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その他 環境事業推進本部・電子機器事業本部・他
事業概況 その他 環境事業推進本部・電子機器事業本部・他 —– 環境関連機器・ソリューションやパソコン周辺機器・産業用組込みボードを提供 —– 2009 年度から、その他事業の中の事業開発本部は、「環境事業 推進本部」と「電子機器事業本部」に再編され、新たなスター 売上構成比 2% トを切りました。 ECB(家電・通信用電子部品事業)に移管しました。 2008 年度の業績回顧 環境事業推進本部は、既存のエネルギーマネジメント 省エネ需要に対応するも減収 2008 年度のその他事業の売上高は 145 億円(前期比 7.0% 減)、営業利益は収支均衡にとどまりました。 既存事業であるコンピュータ周辺機器事業では、設備 事業に加え、産業および社会領域における環境ソリュー ション事業による成長を見込んでいます。当社グループ は 2008 年度まで、グループ事業単位でエネルギーの見 投資の冷え込みを受け、無停電電源装置、ブロードバン える化に取り組み、省エネに貢献してきました。しかし、 ドルータなどの売上が低調に推移しました。探索育成事 新たに設置した環境事業推進本部は、グループを横断し 業として注力している RFID* 機器の売上も競争激化の影 て環境事業を収益基盤に育成していく使命も担い、同推 響により減少しました。しかし、エネルギー削減意識の 進本部を含むオムロングループ全体の環境事業で、2013 高まりを背景にエネルギーモニタリングシステムの売上 年度に売上高 500 億円を目指しています。 一方、電子機器事業本部は、コンピュータ周辺機器事 は拡大しました。 * RFID : Radio Frequency Identification 業とともに、高い信頼性と長期安定供給の求められる産 業用途に最適化された設計で、小型化を必要とする組込 2009 年度の見通しと事業戦略 みコンピュータ市場に注力していきます。 環境事業推進本部と電子機器事業本部に再編 組込み用小型 CPU ボード 2009 年度のその他事業の合計売上高は 175 億円(当 「クレジットカード」サイズの形状 、営業損失 10 億円を予想しています。 期比 20.4% 増) に、高性能かつ低消費電力のプロ 2009 年度から、これまで事業開発本部において推進 セッサを搭載した組込み用 CPU してきたエネルギーマネジメント事業とコンピュータ周 ボード。高い信頼性と長期安定供 辺機器事業を独立した事業本部とし、それぞれ「環境事 された設計で、小型化を必要とす 業推進本部」と「電子機器事業本部」を設置しました。 る産業用電子機器の商品化ニーズ 給の求められる産業用途に最適化 に対応しています。 また、RFID 事業を IAB(工場自動化用制御機器事業)と その他の実績と計画 年度 (億円) 2005 2006 2007 2008 2009 Check! 外部環境分析 (計画) 売上高 * 国内 海外 営業利益 * 営業利益率 * 研究開発費 * 減価償却費 * 設備投資 * 152 150 2 3 2.2% 102 10 70 150 149 1 4 2.9% 97 13 36 156 154 3 1 0.6% 86 17 14 145 143 2 0 0.3% 75 32 14 175 165 10 (10) — * 2009 年度(計画)より FASB 基準書 131 号「企業セグメント及び関連情報に関する開示」を適用しています。 * 計画の為替レートは、1 米ドル 95 円、1 ユーロ 125 円としています。 * 記載の売上高とは、セグメント間の取引を除く「外部顧客に対する売上高」を示しています。一方、営業利益については セグメント間の取引および配賦不能な本社経費等を控除する前の「内部利益を含んだ営業利益」を示しています。 * 研究開発費、減価償却費、設備投資の「計画値」は公表しておりません。 42 日本のCO2 排出量の推移 (百万トン) 1,325 1,295 1,265 1,235 1,205 1,175 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 年 出所: 国立環境研究所の データをもとに作成 日本の CO2 排出量は、総量でも 1 人当たり排出量でも増加傾向に あります。