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(JFCC) あらゆる材料の研究・試験評価機関

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(JFCC) あらゆる材料の研究・試験評価機関
非営利・一般財団法人
ファインセラミックスセンター(JFCC)
あらゆる材料の研究・試験評価機関
全体概要
1
JFCCアクセスマップ
JFCC
至名古屋駅
JR熱田
地下鉄
熱田神宮
Google map
名鉄
JR熱田駅は普通
電車しか停車しな
いためご注意くだ
さい
熱田駅
東京方面
設立経緯・体制図
・1985年:ファインセラミックスの研究・試験・評価を行う財団法人設立
・1987年:試験研究所竣工、本格事業開始
・2002年:材料技術研究所に改称
材 料 プ ロ セ ス G
・2007年:JFCC内にナノ構造研究所設立
組 織 制 御 G
・2012年2月:非営利型・一般財団法人移行
・2015年5月:設立30周年
機 能 性 材 料 G
○会 長
庄山 悦彦
○副会長
岡本 一雄
柴田 昌治
豊田 鐵郞
水野 明久
日立製作所 名誉相談役
エネルギー材料G
材料技術研究所
トヨタ自動車 顧問
日本ガイシ 相談役
中部経済連合会 会長
中部電力 会長
○特別顧問
豊田章一郎 トヨタ自動車 名誉会長
理 事 長
連携による
シナジー効果
研
究
企
トヨタ自動車東日本 名誉顧問
事
(4)
吉田盛厚 専務理事
高田雅介 専務理事
小澤 学 常務理事
丹羽 漸 常務理事
務
画
高 信 頼 性 材 料 G
材 料 評 価 ・ 試 作 G
ナノ構造研究所
服部 哲夫
常勤役員
(40)
界 面 電 気 化 学 G
電子線ホログラフィーG
(27)
電子顕微鏡基盤G
部
電 池 材 料 解 析 G
(11)
環境電子顕微鏡G
局
(8)
SIP革新的構造材料
JFCC拠点
計
算
材
料
G
総数90名(2016.10.1)
革新的構造材料PJ
研究開発事業方針
(第6次中長期経営計画 H28-32)
社会・企業から求められる研究開発・試験評価事業の推進を通じ
ものづくり産業に寄与し社会に貢献
(1)先端かつオンリー・ワンのエキスパート集団を目指し研究力・
技術力を一層高める
(2)社会のニーズ・動向を敏感に捉え自らの研究・試験評価の
位置付けを理解し的確に対応する
(3)「人材育成」と「チームワーク重視」により組織総合力の向上
を図る
事 業 収 入
【H27年度収入】 1,475百万円
約93%が政府・企業からの受託
事業型財団
標準物質頒布 8%
114百万円
その他 7%
109百万円
○受託件数
政府受託
36%
530百万円
政府受託:38テーマ
(科研費14件含む)
企業受託:26社 37テーマ
企業受託
22%
323百万円
試験評価:2,760件
科研費
2%
31百万円
非営利・一般財団法人
ファインセラミックスセンター(JFCC)
受託の取組み
6
研究開発事業方針
(第6次中長期経営計画 H28-32)
社会・企業から求められる研究開発・試験評価事業の推進を通じ
ものづくり産業に寄与し社会に貢献
(1)先端かつオンリー・ワンのエキスパート集団を目指し研究力・
技術力を一層高める
(2)社会のニーズ・動向を敏感に捉え自らの研究・試験評価の
位置付けを理解し的確に対応する
(3)「人材育成」と「チームワーク重視」により組織総合力の向上
を図る
JFCCの橋渡し機能
●出口となる産業分野を念頭においた研究開発
●成果を着実に実用化に結びつけるための目的基礎研究
●ニーズ・シーズマッチングによる政府PJ研究開発展開
目的基礎研究
出口を見据えた
応用研究
研究開発
橋渡し機能
製品開発
製造技術開発
事業開発
企業の開発機能
JFCCの研究機能
JFCCの活用 STEP by STEP
“出会い”となる機会;
◆研究成果発表会
◆技術展示会
◆メール・FAXでの問い合わせ など
ニーズ/シーズ
の出会い
技術相談
◆個別相談
※無料ですので、気軽にご相談ください
可能性検討
単発依頼
・お客様のご要望に応じた対応をいたします
・立ち合いなどのご要望にも応じます
研究委託
・装置利用
・オープンラボ利用
・共同研究
・・・
その後も、お客様のニーズに応じてご活用ください
◆早期の技術 手の内化 & 継続的な技術担保
◆設備投資(維持)の軽減、 短期試作 など
研究受託を支えるJFCCの強み
<製造プロセス>
・プロセス検討・設計
・機能発現
<第一原理計算>
・現象の解析/理解
・計算による材料設計
[強み]
・自ら実験・解析
・様々な事例をこなす
ことで得た高度な知見
↓
スルーで支援が可能
<微構造観察・解析>
・高機能設備+使いこなし
・試料調整:材料に応じて適切に
(設備の能力限界まで引き出す)
<試験・評価>
・設備:高機能、特殊
・解析力
10
企業からの受託の枠組み
利用形態
研
究
受
託
概要
期間
共同研究
・双方の技術を融合し、新素材の開発や
難易度の高い成果を狙う
1~5年程度
受託研究
・JFCCが持つ知見、技術を活かし、
問題を解決する
半年~3年程度
・JFCCの設備を利用し、設備投資を
オープンラボ することなく研究開発を行う
・研究開発ノウハウの取得が可能
・短期間での問題解決
ミニ受託
・研究受託の予備検討
・JIS規格等に基づいた物性試験
試験・評価
・自社開発材料の評価
・セラミックス以外の材料にも対応可
・装置自社導入前の予備実験として利用
機器利用
・高性能な装置を自ら使用することで、
正確な物性等の把握が可能
半年~3年程度
1ヶ月~半年程度
1週間~数ヶ月
数時間~数日
・丁寧で確実な試験・評価は、好評(受託拡大中)
11
賛助会員割引
・依頼試験:5%
・機器利用:10%
・標準物質:5%
賛助会員費:5万円/年
12
秘密保持を厳守します!
委託・ 共同研究に関わる成果は、
関係するすべての機関・企業の
ご了解をいただいて発表しています
技術交流会&見学会
お気軽にお声をお掛けください
2016年度 JFCC研究成果発表会
●東京開催:147名
・日時;2016年7月1日(金)13:00~17:30
・会場;東京大学 一条ホール
●大阪開催:106名
・日時;2016年7月8日(金)13:00~17:30
・会場;梅田スカイビル スペース36
大阪会場
●名古屋開催:317名
・日時;2016年7月14日(木)13:00~17:30
・会場;ウインクあいち大ホール・小ホール
570名参加
名古屋会場
東京会場
SIP採択(2014年度)
戦略的イノベーション創出プログラム(SIP)
(※)Strategic Innovation Promotion Program
・革新的構造材料
・エネルギーキャリア(水素社会)
・革新的設計生産技術
16
内閣府:戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)
総合科学技術・イノベーション会議が自らの司令塔機能を発揮し、府省の枠を超えたマネジメン
トに主導的な役割を果たすことを通じて、科学技術イノベーションを実現するために新たに創設
されたプログラム (Strategic Innovation Promotion Program)
HPより
経済産業省殿からの受託事業(2010年度〔平成22年度〕より)
事
実施年度
業
名
称
ご担当部署
備 考
2012~14 新エネルギー等共通基盤整備促進事業
(H24~26) 中高温太陽熱利用システム評価法の高精度化・標準化に向けた技術開発
資源エネルギー
庁
三菱総合研究所よ
り再委託
2012~13 平成24年度補正予算事業
(H24~25) 地域新産業創出基盤強化事業(中部地域)
中部経済産業局
H24年度補正予算
経済産業省
新構造材料技術研
究組合より再委託
2013~14 平成25年度補正予算事業
(H25~26) 地域オープンイノベーション促進事業
中部経済産業局
H25年度補正予算
2013~15 産業技術研究開発委託費/高温超電導コイル基盤技術開発プロジェクト
(H25~27) 共通基盤技術の研究開発
経済産業省
(H27はAMED)
産業用超電導線材
・機器技術研究組
合より再委託
2013
(H25)
革新的新構造材料等技術開発
セラミックス技術開発
2014~
(H26~)
戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン)
中部経済産業局
次世代パワーデバイス用ウエハ加工工程を簡略化する超均一組織研削砥石の開発
事業管理機関
2014~
(H26~)
戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン)
革新的省エネ型高品位リサイクル繊維連続回収システムの開発
中部経済産業局
事業管理機関
2014~
(H26~)
戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン)
安全・環境に配慮した高機能、低コストの難燃自動車シートの開発
中部経済産業局
事業管理機関
2016~
(H28~)
戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン)
窒化物セラミックスの高品質・低コストを実現する循環型乾式ビーズミルを用い 関東経済産業局
た原料粉体の新規粉砕技術の開発
栃木県産業振興セ
ンターより間接補
助
サポイン事業は実施中のみ記載、別途2010年度より累計14件実施
NEDO殿からの受託事業一覧(2010年度〔平成22年度〕より)
実施年度
事
業
名
称
その1
ご担当部署
備 考
2007~11 エネルギーイノベーションプログラム・ナノテク・部材イノベーションプログラ
ナノテクノロジー・ 11年度はMETIか
ム/
材料技術開発部 らの委託
(H19~23) マルチセラミックス膜新断熱材料の開発
2007~11 ナノテク・部材イノベーションプログラム・環境安心イノベーションプログラム
ナノテクノロジー・ 07年度はMETIか
/希少金属代替材料開発プロジェクト/
材料技術開発部 らの委託
(H19~23) 超硬工具向けタングステン代替材料開発
2008~11 エネルギーイノベーションプログラム/次世代自動車用高性能蓄電システム技術
開発/次世代技術開発/
(H20~23) 第一原理計算に基づいた次世代イオン伝導材料設計技術の開発
燃料電池・水素技
術開発部
2008~12 電力技術開発プログラム/
(H20~24) イットリウム系超電導電力機器技術開発
新エネルギー技
術開発部
2009~11 ナノテク・部材イノベーションプログラム/ナノテク・先端部材実用化研究開発/ ナノテクノロジー・
材料技術開発部
(H21~23) 表面ナノ機能修飾した樹脂成形用型部材の開発
ナノテク・部材イノベーションプログラム/グリーン・サステイナブルケミカル
2009~13 プロセス基盤技術開発/
(H21~25) 規則性ナノ多孔体精密分離膜部材基盤技術の開発
電子・材料・ナノテ
クノロジー部
11年度はMETIから
2009~11 エネルギーイノベーションプログラム・ナノテク・部材イノベーションプログラ
の委託
電子・材料・ナノテ
ム/
クノロジー部
ステレオファブリック技術
(H21~23) 革新的省エネセラミックス製造技術開発
研究組合経由
2009~13 ナノテク・部材イノベーションプログラム・環境安心イノベーションプログラム
電子・材料・ナノテ
/希少金属代替材料開発プロジェクト/
クノロジー部
(H21~25) 精密研磨向けセリウム使用量低減技術開発及び代替材料開発
2012(H24)
調査委託/
燃料電池自動車用水素貯蔵材料に関する調査研究
2009~15 エネルギーイノベーションプログラム/革新型蓄電池先端科学基礎研究事業/
(H21~27) 革新型蓄電池先端科学基礎研究開発
新エネルギー部 九州大学からの
燃料電池・水素グ 再委託
ループ
スマートコミュニテ
ィ部
NEDO殿からの受託事業一覧(2010年度〔平成22年度〕より) その2
実施年度
事
業
名
称
ご担当部署
備 考
ナノテク・部材イノベーションプログラム・ITイノベーションプログラム・エネル
2012~14 ギーイノベーションプログラム/低炭素社会を実現する新材料パワー半導体プロ 電子・材料・ナノテ ファインセラミックス
技術研究組合の集
(H24~26) ジェクト/
クノロジー部
中研分室として実施
高耐熱部品統合パワーモジュール化技術開発
2012~
(H24~)
未来開拓技術実現プロジェクト/グリーン・サステイナブルケミカルプロセス基
盤技術開発(革新的触媒)/
環境部
二酸化炭素原料化基幹化学品製造プロセス技術開発
12,13年度はMETIか
らの委託。人工光
合成化学プロセス
技術研究組合の組
合員として実施
水素利用技術研究開発事業/燃料電池自動車及び水素ステーション用低コスト機
新エネルギー部
2013~15 器・システム等に関する研究開発/
九州大学からの再
(H25~27) 燃料電池自動車用水素貯蔵材料に関する研究開発/透過電子顕微鏡を用いた水素 燃料電池・水素グ 委託
ループ
貯蔵材料の構造解析
2012~
(H24~)
未来開拓技術実現プロジェクト/
次世代自動車向け高効率モーター用磁性材料技術開発
2014~
(H26~)
革新的新構造材料等技術開発
新構造材料技術研
材料・ナノテクノロ
究組合からの再委
熱可塑性CFRPの開発及び構造設計・加工基盤技術の開発/熱可塑性CFRPの開発及 ジー部
託
び構造設計・加工技術の開発
2014~
(H26~)
SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)/革新的設計生産技術
高付加価値セラミックス造形技術の開発
IoT推進部
2015~
(H27~)
エネルギー・環境新技術先導プログラム
超精密原子配列制御型排ガス触媒の研究開発
イノベーション推
進部
H28~H32 革新型蓄電池実用化促進基盤技術開発
材料・ナノテクノロ 12,13年度はMETIか
ジー部
らの委託
スマートコミュニテ
POST RISING事業
ィ部
文科省(JST)殿からの受託事業(2010年度〔平成22年度〕より) その1
事
実施年度
業
名
称
備 考
2008~10
(H20~22)
都市エリア産学官連携促進事業(発展型)
低環境負荷型高温過熱水蒸気ヒーターの開発
岐阜県研究開発財
団からの再委託
2008~12
(H20~24)
知的クラスター創生事業(第Ⅱ期)
表面機能化による先進ナノ材料の開発
科学技術交流財団
からの再委託
2010~12
(H22~24)
原子力基礎基盤研究委託事業
核燃料に関する計算組織学的な解析技術の開発/酸化物焼結解析におけるMC法とPF法の比較
電力中央研究所か
らの再委託
2011~15
(H23~27)
グリーン・ネットワーク・オブ・エクセレンス(GRENE)
低炭素社会の実現に向けた人材育成ネットワークの構築と先進環境材料・デバイス創製
東京大学からの再
委託
2009~10
(H21~22)
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)
超熱伝導材の放熱機器への実装化にむけた研究開発
2010
(H22)
2011~
(H23~)
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)
車載用NOxセンサの検知極材料の開発
戦略的創造研究推進事業/先端的低炭素化技術開発(ALCA)/耐熱材料・鉄鋼リサイクル高性能材料
輻射熱反射コーティングによる革新的遮熱技術/構造安定化・耐食性コーティング技術
2012~13
(H24~25)
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)
2012~13
(H24~25)
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)
2012~15
(H24~27)
科学技術試験研究委託事業 構造材料元素戦略研究拠点
2013~
(H25~)
多孔質球状粒子を用いた太陽電池用低光反射超撥水膜の開発
パワーデバイス用炭化珪素ウエハに対する低欠陥加工技術の開発
表面機能評価用セラミックス材料の最適構築
戦略的創造研究推進事業/チーム型研究(CREST)/
精密分子ふるい機能の高度設計に基づく無機系高機能分離材料の創製/精密分子ふるい材料の微
細構造解析
京都大学からの再
委託
文科省(JST)殿からの受託事業(2010年度〔平成22年度〕より) その2
事
実施年度
2014~15
(H26~27)
2014~
(H26~)
2014~
(H26~)
業
名
称
エネルギー特別会計委託事業
微細構造を制御した高MA含有不定比酸化物燃料の物性予測手法に関する研究/計算機シミュレー
ションを用いたMA含有酸化物燃料の焼結最適化手法評価
備 考
日本原子力研究開
発機構からの再委
託
SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)/革新的構造材料
コーティングの環境遮蔽設計及びプロセス技術の開発/耐環境セラミックスコーティングの構造
最適化及び信頼性向上
SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)/エネルギーキャリア
太陽熱を利用した水素製造に関する基幹部材開発/光学膜・真空封止等の集熱管要素技術プロセ
ス開発及び性能評価
2015~
(H27~)
JSTイノベーションハブ構築支援事業
2015~
(H27~)
研究成果展開事業(スーパークラスタープログラム)/愛知地域スーパークラスタープログラム
2016~
(H28~)
研究成果展開事業(先端計測分析技術・機器開発プログラム)
情報統合型 物質・材料開発イニシアティブ
GaN結晶評価技術の開発
NIMSからの再委託
科学技術交流財団
との共同研究
超汎用型 SEM 用 球面収差(Cs)/色収差(Cc)補正器の開発
その他 科研費実施中(2016年度 16件*分担研究含む)
非営利・一般財団法人
ファインセラミックスセンター(JFCC)
研究所概要
23
出口を意識したJFCCの研究開発
開発対象
FC触媒
耐環境コーティング
触媒劣化挙動や
電導メカニズム把握
・表面被膜の物性理解
・EB-PVD、レーザーCVD
人工光源シミュレータ
太陽光吸収膜の開発
太陽熱レシーバ評価
排ガス触媒
先進機能を有する
材料の探求
分離膜
水素、He分離膜作製、評価
切削工具
結晶微細化技術
人工股関節
◆金属材料 (鉄、アルミ、チタン…)
◆無機材料 (セラミックス(アルミナ、窒化珪素…))
◆有機材料 (熱可塑樹脂、熱硬化樹脂、ゴム…)
核となる要素技術
耐摩耗評価技術
熱電材料
対象材料
微構造解析による
発現メカニズムの理解
◆製造プロセス
◆単一材料
◆複合材料
SOFC
電極材料の探求
信頼性評価
・分散強化金属
◆試験・評価
◆微構造観察・解析
◆第一原理計算
・繊維強化樹脂(CFRP等)
磁石
微構造と磁場歪
の現象理解
・電気特性 ・触媒
・磁気特性
技術の修得
・若手修行派遣
・高機能設備利用
◆構造材料
過熱水蒸気による
リサイクル技術
◆機能材料
全固体電池
固体界面の微構造
と電導特性の理解
Liイオン伝導体の開発
CFRP
NOxセンサー
新奇メカニズムの
適用可能性検証
半導体材料
・SiC:欠陥形成メカニズム把握
・GaN:微構造と電荷特性把握
2016年度 重点研究テーマ
・世界最高水準の電子顕微鏡観察技術、計算科学、プロセス技術、信頼性評価解析技術の構築
・電子顕微鏡観察技術および計算科学の高度化とプロセス技術との連携による材料開発
・環境、省エネ、安全等の社会的重要課題解決への挑戦
材料技術研究所
ナノ構造研究所
・プロセス制御高度化による新材料開発
(硬質材料、断熱材料、分離膜、センサー等)
・ナノ構造解析と第一原理計算による
二次電池材料の研究
・EB-PVD、CVDコーティング技術の高度化
・最先端電子顕微鏡法および周辺技術の
開発と高度化
・過熱水蒸気処理技術の高度化
・第一原理計算による新規エネルギー材料の設計
・環境顕微鏡による構造解析と材料開発
・パワーデバイス材料評価技術の高度化
・二次電池材料の高性能化
・耐環境性コーティング材料の開発
・太陽熱創エネ・遮熱省エネ材料の開発
・界面機能制御による高性能部材の開発
両研究所の
連携強化、
融合研究
の推進
材料技術研究所
●省エネルギー
熱遮蔽コーティング、新断熱壁・窓材料、高温クリーン過熱水蒸気、
セラミックス分離膜、パワーデバイス材料欠陥解析、表面機能材料設計
●燃料電池
SOFC電極/電解質界面制御技術、高機能セラミックス微粒子合成、
高温ガスシール材
●環境・安心安全
希少金属代替材料、高感度ガスセンサ、超撥水コーティング材料、
人工股関節評価技術、焼結シミュレーション
成形体
焼結後
焼結過程
ミクロ組織
連続気孔像
Etch pit 法によるSiC結晶欠陥解析
噴霧熱分解法による被服型複合粒子
焼結シミュレーションによる形状予測
材料技術研究所
●電子ビーム蒸着装置
●股関節シミュレータ
●昇温脱離ガス分析装置
電子ビーム蒸着装置
●噴霧熱分解装置
●ガス透過率測定装置
-
股関節シミュレータ
●ホール係数測定装置
●分光エリプソメータ
●4探針走査プローブ顕微鏡
昇温脱離ガス分析装置
ガス透過率測定装置
ナノ構造研究所
水素原子の直接観察
●微構造・界面観察技術
粒界構造解析、界面構造解析、 添加元素の分布解析、
元素の状態分析、 元素分布の位置同定
●電子線ホログラフィによる材料・デバイスの
電場磁場観察技術
半導体デバイスのドーパント分析、磁区構造観察、
動的ローレンツ観察 など
500 nm
真空
LiCoO2正極/固体電解質界面付近のTEM像
●環境制御型電子顕微鏡観察技術
触媒における酸化・還元過程の形態観察、
使用環境を模擬したガス雰囲気下における高温挙動観察
充電中の電位マップ
●第一原理計算による材料設計
原子・電子レベル物性解析、 新規材料の特性予測
LiFePO4におけるLi拡散経路
ナノ構造研究所
●収差補正走査透過電子顕微鏡
●電場解析用ホログラフィ電子顕微鏡
●磁場解析用ホログラフィ電子顕微鏡
●環境制御型透過電子顕微鏡
収差補正走査透過電子顕微鏡
●FIB-SEMデュアルビーム加工観察装置
ホログラフィ電子顕微鏡
●並列クラスター計算機
TEM10台
保有!
環境制御型電子顕微鏡
並列クラスター計算機
FIB-SEMデュアルビーム加工観察装置
第一原理計算とは
第一原理計算 (first principles = ab initio calculations)
実験結果を用いず,量子力学の基本原理から出発し,
構造や物性を非経験的に記述する手法
例えば、シュレディンガー方程式:量子力学
波動方程式
(偏微分方程式)
原子は波として振る舞う
計算機性能の向上 クラスター計算機
計算機の進歩(ハード)
100台並列
第一原理計算の革新
計算技術の進歩(ソフト)
有限温度
温度効果
化学ポテンシャル
効果
複雑結晶・欠陥
at T=0 K
圧力効果
単純結晶
at T=0 K
1980
1985
1990
1995
2000
2005
2010
YEAR
LISICON (Li super ionic conductor)
第一原理MDによるLi伝導の評価
• 指定温度における系の動的過程(Liイオンの拡散)を模擬
●ジャンプするLi+
Liイオン 初期位置
Liイオン 最終位置
八面体位置
四面体位置
八面体位置
複数のLiが協調的に移動する機構が
明らかとなった
Li3Zn0.5GeO4, T = 400 ℃
試験評価・機器利用
●機械的特性
曲げ・圧縮・引張り強度、硬さ・粗さ、ヤング率etc
●電気的特性
誘電率、電波吸収特性、圧電定数、抵抗率etc
●熱的特性
熱膨張係数、熱伝導率、比熱容量、熱拡散率etc 3次元X線CTデータ
●粉体特性
万能試験機
粒度分布、粉末真比重、比表面積、ζ電位etc
●微構造解析、結晶・形態解析
X線回折、エネルギー分散型X線分析etc
●非破壊試験、表面分析
丸棒試料
3次元X線CT、赤外分光、赤外線放射率etc
●焼結プロセス、加工
焼結体の作成、テストピースの作成、特殊加工etc
TM 円筒空洞共振器
●特殊解析
誘電特性評価装置
SiC結晶欠陥解析、光触媒評価、細孔分布測定etc
0m0
試験評価・機器利用
●雰囲気焼成炉、大気炉
●冷間静水圧プレス(CIP)
●熱間静水圧プレス(HIP)
高温雰囲気炉
●スプレードライヤー、各種乾燥機
●超高分解能電界放出形走査電子顕微鏡
●電波吸収特性評価装置
●インピーダンスアナライザー
●耐熱サイクルテスト装置
●万能材料試験機(大気中、~1500℃)
●示差熱・熱重量同時測定装置
超高分解能電界放出形走査電子顕微鏡
研 究 成 果
研究成果の詳細は、HP内の研究成果集
をご覧下さい。
http://www.jfcc.or.jp/23_develop/2015index.html
お問合せ先
(一財)ファインセラミックスセンター
研究企画部 業務グループ
Tel: 052-871-3500
Fax:052-871-3599
E-mail:[email protected]
〒456-8587
名古屋市熱田区六野二丁目4-1
Fly UP