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X Windowの利用について - AFFRIT Portal
X Window の利用について 科学技術計算システムを利用するには? 2014 年 1 月 22 日 目次 リモートデスクトップ(Real VNC)の利用について 2 5.1 リモートデスクトップ(Real VNC)の概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 5.2 VNC クライアントの利用方法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 5.3 アプリケーションの選択と起動 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 5 本パンフレントに関するお問い合わせ 発行 農林水産研究情報総合センター 農林水産省 農林水産技術会議事務局 筑波事務所 情報システム課 TEL. 029-838-7345 FAX. 029-838-7340 問い合わせ総合窓口 E-Mail request@affrc.go.jp 農林水産研究情報総合センター URL URL http://itcweb.cc.affrc.go.jp/ 科学技術計算システム URL URL http://itcweb.cc.affrc.go.jp/affrit/scs/ c ⃝2014 Agriculture,Forestry and Fisheries Research Council 1 5 リモートデスクトップ(Real VNC)の利用について 5.1 リモートデスクトップ(Real VNC)の概要 科学技術計算システムのアプリケーションを利用するには、X Server ソフトが必要ですが、遠隔地からの 利用や UNIX(Linux) の操作に不慣れな利用者にシステムを利用していただくために、VNC クライアント (VNC Viewer)をインストールすることで、フロントエンドサーバの機能を GUI(Graphical User Interface) で操作することが出来るリモートデスクトップ (Real VNC) を導入しています。 リモートデスクトップは、アプリケーションの画面を、PC に転送して操作を可能にするソフトウェアです。 これにより、X Server ソフトが無くても、SAS などのアプリケーションを利用することができます。また、 遠隔地から X Window を使ったアプリケーションを利用する場合、利用者のパソコンに X サーバソフトを 導入して操作するよりも、多くの場合、高速に動作します。 大規模な計算を実行する等、スーパーコンピュータの利用は、主に端末からコマンドで操作する CUI (Character User Interface)での利用が多いため、SSH 等のターミナルソフトで直接ログインした方が、使 い勝手が良いでしょう。 5.1.1 リモートデスクトップで出来ること • SAS などの GUI を使ったアプリケーションの利用 – アプリケーション起動用のアイコンを用意しています。 • GUI(GNOME Nautilus File Browser)によるファイル操作、ディレクトリ(フォルダ)の作成など • テキストファイル(プログラムソースコードなど)の編集(gedit など) • 端末(gnome-terminal)による、コマンド操作 • バッチジョブの操作(Compute Manager)*1 • ファイル転送(VNC ファイル転送機能)*2 5.2 VNC クライアントの利用方法 5.2.1 VNC クライアント(VNC Viewer)のインストール VNC クライアント(VNC Viewer)をダウンロードします。 OS 種類(Windows 32bit 版, 64bit 版, Mac OS X, Linux 32bit 版, 64bit 版)によりダウンロードするファイルが異なります。 • realvnc.com からダウンロード可能です。 Windows 版は、インストーラ版 (VNC Viewer for Windows EXE) と、実行可能形式 (VNC Viewer for Windows ZIP) があります。 個人用 PC でのご利用であれ ば、実行可能形式 (ZIP 形式) をダウンロードして展開 (解凍) し、任意のフォルダ (デスクトップなど) に置いて、ご利用ください。 – http://www.realvnc.com/download/viewer/ *1 ジョブ管理システム PBS Pro の、Web ベースのジョブ投入及び管理ポータルです。PC のブラウザからは接続出来ません。端 末からのコマンド操作の方が、使い勝手は良いでしょう。 *2 RealVNC の機能として、ファイル転送機能が利用できます。WinSCP など SCP, SFTP ソフトを利用した方が、使い勝手は良 いでしょう。 2 • AFFRIT Portal (登録ユーザ向け) の「リモートデスクトップ利用案内」から、ダウンロード可能なリ ンクを用意しています。 Windows 版は、実行形式となっていますので、任意のフォルダに置いて、ご 利用ください。 – http://itcweb.cc.affrc.go.jp/affrit/inside/vnc 5.2.2 VNC Viewer の起動と接続 VNC Viewer を起動し、 「VNC Server」に、接続先(scion.cc.affrc.go.jp)を入力して、 「Connect」をクリッ クして接続します。初めて接続する際に、「・・・The VNC Server signature is xx-xx-xx-xx-xx-xx-xx-xx. Do you wish accept the new signature and continue connecting?」というメッセージ画面が表示されますの で、 「yes」を選択してください。 アカウント名 (科学技術計算システムのログイン名) とパスワードを入力してログインします。 図1 VNC Server への接続と認証 ログインすると、デスクトップ画面が表示されます。 図2 デスクトップ画面の表示 3 5.2.3 VNC Viewer の終了 VNC Viewer を終了するには、画面左下の「Computer」メニューを開いて、 「Logout」をクリックします。 確認画面が表示されますので、「Log Out」をクリックして終了します。 図3 VNC Server の終了 (ログアウト) 5.3 アプリケーションの選択と起動 各アプリケーションの起動は、デスクトップ画面の Application フォルダーを開いて、起動アイコンをダブ ルクリックします。 図4 アプリケーション起動アイコン 4 SAS の利用イメージ 図5 VNC による SAS の利用イメージ 端末(Terminal)の起動(コマンドラインの利用) コマンドによる操作を行う場合、端末(GNOME Terminal)を起動します。 トップ画面の背景の場所で、マウスの右ボタンをクリックすると、メニューが表示されますので、「Open Terminal」をクリックして端末を開きます。 図6 端末(Terminal)の起動(コマンドラインの利用) 5