...

中小企業の医療機器分野参入活性化のために!

by user

on
Category: Documents
11

views

Report

Comments

Transcript

中小企業の医療機器分野参入活性化のために!
財団法人 群馬県産業支援機構
2011
9
INDEX
■特集 中小企業の医療機器分野参入活性化のために!・・・・・・・・・・・ 1
■企業ルポ 株式会社タイホープロダクト・・・・・・・・・・・ 5
■ここに注目!! 地域のこの企業 株式会社三京体育器・・・・・・・・・・・ 7
株式会社宮下製作所・・・・・・・・・・・ 8
■(財)
群馬県産業支援機構 事業案内・・・・・・・・・・・ 9
■お知らせ 群馬県からのご案内・・・・・・・・・・・11
▲
群馬デスティネーションキャンペーン
2011.7/1 9/30
■ 受・発注ニュース・・・・・・・・・・・13
特集
中小企業の医療機器分野参入活性化のために!
~医療機器分野への参入・部 材供 給の活性化に向けた研究会報告書より~
先に経済産業省にてまとめられた「医療機器分野への参入・部材供給の活性化に向けた研究会」報告
書は、高度な技術を活かして医療機器産業への参入を目指す中小企業の動きが活性化する一方で、薬事
法等の規制産業である同分野への参入のリスクを回避するための検討を行い、医療機器分野への参入方
策及び部材供給の活性化方策を検討する二つのワーキンググループを立ち上げとりまとめたものです。
今回の特集では、医療機器分野への参入における二つの手法、Ⅰ.「薬事法の規制範囲」である医療機
器製造業になる場合と、Ⅱ.薬事法の規制に該当しない部材供給企業となるためのポイントをまとめ御
紹介します。
Ⅰ.「薬事法の規制範囲」である医療機器製造業
医療機器分野への新規参入を検討する企業にとっては、薬事法や医療機器分野の特性などが理解できず参入に
あたっての障壁となっているとの指摘がある。また、医療機器の開発から商品化、販売までには多岐にわたる専
門知識や情報が必要であり、こうしたことを外部から補うためにはコーディネータの力が不可欠である。
【 現 在 】 ・コーディネータ活動に関しての業務内容とそれに必要な能力や経験などが明確に定義されていない。
・コーディネータに対する具体的な需要やコーディネート人材の存在状況を把握することが困難。
・人材を発掘/育成する際に目安となる「人材の要件や望ましい姿」の共有化がされていない。 ●医療機器開発において必要な支援機能や知識とは…
▶支援側から見た必要とされるコーディネータ活動
医療機器開発に係わるコーディネート活動をしている人の相談受付内容は多岐にわたっているが、
主な相談内容を取り上げたところ、以下の3つに大別できることが分かった。
(1)開発薬事
これは、大学等の研究開発や、異業種からの新規参入企業または新たな分野での医療機器開発を行う医
療機器関連企業における開発に対して行われることが多い。開発の初期段階から研究開発の手法と薬事法
の知識をうまく組み合わせて、効率よく、市場化を見据えた医療機器開発を行うための支援を行うもので
ある。本対応は、薬事法や薬事申請に係わる知識に加え、研究開発やマネジメントなどビジネス的な観点
からの知識も必要とされる。 また、開発する医療機器に係わる分野における研究開発の知識があること
がより望ましく、全国でも対応できる人は数十人もいないとされる。
※必要な機能 ・薬事+研究開発経験 + マネジメントなどの複数知識と経験
・分野別の専門知識 + 薬事についての基礎知識 + マネジメント能力
(2)橋渡し/マッチング
企業等が探している技術や部材等を探索し、企業間の橋渡しをしたり、技術シーズと臨床現場等のニー
ズをマッチングするものである。 これは、比較的、医療機器のビジネスを知っている人であれば対応可能
ともされる。 しかし、橋渡しを行うためには技術や部材等について適切な評価を行う必要があることから、
探索を行うための幅広いネットワークと幅広いものづくりの知識を有していることも必要である。
※必要な機能 ・技術や医療機器メーカー等についての知識 + ネットワーク
・ものづくりの幅広い知識 + 医療機器の基礎知識
1
2011 SEPTEMBER
(3)新規参入企業への相談対応
技術を有しており、医療機器分野への参入を検討しているが、何をして良いのか分からない企業等に対
して、医療機器市場や医療機器等に関する説明を行い、その中から自分達のシーズを探してもらうといっ
た気付きを与えたり、技術の目利きを行ったりするものである。これは、比較的、医療機器業界や市場、
医療機器のニーズを知っている人であれば対応可能ではあるものの、技術の目利きが必要な相談について
は、医療機器に適用される技術についての基礎知識なども必要となる。
※必要な機能 ・医療機器市場についての知識
・医療機器についての基礎知識
☆医療機器開発に係わる相談対応において必要とされる基礎的な知識
医療機器に係わる相談対応なので、薬事法だけを知っていれば良いわけではない、ということである。薬事法
の知識が特に必要となる場合もあるが、幅広い技術が関係し、分野によって利用される技術や顧客の異なる医療
機器においては、必要とされる知識も対応も様々である。そのため、コーディネータとして必要とされる基礎知
識は、「医療機器業界に関する基本的な知識+薬事法に関する最低限の知識+ビジネスに関する基本的な知識」で
あり、これら全ての知識に加え、製品開発の各段階において不可欠な専門知識が必要となる。 しかし、各段階で
の専門知識は全てのコーディネータが保有すべきものでもないので、コーディネータ間、専門家が連携しあうこ
とで総合的に支援を行う仕組みを構築することが必要となる。
※ニーズ発掘~販売までの各段階におけるコーディネータの一例
◎医療機器には多岐の技術が係わり、分野も幅広いことから、一個人、一組織で全てをカバーする
ことはできない。医療機器参入や医療機器開発への支援活動を効率的に運用しているところは、専
門的なことはアウトソーシングするなどして、相談内容に応じて機能を分担している。
◎医療機器開発における支援では、薬事を知っている人、技術を知っている人、ビジネスを知って
いる人、開発を行ったことがある人がチームを組んで対応していくことが望ましく、そうした体制
を築けるよう環境整備を行う必要がある。
2011 SEPTEMBER
2
Ⅱ.薬事法規制に該当しない部材供給企業
医療機器は薬事法で定義が定められており、薬事法施行令でその範囲が示されています。
消費生活用品製品安全法の範囲
【部材供給に関わる法律】
供給者:部材供給企業
( 部材・加工 )
●消費生活用製品安全法
製品が消費者の生命や身体に危害を及ぼすのを防ぐた
めに制定された法律。危険とみなされた製品の製造・販
売の規制や、製品事故に関する情報の収集及び提供、製
品の安全性確保に向けた業者の自主的な取り組みの促進
などを目的としています。対象となる消費生活用製品と
は、生活の中で用いる製品を指しますが、医療器具(機器)
購入者:医療機器製造販売業
医療機器製造業
は法令で除外しています。
●薬事法
日本で販売される医薬品、医薬部外品、化粧品及び医
療機器を対象とした法律。医療機器等の品質、有効性及
び安全性の確保のために必要な規制を定めています。
●製造物責任法:PL 法
医療機器販売業
製造物責任とは、製品の欠陥により消費者・利用者な
どの第三者が被った身体や財産の損害について、当該欠
薬事法の規制範囲
陥製品の製造流通等に関与した者が負う責任です。日本
では 1995 年に PL 法が施行された。
薬事法上の医療機器に該当しないのであれば「部材」となります。供給者は購入者が薬事法の業許可を取得し
ている医療機器メーカーであることを確認してください。その上で、供給者及び購入者は下記に示すそれぞれの
立場を理解し、取引を行うことをお薦めします。
(1)供給者(部材供給企業)に求められること
供給者は、供給する部材の決められたスペックや性能を満たしたものを製造、供給する必要があります。
また、各産業において安全や品質に関する各種法令や規制が定められていますので、それらに則った品質担
保を購入者(医療機器メーカー)より求められることがあります。
(2)購入者(医療機器メーカー)に求められること
医療機器メーカーは、薬事法等によって、医療機器の品質や安全性等を担保することが求められており、
医療機器に対する一義的な責任を負っています。そのため、最終製品の品質や安全性等の担保のため購入す
る部材についても利用予定の医療機器の分野に応じて適切に材料評価や安全担保、品質管理を行うことが求
められます。
【参考】購入者が大学の場合
大学等が研究目的などで部材を購入する場合があります。大学等に対しても、臨床研究であれば「臨床
研究に関する倫理指針(平成 20 年厚生労働省告知第 415 号)」や厚生労働者医薬食品局長通知(薬食発
0331 第 7 号)など、治験であれば、「医療機器の臨床試験の実施の基準に関する省令(医療機器 GCP)」
などの規制等が出されています。供給者は、医療機器メーカーとの取り引きと同様に、供給に際して、大
学等における研究等の実施体制などを確認の上、規制等に則って、医師の指導の下に実施することをお薦
めします。
3
2011 SEPTEMBER
●供給または購入する部材はどのような位置付けか?
(1)汎用品
(スペックが決まっていて、広く一般に使うことを想定した部材)
▼供給者における留意事項
供給者は、供給する部材は汎用品であるということを医療機器メーカーに理解してもらってください。なお、
供給者には供給する部材について、仕様書にあるスペックや性能及び品質の保証が求められますが、医療機
器の適応については材料評価を行う必要はありません。
【参考】部材供給者に対する情報提供依頼について
部材が使用される場所によっては、医療機器メーカーは承認申請の際に、原材料又は構成部品の規格等が必
要になる場合があります。また、当該部材の変更や製造中止の場合にも、薬事法に則った手続きが必要となる場
合があります。そのような場合には、医療機器メーカーから部材供給者に情報提供を求められることがあります。
(2)医療機器メーカーの指定に基づく受注生産
(購入者が必要とする部材のスペックを提示し、供給者がそのスペックを満たす部材を供給する)
▼供給者における留意事項
受託生産とは購入者が必要とする部材のスペックを提示し、供給者がそのスペックを満たす部材を供給す
る場合のことをいいます。
●購入者が必要とする部材のスペックに基づいた供給
購入者の仕様に基づいて部材を供給した場合に、当該部材に欠陥が生じた場合でも、供給者に過失がな
い限り免責されることが製造物責任法に定められています(製造物責任法第4条第2項)。そのためには、
供給に際して、必要に応じて、承認仕様書を交わすことを推奨します。
●部材供給者に対する情報提供依頼について
部材が使用される場所によっては、医療機器メーカーは承認申請の際に、原材料又は構成部品の規格等
が必要になる場合があります。そのような場合には、医療機器メーカーから部材供給者に情報提供を求め
られることがあります。
●部材の変更または製造中止等についての取り扱い
購入者の仕様に基づいたスペックの部材を供給していますので、供給者は、当該部材について原材料の変更
や製造中止などの可能性が生じた場合には、その内容について可能な限り速やかに購入者に通知することが求
められます。 予め、部材供給者と購入者との間で供給保証に関する相談をされることをお薦めします。
(3)共同開発品
(製品や開発の用途や目的を購入者及び供給者が相互に理解した上で、その用途や目的を満たす開発
を行った場合が該当する)
▼共同開発における留意事項
製品や開発の用途や目的を購入者及び供給者の双方の合意に基づいて、その用途や目的を満たすような開
発を行った場合が共同開発に該当します。この場合、当該部材の供給に際して、部材供給者は製造物責任法
上の免責事由(PL 法第 4 条)の対象には該当しません。医療機器メーカーと部材供給者は、互いの責任範
囲を明確にしておくことをお薦めします。
「医療機器分野への参入・部材供給の活性化に向けた研究会」報告書は経済産業省のホームページ
にてご覧になれます。支援体制の事例や PL 保険の検討、
「 医療機器の部材供給に関するガイドブック」
など、詳しくまとめられていますので是非ご覧下さい。
◇経済産業省:http://www.meti.go.jp/report/data/g110407aj.html
2011 SEPTEMBER
4
企業ルポ
No.190
株式会社タイホープロダクト
太田市大原町2483
電 話/0277-78-4300
資本金/3,000万円
社員数/35人
U R L/http://www.tohgoku.or.jp/~taihopro/
ベンチャー精神がモットー
代表取締役
大竹 正 氏
「昔から皆と同じ仕事はしたくないと思っていた」と話すのはタイホープロダクトの大竹正社長。
「目先忙しそうな
仕事は誰もやりたがるが、当社は手を出さない」とも語る。じっくりとニッチな市場を開拓することに生きがいを感
じるタイプらしい。
「どうせやるなら先駆者になる」をモットーにしている。
タイホープロダクトの創業事業は小型モーター、ソレノイド、センサー、リレー等に使われる各種コイルアッセン
ブリー製品の製造。「スピード・高品質・低価格」をセールスポイントに事業活動を展開してきた。時代的に、
OA(オフィスオートメーション)機器の普及期に重なったことから OA 機器向け部品の安定した需要を得て、今日
の事業基盤を形成している。
幅広い製品分野
バブル景気の崩壊後は事業の選択と集中を実施。事業領域をアクチュエーター(代表的な製品としてはモーター
がある)とセンサー関連品に絞り込むとともに、付加価値の高い製品をつくるため1993年には本社工場内にクリー
ンルームを設置し、精密位置決めアクチュエーター、磁気エンコーダー、電流センサー等の製品開発に取り組んで
これを成功させている。製品は医療機器向けなどに用途が広がり、事業拡大に結びついた。
2003年には巻線と樹脂成形を同一工場内で行なう体制を整え、高耐熱・高耐水モールドコイルの生産を開始
し、自動車、建設機械用として納入するようになった。今では日本を代表する高級乗用車のステアリング(操舵装置)
向けセンサーも納入している。
製品の用途は多岐にわたり、コイルだけでも ABS 装置、操舵制御機器、FA、OA プリンター、遊技機、車載
用機器、産業用 OA 用機器電源、アダプター、ID 情報識別装置、IC カード、多相ステッピングモーターなど幅広
い電機・電子機器に使われている。最終納入先は殆んどが上場大手企業であり、近年は BRICS 諸国企業からの
引き合い・問い合せも少なくない。
製造機械の生産に進出
トロイダルコイル
5
2011 SEPTEMBER
2009年には長年に亘る自社加工技術の蓄積を生かして巻線機械
の生産に進出し、太線径トロイダルコイル巻線機(ドーナッツ形の強磁
性体に巻線を巻いたコイルの製造機)を外販するようになった。太線
径のノーマルモードコイル製造はなかなか機械化できず手作業で巻き回
しされてきたが、手巻き動作に近付けたシンプルな動きと巻線に加わる
テンションを一定にする機構を設けることで、機械ならではの力強さと
繊細さを併せ持つことを実現している。1台1千万円を越える高価な機
械だが、1人の作業員が同時に4台担当できる使い勝手の良さもあり、
コンスタントな出荷実績を上げ HV(ハイブリット)車用の部品量産など
に使われているという。
巻線機に続いて昨年には平角線コイル(エッジワイズコイル)などの製
造に使われる被膜レーザーはく離機を開発。同コイルは通電部分をつく
るために皮膜はく離加工が必要だが、従来は刃物加工で行なわれており
電線に傷がつきやすく信頼性が損なわれるといった課題があった。これ
をレーザー加工機を使うことで傷を付けることなく容易に作業ができるよ
うにしている。
エッジワイズコイル
環境負荷の削減にも取り組む
現在のタイホープロダクトの売り上げ構成は建設機械向け40%、自動車関連20%、オリジナル製品40%の
割合で、オリジナル製品には磁気センサー、カレントセンサーを始めとして、住宅用雨戸の開閉を自動で行なうコン
トローラー、宅配便のトラックにつける荷台開閉扉用オート電子ロック(荷物配達中の盗難防止用)などユニーク製
品群がある。社員には大手電機メーカーからの転職組も少なくなく、タイホープロダクトの技術力を支えるバックボー
ンとなっている。
熱心なのは製品開発だけではない。2004年から環境保全に取り組み2005年5月には環境省の「環境マネ
ジメントシステム(エコアクション21)」の認証を取得している。これは、省エネルギーはもちろんのこと、省資源、
廃棄物削減への取り組みを効果的かつ効率的に行う仕組みをつくり、それを継続的に実施して改善を行い、さら
に結果を社会に公表するための方法について設けられたガイドラインをクリアしたものに与えられる認証である。こ
の取り組みは経営の効率化や政府系金融機関から低利融資を受けられるなどのメリットがある。
価格競争をしない信念
大竹社長は、本格的な資源、エネルギー制約の時代が遠からず来ると見ており、それがエコ活動に取り組む大
きな動機でもあったようだ。また、資源、エネルギー制約から「高くても良いもの長持ちするものが売れるようになる」
との信念があり、製品の価格政策としては独自製品の開発力に自信があることもあり、
「値段を落とすようなことは
しない」と明言する。
タイホープロダクトの製品開発は高付加価値で売れるものを主軸に据えることを目標にしている。低価格競争に
巻き込まれないためにも、今後も技術水準の引き上げに余念がないようだ。
今後の有力製品として、自然エネルギーに共通して使わ
れるものや燃料電池に不可欠となるものの研究にも取り
組んでいるという。
大手企業からの開発依頼も多いが、
「開発費も設計費も
拘らない。ただ、ものになった場合は開発力を有する製造
業者である当社が優先的に供給すること」
(大竹社長)を
条件に依頼に応じるようにしている。大竹社長には長年の
経験から「理解が得られない企業の仕事をしても会社が良
くなる訳がない」との信念があり、相場を考慮しながらも、
妥協しない製品価格を提示することを経営ポリシーとして
いる。絶えず先端製品の開発に取り組んできたベンチャー
本社外観
精神がそうさせるのだろう。
2011 SEPTEMBER
6
ここに注目!
! 地域のこの企業
—— 「吸水ローラー」で良質のグランドコンディション ——
<企業概要>
事 業 者:株式会社三京体育器(代表取締役社長 永井 郁男)
事業内容:体育器具製造(ライン引き、逆上がり補助板、バスケットゴール、テニス
審判台、得点表示板等)公園の遊具(すべり台、フィットネス遊具等)
従 業 員:18人
連 絡 先:群馬県高崎市上豊岡町561-31
TEL 027-343-2562 FAX 027-344-0573
E - m a i l: e n g i n e t e i o 2 @ v i o l i n . o c n . n e . j p
ホームページ: h t t p : / / w w w . s a n k y o t i k u k i . e c n e t . j p / s n k y . h t m
永井 郁男社長
○雨あがりのグランド整備に大活躍!
Q.梅雨や秋雨の時期、グランド整備に御社の製品が活躍すると聞きました。
どの様なものですか?
A.全天候型グランドで使用する『吸水ローラー』です。濡れているグランドは、滑
りやすくスポーツをするのに危険です。グランド整備の要領でローラーをかけること
によって吸水し、ローラー中心部のバケツの中に水をためる仕組みになっています。
雨あがりのテニスコートでスポンジを使ってコートの雨水を取り除いている光景を
見た事はありませんか。原理は同じですが、もっと効率よく手軽にグランドやコート
のコンディションを整えることができます。
Q.年間どのくらい売れていますか?
A.年間 20 台くらいです。最近では、30 台くらい注文がありました。 吸水ローラー
○視野を広げることで高性能商品を生む
吸水ローラー使用例
Q.従来品との違いを教えてください。
A.既存製品との違いは、コストと性能です。従来品はとてもコストがかかる製法で製
作してあり、吸水性も良くありませんでした。当社では、特別な素材で出来た吸水材
を使用することにより性能を改良しました。また、製造工程の効率化によりコストダ
ウンに成功し、安価で高性能な商品を提供することができました。
当社では部品の製作から組立、出荷まで塗装以外は自社で行っているため、注
文を受けてから 2 週間程度で出荷する事が出来るのも特徴です。
Q.新製品の構想は何かありますか?
A.まだ試作段階ですがクレーグランド(土のグランド)用の吸水ローラーの新製品を考案中です。全天候型
吸水ローラーをクレーグランドで使用すると吸水材に泥がつまってしまい 100%の力を発揮できません。改良
と言うより姉妹品になりますが、クレーグランド用の吸水ローラーは、特殊な吸水材を使用した製品で、業界
初になります。来春頃までには完成させたいと思っています。
○子供たちの体力づくりを支えていきたい
Q.今後の展開を教えてください。
A.当社は体育器具や公園遊具を全般に製造している会社です。商社
を通じて全国の小中学校、公共施設から注文がきます。今後も利用
者の安全を第一に考えた丈夫で長持ちする製品を提供し、子供たち
の体力づくりを陰ながら支えていきたいと思っています。
作業風景(すべり台の側面部分)
7
2011 SEPTEMBER
—— 最先端の野菜工場オープン ——
<企業概要>
事 業 者:株式会社宮下製作所(代表取締役社長 宮下 善弘)
事業内容:機械加工(NC旋盤、マシニングセンター、研削盤)
従 業 員:18人
連 絡 先:群馬県邑楽郡大泉町坂田3丁目1-40
TEL 0276-63-1841 FAX 0276-63-0628
ホームページ:h t t p : / / w w w . m i y a s h i t a - s s . c o . j p /
株式会社大泉野菜工房(同所 TEL 0276-55-0483 FAX 0276-55-0484)
○国内有数の規模
工場内で栽培されるレタス
○自立化を目指して
宮下 善雄・宮下製作所会長
兼大泉野菜工房社長
Q.今年7月に野菜工場の経営に乗り出しました。どんな施設ですか?
A.レタスの野菜工場です。野菜工場は完全閉鎖型と太陽光併用型の2タイプあり、この
うち当社は外気や太陽光を遮断して栽培する完全閉鎖型を採用。施設面積 840 平方㍍、
上下5段の栽培ベンチが5列 ( 1列あたり長さ 18㍍ ) あり、生産能力は日量 1500 株。雑
菌を抑える噴霧式の給液システムを採用するなど先端設備を備えた完全閉鎖型施設として
は県内最大、国内でも有数の規模です。照明などに電気を使うので、太陽光パネルも設置
しました。現在、レタスを日量 400 株生産し工場併設店舗で1株 200 円にて販売しています。
Q.植物工場を始めたきっかけは何ですか?
A.宮下製作所はこれまで、冷蔵庫向けのウレタン発泡治具、コンプレッサーや半導体設備関連の部品加工などを
手掛けてきました。生産の海外移転が相次ぐなか 10 年前から自立化を模索。最終商品を取り込みたいと考えるな
かで、埼玉県内の野菜工場を見学する機会があり、生産者としての使命感に共鳴したのが直接のきっかけです。
昨年 11 月に㈱大泉野菜工房を設立し準備を進めてきました。
Q.それにしても思い切った異分野への参入です。
A.全くの異分野でもありません。大泉町観光協会の活動でブラジル原産の白サツマイモ「シモン芋」のお茶を生産
してきた経験があります。宮下製作所の経営を息子に引き継ぎ、息子は現業で、私は新分野でしっかり会社の
存続を、と決断しました。 ○安全・安心への思い
Q.野菜工場の野菜は、どんな特徴がありますか?
A.安全・安心プラス味です。屋内栽培なので害虫等の侵入がなく無農薬栽培が可能です。
しかも施設内を低細菌化しますので生産環境も安全です。味の面では低硝酸プラントな
ので、えぐみが少なく甘みのあるレタスを収穫できます。
野菜工場と併設店舗の外観
Q.生産性や販路はどうですか?
A.露地もののレタスですと収穫は年2回程度。野菜工場なら種まきから 32 ~ 35 日で収穫できるので生産性
は高いです。時間通りに出荷できる野菜工場は外食産業や食品産業に適しているといわれますが、当面卸す
ことはせず、直営店舗にて販売します。地元の消費者の皆さんに作っているところを見ていただき納得のうえ
で購入してもらいたいと思っているからです。
○低カリウム野菜に使命感
工場併設店舗。リピーターも
増え始めているという
Q.当面の目標は何でしょうか?
A.低カリウムの野菜の栽培です。腎臓の悪い方はカリウムの多い食事を口にできません。
慢性腎臓病の患者さんは 1300 万人と推計され新たな国民病ですので、私は低カリウ
ム野菜の生産に使命感を感じます。こうした思いに共感する生産者を全国に増やすこ
と、生産者として安全・安心な野菜を作り提供することが当面の目標です。
2011 SEPTEMBER
8
ひとりで悩まず、お気軽にご相談下さい!
〜 中小企業再生についてのご相談は、群馬県中小企業再生支援協議会へ!〜
1 中立的立場の第三者機関
中小企業再生支援協議会は、企業側の代理人でなく、勿論金融機関側にも立たない公平中立な第三
者機関として、企業内容等を充分に調査・検討した上で、再生計画の策定支援を実施し、具体的金融
支援案等の計画案を債権者宛に提示の上、合意形成に向けて調整しています。
※産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法に基づき、都道府県ごとに設置されている機関です。
事業の将来性があるが、財務上の問題を抱えている中小企業を対象に、きめ細かい経営相談・再生支援を行います。
2 守秘義務を厳守
中小企業の場合、その存立基盤は脆弱で僅かな風評リスクに対しても抵抗力が無い為、相談中小企
業及び個人に対する守秘義務を厳守いたします。
※再生支援協議会の管理機関である産業支援機構も、どちらの企業が相談に来ているか知ることはありません。
(注意:2次移行案件の場合、移行審査があるため一部の管理役職員は審査に参加いたします)
3 支援の流れ
ご相談者様
第一次対応
第一次対応の例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
専任のアドバイザーへ窓口相談(※)
●過去3期の税務申告書(付属明細書付)
●担保提供状況表
●資金繰り表
●その他
第二次対応
第二次対応の例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
専門家チームによる再生計画策定支援
●実態貸借対照表の把握
●事業改善計画の策定
●金融支援案の策定と合意取りまとめ
●その他
(※)ご相談に先立ち、お電話
(027−255−6505)をして、相談のために必要な資料を御確認下さい。
4 相談費用
●一次対応は無料です。二次対応の再生計画策定の際には、第三者機関による資産査定など、必要に
応じて負担をしていただくことがあります。
9
2011 SEPTEMBER
■再生事例には以下のようなものがあります。
事例1 複数金融機関のリスケジュール
・設備投資に対して市況の需
要減退を契機に経営状況が
悪化。
・収支低迷状況により過剰債
務を抱え債務超過
相談・支援要請
機器製造販売業
中小企業再生支援協議会
計画策定支援
再生計画
●役員の私財提供による債務の圧縮
●リスケジュール
●不採算取引先の見直し等販売管理の徹底
●減価管理の徹底による経費の削減
●役員報酬の削減
●複数行によるリスケジュール
●運転資金について保証協会による債務保証付きの新規・借換融資
効 果
●高い技術力の確保 ●雇用確保 ●地域経済への影響回避
事例2 中小企業再生支援協議会版「資本的借入金」(※)の活用
・競合店の進出により競争が
激化し、売上が減少。
・ノンコア事業への過大な投
資により過剰債務状況に陥
る。
相談・支援要請
食料品小売業
中小企業再生支援協議会
計画策定支援
再生計画
●メインバンクを含む金融機関による中小
企業支援協議会版「資本的借入金」の活用
(※)
中小企業再生支援協議会版「資本的借入金」とは、
① 15年の期限一括償還であり、償還条件が長期である
②条件変更後、赤字の場合には利子負担がほとんど生じな
い等の金利設定がされた、資本に準じた劣後ローンです。
なお、
「協議会版資本的借入金」は金融機関の自己査定
において、自己資本とみなすことができるとされ、実質債
務超過の解消期間が短くなり、早期の経営改善につながり
ます。
●5年で実質債務超過を解消
●債務者区分のランクアップ
●コア事業(食料品小売業)へ経営資源
を集中
●「協議会版資本的借入金」の活用によ
り金利負担を軽減
●経営管理体制の整備
●経営者及び株主責任の明確化
効 果
●雇用確保 ●多数の地域の取引業者などへの影響を回避
事例3 「第二会社方式」(※)による再生計画
・借入金による過大な設備投
資により過剰債務を抱える。
・営業方針の不備、従業員教
育の不徹底などにより、客
数が減少して売上が大幅に
減少。
相談・支援要請
温泉旅館
(※)
「第二会社方式」とは、旧会社の事業のうち優良な事
業の全部または一部を会社分割あるいは事業譲渡により新
会社に承継したあと、旧会社に有利子負債を残しつつ、旧
会社を特別清算または破産手続きによって清算する再生手
法です。
中小企業再生支援協議会
計画策定支援
再生計画
●会社分割により新会社は、スポンサーの支援の下で事業を継続
●旧経営陣は退任し、新会社に従業員として雇用
●スポンサーによる設備リニューアル資金の支援
●旧会社は特別清算し、金融機関から実質的な債務免除を受ける。
効 果
●雇用確保 ●地域経済への悪影響の回避
※上記以外にも再生手法があります。どんな手法で再生できるか「まずはご相談下さい。」
群馬県中小企業再生支援協議会 〒371−0854 群馬県前橋市大渡町1−10−7 県公社総合ビル2階
TEL 027−255−6505 FAX 027−255−6165
2011 SEPTEMBER 10
経済部
業
産
群馬県
知らせ
お
の
から
第3回
海外販路開拓支援セミナー
中国大連事情と
中国ビジネスの動向
群馬県では、県内製造業の海外販路開拓を支援するため、海外販路開拓支
援セミナー(第 3 回)を開催いたします。
今回は、ジェトロ大連事務所の職員に中国大連事情と中国ビジネスの動向
についてをお話いただくほか、すでに大連に進出している県内企業の方から
事例発表していただきます。
中国大連の最新情報を仕入れたいという企業の皆様はもちろん、今後海外
販路拡大を目指す企業の皆様は、ぜひ御参加ください。
開催日
平成 23年 11 月 10 日(木)13時30分から16 時まで
定 員
80 名(定員になり次第締切とさせていただきます)
会 場
東毛産業技術センター 南棟 第一研修室(太田市吉沢町1058 -5)
内 容
お問い
合わせ先
11 2011 SEPTEMBER
第1部
参加
無料
第2部
講演:
「中国大連事情と中国ビジネスの動向」
県内企業による事例発表
講師:ジェトロ大連事務所
第一鍛造大連有限公司 総経理 丸山 正和氏
〒371-8570 前橋市大手町 1-1-1
群馬県庁産業経済部工業振興課販路支援係 TEL:027-226-3359
主催:群馬県 共催:太田商工会議所
ぐんま地場産業フェスタ 2011 を開催します!!
群馬県の優れた地場産品・ふるさと伝統工芸品等を一堂に集めた展示商談会を開催し、
県内地場産品の魅力をPRするとともに、県内地場産業の商取引の拡大を目指します。
今回から、県及び群馬銀行の共催により、下記の日程で開催されますので、
皆様ぜひご来場ください。
日 時
場 所
内 容
出展企業
平成 23年 9 月 22 日
(木)
・23 日
(金・祝)
午前10 時 〜 午後 5 時
ビエント高崎展示会館・エクセルホール
高崎市問屋町2丁目7番地 TEL:027-361-8243
駐車場 ( 311台 ) あり、高崎問屋町駅から徒歩5分
地場産品の展示(試飲・試食)、商談会、販売
繊維、食品、地酒、工芸、木工、雑貨等 117 社
前年度
実績
①来場者数:1,349 人(うち商談 309 人、一般 1,040 人)
②主な来場企業:百貨店、商社、通販、コンビニ、旅館等
お問い
合わせ先
群馬県産業経済部工業振興課 地域産業係(担当:小野山・小林)
TEL:027-226-3358(直通)
2011 SEPTEMBER 12
●協力企業や発注元をさがしている。
●部品加工、機械製作等で外注先をさがしている。
●遊休機械を有効活用したい。
あっせんに関する相談は、お気軽にお問合せください。
販路・産学連携グループ
TEL.027-255-6501
<お知らせ> 当機構では、東日本大震災対応県内中小製造業への受発注確保を目的とし、「受発注緊急特別相談窓口」を
設置いたしました。お気軽に、ご相談ください。 受付時間 8:30 ~ 17:15(月~金:祝日を除く)
受注したい
番号
地区・従業員(人)
(平成 23 年 8 月19 日現在)
企業特徴等
経験年数
主要設備
邑楽郡・3
異形物の切削加工得意です。丸最大φ800、 30
単品、量産対応可能。納期厳守。
2
大 泉・18
NC 旋盤,マシニング加工全般。試作、多品 48
種 少 量 ~ 量 産 対 応 可 能。ISO9001:2008,
14001:2004 認証取得済
3
甘 楽・13
当社はコネクター部品メーカーとして認められ
ております。コネクター部品の切削からケーブ
ル Assy まで一貫として、お客様の要望にお応
えします。
50
自動旋盤(富士、ミヤノ)25台、NC自動旋盤(スター3台、ミヤ
ノ2台、江黒1台)
、卓上旋盤7台、フライス5台、二次加工機15台、
コード自動加工機(小寺)1台、コード加工機(シュロニガー)2台、
卓上プレス6台、自動コード試験機(三和)2台、フットプレス5台
4
前 橋・1
単品から量産まで、省力化機械部品、プレス金
型加工などマシニング加工全般。納期厳守。
38
5
富 岡・4
切削加工、パイプ加工。試作品、多品種小ロット対応
します。材料:鉄、SS、45C、アルミ、SUS等
45
マシニングセンター(MCV-500(1000×500×500)1台、MC
V-630(1200×600×600)1台)、縦フライス盤(YZ-8)2台、
横フライス盤(HF型)1台、2次元CAD・CAM 1台、ホイスト1台
立型マシニング(400×500)
1台、
NC旋盤
(φ100×100)
1台、
カム式自動盤7台、ボール盤3台、溶接機1台、バレル研磨機1台
6
高 崎・4
小ロット、短納期が得意です。
30
7
太 田・2
プレス金型の部品加工(セクショナルダイ・カ
ム・プレート)
、製缶加工 最大値W 1200 *
L 2500 *H 1000
10
8
伊勢崎・5
切削加工、マシニング加工全般。試作・多種
少量品から量産加工まで対応可能です。
55
9
藤 岡・3
樹脂材の旋盤、穴明け加工。丸物最大φ600、 34
φ300 ~φ400得意。
10
玉 村・5
精密切削加工、自動化・省力化各種専用機部品。 46
試作、多品種少ロット対応可能です。
縦型マシンイングセンター(500 × 1000 mm)
(400 × 800 mm)、NCフ
ライス盤(400 × 800 mm)、縦型フライス盤(300 × 700 mm)、横型フ
ライス盤(300 ×700 mm)、成形研削盤(200 × 400 mm)、TIG溶接機
1
太 田・5
金型製作から試作・量産まで対応可能。鉄・ス
テン・アルミ・銅などの材料調達から加工・納
品まで一貫体制にて対応。ヘラ絞り加工につい
てもご相談ください。
50
順送プレス ( ダブルクランク 200t)1 台、順送プレス ( シングル 150t)1 台、
順送プレス ( シングル 80t)1 台、順送プレス ( シングル 60t)1 台、単発プレ
ス (C 型シングルプレス 110t)2 台、単発プレス (C 型シングルプレス 80t)3 台、
単発プレス (C 型シングルプレス 35t)1 台、シャーリング 1 台、旋盤 1 台
2
太 田・5
300 巾レベラー、110 tプレスのプログレ、80 t 2 台、45 t 2 台、
シャーリング、φ 14 パイスピン、多軸タップ等
3
桐 生・3
複写機などの精密部品、金型設計製作、プレス・ 35
バレル、スポット、ハイスピンカシメ、表面処
理等一貫生産。小回りのきく生産をめざします。
0.8 mm深絞り加工から5mmコンパンドブラ 18
ンク加工まで対応しています。小物部品が得意
です。
4
桐 生・23
プレス加工、プレス金型・樹脂金型・組立加工
金型作成から組立まで一貫生産 ISO9001
47
プレス 22 t~ 200 t(19 台)
、金型加工設備一式、組立用具一式
5
伊勢崎・3
各種溶接、組立加工。外構フェンス、道路用フ
ェンス、各種門扉、引戸門扉等の製作
39
バンドソー(H 300 *W 600)
、
シャーリング(1800 mm、
厚3mm)
、
ボール盤(13 mm)
、半自動溶接機・4、単発プレス機(50t、30t)
1
高崎・24
電気・自動車・医療・アミューズメント部品等 39
の半田付組立、検査。小ロット・試作対応可能。
自動半田付ロボット 5 台、リード線自動半田付装置 2 台、半田コテ、
半田槽、静電気対策用アース A 種完備、ホークリフト 1 t 1 台、コ
ンプレッサー 30/20/15/5PS 各 1 台
切 削
1
プレス板金
組立
13 2011 SEPTEMBER
NC旋盤φ770×1500、φ650×900、複合機φ460
×750(回転工具付)
、ラジアルボール盤1500、1300、各々
1台
NC 旋盤 7 台(回転工具付 3 台含)
、ローター付平行 2 軸 NC 旋盤 10
台(回転工具付 2 台含)
、回転工具付対向 2 軸 NC 旋盤 2 台、立型
MC8 台(2APC 付 6 台含)
、横型 MC10 台(2APC 付 4 台,8APC
付 1 台,9APC 付 3 台,10APC 付 1 台,11APC 付 1 台)
マシニングセンター(40V)
・2、マシニングセンター(5V)、NC
フライス盤(2#)
、ワイヤーカット放電加工機、フライス盤(2#・
4#)
、平面研削盤 、汎用旋盤
高速5面加工機(テーブルサイズ 2500 * 1200)
、立型マシニン
グセンター5番(600 * 1200)
、ベッド型立フライス5番(600
* 1500)
、3番(500 * 1000)
、ベッド型横フライス3番(400
* 1000)
、横型フライス2番
縦型マシニングセンター(40 #・2パレット)
、NC旋盤(8インチ・
2SP・ガントリー付)
、NC旋盤ガントリー付(6インチ、8インチ)
、
NC旋盤ロボット付(10 インチ、8インチ・4)
、NC旋盤、ボール盤
NC旋盤(φ 550 × 1100)
、旋盤6尺(φ 600)
、ベンチレース・
2、ボール盤・2(φ 25、φ 13)
プレス機(オートメ 150 t(ダイクッション付・DH 400 ~ 300
mm)
、ワシノ 110 t(ダイクッション付・DH 390 ~ 290 mm)
、
ワシノ 45 t(ダイクッション付・DH 290 ~ 230 mm)
、ワシノ
45t(DH290~230mm)
、ピンクラッチ・2台 )
番号
そ の 他
企業特徴等
経験年数
1
地区・従業員(人)
藤 岡・3
スポンジの様な軟質から、ABS,PPの様な
硬質なウレタンで成形可能
33
主要設備
2
前 橋・3
C A D ソ フ ト(ANDES Prowin,One Space D D(ME-10)
,
Ideas,MICRO CADAM Helix,Auto CAD(DXF変換)
)
3
伊勢崎・43
4
昭 和・2
多機種にわたって計画から部品図まで経験あり。 38
リサイクラー(ポリプロピレン等)
、電子部品
乾燥装置
一般金属塗装(カチオン電着、静電、粉体)全 43
て可能。ISO9001:2008 取得。カチオン最
大被塗物L= 2.2m、H= 1.5m、W= 0.6m。
プラスチック加工、真空成型
13
5
前 橋・22
47
キュポラ・2、AMFⅡ型(枠サイズ 450 × 550mm)
、AMFⅣ
型
6
伊勢崎・2
銑鉄鋳物製造 FC 150 ~ 280、ロット 5 個
~3万個/月、単重 0.05 ~ 5.0kg、納期5~
10 日(シェル使用は 10 日)
機械設備及び修理・溶接、製缶加工
40
7
館 林・ 8
8
桐 生・ 16
パイプ曲げ、レーザー加工、溶接、旋盤、研磨他、 30
金属加工社内にて一貫生産が可能です。
スポット溶接の試作・量産治工具の製作、材料 16
の調達~製造・出荷まで一貫した受注に対応し
ます。スポット溶接をキーとした開発課題にフ
レキシブルにお応えします。
シャーリング
(6.5 t× 2000 mm)
ベンダー
(100 t× 2000 mm)
、
バンドソー(H 300 ×W 650)
、プラズマ切断機、CO2溶接機、
天井クレーン(2.8 t)
、ボール盤
NCベンダ・3(φ8~φ 89.1)
、レーザー加工機、溶接ロボット、
プラズマロボット、溶接機・5、研磨機・4、旋盤
コンデンサ型スポット溶接機・10、インバータ溶接機、NC旋盤・8
9
玉 村・ 5
難易度の高い中小物冷間鍛造品を得意とします。 30
油圧プレス 1600 t、ナックルプレス、油圧複動プレス、油圧プレ
ス、クランクプレス、潤滑(ボンデ)処理装置
10
伊勢崎・25
セラミック・金属コーティング(表面改質)
。 20
世界初のセラミックコーティング技術
自社開発皮膜形成装置(CASP)
、HVOF溶射装置、プラズマ溶
射装置、ガス溶射装置、マシニングセンター、NC旋盤
高圧シリンダー型2成分注入機
自動静電塗装機1基、手吹静電塗装機4基、手吹粉体塗装機4基、
カチオン電着塗装自動ライン1式
真空成型機(1200 × 1600)
、NCルーター加工機(X 1300、Y
2000、Z 450
売 り ま す
買 い ま す
①チェーンブロック4台(㈱キトーES2-474(2t)、㈱キトーES3B-182(1t)
、
①NC旋盤(オークマLB15~20、2000年以降製、付属部品)
㈱キトーES3B-813(0.5t)、㈱キトーM-5(0.5t))
②NC旋盤
(ファナック ロクテイ以上 チャック10~12以上)
②三次元測定器(㈱ミツトヨBH303、設備サイズ800×800×1900mm、
③ローレット転造盤(SK120 久保田 転造駒付き)
ステージX325・Y300・Z300、手動、CCDカメラ付、
④卓上旋盤(5~8号 曙 押しコック付き)
データ処理MICROPAK700 91年製)
受・発注ニュース(速報版)
(財)群馬県産業支援機構では、情報誌『企業サポートぐんま』発行後に掲載申し込みがあった受発注案
件についてメールマガジン「G-BOSS ネット」内に「受・発注ニュース(速報版)」として概要をご紹介
していますので、併せてご活用ください。
http://www.g-inf.or.jp/mailmagazine/index.html(メルマガ登録はこちらをご覧下さい。)
BIZ MATCH STATION(ビジネス・マッチング・ステーション)をご利用ください!!
(財)全国中小企業取引振興協会では、中小企業の皆様方の取引拡大やビジネスパートナー探しをお手伝
いするサイトを運営しています。全国の企業から寄せられた、受発注情報をはじめとした様々な情報が掲
載されておりますので、是非ご利用ください。
http://biz-match-station.zenkyo.or.jp/(詳しくはホームページをご覧下さい。)
下請取引あっせんのご案内
群馬県産業支援機構では、県内外からの受注及び発注の申し出に対して、当機構へ登録されている企業の
なかから設備や技術などが適正な企業を紹介いたします。
取引のあっせんは、県内企業に限らず、広域的な取引のあっせんに努めます。
取引あっせんの流れ
発注企業
受注企業
登録申込
申出
登録
企業の登録は無料です!
登録企業
(約4,000社)
あっせん
成 立
結 果
不成立
報 告
不成立の時 再あっせん
2011 SEPTEMBER 14
平成 23年度 ものづくり技術振興事業
ものづくり技術の高度化に取り組む県内中小企業を様々なかたちで支援します!!
1.新技術・新製品開発推進補助金(締め切り間近!)
県内の中小企業の方が実施する生産技術の高度化及び新製品の開発、事業化段階の研究開発等
の取り組みに対し、その経費の一部を助成します。
●募集期間:平成 23 年9月1日~ 30 日(必着)
●対象経費:原材料費、設備購入費、外注加工費など
●事業期間:交付決定の日から原則1年間
●補 助 率:1/2(ただし、人件費については1/3)
●補 助 額:200 万円以内
《 補 助 金を活 用された 企 業 様 の声 》
(平成 19 年度採択)
( 株 ) ビット「ろう付け技術の安定化と高度化」
当社では、超硬合金などをろう付けして特殊刃物などの耐摩耗部品を製造しています。本開発
では、これまでベテラン職人の目視や勘に頼っていたろう付け作業について様々な角度から数値
化し、作業の標準化を図ることができました。データの裏付けを得ることで熱変形や硬度低下を
最小限に抑える条件をつかむことができ、大幅な不良率の低下と品質の向上を図ることができ、
取り引きの安定化につながっています。
(平成 21年度採択)
サンヨー(株)
「PFA超音波流量計製造に係わる高周波溶着機の開発」
流量計に用いられるPFA製パーツの三位同時溶着加工において、溶着精度、歩留まり、生産
スピードの全てにおいて高水準の溶着機を自社で開発することができました。これにより低コスト
かつ高精度の溶着が可能となり、受注につながっています。溶着機本体についても各方面から引
き合いをいただき、これまでに仕様を変えたタイプの溶着機の販売実績もあがってきています。
2.産学官交流支援補助金(募集中!)
3.人材育成支援補助金(募集中!)
企業団体、大学、試験研究機関等が相互の情報
中小企業が社員を対象に開催するものづくりに
交換会、講演会等のイベントを開催する経費の一
関する研修、また高度技術研修に派遣する場合の
部を助成します。
経費の一部を助成します。
●募集期間:随時
●募集期間:随時
●対象経費:会場使用料、印刷製本費、講師謝金
●対象経費:研修受講料、講師謝金
●補 助 額:10 万円以内
●補 助 額:10万円
※各補助金の募集案内や申請書は、下記URLからダウンロードできます。
<お問い合せ先> 〒371- 0854 前橋市大渡町 1-10-7 県公社ビル2階
(財)群馬県産業支援機構 販路・産学連携グループ TEL:027-255-6601 / FAX:027-255-6161
URL h t t p :/ / w w w.g -i n f .o r.j p / m a n u f a ct u r i n g s /
第 33巻 第 4号 平成23年 9月12日
発行所/
(財)
群馬県産業支援機構 〒 371 − 0854 群馬県前橋市大渡町 1− 10− 7 群馬県公社総合ビル2階
TEL.027 − 255 − 6500 URL. http://www.g-inf.or.jp/
印刷所/上毎印刷工業株式会社 TEL.027 − 224 − 6245
Fly UP