集し刊行した著作は、約10冊を数え
るが34、その中で強く印象に残る著作には、「多国籍企業理論の系譜と
展望」35 、そして創立20周年記念研究大会の成果を英文でまとめた
「Management : A Global Perspective」36の2冊が存在する。
まず「多国籍企業理論の系譜と展望」の中では、つぎのような論点が
とり挙げられた。
① MNC時代からTNC時代への変遷
② 多国籍企業と環境との相関と緊張
③ 資本所有支配から技術支配へ
④ 多国籍企業による外延的な拡大から、内包的な充実への進路変更
の必要性
⑤ 内部化理論をめぐる新潮流の分析
⑥ 米国ベースの多国籍企業理論で、日本ベースの多国籍企業経営を
評価することの是非
⑦ デペンデンシア理論にみるような経済問題政治化の方途
⑧ 次の世紀に向けて、国際会計、ディスクロージャー、環境、技術
移転基準などを明確化する必要性
⑨ 国際マーケティングでは、商品サイクルから技術サイクルへ重点
移行の問題
⑩ 多国籍企業の組織は、環境変化適応的であることが必要であるこ
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