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26年度 はだよう歳時記 (27年3月)
26年度 はだよう歳時記 (27年3月) 3月に入って随分と春らしくなってきまし た。今月はD部門(施設訪問教育部門弘済学園) の様子をお伝えします。弘済学園の前庭の周り に植えてある「河津さくら」が満開です。いち 早く春の訪れを感じさせられます。 (写真:満開の河津さくら) 個別学習室前の廊下です。アンパンマンたち が出迎えてくれます。 (写真:個別学習室まえの廊下) 教室前の廊下には、児童・生徒の作品が飾っ てありました。芸術的な作品で感動しました。 (写真:児童・生徒作品) 今日は、弘済学園の主催行事「クラス発表会」 がありました。楽しいステージ発表のプログラム がいっぱいですね。 (写真:クラス会プログラム) たくさんの保護者の方に楽しく参観して頂き ました。 (写真:クラス発表風景) ステージ発表のひとコマです。すてきな演技と 可愛らしい衣装、そして、きれいな背景で拍手喝 采です。 (写真:クラス発表風景) 日が変わって3月14日(土)です。今日は、 D 部門の卒業式です。 (写真:体育館前の「卒業式」の立看板) 体育館の玄関に飾られた共同美術作品の装飾 です。 「おめでとう!」の気持ちを込めて制作し ました。 (写真:共同美術作品の装飾) 卒業生が作った卒業制作の「七宝キーホルダ ー」も飾ってありました。卒業生の心のように輝 いた素敵な作品です。 (写真:卒業制作作品) 校長先生から卒業証書が一人ひとりに手渡さ れました。受け取る姿もとても立派で大きな成長 を感じました。今年は中学部の生徒7名が卒業し ました。 (写真:卒業式風景) 校長先生のお話の中で、突然「○○マウス」が 現われ、卒業生一人ひとりのエピソードと励まし のことばがありました。和やかなムードの卒業式 でした。 (写真:卒業式風景) 弘済学園は「弘法山」の裾野に建ち、みどり豊 かな環境です。四季折々の自然の姿が楽しめ、色 いろなことを学び、育ち、大きく羽ばたける学園 です。今後も学園の療育と学校の教育の両面から 一人ひとりの成長を支えて行きたいと心を新た にしました。 (写真:弘済学園周りの風景) 河津桜の枝の間を飛び交っている「メジロ」 です。どこにいるか分かりますか? この一年間秦野養護学校の様々な様子をお届 けしました。楽しんでいただけたでしょうか? 来年度もよろしくお願いします。 (写真:河津さくらとメジロ) (撮影日:3月7日と14日、文責:副校長) 【教頭先生の短歌・俳句・川柳コーナー】 今年度も最後になりました。年度の変わり目が春であることは美しい四季を生きる日本人にとってと ても象徴的なものだとこの時節になるたびに実感します。 東海大学前から弘法山の尾根をめざしてちょっと急な坂道を上っていくと・・・山裾を領する弘済学園 の大きな建物がにわかに現れてきます。その下で、桜が雨に濡れて静かに華やいでいます。 春風に ゆれる梢の 芽はのびて 優しき子らの 瞳うるおう 子どもたちの眼を見ていると何かとても大きな静寂を感じます。その静寂に触れていると春の梢が空 に伸びて人の心をはるか遠くへ運んでいってくれるような大きな気持ちになります。