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第2回 ①情報収集 1.実態把握
2005年度 第2回 立命館大学法学部 ①情報収集 法政情報論JB 1.実態把握 2005.04.20. 佐藤 はじめに *先週のアンケート結果 1)自己評価 05JB 03 院 02JC 02JB 01 院 00 院 00 99 a.ヘビー 1 2.5% 1 3 3 b.そこそこ 6 15.0% 3 6 8 5 6 6 9 c.基本的 24 60.0% 8 36 36 17 15 23 14 d.触った 8 20.0% 6 19 18 14 20 15 21 e.未経験 1 2.5% 4 1 2 4 4 8 合計 40 100.0% 17 65 64 41 45 46 52 2)アンケート結果から 経験年数:18 年(1)、12 年(1)、9 年(1)、8 年(1)、7 年(1)、6 年(4)、5 年(4)、4 年(3)、 3 年(5)、2 年(7)、1 年(12) WebPage を開設している者:3人、Power Point 経験が何回もある者:4人 1.講義内容 法政情報収集 → Web 評価 → それを生かして WebPage 作成 Web 評価のためには、多くの WebPage を集めることが必要 2.情報収集を始めるにあたって 1.著作権と情報倫理 cf. http://www.iajapan.org/ 「無知の新人」は許されない *copyleft という考え方について 2.加害者にならない 1.書き込み:誹謗中傷、プライバシー侵害、等 2.チェーンメール、大規模アンケート、spam メール 3.ソフト・実行ファイル(.exe 等)・献血依頼や募金依頼・就職情報等の転送 4.メールを送るルール:宛先の書き方、メール容量、字数、返送先、署名など 5.多様な価値観 3.被害者にならない cf.警視庁「ハイテク対策」 http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/haiteku/index.htm 1.ウィルス:実行ファイル(.exe 等)のダウンロード 2.プライバシー:e.g. SSL(電子認証)、ユーザー登録、ID/Password 管理、 セキュリティ・ホール 3.パスワード 4.詐欺:e.g.架空請求(→無視すること、返事してはいけない) フィッシング詐欺、ワンクリック詐欺 →手段は進化 4.情報の信頼性 1.機関・組織 2.URL・プロバイダーから 3.複数の情報 5.サイト紹介の方針 1.リンク集を中心とする 2.網羅的ではなく主要なものを提示する(コアサイトの紹介) 3.主として日本のサイトを紹介する 1 1.本日の課題 以下の 1)と 2)の回答を、1つのメッセージとして提出すること *提出場所・方法は、前回のレジュメを参照すること。 1)ディレクトリ型のサーチエンジン一つと、ロボット型のサーチエンジン一つを使って、 それぞれで自らの研究テーマに関連するウェブ・サイトないしウェブ・ページを検索 し、検索結果の中から自らの研究にとって最も有益だと考えるウェブ・サイトないし ウェブ・ページを一つづつ選び、そのページのタイトルと URL を提出すること。 2)自らの研究テーマに関わる、官庁情報・新聞記事・メールマガジンを検索して、それ ぞれ一つづつ、タイトルを提出すること。 2.ウェブ・サイト検索 1)趣旨:検索技術を身に付ける 2)サーチエンジンの説明 1.サーチエンジンとは何か 2.総合的なサーチエンジン 1.日本のサーチエンジン一覧 「日本の検索エンジン」 http://web.kyoto-inet.or.jp/org/kyo-yoh/kensaku/kensaku.html 「日本の Search Engine のリスト」 http://www.ingrid.org/w3conf-bof/search.html 2.ディレクトリ型とロボット型 3.使い分けの技術 1.同じ Key Word でも検索結果は異なる 2.ロボット型は、新規概念、複数語検索、に適する ディレクトリー型は、登録サイトを優先的にたどることで定評あるもの 3.特定領域の検索 ←ブログ検索 Livedoor 未来検索 http://sf.livedoor.com/ Google から 静止画 ・ニュース・翻訳(BETA 版) ・交通情報・金融 Yahoo!JAPAN から 静止画・動画・ニュース ・交通情報・金融 3.課題 1)の検索方法 1)サーチエンジンでの検索方法について参考になるホームページ ARG(Academic Resource Guide)*以下、たびたび登場する http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/007.html http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/009.html 2)キーワードを考える 1.何を検索したいのかをできるだけ詳細に考える 2.いくつかのキーワードを決める 3.複数の検索方針を考える 3)主要なサーチエンジンにアクセスする 1.ディレクトリ型 利用者数 2305 万 4000 人 Yahoo! Japan http://www.yahoo.co.jp/ 2.ロボット型 利用者数 1024 万 9000 人 Google http://www.google.com 検索エンジンの提供 excite http://www.excite.co.jp/ goo http://www.goo.ne.jp 2 infoseek http://japan.infoseek.com/ nifty http://www.nifty.com/search biglobe http://www.searcg.biglobe.ne.jp 利用者数 1249 万 5000 人 MSN http://www.msn.co.jp/home.arms MSN サーチ(ベータ版) http://beta.search.msn.co.jp 3.その他 ←ユーザーが公開したブックマーク ブリンク http://www.blink.hp NII Web Search http://websearch.nii.ac.jp/websearch.html 4)キーワードの入力 → サーチエンジン毎に入力方法は異なる *検索のコツ(google を例にとって) 1.google の機能 複数の単語をスペースで区切って入力(→and の機能) キャッシュ機能 「検索オプション」 2.入力のこつ and or not をうまく使う。not は-(半角マイナス) it the は検索しない(→検索させる場合には、+を加える)。 大文字と小文字は区別しない。 表記ゆれに対応(漢字・かな・カナの違いを区別しない) 入力順によって検索結果が異なる(前の単語を優先する) 長い文章はダメ 複数の単語を一つの語句として検索する場合は、” “ 3.キーワード発想のこつ(「日経パソコン」2005 年 2 月 28 日号より) 1.目的のページのイメージを思い描く 探している Web ページに書かれていそうな表現や言い回し、専門用語を使う 2.表現が多様なものは省く 住所と所在地、電話と電話番号など、同じ意味の表現が複数あるものは避ける 3.最初の検索結果から学習する →具体例 A.都内にある救急病院の連絡先一覧が欲しい場合 X 救急 病院 都内 電話番号 ○ 救急 病院 世田谷区 03 B.国内の携帯電話ユーザー数の推移を知りたい場合 X 携帯電話 ユーザー数 推移 ○ 国内 “携帯電話” ユーザー数 1995 2000 4.裏技 言葉の意味・定義を知りたい → 「∼とは」 と入力 情報がまとまっているページを知りたい → 「リンク集」を検索 行きたい場所の地図を探したい → 場所に続けて「地図」と入力 パソコンエラーの対処法を知りたい → エラーの文言をそのまま使う プログを表示しないようにする → 「-トラックバック」 「-コメント」で除外 ロボットが収集できないページもある 5.ツールバー Google ツールバー →ハイライト表示、サイト内検索 Yahoo!ツールバー →Yahoo!のサービス内も検索 MSN ツールバー →デスクトップ検索とも融合 英語の β版 http://toolbar.msn.com/ 総合的なツールバー e.g.DinopSearchBar http://www.dinop.com/ 3 4.課題 2)の検索方法 1)官庁情報 1.行政情報一般 電子政府の総合窓口 http://www.e-gov.go.jp/ 政府機関のサーチエンジン http://www.yahoo.co.jp/Government/ Japan Documentation Center http://lcweb.loc.gov/rr/asian/jdc.html 合衆国議会図書館の日本情報資料センター(英文) 総務省統計局統計センター http://www.stat.go.jp/index/index.htm 中央省庁や民間機関の統計情報 2.主要機関 政府発表資料 首相官邸 http://www.kantei.go.jp/ 衆議院 http://www.shugiin.go.jp/itdb_main.nsf/html/index.htm 参議院 http://www.sangiin.go.jp/ 国会会議録検索システム http://kokkai.ndl.go.jp/ 全国自治体マップ検索 http://www.nippon-net.ne.jp/cgi-bin/search/mapsearch/nn_MapSearch.cgi 3.官報 官報を印刷している独立行政法人 国立印刷局 http://www.npb.go.jp →インターネット版『官報』 http://kanpou.npb.go.jp 一週間分の官報(本紙、号外、政府調達等)が読める →官報情報検索サービス http://kanpou.npb.go.jp/search/introduce.html 有料で過去の官報が検索できる 官邸「官報ダイジェスト」 http://www.kantei.go.jp/jp/kanpo/dijest.html 「バックナンバー」 http://www.kantei.go.jp/jp/kanoo/digest-bk.html 「資料版」 http://www.kantei.go.jp/jp/kanpo-siryo/index.html かんぽう http://kanpo.net 1999 年 6 月 17 日分より官報の目次が検索できる 「官報を永年保存している図書館一覧(近畿編)」が参考となる 4.主要機関の情報 各省庁の行政文書ファイル管理システム http://www.e-gov.go.jp/link/bunlink.html 白書等データベース 文部科学省 http://wwwwp.mext.go.jp/wp/ 厚生省 http://wwwcl.mhw.go.jp/ hakusyo/ 経済産業省 http://www.meti.go.jp/hakusho/ 参考:奈良女子大学図書館 http://www.lib.nara-wu.ac.jp/hakusho.html 2)新聞情報 1.朝日DNA、日経テレコン21 立命館大学のホームページから学内利用のみ 「トップ」→「総合情報センター・図書館」→「各種情報サービス選択」 但し著作権の関係で公開できない記事がある。その場合には縮刷版利用 2.新聞社へのリンク集 日本新聞協会 http://www.pressnet.or.jp/ 新聞関連リンク集 http://www2.odn.ne.jp/coolinks/shinbun/index.html 当日の新聞記事を読めるのにとどまるところが多い 3.無料記事検索 沖縄タイムス http://www.okinawatimes.co.jp/ 1997 年 1 月 1 日分以降 4 4.有料情報 G-Search http://www.g-search.or.jp/ @nifty などのネットワークでも G-Search が利用できる 立命館大学では付属図書館職員による代行検索・有料 3)メールマガジン 1.メールマガジンとは何か *日本独特の文化 2.メールマガジン・ポータルサイト まぐまぐ http://www.mag2.com/ melma! http://www.melma.com/ Macky http://macky.nifty.com/ 3.官庁情報のメールマガジン たとえば、小泉内閣メールマガジン http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine e-houki マガジン[官公庁情報] http://www2.e-houki.com 法報タイムズ http://www.houhou.com 4.登録方法 1.自らのメールアドレスを入力して「登録」 *購読者のメールアドレスは発行者には伝わらない形式が多いので 特に不都合は起こらないと思う cf.「まぐまぐ」でのトラブル *本講義は実習なので、検索のみを行うのが目的。登録する必要は ない。但し、登録することを妨げるものではない。 2.不要になればいつでも「解除」 5.アドバンスト 自らの研究テーマについての情報を集積し、 「研究データベース」を作成すること。 なお、上述に加えて参考になるのは 人物情報の探索 参考サイト http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/092.html 統計情報の探索 参考サイト http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/093.html 5 [参考1]保存方法 1)フロッピーディスク等に保存 1.WebPage 全体の保存 1.「ファイル」「名前をつけて保存」 2.「HTML ファイル」か、「テキストのみのファイル」か選ぶ 3.「ファイル名」をつけて「保存」 *「HTML ファイル」を選んでも画像は保存されない、画像を別に保 存してもリンクがうまくつながらない 画像まで完全に保存したい時の裏技 1.「ファイル」「ページを編集」で Composer を起動する 2.Composer で「ファイル」「名前をつけて保存」で保存する 3.この場合には html ファイルと画像ファイルが同じフォルダレベ ルで保存されるので、両者を保存するためのフォルダーを作 成しておいて、そこに「名前を付けて保存」しておくべき *「テキストのみのファイル」だと画像部分は[image]と表示される *Internet Explorer の場合には、「完全」を選択すれば画像も含 めて全て保存される 2.一部データのみ保存 1.「秀丸」を立ちあげる 2.マウスの左ボタンを押したままで、ホームページの保存したい箇 所を選択し、右ボタンを押して「コピー」を選択 3.「秀丸」をアクティブにして、マウスの右ボタンを押し、 「張り 付け」を選択 3.注意 1.「1.全体の保存」で画像も保存、文書保存、「2.一部の保存」と なるほどデータ量が少なくなる 必要に応じて、保存方法を使い分けること 2.ホームページタイトル、URL、保存日付を同時に保存すること 「1.全体の保存」の場合には、自動的に保存される 「2.一部の保存」の場合には、自分で保存すること 2)プリントアウト この場合には、プリンターを URL、日付等もプリントする設定にすること 3)画面のキャプチャー 1.意味 2.手順 表示サイト全体 1.Print Screen を押す 2.Paint 等を立ちあげて、編集→貼りつけ 特定のページ 1.Alt + Print Screen を押す 2.以下同じ 4)更新される表データの保存 Excel の「Web クエリ」を利用する 5)PDF で保存 画面のままに保存される adobe acrobat が必要。adobe reader は無料配布 6)bookmark 6