Comments
Description
Transcript
ゲーム会社によるキャリア教育支援プログラム〔株式会社ソニー
地域教育推進ネットワーク 東京都協議会メニュー > 教育支援の事業紹介 ゲーム会社によるキャリア教育支援プログラム 支援団体:株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント・NPO 法人企業教育研究会 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下「SCE」 )は、 「キャリア教育支援プログラム」を小中学校や 高等学校で実施し 6 年目を迎え、現在は年約 30 回を実施しています。NPO 法人企業教育研究会と開発したこの出前授業に は、キャリア教育・理科・数学(算数) ・社会科・メディアリテラシーなどに対応した 8 種類のプログラムがあり、学校か らの応募を受けて、SCE の担当と、将来教員を目指す学生とのペアで出かけ、授業を進行します。 港区立三田中学校において「ゲーム会社で働く人たち」 「ゲーム制作と数学の意外な関係」 、練馬区立開進第四小学校にお いて「ゲームとの付き合い方を考えよう!」が実施された様子をお伝えします。 実施日時:平成 23 年10月7日(金) 学年:2年生(3クラス)教科:総合・数学 実施場所:港区立三田中学校 時程:1から4時間目(クラス別 2 時間実施) ■3時間目:ゲーム会社で働く人たち 身近なゲーム会社、そのゲーム会社で実際に働く大人たちを通して、生徒が「働くこと」 や「自分にとっての将来の職業」について考える、キャリア教育の導入といえるプログ ラムです。 ひとつのゲーム制作に関わる人数 を当てるなど、クイズを交えて進行 します。 ひとつのゲームには、企画・開発か ら販売に至るまで、社内の多様な職 種の方々が関わっていることにつ いて学びます。 最後に、ゲーム会社で働く方々か ら「ひとつだけではなく、いろい ろなチャレンジや好奇心が大 切!」とのメッセージをもらいま した。 ■4時間目:ゲーム制作と数学の意外な関係 ゲームのキャラクターが、数学の授業で学んだばかりの関数を活用することで動きを変える教材を使用します。 プログラマーのビデオメッセージを交えながら、ゲームのプログラムと関数との関係を明らかにしていきます。 学校での勉強が、実社会で活用されていることに気づくプログラムです。 前半は、あるゲームのキャラクターの動きから、数学で 学んだ一次関数との関連性を発見していきます。 プログラマーからのビデオで、数学とプログラミングと の関係についてのコメントが流れます。 ゲームをクリアするためにキャラクターの 動きに命令をだすため、プログラムに入れる べき数式を、実際に試しました。 地域教育推進ネットワーク東京都協議会 実施日時:平成 23 年10月11日(火) 学年:5年生(3クラス) 教科:家庭 実施場所:練馬区立開進第四小学校 時程:4・5・6時間目(クラス別各1時間実施) ■4時間目:ゲームとの付き合い方を考えよう! ある少年のゲームとの付き合い方のビデオを教材にして、問題点と、その解決策を考えあい ます。「ゲーム会社がどのように考えてゲームを作っているか」、「ゲーム会社が考える『ゲ ームとの付き合い方』」についてゲーム会社の社員の方のコメントを交えながらの、説得力 を持った授業の展開となります。 健康な生活習慣やメディアリテラシーの観点も視野に入れて、今回は、「保健」の授業の位 置づけで実施されました。 「どのくらいゲームをやりますか?」との問いかけに、手が あがります。 ゲームにはまってしまった、ある少年 のビデオを見ます。 ビデオの登場した少年の行動の中でどのような所が悪かっ たのかについて考えます。 最後に、ゲームとの付き合い方 を、ゲーム会社の社員である広瀬 さんが、まとめとしてお話されま した。 「前もって『ルール』があればよかった!」 班毎に、なにを具体的なルールにしたらよいかを、話し合い、 発表しました。 「夢中になるゲームを作ってい る。でもゲームばかりして欲しい とは思っていない。むしろ、バラ ンスよくいろいろなことにチャ レンジしてほしいと、願っていま す」 支援団体・支援プログラム情報 NPO 法人企業教育研究会 http://ace-npo.org/index.html 「キャリア教育支援プログラム」今年度の募集は終了しています http://ace-npo.org/info/scej/index.html 地域教育推進ネットワーク東京都協議会