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1. - Avision

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1. - Avision
シートフィードスキャナ
ユーザーズマニュアル
Regulatory model: FL-1006S
Avision Inc.
商標
MicrosoftはMicrosoft Corporationの米国での登録商標です。
WindowsおよびMS-DOSはMicrosoft Corporationの商標です。
IBM、IBM PCはInternational Business Machines Corpの登録商標で
す。
ENERGY STAR®はアメリカの登録商標です。
本マニュアルでのその他ブランドや製品名は各社の商標または登録商標で
す。
版権
全権保留。Avision Inc の書面による事前許可がない限り、電気的、機械
的、磁気的、工学的、化学的、手書き又は他のいかなる方法でも当出版物の
一部の複製、転送、転写、記憶装置への記憶、他国語またはコンピューター
言語への翻訳はできません。
当製品によりスキャンされた内容は、国の法律やその他規制、例えば著作権
法などで保護されている場合があります。ユーザーの皆様がそれら法律や規
制を遵守する責任を有します。
保証
当マニュアルに含まれた内容は予告なしに変更される場合があります。
Avisionは本マニュアルの内容に関して、商品性および特定の目的に対する
適合性を含む保証を、明示たると黙示たるとを問わず一切いたしません。
Avisionは当マニュアルの誤りや、本書の設置、操作、使用に関連した偶発
的または因果関係による損失に関する責任は負いかねます。
ii
ユーザーズマニュアル
FCC 無線周波数干渉通知
本機器は、無線周波エネルギーを生成、使用および放射します。製造元の取
扱説明書に従わずにインストールおよび使用した場合、ラジオおよびテレビの
受信に有害な干渉を及ぼす原因になります。本機器は、テストの結果 FCC
規則 15 上に順ずる Class B デジタル デバイスの制限にしたがっていること
が認められています。 これらの制限は、本機器が居住地域においてインスト
ールされた時に、有害な干渉に対する適切な保護を提供するためのもので
す。ただし、特別なインストールを行った場合、有害な干渉の原因にならない
ことは保証できません。本機器がラジオまたはテレビの受信に有害な干渉を及
ぼす原因かどうかは、本機器をオンとオフに切り替えることにより確認すること
ができます。本機器が原因の場合、次の方法をいくつかお試しになり、干渉を
修正するようお勧めします:
−
−
−
受信アンテナの方向や位置を変える。
本機器と受信機の位置間隔を変える。
本機器を受信機が接続されている回線とは別のコンセントに接続する。
必要な場合、販売元又は熟練したラジオ/テレビ技師にお問い合わせくださ
い。
VCCI
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会 (VCCI) の基準に
基づくクラスB情報技術装置です。この装置は家庭環境で使用することを目的
としていますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用される
と、受信障害を引き起こすことがあります。
取扱説明書に従って正しい取り扱いをして下さい。
iii
個人ユーザによる使用済み機器の廃棄について
製品またはその梱包物にこのマークがある場合、当該製品をお客様の家庭
廃棄物と一緒に廃棄することはできません。健康や環境保護のために、リカ
バリやリサイクルの際には専門施設に当該製品をお送り下さい。使用済み機
器をリサイクルする場合の廃棄場所に関する詳しい情報は、お住まい地域の
市役所や家庭廃棄物処理業者、または製品の購入店にご相談下さい。
ENERGY STAR®のパートナー企業として、Avision Incは本製
品をエネルギー効率に関するENERGY STAR®のガイドラインに準拠させて
います。
システム要件
¾
IBM互換PC Pentium III 600相当以上
¾
Microsoft Windows 2000/ XP/ Vista/7
¾
USB 2.0 (USB 1.1互換)
¾
最低100MBのハードディスク空き容量(500 MB を推奨)
¾
最低128 MBのシステムメモリ(512 MB の RAM を推奨)
Windows Vista/7 用に最低 1 GB のRAM
¾
CD-ROMドライブ1台
iv
ユーザーズマニュアル
目 次
1.
製品紹介 ................................................................ 1-1
2.
スキャナーのインストール ............................................. 2-1
2.1
2.2
2.3
3.
初めてのスキャンを行う ............................................... 3-1
3.1
3.2
3.3
4.
ソフトウェアのインストール .................................... 2-2
ケーブルの接続................................................ 2-4
コンピュータへの接続 ......................................... 2-5
文書のセット.................................................... 3-1
スキャナのインストールの確認 ............................... 3-5
ユーザインタフェースの一覧 .................................. 3-9
[スキャナのプロパティ] ダイアログ ボックスの使い方............. 4-1
4.1
[スキャナのプロパティ] ダイアログ ボックスのボタン ...
............................................................. 4-2
4.2
画像タブ ....................................................... 4-4
4.3
圧縮タブ ..................................................... 4-22
4.4
ドロップアウト カラー タブ ............................. 4-24
4.5
用紙タブ ..................................................... 4-28
4.6
マルチフィード検出............................................. 4-36
4.7
プレビュータブ ............................................. 4-43
4.8
オプション タブ ............................................ 4-44
4.9
設定タブ ..................................................... 4-51
4.10
インプリンタのタブ............................................ 4-53
4.11
情報タブ .................................................. 4-57
5.
ISISインタフェース操作 .............................................. 5-1
6.
ボタンを使う ............................................................. 6-1
6.1
6.2
6.3
ボタンマネージャのインストール .............................. 6-1
スキャン前のボタン設定の確認 .............................. 6-2
ボタンワンタッチからのスキャン実行......................... 6-4
v
7.
お手入れ ................................................................ 7-1
7.1
7.2
7.3
7.4
8.
トラブルシューティング ................................................. 8-1
8.1
8.2
8.3
9.
ADFの清掃 .................................................... 7-1
ガラスのお手入れ ............................................. 7-3
スナップインパッドモジュールの交換......................... 7-4
ADFローラーを交換する ...................................... 7-5
紙詰まりの除去 ................................................ 8-1
質問と答え ..................................................... 8-2
テクニカルサービス ............................................ 8-4
製品仕様 ................................................................ 9-1
索引................................................................................. a
vi
ユーザーズマニュアル
1. 製品紹介
お買い上げのスキャナーをインストールして使用される前に、少し時間をとっ
て当マニュアルをご覧ください。 このスキャナは、自動用紙フィーダーまたは
フロントトレイから素早くスキャンを実行することができ、電子画像をコンピュー
タに保存することができます。 これで、スキャナーの開梱、インストール、操
作およびお手入れに関する正しい手順が示されています。
下図にはパッケージ内容が示されています。チェックリストの項目が全てある
かチェックしてください。欠けている物がある場合は購入された販売店に直ち
に御連絡ください。
1-1
1
3
1.
2.
3.
4.
5.
6.
2
4
メインユニット
ADFペーパートレイ
フラットベッドペーパートレイ
カード用ペーパーガイド
USBケーブル
電源アダプタ /電源コード
ご注意:
当 装 置 に 同 梱 の AC ア ダ プ タ HEG42-240200-7L (Hitron)/DA24C24 (APD) のみをご使用ください。のみをご使用ください。他のACアダ
1.
プタの使用は装置の故障の原因となり、また保証事項が無効となります。
2. パッケージを丁寧に開梱し、チェックリストに従って同梱物をチェックしてく
ださい。欠品や故障がある場合は、直ちに販売店に御連絡ください。
1-2
ユーザーズマニュアル
2. スキャナーのインストール
ご注意
ƒ
スキャナーを直射日光にさらさないでください。直射日光または高熱にさ
らすとユニットの故障の原因となります。
ƒ
スキャナーを湿気または埃の多い場所に置かないでください。
ƒ
適切なAC電源をご使用ください。
ƒ
スキャナーは水平でなめらかな面に置いてください。傾斜や凹凸のある
面では機械的不具合や給紙に問題の生じる場合があります。
ƒ
スキャナーの箱および包装材料は後での梱包用に保存して置いてくださ
い。
2-1
2.1 ソフトウェアのインストール
ご注意:
スキャナドライバには TWAIN ドライバと WIA ドライバの両方が含まれま
す。Windows Me、Windows XP、または、Windows Vista を実行してい
る場合は、スキャナドライバのインストールが完了すると、このスキャナを使っ
て、TWAIN ユーザーインターフェースまたは WIA(Windows Image
Acquisition)インターフェース経由でスキャンできます。TWAIN 対応の画像
編集ソフトウェアアプリケーションを起動して、TWAIN または WIA ユーザー
インターフェースを選択します。または、Microsoft のスキャナとカメラウィザ
ードを起動して、WIA ユーザーインターフェース経由でスキャンすることもで
きます。
1.
付属のCDをご使用のCD-ROMドライブに入れます。下図のようなイン
ストールメニューが表示されます。
2.
“Install Scanner Driver (ドライバのインストール)”をクリックして
TWAINまたはドライバをインストールします。
3.
スクリーン上の指示に従って各アプリケーションをインストールしてくださ
い。
2-2
ユーザーズマニュアル
インストール画面の内容:
y
ボタンマネージャのインストール: スキャナのボタンを使うに
は、ボタンマネージャをインストールする必要があります。ボタン
マネージャが正しく作動するためには、スキャナドライバをイン
ストールする前に、まずボタンマネージャをインストールしてくだ
さい。
y
スキャナドライバのインストール: スキャナと通信を行うには、
スキャナドライバをインストールする必要があります。ボタンマネ
ージャソフトウェアをインストールした後、[スキャナドライバのイ
ンストール] をクリックし、コンピュータにスキャナドライバをイン
ストールします。
y
Adobe Reader のインストール: スキャナとボタンマネージ
ャの PDF 版ユーザーズマニュアルをご覧になるには、Adobe
Reader が必要になります。Adobe Reader がすでにコンピュ
ータにインストールされている場合はそのまま進んでください。
y
マニュアルの表示: [マニュアルの表示] をクリックして、スキ
ャナとボタンマネージャの詳しいユーザーズマニュアルを表示
や印刷ができます。
2-3
2.2 ケーブルの接続
スキャナーの電源がオフになっていることを確認してください。
2.2.1 電源の接続
電源アダプタの小さなプラグをスキャナーの電源ジャックに差します。他端は
適切な電源コンセントに差します。
2.2.2 電源の投入
スキャナの電源を入れるには、正面の電源スイッチを押してください。電源
LEDが点灯します。スキャナの電源を切るには、電源スイッチを約3秒間押
し、電源LEDが消えるまで待ちます。
2-4
ユーザーズマニュアル
2.3 コンピュータへの接続
1.
USBケーブル正方形の端子(注1)をスキャナーのUSBポートに接続します。
長方形の端子はご使用のコンピュータのUSBポートに接続します。
2.
必要に応じて、もう一方のUSBポートからスキャナを他のPCにもUSBケーブ
ルで接続します。
注1: USBケーブルの端子を端から見ると、一方が正方形の端子で、も
う一方が長方形の端子です。
3.
コンピュータはこのUSB装置を検出して “New Hardware Found (新
しいハードウェアが検出されました)”というメッセージを表示するはずで
す。
4.
処理中にWindows XP認証画面が表示されます。この内容は無視して
“Continue Anyway (かまわず続ける)”を選択してインストールを
続けます。
5.
Finish (完了)ダイアログボックスが表示される時、Finish (完了)ボ
タンをクリックします。
2-5
ユーザーズマニュアル
3. 初めてのスキャンを行う
3.1 文書のセット
3.1.1 ADF使用時の注意
ADFご使用の前に、文書が下記の規格を満たしていることをご確認ください。
•
文書サイズは 3.5x2 インチから 8.5x14 インチ(リーガル)の範囲です。
•
文書の重量は 13~32 ポンドです (49~120 g/m2)。
•
ID カード厚は0.8 mm までです。
•
文書は正方形または長方形で、状況が良好であるもの(破れやすかった
りや擦りきれたりしていない)。
•
文書はめくれ、皺、破れ、乾ききっていないインクまたはパンチ穴などが
ないものを御使用ください。
•
文書にはホチキス針、ゼムクリップ、付箋紙などが付いていないものを
御使用ください。
3-1
3.1.2 ADFペーパートレイへの文書のセット
文書をさばく
標準規格の紙がスキャナーに通しやすいです。複数の文書を自動給紙する
場合は、紙詰まり防止のため、セットする前にさばいて紙離れを良くしてくださ
い。
文書の紙送り
1.
ドキュメントフィーダーと排出トレイの拡張部分を開きます。
3-2
ユーザーズマニュアル
2.
文書は表面を下に向けて(フェイスダウン)ADFペーパートレイにセットし
ます。 文書の両側をペーパーガイドに合わせます。 ADFペーパートレイ
に一度にセット可能な枚数は最大 50枚(20 lbs)であることにご注意く
ださい。
文書(フェイス
ダウン)
ペーパーガイド
3-3
3.1.3 カードの読み方
1. カードの束は、面を下にして長辺がペーパーガイドと平行になるようにセ
ットします。
2. ペーパーガイドを調整して、原稿を中央にセットします。 ペーパーガイド
が原稿の端と合っていることを確認してください。
3-4
ユーザーズマニュアル
3.2 スキャナのインストールの確認
スキャナが正しくインストールされたかどうかを確認するため、Capture Tool
という便利なテストプログラムを用意しています。このツールを使い、簡単なス
キャンを実行し、取り込まれた画像を確認できます。また、指定の速度でスキ
ャンを実行することができます。
以下の手順でスキャナのインストールを確認してください。インストールが正し
く行われていない場合は、前章をご覧になり、ケーブル接続やスキャナドライ
バのインストールについてご確認ください。
スキャナの電源を入れてください。
1.
[スタート] – [プログラム] – [Avision AVxxx Scanner] –
[Avision Capture Tool] を選択します。
Avision Capture Tool が[スタート] メニューの「すべてのプログラム」
に表示されない場合は、次のパスからアクセスしてください:
C\Windows\TWAIN_32\Avision\Avxxx\Avision Capture
Tool.exe
[スキャナモデルの選択] のダイアログボックスが表示されます。
3-5
2.
ドライバタイプとスキャナモデルを選択し、[OK] をクリックします。以下
の Avision Capture Tool のダイアログボックスが表示されます。
ページに合わせる 実物大
スキャン
保存
ファイル形式
ファイルパス
セットアップ
3.
ファイル形式のドロップダウンリストから、ファイル形式を選択します (既
定値は BMP ですが、TIFF、GIF、JPEG などからも選択できます)。
4.
ファイルパスの欄に任意のフォルダ名とファイル名を入力してください
(既定値は C:\My Scan\Image です)。
メモ: スキャンした画像を保存しない場合は、[保存] ボタンの選択を解除
してください (既定では有効になっています)。保存を解除すると、サムネ
イル表示ができなくなります。このため、スキャンしたすべての画像を表
示した後、最後の画像が画面に表示されたままとなります。
5.
セットアップボタン (
) をクリックするか、または [ファイル] メニ
ューから [セットアップ] を選択し、[スキャナのプロパティ] ダイアログボ
ックスを表示してください。
3-6
ユーザーズマニュアル
画像選択欄
6.
画像選択欄でスキャンした画像の種類を選択してください。(既定値は表
面 B&W です)。両面スキャナをお持ちの場合、表面と裏面の両方を選
択し、ドキュメントの両面をスキャンすることもできます。
7.
[OK] ボタンをクリックして、[スキャナのプロパティ] ダイアログボックス
を終了します。([スキャナのプロパティ] ダイアログボックスに関する詳
細は、「スキャナのプロパティダイアログボックスを使用する」の章をご覧
ください。)
8.
ADF に文書の表を上にして、またはガラス面に向けて置いてください。
9.
[スキャン確認] のダイアログボックスで、[スキャン] ボタン (
)
をクリックするか、または [ファイル] メニューから [スキャン] を選択して
ください。
10. 文書がスキャンされ、[スキャン確認] 画面に表示されます。スキャンさ
れた画像が表示されると、スキャナのインストールの確認は完了です。
3-7
サムネイル表示
ステータスバー
ページに合わせる
11. スキャンされた画像は、右側の表示ツールバーを押し、ページに合わせ
) 表示させるか、または実物大(100%) (
て(
とができます。
) で表示するこ
12. 右上の終了マーク(X)をクリックするか、[ファイル] メニューから [閉じ
る] または [終了] をクリックし、Capture Tool を終了します。
3-8
ユーザーズマニュアル
3.3 ユーザインタフェースの一覧
1
2
3
4
5
6
7
8
1. タブ
2. 画像タイプ
3. 輝度:
4. コントラスト
5. 解像度
6. 反転
7. スキャンソース
8. デフォルト値
オプション:画像、圧縮、ドロップアウトカラー、用
紙、プレビュー、オプション、設定、情報。
画像タイプとスキャンしたい面を選択します。
輝度レベルを-100~+100 調節します。
コントラストレベルを-100~+100 調節します。
スキャンされた画像の品質を決めます。標準解像
度は 200dpi です。
スキャンされた画像の色を反転します。
オプション:自動原稿送り装置(Auto Document
Feeder)、フラットベッド、自動(スキャンナーモデ
ルにより異なります。)
タブ上の全ての値を工場出荷時のデフォルト値に
リセットします。
3-9
ユーザーズマニュアル
4. [スキャナのプロパティ] ダイアログ
ボックスの使い方
[スキャナのプロパティ] ダイアログ ボックスでは、スキャナの様々な
設定を行うことができます。この章では、このダイアログ ボックスに
含まれる各タブ付ウィンドウについて説明しています。
[スキャナのプロパティ] ダイアログ ボックス
4-1
4.1 [スキャナのプロパティ] ダイアログ ボックスのボタン
[スキャナのプロパティ] ダイアログ ボックスのボタン
ボタン
説明
既定値
[既定値] ボタンをクリックすると、各タブで工
場出荷時の既定値が表示されます。
スキャン
スキャン設定が完了したら、[スキャン] ボタン
をクリックし、ドキュメントのスキャンを開始し
ます。
閉じる
[スキャナのプロパティ] ダイアログ ボックスを
終了するときは、[閉じる] ボタンをクリックし
ます。
4-2
ユーザーズマニュアル
下の表に既定値を示します:
タブの名前
画像
既定値
画像:前面白黒
2 値化:動的しきい値
解像度:200 dpi
反転:白地に黒
スキャン ソース:自動ドキュメントフィーダー
しきい値:なし
輝度:なし
コントラスト:なし
圧縮
なし
ドロップアウト カラー
なし
用紙
切り抜き:自動
傾き補正:あり
方向:垂直
オーバースキャン:0.00
マルチフィード検出:なし
単位:インチ
オプション
回転角度:なし
白紙ページの削除:なし
エッジフィル:白、0 mm
画像コントロール オプション:なし
設定
省電力設定: 有効、最後のスキャンから 15分後
スキャン過程を表示:はい
警告メッセージを表示:はい
閉じた後設定を保存:はい
4-3
4.2 画像タブ
[画像] タブでは、ドキュメントの表面または裏面、画像タイプなどを選択し、様々な
スキャンの基本設定を行うことができます。解像度を除き、表面と裏面のスキャン設
定は別々に行うことができます。タブ別に見ると、[画像] タブ、[圧縮] タブ、[ドロッ
プアウト カラー] タブのすべての設定は、表面と裏面で別々な設定が可能です。
一方、[用紙] タブ、[オプション] タブ、および [設定] タブは、表面と裏面が一致し
ている必要があります。
[画像] タブのダイアログ ボックス
4-4
ユーザーズマニュアル
4.2.1 画像選択ボックス
[画像選択] ボックスには、画像タイプとドキュメ
ント表面/裏面オプションが含まれます。カラー ド
キュメントの表面と裏面の両方をスキャンする場
合は、[表面カラー] と [裏面カラー] の両方をチ
ェックしておきます。オプションはスキャナ タイプによ
り異なります。
例 1: 両面カラー ドキュメントの表面と裏面をカラー スキャン
表面/裏面および
画像選択
表面
裏面
4-5
例 2: 両面カラー ドキュメントを、片面を白黒 (ドロップカラー 青、
しきい値 10、背景 79) でスキャンし、もう片面をカラーでスキャン
表面/裏面および
画像選択
画像タイプ
カラー
グレイ
白黒
白黒
表面
裏面
説明
カラー画像を本来の色でスキャンする場合は、[カラ
ー] を選択します。
原稿に灰色の影が含まれている場合、[グレイ] を選
択します。
原稿に文字、鉛筆やペンによるスケッチのみが含ま
れる場合、[白黒] を選択します。
グレイ
カラー
4-6
ユーザーズマニュアル
表面/裏面自動カラー検知:
クリックすると、カラー文書をカラー画像モードで自動検出し、表裏両
面のスキャンを実行します。文書がカラーの場合、スキャナは自動的に
カラー画像として取り込みます。文書がカラーではない場合は、非カラ
ーセクションのオプションから白黒またはグレイモードの出力を選択で
きます。このオプションは、原稿にカラーとそうでない物が混在する場
合に便利です。
注意:「表面自動カラー検知」を選ぶと、裏面の画像モードは指定で
きません。また、その逆の設定についても同様です。
自動色検出の感度
主に白黒テキストで占められた少量の明色・淡色を含むドキュメントを、ファイルサイ
ズ縮小のためにカラー画像として認識させたくない場合、バーを左に動かすことで感
度値を下げ、これらの画像を白黒画像として検出させるようにできます。値の範囲は
1~30で、デフォルト値は20です。
4-7
4.2.2 その他の画像オプション
2 値化
これはグレイスケールまたはカラー画像を白黒のみの2トー
ンの画像に変換するプロセスです。(注:2値化と呼びます)
この変換には、いくつかの方法があります。オプション:ダイナ
ミック閾値、固定処理、ハーフトーン1~5、誤差拡散。
動的しきい値:[動的しきい値] を選択すると、スキャナは
各ドキュメントを動的に評価し、高画質画像を生成するた
めの最適なしきい値を決定します。これは、薄い文字、影
のある背景、カラー背景などが混在する複数のドキュメント
を1つの設定だけでスキャンする際に使用します。[動的し
きい値] を選択すると、[しきい値]、[輝度]、[コントラス
ト] の設定はできなくなります。
動的闘値の感度
時おり、スキャン画像に小さい点や斑点が入ることがありま
す。これらの斑点を除去するには、バーを右方向に動かす
ことで感度値を上げます。値の範囲は1~30で、デフォル
ト値は20です。
固定処理:白黒やその他のコントラストの高いドキュメント
に使用します。白か黒かを判断する移行点のレベルを設
定します。しきい値は、濃度の全範囲で設定可能です。
[固定処理] は、[コントラスト] を 0 に設定します。[固
定処理] を選択した場合、[コントラスト] は変更できませ
ん。
4-8
ユーザーズマニュアル
ハーフトーン:白黒表示の他に、ハーフトーンでは異なるサイズの
ドットを使用することで画像をモノクロ階調にできます。ハーフトー
ン画像は、新聞で見る写真に似ています。オプションにはハーフ
トーン1、ハーフトーン2、ハーフトーン3、ハーフトーン4、ハーフ
トーン5があります。
誤差拡散:誤差拡散は、ハーフトーンの一種です。誤差拡散に
より優れた画像テクスチャが得られ、画像のテキストがハーフトー
ンより読みやすくなります。
ハーフトーン画像
誤差拡散画像
4-9
しきい値
グレイスケール画像を白黒2値の画像に変換するために使わ
れます。0~255 の値で設定します。しきい値が低いと画像
は明るくなり、背景や、分かりにくく不要な情報を抑えることが
できます。しきい値が高いと、画像は暗くなり、薄い画像をより
鮮明にすることができます。
[しきい値] のスライドバーを左右にドラッグしてしきい値を調
整し、希望のしきい値に設定します。
200 dpi、
しきい値80、輝度 0
4-10
200 dpi、
しきい値 170、
輝度 0
ユーザーズマニュアル
グレー:
ドキュメントタイプ: 選択肢: 標準、フォト、ドキュメント
スキャンしたドキュメント用の画像タイプとしてグレーを選択すると、
ドキュメントタイプの 3 つのオプションが提供されます。 選択肢:
標準、フォト、ドキュメント。
•
•
•
ドキュメント: オリジナルドキュメントにテキストだけが含まれ
る場合や、テキストとグラフが含まれる場合は、ドキュメントを
選択します。これは、通常のビジネスドキュメントに最適な設定
です。 ドキュメントを使う場合は、調整できるのはしきい値だ
けです。
フォト: オリジナルドキュメントに写真が含まれる場合は、フォ
トを選択して、写真を鮮明なグレースケール画像で再生します。
フォトを使う場合は、しきい値とコントラストは調整できません。
標準: 標準を使う場合は、しきい値、輝度、コントラストを調整
できます。
しきい値: 値の範囲は 0 ~ 255 です。 デフォルトは 230 です。 し
きい値が低いと画像は明るくなります。これを使って、背景、微妙さ、
不要な情報を抑制できます。しきい値が高いと画像は暗くなります。こ
れを使って、フェイント画像をピックアップできます。しきい値設定を
調整するには、しきい値スライドバーを左右にドラッグして、希望する
しきい値にします。
4-11
標準
フォト
ドキュメント
(しきい値: 230)
標準
フォト
ドキュメント
(しきい値: 230)
4-12
ユーザーズマニュアル
輝度
コントラスト
輝度 -50
コントラスト -50
画像の明るさや暗さを調整します。値が高いほ
ど画像は明るくなります。スライダーを左右に
ドラッグし、輝度を増加または減少してくださ
い。範囲は –100~+100 です。
画像の暗い影と明るい影との間の範囲を調整し
ます。コントラストが高いほど、グレイスケー
ルの差は大きくなります。スライダーを左右に
ドラッグし、コントラストを増加または減少し
てください。範囲は –100~+100 です。
輝度0 (正常)
コントラスト0 (正常)
4-13
輝度 +50
コントラスト +50
解像度
解像度のコントロールで、希望するレベルの鮮明さをもったス
キャン画像になります。解像度は 1 インチ当たりのドット数
(dpi という単位)で示されます。通常、dpi の数値が高いほ
ど解像度が高くなり、画像ファイル サイズも大きくなります。解
像度が高いほど、スキャンには時間がかかり、スキャン画像が
多くのディスク容量を必要とします。たとえば、A4 サイズのカラ
ー画像を 300 dpi の True Color モードでスキャンする
と、約 25 MB のディスク容量を必要とします。 高解像度
(通常は 600 dpi 以上を指します) は、小さな範囲を
True Color モードでスキャンする場合にのみ推奨します。
ドロップダウン リストから解像度を選択してください。既定値は
200 dpi です。利用可能な解像度は 75、100、150、
200、300、400、600 となっています。また、ドロップダウン
リストの右側にあるボックスをクリックして任意の値を選択し、
矢印キーを押して希望の値を選択し、[追加] ボタンをクリッ
クすると、この値をドロップダウン リストに加えることができま
す。ロップダウン リストに加えることができます。
メモ:インプリンターまたはMICRリーダーがスキャナに
接続されている場合、解像度は最高でも 300 dpi まで
です。
解像度75 dpi
解像度150 dpi
4-14
ユーザーズマニュアル
反転
画像の輝度と色を反転させる機能です。既定値は [白地に
黒] です。反転モードは、[黒字に白] となります。カラー
画像については、[反転] コマンドにより各ピクセルが補
色に変換されます。
白地に黒
黒地に白
4-15
スキャン
ソース
オプション:
y 自動ドキュメント フィーダー:複数ページをスキャン
する場合に使用します。
y フラットベッド:1 枚の用紙のみをスキャンするとき
に使用します。例えば、新聞の切り抜き、しわやよ
じれのない用紙などです。
y フラットベッド (ブックエッジ型): 本の中の数ページをスキャンす
る場合に使用します。
y 自動: スキャナが自動的にスキャン ソースを設定し
ます。[自動] が選択されており、自動ドキュメント
フィーダー (ADF) とフラットベッドの両方にドキュ
メントがある場合、スキャン ソースは自動的に ADF
に設定されます。[自動] が選択されており、フラッ
トベッドにのみドキュメントがある場合、スキャン
ソースはフラットベッドに設定されます。
y 両面から1枚の画像に合成:
フロント入力トレイのあるシートフィード両面スキ
ャナの場合、A3サイズの原稿を画期的な方法でスキ
ャンできます。この際、A3サイズの原稿を2つに折っ
てA4サイズにし、フロントトレイから入れます。
「スキャン原稿」オプションから「両面から合成」を
指定すると、スキャナは原稿の両面をスキャンしてか
ら2枚のA4画像を1枚のA3画像に合成します。
ご注意:「両面から1枚の画像に合成」を選ぶと、
「切り取り」および「マルチフィード」機能はオフに
なります。
オプションはスキャナ タイプにより異なります。
4-16
ユーザーズマニュアル
カラーマッ
チング
カラーマッチングの目的は、正確な色を取得することです。こ
のオプションは、デフォルトのパラメーター(ICCプロファイル)
を使用して、画像の色を調整します。
選択肢:なし、文書、写真
• なし:「なし」を選択して、この機能を無効にします。
• 文書:元のコンテンツに純粋なテキストかテキストとグラフ
ィックの混合物が含まれている場合、通常のビジネス文書
に最適な設定である「文書」を選択します。
• 写真:元のコンテンツに写真が含まれている場合、写真を
鮮やかな色で再現するために「写真」を選択します。
通常
カラーマッチングの後
4-17
4.2.3 カラー画像のスキャン
カラー画像をスキャンする場合は、次のオプションを利用可能です。
y
y
y
y
輝度
コントラスト
解像度
反転
4.2.4 グレイスケール画像のスキャン
グレイスケール画像をスキャンする場合は、次のオプションを利用可能
です。
y
y
y
y
輝度
コントラスト
解像度
反転
4.2.5 白黒画像のスキャン
白黒画像をスキャンする場合は、次のオプションを利用可能です。
y
y
y
2 値化 (動的しきい値)
解像度
反転
または
y
y
y
y
y
2 値化 (固定処理)
しきい値
輝度
解像度
反転
4-18
ユーザーズマニュアル
4.2.6 プロファイルの編集
[スキャナのプロパティ]のダイアログボックスで、よく使用するスキャン設定を保存や、
変更ができます。 このプロファイルは、名前を変更したり、削除するなどして編集で
きます。
新規プロファイルを追加するには、以下の要領で行います。
1.
2.
設定をカスタマイズします。(たとえば、解像度、ファイル形式、
クロップ方法、スキャンサイズ、その他のスキャン設定などを変更
します。)
[イメージ] タブをクリックし、[プロファイル] を選択します。[プ
ロファイルの編集] ダイアログボックスが表示されます。
3.
[追加] をクリックしてプロファイルの名前を入力し、[保存] を選
択します。
4.
新しいプロファイルが保存され、[プロファイル] のドロップダウ
ンリストに表示されます。
4-19
プロファイルの読み込み方法:
1.
[イメージ] タブで、[プロファイル] のドロップダウンリストから、
お気に入りのプロファイルを選択します。
2.
お気に入りのプロファイルがすぐに読み込まれ、[スキャナのプロ
パティ] のダイアログボックスに表示されます。
プロファイルの削除は、次の要領で行います。
1.
2.
3.
4.
[イメージ] タブから [プロファイル] を選択し、[プロファイルの
編集] ダイアログボックスを表示します。
ドロップダウンリストから削除するプロファイルを選択します。
[削除] をクリックします。"このアイテムを削除してよろしいで
すか?" という確認メッセージが表示されます。
[はい] をクリックして削除するか、または [キャンセル] をクリ
ックして削除をキャンセルします。
4-20
ユーザーズマニュアル
プロファイルの名前を変更するには、次の要領で行います。
1.
2.
[イメージ] タブから [プロファイル] を選択し、[プロファイルの
編集] ダイアログボックスを表示します。
ドロップダウンリストから名前を変更するプロファイルを選択し、
[名前の変更] をクリックします。
3.
プロファイルの新しい名前を入力します。
4.
[はい] をクリックして削除するか、または [キャンセル] をクリ
ックして削除をキャンセルします。
メモ:
あらかじめ定義されたプリセットプロファイルには、フラットベッド、片面-白黒/200
dpi、片面-グレイ/200 dpi、片面-カラー/200 dpi、両面-白黒/200 dpi、両
面-グレイ/200 dpi、両面-カラー/200 dpi があります。 もし、片面ないしシート
フィードスキャナをつかう場合は、両面ととフラットベッドはご利用になれません。
4-21
4.3 圧縮タブ
[圧縮] タブでは、圧縮レベルを選択し、スキャンした画像を圧縮することができます。
白黒2値画像は通常、[Group 4] (G4) と呼ばれる CCITT 標準で圧縮され
ます。カラーおよびグレイスケール画像は JPEG 技術で圧縮されます。[JPEG 画
質] のスライドバーを左右に動かし、圧縮レベルを増加または減少します。圧縮レベ
ルが大きいほど、画質は劣化します。既定値は 50% です。
圧縮は画像編集アプリケーションにより異なります。お使いの画像編集
アプリケーションが対応していない圧縮形式については、警告メッセー
ジが表示されるか、または圧縮ファイルの画質が利用できないものにな
ります。
JPEG (Joint Photographic Editor Group)このグループは、スキャナ
やソフトウェア アプリケーションにより幅広く利用されているカラー
およびグレイスケール画像のためのファイル圧縮標準を開発しました。
Microsoft Windows ベース システムでは、この方法で圧縮されたファ
イルに .jpg という拡張子が与えられます。
カラーまたはグレイスケール画像をスキャンする場合、次の圧縮を利用
することができます。
y
なし
y
JPEG
白黒画像をスキャンする場合、次の圧縮を利用することができます。
y
なし
y
G4
4-22
ユーザーズマニュアル
[圧縮] タブのダイアログ ボックス
4-23
4.4
ドロップアウト カラー タブ
4.4.1 ドロップアウト カラーの選択
[ドロップアウト カラー] タブでは、スキャンされた画像から赤、青、または緑をドロップ
します。画像に赤い透かしや背景が入っている場合、[R] (赤) チャンネルを選択す
ると、赤い透かしや背景が削除されます。この機能は、OCR (光学式文字読取認
識) ソフトウェアを使って文字をシャープにするときなどに使用できます。
[ドロップアウト カラー] のダイアログ ボックス
4-24
ユーザーズマニュアル
カラードロップアウト
「カスタム」オプションでは、RGB(赤、緑、青)それぞれの値を入力す
ることで、不要な色を除外するよう指定することができます。
許容範囲: 選択した不要な色を除外するため、許容できる色範囲を指定
します。 指定範囲: 1 ~ 100
数値が大きくなればなるほど、カラードロップアウトの範囲は拡大しま
す。
この機能は、白黒画像とグレイスケール画像にのみ対応しています。こ
のため、この機能を適用する際は、必ず白黒またはグレイスケールの画
像タイプを選択してください。
4-25
4.4.2 その他のドロップアウト カラー オプション
[詳細処理] は、スキャンされた画像を最適な状態に調整するための 2
つのオプションを提供します。
フィルタしき
い値
この値は、どの色をドロップするかを決定するため
に使用します。低い値は選択された色をよりドロッ
プし、高い値は選択された色をより残します。
背景レベル
背景値よりも高いピクセルは、最も明るい点に合わ
せて調整されます。[フィルタしきい値] と [背景レ
ベル] の両方の値を調整することで、最適な画質を
得ることができます。
たとえば、背景レベルを多少調整すると、文字がより鮮明になります。
オリジナル原稿
4-26
ユーザーズマニュアル
青を抜く、しきい値20、背景 255
青を抜く、しきい値 20, 背景レベル 210
4-27
4.5 用紙タブ
[用紙] タブでは、画像出力に関する値を定義します (自動的に切り抜く
かどうか、スキャン範囲、オーバースキャン、マルチフィード検出な
ど)。
[用紙] タブのダイアログ ボックス
4-28
ユーザーズマニュアル
4.5.1 切り抜き
[切り抜き] は、スキャンされたドキュメントの一部分をキャプチ
ャします。オプション:自動、転送固定、ドキュメントに基づく, EOP
(ページエンド) 検出, オート多重。
オプション
説明
自動
ドキュメントのサイズに合わせて、自動的に
切り抜きウィンドウを調整します。このオプ
ションは、サイズの異なるドキュメントを一
括して扱う場合に使用します。
転送固定
この機能は、画像のある一定範囲またはゾー
ンを定義します。同じサイズのドキュメント
を処理する際に使用します。このオプション
を選択すると、矢印キーを使って X と Y のオ
フセット値、幅と長さを定義し、スキャン範
囲を再指定することができます。[表示] ウィ
ンドウは値を変更する際に、画像配置を表示
します。
EOP (ページエン
ド) 検出
この機能は、画像のある一定範囲またはゾー
ンを定義します。同じ幅、異なる長さのドキ
ュメントに使用します。このオプションを選
択すると、矢印キーを使って X と Y のオフセ
ット値、幅と長さを定義し、スキャン範囲を
再指定することができます。[表示] ウィンド
ウは値を変更する際に、画像配置を表示しま
す。
4-29
オート多重
ドキュメントに基づく
このオプションにより、フォト、IDカードや
名刺といった様々な大きさのドキュメントを
平台(利用可能な場合)に置き、1回のスキャン
で複数の個別にクロップされた画像が作成で
きます。 メモ: 多重画像を正しく作成するに
は、各ドキュメントの間のスペースを少なく
とも12mm(0.5インチ)空けてください。
このオプションは、ドキュメントの様々な部
分を切り取り、白黒、グレイ、カラーなどで
別々にイメージを取り込むことができます。
たとえば、あるアプリケーションでは、ドキ
ュメント全体を白黒で保存し、次にドキュメ
ントの一部をカラーで保存する必要があると
します。このオプションは、写真が入ったド
キュメントや、履歴書などのドキュメントで
同じ場所に書かれた署名を処理する場合など
に便利です。
ドキュメントに基づく:(同サイズのドキュメントの一括処理に使用)
このオプションは、ドキュメントの様々な部分を切り取り、白黒、グレ
イ、カラーなどで別々にイメージを取り込むことができます。たとえ
ば、あるアプリケーションでは、ドキュメント全体を白黒で保存し、次
にドキュメントの一部をカラーで保存する必要があるとします。このオ
プションは、写真が入ったドキュメントや、履歴書などのドキュメント
で同じ場所に書かれた署名を処理する場合などに便利です。
以下の手順では、ドキュメント全体を白黒で、ドキュメントの一部をカ
ラーで処理する方法について説明しています。
1.
[用紙] タブで、[クロップ] オプションから [ドキュメントに基づ
く] または [固定転送] を選択します。
2.
[スキャン範囲] から、スキャンサイズを選択します。選択された
スキャンサイズが赤い四角い枠線で表示されます。これは、ドキ
ュメント全体のスキャンサイズでもあります。(例: ISO A5.別の
スキャン範囲を選択せず、選択を [なし] にすると、既定の範囲が
スキャナの最大範囲になります。)
4-30
ユーザーズマニュアル
1
2
3.
赤い枠線
[プレビュー] タブをクリックし、[プレビュー] ウィンドウを表示
します。黒い四角い枠線が表示され、さきほど選択した最大スキ
ャンサイズを示します。
選択されたイメージ
イメージ選
択範囲
黒い枠線
4.
[プレビュー] ボタンをクリックすると、低解像度でイメージ全体
が表示されますので、スキャン範囲が正しくクロップされている
かどうかを確認できます。
4-31
プレビューイメージ
プレビューボタン
5.
[イメージ選択] ボックスからイメージタイプを選択します。選択
されたイメージがハイライトカラーで表示されます。(例: 表面カラ
ーなど)
6.
カーソルを [プレビュー] ウィンドウに置き、マウスの左ボタンを
クリックします。図のようなプラス記号が表示されます。マウス
の左ボタンをドラッグしながら希望のサイズを決め、スキャンサ
イズを設定します。選択された範囲は、図のように赤い枠線で表
示されます。
プラス記号
7.
8.
選択範囲
イメージ選択ボックスから白黒イメージをチェックすると、ドキ
ュメント全体をスキャンできます。
[スキャン] ボタンをクリックし、2 種類のイメージタイプとサイ
ズでドキュメントのスキャンを開始します。(以下はスキャン結果
です。)
4-32
ユーザーズマニュアル
ドキュメント全体を白黒で
選択範囲のみをカラーで
以下のオプションは、[転送固定] が選択されている場合のみ有効で
す。
y
X オフセット — スキャナの左端からスキャン範囲の左端
までの距離です。
y
Y オフセット — スキャナの右端からスキャン範囲の右端
までの距離です。
y
幅 — スキャン範囲の幅です。
y
長さ — スキャン範囲の長さです。
y
中央:中央に置かれたフィーディングの X オフセットを、選択されたドキュ
メント サイズに合わせて自動的に計算します。
y
— スキャン範囲は、スキャン範囲を維持しながら、矢
印キーを使用して動かすことができます。結果は [表示] ウ
ィンドウで確認できます。
4-33
4.5.2 その他用紙選択
傾き補正
このオプションを使用すると、ドキュメントの傾きを自動的に補正し
ます。
メモ: 傾きの角度が大きすぎ
る場合、一部の画像は切り
取られることがあります。
スキャン範囲
ドロップダウン リストから希望の用紙サイズを選択します。または、
[スキャン範囲] ボックスをクリックし、[追加] をクリックして、これ
をオプション内に追加します。
オプション:なし、レター- 8.5”x 11”、リーガル – 8.5” x 14”、ISO
A4 – 21 x 29.7 cm、ISO A5 – 14.8 x 21 cm、ISO A6 – 10.5 x
14.8cm、ISO A7 – 7.4 x 10/5 cm、ISO B5 – 17.6 x 25 cm、
ISO B6 – 12.5 x 17.6 cm、ISO B7 – 8.8 x 12.5 cm、JIS B5 –
18.2 x 25.7 cm、JIS B6 – 12.8 x 18.2 cm、JIS B7 – 9.1 x 12.8
cm、スキャナ最大サイズ, 長いページ
長いページ:
スキャナの制限を超えた長いドキュメントをスキャンする際は、[長い
ページ] を選択します.[長いページ] を選択すると、[マルチフィード検
出] 機能はご利用になれません。オプション: 未知の長さ、長さ入力
(*スキャナのタイプにより、オプションは異なります。)
4-34
ユーザーズマニュアル
長さの分からない、長いページのドキュメントがたくさんある場合は、
[未知の長さ] を選択します。 [長さ入力] を選択すると、ドキュメント
の長さと幅を入力したり、または希望のドキュメントサイズを入力する
ことができます。同じスキャンサイズのドキュメントがたくさんある場
合などに便利です。
オーバースキャン
[オーバースキャン]により、ユーザーは、画像の上下または左右に特定の余白を追
加できます。 (スキャナ タイプによりオプション内容は異なります)。この機能により、
傾き補正の際に画像の角が切り取られる可能性を減らすことができ、ADFで傾いた
ドキュメントの束を一括スキャンする際などに適用できます。0~+5 mm の値を選
択します。オーバースキャンの結果は [表示] ウィンドウには表示されず、機能の利
用方法はスキャナのタイプにより異なります。
プレフィード
選択肢:Enable(有効)、Disable(無効)。有効を選択時、原稿送り装置にセッ
トされたドキュメントの、スキャナによるプレフィード開始までの時間を設定することがで
きます。このオプションはデフォルトで無効に設定されています。
搬送タイムアウト
最初のスキャンジョブ完了後から自動スキャン開始までの、スキャナの待ち時間を設
定します。この機能は特に、同じスキャン設定で複数の別々のドキュメントをスキャン
する場合に便利です。デフォルト値は0で、値の範囲は0~30秒です。
注意:
1
指定されたタイムアウト時間内にドキュメントを原稿送り装置にセットすると、
スキャナによってスキャンが自動的に開始されます。
2
スキャナにフラットベッドオプションがあり、原稿をフラットベッドにセットする場
合は、タイムアウト後に TWAIN ユーザーインタフェースの Scan(スキャン)
ボタンをクリックしてスキャンを開始する必要があります。
4-35
4.6 マルチフィード検出
[マルチフィード検出] 機能は、ドキュメントが重なってADF を通る場合にそれを検
出します。マルチフィードは通常、ホッチキスでとめられたドキュメント、装丁されたドキ
ュメント、帯電したドキュメントなどで発生します。メモ:スキャナのタイプによりこの機
能がついているものとないものがあります。
4-36
ユーザーズマニュアル
追加長さ検出
[追加長さ検出] は、マルチフィードされたドキュメントの長さを定義
することができます。この値は、スキャン範囲を超える追加の長さを示
します。[表示] ウィンドウには、値を変更するたびにドキュメント サ
イズを表示します。値が 0 の場合、追加長さ検出はありません。[追加
長さ検出] は、同じサイズのドキュメントを ADF でスキャンする際に
理想的です。
超音波検出によるインテリジェントモード (マルチフィードのスキップ)
写真やラベルが接着されたドキュメントはマルチフィードとして検出されやすいですが、
これらのマルチフィード条件を無視したいという場合があります。その場合は、インテリ
ジェントモードを使用してスキャナにこれらのマルチフィード条件を記憶させ、スキップさ
せることができます。選択肢には、無効、長さ(ドキュメント/オブジェクト)を基準
とした場合、位置を基準とした場合、長さ(ドキュメント/オブジェクト)+位置を
基準とした場合。
長さ(ドキュメント/オブジェクト)を基準とした場合: 初めてマルチフィード(給
紙)が検出された時、スキャナはドキュメントの長さおよびドキュメントに添付さ
れたオブジェクト(写真またはラベル)の長さの両方を記憶します。 次にスキャ
ンを実行する際、マルチフィードのこのパターンはスキップされます。
位置を基準とした場合: 初めてマルチフィード(給紙)が検出された時、スキャ
ナはドキュメントに添付された写真またはラベルの位置を記憶します。 次にス
キャンを実行する際、マルチフィードのこのパターンはスキップされます。
長さ(ドキュメント/オブジェクト)+位置を基準とした場合: 初めてマルチフィ
ード(給紙)が検出された時、スキャナはドキュメントの長さ、ドキュメントに添
付されたオブジェクト(写真またはラベル)の長さと位置を記憶します。 次にス
キャンを実行する際、マルチフィードのこのパターンはスキップされます。
4-37
インテリジェントモードを使用するには、
1.
2.
3.
4.
スキップさせたいマルチフィード検出法を選択します。
スキャン中にマルチフィードが発生すると、マルチフィード警告メッセージ
が表示されます。
OK を選んで次のスキャンからマルチフィード条件をスキップさせてか
ら、メッセージを閉じます。
お使いのスキャンアプリケーションで TWAIN データソースを開きます。
同じマルチフィード条件はマルチフィードとして認識されません。
注意:
1. 過去のマルチフィード条件をクリアするには、Reset (リセット)ボタンをクリック
します。
2. スキャナはスキップするマルチフィード条件を 25 件まで記憶することができます。
3. 過去に記憶され、スキップされるように設定されたマルチフィード条件は、スキャ
ナドライバをアンインストールしても存続されます。
検出エリア
このオプションを使用して、マルチフィード検出エリアを指定することができます。
マルチフィード検出エリアを指定するには、以下の手順に従います。
1.
2.
インテリジェントモード)から無効を選択します。検出エリアの設定がアクティブに
なります。
範囲の内側または範囲の外側を選択します。検出エリアが強調表示されま
す。
4-38
ユーザーズマニュアル
3.
検出エリアの上部または下部をマウスポインタでドラッグして、表示ウィンドウ内
でエリアを指定します。または、Top(上部)および Bottom(下部)の上下矢
印キーを使用して、サイズを変更します。Top(上部)は検出範囲の開始位
置を示します。Bottom(下部)は検出範囲の終了位置を示します。検出範
囲の上部の値は 1 インチ以上に設定する必要があります。
検出エリア:範囲の内側、ボックス、上部:3インチ、下部:7インチ
検出エリア:範囲の外側、ボックス、上部:3インチ、下部:7インチ
4-39
超音波検出
超音波検出により、文書と文書の間の用紙の厚みを検出するので、重なった
文書が検出可能です。
z
マルチフィード後のスキャンを停止する
このオプションが選択されている場合、複数ページが検出されたと
きに、スキャナはフィーダーを停止し、以下の警告メッセージを
表示します。
対策:
1. 警告メッセージの指示に従い、フィーダーの残りのページを取り除
きます。
2. [OK] をクリックし、警告メッセージを閉じます。
3. 残りのページをスキャンします。
4-40
ユーザーズマニュアル
z
マルチフィードのサウンドアラーム
Wave ファイルを追加すると、マルチフィードが検出されている
ものの、警告ダイアログボックスが表示されない場合に、アラー
ムが鳴るようにできます。
[マルチフィード後、スキャンを停止する] が選択されている場合、
スキャナはフィーダーを停止します。
[マルチフィード後、スキャンを停止する] が選択されていない場
合、スキャナはドキュメントの最後までスキャンを続行します。
対策:
1. [マルチフィード後、スキャンを停止する] が選択されている場合、
前頁の [マルチフィード後、スキャンを停止する] 部分で説明する
操作を行い、作業を完了してください。
2. [マルチフィード後、スキャンを停止する] が選択されていない場合、
マルチフィードが検出されたページを再スキャンしてください。
マルチフィード原稿の排出:
選択:手動、自動
「自動」が選択されると、マルチフィードが検出されてスキャン動作が
停止すると、スキャナが自動的に給紙原稿を排出します。「手動」が選
択された場合、マルチフィードが検出されて、スキャン動作が停止する
と給紙原稿の排出は手動で行う必要があります。
注意:このオプションが使用可能かどうかは、ご使用のスキャナのタイ
プにより異なります。
4-41
サウンドアラームの追加方法:
1. スピーカー アイコン右側の [参照] ボタンをクリックします。[開
く] のダイアログ ボックスが表示されます。
2. ここで wave ファイルを選択します。
3. [開く] ボタンをクリックします。wave ファイルが追加されます。
単位
主な測定システムを定義します。インチ、ミリ、ピクセルのいずれか
を使用します。
4-42
ユーザーズマニュアル
4.7 プレビュータブ
プレビュータブでは、最終的なスキャンを行う前に、低解像度スキャン
により画像をプレビューすることができます。画像をプレビューするこ
とで、スキャン範囲を設定することができます。[スキャン範囲] のド
ロップダウンボックス、またはディスプレイウィンドウでカーソルをド
ラッグ&ドロップして、スキャン範囲を設定してください。赤い四角い
枠が選択範囲を示します。
メモ:[用紙] タブで [自動クロップ] を選択した場合、[プレビュータ
ブ] でスキャン範囲を選択することはできません。
プレビュータブ
4-43
4.8 オプション タブ
[オプション] タブでは、以下の画像処理設定を行うことができます。
[オプション] タブのダイアログ ボックス
4-44
ユーザーズマニュアル
文書の回転
このオプションは、両面印刷の文書を処
理しており、[複写] が選択されている場
合、反対側の画像を 180°回転すること
ができます。
これは、縦長 (幅よりも高さが長い) の両
面印刷文書に適用されますが、場合によ
っては横長 (高さが幅よりも長い)、また
は逆の方向でスキャナにセットすること
ができます。この場合は、反対側の画像
がさらに 180°回転します。
選択し: 本、複写
[本] が選択されると、反対側の画像は回
転されません。
下図は、スキャナに横長でセットされた、縦長文書の方向を示してい
ます。
4-45
画像回転
スキャンした画像を回転させる場合は、ドロップ
ダウン リストから回転角度を選択します。
オプション:なし、90°時計回り、90°逆時計回り、
180°, 自動ベースオンコンテンツ.
原稿
90°時計回り
90°逆時計回り
180°回転
自動ベースオンコンテンツ:自動ベースオンコンテンツが選択
されているとき、画像はその内容に基づいて適切な方向に
回転できます。
4-46
ユーザーズマニュアル
白紙ページ
の削除
エッジフ
ィル
白紙ページを削除したい場合はこのオプションを
チェックし、希望のしきい値までスライダーを左
右に動かします。
スキャン画像の周りに白または黒いエッジ (枠) を付
ける場合には、[白] または [黒] を選択します。0~5
mm の間で値を入力します。既定値は 0 です。
エッジフィル: 5mm (黒)
原稿
4-47
斑点除去
時おり、小さな点や斑点がスキャンされたイメージの背景に出現するこ
とがあります。 不要な斑点を除去することで、OCR(光学式文字読取装
置)処理するイメージを向上させ、また圧縮ファイルのサイズを減少さ
せます。
ノイズの番号(サイズ)および範囲を指定することで、除去したい斑点
(イメージノイズ)を定義します。 測定単位は画素(ピクセル)です。
画素数が大きければ大きいほど、より多くの斑点が除去されます。
斑点除去前
(ノイズ番号:0、ノイズ範囲:1)
斑点除去後
(ノイズ番号:22、ノイズ範囲:10)
4-48
ユーザーズマニュアル
注意:
•この機能は現在、黒白イメージにのみ利用可能です。
•定格回転数でスキャンするには、ノイズ範囲を10画素以下に設定する
ようお勧めします。
画像コン
トロール
オプショ
ン
[ミラー] ボックスをチェックすると、画像の
左右が逆転します。
原稿
ミラー効果
4-49
背景設定
このオプションにより、スキャニングの背景を設定でき
ます。選択肢:白背景、黒背景
注:自動文書フィーダー付きのシートフィードスキャナ
の場合、このオプションは現在、「自動トリミング」モード
でのみ利用可能です。平台プラテン付きのスキャナの
場合、このオプションは、「自動トリミング」か「トランス
ポートに固定」モードで利用可能です。
「自動トリミング」か「トランスポートに固定」モ
ードの選択に関する詳細については、セクシ
ョン4.5.1 トリミングを参照してください。
白背景
黒背景
4-50
ユーザーズマニュアル
4.9 設定タブ
[設定] タブでは、以下の設定が可能です。
[設定] タブのダイアログ ボックス
キャッシュ
モード:なし、ページ番号、メモリ容量
このオプションでは、利用可能なRAMから画像データの処
理用のメモリ容量を指定して割り当てることができます。
小さいメモリ容量を指定すると、より多くのメモリが実行中
の他のアプリケーション用に残されます。より大きいメモリ容
量を指定すると、特に大量のドキュメントのスキャン時に、
画像データ処理に多くのメモリを使用できます。
ページ番号ごとにメモリ容量を指定することもできます。ご
参考までに、A4のカラードキュメントを300dpiでスキャン
する場合の使用メモリは約24MBです。
4-51
画像カウント
選択したキャッシュモードが「なし」の場
合、画像カウントオプションによりスキャン
が必要なページ数を割り当てることができま
す。 例えば、最初の2ページスキャンしたい
場合は、ページスライダーを2に動かすと、
最初の2ページのスキャンが終了した時スキ
ャン動作が停止します。
省電力 コントロール
[省電力有効] ボックスをチェックし、スラ
イダーを右に移動させて、スキャン操作の後
に省電力を有効化する時間を設定します。範
囲は 1~240 分です。既定値は 15 分です。
スキャン過程を表
示
このオプションをチェックすると、スキャン
中にスキャン過程を示すバーが表示されま
す。
バーコード検出
このオプションにチェックを入れ、お客様の
書類の検出とバーコード識別を行います。検
出プロセスの後では、avbarcode.ini file が
生成され、システムドライブに保存されます
(例:Windows\avbarcode.ini)。
警告メッセージの
表示
このオプションをチェックすると、「ADF
パッドカウントが 50,000 スキャンを超過し
ました (この数はスキャナ タイプにより異な
ります)。ADF パッドを交換し、パッドカウ
ントをリセットしてください。」などのメッ
セージを表示します。
閉じた後設定を保
存
このオプションをチェックすると、ダイアロ
グ ボックスを終了した後もスキャナのプロ
パティ設定を保存します。次回 [スキャナの
プロパティ] ダイアログ ボックスを開いたと
きに、前回に保存された設定が表示されま
す。
4-52
ユーザーズマニュアル
4.10 インプリンタのタブ
インプリンタのタブを使用して、英数字、日付、時刻、ドキュメントカウント、カスタムメ
ッセージを、スキャン画像上(デジタルインプリンタ選択時)、またはドキュメント裏面
(外付けインプリンタ選択肢)にプリントすることができます。
選択肢: 外付けインプリンタ、 デジタルインプリンタ 外付けインプリンタが取付けられ
ている場合は、外付けインプリンタを選択します。インプリンタがない場合は、デジタル
インプリンタを選択します。外付けインプリンタでは、縦方向、裏面印刷が可能です
が、デジタルプリンタは横方向、表面印刷のみが可能です。
4-53
項目
すべて印刷
Print All (すべて印刷) を選択すると、ドキュメントの全
ページのテキストが自動的に印刷されます。
Print All (すべて印刷)の選択を解除すると、ドキュメン
トの最初のページのテキストのみが印刷されます。
カスタム
印刷文字列に含めるカスタムテキストを入力します。
カウンタ
スキャンセッションのドキュメントカウントを表示します。この値
はスキャナによって連続的に増加されます。
日付/時刻
印刷文字列に日付と時刻を含めたい場合は、この項目を
選択します。
カスタムフォント
形 式 : YYYYMMDDHHSS 例 と し て 、
20090402170645-check0001 は年、月、日、時
刻、秒、カスタムテキスト、カウンタを表します。
希望のフォントを選択します。
選択肢:通常、固定幅
固定幅(等幅)フォントには、固定文字送り幅がありま
す。したがって、各文字は同じ幅になります。
4-54
ユーザーズマニュアル
詳細設定
フォントの属性
フォントの属性を選択します。選択肢: 普通、下線、 二
重、太字
印刷位置
文字列を印刷したい位置を選択します。スライダーを
右に移動させて、数値を上げるか、左に移動させて、
数値を下げます。範囲:0~355mm、デフォルト:0 mm
数値は、紙の底部から文字列の最後の文字までの
高さを示しています。このオプションは、外部のインプ
リンタが設置された場合のみ利用可能です。
0001abc 2010
印刷位置の値
印刷位置 (デジタ
ルインプリンタ)
印刷文字列の位置を選択します。選択肢: 上部、中
央、下部、カスタム。Custom(カスタム)選択時、X軸と
Y軸のオフセット値を入力して位置を指定します。
4-55
文字列の向き
文字列の向きを選択します。
選択肢:通常、回転、垂直、垂直反転、右回りに90度
回転、左回りに90度回転
通常
垂直
右回りに90度回転
回転
垂直反転
左回りに90度回転
スキャンした画像にテキストをスタンプするために、デ
ジタルインプリンタを確認すると、通常の文字列と回
転された文字列のイラストが以下のように表示されま
す。
通常
4-56
回転
ユーザーズマニュアル
4.11 情報タブ
[情報] タブには、システムとスキャナに関する情報が表示されます。
[情報] タブのダイアログ ボックス
[レポート] ボタン:
スキャナを使用中にエラー メッセージが表示された場合は、[レポート] ボタンをクリッ
クします。report.txt ファイルが C:\AVxxx に作成されます。 このファイルを保
存しておいて、サービスを受ける際にご提出ください。
4-57
[パッド カウントをリセット] ボタン」:
ADF を通して約 50,000 ページ(注:数値はスキャナのタイプにより異なります)を
スキャンすると、ADF パッドが消耗し、紙送りに支障が出る場合があります。この場
合は、ADF パッドを新しいものと交換することをお勧めします。交換手順について
は、マニュアルをご覧ください。 ADF パッドのご注文は、販売店にお問い合わせくだ
さい。ADF パッドを交換した後は、[パッド カウントをリセット] ボタンをクリックし、パッ
ド カウントをリセットします。
[ローラー カウントをリセット] ボタン」:
ADF を通して約 200,000 ページ(注:数値はスキャナのタイプにより異なります)
をスキャンすると、ADF ローラーが消耗し、紙送りに支障が出る場合があります。 こ
の場合は、ADF ローラーを新しいものと交換することをお勧めします。 ADF ローラ
ーの交換は認定されたサービス センターで行います。このため、ローラー交換の際は
スキャナを御返送ください。 ADFローラーを交換した後は、[パッド ローラーをリセッ
ト] ボタンをクリックし、ローラー カウントをリセットします。
メモ:
各部位の寿命や交換手順はスキャナタイプにより異なります。詳細は販売店へお
問い合わせください。
4-58
ユーザーズマニュアル
5. ISISインタフェース操作
ISISドライバの操作はTWAINドライバと同様です。
ISISインタフェース画面の各機能が下記に簡単に説明されています。
モード:モノクロ、グレー、カラーのスキャンモードから一つを指定します。
ディザー:5個のハーフトーンレベルが使用可能ですが、無効にもできます。
インチ当たりドット数:必要な解像度を指定します。
紙サイズ:必要な紙サイズを指定します。
輝度:スキャンイメージの明暗を調節します。
コントラスト:イメージの最も明るい部分と暗い部分の間の範囲を調節します。
デフォルト:クリックすると全部の設定を元に戻します。
範囲:スキャンしたい範囲や箇所を指定します。
5-1
ユーザーズマニュアル
6. ボタンを使う
下図にはスキャナーの3個のボタンおよび1つの機能スクリーンが示されて
います。
機能スクリーン
機能選択ボタン
キャンセルボタン
スキャンボタン
6.1 ボタンマネージャのインストール
スキャナのボタンを使用するには、ボタンマネージャをインストールする必要
があります。ボタンマネージャが正しく作動するためには、スキャナのドライバ
をインストールする前に、まずボタンマネージャをインストールしてください。
ボタンマネージャのインストールは極めて簡単です。付属の CD を CDROM ドライブにセットし、画面の指示に従ってインストールを完了します。
ボタンマネージャは、ドキュメントのスキャンをより簡易化し、スキャンされた画
像を目的のソフトウェアアプリケーションにリンクします。これらの操作は、す
べてスキャナのボタンをタッチするだけで実行可能です。ただし、スキャンを実
行する前に、まずボタン設定を確認し、正しいファイル形式と目的のアプリケ
ーションが選択されているかどうかを確かめます。
6-1
6.2 スキャン前のボタン設定の確認
1.
ボタンマネージャとスキャナドライバをコンピュータにインストールした後、
ボタンパネルがパソコン画面右下の Windows システムトレイに表示さ
れます。
スキャナモデルを示します
機能アイコン
(機能アイコンの数は、
スキャナタイプにより異
なります。)
ボタンアイコン
ボタンパネル
2.
ボタンパネルには、最初の 5 つのスキャンボタンが表示されます。希望
のボタン (機能) を右クリックします。[ボタンのプロパティ] ウィンドウが
表示されます。
6-2
ユーザーズマニュアル
クリックしてオプション
または設定を選択
ボタン番号
と名前
選択されたボタン
のスキャン設定
スキャンされ
た画像のファ
イル形式 (ス
目的のアプリケーショ
ン (スキャン完了後に
開くアプリケーション)
キャナのタイ
プにより、オ
プションは
異 な り ま
す。)
既定値はハイライトカラーで表示されます。設定を変更する場合は、この
ウィンドウでファイル形式、目的のアプリケーション、その他のスキャン設
定をリセットします。設定のリセット方法については、この次のセクション
「ボタンの設定」を参照してください。
3.
[OK] ボタンをクリックして終了します。
6-3
6.3 ボタンワンタッチからのスキャン実行
1.
用紙ガイドを用紙の幅に合わせ、用紙の上の部分から、自動ドキュメント
フィーダーにセットしてください。
2.
LED 画面の番号を見て、正しいスキャン設定と目的のアプリケーション
が選択されているかどうかを確認してください。(たとえば、ボタン #4 で
スキャンする場合は、LED 画面に 4 と表示されます。このスキャン方法
では、Microsoft Paint が起動し、スキャンされた画像は Microsoft
Paint のメインウィンドウで表示されます)。
3.
スキャナの [Scan] ボタンを押します。
4.
スキャンが完了すると、Microsoft Paint が実行され、スキャンされた
画像は下図のように Microsoft Paint のメインウィンドウに表示されま
す。
メモ:
ボタンマネージャの使用法に関する詳細は、付属 CD に含まれるユーザーズ
マニュアルを参照してください。
6-4
ユーザーズマニュアル
7. お手入れ
7.1 ADFの清掃
時間が経つにつれ、パッドアセンブリおよび給紙ローラーはインク、トナーや
紙の粉などで汚れてきます。この状態ではスキャナーは文書をスムーズに送
ることができなくなる可能性があります。この場合、以下の清掃手順に従って
お持ちの装置を元の状態に戻すことができます。
清掃の手順
1.
きれいな布をイソプロピルアルコール(95%)に浸してください。
2.
ADFフロントカバーをそっと開けます。給紙ローラーを端から端
まで拭きます。指でローラーを前方向に回転させ、ローラーがき
れいになるまで上記のクリーニング手順を繰り返します。ピック
スプリングを引っかけたり、または破損したりしないよう注意し
てください。
3.
パッドは上から下に、またはその逆方向に拭きます。この際取り込みス
プリングを傷めないようご注意ください。
4.
スキャナーのフロントカバーを閉じます。これでスキャナーは使用可能で
す。
7-1
給紙ローラー
7-2
ユーザーズマニュアル
7.2 ガラスのお手入れ
1.
スキャナフロントドアをそっと左に開きます。
2.
きれいな布をイソプロピルアルコール(95%)に浸してください。
3.
下図で示されたガラス部分や白い部分に付いたホコリや汚れを拭
きとってください。
ガラスと白い
部分
7-3
7.3 スナップインパッドモジュールの交換
ADFによるスキャンを約 30,000ページ行うと、パッドは摩耗して文書の給紙
に問題が生じる可能性があります。この場合、パッドモジュールの交換を強く
お勧めします。パッドモジュールのご注文は販売店にご連絡になり、交換の際
は下記の手順に従ってください。
分解の手順
1.
2.
3.
スキャナフロントドアをそっと左に開きます。
ADF フロントカバーを左側に静かに開きます。
ADF スナップインパッドモジュールの両端を指で内側に押さえ、ADF ス
ナップインパッドモジュールを引き出します。
取り付け手順
1.
2.
3.
ADF パッドモジュールを箱から取り出します。
ADF スナップインパッドモジュールの両端を指で内側に押さえます。
モジュールを穴の中にカチッと音がするまで入れます。
7-4
ユーザーズマニュアル
7.4 ADFローラーを交換する
ADFでおよそ20万枚ほどスキャンした後は、ADFローラーが磨耗し、紙送り
に不具合が発生することがあります。 この場合、新しいADFローラーへの交
換が必要です。 ADFローラーの注文は、お近くの販売店にお問い合わせく
ださい。また、ローラーの交換には以下の手順に従ってください。
分解手順
1.
スキャナフロントドアをそっと左に開きます。
2.
両手を使い、ローラーカバーを引いて、開きます。
7-5
3.
図のようにADFローラーのタブを上に動かします。
4.
スキャナからADFローラーの右端を取り外し、ADFローラーを取り外しま
す。
7-6
ユーザーズマニュアル
組み立て手順
1.
ADFローラーの左端を最初にローラーのスロットに差し込み、ローラーを適切
な位置にセットします。
2.
ADFローラーのタブを下に動かします。
3.
ADFローラーカバーを閉じます。 カバーが正しく取り付けられると、カチッとい
う音が聞こえます。
7-7
ユーザーズマニュアル
8. トラブルシューティング
8.1 紙詰まりの除去
紙詰まりが生じた場合は、以下の手順で紙を取り除いてください。
1.
スキャナフロントドアをそっと左に開きます。
2.
ADF ユニットから紙を静かに取り去ります。
3.
スキャナーのフロントカバーを閉じます。これでスキャナーは使用可能で
す。
原稿の紙
8.2 質問と答え
質問:
答:
スキャン中に紙詰まりが起きました。
1) スキャナーのフロントカバーを開きます。
2) 詰まった紙を注意して取り除きます。
3) スキャナーのフロントカバーを閉じます。
質問:
答:
スキャナーに同時に数枚が給紙されます。
1) スキャナーのフロントカバーを開きます。
2) 詰まった数枚の紙を取り除きます。
3) スキャナーのフロントカバーを閉じます。
4) 紙の角と縁を揃えます。ペーパーガイドに紙をセットする
前にさばいてください。
5) 給紙ローラーの状態をチェックします。必要であれば、セク
ション5.1にある清掃の手順に従って清掃してください。
質問:
答:
紙がスキャナー内で曲がってしまいます。
1) スライドガイドにより、紙の方向をまっすぐにします。
2) 給紙ローラーの状態をチェックします。必要であれば、セ
クション5.1にある清掃の手順に従って清掃してください。
質問:
答:
スキャンされたイメージがいつも暗くなるのはなぜでしょう?
1) ご使用のモニタのガンマ値を1.8に、印刷の際はプリンタ
用にガンマ値を2.2に設定します。
2) TWAINユーザーインタフェースの輝度設定を利用して、
より明るいイメージに調節します。
8-2
ユーザーズマニュアル
質問:
スキャナーが紙を検出しない場合がありますが?
答:
スキャナーの紙センサーはペーパーガイドの中央に位置し
ます。スキャンする文書はペーパーガイドに沿って置き、ス
ライドガイドで紙の方向をまっすぐに保ってください。
質問:
答:
光学解像度を600 dpiに設定するとき、「自動切り抜き」及
び「傾き補正」機能が無効になります。
自動切り抜き及び傾き補正は大量のシステムメモリーを使
います。エラーメッセージを避けるため、これらの機能を実行
する際には光学解像度を600dpi未満で調整するようにお
勧めします。
8-3
8.3 テクニカルサービス
Avisionにご連絡になる前に、下記のデータをご用意ください。
ƒ スキャナーのシリアル番号(スキャナー下部ないし背面にあります。)
ƒ ハードウェア構成 (例:ホストCPUタイプ、RAMサイズ、ディスク空き容量、
ディスプレイカード、インタフェースカードなど)
ƒ スキャンで使用したソフトウェアアプリケーション名およびバージョン
ƒ スキャナードライバのバージョン
下記にご連絡ください:
本社
Avision Inc.
No. 20, Creation Road I, Science-Based Industrial Park,
Hsinchu 300, Taiwan, ROC
TEL:+886 (3) 578-2388
FAX:+886 (3) 577-7017
E-メール:[email protected]
ウェブサイト:http://www.avision.com.tw
米国およびカナダ地区
Avision Labs, Inc.
6815 Mowry Ave., Newark CA 94560, USA
TEL:+1 (510) 739-2369
FAX:+1 (510) 739-6060
E-メール:[email protected]
ウェブサイト:http://www.avision.com
ウェブサイト
Hongcai Technology Limited
7A,No.1010,Kaixuan Road,Shanghai 200052 P.R.C.
TEL:+86-21-62816680
FAX:+86-21-62818856
E-メール:[email protected]
ウェブサイト:http://www.avision.com.cn
8-4
ユーザーズマニュアル
ヨーロッパエリア
Avision Europe GmbH
Bischofstr. 101 D-47809 Krefeld Germany
TEL:+49-2151-56981-40
FAX:+49-2151-56981-42
E-メール:[email protected]
ウェブサイト:http://www.avision.de
8-5
ユーザーズマニュアル
9. 製品仕様
仕様は予告なく変更される場合があります。
型式番号 :
FL-1006S
スキャナータイプ:
デスクトップシートフィード
スキャナータイプ:
発光ダイオード(LED, Light Emitting Diode)
光学解像度:
600 dpi * 1200 dpi
スキャンモード:
白黒/グレイ/カラー
ADF容量:
最大50ページ (20 lbs)
文書サイズ:
レター、リーガル、A4、B5、A5、名刺
最大文書サイズ:
8.5”x14” (ADF)
最小文書サイズ:
2.5”x 2”(ADF)
用紙:
13~32ポンド (49~120 g/m2)
IDカードの厚さ:
最高0.8mmまで
インタフェース:
高速USB 2.0
電源:
24Vdc、1.0A
消費電力:
30W未満 (操作)
25W未満 (スタンバイ)
2.5W未満 (省電力)
オペレーション温度:
10℃~35℃
寸法:(WxHxD)
162 mm x 304.87 mm x 195 mm
質量:
3.1 kgs (6.8 lbs)
9-1
ユーザーズマニュアル
索引
赤を削除, 緑を削除, 青を削除,
4-24
A
パッド カウントをリセット, 4-58
フィルタしきい値, 4-26
フォントの属性
普通、下線、 二重、太字, 4-55
ボタンのプロパティ, 6-2
マルチフィード検出, 4-36
ミラー, 4-49
ローラー カウントをリセット, 4-58
ADFローラー, 7-5
G
G4, 4-22
J
JPEG, 4-22
四劃
切り抜き
自動、転送固定、EOP (ページ終
了) 検出, ドキュメントに基づく,オ
ート多重, 4-29
反転, 4-15
文字列の向き, 4-56
文書の回転, 4-45
P
Print All, 4-54
符號
エッジフィル, 4-47
オーバースキャン, 4-35
カラー, 4-6
カラードロップアウト
赤、緑、青、カスタム, 4-25
カラーマッチング, 4-17
キャッシュ
なし、ページ番号、メモリ容量, 4-51
グレイ, 4-6
コントラスト, 4-13
スキャン範囲, 4-34
ドキュメントフィーダー
用紙をセットする、カードをセットす
る, 3-2
ドロップアウト カラー
五劃
白紙ページの削除, 4-47
白黒, 4-6
六劃
印刷位置, 4-55
自動色検出
感度, 4-7
九劃
既定値, 4-3
a
省電力, 4-52
背景レベル, 4-26
背景設定, 4-50
準とした場合、長さ(ドキュメント
/オブジェクト)+位置を基準とし
た場合, 4-37
十三劃
十劃
傾き補正, 4-34
搬送タイムアウト, 4-35
解像度, 4-14
追加長さ検出, 4-37
十一劃
十五劃
動的闘値
感度, 4-8
輝度, 4-13
十二劃
符號
斑点除去, 4-48
ノイズ番号、ノイズ範囲, 4-48
超音波検出によるインテリジェントモード
(マルチフィードのスキップ)
無効、長さ(ドキュメント/オブジェク
ト)を基準とした場合、位置を基
値化
動的しきい値, 固定処理, 4-8
画像回転, 4-46
b
Fly UP