Comments
Description
Transcript
地域に新たな輝きを
02 地域に新たな輝きを 業平橋・押上地区開発プロジェクト 現在 、東武タワースカイツリー㈱と共同して業平橋・押上 地区において、 「東京スカイツリー」を核とした新しい街づく り「 Rising East project 」を進めています。地域のランドマー クとなる東京スカイツリーおよび足元に広がる複合商業施設 が建設されることで地域社会ならびに東武沿線が大きく活性 化されるものと期待されています。 全体スケジュール 2011 年 12月 竣工(予定) 2012 年 春 開業(予定) 開発コンセプト 本開発プロジェクトでは 、以下のコンセプトで下町文化の 歴史を受け継ぎつつ 、東京スカイツリーを中心とした新しい 都市文化創造発信拠点の形成をめざすことといたしました。 「アトリエコミュニティ」 日本 、下町のものづくりの DNA を承 継し、人々の交流が、新たな都市文 化を創造するコミュニティ 「やさしいコミュニティ」 人に、地球にやさしく、災害に強く、 安全で安心して暮らせる、潤いと活気 に満ちたコミュニティ 「開かれたコミュニティ」 先端技術、メディアが集積し、新しい 日本 、新しい東京を、世界へと発信 するタワーを核としたコミュニティ 街区開発プロジェクト 東京スカイツリーの足元には 、業平橋駅と押上駅をつなぐ 東西長さ約 400m 、広さ約 3.7ha におよぶ「タワーのある街」 が生まれます。商業、 エンターテインメント、 文化、 オフィス施設、 そして、防災機能などを備えることで 、周辺エリアと連携した 賑わいのある街づくりや 、地域冷暖房・緑化・雨水利用等環 境にもやさしい街づくりに努めます。 011 2009 TOBU Corporate Social Responsibility Report 東京スカイツリー 東京スカイツリーは 、2008 年 7 月に着工して以来 、順調に進捗し、2009 年 2 月には 、東京 スカイツリーのカラーデザインをオリジナルカラーである「スカイツリーホワイト」に決定。 4 月より地上鉄骨工事を進め 、11 月 10 日には 、高さ 200m まで姿を現しました。なお 、 自立式電波塔として世界一をめざし検討を重ねた結果 、 最高高さを 634m に決定しました。 [ ロゴマーク] 新しいタワーから生まれていくさまざまな「モノ」や「コト」、 そこに集う人々のワクワクした気持ちをカラフルなドットで表 現。いずれも日本の伝統色を用いており、タワーの立つ下町 ならではの歴史 、文化的な意味が込められています。 タワーのシルエットと組み合わされることで 、空へと伸びる 「木」に 、葉が繁り、花が咲き、豊かに果実が実る様子がデザ インされています。 本プロジェクトでは 、環境経営への取り組みとして、高効率 、地中熱利用など最先端の地 域冷暖房システム(㈱東武エネルギーマネジメント)を導入し、エネルギーマネジメントを行 います。また、大規模貯留槽を活用した雨水利用や自然換気、太陽光発電などにも取り組み、 社会への取り組み 国土交通省「住宅・建 築 物 省 C O 2 推 進モデル事 業」の採 択 「水と緑と省 CO2 の情報発信ステーション」として、省 CO2 の取り組みを来訪者や社会に広 くアピールする予定です。 これらの省CO2 の取り組みを受けて、本プロジェクトは、2008年11月に国土交通省「住宅・ 建築物省 CO2 推進モデル事業」の採択を受けています。 012 02 地域に新たな輝きを 沿線へ外国人観 光 客を誘 致 地元と一体となり外国人観光客をお迎えしています !! 当社は国土交通省が推進しているビジット・ジャパン・キャンペーンに積極的に参加 しています。キャンペーンの中核事業の一つである「 Yokoso! Japan Weeks 」 (1 月下 旬〜 2 月下旬)に 2005 年から毎年参加しています。2009 年 1 月 20 日〜 2 月 28 日に実 施した「 Yokoso! Japan Weeks2009」期間中には 、外国人のお客様が日光・鬼怒川温 泉方面へ旅行するのに便利な外国人旅行者向け割引乗車券と特急券をセットでご購 入されたお客様に 、 「東武鉄道オリジナル・クリアファイル」をプレゼントしました。ま た 、1 月 24 日・25 日には 、東武日光駅・鬼怒川温泉駅に外国人のお客様をご案内す る臨時案内所を開設して通訳を配置し、旅のお手伝いをしました。 浅草駅の外国人旅行センター なお 、鬼怒川温泉地区の各旅館・ホテル・テーマパークなども「 Yokoso! Japan Weeks2009」に参画し 、鬼怒川温泉駅構内の外国人用インフォメーションセンター 「ようこそジャパンデスク」の設置をはじめ 、地域運行のバス無料券の配布 、その他 ホテル・旅館・レジャー施設でさまざまなサービスを提供し 、地域が一体となって 外国人観光客の皆様をお迎えしました。 2009 年 10 月にはビジット・ジャパン・キャンペーン地方連携事業に協力し、台湾の 旅行会社やマスコミ関係者の日光・鬼怒川エリア視察旅行のお手伝いをするなど、国・ 地域とともに『2010 年・訪日旅行者 1,000 万人達成』をめざして活動しています。 ビジット・ジャパン・キャンペーン 2010 年に訪日外国人旅行者数を 1,000 万人と するとの目標に向け 、日本の観光魅力を海外 に発信するとともに日本への魅力的な旅行商 品の造成等を行うキャンペーン。 (出典「ビジット・ジャパン・キャンペーン / 実施 本部事務局ホームページ」) 川越誘客イベントなどを開 催 趣ある “小江戸川越”へ出かけてみませんか !! 川越は 、池袋から急行で約 30 分という立地であり、“小江戸”と呼ばれ 、今でも江戸 城下町の風情を色濃く残す蔵造りの町並みや 、大正浪漫夢通りにある古き良きレトロ モダンな洋風建築物など、懐かしさとノスタルジー漂う魅力にあふれる観光地です。 2009 年には 、NHK 朝の連続テレビ小説「つばさ」の舞台になるなど、ますます注目を 集めています。 また 、東武東上線は 、2008 年 6 月 14 日の東京メトロ副都心線の開業に伴い相互直 通運転を開始し、新宿・渋谷 、東急線沿線がより身近になったことから、渋谷をはじめ とした都心部や東急線沿線などで 、川越市と協力して誘客キャンペーンを実施し 、 東上線の観光スポットである「川越」の魅力をご紹介しました。 さらに 、毎年 、JR 東日本や西武鉄道と合同で「小江戸川越七福神めぐりハイキング」 を実施しているほか 、2008 年 10 月には東急電鉄と合同で 、ウォーキングイベントを実 施しました。江戸の風情が漂う川越の町並みをぐるりと一周するコースで 、五百羅漢 で有名な「喜多院」や 、昔懐かしい駄菓子屋が連なる「菓子屋横丁」、蔵造りの町並み の一角にある「時の鐘」などの人気の観光スポットを散策していただきました。 013 川越蔵造りの町並み風景 2009 TOBU Corporate Social Responsibility Report 「鬼怒川・川治温 泉ブランド戦 略 委員会」共 同 企 画 夏休みお子様向けのお仕事体験を実施 当社と、グループ会社である東武トラベル㈱および東武ワールドスクウェア㈱は 、 夏休みを利用して 、お子様の体験プログラムを鬼怒川地区で開催しました。 7月29日〜31日と8月19日〜21日までの計6日間では、鬼怒川温泉駅にて「駅員体験」 を 、8 月 18 日〜 24 日までの期間では東武ワールドスクウェアで園内の展示物に備え付 けられた「人形の制作・設置作業体験」をそれぞれ実施しました。 これは 、 「鬼怒川・川治温泉ブランド戦略委員会」の企画に基づいて 、6 月より発売 したファミリー向け体験型商品「鬼怒川・川治 キッズ体験天国」の体験プログラムの 1 日駅員体験 中で実施したものです。 「鬼怒川・川治温泉ブランド戦略委員会」とは 、同地区における宿泊客の増加を 目的に 、宿泊施設が独自で行っていた商品企画を温泉郷全体で実施し 、ブランド 力を高めて誘客に結びつけようと立ち上げられた組織で 、地域の活性化を図るため 様向け企画として 、 「お外での自然体験 ! お宿での仕事体験 ! 」を企画しました。 当社では 、東武トラベル㈱の旅行プランで同地区内のホテルにご宿泊いただいた お客様の中から、先着で 1 日 3 名のお子様に鬼怒川温泉駅で制服を着用し 、特急ス ワールドスクウェア人形 ペーシアのホーム案内業務や改札業務などの駅員体験イベントを実施し 、東武ワー 社会への取り組み に 、地元ホテル・旅館・観光施設・観光協会と各旅行会社が協力し 、夏休みのお子 ルドスクウェアでは 、キッズ体験天国の旅行商品を購入してご入園した小学生の中か ら、先着で 1 日 8 名様にメンテナンス工房にて人形制作の作業や園内での設置作業 の体験イベントを実施して 、楽しんでいただきました。 お子様に夏休みの旅の思い出として 、普段では体験することのできない仕事を経 験し、夏休みの自由研究などに活用していただきました。 「にっこにこな私」キャンペーンを実 施 色艶やかな“日光・鬼怒川”の風景に 、思わずにっこり !! 当社と東急電鉄は 、秋の行楽シーズンに東武沿線の代表的観光地である “日光・ 鬼怒川エリア”へ東急沿線からの誘客を図るため、2008年10月1日から11月30日まで、 『秋の日光・鬼怒川で「にっこにこな私」キャンペーン』を実施しました。 色鮮やかな紅葉の季節を迎える “日光・鬼怒川エリア”に 、東京メトロを介して東武 線と2 つのルートで結ばれている東急線沿線にお住まいの方にも、渋滞がなく便利で 環境にもやさしい電車でお出かけいただこうと企画しました。 抽選で東武ホテルのペア宿泊券が当たるクロスワードパズルやケータイフォトコン 駅長たちによる「にっこにこな私」キャンペーン テストによるプレゼントのほか 、日光・鬼怒川の秋を思う存分楽しんでもらうために キャンペーンオリジナルツアーも開催しました。 また 、キャンペーンにあわせて、東急線の 2 駅(田園都市線たまプラーザ駅 、東横 線・目黒線武蔵小杉駅)で改札前のスペースを利用し、観光パンフレットの配布や東 武ワールドスクウェアの入園券などが当たる抽選会を行いました。 014