...

会社説明会

by user

on
Category: Documents
16

views

Report

Comments

Transcript

会社説明会
会社説明会
平成21年5月30日
中部鋼鈑株式会社
証券コード: 5461
1
会社概要
„
„
„
„
„
„
„
„
本社所在地
設立
資本金
代表者
発行済株式数
売上高
従業員数
事業内容
名古屋市中川区
昭和25年2月
5,907百万円
成田 健一郎
31,200千株
連結:774億円(H21年3月期)
連結:529人(H21年3月末)
鉄スクラップを主原料とした厚鋼板の製造・販売
鋼板の加工・販売
医療廃棄物の焼却・溶融処理
敷地:約7万坪
2
売上高・経常利益実績推移
売上高(億円)
経常利益(億円)
774
160 160
【連結ベース】
800
売上高(億円)
経常利益(億円)
700
140
600
539
482
500
140
646
120
54 0
101
94
100
80
400
300
231
242
222
63
242
60
200
40
100
20
0
302
6
-4
H11
-100
H12
2
H13
H14
-17
-3
H15
0
H16
H17
H18
H19
H20
-20
(年度)
3
当社の特徴(鉄のリサイクル)
解体
溶解
納入
製鋼工程
鉄スクラップ
・国内唯一の電炉厚板専業メーカー
・多品種、小ロット、短納期
・日本最大級の200トン電気炉を保有
・世界的にユニークな製鋼-圧延直結プロセス
・地球にやさしいリサイクル企業
建築
加工
製品
圧延工程
4
高炉と電気炉の違い
ペレット
コ-クス
鉄鉱石
粗鋼トン当たりCO2排出量(t)
鉄スクラップ
生石灰
高炉5社平均
2.08
中部鋼鈑
0.38
主な高炉メーカー
主な電炉メーカー
中部鋼鈑
東京製鐵
(共英製鋼)
(合同製鐵)
(大阪製鐵)
(JFE条鋼 等)
新日本製鐵
JFEスチール
住友金属工業
神戸製鋼所
日新製鋼
電気炉
転炉
(
高炉
)は厚板を製造していない
厚板
スラブ
連続鋳造設備
加熱炉
厚板圧延機
出典:日本鉄鋼連盟
5
国内の厚板供給環境
主な鉄鋼製品
≪国内生産≫
中部鋼鈑
4.4%
中山製鋼所
3.4%
≪輸入厚板≫
東京製鐵他
2.7%
ロシア
4.4%
その他
1.7%
台湾
6.3%
神戸製鋼所
10.8%
住友金属工業
10.8%
厚板
2008年度
生産量速報
1,360万トン
JFEスチール
34.9%
新日本製鐵
33.0%
2008年度
厚板輸入実績速報
21.3万トン
中国
49.6%
韓国
37.9%
出典:(社)日本鉄鋼連盟
6
厚中板 用途別国内受注
厚中板 用途別国内受注の概要
当社(H20年度)
国内需要(H20年度)
その他
3.4%
店売り
14.9%
建築・土木
19.7%
店売り
9.5%
船舶
0.2%
その他
2.2%
建築・土木
27.0%
産業機械
13.1%
産業機械
61.1%
船舶
48.9%
出典:(社)日本鉄鋼連盟
注)当社独自の用途別受注
7
当社材 使用実績例
建築
船舶
産業機械
自動車
鉄道車両
建設機械
8
業績推移(連結・個別)
【連結】
(売上:億円)
売上
(利益:億円)
経常利益
【個別】
(売上:億円)
売上
200 1,000
1,000
774160
800
140
600
160
200
718
800
1 36
120
540
402
400
80
H20年度
40
0
H17年度
H21年度予想
80
62
0
0
0
H19年度
369
200
40
販売価格推移
指数(H1年4月鋼板単価=100)
95
400
57
200
H18年度
120
478
64
63
H17年度
575
600
480
101
160
1 56
646
539
(利益:億円)
経常利益
H18年度
指数(H17年4月H2単価=100)
H19年度
H20年度
H21年度予想
スクラップH2価格推移
3
2
H21 計 画
1
12
9
11
10
8
7
6
5
3
H2 0.4
2
1
12
9
11
8
10
7
6
5
3
2
H1 9.4
1
12
11
9
8
10
7
6
5
3
40
H1 8.4
90
80
2
100
1
140
12
120
9
190
11
140
10
240
8
160
H 17.4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
H 18.4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
H 19.4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
H 20.4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
H 21計 画
290
180
9
H22年3月期見通し(連結・個別)
(単位:百万円)
連
H21.3月期
結
H22.3月期
予想
個
前年同期比
増減
H21.3月期
別
H22.3月期
予想
前年同期比
増減
売上高
77,449
40,200
▲48.1%
71,764
36,900
▲48.6%
営業利益
15,992
6,400
▲60.0%
15,619
6,200
▲60.3%
経常利益
15,957
6,400
▲59.9%
15,586
6,200
▲60.2%
当期利益
8,522
3,500
▲58.9%
8,351
3,400
▲59.3%
【対前期実績・今期予想比増減分析(個別)】
経常利益
15,5 86
販売単価の下落
▲14,007
スクラップ単価の下落
+9,148
販売数量の減少
▲5,135
H2 1年3月期
(単位:百万円)
販売運賃、一般管理費
等の減少
+6 08
経常利益
6,200
H22年3月期予想
10
設備投資及び借入残高(連結)
90%
設備投資額
連結有利子負債
自己資本比率
10,025
設備投資額(百万円)
連結有利子負債残高(百万円)
10,000
8,000
6,573
78.4%
79.1%
75.4%
10,000
70.1%
64.4%
53.0%
85.0%
80%
70%
60%
5,943
50%
日本政策投資
銀行借入のみ
6,000
40%
4,281
4,000
30%
3,207
2,773
2,670
1,690
2,000
自己資本比率
12,000
1,065
1,525
880
20%
650
420
10%
0%
0
H15
連鋳機更新
H16
H17
スクラップヤード増築
H18
H19
圧延工場増築
H20
H21(予)
圧延基盤整備工事
(年度ベース)
11
連結財務指標データ
収益力 売上高経常利益率(ROS)
30
安全性 自己資本比率
%
%
90
26.1
20
19.5
80
20.6
18.6
70.1
79.1
78.4
53.0
50
9.8
40
30
当社
高炉5社
電炉10社
-1.2
70
60
10
0
64.4
75.4
当社
高炉5社
電炉10社
20
10
-10
0
H15
H16
H17
H18
H19
H20 年度
H15
H16
H17
H18
H19
H20 年度
高炉5社:新日本製鐵、JFE、住友金属工業、神戸製鋼所、日新製鋼
電炉10社:朝日工業、大阪製鐵、合同製鐵、東京鋼鐵、東京製鐵、東京鐵鋼、豊平製鋼、共英製鋼、北越メタル、中部鋼鈑
連結ベース(一部単体ベースを含む)
12
連結株価指標データ
株式価値
株主還元
1株当たり純資産(BPS)
配当利回り
(各社の年間配当金公表値より算出。)
円
6
1,800
1,680
1,600
1,400
1,200
1,199
1,000
1,374
4
3.72
3.43
3
642
600
5.54
5
1,432
930
800
%
2
当社株価
400
1
3/31終値
200
(578円)
0
0
H15
H16
H17
H18
H19
H20
高炉5社
電炉10社
当社
株価は21年3月末終値を使用 当社株価:578円
13
マーケット展望
厚板製品需給環境
„
造船は依然として豊富な手持ち工事量を有するも、受注量の急減により建造ペース
の鈍化が見込まれ、厚板需要は微減傾向にある。その他、産建機、建築、エネルギー
関連等では、大幅な活動水準の低下となっている。そのため、1/四期の国内ミルは大
幅減産を余儀なくされる見込み。
シャー・溶断業については在庫水準が極めて高く、在庫調整が長引くものと思われる。
„
輸入厚板は需要減退に伴い入着量が減少しているが、中国材、ロシア材などの安価
材の動向には、今後も注視していく必要がある。
<厚板輸入量推移>
(トン/月)
H20.1/四期平均
H20.2/四期平均
H20.3/四期平均
H20.4/四期平均
29,862
18,662
16,283
6,216
厚板輸入量
厚板輸入量と 粗鋼に占め る厚板生産の割合
粗鋼に占める厚板生産比率
1,400
14.00
1,200
12.00
1,000
10.00
800
8.00
600
6.00
400
4.00
200
2.00
0
H2
H3
H4
H5
H6
H7
H8
H9
H10 H11 H12
H13 H14
H15 H16
H17 H18
0.00
H19 H20 (年度)
14
マーケット展望と当社への影響
鉄スクラップ環境
„
スクラップ価格は昨秋以降、国際価格の低下や国内電炉メーカーの減産、高炉メーカーの市
中屑購入の大幅な減少により急落したが、その後産業活動の低下に伴い発生屑が減少し、
国内の需給はミートするも、足元は中国、韓国を主とした輸出価格に回復が見られ、国内市
況も反転している。しかしながら、電炉製品の需要回復ならびに製品価格の改善が見込めな
いことから大幅な上昇はないと思われる。
„
国内高炉メーカーは大幅な減産下において、冷鉄源の配合を大きく減退させており、スクラッ
プ配合率は当面低調に推移する見込み。
当社への影響
„
需要家の在庫調整は少なくとも上半期まで続くと思われ、受注数量の確保には相当の苦戦が
予想される。一方、販売価格については資源高で上昇した高炉価格の低下が不可避であるこ
とや需要の急減により、下落は避けられない見通し。
当社の対応策
„
既存のユーザーへのきめ細やかな対応
„
更なる品質向上への努力、及び短納期対応力の強化
„
産建機紐付需要、建築需要への積極的な受注展開
„
新規輸出ユーザーの開拓
15
圧延工場基盤整備工事について
さらなる強固な生産体制造りを目指し、圧延
基盤整備工事に取り組んできた。
H21年7月から8月にかけて43日間に及ぶ
工事休止のあと、9月よりホットランする。
投資効果:10億円/年メリット
コスト
競争力
商品
競争力
生産
弾力性
主な投資内容とその効果
加熱炉リジェネバーナー化
省エネ・省コスト、生産性向上
圧延機ミルモーター更新
品質向上、サイズ拡大、生産性向上
熱間矯正機改造
品質向上、生産性向上
鋼板冷却装置新設
品質向上、新商品開発への期待
冷却床拡張
サイズ拡大、生産性向上
16
中期経営計画(09~11年度)
経営ビジョン
品質・納期・サービスで顧客信頼度№1
環境(ecology)に適した事業継続体制
働きがいのある企業
外部環境変化に適応できる柔軟な企業体質
→当社の強みを最大限活かし、顧客信頼度を高めます
→市街地に立地する製鉄所として、従業員一人一人が
自覚を持ち行動します
→人材育成、従業員満足度の向上を追求します
→収益力、連結経営の強化に努めます
経営目標
市場シェアを意識した売上数量の確保
環境負荷の低減
ステークホルダー満足度の向上
→厚板普通鋼生産シェア率向上
→エネルギー・CO2排出量原単位
→顧客:品質・納期対応力
→地域住民:地域社会貢献
→株主:配当性向
→従業員:労働安全衛生・キャリア開発
CSRの見える化推進
→活動の見える化による持続的発展
連結収益力の強化
→総資産利益率(ROA)
※ 利益計画は単年度計画とし、年度ごとに作成する
基本戦略
厚板国際マーケットに対応できる生産・販売体制の構築
地域との共生のための万全な環境対策
連結収益基盤の強化
( 5%低減)
(15%以上)
(10%以上)
17
株式の状況
配当方針: 安定的な配当に意を払いつつ業績に見合った弾力的な配当をおこなう
35
30
25
20
15
10
5
0
1株当たり年間配当金
配当性向
22円
12円
28円
26円
H16
30.0
25.0
20.0
25.0
TS
15.0
11.7
12.9
4.7
32円
10.0
配当性向(%)
年間配当金(円)
1株当たり年間配当金及び配当性向
5.0
8.0
0.0
H17
H18
H19
H20
地域別株主分布状況
株主名
三井物産株式会社
株式会社メタ ルワン
新日本製鐵株式會社
日鐵商事株式會社
株式会社三菱東京UFJ 銀行
岡谷鋼機株式会社
( 投資信託銀行信託口を除く)
出資比率
8 .1 %
8 .1 %
5 .0 %
4 .0 %
2 .6 %
2 .6 %
外国・その他, 0.7%
(株主数比率)
北海道, 1.2%
四国, 2.0%
東北, 1.7%
中国, 3.0%
九州, 4.3%
近畿, 17.7%
(平成21年3月31日時点)
関東, 32.1%
中部, 36.9%
18
トピックス
■日本鉄鋼連盟 安全優良賞受賞
平成21年2月25日、東京・鉄鋼会
館にて日本鉄鋼連盟の第50回鉄鋼
安全表彰が行なわれ、当社は普通
鋼電炉事業部の業態で昨年に続き
“優良賞”を受賞しました。
■近隣小学校・近隣町内会・自治会の工場見学会開催
平成20年10月24日、近隣小学校(4校)の5年生が社
会科教育の一環として当社の工場見学を行ないまし
た。 また、平成21年4月19日、近隣町内会・自治会の
工場見学および環境説明会を開催しました。
■クリーン作戦の実施
平成20年11月19日、平成21年4月17
日の両日、環境対策・地域交流の一環
として会社周辺の一斉清掃活動を行な
いました。
■IR説明会開催
IR活動の一環として、個人投
資家向け会社説明会を平成20
年12月1日(東京)、12月3日
(名古屋)、平成21年2月25日
(名古屋)に開催し、アナリスト
向け説明会を平成20年11月
27日(東京)に開催しました。
19
中部鋼鈑の理念
存在理念
私たちは、中部鋼鈑にかかわる全ての人々の幸せを実現するために存在します
私たちは、「資源リサイクル」による鉄づくりを原点として、
新たなる社会的価値の創出に挑戦します
経営理念
人を基本とする経営を実践します
トータル・テクノロジーを基盤とし、市場を見つめた経営を実践します
20
中部鋼鈑沿革と企業集団の状況
社名
【沿革】
昭和25年
会社設立(本社 中区)
昭和33年
中川区に本社移転
昭和36年
事業内容
設立
資本金
(百万円)
中部鋼鈑㈱
鋼板の製造・販売および
医療廃棄物処理事業
S25年
5,907
名証2部上場
明徳産業㈱
鉄鋼設備を中心とする
エンジニアリング事業
S42年
50
昭和49年
名証1部上場
シーケー商事㈱
主に当社製品の販売及び原
料・諸資材の購入
H3年
100
平成10年
ISO9002:1994認証取得
H6年
30
平成14年
ISO9001:2000認証取得
グリスフィルターのレンタル
事業、広告看板事業
運搬・荷役事業および
危険品倉庫事業
H9年
30
平成18年
ISO14001:2004認証取得
シーケー
クリーンアド㈱
シーケー物流㈱
21
本日はお忙しい中、当説明会へご
参加いただきまして、誠にありがと
うございました。
22
【本資料お取扱上のご注意】
本資料は、金融商品取引法上のディスクロージャー資料では
なく、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。
また本資料に含まれる将来の計画値、予測値等は説明会の時
点で入手できる情報に基づいて判断したものであり、不確定要
素を含んでおります。
従いまして、本資料のみに依拠して投資判断されますことはお
控えくださいますよう、お願いいたします。また本資料を利用した
結果として生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を
負いません。
23
Fly UP