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火山灰対策について(その2)<参考> (11.2.12)

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火山灰対策について(その2)<参考> (11.2.12)
新燃岳の噴火被害、お見舞い申し上げます
《シリーズ1》 シャシ・フレーム編
大切な車両への火山灰による車両への影響を“部位”“装置”ごとにまと
めました。
お手入れの参考にして頂ければ幸いです。
なお、ご不明な点はお気軽に弊社各支店へ
お問合せ下さい。
シャシ・フレーム・車体
床下
①灰は水分により酸性水溶液を発生させる為、水洗いは入念にお願いします。
②雨天走行後は洗車をお願いします。
雨天走行後は酸性水溶液を
浴びているので洗車が必要です。
ボディ・キャブ・空調
キャブ・塗装
《洗車時の注意》
①降灰量のない日、または少ない日を選定してください。
②高圧洗浄を利用し、できるだけ水圧で灰粒子を除去。
③ムートン、ソフトスポンジ等粒子の逃げ場の多い道具で洗浄。
④PVA、合成セーム等は粒子キズをつけやすいのでご注意下さい。
①爆発飛散した火山性粒子は角が立っていて傷がつきやすくなっています。
②灰を洗い残して放置しておくと、イオンデポット、クレーター化の可能性があります。
車内空調
《内気・外気》
内気循環でご利用下さい。
室内に灰がかなり侵入している場合はエバポレータの目詰ま
り点検が必要です(凝固水で灰がつきやすくなっています)。
《空調・コンデンサ》
コンデンサーコアの点検・洗浄をおすすめします。
インタークーラー、ラジエーターなども併せて点検・洗浄をおすすめします。
新燃岳の火山活動も少し落ち着き、灰の処理に
苦労されていることとお察しいたします。
灰はとても滑りやすく危険です。くれぐれも安全
運転をお願い致します。
お車でお困りの事、ご相談がございましたら
お気軽に弊社までお電話下さい。
鹿児島支店
南 支 店
川 内 支 店
鹿 屋 支 店
099-253-3121
099-262-0205
0996-26-3131
0994-63-5874
宮 崎 支 店
都 城 支 店
日 向 支 店
大島営業所
0985-51-6111
0986-38-3100
0982-54-0351
0997-53-5811
新燃岳の噴火被害、お見舞い申し上げます
《シリーズ2》 エレキ・電気系統編
大切な車両への火山灰による車両への影響を“部位”“装置”ごとにまと
めました。
お手入れの参考にして頂ければ幸いです。
なお、ご不明な点はお気軽に弊社各支店へ
お問合せ下さい。
エレキ・電気系統
PCS
ミリ波レーダーはエアブローをお願いします。
レーダー部分に灰が積もれば「レーダー汚れ」と表示されます。
ココにレーダーがあります
現行プロフィアPCS搭載車の場合、メーターパネルの
この位置に「レーダー汚れ」の表示が出ます。
オルタネーター
火山灰の除去をお願いします。
積もった場合、冷却不良による発電不良の可能性があります。
ベルト・プーリー
火山灰の除去をお願いします。
灰を噛んでベルト&プーリーの早期磨耗の原因となります。
バッテリー
液栓ガス抜き穴が火山灰で目詰まりをおこしていないか、 点検をして下さい。
ガス抜き穴がふさがると、内圧異常上昇で破裂の危険があります。
ECU
ECU、非防水カプラー等は水濡厳禁です!!
キャブ内火山灰侵入等で清掃時、ECUカプラーに水をかけ
ないようご注意下さい。
車両によっては助手席の 現行のプロフィアの場合、助手席の前にECU
下に設置されている場合 関係やヒューズ類が集中しています。
ここは水濡厳禁です!
もあります。
新燃岳の火山活動も少し落ち着き、灰の処理に
苦労されていることとお察しいたします。
灰はとても滑りやすく危険です。くれぐれも安全
運転をお願い致します。
お車でお困りの事、ご相談がございましたら
お気軽に弊社までお電話下さい。
鹿児島支店
南 支 店
川 内 支 店
鹿 屋 支 店
099-253-3121
099-262-0205
0996-26-3131
0994-63-5874
宮 崎 支 店
都 城 支 店
日 向 支 店
大島営業所
0985-51-6111
0986-38-3100
0982-54-0351
0997-53-5811
新燃岳の噴火被害、お見舞い申し上げます
《シリーズ3》 エンジン・制動編
大切な車両への火山灰による車両への影響を“部位”“装置”ごとにまと
めました。
お手入れの参考にして頂ければ幸いです。
なお、ご不明な点はお気軽に弊社各支店へ
お問合せ下さい。
エンジン
エアクリーナー
《小型車》
ダストインジゲータ(エアエレメント目詰まり表示器)がないのでダストの
詰まり具合により清掃頻度を設定、定期的な清掃をして下さい。
小型車は全車乾式のエレメントを使用していますので、エアブローによる清掃で大丈夫です。
エアコンケース内、アンローダーバルブも併せて清掃してください。
《大中型車》
ダストインジゲータ(エレメント目詰まり表示器)で判断。
湿式エレメントは清掃不可ですが長寿命です。交換時期確認は弊社までお越しください。
乾式エレメントは清掃可能です。エアブローをして下さい。
A/Cケース内、アンローダバルブも併せて清掃してください。
スタッグダスト
プレクリーナー(中型)
プレクリーナー排出部の清掃が必要です。
詳細はドライバーハンドブック(取扱い説明書)を
ご覧下さい。
制動
ブレーキブースター
《エキゾーストホース(中型エアオーバー車)》
ブースター息継ぎ用のエキゾーストホース口部への火山灰
付着の有無を確認。有りなら清掃してください。
かなり付着している場合はブースター内に侵入している可能性
がありますので、分解整備をおすすめします。
新燃岳の火山活動も少し落ち着き、灰の処理に
苦労されていることとお察しいたします。
灰はとても滑りやすく危険です。くれぐれも安全
運転をお願い致します。
お車でお困りの事、ご相談がございましたら
お気軽に弊社までお電話下さい。
鹿児島支店
南 支 店
川 内 支 店
鹿 屋 支 店
099-253-3121
099-262-0205
0996-26-3131
0994-63-5874
宮 崎 支 店
都 城 支 店
日 向 支 店
大島営業所
0985-51-6111
0986-38-3100
0982-54-0351
0997-53-5811
新燃岳の噴火被害、お見舞い申し上げます
《シリーズ4》 駆動編
大切な車両への火山灰による車両への影響を“部位”“装置”ごとにまと
めました。
お手入れの参考にして頂ければ幸いです。
なお、ご不明な点はお気軽に弊社各支店へ
お問合せ下さい。
駆動
トランスミッション
ブリーザー部の火山灰の詰まりの有無を確認してください。
詰まるとシール部分からオイル漏れが発生します。
デファレンシャル
ブリーザー部の火山灰の詰まりの有無を確認してください。
詰まるとシール部分からオイル漏れが発生します。
プロペラシャフト
スライディングスプライン部への灰の付着は大丈夫ですか?
灰の付着によりスプライン部の磨耗の可能性があります。
小まめにグリスを給油するようにしてください。
FFシフト
ブリーザー部ピストン内のU-カップシール磨耗を確認してください(シフト・セレクト)。
ピストン磨耗 ⇒ シール破損 ⇒ エア漏れ の恐れがあります。
2月1日の噴火以来積もった火山灰は、乾燥時はもちろんの事、濡れますと
非常に滑りやすくなります。
清掃後の道路も風などの影響で再び火山灰が積もっている恐れがあります。
場所に関係なく、いつも以上に注意した運転をお願い申しあげます。
新燃岳の火山活動も少し落ち着き、灰の処理に
苦労されていることとお察しいたします。
お車でお困りの事、ご相談がございましたら
お気軽に弊社までお電話下さい。
鹿児島支店
南 支 店
川 内 支 店
鹿 屋 支 店
099-253-3121
099-262-0205
0996-26-3131
0994-63-5874
宮 崎 支 店
都 城 支 店
日 向 支 店
大島営業所
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