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IBM i システム管理 最新情報

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IBM i システム管理 最新情報
IBM Power Systems
IBM i システム管理
最新情報
IBM i 6.1最新情報セミナー
2008年4月
© 2008 IBM Corporation
IBM Power Systems
特記事項
当資料で解説される項目の更に詳細な説明は、製品から提供されるマニュアル、オンライン・ヘルプ、Web上の情報を参照してくださ
い。
当資料は、2008年4月現在のIBMその他の製品情報に基づいて作成されております。この資料に含まれる情報は可能な限り正確を
期しておりますが、日本アイ・ビー・エム株式会社による正式なレビューは受けておらず、当資料に記載された内容に関して日本ア
イ・ビー・エム株式会社および日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング株式会社が何ら保証をするものではありません。
したがって、この情報の利用またはこれらの技法の実施はひとえに使用者の責任においてなされるものであり、当資料の内容に
よって受けたいかなる被害に関しても一切の保証をするものではありませんのでご了承ください。
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IBM Power Systems
商標
以下の用語は、アメリカ合衆国、あるいは他国、あるいは両国でのIBM Corporationの商標です。
ƒIBM®
ƒIBM (logo) ®
ƒstylized ®
ƒe(logo)server ®
ƒeServer
ƒPOWER
ƒPOWER5
ƒPOWER5+
ƒSystem i
ƒSystem i5
ƒiSeries
ƒAS/400 ®
ƒAS/400e
ƒ400 ®
ƒOS/400 ®
ƒOperating System/400 ®
ƒi5/OS ®
ƒi5/OS(logo)
ƒSystem z
ƒSystem z9
ƒzSeries ®
ƒSystem p
ƒSystem p5
ƒpSeries ®
ƒAIX ®
ƒAIX 5L
ƒxSeries ®
ƒEnterprise Storage Server ®
ƒTotalStorage ®
ƒDB2 ®
ƒDB2 Universal Database
ƒWebSphere ®
ƒLotus ®
ƒDomino ®
ƒWorkplace
ƒMQSeries ®
ƒRational ®
ƒTivoli ®
ƒVirtualization Engine
"Java" およびすべてのJava関連の商標およびロゴは Sun Microsystems, Inc.の米国およびその他の国における商標。
"Microsoft" "Windows" "Windows NT" および "Windows"ロゴは Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標。
"UNIX"はThe Open Groupの米国およびその他の国における登録商標。
"Linux"は、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における商標。
他の会社、製品、およびサービス名は、その会社の商標あるいはサービスマークかもしれません。
このプレゼンテーションに含まれるサードパーティーに関連する題材は、これらのサードパーティーから得られた情報に基づいています。
これらの情報の正確さの確認のための、いかなる努力もなされていません。このプレゼンテーションは、
いかなるサードパーティー製品またはサービスの、IBMによる推薦あるいは指示を表したり、ほのめかすものではありません。
© 2008 IBM Corporation
IBM Power Systems
アジェンダ
1. システム管理の今後
2. IBM Systems Director Navigator for i5/OS (IBM i 6.1)
– 概要
– 入手方法と前提S/W
– 機能紹介
– 使用方法(画面操作例)
– ISC(Integrated Solutions Console)の機能
– System i Navigator との比較
3. IBM Systems Director
IBM Confidential
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IBM Power Systems
第1章
システム管理の今後
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IBM Power Systems
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IBM Power Systems
IBM Systems Director の今後の計画
“IBM Systems Director Navigator for i5/OS”
“IBM Systems Director”
シンプルなWeb ベースのIBM i 管理ツール
複数システムの管理可能なWeb ベース管理ツール
Welcome
Health
Resource Views
Inventory
Hardware and
Software
Automation and
Scheduling
Updates
Remote Control
Reports
IBM
Communications
Metering and Billing
Licenses
Availability (HA)
Performance and
Capacity
Security
Service and
Recovery
Settings
System i Navigator(旧 iNavi)の後継製品として、
Webベースの管理コンソール
“IBM Systems Director Navigator for i5/OS”が
IBM i 6.1とともに登場
2008後半には、
”IBM Systems Director”を発表予定
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IBM Power Systems
Notes:
ƒ
2008年中は、コンソール統合の第1段階として、下記2つのツールが提供される予定です。
ƒ
IBM i 6.1の登場とともに、System i Navigatorの後継製品として「IBM Systems Director Navigator for i5/OS」が登場します。
「IBM Systems Director Navigator for i5/OS」は、単一もしくは複数のIBM i を管理するコンソールで、Webベースの管理コンソー
ルです。
本資料の第2章で詳細を説明しています。
ƒ
ƒ
ƒ
また、2008年後半には、現在のIBM Directorの後継製品として、「IBM Systems Director」が提供される予定です。 「IBM Systems
Director」は、異種サーバーが混在の環境で利用する管理コンソールです。
本資料の第3章で簡単な紹介をしています。
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第2章
IBM Systems Director Navigator for i5/OS (IBM i 6.1)
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ƒ
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IBM Systems Director Navigator for i5/OS の概要
ƒ IBM i 6.1とともに登場した新しいWebベースのコンソール
ƒ Integrated Solutions Console (ISC) フレームワークを利用
ƒ 接続可能なシステム
– シングル・サーバーのみを管理可能
– 複数のIBM i を管理するiNaviのマネジメント・セントラルに相当する機能はない
ƒ 300を超えるSystem i Navigatorの機能(タスク)をWeb化
– ほぼ全てのタスクが利用可能
– 操作性が近いため、学習の負荷が低い
画面例
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IBM Power Systems
Notes:
ƒ
IBM Systems Director Navigator for i5/OSは、IBM i 6.1とともに登場した新しいWebブラウザ・ベースのコンソールです。
ƒ
ƒ
IBM Systems Director Navigator for i5/OSは、IIntegrated Solutions Console (ISC) フレームワークを利用しています。
Integrated Solutions Console (統合ソリューション・コンソール:ISC) は、業界標準の技術に基づくウェブベースのインフラを提供し
ます。 このインフラは、設定や各種操作方法など、一貫したルック&フィール(見た目と使用感覚)を備えたお客様のIT環境における、
共通システム管理上のニーズに対応します。
ƒ
IBM Systems Director Navigator for i5/OSが接続できるシステムは、 Systems Director Navigatorがインストールされている単一
のシステムのみです。 System i Navigatorの機能の1つであるマネージメント・セントラルに相当する機能(複数のIBM i を管理する
機能)はありません。
300を越えるSystem i Navigatorの機能(タスク)が、 Systems Director Navigatorから実行可能です。つまり、System i Navigator
のほぼ全て機能は、 Systems Director Navigatorで継続して利用できます。また、操作性も似ているため、特別に学習する必要は
なく、直感的に操作可能です。
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入手方法と前提S/W
ƒ IBM Systems Director Navigator for i5/OSの入手方法
– 5761SS1 オプション3 (IBM i 6.1が前提)
– IBM i と同時に無償で提供(同梱される)
– 統合Webアプリケーション・サーバー上で稼動
ƒ 前提S/W
– IBM HTTP Server for i5/OS
– Qshell
– Portable App Solutions Environment (PASE)
– IBM Developer Kit for Java
– J2SE 5.0 32 bit
– IBM Toolbox for Java
– Host Servers
5761DG1
5761SS1
5761SS1
5761JV1
5761JV1
5761JC1
5761SS1
option 30
option 33
option 8
option 12
ƒ サポートされるブラウザー
– Microsoft® Internet Explorer 6.0 以降
– Mozilla Firefox、1.0 以降
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IBM Power Systems
機能紹介①
【システム】
【実行管理機能】
【ネットワーク】
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システム状況
システム操作員メッセージ
ヒストリー・ログ
ディスク状況
コマンドの実行
パスワード変更
アプリケーション管理
【基本操作】
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メッセージの送信
メッセージ
プリンター出力
プリンターの追加
プリンター
ユーザー・ジョブ
13のタスク・カテゴリー
300を越えるタスク
アクティブ・ジョブ
サーバー・ジョブ
アクティブ・ジョブ待ち行列
出力待ち行列
アクティブ・サブシステム
アクティブなメモリー・プール
【構成およびサービス】
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システム値
時間管理
ディスク装置
ディスク・プール
ディスク装置の追加
新規ディスク・プール
IPv4 オブジェクトの作成
IPv6 オブジェクトの作成
回線
TCP/IP サーバー
DNS サーバー
IBM Tivoli Directory Server Web 管理ツール
【統合サーバー管理】
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サーバー
すべての仮想ディスク
新規仮想ディスク
ネットワーク・サーバー・ホスト・アダプター
新規ネットワーク・サーバー・ホスト・アダプター
リモート・システム
新規リモート・システム構成
サービス・プロセッサー
新規サービス・プロセッサー構成
ドメイン
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IBM Power Systems
機能紹介②
【セキュリティー】
【データベース】
【ファイル・システム】
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ƒ 統合ファイル・システム
ƒ ファイル共用
ƒ ファイル共用の作成
権限リスト
権限リストの作成
オブジェクト許可の変更
暗号サービス鍵管理
暗号コプロセッサー
侵入検知
データベース
すべてのオブジェクト
表
ビュー
索引
パフォーマンス・モニター
ヘルス・センター
【ユーザーおよびグループ】
ƒ ユーザー
ƒ グループに属していないユー
ザー
ƒ ユーザーの作成
ƒ ユーザーの変更
ƒ グループ
ƒ グループの作成
【ジャーナル管理】
ƒ ジャーナル
ƒ ジャーナルの作成
【インターネット構成】
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ƒ
ƒ
IBM Web Administration for i5/OS
System i ナビゲーター URL アドバイザー
デジタル証明書マネージャー
IBM IPP Server for i5/OS
Web ベース・ヘルプ・サーバー
インターネット・セットアップ・ウィザード
【パフォーマンス】
ƒ データの調査
ƒ 収集
13のタスク・カテゴリー
300を越えるタスク
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IBM Power Systems
機能紹介③
ƒ 下記の有償ライセンスは、インストール後、タスク・カテゴリーに追加される
– PowerHA for i (i High Availability Solutions Manager)
– BRMS (Backup, Recovery, & Media Services)
– IBM Performance Tools for i5/OS (DiskWatcher)
– IBM Performance Tools for i5/OS (JobWatcher)
5761HAS
5761BR1
5761PT1
5761PT1 option 3
画面例:BRMS
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IBM Power Systems
Notes:
ƒ
ほぼ全てのSystem i Navigatorの機能をWeb化しています。
– 13のタスクカテゴリー、300を超えるタスク
ƒ
IBM Systems Director Navigator for i5/OS コンソールには、IBM i 管理用の以下のタスク・カテゴリーが含まれています。これらの
カテゴリーは、System i Navigatorで見られるカテゴリーに類似しています。
– システム (システム状況、システム・オペレーター・メッセージ、ヒストリー・ログ、ディスク状況、パスワード変更など)
– 基本操作 (メッセージ、プリンター、プリンター出力など)
– 実行管理機能 (アクティブ・ジョブ、サーバー・ジョブ、出力待ち行列、アクティブ・サブシステムなど)
– 構成およびサービス (システム値、時間管理、ディスク装置、ディスク・プールなど)
– ネットワーク (TCP/IP サーバー、回線、DNS サーバーなど)
– 統合サーバー管理 (すべての仮想ディスク、リモート・システム、ドメインなど)
– セキュリティー (権限リスト、暗号サービスの鍵管理、侵入検知など)
– ユーザーおよびグループ (ユーザー、ユーザーの作成、グループなど)
– データベース (パフォーマンス・モニター、ヘルス・センター、データベースなど)
– ジャーナル管理 (ジャーナル、ジャーナルの作成など)
– パフォーマンス (データおよびコレクションの調査など)
– ファイル・システム (統合ファイル・システム、ファイル共用、ファイル共用の作成など)
– インターネット構成 (デジタル証明書マネージャー、System i ナビゲーター (Web 対応) など)
– クラスター・リソース・サービス (ノード・リストの表示、クラスターの削除など)
ƒ 該当のライセンス・プログラムを導入すると、タスクカテゴリーに追加されます。
– PowerHA for i (5761HAS)、BRMS(5761BR1)、DiskWatcher、JobWatcher(ともに5761PT1)
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IBM Power Systems
Notes:
ƒ
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システム
– システム状況
• システムの現行状況を表示します。
– システム操作員メッセージ
• システム操作員に送信されたメッセージを表示できます。
– ヒストリー・ログ
• システムの現行ヒストリー・ログを表示できます。
– ディスク状況
• システムの現行ディスク状況を表示できます。
– コマンドの実行
• IBM i のコマンドを実行できます。
– パスワード変更
• システム・パスワードを変更するか、許可されている場
合は別のユーザーのパスワードを変更することができま
す。
– アプリケーション管理
• System i ナビゲーター機能に対するユーザーの権限を
管理できます。
基本操作
– メッセージの送信
• 他のユーザーまたはメッセージ待ち行列にメッセージを
送信できます。
– メッセージ
• メッセージを管理できます。
– プリンター出力
• プリンター出力を管理できます。
– プリンターの追加
• IBM i 用の新しいプリンターを追加および構成できます。
– プリンター
• プリンターを管理できます。
– ユーザー・ジョブ
• ジョブを管理できます。
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IBM Power Systems
Notes:
ƒ
実行管理機能
– アクティブ・ジョブ
• 現在アクティブなすべてのジョブを処理できます。
– サーバー・ジョブ
• 現在アクティブなサーバー・ジョブを管理できます。
– アクティブ・ジョブ待ち行列
• 現在アクティブなジョブ待ち行列、およびこれらの待ち行
列にあるジョブを管理できます。
– 出力待ち行列
• 出力待ち行列を管理できます。
– アクティブ・サブシステム
• 現在アクティブなサブシステム、およびこれらのサブシス
テムで実行されているジョブを管理できます。
– アクティブなメモリー・プール
ƒ
構成およびサービス
– システム値
• システムの動作を決定するシステム値を変更できます。
– 時間管理
• システムの時間管理を行います。
– ディスク装置
• システム上のディスク装置を管理できます。
– ディスク・プール
• システム上のディスク・プールを管理できます。
– ディスク装置の追加
• システムにディスク装置を追加できます。
– 新規ディスク・プール
• システム上にディスク・プールを作成できます。
• 現在アクティブなメモリー・プール、およびこれらのプー
ルにあるジョブを管理できます。
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IBM Power Systems
Notes:
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ネットワーク
ƒ
– IPv4 オブジェクトの作成
• IP バージョン 4 のオブジェクトを作成できます。
– IPv6 オブジェクトの作成
• IP バージョン 6 のオブジェクトを作成できます。
– 回線
• 物理回線を管理および構成できます。
– TCP/IP サーバー
• TCP/IP サーバーを管理および構成できます。
– DNS サーバー
• ドメイン・ネーム・システム (DNS) サーバーを管理
および構成できます。
– IBM Tivoli Directory Server Web 管理ツール
• Tivoli Directory Server for i5/OS を管理できます。
統合サーバーの管理
– サーバー
• 統合サーバーおよび仮想サーバーを管理できます。
– すべての仮想ディスク
• IBM i が統合されたサーバーおよび仮想サーバーに提供する
仮想ストレージを管理できます。
– 新規仮想ディスク
• 新しい仮想記憶域を作成して、サーバーへ割り当てができます。
– ネットワーク・サーバー・ホスト・アダプター
• iSCSI ホスト・バス・アダプター (iSCSI HBA) の ネットワーク・
サーバー・ホスト・アダプター (NWSH) 構成オブジェクトを管理
できます。
– 新規ネットワーク・サーバー・ホスト・アダプター
• 新規ネットワーク・サーバー・ホスト・アダプター (NWSH) を構
成できます。
– リモート・システム
• iSCSI ベース・サーバーのリモート・システム・ネットワーク・
サーバー構成オブジェクトを管理できます。
– 新規リモート・システム構成
• SCSI 接続サーバーの新規リモート・システム構成できます。
– サービス・プロセッサー
• iSCSI 接続サーバーの サービス・プロセッサー構成オブジェク
トを管理できます。
– 新規サービス・プロセッサー構成
• iSCSI 接続サーバーの新規サービス・プロセッサーを構成でき
ます。
– ドメイン
• Windows ドメインへの IBM i ユーザー/グループの登録を管理
できます。
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Notes:
ƒ セキュリティー
– 権限リスト
• 権限リストを管理できます。
– 権限リストの作成
• 類似のセキュリティー要件を持つオブジェクトをグループ
化して、そのグループをユーザーおよびユーザー権限
のリストに関連付けることができます。
– オブジェクト許可の変更
• IBM i オブジェクトの許可を変更できます。
– 暗号サービス鍵管理
• マスター鍵および鍵ストアを保管および管理できます。
– 暗号コプロセッサー
• 暗号コプロセッサーを構成できます。
– 侵入検知
• サーバーで検出された侵入について通知するポリシー
をセットアップして管理できます。
ƒ ユーザーおよびグループ
– ユーザー
• サーバー上のユーザーを管理できます。 また、ユー
ザーのユーザー・オブジェクト・リストを表示できます。
– グループに属していないユーザー
• 現在グループに入っていない既存のユーザーを管理で
きます。
– ユーザーの作成
• 新規ユーザーを作成できます。
– ユーザーの変更
• 既存ユーザーのプロパティーを変更できます。
– グループ
• 既存のグループを管理したり、新規グループを作成でき
ます。
– グループの作成
• 新規グループを作成できます。
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IBM Power Systems
Notes:
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データベース
– データベース
ƒ
ジャーナル管理
– ジャーナル
• すべてのジャーナルを管理できます。
– ジャーナルの作成
• 新規ジャーナルを作成できます。
ƒ
パフォーマンス
– データの調査
• すべてのデータベース・タスクを実行できるシステム上
のデータベースのリストを表示します。
– すべてのオブジェクト
• 特定のデータベースおよびスキーマ用のすべてのデー
タベース・オブジェクトを処理できます。
–表
• 特定のデータベースおよびスキーマ用のデータベース・
テーブルを処理できます。
– ビュー
• 特定のデータベースおよびスキーマのデータベース・
ビューを処理できます。
– 索引
• 特定のデータベースおよびスキーマのデータベース索
引を処理できます。
– パフォーマンス・モニター
• 特定のデータベースのパフォーマンスをモニターできま
す。
– ヘルス・センター
• 特定データベースの現行の正常性をモニターできます。
• システム上の以前に収集されたパフォーマンス・データ
について調査できます。
– 収集
• システムのパフォーマンス・データを管理できます。
ƒ
ファイル・システム
– 統合ファイル・システム
• ファイル・システムの内容、ネットサーバー・ファイル共
用、および許可を管理できます。
– ファイル共用
• ネットサーバー・ファイル共用を管理できます。
– ファイル共用の作成
• ネットサーバー・ファイル共用を作成できます。
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Notes:
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インターネット構成
– IBM Web Administration for i5/OS
• HTTP サーバーおよびアプリケーション・サーバーを管
理および構成できます。
– System iナビゲーターURL アドバイザー
• IBM i の管理タスクを Web アプリケーションに追加でき
ます。
– デジタル証明書マネージャー
• デジタル証明書を作成、配布、および管理できます。
– IBM IPP Server for i5/OS
• IBM IPP Server を構成できます。
– Web ベース・ヘルプ・サーバー
• Web ベース・ヘルプ・サーバーを管理できます。
– インターネット・セットアップ・ウィザード
• インターネット・セットアップ・ウィザードを使用して、イン
ターネット環境を構成できます。
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画面操作例:ログイン
④Welcome Pageが表示される
ログイン後の画面は変更可能(後述)
①HTTP Administration serverが稼動を確認
②ブラウザー上で、下記URLを入力
http://<システム名>:2001
③i5 ユーザー ID とパスワードの入力
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画面操作例:実行管理機能
①「i5/OSの管理」 を展開
②タスクカテゴリの選択
(今回は実行管理機能)
③選択したタスクカテゴリー内のタスク一覧が表示される
④操作したいタスクをクリック
(今回はアクティブ・サブシステム)
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画面操作例:実行管理機能
③QhttpServer内のジョブ一覧が表示される
①サブシステムの右にある
②操作を選択
(今回はジョブの表示)
をクリック
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画面操作例:実行管理機能
②カテゴリー内の全てのタスクが表示される
①「全てのタスクの表示」を選択
「全てのタスク」経由でしか表示されない機能が一部あり
例)ジョブスケジューラー
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Notes:
ƒ
実行管理機能を例に、使用方法と画面遷移を表示しています。
【画面操作例】
1. HTTP Administration serverが稼動していることを確認
2. ブラウザー上で、下記URLを入力
– http://<システム名>:2001
3. i5 ユーザー ID とパスワードの入力
4. Welcome Pageが表示される
– ログイン直後の画面はMy Startup ページから変更可能
5. 「i5/OSの管理」 を展開し、タスクカテゴリを確認
6.
7.
8.
操作するタスクカテゴリーをクリックすると、そのタスクカテゴリーのタスク一覧であるウェルカムページが表示される
表示されたウェルカムページから該当するタスクをクリック、もしくは、ウェルカムページの下部にある「全てのタスクを表示」ボタンを
クリック
選択したタスクごとに個別のポートレットに表示される、そしてワークスペース上部にタブが表示される
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システム全体の稼動状況を確認する (WRKSYSSTS)
例) メモリ状況の確認、チューニング
【表示方法】
システム>システム状況>メモリー
>アクティブなメモリー・プール
① プール毎の現行メモリーサイズの確認
・DB不在等を表示
② プロパティー>構成を選択
③ 割り当てメモリ量を変更
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ジョブの実行状況を確認する (WRKACTJOB)
例)アクティブジョブの表示
各ジョブの
実行ユーザーID
各ジョブ毎の
CPU使用率
【表示方法】
実行管理>アクティブ・ジョブ
調査したいジョブをクリック
するとアクションを表示できます
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ジョブの実行状況を確認する (WRKACTJOB)
【表示方法】
実行管理>アクティブ・ジョブ
フィルタリング可能
ソート可能
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サーバー機能の開始・停止、設定変更
【表示方法】
ネットワーク>TCP/IPサーバー
iNaviと同様に、サーバーの開始、停止が実行可能
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コマンド実行
【表示方法】
システム>コマンドの実行
① プロンプト(F4相当)を表示可能
② パラメータをリストから選択
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パフォーマンス分析
⑥CPU使用率を選択した場合
⑥ジョブまたはタスク別 CPU使用率を選択した場合
①パフォーマンスカテゴリーを選択
②収集サービスを選択
③CPUを選択
④表示させたい項目を選択
⑤「表示」ボタンをクリック
【表示方法】
パフォーマンス>収集サービス
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「i5/OS タスク」ページの表示
②実行したいタスクを選択
(全ていずれかのタスクカテゴリーに配置されている)
①「ようこそ」ページから
「i5/OSタスク」ページをクリック
「ようこそ」画面から
旧http:// 2001 の内容を表示可能
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Notes:
ƒ
i5/OS タスク
– 「i5/OS タスク」では、旧http:// 2001 のWebページで表示されていたタスクにアクセスできます。
– これらのタスクは、下記のとおり、全ていずれかのカテゴリーに組み込まれています。今後は、そのカテゴリーから利用することを
推奨します。
ƒ
ƒ
ƒ
ƒ
ƒ
ƒ
ƒ
IBM Web Administration for i5/OS
– HTTP サーバーおよびアプリケーション・サーバーを管理および構成できます (「インターネット構成」にあります)
System i ナビゲーター URL アドバイザー
– IBM i の管理タスクを Web アプリケーションに追加できます (「インターネット構成」にあります)
デジタル証明書マネージャー
– デジタル証明書を作成、配布、および管理できます (「インターネット構成」にあります)
IBM Tivoli Directory Server Web 管理ツール
– IBM Tivoli Directory Server for i5/OS を管理できます (「ネットワーク」にあります)
IBM IPP Server for i5/OS
– IBM IPP Server を構成できます (「インターネット構成」にあります)
暗号コプロセッサー
– 暗号コプロセッサーを構成できます (「セキュリティー」にあります)
Web ベース・ヘルプ・サーバー
– Web ベース・ヘルプ・サーバーを管理できます (「インターネット構成」にあります)
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ヘルプの表示①
① [?] アイコンをクリック
「?」マークをクリックすると
表示内容に関連したヘルプが表示される
②表示内容に関連したヘルプが表示される
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ヘルプの表示②
① 画面上部の[ヘルプ] をクリック
②Information Cneterに似たヘルプが表示される
画面上部の「ヘルプ」から
体系的なヘルプが表示可能
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ISC(Integrated Solutions Console)の機能
ƒ コンソールのセッションアウト
– 30 分間アクティビティーがない場合は、再ログインが必要
ƒ タグとページ・バー
– 未保存のデータを失うことなく、他の作業タブに移動可能
– ページ・バーは、5 つのタブまで表示可能
ƒ 開いているページの管理
– 現在オープンにしているタブの管理
ƒ スタートアップページのカスタマイズ
– My Startup ページからスタートアップページを変更可能
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ISCの機能:公開されたページの管理
② 現在オープンにしている全てのタブが表示される
③可能な操作
・表示したいタブを選択
・全てのタブを閉じる
① 画面右上の[アクションの選択]から
「公開されたページの管理」をクリック
オープンにしている全てのタブが閲覧可能
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ISCの機能:My Startup ページに追加
③ My Startupページの編集
① 画面右上の[アクションの選択]から
「My Startup ページに追加」をクリック
② 画面左上の「My Startup ページ」をクリック
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ISCの機能:My Startup ページに追加
次回ログイン直後の画面を
カスタマイズ可能
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IBM Power Systems
System i Navigator との比較
ƒ IBM Systems Director Navigator for i5/OS が優位な点
– PC側にはブラウザのみ必要(クライアントに他のS/Wのインストール不要)
– BRMS、HASMなどライセンスプログラムを操作可能
ƒ System i Navigator が優位な点
– 同一インターフェース内で複数のIBM i を管理可能(マネージメント・セントラル)
• Director Navigatorは、1ブラウザに対して、1システムのみ表示可能
• 今後の複数プラットフォームの管理は、IBM Systems Director を利用していく計画
– 下記のグラフやチャートを利用したデータベース機能が使用可能
• SQL Scripts
• Visual Explain
• Database Navigator
• SQL Assist
– IBM i 6.1では、IBM Systems Director Navigator for i5/OSは、System i Navigatorの完全な
置き換えではない
• ただしV6R1の時点で、300以上もの機能をWeb化済
• スプールファイルをデスクトップ上にドラッグ&ドロップすることで、テキスト形式に変換可能(次ページ
参照)
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IBM Power Systems
Notes:
ƒ
IBM Systems Director Navigator for i5/OS の優位性とSystem i Navigator の優位性を比較します。
ƒ
IBM Systems Director Navigator for i5/OSはISCフレームを使用したブラウザ・ベースのコンソールのため、PC側にはブラウザの
みあれば良い点が、最大の優位点です。つまり、クライアントに他のS/Wのインストール必要がなくなるため、システム管理者がクラ
イアントPC用のツールのバージョンを管理する必要や、クライアントやサーバー側のOSバージョンとの互換性を考慮する必要がなく
なります。また、BRMS、HASMなどライセンスプログラムを操作がGUIベースで利用できるようになったことも大きな強みとなります。
ƒ
System i Navigator の方が優位な点は、マネージメント・セントラルにより、複数のIBM i を管理できます。また、 IBM Systems
Director Navigator for i5/OSでは、Visual Explainなどのグラフやチャートを利用したデータベース機能が使用できないため、これら
の機能を使用する場合は、 System i Navigator を利用してください。
ƒ
また、両者の見た目は異なっていますが、機能的に同一なソースコードから構成されています。
ƒ
IBM i 6.1では、 IBM Systems Director Navigator for i5/OSだけでなく、System i Navigator も継続して提供されるため、上記のお
互いの優位点を理解し、適切に使い分けてください。
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IBM Power Systems
System i Navigator との比較 (プリンター出力)
PDF変換可能(iNaviでも可能)
ただしiNaviの1機能の「スプールファイルの
ドラッグ&ドロップでのテキストデータ化」は不可
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IBM Power Systems
Notes:
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System i Navigatorでは、スプールファイルを、クライアントPCのデスクトップ上に、ドラッグ&ドロップするとテキスト化できるという
機能がありました。便利な機能ですので、利用されたことがある方も多いでしょう。
同様の操作を、IBM Systems Director Navigator for i5/OSでも検証しましたが、残念ながら、この操作は実施できません。
IBM i 6.1 では、スプールファイルをPDF化する機能が標準で提供されていますが、このPDF化の機能は、 IBM Systems Director
Navigator for i5/OS でも、 System i Navigatorでもサポートされています。
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また、 System i Navigator では、システムを右クリックし、エミュレーターをそのまま起動させることができましたが、 IBM Systems
Director Navigator for i5/OSではできません。
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このような、小さな違いはまだまだあると予想されますが、大きな違いは前述の通りです。
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System i Navigator との比較 (カテゴリー比較)
カテゴリー
IBM Systems Director Navigator for i5/OS
System i Navigator
システム
基本操作
実行管理機能
構成およびサービス
ネットワーク
統合サーバーの管理
セキュリティー
ユーザーおよびグループ
データベース
ジャーナル管理
パフォーマンス
ファイル・システム
インターネット構成
クラスター・リソース・サービス
マネージメント・セントラル
ユーザー接続
基本操作
実行管理機能
構成およびサービス
ネットワーク
統合サーバーの管理
セキュリティー
ユーザーおよびグループ
データベース
ファイル・システム
バックアップ
アプリケーション開発
AFPマネージャー
ライセンス・プログラム
iHASM
BRMS
DiskWatcher
JobWatcher
IBM Confidential until Announce
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第3章
IBM Systems Director
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IBM Systems Director (旧 IBM Director)
ƒ IBM Systems Director (旧 IBM Director)の特徴
– サポートされるOSであれば、OSに依存せずに、IBM Director サーバーの機能を使用可能
– その結果、OSごとの固有なスキルがなくとも一定の操作が可能に
ƒ 利用可能な機能拡張
– Virtualization Manager
– IBM Active Energy Manager
– Electronic Service Agent
– その他 多数
ƒ IBM Director 5.20.2 (現在)
– Java アプリケーションのコンソール
ƒ IBM Systems Director (今後)
– コンソールがWebベースに
– ユーザービリティ、セットアップの容易性が向上
– IBM i 管理機能の追加 (IBM Systems Director Navigator for i5/OS 相当)
– IBM i 管理機能の拡張
IBM Confidential
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IBM Power Systems
Notes:
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IBM Systems Director (旧 IBM Director) の特徴は、サポートされるOSであれば、OSに依存せずに、IBM Director サーバーの機
能を使用できる点です。そして、その結果、OSごとの固有なスキルがなくとも、一定の操作が可能になり、管理者の負荷を軽減させ
ます。
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最近の機能拡張では、Virtualization Managerや、IBM Active Energy Manager、Electronic Service Agentなどが利用できるよう
になってきており、更に利便性が向上しています。
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従来の「IBM Director 5.20.2」 は、Java アプリケーションのコンソールです。今後、発表予定のIBM Systems Directorは、「IBM
Systems Director Navigator for i5/OS」と同様に、Webベースのコンソールとなり、ブラウザから使用できます。そのため、ユーザー
ビリティやセットアップの容易性が向上します。
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今後は、まず、IBM i 管理機能(IBM Systems Director Navigator for i5/OS 相当) が追加され、その後、IBM i 管理機能が拡張さ
れていく予定です。
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